JP4071008B2 - エレベータ装置および昇降路監視装置の後付け方法 - Google Patents

エレベータ装置および昇降路監視装置の後付け方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、昇降路と、昇降路内で移動可能なエレベータかごと、危険な状況でエレベータを停止するように設計された安全装置と、を備えるエレベータに関する。
【0002】
【従来の技術】
特に国際的な地域では、エレベータなしの日常生活はもはや想像できない。エレベータは、例えば、比較的少ない階(3〜5階)しか含まないビルや実質的に50階以上であり得る比較的高いビルなどの非常に多様な用途で使用されている。また、エレベータは、非常に多様な駆動装置を備えている。昇降路の上部領域に設けることができる摩擦駆動の巻上げモータを備えているものもある。このような種類のエレベータは、多くの場合、エレベータかごと同じ巻上げケーブルに懸吊され、かつエレベータかごとは反対方向に走行する釣合いおもりユニットを備えている。さらに、特に比較的少ない階にサービスを提供するために使用されるいわゆる油圧式エレベータがあり、このような油圧式エレベータは、釣合いおもりを含むものと含まないものがあるとともに、エレベータかごが油圧駆動の圧力ピストンによって駆動される。また、中には駆動装置が直接エレベータかご上に設けられているエレベータもあり、このような駆動装置は、例えば、ラックピニオン駆動装置またはホィールディスク駆動装置として設計されている。
【0003】
これらの異なる種類の全てのエレベータにおいて、昇降路内に整備員や他の許可された人だけしか入らないようにすることは基本的な問題である。この問題を解決するために、エレベータは、一般に種々のセンサを備えるとともに特定の必要条件によって定義される危険な状況を検知した場合にエレベータを停止する安全装置を有する。以前はエレベータ作業員や整備員だけに影響を及ぼしてきたこの問題の重要度は、“エレベータサーファー”の出現によって、そしてより詳細には、これらのエレベータサーファーが安全装置をバイパスしようとすることによって急上昇している。このような問題の進展によって、最近まで十分だと思われた安全装置が不充分であることが判明した。
【0004】
典型的な安全装置は、各ハッチドアに設けられたハッチドア接触子を備えており、これらの接触子は、多くの場合電気的に直列に接続されている。このため、1つの単一のハッチドアが開くことによって、電源と駆動モータとの間の接続回路が切断される。さらに、昇降路内の整備に関連する位置または特定の安全問題の原因となる位置に追加の安全スイッチが設けられており、このような安全スイッチは、具体的にはいわゆるPES(ピット非常停止)つまりピット非常スイッチや、かごの頂部に設けられ、かつ整備のためにかごの頂部に登る整備工によって操作されるTCI(かご頂部点検)である。これらの2つのスイッチも、ドア接触子スイッチと直列に設けられることが多い。安全チェーンのこれらのスイッチの1つが開かれると、電源と駆動モータとの接続回路が切断され、エレベータかごがその場で停止する。この安全チェーンは、一般にエレベータ制御装置に直接接続されている。加えて、PESとTCIがエレベータ制御装置に別々に接続されており、これとは別に、かごの現在位置などに関する追加情報が制御装置に送られる。エレベータ制御装置のソフトウェアが、評価時に安全チェーン信号間の識別を行う。従って、かごがいずれかの階で正常に停車し、これに関連してドアが開く度に、適切なドア安全接触子は、短期間だけ開いて電源と駆動装置との間の接続回路を切断する。ドア接触子が閉じると、安全チェーンも再び全体として閉じて駆動装置への電力供給が復活し、エレベータは完全にいつものように次の行先階へと始動することができる。しかし、ハッチドアが、例えばかごと階の開口部とが同一高さに並んでいないときに手動で開かれた場合には、装置のソフトウェア制御に従って、かごを永続的に停止することができ、呼ばれ得るエレベータ作業員または整備工が装置を点検してその運転を再始動することが必要となる。
【0005】
このような種類の安全装置の信頼性は、長年にわたって証明されてきたが、時には重大なそして場合によっては致命的な事故が繰り返し起こっている。このような事故は、例えば、訓練を受けた人が時間的なプレッシャーや確立されたルーチンのために安全指示に正確に従わなかった場合、または無許可の人が昇降路内に侵入した場合などに起こっている。例えば、直列に接続されたドア接触子スイッチを含む安全チェーンの設計では、乗客の乗り降りを可能にするためにエレベータかごのドアが通常の停止階で開いているときに、エレベータサーファーが手動でその1階上のドアを開けるとともに同じ期間内に再びドアを閉じることができる。エレベータサーファーは、その後エレベータかごの上に立ち、エレベータ安全装置は、第2のドアが手動で開けられた事実の確認に失敗する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
その他の典型的な事故の筋書きは以下の通りである。1人の乗客が、かごと乗場階との間の隙間に鍵を落とし、ビルのエレベータ作業員が支援のために呼ばれる。作業員は、最も下の乗場階からかごを移動してから適切な解錠用の鍵で乗場階のドアを開く。続いて、作業員は、乗場階のドアを不適切な工具(例えばドライバ)でブロックしてからそこに設けられたピット非常スイッチを操作せずに昇降路ピット内に入る。乗場階でドアを止める役割を果たすドライバが抜けると、ドアが閉じてかごが動き始めるおそれがある。このような状況では、典型的には修正運転が行われ、すなわち、かごは移動経路の一方の終点つまり底部に到着するまで運転される。
【0007】
また他の事態は、整備工が整備目的でエレベータの頂部に乗りたいと願う場合に起こり得る。この目的のために、整備工は、今いる乗場階にかごを呼んでかごの中に乗客がいないことを確認する。整備工は、次にエレベータの頂部に容易に到達できるように、かごを十分に下に移動させてから、対応する解錠工具で乗場階のドアを開く。続いて、整備工は、かごの頂部に入るが、かごの頂部の非常スイッチが操作可能となる前につまづいてしまう。この場合にも乗場階のドアが閉じてしまい、安全装置がこの危険な状況を認識することができないために、エレベータは通常通り運転を続ける。
【0008】
よって、本発明の目的は、無許可の人が昇降路に侵入した場合に、原則としてエレベータが停止するようにエレベータの安全装置を構成することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上述の目的は、安全装置が昇降路監視装置を備えていることによって実現される。
【0010】
昇降路監視装置が昇降路全体を監視することは必須ではない。例えば、監視する必要がある昇降路の部分的な重要領域の一方はかごの頂部であり、他方は昇降路ピットである。昇降路監視装置は、特に好ましくは、安全チェーンとして設けられた上述の安全装置と組み合わせて設計することできるが、必ずしもこのようにする必要はない。具体的には、この種類の昇降路監視装置は、追加の安全チェーンがなくても昇降路内への無許可の侵入を検知してエレベータを停止することができる。昇降路監視装置は、少なくとも1つの動作センサを備えていることが好ましい。これは、超音波または赤外線の動作センサとすることができる。このような種類の動作センサは、原則的に非常に多様な用途のために大きいロットで製造されており、よって、安価に購入可能である。画像解析器に接続されたビデオカメラなどの他の種類の自動動作センサも当然考えられる。動作センサの代わりにまたはこれに加えて、負荷感知マットをかごの頂部または昇降路ピットに設けることができ、このような負荷感知マットは、負荷を受けると安全制御装置に信号を送信するかまたは安全チェーンのスイッチを開く。
【0011】
昇降路監視装置は、昇降路ピットの近傍またはかごの頂部の領域を監視することが好ましい。これらの領域は、原則的に、人間が比較的容易に過ごすことができるわずかな領域である。釣合いおもりの水平面が十分に大きい場合には、昇降路監視装置をこの領域にも設けることが考えられる。
【0012】
動作センサは、ハッチドアの動作が動作センサに検知されない方法で設けられることが好ましい。このような配置によって、ハッチドアの動作による混乱や誤った信号送信を容易に避けることができる。一般に、動作センサは、有効範囲に含むことができる水平および垂直の角度範囲が明確である。従って、実質的には、ハッチドアが位置する側の昇降路壁に個々の動作センサを配置し、角度範囲の“周辺検出限界”が、ハッチドアの開口部に実質的に平行となるようにして、直線的にハッチドアをかすめて通るようにすることがより有利であり得る。これにより、一方では、ハッチドア開口部を通る人の侵入は必ず検知され、他方では、特にハッチドアの動作がセンサによって監視されなくなる。
【0013】
昇降路監視装置は、安全制御装置に接続されていることが好ましく、この安全制御装置は、危険な状況に伴ってエレベータを停止した後で、昇降路監視装置が所定の連続した期間にわたって昇降路内で何も検知することができず、かつ安全装置の残りのセンサも同じ期間中に異常を示さなかった場合に、エレベータを通常の運転状態に自動的にリセットする。この設計の利点を簡単な例によって説明する。エレベータ作業員は、昇降路内で音が聞こえたのでハッチドアを開けて昇降路内をのぞき込む。昇降路監視装置は、シャフト内に頭が入ったことを検知して、直ちにエレベータの運転を停止する。エレベータ作業員は、なにも発見することができなかったので、再びドアを閉じる。その後、昇降路監視装置が特定の連続した期間にわたって特異なものを検出しなかった場合に、安全制御装置は、昇降路内にもう誰もいないと見なしてエレベータを通常の運転状態に自動的にリセットする。所定の連続した期間は、昇降路内にいる人がその間に移動したか、またそうでなければ昇降路監視装置によって検知されると想定することができる期間に一般に設定される。典型的な期間は、約5〜10分である。この期間は、エレベータドアの前で待機する乗客の立場からは非常に長いと思われるかもしれない。しかし、エレベータを通常の運転状態に手動でリセットする場合にかかる時間に比べると比較的短い。
【0014】
昇降路監視装置は、危険な状況を感知するために、かごの停止時における昇降路監視装置の信号のみを利用する安全制御装置に接続されていることが好ましい。かごの頂部に設けられた動作センサの試験では、エレベータの動作時には、エレベータを通過する昇降路壁が移動物体として検知されてしまうことが実証されている。安全制御装置が、危険な状況を検知するためにエレベータかごの動作時にも上記センサの信号を利用した場合には、かごが始動する度にエレベータが停止してしまう。このことは、昇降路および昇降路ピットに設けられた他のセンサにも言えることであり、これらのセンサは、移動するエレベータかごまたは釣合いおもり、巻上げロープ、または他の移動部品を、昇降路内にある無許可の物品または人として誤って認識するおそれがある。この問題は、確かに理論的上はセンサの適切な調整によって避けることもできるが、比較的大きい信頼度で誤った応答を防止し、かつセンサの角度範囲全体を利用するためには、危険な状況を検知するためにかごの停止時のみにおいて動作センサの信号を利用することが好ましい。しかし、特に昇降路ピットにおいて、危険な状況を検知するために、そこに固定された昇降路監視装置の信号を連続的に利用する意味がある場合もある。一方、ピット内には比較的限られた数の可動部品しか配置されていないので、これらの可動部品を例えばスクリーンで覆ったり、昇降路監視装置のセンサを適切に配置することによって検知不能としたりすることができる。一般に、昇降路ピットの近傍では、かごが移動中にこの領域に人が侵入する可能性が比較的高い。最底部のハッチドアは、ハッチドア接触子によって安全が確保されており、また別の昇降路ピットハッチも別の接触子によって安全が確保されていることによって、昇降路ピットは一般に安全である。しかし、上記安全接触子が機能しなかった場合に、昇降路監視装置が追加の安全ネットワークを提供する。
【0015】
昇降路監視装置の信号は、かごの移動中に昇降路監視装置の機能を点検するために利用されることが好ましい。昇降路監視装置が、一般にかごの移動中に動作信号を安全制御装置に送信する事実を利用して、昇降路監視装置の個々のセンサの機能点検を定期的にまたは連続的に行うことができる。安全制御装置によって、昇降路監視装置の1つまたはそれ以上の動作センサが、かごの移動中に動作信号を送信する場合としない場合があることが検知されると、欠陥があることが想定される。連続運転によるいわば副作用である昇降路監視装置の機能制御の付加機能は、追加の安全機能として過小評価すべきではない。
【0016】
さらに、本発明は、安全装置によって認識された危険な状況においてエレベータを停止することができるように設計された安全装置を有する既存のエレベータに昇降路監視装置を後付けする方法に関し、この方法は、昇降路監視装置を用意し、昇降路監視装置を昇降路内に設置するとともに、昇降路監視装置を安全装置に接続し、かつ機能点検を実行することを特徴とする。
【0017】
本発明は、昇降路監視装置を設置して既存のエレベータ装置を最新式安全技術にアップデートすることが比較的簡単であるために、安全装置を有する既存のエレベータ装置を比較的容易に改修できる点で特に有用である。特に、時には50年以上に及ぶ一般のビルのエレベータの非常に長い運転時間を考えると、既存の装置を最新式のものに改修することは常に重要な問題である。本発明の著しく単純な解決法は、このような改修を特に容易にしている。
【0018】
特に、このような改修は、エレベータ自体の安全制御装置が、昇降路監視装置の追加の信号を合わせて処理するにはまだ初歩的な設計である場合にも可能である。この場合には、昇降路監視装置用の内部安全制御装置を設けることができ、この安全制御装置は、例えば、かごが乗場階にいるか2つの乗場階の間で移動しているかに関する駆動装置への制御信号を受信することができる。昇降路監視装置の個々のセンサの信号は、昇降路監視装置の安全制御装置に送られ、後者によってハッチドア接触子としてエレベータ安全チェーンに含まれる中継器が開かれるか閉じたままにされるかが決定される。この方法では、後付けされた昇降路監視装置は、原則として、装置の状態にかかわらずどのようなエレベータでも完全に改修するように実質的に使用することができる。昇降路監視装置を設置するステップは、昇降路ピットまたはかごの頂部の少なくとも一方を監視するように昇降路監視装置を設置することを含む。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は、エレベータ用の駆動装置4と相互に作用する本発明に係るエレベータ用の安全装置2を示している。駆動装置4は、かごおよび釣合いおもりが懸吊された巻上げケーブル用の駆動プーリを備える駆動装置4である。しかし他の種類の駆動装置4も考えられる。駆動装置4は、接触器8を介して駆動装置4の電力を供給する電力ケーブル6を含んでいる。全体的にみて、特に図1は、非常に概略的な図であり、回路構成は、図1に示すよりも原則的にかなり複雑である。安全装置2は、いくつかのスイッチ12,14,16が直列で接続された安全チェーン10を含んでいる。電圧Uが、安全チェーンの符号18が付された端部に加えられる。安全チェーンの他方の端部20は、安全制御装置22に接続される。一般に、開いたスイッチ12,14,16は、エレベータの安全が確保されていない状態を示す。1つのスイッチが開いていれば、安全制御装置22の符号20の位置で電圧が加えられない。この場合、安全制御装置22は、線24と継電器8を介して駆動装置の電流をゼロに切り換える。詳述すると、安全チェーン10には、種々の種類のスイッチが設けられている。スイッチ16は、昇降路ピットに設けられているいわゆるPES(ピット緊急停止)スイッチである。整備工またはエレベータ作業員が昇降路ピットに入った場合には、整備指示に従って、ピット非常スイッチ16を操作して装置を停止する必要がある。こうすれば、整備工またはエレベータ作業員が昇降路ピット内にいる間エレベータかごが停止状態に保たれ、特にこのことによって彼らに近づいて危険となるものがないことが保証される。支線26が、ピット非常スイッチ16から安全制御装置22に直接導かれており、安全制御装置22がこの特別なスイッチの操作によって個別に情報を受け取るようになっている。
【0020】
いわゆるハッチドア接触子14は、各ハッチドアに設けられており、ハッチドアが開いている場合にも駆動装置4への電力供給が中断される。安全制御装置は、線28を介してハッチドアの1つが開いている、すなわちハッチドア接触子14の1つが開いているという情報を受け取るが、どのハッチドアが開いているかに関する情報は有していない。すなわち、安全制御装置22は、第1のハッチドアが開いた後で別のハッチドアが開かれたかどうかについては認識することができない。
【0021】
追加の非常停止スイッチが、エレベータかごの頂部に設けられている。このスイッチは、かご頂部非常停止スイッチ12であり、一般にTCI(かご頂部点検)と呼ばれる。図1では、TCI12は、単なる開閉スイッチではないことを示すためにボックスとして示されている。単なる開閉スイッチでないのは、それぞれUIBとDIB(上方点検ボタンと下方点検ボタン)と呼ばれる、少なくとも2つの追加スイッチがTCI12に割り当てられているからである。これらのスイッチによって、整備工は、TCI12が開いているときにかごを上方または下方にゆっくりと移動させることができる。このことから、TCI12と安全制御装置22との間の線の接続が図1で示すよりももっと複雑であることが推測できよう。図1では、さらに2つの昇降路監視センサ30が動作センサの形態で示されており、これらのセンサは、安全チェーンに組み込まれていないが、安全制御装置22の別々の入力部に出力を与える。
【0022】
図2では、昇降路34内にエレベータかご32が示されている。さらに、乗場階36における開口部と、乗場階のドアすなわちハッチドア38が示されている。かご32自体にもドアを備えることができる。例えば、互いに隣接して上下移動可能な複数のかご32を1つの昇降路内に設けることもできる。さらに、エレベータかごの頂部40と、エレベータかごの頂部40に近接して設けられたガードレール42が示されており、このガードレール42は、エレベータかごの頂部から整備工が落下するのを防止する。エレベータかご自体の頂部には、さらにかご頂部非常停止スイッチTCI12が示されている。安全上の理由から、整備工またはかごの頂部に入るエレベータ作業員は、駆動装置4への電力供給が中断されるようにTCIを直ちに操作する必要がある。
【0023】
本発明では、昇降路監視装置が追加の安全ネットワークとして設けられている。この目的のために、エレベータかご32の頂部40に動作センサ44が設けられている。図示の実施例では、動作センサ44は、ガードレール42に固定されている。しかし、他のビル要素にも容易に取り付けることができる。かごの頂部40には、一般にセンサ範囲と干渉するおそれのある物体や装置が設けられているので、センサは、かごの頂部40の最上面から特定の所定距離だけ上に設けられていることが好ましい。従って、センサは、これらの物体や装置を“見下げる”ことができるように、これらよりも十分に高く配置されている。かごの頂部から少なくとも40cm上の距離が特に好適である。そのうえ、動作センサ44は、ハッチドア38に近接して、かつ監視領域がハッチドア38外に向けられるように設けられている。これにより、ハッチドア38の動作が動作センサ44によって確実に検知されなくなる。動作センサ44として、例えば超音波センサや赤外線センサを設けることができる。センサの感度は、かごの頂部40に侵入した人を確実に検知するような感度であることが必要である。
【0024】
また、2つのエレベータかごがそれぞれ互いに独立して移動するように設けられている昇降路において、第2のエレベータかごによって動作センサ44が混乱するのを避けるために、移動している第2のエレベータかごも動作センサによって検知されないように動作センサ40を配置することが好ましい。同様のことは、昇降路内に設けられる可能性のあるあらゆる移動部品にも当てはまり、このような部品には、追加のエレベータの釣合いおもり、電気ケーブル、巻上げケーブルなどがある。代わりにまたは追加して、動作センサ44が望ましくない方法で影響を受けることを防止するために、例えばシートメタルの仕切りの形態である光学式スクリーンを設けることができる。
【0025】
昇降路ピット46は、図3に示されている。より詳細には、ピット非常スイッチPES16が示されており、整備工は、ピットに入るときに安全上の理由でこのスイッチを操作する必要がある。昇降路監視装置のセンサ48も示されており、このセンサもまた動作センサ48として設計されることが有利である。また、このセンサは、ハッチドア38の動作や昇降路内の他の移動部品が侵入者と間違って認識されないように配置されている。ここでも、動作センサ48は、昇降路ピットの底部よりも上の特定の高さに設けられる。
【0026】
上述の説明により、特にエレベータかごの頂部40に設けられた動作センサは、かごの完全に正常な運転動作にわたって必然的に制御回路22に動作信号を伝えることが分かる。これらの信号は、結果的に駆動装置4の電力供給を中断してはならない。このため、安全制御装置22は、エレベータの停車時にのみ、動作センサ44の動作信号に応じて電力供給を中断する信号を生成するようになっている。昇降路34内のかご32の動作によって、昇降路ピット46の領域においてもいくつかの物体の移動が生じることが多く、同様のことが動作センサ48にも当てはまる。しかし、昇降路ピット46には、エレベータかご32の移動中に動く部品が配置されていないことも考えられる。その場合には、安全制御装置22は、昇降路ピット46の動作センサ48からの全ての動作信号に応じて電力供給を中断するように接続されてもよい。
【0027】
動作センサ44,48に加えてまたはこれらの代わりに、人が侵入したときに安全制御装置22に信号を出力する負荷感知マットをかごの頂部40および昇降路ピット46の底部に設けることができる。同様に、昇降路監視装置も、このような種類の感圧性安全マットで構成することができる。このような感圧性安全マットは、例えば、継電器を介して安全チェーン10内に直接設けることができ、この継電器は、安全マット上に人が乗った場合にスイッチを開く。エレベータかご32と共に移動する昇降路監視装置のセンサと、安全制御装置と、の間の配線は、かごの標準配線によって実質的に通常の方法で設置することができる。
【0028】
上述の説明は、限定的というよりは例示的なものである。上述の教示に照らして、本発明の多くの改良および変更が可能である。本発明の好適実施例を開示したが、当業者であれば特定の改良が本発明の範囲内であることが認識できるであろう。従って、本発明は、請求項の範囲内において、詳細に説明した以外の方法で実施することができる。よって、本発明の真の範囲および内容を判断するためには、請求項を検討することが必要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエレベータ用の安全装置の説明図である。
【図2】エレベータかごの頂部に設けられた昇降路監視装置を備える本発明のエレベータの説明図である。
【図3】昇降路ピット内に設けられた昇降路監視装置を備える本発明のエレベータの説明図である。
【符号の説明】
2…安全装置
4…駆動装置
6…電力ケーブル
8…接触器
10…安全チェーン
12…頂部非常停止スイッチ
14…ハッチドア接触子
16…ピット非常スイッチ
18…安全チェーンの端部
22…安全制御装置
20,24,26,28…線
30…昇降路監視センサ

Claims (11)

  1. 昇降路と、この昇降路内で移動可能なかごと、危険な状況においてエレベータを停止することができるように設計された安全装置と、を備えるエレベータ装置であって、
    前記安全装置は、
    信号を生成する少なくとも1つの動作センサを含む昇降路監視装置と、
    前記昇降路監視装置に接続されているとともに、前記かごの停止時には前記信号に応答して危険な状況を検知し、かつ該かごの移動時には前記信号に応答して前記昇降路監視装置の機能状態を判断する安全制御装置と、を含むことを特徴とするエレベータ装置。
  2. 前記昇降路監視装置は、昇降路ピットの近傍で昇降路を監視していることを特徴とする請求項記載のエレベータ装置。
  3. 前記昇降路監視装置は、かごの頂部の近傍で昇降路を監視していることを特徴とする請求項記載のエレベータ装置。
  4. 前記動作センサは、該動作センサによってハッチドアの動作が検知されないように配置されていることを特徴とする請求項記載のエレベータ装置。
  5. 記安全制御装置は、危険な状況のためにエレベータが停止された後に、前記昇降路監視装置が所定の連続期間にわたって昇降路内でなにも検知できなかった場合に、エレベータを通常の運転状態に自動的にリセットするように設計されていることを特徴とする請求項記載のエレベータ装置。
  6. 前記昇降路監視装置は、少なくとも1つの負荷感知マットをさらに含むことを特徴とする請求項1記載のエレベータ装置。
  7. 前記昇降路監視装置は、昇降路ピットの近傍で昇降路を監視していることを特徴とする請求項記載のエレベータ装置。
  8. 前記昇降路監視装置は、かごの頂部の近傍で昇降路を監視していることを特徴とする請求項記載のエレベータ装置。
  9. 安全装置によって認識される危険な状況においてエレベータを停止することができるように設計された安全装置を有する既存のエレベータへの昇降路監視装置の後付け方法であって、
    少なくとも1つの動作センサを含む昇降路監視装置を用意し、
    前記昇降路監視装置を昇降路内に設置し、
    前記昇降路監視装置を前記安全装置に接続し、
    前記昇降路監視装置によって、昇降路内における動作を検知した場合に信号を生成し、
    エレベータの停止時には、前記信号に応答してエレベータを停止するように、前記安全装置によって前記昇降路監視装置が生成する信号を監視し、
    エレベータの移動時には、前記信号に応答して前記昇降路監視装置の機能点検を実行するステップをそれぞれ含むことを特徴とする昇降路監視装置の後付け方法。
  10. 前記昇降路監視装置を設置するステップは、昇降路ピットを監視するように前記昇降路監視装置を設置するステップを含むことを特徴とする請求項記載の昇降路監視装置の後付け方法。
  11. 前記昇降路監視装置を設置するステップは、かごの頂部を監視するように前記昇降路監視装置を設置するステップを含むことを特徴とする請求項記載の昇降路監視装置の後付け方法。
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