JP4058276B2 - 車両用シートバックのフレーム構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車の荷室前に配置される車両用リアシートにおけるシートバックのフレーム構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
上述したリアシートは、車室床部に下部が固定されたシートクッションと、その後部に下部が支持されたシートバックとを有する構成のものが一般的であり、シートバックとしては、前倒し可能なものと、起立状態で車体に固定されたものとが存在する。
【0003】
かかるシートバックは、図7に示すように、概略矩形状をしたパネルフレーム101(左下がりのハッチング部分)の周縁に沿って枠フレーム102が配設されたシートバックフレーム100を有し、そのシートバックフレーム100を覆うようにパッドおよび外皮用トリムなどが設けられた構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年においては自動車の安全向上を図るべく、種々の対策が検討されており、その一つに、リアシートが後部荷室の荷物移動により受ける際の耐荷重を規定値以上にすることが必須項目として挙げられている。その基準として、縦300ミリ×横300ミリの衝突面を有する重さ18kgの規格荷物を荷室から慣性力によりシートバックの背面に当てる自動車規則 ECE No.17が知られる。
【0005】
しかしながら、従来のリアシートにあっては、そのシートバックフレームがパネルフレームの周縁に沿って枠フレームを配設した構成である故に、例えば上述した自動車規則に基づくテストのようにシートバックのほぼ中央部に大荷重が作用すると、パネルフレームに前側に突出した窪みが生じて大荷重に対する強度が不足する虞があった。
【0006】
本発明は、このような従来技術の課題を解決するようになされたもので、荷室に置いた荷物の移動により受ける外力に対する強度を向上させ得る車両用シートバックのフレーム構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の車両用シートバックのフレーム構造は、荷室前に配置される車両用リアシートにおけるシートバックのフレーム構造であって、概略矩形状をしたパネルフレームの周縁に沿って枠フレームが配設されたシートバックフレームと、該枠フレームの上部と下部に両端部が連結され、かつ、中間部分が、前記荷室に置かれる荷物の移動による該パネルフレームの外力受け部分を通るように形成されている補強用フレームとを具備し、前記シートバックフレームが、前倒し可能に設けられていて、シートバックフレームの上部に設けたストライカを車体側に設けたキャッチ部材から外すと前倒しされるもので、前記ストライカの上端と下端を結合するストライカブラケットを設け、該ストライカブラケットとストライカとの内側に前記枠フレームと前記補強用フレームの上側端部とが挿通していることを特徴とする。
【0008】
この車両用シートバックのフレーム構造にあっては、補強用フレームの中間部分が該パネルフレームの外力受け部分を通るように補強用フレームが形成され、かつ両端部が高強度の枠フレームに連結されているので、補強用フレームの中間部分が荷物の移動による外力を吸収してパネルフレームに窪みが発生するのを抑制でき、外力受け部分に作用する大荷重に対する強度を向上させ得る。また、補強用フレームの上側端部が、枠フレーム上部に溶接されるだけでなく、高強度のストライカと、これを支持する一般的に高強度に設けられるストライカブラケットとの内側を挿通するように設けられているので、補強用フレーム、特にその上側端部は上記外力を受けても確実にシートバックフレームに保持され、これにより外力受け部分に荷物の移動により作用する大荷重に対する強度を更により一層向上させることが可能になる。
【0009】
本発明の車両用シートバックのフレーム構造において、前記補強用フレームの中間部分は、少なくとも1以上の折り曲げ部を有する構成とすることが好ましい。
【0010】
この構成にあっては、補強用フレームの中間部分に大荷重を受けても、折り曲げ部に存在によりその中間部分が変形して荷物の移動による外力を吸収し易くでき、強度をより向上させ得る。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態を具体的に説明する。
【0012】
(第1実施形態)
図1は本発明をセダンの2分割タイプのリアシートに適用した車両用シートバックを示す正面図で、図右側の広面側のシートバックが第1実施形態に係る車両用シートバックである。図2は図1のA−A線による端面図、図3は図1のB−B線による端面図である。
【0013】
第1実施形態の車両用シートバックは、パネルフレーム3および枠フレーム4を有するシートバックフレーム2と、枠フレーム4の上部と下部に両端部が連結された補強用フレームとしての補強用パイプフレーム20とを具備する。
【0014】
パネルフレーム3は、概略矩形状の鋼等の金属板からなり、前側に突出した凸部5が所望の模様で部分的に形成されている(図1および図2参照)。パネルフレーム3の上部中央にはストライカ取付孔8が形成され、ストライカ取付孔8を挟んで前側の両縁部には、図2に示すように板状をしたストライカブラケット9の両端部9a、9bが溶接等で取付けられ、各端部9a、9bの中央寄り位置にはそれぞれ通し孔9c、9dが形成されている。また、両端部9a、9bのそれぞれの前側には、通し孔9c、9dを通して棒状のストライカ10の両端部が溶接等で固定されている。
【0015】
枠フレーム4は、鋼等の金属板を加工したものからなり、図1に示すようにパネルフレーム3の前側であって周縁に沿って配設されていて、その上側部分はストライカ10とストライカブラケット9との内側であってストライカブラケット9の背面側を挿通する(図2参照)。かかる枠フレーム4はパネルフレーム3とストライカブラケット9の背面とに溶接されており、枠フレーム4の左右下部には、車体取付用フレーム11、12が溶接等により固定されている。車体取付用フレーム11には軸部13を介して車体取付部15が、車体取付用フレーム12には軸部14を介して車体取付部16がそれぞれ所定角度範囲で回転可能に取付けられ、各車体取付部15、16はそれぞれ図示しない車体にボルト等により固定される。
【0016】
上記ストライカ10は、車体側に設けられたキャッチ部材(図示せず)に着脱可能な状態で取付けられるものであり、ストライカ10の脱状態ではシートバックが軸部13、14を介して前倒し可能となり、ストライカ10の着状態ではシートバックが少し後側に傾いた起立姿勢に固定される。
【0017】
上記補強用パイプフレーム20は、その両端部21、22が枠フレーム4の上部と下部に連結されている。パイプフレーム20の上側端部21は、図2に示すように、ストライカ10とストライカブラケット9との内側であって、ストライカブラケット9の背面側を挿通し、ストライカブラケット9に溶接等により固定され、パイプフレーム20の下側端部22は、図3に示すように、潰された状態で枠フレーム4の背面側に溶接等により固定されている。パイプフレーム20の中間部分23は、パネルフレーム3のほぼ中央部の位置Xを通るように曲折されており、より具体的には、上側端部21に右側に繋がった上部23aと、ストライカブラケット9よりも左側寄りの下側端部22から上方に延びた下部23bと、上部23aおよび下部23bに繋がっていて位置Xを通る斜めに傾いた中央部23cとを有する。つまり、中間部分23には、上部23aと中央部23cとの間と、中央部23cと下部23bとの間との2箇所に折り曲げ部が形成されている。上記位置Xとしては、本実施形態では前記自動車規則に基づくテストで規格荷重を受ける位置(外力受け部分)としている。なお、図1中の30は、シートバックフレーム2の左右中央部に配設されるアームレスト(図示せず)を取付けるための板状ブラケットで、その右側端部は図3に示すように補強用パイプフレーム20に溶接等により固定され、左側端部は図示を省略するが枠フレーム4に溶接等により固定されている。
【0018】
したがって、本実施形態による場合には、パネルフレーム3の外力受け部分、つまり前記自動車規則に基づくテストで規格荷重を受ける位置Xを、補強用パイプフレーム20の中間部分23が通り、かつ両端部21、22が枠フレーム4に連結されているので、前記自動車規則に基づくテストで位置Xに規格荷物の移動による大荷重が荷室側から作用しても、補強用パイプフレーム20の中間部分23が規格荷物の移動による外力を吸収してパネルフレーム3に窪みが発生するのを抑制でき、外力受け部分に作用する大荷重に対するシートバックフレーム2の強度を向上させ得る。
【0019】
また、補強用パイプフレーム20の中間部分23には、上部23aと中央部23cとの間と、中央部23cと下部23bとの間との2箇所に折り曲げ部が形成されているので、中間部分23に大荷重を受けても、折り曲げ部に存在によりその中間部分23が変形して規格荷物の移動による外力を吸収し易くでき、強度をより向上させ得る。
【0020】
更には、補強用パイプフレーム20の上側端部21が、枠フレーム4の上部に溶接されているだけでなく、高強度なストライカ10と、これを支持する一般的に高強度に設けられるストライカブラケット9との内側を挿通するように設けられているため、補強用パイプフレーム20、特にその上側端部21は外力を受けても確実にシートバックフレーム2に保持されるので、外力受け部分に作用する規格荷物の移動による大荷重に対する強度を更により一層向上させることが可能になる。加えて、アームレスト(図示せず)を取付けるための板状ブラケット30の両端が、補強用パイプフレーム20と枠フレーム4に固定されているので、この板状ブラケット30によっても補強用パイプフレーム20の保持性が向上してシートバックフレーム2の強度が更に向上することとなる。
【0021】
(第2実施形態)
図4は本発明をワゴンの2分割タイプのリアシートに適用した車両用シートバックを示す正面図で、図右側の広面側のシートバックが第2実施形態に係る車両用シートバックである。図5は図4のC−C線による端面図、図6は図4のD−D線による端面図である。なお、図1〜図3と同一部分には、同一番号を付している。
【0022】
この車両用シートバックは、ワゴンのリアシートであり、右側上部が車体に着脱可能に取付けられている。シートバックの右側上部と車体との取付け部は、図示を省略するが、車体側に設けられたストライカと、シートバックフレーム2側に設けられたキャッチ部材とを有する構成である。
【0023】
よって、この第2実施形態では、シートバックフレーム2にはストライカブラケットが無く、補強用パイプフレーム20の上側端部21は枠フレーム4の上部前側にのみ溶接されている(図5参照)。また、補強用パイプフレーム20の下側端部22は、図6に示すように枠フレーム4の下部に溶接されている。また、補強用パイプフレーム20の中間部分23には、上部23aと中央部23cとの間と、中央部23cと下部23bとの間との2箇所に折り曲げ部が形成されている。なお、図4および図5中の32は、シートベルトを通す開口32aが設けられたシートベルト通し部材であり、パネルフレーム3に溶接されている(溶接部の図示を省略)。
【0024】
したがって、第2実施形態による場合には、補強用パイプフレーム20における上側端部21のシートバックフレーム2への保持性の向上化は得られないものの、パネルフレーム3のほぼ中央の位置、つまり前記自動車規則に基づくテストで規格荷重を受ける位置Xを、補強用パイプフレーム20の中間部分23が通り、かつ両端部21、22が枠フレーム4に連結されているので、位置Xに規格荷物の移動による大荷重が荷室側から作用しても、補強用パイプフレーム20の中間部分23が規格荷物の移動による外力を吸収してパネルフレーム3に窪みが発生するのを抑制でき、外力受け部分(位置X)に作用する大荷重に対するシートバックフレーム2の強度を向上させ得る。加えて、補強用パイプフレーム20の中間部分23には、上部23aと中央部23cとの間と、中央部23cと下部23bとの間との2箇所に折り曲げ部が形成されているので、中間部分23に規格荷物の移動による大荷重を受けても、折り曲げ部に存在によりその中間部分23が変形して規格荷物の移動による外力を吸収し易くでき、強度をより向上させ得る。
【0025】
なお、この第2実施形態では、ワゴンタイプである故に、シートバックフレームにストライカが設けられていないが、補強用パイプフレーム20における上側端部21のシートバックフレーム2への保持性の向上化を図るべく、シートバックフレームにストライカを設け、車体側にキャッチ部材を設けるようにし、かつそのストライカを支持するブラケットに、第1実施形態と同様にして補強用パイプフレーム20の上側端部21を連結するように構成してもよいことは勿論である。
【0026】
また、上述した第1、第2実施形態では前記自動車規則に基づくテストを想定してシートバックのほぼ中央部を、中間部分が通るように補強用パイプフレームを形成しているが、本発明はこれに限らず、シートバックの他の部分が外力を受ける場合には、その外力受け部分を中間部分が通るように補強用パイプフレームを形成してもよい。
【0027】
また、上述した第1、第2実施形態では、補強用パイプフレームを1本用いて外力受け部分を補強しているが、本発明はこれに限らず、補強用パイプフレームを2本以上用いて外力受け部分を補強してもよい。
【0028】
また、上述した第1、第2実施形態では、補強用パイプフレームの中間部分の上部と中央部との間と、中央部と下部との間との2箇所に折り曲げ部を形成した構成としているが、本発明はこれに限らず、補強用パイプフレームの中間部分に1以上の任意の数で折り曲げ部を形成してもよい。
【0029】
また、第1、第2実施形態では、補強用フレームにパイプ材を用いているが、本発明はパイプ材に限らず、板状のもの、或いは棒状のものなどを用いることができる。
【0030】
また、上述した第1、第2実施形態では、荷室前のリアシートが2分割タイプであって、広面側のリアシートを対象として本発明を適用しているが、本発明の適用箇所は広面側のリアシートのみに限らず、狭面側のリアシートをも対象としてもよい。
【0031】
また、上述した第1、第2実施形態ではシートバックが前倒し可能なものを例に挙げて説明しているが、本発明はこれに限らず、シートバックが車体に固定されたリアシートに対しても適用することが可能である。
【0032】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明による場合には、補強用フレームの中間部分が該パネルフレームの外力受け部分を通るように補強用フレームが形成され、かつ両端部が高強度の枠フレームに連結されているので、補強用フレームの中間部分が荷室に置かれた荷物の移動による外力を吸収してパネルフレームに窪みが発生するのを抑制でき、外力受け部分に作用する大荷重に対する強度を向上させ得る。
【0033】
また、本発明において、シートバックフレームが、前倒し可能に設けられていて、シートバックフレームの上部に設けたストライカを車体側に設けたキャッチ部材から外すと前倒しされるものである場合、ストライカの上端と下端を結合するストライカブラケットを設け、ストライカブラケットとストライカとの内側に枠フレームと補強用フレームの上側端部とが挿通する構成とすれば、補強用フレームの上側端部が、枠フレーム上部に溶接されるだけでなく、高強度のストライカと、これを支持する一般的に高強度に設けられるストライカブラケットとの内側を挿通するように設けられているので、補強用フレーム、特にその上側端部は上記外力を受けても確実にシートバックフレームに保持され、これにより外力受け部分に作用する荷物の移動による大荷重に対する強度を更により一層向上させることが可能になる。
【0034】
また、本発明において、補強用フレームの中間部分が、少なくとも1以上の折り曲げ部を有する構成とすれば、補強用フレームの中間部分に荷物の移動による大荷重を受けても、折り曲げ部に存在によりその中間部分が変形して荷物の移動による外力を吸収し易くでき、強度をより向上させ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明をセダンの2分割タイプのリアシートに適用した車両用シートバックを示す正面図である。
【図2】 図1のA−A線による端面図である。
【図3】 図1のB−B線による端面図である。
【図4】 本発明をワゴンの2分割タイプのリアシートに適用した車両用シートバックを示す正面図である。
【図5】 図4のC−C線による端面図である。
【図6】 図4のD−D線による端面図である。
【図7】 従来の車両用シートバックを示す外観斜視図である。
【符号の説明】
2 シートバックフレーム
3 パネルフレーム
4 枠フレーム
9 ストライカブラケット
10 ストライカ
20 補強用パイプフレーム
21 上側端部
22 下側端部
23 中間部分
X 外力受け部分

Claims (2)

  1. 荷室前に配置される車両用リアシートにおけるシートバックのフレーム構造であって、
    概略矩形状をしたパネルフレームの周縁に沿って枠フレームが配設されたシートバックフレームと、
    該枠フレームの上部と下部に両端部が連結され、かつ、中間部分が、前記荷室に置かれる荷物の移動による該パネルフレームの外力受け部分を通るように形成されている補強用フレームとを具備し、
    前記シートバックフレームが、前倒し可能に設けられていて、シートバックフレームの上部に設けたストライカを車体側に設けたキャッチ部材から外すと前倒しされるもので、前記ストライカの上端と下端を結合するストライカブラケットを設け、該ストライカブラケットとストライカとの内側に前記枠フレームと前記補強用フレームの上側端部とが挿通していることを特徴とする車両用シートバックのフレーム構造。
  2. 前記補強用フレームの中間部分は、少なくとも1以上の折り曲げ部を有することを特徴とする請求項1に記載の車両用シートバックのフレーム構造。
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