JP4043092B2 - 重荷重用空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

重荷重用空気入りラジアルタイヤ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、重荷重用空気入りラジアルタイヤに関し、さらに詳しくは、ベルト層の耐錆性を大きく改善しながら、耐エッジセパレーション性を向上するようにした重荷重用空気入りラジアルタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
トラックやバスなどの大型車両に用いられる重荷重用空気入りラジアルタイヤのベルト層には、例えば、3+9+15などの撚り構造のスチールコードが使用されている。これらのスチールコードは、素線同士が互いに密接したクローズド構造になっているので、タイヤ加硫時にスチールコード内部へのゴム浸透性が極めて悪い。そのため、トレッド部がカット傷などの外傷を受け、その傷から水分がスチールコード内部の空隙に侵入すると、錆の発生を招く。その錆が内部の空隙を伝わって成長すると接着性が低下する結果、タイヤ耐久性が大幅に悪化するという問題があった。
【0003】
これを改善するために、例えば素線間に隙間を設けた3+8構造等が使用されているが、コアの1×3内部にはゴムが入らず、耐錆性の改善としてはなお不十分なものであった。
【0004】
そこで、さらに耐錆性を改善するものとして、スチールコードのコアを2〜4本の素線を平行に束ね、かつその素線の少なくとも1本を波付け構造にし、その周囲に複数の素線を素線間に隙間を有するオープン構造にして撚り合わせたシースを配置することにより、スチールコード内部へのゴム浸透性を大きく改善するようにした技術の提案がある(特開平6−108387号公報)。しかし、このようなコアに波付けをした素線を有するスチールコードを使用しても、波付け素線の波付け高さ、波付けピッチの大きさ、およびそれらのバランスが適正化されていないと、ゴム浸入が不十分となる問題がある。また、3+9+15や3+8構造に代えて2+8構造を用いた場合、ベルトの剛性が低下するために耐エッジセパレーション性が悪化するという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、耐張力層として働くベルト層の耐錆性と耐エッジセパレーション性を両立させることが可能な重荷重用空気入りラジアルタイヤを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明は、トレッド部のカーカス層外周に設けた複数のベルト層の内、少なくとも耐張力層として働くベルト層のスチールコードを、2本のスチール素線を無撚りにしたコアと、該コアの外周に配置された6〜8本のスチール素線を素線間に隙間を有する撚り構造にしたシースとから構成し、前記コアの2本のスチール素線を下記式をそれぞれ満足する2次元の波付け構造にする一方、前記スチールコードを長径/短径で表わされる偏平比が1.05〜1.25で長軸をベルト幅方向にした偏平構造にし、前記コアの2本のスチール素線をベルト幅方向の左右に並設し、かつ上下方向に波付けしたことを特徴とする。
1.2≦H/d≦1.9
8≦L/d
H/d≧0.048L/d+0.536
但し、H:スチール素線の波付け高さ
d:スチール素線の直径
L:スチール素線の波付けピッチ
【0007】
1.2≦H/d≦1.9
8≦L/d
H/d≧0.048L/d+0.536
但し、H:スチール素線の波付け高さ
d:スチール素線の直径
L:スチール素線の波付けピッチ
【0008】
このように耐張力層として働くベルト層のスチールコードを、2本のスチール素線を無撚りにしたコアとその外周の6〜8本のスチール素線を隙間を有する撚り構造にしたシースとからなるようにし、その2本のコア素線を上記のように特定した2次元の波付け構造にするため、ベルト層としてのスチールコード強度を損なうことなく、タイヤ加硫時にスチールコードのコア内部までゴムを十分に浸透させることが可能になる。その結果、耐錆性の大幅な改善ができる。
【0009】
また、スチールコードの偏平比を1.05以上にし、かつ長軸をベルト幅方向に向けて配置し、さらにスチールコードのベルト厚さ方向に対するコード径が小さくなった分ベルト層のゴム厚さを減じてやれば、スチールコードのベルト幅方向における剛性の向上との相乗効果によりベルト層の面内剛性が効果的に増大し、耐エッジセパレーションの向上を図ることができる。しかも、スチールコードの偏平比を上記のように規定することで、偏平化が原因でゴム浸透が妨げられるような問題が発生することがない。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の重荷重用空気入りラジアルタイヤの一例を示し、1はトレッド部、2はサイドウォール部、3はビード部である。タイヤ内側には左右のビード部3間にタイヤ幅方向に沿って延びる補強コードを配列したカーカス層4が装架され、その両端部4aがビードコア5の周りにビードフィラー6を挟み込むようにしてタイヤ内側から外側に折り返されている。トレッド部1のカーカス層4外周には、配列したスチールコードをゴム層に埋設した4層のベルト層7が設けられている。
【0011】
4層のベルト層7において、カーカス層4側から数えて1番目の1番ベルト層7aと2番目の2番ベルト層7bは、スチールコードがタイヤ周方向に対し同一方向に傾斜している。他方、3番目の3番ベルト層7cと4番目の4番ベルト層7dは、スチールコードがタイヤ周方向に対し1,2番ベルト層7a,7bと逆方向の傾斜になっており、2,3番ベルト層7b,7cが耐張力層として作用するようになっている。
【0012】
耐張力層となるベルト層7b,7cの各スチールコードfは、図2に示すように、2本のスチール素線f1 を無撚りにしたコアfA と、そのコアの外周に配置された6〜8本のスチール素線f2 を撚り構造にしたシースfB とから構成されている。コアfA の2本のスチール素線f1 は、ベルト幅方向の左右に並設され、それぞれ図3に示すように上下方向に2次元の波形状に型付けされた波付け構造になっている。また、同じ波付けピッチL(mm)と波付け高さH(mm)で、2本がずれずに同相の波形で略平行に左右重なるようになっている。その波付け高さHと波付けピッチL、及びスチール素線f1 の直径d(mm)の関係は、下記式をそれぞれ満足するようにしている。
【0013】
1.2≦H/d≦1.9
8≦L/d
H/d≧0.048L/d+0.536
他方、シースfB を構成する6〜8本のスチール素線f2 は、素線f2間に隙間が形成されるように配置されたオープン構造になっている。
【0014】
また、上記スチールコードfは、長軸をベルト幅方向にした偏平構造に形成され、長径/短径で表わされる偏平比が1.05〜1.25の範囲にしてある。
このように本発明では、耐張力層として働くベルト層7b,7cのスチールコードfを、2本の無撚り波付けスチール素線f1 からなるコアfA と、6〜8本のスチール素線f2 を隙間を介在させて撚り構造にしたシースfB とから構成し、そのコアfA のスチール素線f1 の波付け構造を上記のように特定することにより、スチールコードfの強度を確保しながら、ゴムをスチールコードfのコアfA 内まで十分に浸透させることができる。従って、耐錆性を大きく改善することができる。
【0015】
また、スチールコードfの偏平比を上述した1.05以上にして長軸をベルト幅方向にすることで、スチールコードfのベルト厚さ方向の径を小さくすることができるため、その分だけベルト層のゴムの厚さTを必要なコード/コード間厚さT1を確保しながら薄くすることが可能になる。その結果、スチールコードのベルト幅方向における剛性の向上との相乗効果によりベルト層の面内曲げ剛性を高くすることができるので、ベルト層の耐エッジセパレーション性を向上することできる。このゴム厚さT1が薄くなり過ぎると、耐エッジセパレーション性の悪化をきたす。また、スチールコードfの偏平比の上限値を1.25にすることにより、偏平化に起因してゴム浸透が妨げられるようなことがない。
【0016】
コアfA の素線数が1本では、ベルト層としての強度を確保することが難しくなる。逆に素線数が3本以上になると、コアfA 内へゴムを十分に浸透させることができない。シースfの素線数が6本未満では、必要強度の確保が困難になり、逆に8本を越えると、素線間に十分な隙間を確保することができなくなる。
【0017】
H/dが1.2より小さくても、また、0.048L/d+0.536より下側の領域になっても、コアfA の素線f1 の隙間が小さくなり過ぎるため、コア内へのゴム浸透が悪くなる。逆に1.9より大きいと、素線f1 を過度に癖付けし過ぎる結果、素線強度の低下を招く。また、L/dが8未満になっても、同様に、素線f1 の過度の癖付けに起因して素線強度が大きく低下する。
【0018】
スチールコードfの偏平比が1.05より小さいと、スチールコードのベルト幅方向における剛性の向上効果が乏しく、面内曲げ剛性を効果的に高めることができず、ベルト層の耐エッジセパレーション性を向上することが難しくなる。逆に1.25より大きいと、過度に偏平されるため、素線間に十分な隙間を確保することができなくなり、ゴム浸透性が悪化する。
【0019】
図4に、上述したL/dとH/dの関係を示すグラフ図を示す。各プロットした四角の印は、実際の測定により求めたものであり、図4ではその点(ゴム浸透性75)を結んだ直線の式が上記の0.048L/d+0.536であり、それ以上の範囲がゴム浸透性75以上で好ましい範囲になっている。図4において、斜線を付けた部分が上述した式を同時に満足する範囲である。なお、各印の隣りに付した数値は、コア内まで完全にゴムが浸透した時の値を100とする指数値で表示されたゴム浸透性である。
【0020】
図5には、偏平比とゴム浸透性の関係を示すグラフ図を偏平比1の時のゴム浸透を100とする指数値で示す。偏平比が1.25を越えるとゴム浸透が急に低下しており、偏平比は1.25以下にするのがよいことがわかる。
【0021】
本発明において、上述したスチールコードfは、左右の巻出しリールから引き出された左右のスチール素線を並べて、所定のピッチで配置した歯を備える上下一対のホィール間を通すことにより同時に波形に型付けし、その外周にシースのスチール素線を螺旋状に巻き付けて撚り合わせた後、偏平状に押し潰すことで容易に得ることができる。
【0022】
コアfA の2本のスチール素線f1 は、上述したように同じ波付けピッチLと波付け高さHで、2本がずれずに同相の波形で重なるように左右に配置するのが、上記のように容易に製造する点などから好ましいが、それに限定されず、波付けピッチLと波付け高さHは上述した範囲を満足すれば異なっていてもよく、また、2本がずれた位置関係にあってもよい。
【0023】
1,4番ベルト層7a,7dのスチールコードは、従来公知の構造であれば特に限定されるものではないが、4番ベルト層7dは最外側にあるため、ゴムがスチールコード内部まで浸透するものを用いるのが好ましい。
上記実施形態では、2,3番ベルト層7b,7cを上述した図2のスチールコードfで構成したが、1,4番ベルト層7a,7dも2,3番ベルト層7b,7cと同じスチールコードfを用いて構成するようにしてもよく、本発明では少なくとも耐張力層として働くベルト層を上記スチールコードfで構成すればよい。
【0024】
また、上述した実施形態では、耐張力層を2層有する4層のベルト層を備えた重荷重用空気入りラジアルタイヤについて説明したが、本発明は少なくとも2層の耐張力層を有する複数のベルト層、特に少なくとも3層のベルト層7a〜7cを用いた重荷重用空気入りラジアルタイヤに好適に用いることができる。
【0025】
【実施例】
タイヤサイズを1200R24で共通にし、図1に示す構成のタイヤにおいて、2,3番ベルト層のスチールコードをコア素線が波付け構造を有するようにし、そのスチールコードの偏平比とベルト層のゴム厚さTを表1のようにした本発明タイヤ1,2と比較タイヤ1,2、及び従来タイヤとをそれぞれ作製した。
【0026】
各試験タイヤ共に、スチールコード構造が2+8×0.35、H=0.55mm、L=5.5mmであり、H/d=1.57、L/d=15.7で共通である。
これら各試験タイヤをリムサイズ24×8.50Vのリムに装着し、以下に示す測定条件により、ゴム浸透性とベルト耐エッジセパレーション性の評価試験を行ったところ、表1に示す結果を得た。
【0027】
ゴム浸透性
各試験タイヤを加硫した後分解し、スチールコードのコア内に浸透したゴムの状態を観察し、その結果をコア内にゴムが完全に浸透した状態を100%とする百分率で評価した。その値が小さい程、ゴム浸透性が低い。
ベルト耐エッジセパレーション性(耐エッジセパ性)
【0028】
各試験タイヤを空気圧760kPa にして車両に装着し、一般の舗装車道を15万km走行した後、各試験タイヤを分解し、3番ベルト層のエッジにおける剥離量を全周にわたって測定し、その時の最大剥離量(mm)を求めた。この値が小さい程、ベルト耐エッジセパレーション性が優れている。
【0029】
【表1】
Figure 0004043092
【0030】
表1から明らかなように、本発明タイヤは、ゴム浸透性が高く、また最大剥離量も極めて少なく、ベルト層の耐錆性と耐エッジセパレーション性を両立させることができることが判る。また、比較タイヤ1から、偏平構造とせずにベルト層のゴム厚さを本発明タイヤ1と同様に薄くしても、耐エッジセパレーション性の改善が見られず、むしろ悪化するのが判る。
【0031】
【発明の効果】
上述したように本発明は、耐張力層として働くベルト層のスチールコードを2本のスチール素線を無撚りにしたコアと該コアの外周に配置された6〜8本のスチール素線を素線間に隙間を有する撚り構造にしたシースとから構成し、そのコアの2本のスチール素線を上述のように特定した波付け構造にする一方、スチールコードを偏平比が上記範囲で長軸をベルト幅方向にした偏平構造にしたので、スチールコード内部へゴムを十分に浸透させることができると共に、ベルト層を薄肉にして面内曲げ剛性を向上することができるため、耐錆性と耐エッジセパレーション性の両立が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の重荷重用空気入りラジアルタイヤの一例を示すタイヤ子午線断面図である。
【図2】図1の2,3番ベルト層のスチールコードの一例を示す拡大断面図である。
【図3】図2のスチールコードのコアを構成するスチール素線を矢印A方向から見た要部矢視図である。
【図4】L/dとH/dの関係を示すグラフ図である。
【図5】偏平比とゴム浸透性の関係を示すグラフ図である。
【符号の説明】
1 トレッド部 2 サイドウォール部
3 ビード部 4 カーカス層
5 ビードコア 6 ビードフィラー
7 ベルト層 7a 1番ベルト層
7b 2番ベルト層 7c 3番ベルト層
7d 4番ベルト層 f スチールコード
fA コア fB シース
f1,f2 スチール素線

Claims (4)

  1. トレッド部のカーカス層外周に設けた複数のベルト層の内、少なくとも耐張力層として働くベルト層のスチールコードを、2本のスチール素線を無撚りにしたコアと、該コアの外周に配置された6〜8本のスチール素線を素線間に隙間を有する撚り構造にしたシースとから構成し、前記コアの2本のスチール素線を下記式をそれぞれ満足する2次元の波付け構造にする一方、前記スチールコードを長径/短径で表わされる偏平比が1.05〜1.25で長軸をベルト幅方向にした偏平構造にし、前記コアの2本のスチール素線をベルト幅方向の左右に並設し、かつ上下方向に波付けした重荷重用空気入りラジアルタイヤ。
    1.2≦H/d≦1.9
    8≦L/d
    H/d≧0.048L/d+0.536
    但し、H:スチール素線の波付け高さ
    d:スチール素線の直径
    L:スチール素線の波付けピッチ
  2. 前記コアの2本のスチール素線を同じ波付けピッチと波付け高さで同相にした請求項1に記載の重荷重用空気入りラジアルタイヤ。
  3. 前記耐張力層がスチールコードをタイヤ周方向に対する傾きを逆にして層間で交差するように配列した少なくとも2層のベルト層である請求項1または2に記載の重荷重用空気入りラジアルタイヤ。
  4. 前記複数のベルト層が少なくとも3層であり、前記耐張力層として働くベルト層が前記カーカス層側から数えて2,3番目のベルト層である請求項3に記載の重荷重用空気入りラジアルタイヤ。
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