JP4080412B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明は、水平方向または傾斜方向に回転中心軸を有する回転ドラム内で洗濯物の洗濯、すすぎ、脱水を行う洗濯機に関する。
従来例1として、水平方向に回転中心軸を有する回転ドラム内で洗濯物の洗濯、すすぎ、脱水を行う回転ドラム式の洗濯機において、セータ等の化繊物を洗濯するために、回転ドラムを90°乃至120°の範囲で反転往復駆動しながら、途中で定期的に正方向および逆方向に回転駆動し洗濯物の上下位置を置換させて、洗濯物に傷みや縮みを与えずに洗いむらを解消する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来例2として、上記従来例1の方法をさらに改善し、ウールやシルク等の格別ソフトな洗濯動作を必要とする洗濯物に対しても、布傷みや縮み等なく最適な洗濯効果が得られるように、1つの洗濯動作期間を前後の2行程に分け、前半の洗濯行程では、第1の水位で回転ドラムを1回転よりも小さな第1の回転角度で正、逆方向に反復回転させ、後半の洗濯行程では、第1の水位よりも高い洗濯物が浮遊する程度の第2の水位にまで給水し、第1の回転角度よりも小さい第2の回転角度で正、逆方向に反復回転させて洗濯を行う方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特公昭63−12639号公報 特許第3296712号公報
しかしながら、上記従来例2は、回転ドラムを正、逆方向に1回転よりも小さな回転角度で反復回転させてウールやシルク等の洗濯を行う際に、水位に応じて回転ドラムの回転角度を小さくするものであり、洗濯物に機械力や摩擦力が加わらず布傷みや縮み等は生じないが、洗濯物の上下位置が反転しないので、洗濯物の上下の洗いむらが生じる可能性がある。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ウールやシルク等のデリケートな衣類に対して、布傷みや縮み等の損傷を与えることなく優しく洗濯ができ、かつ洗いむらも生じることなく洗浄効果を高めた洗濯機を提供することにある。
前記の目的を達成するため、本発明に係る洗濯機は、洗濯物を収納し水平方向または傾斜方向に回転中心軸を有する回転ドラムと、回転ドラムを内包し洗濯機本体に弾性的に支持する水受け槽と、回転ドラムを駆動するモータと、水受け槽内に給水を行う給水手段と、水受け槽内の水位を検知する水位検知手段と、洗濯機の動作を設定する入力設定手段と、入力設定手段により設定された洗濯動作の制御および給水手段とモータの制御を行う制御手段とを備えた洗濯機であって、制御手段は、入力設定手段による設定に応じた洗濯行程において、給水手段を制御して水位を段階的に上昇させて、モータを制御して、回転ドラムの回転角度を180度よりも小さい角度で正方向および逆方向に回転制御する揺り洗い行程と、揺り洗い行程の途中で間欠的に回転ドラムの回転角度を180度以上に回転制御する反転行程とを行わせ、水位検知手段により検知された水位が高くなるに従って、前記反転行程を行う周期を長く設定する構成を有している。
この構成によれば、水位を段階的に(徐々に)上昇させて揺り洗い行程を行うことで、満遍なく洗濯液が衣類全体に浸透していき優しく効率的に洗濯することができ、また揺り洗い行程の途中で間欠的に反転行程を行い、水位が高くなるに従って、衣類を引っ掛けて反転させる機能を有するバッフル(突起板)の効果が少なくなっていくため、衣類への機械力を極力低減させるため、反転行程の周期を長くすることによって、布傷みや縮み等の損傷を与えることなく洗濯物の上下の洗いむらを確実に防止することができ、洗浄効果を高めことが可能になる。
また、本発明に係る洗濯機において、制御手段は、反転行程における回転ドラムの回転数を揺り洗い行程における回転ドラムの回転数よりも高く設定することが好ましい。
この構成によれば、反転行程では、バッフルに衣類を引っ掛けて反転させるため、揺り洗い行程における回転数よりも高い回転数に設定することで、確実に衣類を反転させて、効率良く洗濯を行うことができる。
また、本発明に係る洗濯機において、洗濯機はさらに、洗濯物の布量を検知する布量検知手段を備え、制御手段は、布量検知手段により検知された布量が多いほど、反転行程の反転回数を多くすることが好ましい。
この構成によれば、洗濯物の布量が多くなるほど洗いむらが多くなるので、反転回数を多くすることで、衣類の量に応じて最適な洗濯が可能となる。
また、本発明に係る洗濯機において、制御手段は、布量検知手段により検知された布量が多い場合、反転行程における回転ドラムの回転数を高くし、布量が少ない場合、回転ドラムの回転数を低くすることが好ましい。
この構成によれば、反転行程において、洗濯物の布量が多い場合、回転数を高くすることで確実に衣類を反転させ、逆に、洗濯物の布量が少ない場合、回転数を低くすることで、衣類への損傷を防止することができる。
また、本発明に係る洗濯機において、制御手段は、反転行程後に休止時間を設けることが好ましい。
この構成によれば、反転行程の後に休止時間を入れることで、洗濯液を衣類へさらに浸透させることができる。
また、本発明に係る洗濯機において、制御手段は、水位検知手段により検知された水位が最高水位に達した場合、反転行程の実行を禁止することが好ましい。
この構成によれば、最高水位に達した場合、バッフルを回転させても衣類に引っ掛からなくなるので、反転行程の実行を禁止して衣類への損傷を防止し、揺り洗い行程での浸透だけでも効果的な洗浄が可能となる。
本発明によれば、ウールやシルク等のデリケートな衣類に対して、布傷みや縮み等の損傷を与えることなく優しく洗濯ができ、かつ洗いむらも生じることなく洗浄効果を高めた洗濯機を提供することが可能になる、という格別な効果を奏する。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る洗濯機の一構成例を示す断面図である。図1において、回転ドラム1は、有底円筒形に形成され、外周部に多数の通水孔2が全面に設けられて、水受け槽3内に回転自在に配設されている。回転ドラム1の回転中心に傾斜方向に回転軸(回転中心軸)4が設けられ、回転ドラム1の軸心方向は正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させている。この回転軸4に、水受け槽3の背面に取り付けたモータ5が連結され、モータ5により回転ドラム1が正転、逆転方向に回転駆動される。回転ドラム1の内壁面には数個の突起板6が設けられている。
水受け槽3の正面側の上向き傾斜面に設けた開口部を蓋体7により開閉自在に覆い、この蓋体7を開くことにより、衣類出入口8を通して回転ドラム1内に洗濯物を入れ、回転ドラム1内から洗濯物を取り出せるようにしている。蓋体7を上向き傾斜面に設けているため、使用者は洗濯物を出し入れする際に、腰を屈める具合を少なくして行うことができる。
水受け槽3は、洗濯機本体9からばね体10とダンパー11により揺動可能に吊り下げられており、水受け槽3の下部に排水経路12の一端を接続し、排水経路12の他端を排水弁13に接続して、水受け槽3内の洗濯水を排水するようにしている。給水弁(給水手段)14は、給水経路15を通して水受け槽3内に水を給水するために、また、水位検知手段16は、水受け槽3内の水位を検知するために設けられている。
なお、本実施の形態では、回転ドラム1の回転中心に傾斜方向に回転軸4を設け、回転ドラム1の軸心方向を正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させているが、回転ドラム1の回転中心に水平方向に回転軸4を設け、回転ドラム1の軸心方向を水平方向にしてもよい。
また、図1には例示していないが、回転ドラム1内に温風を送風する送風ファン17と温風を加熱するヒータ18(図2参照)とが設けられ、回転ドラム1内の洗濯物を乾燥する乾燥機能を有している。
制御装置19は、図2に示すように構成されており、モータ5、排水弁(DV)13、給水弁(FV)14、送風ファン(F)17、ヒータ(H)18などの動作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水、乾燥の一連の行程を逐次制御するマイクロコンピュータからなる制御手段20を有している。
制御手段20は、運転コース等を設定するための入力設定手段21からの情報を入力して、その情報を基に表示手段22で表示して使用者に知らせるとともに、入力設定手段21により運転開始が設定されると、水受け槽3内の水位を検知する水位検知手段16等からのデータを入力して負荷駆動手段23を介して、排水弁13、給水弁14、送風ファン17、ヒータ18などの動作を制御し、洗濯・乾燥運転を行う。
このとき、制御手段20に含まれる回転制御手段35は、モータ5のロータの位置を検出する位置検出手段24(24a、24b、24c)からの情報に基づいて、駆動回路25を介してインバータ26を制御することによりモータ5の回転制御(回転数、回転角度の制御)を行う。モータ5は直流ブラシレスモータで、図示していないが、3相巻線を有するステータと、リング上に2極の永久磁石を配設しているロータとで構成され、ステータは3相巻線を構成する第1の巻線5a、第2の巻線5b、第3の巻線5cを、スロットを設けた鉄心に巻き付けて構成されている。
インバータ26は、パワートランジスタ(例えば、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(IGBT))と逆導通ダイオードの並列回路からなるスイッチング素子で構成されている。スイッチング素子は、第1のスイッチング素子26aと第2のスイッチング素子26bの直列回路と、第3のスイッチング素子26cと第4のスイッチング素子26dの直列回路と、第5のスイッチング素子26eと第6のスイッチング素子26fの直列回路とから構成され、各スイッチング素子の直列回路は並列接続されている。
ここで、スイッチング素子の直列回路の両端は入力端子で、直流電源が接続され、スイッチング素子の直列回路を構成する2つのスイッチング素子の接続点に、それぞれ出力端子が接続されている。出力端子は、3相巻線のU端子、V端子、W端子に接続され、スイッチング素子の直列回路を構成する2つのスイッチング素子のオン・オフの組み合せにより、U端子、V端子、W端子をそれぞれ正電圧、零電圧、解放の3状態にする。
スイッチング素子のオン・オフは、ホールICからなる3つの位置検出手段24a、24b、24cからの情報に基づいて制御手段20により制御される。位置検出手段24a、24b、24cは、電気角で120度の間隔でロータが有する永久磁石に対向するように、ステータに配設されている。
ロータが1回転する間に、3つの位置検出手段24a、24b、24cは、それぞれ電気角で120度の間隔でパルスを出力する。回転制御手段35は、3つの位置検出手段24a、24b、24cのいずれかの信号の状態が変わったときを検知し、位置検出手段24a、24b、24cの信号を基に、スイッチング素子26a〜26fのオン・オフ状態を変えていくことで、U端子、V端子、W端子を正電圧、零電圧、解放の3状態にし、ステータの第1の巻線5a、第2の巻線5b、第3の巻線5cに通電して磁界を作り、ロータを回転させるよう構成されている。
また、スイッチング素子26a、26c、26eはそれぞれパルス幅変調(PWM)制御され、例えば、繰り返し周波数10kHzでハイ、ローの通電比を制御することで、ロータの回転数を制御するようにしてあり、回転制御手段35は、3つの位置検出手段24a、24b、24cのいずれかの信号の状態が変わるたびにその周期を検出し、その周期よりロータの回転数を算出して、設定回転数になるようにスイッチング素子26a、26c、26eをPWM制御する。
図3は、回転制御手段35の内部構成を示すブロック図である。図3において、回転制御手段35は、位置検出手段24からの信号を受けてモータ5の回転数を検知する回転数検知手段35aと、モータ5の回転数を設定する回転数設定手段35bと、回転数設定手段35bにより設定された回転数と回転数検知手段により検知された回転数とを比較する回転数比較手段35cと、回転数の変化量を検知する回転数変化量検知手段35dと、回転数比較手段35cからの比較結果と回転数変化量検知手段35dからの回転数の変化量に基づいて、モータ5の回転数を設定回転数に近づけるために、スイッチング素子26a、26c、26eのPWMデューティの操作量を決定する操作量決定手段35eと、操作量決定手段35eにより操作された後のスイッチング素子26a、26c、26eのPWMデューティを設定し駆動回路25に出力する通電比設定手段35fと、モータ5の起動からの経過時間に応じて徐々に増加したスイッチング素子26a、26c、26eのPWMデューティを記憶し駆動回路25に出力する通電比記憶手段35gとから構成されている。
回転制御手段35では、モータ5の起動時に、3つの位置検出手段24a、24b、24cのいずれかの信号の状態が変わる回数が3回まで、すなわちモータ5が1/2回転するまでは、通電比記憶手段35gの出力信号で、それ以降は通電比設定手段35fの出力信号で駆動回路25を駆動することにより、スイッチング素子26a、26c、26eのPWMデューティを制御するようにしている。
なお、本実施の形態では、回転数検知手段35aが、位置検出手段24からの信号に基いて、モータ5の回転数を検知する構成としているが、回転ドラム1の回転数を検知する構成としてもよい。
図2に戻って、電流検知手段27は、インバータ26の一方の入力端子に接続された抵抗28と、この抵抗28に接続された電流検知回路29とで構成され、インバータ26の入力電流値を検知し、その出力電圧を制御手段20に供給している。モータ5が直流ブラシレスモータの場合は、トルクは入力電流にほぼ比例するので、抵抗28に接続された電流検知回路29により、インバータ26の入力電流値を検知することで、モータ5のトルクを検知することができる。
布量検知手段30は、回転ドラム1内の洗濯物の量を検知するもので、回転ドラム1を所定回転数(例えば、200rpm)に立ち上げるときの電流検知手段27からの信号により、回転ドラム1内の洗濯物の量を検知するように構成されている。
商用電源31は、ダイオードブリッジ32、チョークコイル33、平滑用コンデンサ34からなる直流電源変換装置を介して、インバータ26に接続されている。ただし、これは一例であり、直流ブラシレスモータ5の構成、インバータ26の構成等は、これに限定されるものではない。
入力設定手段21は、図4に示すように、洗い時間を設定する洗い時間設定スイッチ21a、すすぎ回数を設定するすすぎ回数設定スイッチ21b、脱水時間を設定する脱水時間設定スイッチ21c、乾燥時間を設定する乾燥時間設定スイッチ21d、スタート・一時停止スイッチ21e、電源入りスイッチ21f、電源切りスイッチ21gなどを有している。また、入力設定手段21には、第1のコース設定スイッチ21hと第2のコース設定スイッチ21iとを設けている。
第1のコース設定スイッチ21hは、運転するコースを設定するもので、洗い、すすぎ、脱水、乾燥の一連の行程を行うコースと、洗い、すすぎ、脱水の各行程を行うコースと、乾燥行程のみを行うコースとを、1回オンするごとに上記の順に切換設定できるようにしている。
第2のコース設定スイッチ21iは、おまかせコース、お急ぎコース、わたし流コース、毛布コース、ドライコースなどを切換設定するもので、1回オンするごとに上記の順に切り換えられるようにしている。
表示手段22は、洗い時間表示部22a、すすぎ回数表示部22b、脱水時間表示部22c、乾燥時間表示部22d、および第2のコース設定スイッチ21iで設定されるコースを表示するコース設定表示部22eなどを有している。また、表示手段22は、数字表示部22hを有しており、数字表示部22hの表示が、洗剤量であることを示す洗剤量表示部22fと、残り時間であることを示す残り時間表示部22gを有している。さらに、表示手段22は、乾燥運転後にふんわりキープを行うことを示すふんわりキープ表示部22iを有している。
次に、以上のように構成された洗濯機において、ウールやシルク等のデリケートな衣類を洗濯するドライコースの動作について、図5、図6および図7を参照して説明する。
図5は、水受け槽3内の水位の時間変化を示すグラフである。図5において、まず、時刻t0では、制御手段20が給水弁14を制御することにより、給水弁14、給水経路15を介して、水受け槽3内に50mmの水位まで給水されている。時刻t0から時刻t1までの期間では、70mmの水位まで給水を行いながら、回転ドラム1を回転させることで、洗濯水の浸透、洗剤の泡立て等が行われる。
次に、時刻t1から時刻t2までの期間で、制御手段20は、70mmの水位で揺り洗い行程Aを実行する。揺り洗い行程Aでは、図6に示すように、20r/minの回転数で+45°の回転角度だけ回転ドラム1を回転(洗濯機の正面から見て右回転)させ、同じ回転数で−45°の回転角度だけ回転ドラム1を回転(洗濯機の正面から見て左回転)させるという反復動作を2回、すなわち4回の揺り洗いを行う。4回の揺り洗いが終了すると、反転行程に移行し、回転ドラム1が40r/minの回転数で+360°の回転角度、すなわち1回転反転駆動され、衣類が突起板6に引っ掛けられて衣類の上下位置が反転する。このように、揺り洗い4回に反転1回という動作が繰り返されて、揺り洗い行程Aが約3分間実行される。
ここで、制御手段20は、反転行程における回転ドラム1の回転数(40r/min)を、揺り洗い行程における回転ドラム1の回転数(20r/min)よりも高く設定している。これは、揺り洗い行程では、衣類への損傷を防止し、洗濯液を衣類全体に浸透させるのに対し、反転行程では、衣類を確実に突起板6に引っ掛けさせて衣類を反転させるためである。
揺り洗い行程Aが終了すると、時刻t2から時刻t3までの期間で、制御手段20は、給水弁14を制御して給水弁14、給水経路15を介して、水受け槽3内の水位が90mmに達したことが水位検知手段16により検知されるまで給水を行う。
水位が90mmに達すると、時刻t3から時刻t4までの期間で、制御手段20は、90mmの水位で揺り洗い行程Bを実行する。揺り洗い行程Bでは、図6に示すように、揺り洗い行程Aと同様に、20r/minの回転数で+45°の回転角度だけ回転ドラム1を回転(洗濯機の正面から見て右回転)させ、同じ回転数で−45°の回転角度だけ回転ドラム1を回転(洗濯機の正面から見て左回転)させるという反復動作を2回、すなわち4回の揺り洗いを行う。4回の揺り洗いが終了すると、反転行程に移行し、回転ドラム1が40r/minの回転数で+360°の回転角度、すなわち1回転反転駆動され、衣類が突起板6に引っ掛けられて衣類の上下位置が反転する。このように、揺り洗い4回に反転1回という動作が繰り返されて、揺り洗い行程Bが約3分間実行される。
なお、図6では、揺り洗い4回に反転1回というように、揺り洗い行程Aにおける反転周期と揺り洗い行程Bにおける反転周期を同じに設定したが、例えば、揺り洗い行程Aでは、揺り洗い4回に反転1回という反転周期に設定し、揺り洗い行程Bでは、揺り洗い6回に反転1回という反転周期に設定してもよい。
揺り洗い行程Bが終了すると、時刻t4から時刻t5までの期間で、制御手段20は、給水弁14を制御して給水弁14、給水経路15を介して、水受け槽3内の水位が110mmに達したことが水位検知手段16により検知されるまで給水を行う。
水位が110mmに達すると、時刻t5から時刻t6までの期間で、制御手段20は、110mmの水位で揺り洗い行程Cを実行する。揺り洗い行程Cでは、図6に示すように、20r/minの回転数で+45°の回転角度だけ回転ドラム1を回転(洗濯機の正面から見て右回転)させ、同じ回転数で−45°の回転角度だけ回転ドラム1を回転(洗濯機の正面から見て左回転)させるという反復動作を4回、すなわち8回の揺り洗いを行う。8回の揺り洗いが終了すると、反転行程に移行し、回転ドラム1が40r/minの回転数で+360°の回転角度、すなわち1回転反転駆動され、衣類が突起板6に引っ掛けられて衣類の上下位置が反転する。このように、揺り洗い8回に反転1回という動作が繰り返されて、揺り洗い行程Cが約3分間実行される。
このように、110mmの水位による揺り洗い行程Cでは、反転行程の周期が揺り洗い8回に反転1回であり、90mmの水位による揺り洗い行程Bでの揺り洗い4回に反転1回よりも、反転行程の周期が長くなるように設定される。これは、水位が高いほど洗濯液の衣類への浸透効果が高まり、反転行程の周期を長くして、揺り洗いの回数を増やすことで、衣類に布傷みや縮み等の損傷を与えることなく効果的な洗いを実現するためである。
揺り洗い行程Cが終了すると、時刻t6から時刻t7までの期間で、制御手段20は、給水弁14を制御して給水弁14、給水経路15を介して、水受け槽3内の水位が130mmに達したことが水位検知手段16により検知されるまで給水を行う。
水位が130mmに達すると、時刻t7から時刻t8までの期間で、制御手段20は、130mmの水位で揺り洗い行程Dを実行する。揺り洗い行程Dでは、図6に示すように、揺り洗い行程Cと同様に、20r/minの回転数で+45°の回転角度だけ回転ドラム1を回転(洗濯機の正面から見て右回転)させ、同じ回転数で−45°の回転角度だけ回転ドラム1を回転(洗濯機の正面から見て左回転)させるという反復動作を4回、すなわち8回の揺り洗いを行う。8回の揺り洗いが終了すると、反転行程に移行し、回転ドラム1が40r/minの回転数で+360°の回転角度、すなわち1回転反転駆動され、衣類が突起板6に引っ掛けられて衣類の上下位置が反転する。このように、揺り洗い8回に反転1回という動作が繰り返されて、揺り洗い行程Dが約3分間実行される。
なお、図6では、揺り洗い8回に反転1回というように、揺り洗い行程Cにおける反転周期と揺り洗い行程Dにおける反転周期を同じに設定したが、例えば、揺り洗い行程Cでは、揺り洗い8回に反転1回という反転周期に設定し、揺り洗い行程Dでは、揺り洗い10回に反転1回という反転周期に設定してもよい。
揺り洗い行程Dが終了すると、時刻t8から時刻t9までの期間で、制御手段20は、給水弁14を制御して給水弁14、給水経路15を介して、水受け槽3内の水位が最高水位である150mmに達したことが水位検知手段16により検知されるまで給水を行う。
水位が最高水位である150mmに達すると、時刻t9から時刻t10までの期間で、制御手段20は、150mmの水位で揺り洗い行程Eを実行する。揺り洗い行程Eでは、図6に示すように、反転行程の実行が禁止され、20r/minの回転数で+45°の回転角度だけ回転ドラム1を回転(洗濯機の正面から見て右回転)させ、同じ回転数で−45°の回転角度だけ回転ドラム1を回転(洗濯機の正面から見て左回転)させるという反復動作のみが、約3分間繰り返される。
このように、水位が最高水位である150mmによる揺り洗い行程Eでは、反転行程の実行を禁止することにより、衣類に布傷みや縮み等の損傷を与えることなく、揺り洗いによる洗濯液の衣類への浸透のみで効果的な洗いが実現できる。
揺り洗い行程Eが終了すると、制御手段20は、排水弁13を制御して、水受け槽3から排水経路12、排水弁13を介して排水を行う。
以上のようにして、5段階での揺り洗い行程が実行される。
なお、揺り洗い行程A〜Dにおいて、反転行程が終了した後には、約10秒間の休止時間がある。これは、衣類の上下位置を反転するために洗濯液から引き上げられた衣類へ洗濯液をさらに浸透させるためである。
図7は、図6の揺り洗い行程A、Bにおける、衣類の布量に応じた反転回数の変化を示すタイミングチャートである。図7に示すように、布量検知手段30により検知された布量が少ない(布量(小))場合、図6のシーケンスと同様に、揺り洗い4回に1回の反転が行われる。しかし、布量検知手段30により検知された布量が中程度(布量(中))である場合、揺り洗い4回に2回の反転が行われ、また量検知手段30により検知された布量が多い(布量(大))場合、揺り洗い4回に4回の反転が行われる。洗濯物の布量が多くなるほど洗いむらが多くなるので、反転回数を多くすることで、衣類の量に応じて最適な洗濯が可能となる。
また、反転行程において、洗濯物の布量が多い場合、回転ドラム1の回転数を高くすることで確実に衣類を反転させ、逆に、洗濯物の布量が少ない場合、回転ドラム1の回転数を低くすることで、衣類への損傷を防止することができる。
なお、本実施の形態では、洗濯行程について説明したが、すすぎ行程においても、本発明を適用することができ、衣類に布傷みや縮み等の損傷を与えることなく効果的なすすぎを実現することができる。
また、本実施の形態では、モータ5として直流ブラシレスモータを用いた場合について例示および説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば直流ブラシモータやインダクションモータを用いて、その駆動手段および方法を変更しても、本発明を適用することができ、また本発明と同じ効果が得られる。
また、本実施の形態で説明したその他の構成およびドライコースにおける揺り洗い行程の段階数、設定水位、設定回転角度、設定回転数、設定時間、揺り洗いの反復回数、反転行程の反転の回数等は単なる例示にすぎず、その修正例および変形例も、特許請求の範囲の技術思想に基づいて本発明に包含されるものである。
本発明に係る洗濯機は、ウールやシルク等のデリケートな衣類に対して、布傷みや縮み等の損傷を与えることなく優しく洗濯ができ、かつ洗いむらも生じることなく洗浄効果を高めることができるという利点を有し、回転ドラム式洗濯機等に有用である。
本発明の一実施の形態に係る洗濯機の一構成例を示す断面図 図1の制御装置19の一構成例を示す回路図 図2の制御手段20に含まれる回転制御手段35の内部構成を示すブロック図 図1の入力設定手段21を含む操作パネルの上面図 本発明の一実施の形態に係る洗濯機のドライコースにおける水位の時間変化を示すグラフ 図5の揺り洗い行程A〜Eに対応した、水位に応じた反転周期の変化を示すタイミングチャート 図6の揺り洗い行程A、Bにおける、衣類の布量に応じた反転回数の変化を示すタイミングチャート
符号の説明
1 回転ドラム
2 通水孔
3 水受け槽
4 回転軸(回転中心軸)
5 モータ
6 突起板
7 蓋体
8 衣類出入口
9 洗濯機本体
10 ばね体
11 ダンパー
12 排水経路
13 排水弁
14 給水弁(給水手段)
15 給水経路(給水手段)
16 水位検知手段
17 送風ファン
18 ヒータ
19 制御装置
20 制御手段
21 入力設定手段
22 表示手段
23 負荷駆動手段
24 位置検知手段
25 駆動回路
26 インバータ
27 電流検知手段
30 布量検知手段
31 商用電源
32 ダイオードブリッジ
33 チョークコイル
34 平滑用コンデンサ
35 回転制御手段

Claims (6)

  1. 洗濯物を収納し水平方向または傾斜方向に回転中心軸を有する回転ドラムと、前記回転ドラムを内包し洗濯機本体に弾性的に支持する水受け槽と、前記回転ドラムを駆動するモータと、前記水受け槽内に給水を行う給水手段と、前記水受け槽内の水位を検知する水位検知手段と、洗濯機の動作を設定する入力設定手段と、前記入力設定手段により設定された洗濯動作の制御および前記給水手段と前記モータの制御を行う制御手段とを備えた洗濯機であって、
    前記制御手段は、前記入力設定手段による設定に応じた洗濯行程において、前記給水手段を制御して水位を段階的に上昇させて、前記モータを制御して、前記回転ドラムの回転角度を180度よりも小さい角度で正方向および逆方向に回転制御する揺り洗い行程と、前記揺り洗い行程の途中で間欠的に前記回転ドラムの回転角度を180度以上に回転制御する反転行程とを行わせ、前記水位検知手段により検知された水位が高くなるに従って、前記反転行程を行う周期を長く設定することを特徴とする洗濯機。
  2. 前記制御手段は、前記反転行程における前記回転ドラムの回転数を前記揺り洗い行程における前記回転ドラムの回転数よりも高く設定する請求項記載の洗濯機。
  3. 前記洗濯機はさらに、洗濯物の布量を検知する布量検知手段を備え、前記制御手段は、前記布量検知手段により検知された布量が多いほど、前記反転行程の反転回数を多くする請求項1または2記載の洗濯機。
  4. 前記制御手段は、前記布量検知手段により検知された布量が多い場合、前記反転行程における前記回転ドラムの回転数を高くし、布量が少ない場合、前記回転ドラムの回転数を低くする請求項記載の洗濯機。
  5. 前記制御手段は、前記反転行程後に休止時間を設ける請求項1からのいずれか一項記載の洗濯機。
  6. 前記制御手段は、前記水位検知手段により検知された水位が最高水位に達した場合、前記反転行程の実行を禁止する請求項1記載の洗濯機。
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