JP2005143532A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】水平方向または傾斜方向に回転中心軸を有する回転ドラムの内外表面、および水受け槽の内壁面を効率的に乾燥させかびや雑菌等の繁殖を防止し、衛生的で汚れにくい洗濯機を提供する。
【解決手段】制御手段は、洗濯物が前記回転ドラムに存在しない無負荷状態で、ヒータ47と送風ファン48モータ35を制御して、回転ドラム31の外表面と水受け槽33の内壁面との間に温風の循環流を生じせしめる回転数で回転ドラム31を回転させるよう構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、水平方向または傾斜方向に回転中心軸を有する回転ドラム内で洗濯物の洗濯、すすぎ、脱水、乾燥を行うと共に、回転ドラムの内外表面および回転ドラムを内包した水受け槽の内壁面に残留し、かびや菌を発生させる水分を乾燥させる洗濯機に関する。
従来、この種の水平方向または傾斜方向に回転中心軸を有する回転ドラムで洗濯をする洗濯機は洗い、すすぎ、脱水あるいは洗い、すすぎ、脱水、乾燥を行い、次回使用するまでそのままの状態で放置される(例えば、特許文献1参照)。
図6、7、8は従来の洗濯機を示すものであり、以下その構成について説明する。回転ドラム1は、外周部に多数の通水孔2を全面に設け、水受け槽3に回転自在に配設している。回転ドラム1の回転中心に水平方向に回転軸4を設け、この回転軸4にモータ5を連結し、回転ドラム1を回転駆動する。回転ドラム1の内壁面に数個の突起板6を設けている。
水受け槽3は洗濯機本体7よりばね体8で揺動可能に吊り下げられており、水受け槽3の下部に排水ホース9の一端を接続し、排水ホース9の他端を排水ポンプ10に接続し水受け槽3内の洗濯水を排水するようにしている。給水弁12は水受け槽3内に水を給水するものである。
送風ファン13とヒータ14と温風送風経路15とで水受け槽内3内の空気を温風取入れ口16から取り入れ、温風送風口17から送風している。水位検知手段18は水受け槽3内の水位を検知するものである。
制御装置19は、マイクロコンピュータで構成した制御手段20を有し、パワースイッチング手段21を介してモータ5、排水ポンプ10、給水弁12、送風ファン13、ヒータ14などの動作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水、乾燥などの一連の行程を逐次制御する。入力設定手段22は、運転コース等を設定するもので、制御手段20は入力設定手段22からの情報を入力して、その情報を基に表示手段23を表示して使用者に知らせる。なお、商用電源24を接続し、電源スイッチ25を押して洗濯を行うものである。
特開平10−235093号公報
しかしながら、このような従来の洗濯機では、洗い、すすぎ、脱水を行ったあと次回の洗濯までの期間は回転ドラムおよび水受け槽は水分が残ったままの状態で放置される。
衣類の乾燥まで行う機能があるが、毎回乾燥まで行う使用者は少なく、洗濯、すすぎ、脱水で終了する割合が高い。また衣類の乾燥中は回転ドラム内の濡れた衣類を効率的に乾燥させようとするため、水受け槽の隅の方には水分が残る場合がある。
このように水分が残った状態で放置されると、かびや雑菌が繁殖する。特に洗剤成分や汚れ成分を含んだ水分は雑菌の繁殖を加速させる。不衛生であり、回転ドラムや水受け槽の汚れの原因となる。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、水平方向または傾斜方向に回転中心軸を有する回転ドラムの内外表面、および水受け槽の内壁面を効率的に乾燥させ、かびや雑菌等の繁殖を防止し、衛生的で汚れにくい洗濯機を提供することを目的としている。
前記の目的を達成するため、本発明に係る洗濯機は、洗濯物を収納し水平方向または傾斜方向に回転中心軸を有する回転ドラムと、前記回転ドラムを内包し洗濯機本体に弾性的に支持する水受け槽と、前記回転ドラムを駆動するモータと、洗濯機の動作を設定する入力設定手段と、温風発生手段と、前記入力設定手段により設定された洗濯動作の制御および前記温風発生手段と前記モータの制御を行う制御手段とを備えた洗濯機であって、前記制御手段は、洗濯物が前記回転ドラムに存在しない無負荷状態で、前記温風発生手段と前記モータを制御して、前記回転ドラムの外表面と前記水受け槽の内壁面との間に温風の循環流を生じせしめる回転数で前記回転ドラムを回転させる構成を有している。
この構成によれば、温風発生手段により温風を発生させながら回転ドラムを回転し、回転ドラムの外表面と前記水受け槽の内壁面との間に温風の循環流を生じさせることにより、回転ドラムの内外表面および通常温風が届きにくい水受け槽内壁面をムラ無く乾燥することができ、残った水分によって発生するかびや雑菌等の繁殖を防止し、衛生的で汚れにくい洗濯機を提供することが可能となる。
本発明の洗濯機は、回転ドラムの内外表面、および水受け槽の内壁面を効率的に乾燥させ、かびや雑菌等の繁殖を防止し、衛生的で汚れにくい洗濯機を提供することが可能となる。
第1の発明は、洗濯物を収納し水平方向または傾斜方向に回転中心軸を有する回転ドラムと、前記回転ドラムを内包し洗濯機本体に弾性的に支持する水受け槽と、前記回転ドラムを駆動するモータと、洗濯機の動作を設定する入力設定手段と、温風発生手段と、前記入力設定手段により設定された洗濯動作の制御および前記温風発生手段と前記モータの制御を行う制御手段とを備え、前記制御手段は、洗濯物が前記回転ドラムに存在しない無負荷状態で、前記温風発生手段と前記モータを制御して、前記回転ドラムの外表面と前記水受け槽の内壁面との間に温風の循環流を生じせしめる回転数で前記回転ドラムを回転させるよう構成したので、温風発生手段により温風を発生させながら回転ドラムを回転し、回転ドラムの外表面と前記水受け槽の内壁面との間に温風の循環流を生じさせることにより、回転ドラムの内外表面および通常温風が届きにくい水受け槽内壁面をムラ無く乾燥することができ、残った水分によって発生するかびや雑菌等の繁殖を防止し、衛生的で汚れにくい洗濯機を提供することが可能となる。
第2の発明は、温風発生手段はヒータと送風ファンを備え、制御手段はヒータを間欠的に動作させるため、必要以上に温度を上げることを防止しながら温風の循環流による回転ドラムの外表面と前記水受け槽の内壁面の乾燥を行うことが可能である。またヒータを間欠的に動作させるため連続的に動作させるよりも消費電力を削減することが可能である。
第3の発明は、制御手段は、温風発生手段とモータを制御して、回転ドラムの外表面と水受け槽の内壁面との間に温風の循環流を生じせしめる回転数で回転ドラムを回転させて前記回転ドラムの内外表面および前記水受け槽内面を乾燥させる槽乾燥行程の後、送風ファンを動作して前記回転ドラムおよび前記水受け槽の温度を下げるクールダウン行程を行うようにしたので、余熱を利用して最小限の電力で水分の乾燥を行うことが可能である。また金属部分が高温のまま終了し、その金属部分に使用者が不意に触れてしまうことを防止できる。
第4の発明は、制御手段は、クールダウン行程において、モータと送風ファンを制御して回転ドラムの外表面と水受け槽の内壁面との間に空気の循環流を生じせしめる回転数で回転ドラムを回転させるようにしたので、ムラ無く余熱乾燥および温度を下げることが可能である。
第5の発明は、制御手段は、回転ドラムの内外表面および水受け槽の内壁面を乾燥させる槽乾燥行程およびそれらの温度を下げるクールダウン行程を入力設定手段の設定によって行うようにしたので、槽乾燥およびクールダウンを、より容易に行うことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。また、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図2に示すように、回転ドラム31は、有底円筒形に形成し外周部に多数の通水孔32を全面に設け、水受け槽33内に回転自在に配設している。回転ドラム31の回転中心に傾斜方向に回転軸(回転中心軸)34を設け、回転ドラム31の軸心方向を正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させて配設している。この回転軸34に、水受け槽33の背面に取り付けたモータ35を連結し、回転ドラム31を正転、逆転方向に回転駆動する。回転ドラム31の内壁面に数個の突起板36を設けている。
水受け槽33の正面側の上向き傾斜面に設けた開口部を蓋体37により開閉自在に覆い、この蓋体37を開くことにより衣類出入口38を通して回転ドラム31内に洗濯物を出し入れできるようにしている。蓋体37を上向き傾斜面に設けているため、洗濯物を出し入れする際、腰を屈めることなく行うことができる。
水受け槽33は洗濯機本体39よりばね体40とダンパー41により揺動可能に吊り下げており、水受け槽33の下部に排水経路42の一端を接続し、排水経路42の他端を排水弁43に接続して水受け槽33内の洗濯水を排水するようにしている。給水弁(給水手段)44は給水経路45を通して水受け槽33内に水を給水するものである。水位検知手段46は水受け槽33内の水位を検知するものである。
なお、本実施の形態では、回転ドラム31の回転中心に傾斜方向に回転軸34を設け、回転ドラム31の軸心方向を正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させて配設しているが、回転ドラム31の回転中心に水平方向に回転軸34を設け、回転ドラム31の軸心方向を水平方向に配設してもよい。
また図1において図2とは別の断面で乾燥機能の構成について説明する。
乾燥機能はヒータ47、送風ファン48、送風経路49を有し、水受け槽33内の空気を取り入れる温風取入れ口50を水受け槽33の上面背部に設け、温風送風口51を水受け槽33の背面の下方に設け、矢印の方向に水受け槽内の空気を熱して循環させ洗濯物を乾燥させている。
制御装置56は、図3に示すように構成しており、モータ35、排水弁43、給水弁44、送風ファン48、ヒータ47などの動作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水、乾燥の一連の行程を逐次制御するマイクロコンピュータからなる制御手段57を有している。制御手段57は、運転コース等を設定するための入力設定手段58からの情報を入力して、その情報を基に表示手段59で表示して使用者に知らせるとともに、入力設定手段58により運転開始が設定されると、水受け槽33内の水位を検知する水位検知手段46等からのデータを入力して負荷駆動手段60を介して、排水弁43、給水弁44、送風ファン48、ヒータ47などの動作を制御し、洗濯・乾燥運転を行う。
このとき、制御手段57は、モータ55のロータの位置を検出する位置検出手段61からの情報に基づいて、駆動回路62を介してインバータ回路63を制御することによりモータ35を回転制御するようにしている。モータ35は直流ブラシレスモータで、図示していないが、3相巻線を有するステータと、リング上に2極の永久磁石を配設しているロータとで構成し、ステータは3相巻線を構成する第1の巻線35a、第2の巻線35b、第3の巻線35cをスロットを設けた鉄心に巻き付けて構成している。
インバータ回路63は、パワートランジスタ(IGBT)と逆導通ダイオードの並列回路からなるスイッチング素子で構成している。第1のスイッチング素子63aと第2のスイッチング素子63bの直列回路と、第3のスイッチング素子63cと第4のスイッチング素子63dの直列回路と、第5のスイッチング素子63eと第6のスイッチング素子63fの直列回路で構成し、各スイッチング素子の直列回路は並列接続している。
ここで、スイッチング素子の直列回路の両端は入力端子で、直流電源を接続し、スイッチング素子の直列回路を構成する2つのスイッチング素子の接続点に、それぞれ出力端子を接続している。出力端子は、3相巻線のU端子、V端子、W端子に接続し、スイッチング素子の直列回路を構成する2つのスイッチング素子のオン・オフの組合せにより、U端子、V端子、W端子をそれぞれ正電圧、零電圧、解放の3状態にする。
スイッチング素子のオン・オフは、ホールICからなる3つの位置検出手段61a、61b、61cからの情報に基づいて制御手段57により制御される。位置検出手段61a、61b、61cは電気角で120度の間隔でロータが有する永久磁石に対向するように、ステータに配設されている。
ロータが1回転する間に、3つの位置検出手段61a、61b、61cは、それぞれ電気角で120度の間隔でパルスを出力する。制御手段57は、3つの位置検出手段61a、61b、61cのいずれかの信号の状態が変わったときを検知し、位置検出手段61a、61b、61cの信号を基に、スイッチング素子63a〜63fのオン・オフ状態を変えていくことで、U端子、V端子、W端子を正電圧、零電圧、解放の3状態にし、ステータの第1の巻線35a、第2の巻線35b、第3の巻線35cに通電して磁界を作り、ロータを回転させるよう構成している。
また、スイッチング素子63a、63c、63eはそれぞれパルス幅変調(PWM)制御され、例えば、繰り返し周波数10kHzでハイ、ローの通電比を制御することで、ロータの回転数を制御するようにしてあり、制御手段57は、3つの位置検出手段61a、61b、61cのいずれかの信号の状態が変わるたびにその周期を検出し、その周期よりロータの回転数を算出して、設定回転数になるようにスイッチング素子63a、63c、63eをPWM制御する。
電流検知手段64は、インバータ回路63の一方の入力端子に接続した抵抗65と、この抵抗65に接続した電流検知回路66とで構成し、インバータ回路63の入力電流値を検知し、その出力を制御手段57に入力している。モータ35が直流ブラシレスモータの場合は、トルクは入力電流にほぼ比例するので、抵抗65に接続した電流検知回路66により、インバータ回路63の入力電流値を検知することで、モータ35のトルクを検知することができる。
布量検知手段67は、回転ドラム31内の洗濯物の量を検知するもので、回転ドラム31を所定回転数(例えば、200r/min)に立ち上げるときの電流検知回路64からの信号により回転ドラム31内の洗濯物の量を検知するようにしている。
商用電源24は、ダイオードブリッジ68、チョークコイル69、平滑用コンデンサ70からなる直流電源変換装置を介して、インバータ回路63に接続している。ただし、これは一例であり、直流ブラシレスモータ35の構成、インバータ回路63の構成等は、これに限定されるものではない。
入力設定手段58は、図4に示すように、洗い時間を設定する洗い時間設定スイッチ58a、すすぎ回数を設定するすすぎ回数設定スイッチ58b、脱水時間を設定する脱水時間設定スイッチ58c、乾燥時間を設定する乾燥時間設定スイッチ58d、スタート・一時停止スイッチ58e、電源入りスイッチ58f、電源切りスイッチ58gなどを有している。また、第1のコース設定スイッチ58hと第2のコース設定スイッチ58iとを有し、さらに、乾燥設定スイッチ58jを設けている。
第1のコース設定スイッチ58hは、運転するコースを設定するもので、洗い、すすぎ、脱水、乾燥の一連の行程を行うコースと、洗い、すすぎ、脱水の各行程を行うコースと、乾燥行程のみを行うコースとを、1回オンするごとに上記の順に切換設定できるようにしている。
第2のコース設定スイッチ58iは、おまかせコース、お急ぎコース、わたし流コース、毛布コース、槽乾燥コースなどを切換設定するもので、1回オンするごとに上記の順に切り換えられるようにしている。乾燥設定スイッチ58jは乾燥行程でふんわりキープコースを設定するものである。
表示手段59は、洗い時間表示部59a、すすぎ回数表示部59b、脱水時間表示部59c、乾燥時間表示部59dと第2のコース設定スイッチ58iで設定されるコースを表示するコース設定表示部59eなどを有している。また、洗剤量表示部59f、残り時間表示部59g、数字表示部59hを有している。
次に、回転ドラム31及び水受け槽33の表面を乾燥させる槽乾燥のシーケンスについて、図5により動作、作用を説明する。
まず、入力設定手段58の第一のコース設定スイッチ58hを押して槽乾燥を選定する(ステップ80)。この時表示手段59のコース設定表示部59eは槽乾燥を表示する。
次に、スタート・一時停止スイッチ58eを押して(ステップ81)、行程がスタートする。最初に制御手段57はヒータ47と送風ファン48を動作させ(ステップ82)、モータ35を制御して回転ドラム31の回転を開始する(ステップ83)。この時回転ドラム31を回転ドラム31の外表面と水受け槽33の内壁面との間に温風の循環流を生じせしめる回転数(たとえば450r/min)で回転させるので、ムラ無く効率的に回転ドラム内外表面と水受け槽の内壁面を乾燥することができる。
その後、ステップ84で所定時間A(例えば10分)が経過してある程度温度が上昇したところでヒータを間欠的に動作(ステップ85)させれば、ほぼその温度をキープしながら乾燥を継続する。
さらにステップ86で所定時間B(例えば5分)経過したところでヒータ47をオフする(ステップ87)。これ以降は送風ファン48を動作させながら回転ドラム31を回転ドラムの外表面と水受け槽の内壁面との間に温風の循環流を生じせしめる回転数で回転させ、余熱で乾燥を継続させながら使用者が不意に触っても熱くない安全な温度まで下げていく。
ステップ88で所定時間C(例えば15分)経過したところで回転ドラム31の回転を終了(ステップ89)して槽乾燥の行程を終了する(ステップ90)。
なお、ステップ82のヒータ、送風ファンONのところでヒータを間欠的に動作させれば、温風を送ることによる効果を得つつ、消費電力を削減することが可能となるものである。
以上により、入力設定手段58の第一のコース設定スイッチ58hを押して槽乾燥を選定して行程を開始すれば、制御手段57は、ヒータ47と送風ファン48を備える温風発生手段とモータ35とを制御して、回転ドラム31の外表面と水受け槽33の内壁面との間に温風の循環流を生じせしめる回転数でドラムを回転させ、回転ドラム33の内外表面および通常温風が届きにくい水受け槽内壁面をムラ無く乾燥させ、さらにヒータ47を間欠的に動作させ必要以上に温度を上げることを防止し、消費電力を削減でき、クールダウンの行程ではモータ35と送風ファン48を制御して回転ドラム31の外表面と前記水受け槽の内壁面との間に空気の循環流を生じせしめる回転数でドラムを回転させるため、ムラ無く余熱乾燥および使用者が不意に触っても熱くない安全な温度までを下げることが可能となるものである。
本発明に係る洗濯機は、水平方向または傾斜方向に回転中心軸を有する回転ドラムの内外表面および水受け槽内壁面をムラ無く乾燥することができ、残った水分によって発生するかびや雑菌等の繁殖を防止することが可能となるので、衛生的で汚れにくい洗濯機等として有用である。
本発明の実施の形態1の洗濯機の側断面図 同洗濯機の側断面図 同洗濯機の一部ブロック化した回路図 同洗濯機の入力設定手段および表示手段の拡大正面図 本発明の実施の形態1の洗濯機の要部動作フローチャート 従来の洗濯機の側断面図 従来の洗濯機の一部切欠した斜視図 従来の洗濯機のブロック回路図
符号の説明
31 回転ドラム
33 水受け槽
34 回転軸(回転中心軸)
35 モータ
39 洗濯機本体
40 バネ体
41 ダンパー
47 ヒータ
48 送風ファン
57 制御手段
58 入力設定手段

Claims (5)

  1. 洗濯物を収納し水平方向または傾斜方向に回転中心軸を有する回転ドラムと、前記回転ドラムを内包し洗濯機本体に弾性的に支持する水受け槽と、前記回転ドラムを駆動するモータと、洗濯機の動作を設定する入力設定手段と、温風発生手段と、前記入力設定手段により設定された洗濯動作の制御および前記温風発生手段と前記モータの制御を行う制御手段とを備え、前記制御手段は、洗濯物が前記回転ドラムに存在しない無負荷状態で、前記温風発生手段と前記モータを制御して、前記回転ドラムの外表面と前記水受け槽の内壁面との間に温風の循環流を生じせしめる回転数で前記回転ドラムを回転させることを特徴とする洗濯機。
  2. 温風発生手段はヒータと送風ファンを備え、制御手段は前記ヒータを間欠的に動作させる請求項1記載の洗濯機。
  3. 制御手段は、温風発生手段とモータを制御して、回転ドラムの外表面と水受け槽の内壁面との間に温風の循環流を生じせしめる回転数で回転ドラムを回転させて前記回転ドラムの内外表面および前記水受け槽内面を乾燥させる槽乾燥行程の後、送風ファンを動作して前記回転ドラムおよび前記水受け槽の温度を下げるクールダウン行程を行う請求項2記載の洗濯機。
  4. 制御手段は、クールダウン行程において、モータと送風ファンを制御して回転ドラムの外表面と水受け槽の内壁面との間に空気の循環流を生じせしめる回転数で回転ドラムを回転させることを特徴とする請求項3記載の洗濯機。
  5. 制御手段は、回転ドラムの内外表面および水受け槽の内壁面を乾燥させる槽乾燥行程およびそれらの温度を下げるクールダウン行程を入力設定手段の設定によって行う請求項3または4記載の洗濯機。
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