JP4035363B2 - 直動案内ユニット - Google Patents

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は,例えば,半導体製造装置,精密測定・検査機,精密組立機等の各種の機械装置に適用でき,軌道レールと該軌道レールに対して転動体を介して相対移動するスライダとから成る直動案内ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来,直動案内ユニットは,現在では,半導体製造装置,測定・検査装置等の各種装置に組み込まれて多用されているが,技術の発展と共にその用途は拡大しており,低騒音化,摩耗の軽減化,長寿命化,高精度,高速摺動化,組立容易性,汎用化等の要求が益々高まっている。また,直動転がり案内ユニットでは,ごみ,塵埃等の異物が,軌道面や軌道面等に侵入してスライダの相対摺動を阻害するのを防止したり,或いは,直動転がり案内ユニット自体で発生した塵埃が外部に排出されるのを防止するため,スライダには下面シールが設けられている。
【0003】
本出願人に係る特許である特許第3237981号公報には,スライダに下面シールを設けた直動転がり案内ユニットが開示されている。該直動転がり案内ユニットは,下面シールの着脱が容易であり,軌道レールにスライダを跨架した状態でスライダの下面と軌道レールの下端との高さを十分に確保できるものである。上記直動転がり案内ユニットは,エンドキャップが,軌道レール側の下面の先端に係止部を有する突出部を形成する。下面シールは芯金部材と弾性部材とから成り,弾性部材に形成した挿入孔の縁部は芯金部材に形成した嵌合孔の内側に位置するように構成されている。下面シールは,縁部を弾性変形させながらエンドキャップの突出部に嵌合させ,係止部を芯金部材の嵌合孔の縁部即ち係止爪に係合させる。下面シールはケーシングの砥石研削用のスペースに納まるように配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,上記直動転がり案内ユニットでは,スライダに設けた下面シールには第1嵌合孔と第2嵌合孔との一部が非整合状態に互いに位置ずれして形成されなければならず,下面シールのスライダへの取付け作業に際し,下面シールを構成する弾性部材を弾性変形させながらスライダのエンドキャップに設けた突出部に挿入しなければならなかったので,下面シールを弾性部材の弾性力に抗してエンドキャップに押圧することになり,取付けが面倒であった。また,上記直動転がり案内ユニットにおけるエンドキャップの突出部に設けた係止凸部は,正面又は背面に向かって延びて形成されていたので,あまり長く延ばすことができず,係止凸部と下面シールとの引っかかり具合即ち係止度合が小さいものであり,必ずしも満足できる係止状態ではなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明の目的は,上記の課題を解決することであり,スライダを構成するエンドキャップに設けた突出部に下面シールに設けた嵌合凹部を係合させる時に,下面シールをエンドキャップに対して長手方向に僅かに移動させるのみで,簡単に確実に係合させることができ,しかも下面シールのエンドキャップへの取付け状態が安定した直動案内ユニットを提供することである。
【0006】
この発明は,長手方向側面に形成された第1軌道面を備えた軌道レール,前記第1軌道面に対向する第2軌道面を備え且つ前記軌道レールの長手方向に沿って相対移動可能なスライダ,前記軌道レールの前記第1軌道面と前記スライダの前記第2軌道面とで形成される負荷軌道路を転走する転動体,及び前記負荷軌道路をシールするため前記スライダの下面に取り付けられた下面シールを有する直動案内ユニットにおいて,
前記スライダは,前記第2軌道面と前記転動体が転走するリターン路とが形成されたケーシング,前記ケーシングの両端面にそれぞれ固定され且つ前記転動体の転走方向を転換するため前記第2軌道面と前記リターン路とに連通する方向転換路が形成されたエンドキャップ,前記エンドキャップの端面に固定されたエンドシール,及び前記転動体を保持するため前記ケーシングの前記長手方向に沿って延びる保持板を有し,
前記エンドキャップの下面には,先端に幅方向に突出して前記長手方向に延びる係止凸部を備えた突出部が設けられ,
前記下面シールには,前記突出部が嵌合可能な嵌合凹部と,前記嵌合凹部に連続して前記長手方向に延び且つ前記突出部に設けた前記係止凸部に係合する係止爪を備えた開口部とが形成され,
前記下面シールは,前記開口部の少なくとも一側部に長手方向に延びる前記係止爪が設けられた芯金,及び前記負荷軌道路をシールするため前記芯金に固着された弾性を有するシール部材から構成され,
前記シール部材は,前記芯金の下面側に全長にわたって延びて固着されている第1シール部材,前記芯金の上面側で前記スライダの前記ケーシングの下面のぬすみ部の斜面に接触して前記長手方向に延びる上方へ突出するシール凸部を備えた第2シール部材,及び前記芯金の上面側で前記エンドキャップの前記下面の前記長手方向に沿って延びる第3シール部材から構成され,
前記下面シールは,前記嵌合凹部を前記突出部に嵌合してから前記下面シールを前記長手方向に沿って移動して前記開口部を前記突出部の前記係止凸部に係合させることで,前記係止凸部と前記係止爪とが係止して前記スライダの前記下面に取り付けられることを特徴とする直動案内ユニットに関する。ここで,転動体はボール又はローラであり,軌道面は軌道溝を含んでおり,更に,少なくとも一側部は開口部の片側又は両側の側部を含む概念である。また,保持板は,棒状,板状,或いはバンド状のものを含む概念である。
【000
この直動案内ユニットでは,前記下面シールに形成された前記嵌合凹部と前記開口部とは,前記エンドキャップに設けられた前記突出部に対応して前記下面シールの両端に設けられ,前記長手方向に同一方向に配向され且つ前記嵌合凹部間と前記開口部間とは同一間隔に配設されている。また,前記突出部は,前記エンドキャップの下面における前記軌道レール側に位置する平坦な底面に設けられている。
【000
記突出部の前記長手方向の長さ,前記嵌合凹部の前記長手方向の長さ,及び前記開口部の前記長手方向の長さは,同一長さにそれぞれ形成されている。
【000
前記下面シールの前記芯金は,前記係止爪を備えた前記開口部を構成する芯金開口部と前記芯金開口部に連続して前記長手方向に延びる前記嵌合凹部を構成する芯金嵌合孔とが形成された平ら部と,前記平ら部と一体であって前記スライダの前記ぬすみ部を形成する前記斜面に接触して前記長手方向に延びる傾斜部とから構成されている。
【0010
前記下面シールの前記芯金に形成された前記芯金開口部に設けられた前記係止爪の先端には,前記スライダの前記突出部の根本部に接触状態になる係止爪付きシール部材が固着されている。
【0011
前記第1シール部材には,前記開口部を構成するシール開口部と前記シール開口部に連続して前記長手方向に延び且つ前記嵌合凹部を閉鎖する薄肉部を備えたシール嵌合凹部とが形成され,前記シール開口部は,前記芯金の両側部に設けた前記係止爪間に形成される前記芯金開口部の幅より広く且つ前記突出部の幅にほぼ等しい幅であり,前記芯金嵌合孔と前記シール嵌合凹部とはほぼ同一幅である。
【0012
前記薄肉部の前記シール開口部側の先端部は,前記芯金側へ向かって突出するシール突起に形成されている。しかも,前記エンドキャップに前記下面シールを装着した状態で,前記シール突起の前記シール開口部側の壁面に前記エンドキャップの前記突出部の長手方向端面に当接して接触状態になるように形成しておけば,シール性能をアップさせることができる。
【0013
前記第1シール部材は,前記軌道レールの側面に接触する前記長手方向に延びる第1リップ部と,前記ケーシング前記下面に形成された前記ぬすみ部の前記斜面に接触する前記長手方向に延びる第2リップ部とから構成されている。
【0014
この直動案内ユニットは,前記突出部の根本部には,前記エンドキャップの前記下面と前記係止凸部との間に前記長手方向に延びる嵌入溝が形成され,前記下面シールの前記係止爪が前記嵌入溝に挿入係合して前記エンドキャップに前記下面シールが固定されている。
【0015
この直動案内ユニットは,上記のように,スライダを構成するエンドキャップの下面に係止凸部を備えた突出部を設け,下面シールに前記突出部が嵌合可能な嵌合凹部と前記係止凸部に係合する係止爪を長手方向両側に備えた開口部とを設けているので,下面シールの嵌合凹部にエンドキャップの突出部を単に嵌合させて突出部を開口部へ単に相対移動させるのみで,係止凸部と係止爪とが容易に且つ確実に係合し,下面シールをスライダに安定して固定することができる。
【0016
【発明の実施の形態】
以下,図面を参照して,この発明による直動案内ユニットの実施例を説明する。この直動案内ユニットは,例えば,半導体製造装置,精密測定・検査機,精密組立機,工作機械,産業ロボット等の各種の小型や大型の機械装置に組み込まれて使用される。この直動案内ユニットは,例えば,相対的に移動するベッド等の固定体とテーブル等の移動体との間に介在して適用されるものであり,図1に示すように,長尺な軌道レール1と,軌道レール1の長手方向に沿って摺動可能なスライダ2とから構成されている。スライダ2は,その下面15,17が凹状に形成され,該凹状の部分が軌道レール1を跨架して相対移動するものである。
【0017
図1〜図3に示すように,この実施例の直動案内ユニットは,軌道レール1の長手方向両側面38にそれぞれ形成された一対の軌道面13(第1軌道面)を備えた軌道レール1,軌道面13にそれぞれ対向する軌道面14(第2軌道面)を備え且つ軌道レール1の長手方向に沿って相対移動可能なスライダ2,及び負荷軌道路10をシールするためスライダ2を構成するエンドキャップ6の下面15に設けられた下面シール18を有している。スライダ2は.一対の軌道面14と転動体3が転走する一対の無負荷軌道路としてのリターン路9とがそれぞれ形成されたケーシング5,ケーシング5の両端面48にそれぞれ固定され且つ転動体3の転走方向を転換するため軌道面14とリターン路9とに連通する一対の無負荷軌道路としての方向転換路12(図4)が形成されたエンドキャップ6,エンドキャップ6の端面49に固定されたエンドシール24,及び転動体3を保持するためケーシング5の長手方向に沿って延びる保持面45を持つ保持板7を有する。
【0018
この直動案内ユニットでは,エンドキャップ6には,転動体3の転走をスムースにするためグリースニップルに通じる給油溝30(図4)が形成されている。ケーシング5には,エンドキャップ6とエンドシール24とが取付けねじ42によって固定されている。エンドキャップ6に形成された方向転換路12は,上側の負荷軌道路10と接続部60を通じて下側のリターン路9とに接続する全長が短く浅い方向転換路29,及び下側の負荷軌道路10と接続部60を通じて上側のリターン路9とに接続し且つ方向転換路29の外側を迂回する全長が長く深い方向転換路28から構成されている。エンドキャップ6に設けた接続部60は,ケーシング5のリターン路9に対してエンドキャップ6の方向転換路12を位置決めして接続する機能を有する。
【0019
この直動案内ユニットは,軌道レール1の軌道面13とケーシング5の軌道面14とで構成される負荷軌道路10を転走する複数のローラでなる転動体3が介在され,軌道レール1上をスライダ2がスムースに相対移動できるように構成されている。更に,この実施例では,隣接する転動体3間にはセパレータ4がそれぞれ配設されている。軌道レール1は,上面43に隔置して形成された複数の取付け用孔40を挿通する取付けボルトによってベッド等に取り付けられ,また,スライダ2は,上面44の複数箇所に形成されたねじ穴41に螺入される取付けボルトによってテーブル等が取り付けられる。従って,スライダ2が軌道レール1に対して相対往復移動することにより,テーブルはベッドに対して相対往復移動することができる。
【0020
図1及び図2に示すように,この実施例では,軌道レール1に形成された一対の軌道面13は,両側面38に長手方向に延びる凹溝39の上下の両側に形成されている。スライダ2に形成された軌道面14は,軌道レール1の軌道面13にそれぞれ対向して形成され且つ保持板7を係止するためのケーシング5に形成された係止溝46を挟んでそれぞれ形成されている。また,複数の転動体3とセパレータ4とが無限循環する無限循環路は,軌道レール1の軌道面13とケーシング5の軌道面14との間に形成される一対の負荷軌道路10,負荷軌道路10にそれぞれ接続するエンドキャップ6に設けられた方向転換路12,及び方向転換路12にそれぞれ接続するケーシング5に設けられたリターン路9から構成されている。この実施例では,転動体3は,セパレータ4によって隔置され,無限循環路を無限循環して転動するように組み込まれている。セパレータ4は,転動体3間に配置され,例えば,転動体3を抱き込んで転動体3のスムースな転動を実現している。
【0021
図3に示すように,ケーシング5については,軌道面14を研削するため,軌道レール1側の下面17には,砥石用のぬすみ部19が斜面21の形状で形成されている。また,図4及び図5に示すように,エンドキャップ6については,軌道レール1側の下面15には,ケーシング5と同様に,ぬすみ部16が設けられている。エンドキャップ6のぬすみ部16は,ケーシング5のぬすみ部19の斜面21と面一でなる斜面31と軌道レール1側の水平な平坦な底面32とから形成されている。
【0022
この直動案内ユニットでは,下面シール18は,図2又は図3に示すように,スライダ2を構成するケーシング5のぬすみ部19とエンドキャップ6のぬすみ部16即ち砥石用のスペース内に収納され,スライダ2の下面,即ち,スライダ2を構成するケーシング5の下面17とエンドキャップ6の下面15から突出することがないように取り付けられている。下面シール18は,金属等の剛体から成る芯金22と,芯金22に固着された弾性を有するシール部材23とから構成されている。具体的には,下面シール18のシール部材23は,芯金22に焼き付け成形された弾性部材から作製されている。下面シール18は,特に,図11に示すように,下面シール18の上面がエンドキャップ6のぬすみ部16の形状に一致した形状に形成されている。また,下面シール18の芯金22は,板状の形状を有しており,ぬすみ部16に略一致した形状に成形されている。下面シール18は,エンドキャップ6の端面49に配設されたエンドシール24間に一致した長さを有し,スライダ2を構成するケーシング5の下面17とエンドキャップ6の下面15の全長にわたって延び,軌道レール1とスライダ2との間に隙間が無いようにシールしているものである。
【0023
下面シール18のシール部材23は,芯金22の下面58側に全長にわたって延びて固着されている第1シール部材33,芯金22の上面57側でケーシング5の長手方向下面17側のぬすみ部19の斜面21に接触して長手方向に延びる上方へ突出するシール凸部を備えた第2シール部材34,及び芯金22の上面57側でエンドキャップ6の長手方向下面15に沿って延びる第3シール部材35から構成されている。下面シール18の上面は,主として,芯金22の上面57が現れたものになっているが,図6〜図9に示すように,両端部の軌道レール1側が第3シール部材35を構成する薄肉状のゴムが芯金22に焼き付けされた構造を有する。また,下面シール18の中央部分には,第2シール部材34を構成するシール凸部が芯金22に焼き付けされている。下面シール18が長尺であるので,下面シール18をエンドキャップ6に固着した状態で,下面シール18の撓み等を吸収するため,第2シール部材34のシール凸部は,図3に示すように,斜面部63をケーシング5の斜面21に確実に密着させて下面シール18をスライダ2に支持するため,押圧状態になるように弾性部材で作製されている。即ち,第2シール部材34のシール凸部は,下面シール18の中央部分をケーシング5の斜面21に沿って配置するための支持部の機能を有している。
【0024
更に,図3に示すように,シール部材23の第1シール部材33は,軌道レール1の側面38とスライダ2の長手方向の下面17とをシールするため,軌道レール1の側面38に接触する長手方向に延びるリップ部26(第1リップ部),及びリップ部26の反対側に設けられたケーシング5の下面17とエンドキャップ6の下面15とのぬすみ部16,19の斜面21,31に接触する長手方向に延びるリップ部27(第2リップ部)を有している。下面シール18のリップ部26,27は,その側面に長手方向に沿って延びる合成ゴム製の弾性部材で形成されている。下面シール18がスライダ2に取り付けられた状態では,リップ部27は,ケーシング5の斜面21に確実に密着してシール性をアップできるように,リップ部27がケーシング5の斜面21に押圧状態になるように弾性部材で作製されている。また,下面シール18のリップ部26は,軌道レール1の側面38に弾性的に当接し,軌道レール1との間のシール性をアップさせるように形成されているが,軌道レール1に対するスライダ2の摺動抵抗をアップしない程度に構成されている。
【0025
この直動案内ユニットは,スライダ2を構成するエンドキャップ6の下面15には,突出部8がケーシング5側の下面内側に設けられ,突出部8の先端部に幅方向両側に突出して長手方向に延びる係止凸部11が設けられている。また,下面シール18には,突出部8が嵌合可能な嵌合凹部51と,嵌合凹部51に連続して長手方向に延び且つ突出部8に設けた係止凸部11に係合する係止爪50を長手方向両側に備えた開口部37とが形成されている。また,下面シール18に形成された嵌合凹部51と開口部37とは,エンドキャップ6に設けられた突出部8に対応して下面シール18の両端に設けられ,長手方向に同一方向に配向され,嵌合凹部51間と開口部37間とは同一間隔に配設されている。即ち,下面シール18を構成する芯金22の両端部には,開口部37の長手方向両側に対向して係止爪50がそれぞれ設けられ,対向する係止爪50の間に芯金開口部47が形成されている。また,エンドキャップ6に設けられた突出部8には,エンドキャップ6の軌道レール1側のぬすみ部16の水平な平坦な底面32に,正面から見てT字状に突出した係止凸部11が長手方向両側に形成され,エンドキャップ6の下面15と係止凸部11との間には,下面シール18の係止爪50が嵌入する嵌入溝20が形成されている。
【0026
更に,下面シール18の芯金22は,係止爪50を備えた開口部37を構成する芯金開口部47と,芯金開口部47に連続して長手方向に延びる嵌合凹部51を構成する芯金嵌合孔53とが形成された平ら部61(図9)と,平ら部61と一体であってケーシング5のぬすみ部19を形成する斜面21に接触して長手方向に延びる傾斜部56とから構成されている。また,下面シール18に形成された嵌合凹部51と開口部37との合計の長さは,係止凸部11の長さの2倍程度であり,エンドキャップ6に形成された突出部8の長さ,下面シール18に形成された嵌合凹部51の長手方向の長さ,及び下面シール18に形成された開口部37の長手方向の長さは,同一長さにそれぞれ形成されている。
【0027
また,図9に示すように,係止爪50は,下面シール18の芯金22に形成された芯金開口部47の対向面間に形成され,係止爪50の対向した先端面には,弾性を有する合成ゴム製の係止爪付きシール部材59が焼き付け等で固着され,シール部材59がエンドキャップ6の突出部8の根本部のステム25に接触状態になる。即ち,シール部材59は,係止爪50の対向した内側幅間で係止爪50の先端面に薄肉状の合成ゴムが焼き付けで固着されている。シール部材59は,エンドキャップ6の突出部8の係止凸部11の嵌入溝20を形成するステム25に下面シール18の係止爪50を嵌合した時に,両者間にガタもなく,確実に,密封状に固着されることになる。従って,シール部材59を含めた係止爪50の先端面のシール部材59間の幅は,エンドキャップ6に設けた突出部8の嵌入溝20を構成するステム25の径(幅)より零又は若干のシメシロになっている。言い換えれば,両側の係止爪50のシール部材59間の幅は,嵌入溝20を構成するステム25の径(幅)よりも零又は僅かなシメシロになっている。また,芯金22の係止爪50間の幅は,嵌入溝20を構成するステム25の径(幅)よりも僅かに大きく形成されている。
【0028
上記のように,下面シール18には,エンドキャップ6の突出部8の係止凸部11に対向して嵌合凹部51と開口部37が長手方向の両端部に形成されている。具体的には,シール部材23の第1シール部材33には,開口部37を構成するシール開口部52と,シール開口部52に連続して長手方向に延び且つ嵌合凹部51を閉鎖する薄肉部36を備えたシール嵌合凹部54とが形成されている。シール開口部52は,芯金22の係止爪50間に形成される芯金開口部47の幅より広く,エンドキャップ6の突出部8の幅にほぼ等しい幅であり,芯金嵌合孔53とシール嵌合凹部54とはほぼ同一幅である。即ち,嵌合凹部51は,下面シール18をエンドキャップ6の水平な平坦な底面32に向かう方向に係止凸部11の頭部が無理なく嵌入できる大きさの入口部を形成する芯金22の芯金嵌合孔53,及び芯金嵌合孔53と整合するサイズのシール嵌合凹部54から成る。また,突出部8の係止凸部11を芯金嵌合孔53とシール嵌合凹部54とに嵌入させ(図12のA),下面シール18をエンドキャップ6の底面32に摺接させ,下面シール18を長手方向に沿って移動させた時に(図12のB),下面シール18の係止爪50が係止凸部11の嵌入溝20を形成するステム25に嵌入するように構成されている。
【0029
この実施例では,下面シール18を構成するシール部材23の第1シール部材33には,弾性部材から成る薄肉部36を備えた嵌合凹部51に形成されているが,薄肉部36を設けることなく,嵌合孔に形成してもよいことは勿論である。図6〜図9に示すように,第1シール部材33に嵌合凹部51を形成した場合には,下面シール18の下面側に薄肉部36が位置し,薄肉部36の開口部37側の先端部55に開口部37の境部分に肉盛り状のシール突起62が形成されている。即ち,第1シール部材33の薄肉部36のシール開口部52側の先端部55は,芯金22側へ向かって突出するシール突起62に形成されている。シール突起62は,係止凸部11と開口部37との間をシールしている。また,係止爪50の下面は,成形型上,開口部37として開口孔になっている。
【0030
エンドキャップ6に形成された突出部8の根本部即ちステム25には,エンドキャップ6の下面15と係止凸部11との間に長手方向に延びる嵌入溝20が形成され,下面シール18の芯金22に形成された係止爪50が嵌入溝20に挿入係合してエンドキャップ6に下面シール18が固定されている。即ち,係止凸部11は,特に,図11(A)に示すように,側面に長手方向に沿って下面シール18の係止爪50が嵌入する嵌入溝20が形成されている。突出部8は,両側側面に嵌入溝20が形成されているので,正面から見てステム25上に係止凸部11が載置された状態のT字状に突出した形状になっている。
【0031
この直動案内ユニットについて,図11の(A)及び(B)及び図12の(A)及び(B)を参照して,エンドキャップ6に下面シール18を固定する工程を説明する。図11は,下面シール18をエンドキャップ6に係合させる状況を示し,エンドキャップ6の背面方向に一部拡大して見た状態の説明図であり,図11の(A)は,下面シール18の嵌合凹部51をエンドキャップ6の係止凸部11に対向させた状態を示し,また,図11の(B)は,下面シール18の係止爪50がエンドキャップ6の係止凸部11に嵌入して固着完了状態を示している。また,図12は,下面シール18をエンドキャップ6に係合させる状況を示す長手方向に沿って断面して一部拡大して見た状態の説明図であり,図12の(A)は,下面シール18の嵌合凹部51をエンドキャップ6の係止凸部11に挿入させた状態を示し,また,図12の(B)は,下面シール18の係止爪50がエンドキャップ6の係止凸部11の嵌入溝20に嵌入して固着完了状態を示している。即ち,この直動案内ユニットについては,まず,図11の(A)に示すように,下面シール18の嵌合凹部51をエンドキャップ6の突出部8の下方に位置させ,次いで,図12の(A)に示すように,下面シール18の芯金22に形成された嵌合凹部51にエンドキャップ6に設けた突出部8を嵌合する。その後,図12の(A)及び(B)に示すように,下面シール18の係止爪50を突出部8の嵌入溝20に嵌入させることによって,下面シール18をエンドキャップ6に固定することができる。
【0032
この発明による直動案内ユニットは,上記実施例では,スライダ2の突出部8に設けた係止凸部11が突出部8の両側の側部,及び下面シール18の開口部37に設けられた係止爪50が開口部37の両側の側部に設けられたものが示されているが,上記実施例に限らず,係止凸部11と係止爪50とは,両方共に片側の側部のみに設けてもよく,また,一方が片側の側部で,他方が両側の側部に設けられてもよいものである。また,転動体3としては,ローラが組み込まれた直動案内ユニットが示されているが,ローラに限らず,ボールであってもよいものであり,転動体がボールを組み込んだ直動案内ユニットである場合には,通常,ボールを保持する保持板はバンド状のタイプを使用することになる。
【0033
【発明の効果】
この直動案内ユニットは,上記のように構成されているので,下面シールの取付け時に,下面シールのシール部材にほとんど弾性変形を与えることなく,下面シールをエンドキャップにスムーズに,簡単に且つ確実に取り付けることができ,大型の直動案内ユニットについても,下面シールをスライダに対して,下面シールのシール機能を損なうような損傷を与えることなく,スムーズに,確実に且つ強固に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による直動案内ユニットの一実施例を示す部分断面を含む斜視図である。
【図2】 図1の直動案内ユニットについて幅方向半分を断面で示した正面図である。
【図3】 図2のA部分の拡大断面図である。
【図4】 図1の直動案内ユニットにおけるエンドキャップを示す背面図である。
【図5】 図4のエンドキャップを示す下面図である。
【図6】 図1の直動案内ユニットにおける下面シールを示す平面図である。
【図7】 図6のB−B断面における断面図である。
【図8】 図6の下面シールを示す側面図である。
【図9】 図6のA−A断面における断面図である。
【図10】 図6に示す下面シールにおける芯金を示す平面図である。
【図11】 下面シールがエンドキャップに係合する状況を示すエンドキャップの背面方向から一部分を拡大して見た説明図である。
【図12】 下面シールをエンドキャップに係合させる状況を示す長手方向に沿って断面した一部分を拡大して見た説明図である。
【符号の説明】
1 軌道レール
2 スライダ
3 転動体
5 ケーシング
6 エンドキャップ
7 保持板
8 突出部
9 リターン路
10 負荷軌道路
11 係止凸部
12,28,29 方向転換路
13,14 軌道面
15,17 下面
16,19 ぬすみ部
18 下面シール
20 嵌入溝
21,31 斜面
22 芯金
23 シール部材
24 エンドシール
26 第1リップ部
27 第2リップ部
32 底面
33 第1シール部材
34 第2シール部材
35 第3シール部材
36 薄肉部
37 開口部
38 側面
47 芯金開口部
48,49 端面
50 係止爪
51 嵌合凹部
52 シール開口部
53 芯金嵌合孔
54 シール嵌合凹部
55 先端部
56 傾斜部
57 上面
58 下面
59 係止爪付きシール部材
61 平ら部
62 シール突起

Claims (10)

  1. 長手方向側面に形成された第1軌道面を備えた軌道レール,前記第1軌道面に対向する第2軌道面を備え且つ前記軌道レールの長手方向に沿って相対移動可能なスライダ,前記軌道レールの前記第1軌道面と前記スライダの前記第2軌道面とで形成される負荷軌道路を転走する転動体,及び前記負荷軌道路をシールするため前記スライダの下面に取り付けられた下面シールを有する直動案内ユニットにおいて,
    前記スライダは,前記第2軌道面と前記転動体が転走するリターン路とが形成されたケーシング,前記ケーシングの両端面にそれぞれ固定され且つ前記転動体の転走方向を転換するため前記第2軌道面と前記リターン路とに連通する方向転換路が形成されたエンドキャップ,前記エンドキャップの端面に固定されたエンドシール,及び前記転動体を保持するため前記ケーシングの前記長手方向に沿って延びる保持板を有し,
    前記エンドキャップの下面には,先端に幅方向に突出して前記長手方向に延びる係止凸部を備えた突出部が設けられ,
    前記下面シールには,前記突出部が嵌合可能な嵌合凹部と,前記嵌合凹部に連続して前記長手方向に延び且つ前記突出部に設けた前記係止凸部に係合する係止爪を備えた開口部とが形成され,
    前記下面シールは,前記開口部の少なくとも一側部に長手方向に延びる前記係止爪が設けられた芯金,及び前記負荷軌道路をシールするため前記芯金に固着された弾性を有するシール部材から構成され,
    前記シール部材は,前記芯金の下面側に全長にわたって延びて固着されている第1シール部材,前記芯金の上面側で前記スライダの前記ケーシングの下面のぬすみ部の斜面に接触して前記長手方向に延びる上方へ突出するシール凸部を備えた第2シール部材,及び前記芯金の上面側で前記エンドキャップの前記下面の前記長手方向に沿って延びる第3シール部材から構成され,
    前記下面シールは,前記嵌合凹部を前記突出部に嵌合してから前記下面シールを前記長手方向に沿って移動して前記開口部を前記突出部の前記係止凸部に係合させることで,前記係止凸部と前記係止爪とが係止して前記スライダの前記下面に取り付けられることを特徴とする直動案内ユニット。
  2. 前記下面シールに形成された前記嵌合凹部と前記開口部とは,前記エンドキャップに設けられた前記突出部に対応して前記下面シールの両端に設けられ,前記長手方向に同一方向に配向され且つ前記嵌合凹部間と前記開口部間とは同一間隔に配設されていることを特徴とする請求項に記載の直動案内ユニット。
  3. 記突出部は,前記エンドキャップの下面における前記軌道レール側に位置する平坦な底面に設けられていることを特徴とする請求項又はに記載の直動案内ユニット。
  4. 記突出部の前記長手方向の長さ,前記嵌合凹部の前記長手方向の長さ,及び前記開口部の前記長手方向の長さは,同一長さにそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の直動案内ユニット。
  5. 前記下面シールの前記芯金は,前記係止爪を備えた前記開口部を構成する芯金開口部と前記芯金開口部に連続して前記長手方向に延びる前記嵌合凹部を構成する芯金嵌合孔とが形成された平ら部と,前記平ら部と一体であって前記スライダの前記ぬすみ部を形成する前記斜面に接触して前記長手方向に延びる傾斜部とから構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の直動案内ユニット。
  6. 前記下面シールの前記芯金に形成された前記芯金開口部に設けられた前記係止爪の先端には,前記スライダの前記突出部の根本部に接触状態になる係止爪付きシール部材が固着されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の直動案内ユニット。
  7. 前記第1シール部材には,前記開口部を構成するシール開口部と前記シール開口部に連続して前記長手方向に延び且つ前記嵌合凹部を閉鎖する薄肉部を備えたシール嵌合凹部とが形成され,前記シール開口部は,前記芯金の両側部に設けた前記係止爪間に形成される前記芯金開口部の幅より広く且つ前記突出部の幅にほぼ等しい幅であり,前記芯金嵌合孔と前記シール嵌合凹部とはほぼ同一幅であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の直動案内ユニット。
  8. 前記薄肉部の前記シール開口部側の先端部は,前記芯金側へ向かって突出するシール突起に形成されていることを特徴とする請求項に記載の直動案内ユニット。
  9. 前記第1シール部材は,前記軌道レールの側面に接触する前記長手方向に延びる第1リップ部と,前記ケーシング前記下面に形成された前記ぬすみ部の前記斜面に接触する前記長手方向に延びる第2リップ部とから構成されていることを特徴とする請求項のいずれか1項に記載の直動案内ユニット。
  10. 記突出部の根本部には,前記エンドキャップの前記下面と前記係止凸部との間に前記長手方向に延びる嵌入溝が形成され,前記下面シールの前記係止爪が前記嵌入溝に挿入係合して前記エンドキャップに前記下面シールが固定されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の直動案内ユニット。
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