JP4083991B2 - ヒューズユニットとその製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばバッテリに接続され、複数の可溶部を経て電源を各電線等に供給するヒューズユニットとその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図17は従来のヒューズユニットの一形態を示すものである。
ヒューズユニット91は自動車のバッテリ89と電源供給用の電線75,76とを接続するものであり、可溶部79を含む導電金属製の板状のヒューズエレメント85と、ヒューズエレメント85をインサート成形した絶縁性の樹脂ボディ84とで略L字状に構成されている。
【0003】
可溶部79はヒューズエレメント85の中間部に設けられ、樹脂ボディ84の空室78部内に位置し、錫や鉛等の合金製の金属チップ77を備えている。ヒューズユニット91は中間部から直角に屈曲された状態に形成されている。可溶部79は水平方向に位置している。
【0004】
ヒューズエレメント85の水平方向の一端部が第一の電線付き端子90と共にバッテリ端子81のスタッドボルト81aにナット87で上下方向に締付接続され、ヒューズエレメント85の垂直方向の他端部にスタッドボルト86とナット88で第二の電線付き端子82が前後(ないし左右)方向に締付接続されている。バッテリ端子81はその環状部81bをバッテリポスト89aにボルト75とナット74で締付接続されている。
【0005】
上記ヒューズユニット91の製造方法は、先ずヒューズエレメント85を導電金属板(図示せず)から打ち抜くと共に中間部から90°に屈曲させ、樹脂成形金型(図示せず)にヒューズエレメント85をセットし、樹脂成形金型内に溶融樹脂材を注入して、ヒューズエレメント85の表裏両面に樹脂ボディ84を略L字状に屈曲した状態に一体成形する。この際、端子82,90と接続する部分や可溶部周りの樹脂ボディ84を切欠形成し、ヒューズエレメント85の導体表面を露出させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のヒューズユニット91とその製造方法にあっては、樹脂ボディ84を略L字状に屈曲成形する関係で、樹脂成形金型の型抜き構造が複雑化し、コスト高になるという問題があった。また、ヒューズエレメント85の可溶部79の設定数が増加した場合に、ヒューズユニット91の全長L1 が長くなり、大きなスペースを必要とするという問題があった。特に、可溶部79の設定数が多い場合には、ヒューズユニット91の肥大化を防止するべく、90°方向に屈曲した形状のヒューズユニットの水平側と垂直側との両方に可溶部79を配設することとなり、ヒューズユニットの構造と樹脂成形金型の型抜き構造が一層複雑化し、成形が困難となり、一層コスト高になるという問題があった。また、屈曲した形状に樹脂成形する場合には、型抜き方向が直交する関係で、各可溶部の位置が制限されてしまうという問題があった。また、ヒューズエレメントに端子を接続するスペースが限られているために、車両の回路形態の複雑化に対応することができないという問題があった。また、オルタネータからの電流を分岐することができないため、回路構成の集約化、電気接続箱の仕様の簡略化の妨げになっていた。
【0007】
本発明は、上記した点に鑑み、屈曲した形状に形成するヒューズユニットとその製造方法であって、ヒューズエレメントの可溶部の数が増加しても、樹脂成形金型の構造を簡素化でき、コストを低減でき、肥大化や取付側スペースの増大を防止でき、屈曲した形状を容易に得ることができ、しかも可溶部の配置の自由度を高めることができ、回路形態の多様化に対応することができ、オルタネータから電流を分岐することのできるヒューズユニットとその製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、バッテリのスタッドポストにバッテリ端子を介して接続される電源接続部を有するバッテリ上面に水平に位置される後側板部と、該後側板部に屈曲可能なヒンジ部を介して連なる前側板部とを有し、前記後側板部と前記前側板部の各々が可溶部を含む導電性のヒューズエレメントと、前記ヒューズエレメントの前記後側板部及び前記前側板部に前記ヒンジ部を境に分割して設けられた後側樹脂ボディ及び前側樹脂ボディとを備え、前記後側樹脂ボディ及び前記前側樹脂ボディが、前記ヒンジ部を直角に屈曲させた状態で互いに当接するとともに互いに係止して該状態を保持する手段を有することを特徴とするヒューズユニットを採用する(請求項1)。
前記手段が、ヒンジ部を直角に屈曲させた状態で互いに当接する当接面を有することも有効である(請求項2)。また、前記手段が、ヒンジ部を直角に屈曲させた状態で互いに係止する係止手段を有することも有効である(請求項3)。
また、前記ヒューズエレメントに前記可溶部を介して端子が設けられ、該端子を収容するコネクタハウジングが前記樹脂ボディに一体に設けられたことも有効である(請求項4)。前記コネクタハウジングが、前記前側樹脂ボディに設けられたことも有効である(請求項5)。
また、前記前側板部に複数の前記可溶部を介して複数の前記端子が並列に設けらたことも有効である(請求項6)。前記後側板部に端子接続部が設けられたことも有効である(請求項7)。
前記後側板部が、前記ヒンジ部に続く第二の板部と、該第二の板部に可溶部を介して続く第三の板部とで構成され、該第二の板部に、前記端子接続部が設けられ、該第三の板部に前記電源接続部が設けられ、前記端子接続部に第一の端子が接続されたことも有効である(請求項8)。
また、前記後側板部が前記前側板部よりも幅狭に形成され、前記後側板部側の側部空間に前記電源接続部に接続された第二の端子が位置されることも有効である(請求項9)。
また、前記後側板部が前記前側板部よりも幅狭に形成され、前記後側板部側の側部空間に前記第三の板部が突出延長され、この突出延長部に接続された第二の端子が位置されることも有効である(請求項10)。
また、前記後側板部及び前記前側板部が前記ヒンジ部と直交方向のスリット部で分割されて可溶部を介して接続され、前記電源接続部を有する一方の分割部に前記第一の端子、他方の分割部に前記第二の端子が接続され、各分割部毎に前記コネクタハウジング内の前記端子が分割して接続されたことも有効である(請求項11)。
また、前記第一の端子はオルタネータ接続用の端子であり、前記第二の端子はスタータモータ接続用の端子であり、前記第一の端子から分岐された電流が、可溶部と前記端子とを経て電気接続箱へ供給される前記第一の端子はオルタネータ接続用の端子であり、前記第二の端子はスタータモータ接続用の端子であり、前記第一の端子から分岐された電流が、可溶部と前記端子とを経て電気接続箱へ供給されることも有効である(請求項12)。
前記第一及び第二の端子が屈曲されて前記屈曲した側の樹脂ボディとバッテリとの間のスペースに収容されることも有効である(請求項13)。前記他方の分割部に第三の端子が接続されることも有効である(請求項14)。
また、バッテリのスタッドポストにバッテリ端子を介して接続される電源接続部を有するバッテリ上面に水平に位置される後側板部と、該後側板部に屈曲可能なヒンジ部を介して連なる前側板部とを有し、前記後側板部と前記前側板部の各々が可溶部を含む導電性のヒューズエレメントを展開した状態で、該ヒンジ部を除いて該ヒューズエレメントに、絶縁性の樹脂材を樹脂成形金型により一体成形して後側樹脂ボディ及び前側樹脂ボディを形成し、前記後側樹脂ボディ及び前記前側樹脂ボディに、前記ヒンジ部を直角に屈曲させた状態で互いに当接するとともに互いに係止して該状態を保持する手段を有することを特徴とするヒューズユニットの製造方法を併せて採用する(請求項15)。
前記後側樹脂ボディ及び前側樹脂ボディに、後に透明カバーにて覆われ前記可溶部を収容する空室を二方向に型抜きして形成することも有効である(請求項16)。また、前記後側樹脂ボディに前記ヒューズエレメントの端子接触部を露出させ、前記前側樹脂ボディに前記可溶部に続く端子を収容するコネクタハウジングを一体形成することも有効である(請求項17)。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態の具体例を図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図2は、本発明に係るヒューズユニットの第一の実施形態を製造順に示すものである。
すなわち、図1は、複数の可溶部2を含む導電金属製のヒューズエレメント1を一枚の導電金属板から打ち抜き形成した状態を示し、ヒューズエレメント1はその中間部に可撓性のヒンジ部(可撓部)3を一体に有し、ヒンジ部3から板厚方向に屈曲自在となっている。ヒンジ部3はヒューズエレメント1と同一の板厚であれば十分に撓み可能である。
【0010】
図2は、ヒューズエンレメント1を一次元方向に平板状に伸ばしたままの状態で、ヒューズエンレメント1の表裏に絶縁性の合成樹脂材である樹脂ボディ4,5を一体成形して成るヒューズユニット6の完成状態を示すものである。ヒューズエレメント1のヒンジ部3は樹脂成形金型(図示せず)の樹脂材を注入しない部分に配置することにより、樹脂ボディ4,5の外部に完全に露出している。ヒンジ部3はヒューズエンレメント1と一体で導電性であることは言うまでもない。樹脂ボディ4,5はヒンジ部3の前後両側に分割して形成されている。
【0011】
図1(a) の如く、ヒューズエレメント1は前端側に複数(四つ)のタブ端子(端子)7を等ピッチで並列に且つ一体に有し、各タブ端子7は略クランク形状に屈曲した細幅部8に続き、各細幅部8の長手方向中間部に一層細幅の可溶部2が形成されている。各細幅部8はヒューズエレメント1の端部側の平板状の幅広部10に続き、幅広部10はタブ端子ほぼ三つ分のやや幅狭の略矩形状の板部11に続き、板部11の端部寄りにヒンジ部3が板部横断方向に真直に形成されている。ヒンジ部3を境に幅広部10を含む前側の板部を第一の板部12と定義する。
【0012】
図1(b) の如く、本実施形態においてはヒンジ部3は上側に略円弧状に湾曲し、ヒンジ部両側の板部11を下向きに回動する如くに屈曲可能である。図1(a) の如く、ヒンジ部3が、可溶部2とタブ端子7とを備えた側の幅広部10ではなく、やや幅狭な板部11に形成されたことで、ヒンジ部3の長さが短くて済み、屈曲性が良く、屈曲が容易で且つ屈曲に伴うヒンジ部3の疲れ破損等の心配がない。なお、ヒンジ部3は略円弧状に湾曲させず、平板状のままでも十分に屈曲可能である。
【0013】
図1(a) において、ヒンジ部3に続く後側の板部(第二の板部)13に端子接続用のボルト挿通孔18が設けられ、第二の板部13の後端側は幅狭な延長部15を有し、延長部15の後端に短い真直な細幅部16を介してもう一つのやや小さな略方形状の第三の板部14が連結され、細幅部16の中間部に前記同様の可溶部17が一つ形成されている。第三の板部14にはバッテリ接続用のボルト挿通孔19が前記ボルト挿通孔18と前後並列に設けられている。第三の板部14は側方に短く突出した幅狭な延長部20で細幅部16に続き、前記延長部15の内側のスペースにスリット状の隙間61を存して嵌まり込むように配置されている。
【0014】
図2(a) の如くヒューズエレメント6を樹脂ボディ4,5内にインサート成形した状態で、各タブ端子7は前側の第一の樹脂ボディ4と一体の雌型のコネクタハウジング21のコネクタ嵌合室22内に突出して位置している。タブ端子7とコネクタハウジング21とで雌型のコネクタ23が構成されている。
【0015】
タブ端子7に続くクランク状の細幅部8は可溶部2と共に樹脂ボディ4の空室(空間)24内に位置している。各空室24は透明な窓部25を有する矩形板状のカバー26で上下両側を一括して覆われ、カバー26は係止手段27で樹脂ボディ4に閉止されている。係止手段27としては例えば係止突起と係合孔等が用いられる。ヒンジ部3を境に前側の第一の樹脂ボディ4は幅広に形成され、後側の第二の樹脂ボディ5は幅狭に形成されている。前記各板部12〜14を覆う樹脂ボディ部分には複数の放熱フィン28が一体に設けられている。
【0016】
ヒンジ部3の前後両側に樹脂ボディ4,5が対向して位置し、両樹脂ボディ4,5の対向する端面29の間で、ヒンジ部3と共に、ヒンジ部3に続く前後の板部12,13が若干露出しており、それによりヒンジ部3の屈曲が可能となっている。図2(b) の如く平板状のヒューズエレメント1とそのヒンジ部3は前後の樹脂ボディ4,5の高さ方向中央に位置している。本明細書では説明の便宜上、ヒンジ部3をはさんでタブ端子7側を前側、バッテリ接続部側を後側と定めている。
【0017】
各樹脂ボディ4,5の対向する端面29はヒンジ部3の下側においてほぼ45°方向の傾斜面(当接面)30に続き、両傾斜面30はほぼ90°の開き角をなして対向している。両傾斜面30は後述する如く両樹脂ボディ4,5の90°屈曲時に接合してストッパの作用を行う。その際、両樹脂ボディ4,5を係止させるべく、両樹脂ボディ4,5の対向する端部側には後述する係止手段が設けられている。
【0018】
後側(第二)の樹脂ボディ5にはヒューズエレメント1の第二の板部13と第三の板部14とが埋め込まれ、両板部13,14のボルト挿通孔18,19とその近傍が樹脂ボディ5から露出されている。前側の第一のボルト挿通孔(接続部)18とその近傍は上面のみが露出され、後側の第二のボルト挿通孔(電源接続部)19とその近傍は上下両面が露出されている。上側の各露出面31,32は矩形と半円形を合わせた形状であり、下側の露出面33(図6)は矩形状である。いずれの露出面(端子接触部)31〜33も一端が樹脂ボディ5の端部まで続いており、樹脂ボディ5は端部から切欠されている。挿通孔19と露出面32とで電源接続部を構成し、露出面32とスタッドボルト43で端子接続部を構成する。
【0019】
第一のボルト挿通孔18にはスタッドボルト34が挿入されている。スタッドボルト34はインサート成形時にその頭部34aを同時に固定可能である。露出面31とスタッドボルト34とで端子接続部を構成する。第二の板部13と第三の板部14とを結ぶ可溶部17を含む細幅部16とその近傍は第二の樹脂ボディ5の空室(空間)35内に位置し、空室35は透明な窓部を有するカバー36で覆われている。カバー36は係止手段37で樹脂ボディ5に閉止されている。第一及び第二の樹脂ボディ側の各カバー26,36はヒンジを介して回動自在に設けることも可能であり、それによって組付が容易化し、組付作業性が向上する。
【0020】
図2の如く第一及び第二の樹脂ボディ4,5を同一平面上に展開した状態に樹脂成形することで、樹脂成形が容易に行われる。特に、樹脂成形金型(図示せず)を上下方向に抜くことで全て(五つ)の空室(空間)24,35を同時に簡単に形成することができる。
【0021】
すなわち、従来においては例えばL字状に屈曲したヒューズユニットを樹脂成形する場合、直交方向の各樹脂ボディのそれぞれに可溶部を収容する空室を形成するためには、直交するXY二方向に型抜きをする必要があり、成形金型構造が複雑化していたが、上記実施形態のように第一及び第二の樹脂ボディ4,5を同一平面上に展開した状態に樹脂成形し、その後でヒューズエレメント1のヒンジ部3から両樹脂ボディ4,5を屈曲させることで、成形金型の抜き方向がXX′方向(180°方向)となり、成形金型の構造が簡素化・低コスト化され、成形工程も少なくなり、成形が容易化・低コスト化される。
【0022】
空室24,35を形成するためには、例えば上側の成形金型側の突出部(図示せず)をヒューズエレメント1の細幅部8,16の表面に当接させ、下側の成形金型側の突出部(図示せず)を細幅部8,16の裏面に当接させた状態で溶融樹脂材を成形金型内に充填し、樹脂材の固化後に成形金型を開いて突出部を樹脂材から離脱させることで、空室24,35が形成される。この上下の突出部(図示せず)の抜き方向が180°方向であるから、突出部相互の干渉の心配がなく、各可溶部2,17の位置を所望の箇所に設定することができ、可溶部2,17の位置の自由度が向上し、それにより電線付きの端子(後述する)の接続方向を都合よく設定することができ、接続作業性が向上する。
【0023】
図3〜図6は、上記ヒューズユニット1をヒンジ部3から90°方向に屈曲させた後、車両のバッテリ40に組み付ける状態を示すものである。
図3,図4で、41はバッテリ端子、42はバッテリポスト、43はバッテリ端子41側のスタッドボルト、44はヒューズユニット6に被せられる防水・防塵・絶縁用のカバーをそれぞれ示す。
【0024】
図3の如く、スタッドボルト43にヒューズエレメント1の後側のボルト挿通孔19を係合させると共に、スタータモータ接続用の板状の端子(第二の端子又は第二の給電用端子)45の挿通孔を係合させて、ナット(図示せず)で共締めして端子45をバッテリ40に接続させる。端子45は水平面上で略L字状に屈曲されたもので、電線46を圧着した側の部分45aは第二の樹脂ボディ5の側部空間47を利用して配置され、ヒンジ部3から下向きに屈曲された第一の樹脂ボディ4の片側の上方を通って前方へ導出される。図2(a) の如く、第一の樹脂ボディ4側に多数(四つ)の可溶部2を並列に配置し、第二の樹脂ボディ5に少数(一つ)の可溶部17を配置して、第二の樹脂ボディ5の一側方に端子配置用の側部空間47を構成させたことで、接続構造全体がコンパクト化されている。
【0025】
ヒューズエレメント1に予め組み付けられた前側のスタッドボルト34にはオルタネータ接続用の板状の真直な端子(第一の端子)48が同様にナットで締付接続され、端子48の電線圧着部側はヒンジ部3と第一の樹脂ボディ4の端部の中央上側を通って前方に導出される。
【0026】
ヒューズユニット6の上側とバッテリ端子41全体を覆うカバー44は第二の樹脂ボディ5の側部にヒンジ部49で回動自在に支持されている。図4の如く第一の樹脂ボディ4をヒンジ部3から下方に直角に屈曲させることで、カバー44の覆うべき面積が削減され、カバー44の小型化が図られている。ヒンジ部3は90°に屈曲した状態で略環状にカールし、応力を全体に分散させることで、疲労破壊や経時的な破損が防止されている。第一の樹脂ボディ4はバッテリ40の近傍でバッテリ40(図4)の側壁面40aに沿って平行に位置している。第一の樹脂ボディ4が直角に屈曲したことで、バッテリ40からの突出量Lが減少し、取付側の省スペース化が図られている。
【0027】
両樹脂ボディ4,5はヒンジ部3の近傍で係止手段により係止されて、直角に屈曲した状態に保持されている。係止手段としては係止突起50と、係止突起50に係合する係合孔51ないしは係合孔を有する係合枠部(51)が使われている。図3,図4の如く第二の樹脂ボディ5の端部は両側が切欠されており、その切欠部52の外側に第一の樹脂ボディ4の端部の突出壁53が被さるように近接して平行に位置し、切欠部52の外面に係止突起50が形成され、突出壁53に係合孔51が設けられている。係止突起50は下向きの傾斜面と上向きの係止面とを有している。係止突起50が係合孔51に係合することで、両樹脂ボディ4,5がガタ付きなく不動に固定され、車両走行中の振動等による第一の樹脂ボディ4の触れやそれに伴うヒンジ部3の破損やコネクタ23からの相手側コネクタ(図示せず)の抜け出し等が防止される。
【0028】
図4で第一の樹脂ボディ4側の雌型のコネクタ23にはワイヤハーネス(図示せず)の雄型のコネクタが接続され、ワイヤハーネスの各電線に電源が供給される。ヒューズユニット6に、複数のタブ端子7を含むコネクタ23が一体に設けられたことで、前記第一及び第二の端子付きの電線46,54(図3)以外にも複数の電線すなわちワイヤハーネス(図示せず)に電源を供給可能となっている。コネクタ23に接続されたワイヤハーネスは図示しない電気接続箱(ジャンクションブロック)にコネクタ接続され、電気接続箱から各電装部品や補機等に電気が供給される。または、直接各電装部品に電気が供給される場合もある。バッテリ40からコネクタ23とワイヤハーネスを介して電気接続箱又は電装部品に直接的に給電することにより、従来の中間の電源接続構造が簡素化・省略化され、省スペース化と部品の削減等が可能となっている。
【0029】
また、ヒューズユニット6の組付状態で二つのスタッドボルト34,43が上向きに配置されているから、第一と第二の端子45,48の各ボルト挿通孔をスタッドボルト34,43に係合させる作業やナットで締め付ける作業が容易化している。コネクタ23は第一の樹脂ボディ4と一体で下向きに配置されているから、相手側コネクタとそれに続くワイヤハーネスが下向きに位置し、バッテリ40から前方に大きく突出することがないから、取付ルーム内の省スペース化が可能となっている。また、第一の樹脂ボディ4をコネクタ23と一体に下向きに屈曲させることで、図3の各電線46,54及び各端子45,48がコネクタと干渉することがなく、各スタッドボルト34,43への各端子45,48の接続作業及び各電線46,54の配索作業がスムーズに行われる。
【0030】
図5の如く、前記カバー44はヒンジ部49から上向きに開扉可能である。ヒンジ部49は第二の樹脂体5の側面に一体に設けられた略半環状の受け部55と、受け部55に回動自在に係合したカバー側の軸部56とで構成されている。カバー44を回動(開閉)自在としたことで、第一及び第二の端子45,48の締付接続作業や上側の可溶部17(図3)の視認が容易化している。
【0031】
図6の如く、雌型のコネクタ23はコネクタ嵌合室22内に四つのタブ端子7を有し、コネクタ嵌合室22は中間壁56で二分されて、剛性が高まると共に隣接のタブ端子7間の絶縁性が向上している。各タブ端子7は各可溶部2(図5)を介してヒューズエレメント1の第一の板部12に一体に続いている。34aは、ヒューズエレメント1の第二の板部13に接触したスタッドボルト34の頭部、19はヒューズエレメント1の第三の板部14のボルト挿通孔、17は第二と第三の各板部13,14を結ぶ可溶部である。第三の板部14の露出した裏面33にバッテリ端子41(図4)が接触する。
【0032】
図7は、バッテリ40に接続したヒューズユニット6の回路図を示すものである。
バッテリ40からヒューズエレメント1(図1)の第三の板部14と第二の端子45(図3)を経てスタータモータに電流が供給される。また、オルタネータからの充電電流が電線54(図3)から第一の端子48とヒューズエレメント1(図1)の第二の板部14と60〜80Aの四つのヒューズ(可溶部2)を経て電気接続箱(J/B)等に供給される。
【0033】
図8〜図9は、本発明に係るヒューズユニットの第二の実施形態を示すものである。なお、前記実施形態と同一の構成部分には同一の符号を用いて詳細な説明を省略し、類似の構成部分には同一の符号にダッシュ「′」を付けて説明する。
【0034】
このヒューズユニット6′は、前記ヒューズユニット6に較べて、導電金属製のヒューズエレメント1′の第三の板部14′を側方に延長して突出させ、この突出延長部58の裏面(下面)側と周部とに第二の樹脂ボディ5′を延長して被着させ、突出延長部(端子接触部)58の表面を樹脂ボディ5′から露出させて、この露出面にスタータ接続用の第二の端子45′を接触させるものである。
【0035】
第三の板部14′の突出延長部58は、バッテリ端子41側のスタッドボルト43と第二の板部13側のスタッドボルト34とを結ぶ直線に対して直交する方向に延長されている。突出延長部58の中央にボルト挿通孔59が設けられ、ボルト挿通孔59にスタッドボルト60が挿入され、樹脂ボディ5′の一体成形によってスタッドボルト60の頭部60aが固定されている。このスタッドボルト60とバッテリ端子側のスタッドボルト43を結ぶ直線は前記直線と直交しており、突出延長部58側のスタッドボルト60はバッテリ端子41側のスタッドボルト43と並列に位置している。突出延長部(端子接触部)58とスタッドボルト60とで端子接続部が構成される。また、ボルト挿通孔19′と端子接触部32′で電源接続部が構成され、スタッドボルト34と端子接触部31′とで端子接続部が構成される。
【0036】
スタータ接続用の第二の端子45′はオルタネータ接続用の第一の端子48と同様に真直な基板部(符号45′で代用)を有し、基板部の中央にボルト挿通孔(符号59で代用)を有している。第二の端子45′はバッテリ端子41とは反対側すなわち前側から第一の端子48と平行に位置した状態でヒューズエレメント1′に接続される。バッテリ端子側のスタッドボルト43ではなく、ヒューズエレメント1の第三の板部側のスタッドボルト60に第二の端子45′の挿通孔を係合させてナットで締付接続することで、バッテリにヒューズユニット6′を装着した後、第一の端子48と第二の端子45′をヒューズユニット6′に接続することができ、接続作業手順が自由化されている。作業手順が制限されないから、例えばヒューズユニット側の第一及び第二の端子45′,48を接続固定した後、ヒューズユニット6′をバッテリに接続することができる。第二の端子45′はバッテリ端子41と平行に且つ180°逆向きに位置してカバー44′内に収容される。
【0037】
回路図は第一の実施形態(図7)の場合と同様である。また、第二の端子45′の配置以外の構成は第一の実施形態とほぼ同様である。17は可溶部を示す。可溶部17は、バッテリに接続した第三の板部14′とヒンジ部3側の第二の板部13とを連結している。23はコネクタ、7はコネクタ23内のタブ端子である。タブ端子7は、第二の板部13からヒンジ部3を経た幅広の第一の板部12(図5)に可溶部2を介して続いている。これらの構造は第一の実施形態と同様である。
【0038】
なお、上記各実施形態においては第一と第二の樹脂ボディ4,5を直角に屈曲させたが、直角以外の屈曲角度に設定することも可能である。屈曲角度は両樹脂ボディ4,5の対向する端部の各接合面30(図2)の角度を変更することで所望の角度に設定可能である。また、ヒューズエレメント1の中間のヒンジ部3は必ずしも露出させたままでなく、絶縁性を考慮して両樹脂ボディ4,5と一体の可撓性の薄い樹脂皮膜で覆っておくことも可能である。また、ヒューズユニット6はバッテリ以外の部位においても使用可能である。また、コネクタ23を第一の樹脂ボディ4ではなくバッテリ接続側の第二の樹脂ボディ5に設けることも可能である。また、第一の樹脂ボディ4をヒンジ部3から下向きではなく上向きに屈曲させることも可能であり、コネクタ23は第一の樹脂ボディ4の屈曲状態で上向きに位置させることも可能である。その場合、電線46,54及び端子45,48はコネクタ23と干渉しない方向に導出させる。また、ヒューズエレメント1の第二の板部13と第三の板部14とが可溶部17を介さずに一体化した構造も可能で、第一の板部12及び/又は第二の板部13に端子を接続するためのボルト挿通孔を設けることも可能である。また、可撓性のヒンジ部3を二箇所ないしそれ以上の複数箇所に設けて、樹脂ボディを三つ以上に分割することも可能である。
【0039】
図10〜図14は、本発明に係るヒューズユニットの第三の実施形態を示すものである。なお、前記第一の実施形態と同一の構成部分には同一の符号を用いて詳細な説明を省略する。
【0040】
このヒューズユニット64は、ヒンジ部65を境に前側と後側の各板部66〜68を有するヒューズエレメント69(図10)をヒンジ部直交方向のスリット部70により左右に分割し、左側の分割部67の前端側にバッテリ端子71と第二の端子72(図11)とを接続し、左側の分割部67(図10)の前端側に可溶部73を介して右側の分割部68を並列に接続し、右側の分割部68の中間部に第二の端子92を接続し、両分割部67,68の後半側を各ヒンジ部65(図11)から下向きに屈曲させ、この屈曲側66において各分割部毎にコネクタ23用のタブ端子7(図12)を分離して設け、さらに左側の分割部67の中間部に第三の端子(図示せず)を接続可能とし、且つ第一及び第二の端子92,72(図11,図12)を下向きに屈曲させて、バッテリ40とコネクタ23との間の内側スペース93(図11)に収容可能としたものである。
【0041】
図10,図13の如く、ヒューズエレメント69の水平部分においてスリット部70はクランク状に形成され、ヒューズエレメント69の前端部において左右の分割部67,68が幅狭な横断方向の延長部94で繋がり、延長部94は可溶部73に続き、可溶部73に右側の分割部68が続いている。左右の分割部67,68はそれぞれ分離した状態で中間の各ヒンジ部65(図12)に続き、ヒンジ部65から下向き(垂直)に屈曲され、垂直な各分割部(各板部)66が各二つの可溶部2,2′(図12)を経てコネクタ23側のタブ端子7に続いている。左右各二つの可溶部2,2′を有するクランク状の各細幅部8,8′は対称に配置されている。
【0042】
左右二つのヒンジ部65と各可溶部2,2′と各端子接触部(露出面)95〜97を除いてヒューズエレメント69はスリット部70も含めて樹脂ボディ98,99で覆われている。後側(第一)の樹脂ボディ98はコネクタハウジング100(図13)を含み、前側(第二)の樹脂ボディ99は前側と左右両側とにヒューズエレメント69の端子接触部95〜97を露出させている。各可溶部2,2′,73は空室24,35内に収容され、小さなカバー26,101で覆われている。
【0043】
図10,図11の如くバッテリ端子71のスタッドボルト43が第二の端子72の電気接触部72aの挿通孔102とヒューズエレメント69の前側の端子接触部96の挿通孔103とに挿入されて、ヒューズエレメント69と第二の端子72とがバッテリ端子71に共締めにより接続される。第二の端子72は端子接触部96の下面(露出面)96′(図13)に接触し、第二の端子72の下面にバッテリ端子71が接触する。スタッドボルト43と端子接触部96で端子接続部が構成され、挿通孔103と端子接触部96の下面96′とで電源接続部が構成される。
【0044】
前側の端子接触部96の横(右側)に可溶部73が並列に位置している。第二の端子72(図11)の電気接触部72aは下向きに二段階に屈曲されて電線圧着部72bに続き、電線圧着部72bと電線46とはバッテリ40の側壁40aに沿って下向きに配置され、側壁40aと平行な第一の樹脂ボディ98との間に位置している。バッテリ端子71はバッテリポスト(+電極)42に接続されている。
【0045】
右側の端子接触部(露出面)95の挿通孔105にはスタッドボルト106(図10〜図12)が挿入され、スタッドボルト106の頭部は第二の樹脂ボディ99に固定されている。端子接触部95の上面が露出され、スタッドボルト106に第一の端子92の挿通孔(105で代用)が係合し、ナット締めにより端子接触部95の上面に第一の端子92の下面が接触する。端子接触部95とスタッドボルト106とで端子接続部が構成される。第一の端子92(図12)は略L字状に屈曲され、電線圧着部92bと電線54とが幅広な第一の樹脂ボディ98の裏面に沿って下向きに配置されている。電線54は第一の樹脂ボディ98の横幅内のスペースにほぼ収容される。
【0046】
第一の端子92を接続する右側の端子接触部95と並列に左側の端子接触部97(図10)が位置し、端子接触部97の挿通孔にスタッドボルト107(図10〜図12)が挿通され、スタッドボルト107の頭部は第二の樹脂ボディ99に固定されている。左右一対のスタッドボルト106,107は並列に位置している。左側の端子接触部97の上面に第二の端子92と同様に第三の端子(図示せず)が接続され、第三の端子は下向きに屈曲され、その電線圧着部と電線とが第一の樹脂ボディ98の裏面に沿って且つ樹脂ボディ98のほぼ横幅の範囲内でバッテリ40の側壁面40aに沿って下向きに配置される。端子接触部97とスタッドボルト107とで端子接触部が構成される。
【0047】
第三の端子によって接続回路数が増し、しかも第一〜第三の端子92,72…とその電線54,46とが第一の樹脂ボディ98の横幅寸法内において第一の樹脂ボディ98とバッテリ40との間に収容されることで、ヒューズユニット64周りの構造がコンパクト化される。ヒンジ部65によって第一の樹脂ボディ98が下向きに屈曲されて図11のバッテリ40からの突出長さが短くなることは言うまでもない。
【0048】
ヒューズユニット64はカバー108で第二の樹脂ボディ99の全体と第一の樹脂ボディ98の上端部を収容される。各端子72,92とその電線46,54もカバー108の下側に配置されて、水滴等から保護される。図11の如く両樹脂ボディ98,99は45°の当接面30で当接して直交し、係止手段(係止突起50と係合枠部51)で係止されている。ヒンジ部65は前記実施形態のような上向きに突出した湾曲部を有さず、ヒューズエレメント69の水平部分と垂直部分(屈曲部分)とはヒンジ部65においてややアール形状に湾曲して滑らかに直交している。図12,図13の如く、コネクタ23は内部で左右に分割され、第一の端子92と第二の端子72とがコネクタハウジング100内の各二つのタブ端子7(図12)に別々に接続する。
【0049】
図14は接続回路形態を示すものであり、バッテリ40からの電源電流は第二の端子72を経てスタータモータ109に送られると共に、可溶部2とコネクタ23(図12)の左側のタブ端子7を経由して電気接続箱等に送られる。また、エンジン動作中のオルタネータ110からの充電電流は、第一の端子92を経て二方向に分岐し、一方は80〜140Aの可溶部73を経てバッテリ40へ送られ、他方は60A〜80Aの可溶部2′とコネクタ23(図12)の右側のタブ端子7を経由して電気接続箱等に送られる。エンジン停止中は、バッテリ40から電源電流が供給され、可溶部2′とタブ端子7を経由して電気接続箱等に送られる。
【0050】
このように、オルタネータの下流に位置するヒューズ回路もヒューズエレメントに一体集約することで、リレーブロック等の仕様を簡略化・小型化することができる。このような発明の構成は、電気自動車等のように、大型のバッテリ40を搭載してスペースの狭い車両において特に有効である。
【0051】
第三の端子は、バッテリ40からの電源電流を他の回路(電線)に接続するためのものである。第二の端子72に代えて第三の端子側の電線をスタータモータ109に接続することも可能である。
【0052】
図15及び図16は、本発明に係るヒューズユニットの第四の実施形態を示すものである。なお、前記第三の実施形態と同一の構成部分には同一の符号を用いて詳細な説明を省略する。
【0053】
本実施形態と前記第三の実施形態の相違する点は、ヒューズエレメント69を左右に分割するスリット溝70がストレート状に形成されている点である。従って、ヒューズエレメント69は、ほぼ等しい幅で左右の分割部67,68が形成されている。左側の分割部67は、右側の分割部68より、バッテリポスト71側に長く延長している。左右の分割部67,68は、ヒューズエレメント69の前端部において、延長部94と可溶部73を経て繋がっている。左側の分割部67には、第二の端子72と第三の端子が一列に並んだ状態で接続される。
【0054】
このような構成にしたのは、ヒューズエレメント69ないしはヒューズユニット64全体をスマートな形状にして、他部品との干渉を防止するためである。本実施形態の回路構成およびその他の構成については、前記第三の実施形態と同一であるため説明を省略する。
【0055】
【発明の効果】
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、ヒューズエレメントを平面的に展開した状態で樹脂ボディを一体成形することができるから、従来のように樹脂ボディを屈曲した形状に成形する必要がなく、型抜き方向が180°方向で済み、成形金型が簡素化・低コスト化され、複雑な形状のヒューズユニットを容易に成形可能となる。ヒューズユニットを屈曲した状態で両樹脂ボディを互いに当接させて係止させることで、屈曲した状態を保持しているので、例えば車両走行中の振動によって樹脂ボディが大きく振れることが防止され、ヒンジ部の傷みが防止される。
【0056】
また、請求項2記載の発明によれば、ヒューズユニットを屈曲した状態で各当接面を当接させて屈曲角度を規定することができるから、例えば各当接面の傾斜角度を任意に設定することで、ヒューズユニットを任意な角度に屈曲させることができる。
また、請求項3記載の発明によれば、両樹脂ボディを係止手段で係止させることで、例えば車両走行中の振動によって樹脂ボディが大きく触れることが防止され、ヒンジ部の傷みが防止される。
【0057】
また、請求項4記載の発明によれば、端子を収容するコネクタハウジングすなわちコネクタが樹脂ボディに構成されることで、ワイヤハーネスをコネクタ接続により容易に接続できて、複数本の給電回路を同時に構成させることができる。また、請求項5記載の発明によれば、端子を収容したコネクタを樹脂ボディの屈曲操作で例えば垂直方向に位置させることで、例えばバッテリからのコネクタ及び相手側コネクタの水平方向の突出量を短くでき、且つ相手側コネクタの導出電線をバッテリに沿って垂直方向に配索することができるから、エンジンルームが省スペース化される。
【0058】
また、請求項6記載の発明によれば、前側板部に可溶部を経てコネクタの各端子に給電が行われ、コネクタ接続により複数本の給電回路が簡単に構成される。
また、請求項7記載の発明によれば、外部の端子が他方の板部に接続され、外部の端子からコネクタ側の端子に電流や信号の供給が行われ、回路形態の多様化が可能となる。
【0059】
また、請求項8記載の発明によれば、第三の板部に電源が接続され、第二の板部に第一の端子が接続されることで、例えば第一の端子から第二の板部を経て前記コネクタ側の端子に電流が供給される。このようにコネクタの端子と第一の端子とで給電回路数の増大が図られる。
また、請求項9記載の発明によれば、デッドスペースとなった側部空間を利用して第二の端子が配置されたことで、接続構造がコンパクト化・省スペース化される。
【0060】
また、請求項10記載の発明によれば、第二の端子が屈曲したことで、電源接続部に側方(側部空間側)から第二の端子を接続させることができ、側部空間の有効利用が図られる。また、第三の板部の突出延長部に第二の端子を接続することで、第二の端子を側部空間に配置させつつ真直化することができ、第二の端子の構造が簡素化・低コスト化される。また、電源接続部とは別に第二の端子に対する接続部を設けることで、電源接続部をバッテリに接続した後、接続部に第二の端子を接続することができ、接続作業手順の自由度が向上する。
【0061】
また、請求項11記載の発明によれば、後側板部及び前側板部がそれぞれ分割され、第一の端子が電源接続部を有する一方の分割部を経てコネクタ内の端子に続き、第二の端子が他方の分割部を経てコネクタ内の別の端子に続くことで、第一と第二の端子の出力が同時に且つ別々にコネクタから供給され、それにより回路形態の多様化が可能となる。
また、請求項12記載の発明によれば、オルタネータからの充電電流を分岐して電気接続箱に供給することができ、回路構成の集約化、電気接続箱(リレーブロック)の仕様を簡略化・小型化することができる。
また、請求項13記載の発明によれば、第一及び第二の端子が樹脂ボディとバッテリとの間に収容されることで、ヒューズユニット周りの構造がコンパクト化、省スペース化される。
また、請求項14記載の発明によれば、第三の端子によって電源を他の回路に供給することができ、回路形態の多様化が可能となる。
【0062】
また、請求項15記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果と同様に、従来のように樹脂ボディを屈曲した形状に成形する必要がなくなり、型抜き方向が180°方向(上下方向)のみで済み、成形金型の構造が簡素化され、製造コストが低コスト化されると共に、複雑な形状のヒューズユニットを容易に成形することができ、後にヒンジ部で屈曲した状態が保持され樹脂ボディが大きく振れることが防止され、ヒンジ部の傷みが防止される。
また、請求項16記載の発明によれば、後側樹脂ボディ及び前側樹脂ボディに、後に透明カバーにて覆われ前記可溶部を収容する空室を形成する空間を180°方向の型抜き操作で容易に形成できるから、可溶部の配置の自由度が増すと共に、可溶部の数の増加が可能となり、給電回路形態の多様化・複雑化に対応可能となる。
また、請求項17記載の発明によれば、後側板部に端子接触部、前側板部にコネクタ接続部を同時に形成することができ、外部の端子の接続とコネクタの接続とによって回路形態の多様化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a) は本発明のヒューズユニットにおけるヒューズエレメントの第一の実施形態を示す平面図、(b) は同じく正面図である。
【図2】 (a) は本発明に係るヒューズユニットの第一の実施形態を示す平面図、(b) は同じく正面図である。
【図3】ヒューズユニットを屈曲させてバッテリに接続する状態を示す平面図である。
【図4】図3に示すヒューズユニットの側面図である。
【図5】図3に示すヒューズユニットを示す背面図である。
【図6】図3に示すヒューズユニットを示す底面図である。
【図7】本発明に係るヒューズユニットの第一の実施形態の回路図である。
【図8】本発明に係るヒューズユニットの第二の実施形態を示す平面図である。
【図9】図8に示すヒューズユニットの底面図である。
【図10】本発明に係るヒューズユニットの第三の実施形態を示す平面図である。
【図11】図10に示すヒューズユニットの側面図である。
【図12】図10に示すヒューズユニットの背面図である。
【図13】図10に示すヒューズユニットの底面図である。
【図14】本発明に係るヒューズユニットの第三の実施形態の回路図である。
【図15】本発明に係るヒューズユニットの第四の実施形態を示す平面図である。
【図16】図15に示すヒューズユニットを構成するヒューズエレメントの平面図である。
【図17】従来例を示す要部を断面した側面図である。
【符号の説明】
1,1′,69 ヒューズエレメント
2,2′,17,73 可溶部
3,65 ヒンジ部
4,5,5′,98,99 樹脂ボディ
6,6′,64 ヒューズユニット
7 タブ端子(端子)
12 第一の板部(一方の板部)
13 第二の板部
14,14′ 第三の板部
19,19′,103 ボルト挿通孔(電源接続部、端子接続部)
21,100 コネクタハウジング
24,35 空室(空間)
30 傾斜面(当接面)
31,31′,32,95〜97 端子接触部(端子接続部、露出面)
34,60,106,107 スタッドボルト(端子接続部)
40 バッテリ
45,45′,72 第二の端子
47 側部空間
48,92 第一の端子
50 係止突起(係止手段)
51 係合孔(係止手段)
58 突出延長部(端子接触部)
67,68 分割部
70 スリット部
93 スペース

Claims (17)

  1. バッテリのスタッドポストにバッテリ端子を介して接続される電源接続部を有するバッテリ上面に水平に位置される後側板部と、該後側板部に屈曲可能なヒンジ部を介して連なる前側板部とを有し、前記後側板部と前記前側板部の各々が可溶部を含む導電性のヒューズエレメントと
    前記ヒューズエレメントの前記後側板部及び前記前側板部に前記ヒンジ部を境に分割して設けられた後側樹脂ボディ及び前側樹脂ボディとを備え、
    前記後側樹脂ボディ及び前記前側樹脂ボディが、前記ヒンジ部を直角に屈曲させた状態で互いに当接するとともに互いに係止して該状態を保持する手段を有する
    ことを特徴とするヒューズユニット。
  2. 前記手段が、前記ヒンジ部を直角に屈曲させた状態で互いに当接する当接面を有する
    ことを特徴とする請求項1記載のヒューズユニット。
  3. 前記手段が、前記ヒンジ部を直角に屈曲させた状態で互いに係止する係止手段を有する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のヒューズユニット。
  4. 前記ヒューズエレメントに前記可溶部を介して端子が設けられ、該端子を収容するコネクタハウジングが前記樹脂ボディに一体に設けられたことを特徴とする請求項1記載のヒューズユニット。
  5. 前記コネクタハウジングが、前記前側樹脂ボディに設けられたことを特徴とする請求項4記載のヒューズユニット。
  6. 前記前側板部に複数の前記可溶部を介して複数の前記端子が並列に設けられたことを特徴とする請求項4又は5記載のヒューズユニット。
  7. 前記後側板部に端子接続部が設けられたことを特徴とする請求項6記載のヒューズユニット。
  8. 前記後側板部が、前記ヒンジ部に続く第二の板部と、該第二の板部に可溶部を介して続く第三の板部とで構成され、該第二の板部に、前記端子接続部が設けられ、該第三の板部に前記電源接続部が設けられ、前記端子接続部に第一の端子が接続されたことを特徴とする請求項7記載のヒューズユニット。
  9. 前記後側板部が前記前側板部よりも幅狭に形成され、前記後側板部側の側部空間に前記電源接続部に接続された第二の端子が位置されることを特徴とする請求項8記載のヒューズユニット。
  10. 前記後側板部が前記前側板部よりも幅狭に形成され、前記後側板部側の側部空間に前記第三の板部が突出延長され、この突出延長部に接続された第二の端子が位置されることを特徴とする請求項8記載のヒューズユニット。
  11. 前記後側板部及び前記前側板部が前記ヒンジ部と直交方向のスリット部で分割されて可溶部を介して接続され、前記電源接続部を有する一方の分割部に前記第一の端子、他方の分割部に前記第二の端子が接続され、各分割部毎に前記コネクタハウジング内の前記端子が分割して接続されたことを特徴とする請求項7記載のヒューズユニット。
  12. 前記第一の端子はオルタネータ接続用の端子であり、前記第二の端子はスタータモータ接続用の端子であり、前記第一の端子から分岐された電流が、可溶部と前記端子とを経て電気接続箱へ供給されることを特徴とする請求項11記載のヒューズユニット。
  13. 前記第一の端子及び第二の端子が屈曲されて前記屈曲した側の樹脂ボディとバッテリとの間のスペースに収容されることを特徴とする請求項11記載のヒューズユニット。
  14. 前記他方の分割部に第三の端子が接続されることを特徴とする請求項11〜13の何れかに記載のヒューズユニット。
  15. バッテリのスタッドポストにバッテリ端子を介して接続される電源 接続部を有するバッテリ上面に水平に位置される後側板部と、該後側板部に屈曲可能なヒンジ部を介して連なる前側板部とを有し、前記後側板部と前記前側板部の各々が可溶部を含む導電性のヒューズエレメントを展開した状態で、該ヒンジ部を除いて該ヒューズエレメントに、絶縁性の樹脂材を樹脂成形金型により一体成形して後側樹脂ボディ及び前側樹脂ボディを形成し、前記後側樹脂ボディ及び前記前側樹脂ボディに、前記ヒンジ部を直角に屈曲させた状態で互いに当接するとともに互いに係止して該状態を保持する手段を有することを特徴とするヒューズユニットの製造方法。
  16. 前記後側樹脂ボディ及び前側樹脂ボディ、後に透明カバーにて覆われ前記可溶部を収容する空室を二方向に型抜きして形成することを特徴とする請求項15記載のヒューズユニットの製造方法。
  17. 前記後側樹脂ボディに前記ヒューズエレメントの端子接触部を露出させ、前記前側樹脂ボディに前記可溶部に続く端子を収容するコネクタハウジングを一体形成することを特徴とする請求項16記載のヒューズユニットの製造方法。
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