JP2003322151A - 直動案内ユニット - Google Patents

直動案内ユニット

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JP2003322151A
JP2003322151A JP2002130045A JP2002130045A JP2003322151A JP 2003322151 A JP2003322151 A JP 2003322151A JP 2002130045 A JP2002130045 A JP 2002130045A JP 2002130045 A JP2002130045 A JP 2002130045A JP 2003322151 A JP2003322151 A JP 2003322151A
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C29/00Bearings for parts moving only linearly
    • F16C29/08Arrangements for covering or protecting the ways
    • F16C29/084Arrangements for covering or protecting the ways fixed to the carriage or bearing body movable along the guide rail or track
    • F16C29/088Seals extending in the longitudinal direction of the carriage or bearing body
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C29/00Bearings for parts moving only linearly
    • F16C29/04Ball or roller bearings
    • F16C29/06Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load
    • F16C29/0633Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides
    • F16C29/0635Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are provided as bores in a main body of the U-shaped carriage, e.g. the main body of the U-shaped carriage is a single part with end caps provided at each end
    • F16C29/065Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are provided as bores in a main body of the U-shaped carriage, e.g. the main body of the U-shaped carriage is a single part with end caps provided at each end with rollers

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この直動案内ユニットは,軌道レール上を相
対移動するスライダに下面シールを容易に確実に且つ強
固に固着する。 【解決手段】 この直動案内ユニットは,スライダ2の
下面には,先端部に幅方向に突出して長手方向に延びる
係止凸部11を備えた突出部8が設けられ,下面シール
18には,突出部8が嵌合可能な嵌合凹部51と嵌合凹
部51に連続して長手方向に延び且つ突出部8に設けた
係止凸部11に係合する係止爪50を少なくとも一側部
に備えた開口部37とが形成されている。下面シール1
8を固定するためのスライダ2に形成された突出部8
は,エンドキャップ6の下面15に形成された軌道レー
ル側のぬすみ部16の平坦な底面32に設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,例えば,半導体
製造装置,精密測定・検査機,精密組立機等の各種の機
械装置に適用でき,軌道レールと該軌道レールに対して
転動体を介して相対移動するスライダとから成る直動案
内ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来,直動案内ユニットは,現在では,
半導体製造装置,測定・検査装置等の各種装置に組み込
まれて多用されているが,技術の発展と共にその用途は
拡大しており,低騒音化,摩耗の軽減化,長寿命化,高
精度,高速摺動化,組立容易性,汎用化等の要求が益々
高まっている。また,直動転がり案内ユニットでは,ご
み,塵埃等の異物が,軌道面や軌道面等に侵入してスラ
イダの相対摺動を阻害するのを防止したり,或いは,直
動転がり案内ユニット自体で発生した塵埃が外部に排出
されるのを防止するため,スライダには下面シールが設
けられている。
【0003】本出願人に係る特許である特許第3237
981号公報には,スライダに下面シールを設けた直動
転がり案内ユニットが開示されている。該直動転がり案
内ユニットは,下面シールの着脱が容易であり,軌道レ
ールにスライダを跨架した状態でスライダの下面と軌道
レールの下端との高さを十分に確保できるものである。
上記直動転がり案内ユニットは,エンドキャップが,軌
道レール側の下面の先端に係止部を有する突出部を形成
する。下面シールは芯金部材と弾性部材とから成り,弾
性部材に形成した挿入孔の縁部は芯金部材に形成した嵌
合孔の内側に位置するように構成されている。下面シー
ルは,縁部を弾性変形させながらエンドキャップの突出
部に嵌合させ,係止部を芯金部材の嵌合孔の縁部即ち係
止爪に係合させる。下面シールはケーシングの砥石研削
用のスペースに納まるように配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記直
動転がり案内ユニットでは,スライダに設けた下面シー
ルには第1嵌合孔と第2嵌合孔との一部が非整合状態に
互いに位置ずれして形成されなければならず,下面シー
ルのスライダへの取付け作業に際し,下面シールを構成
する弾性部材を弾性変形させながらスライダのエンドキ
ャップに設けた突出部に挿入しなければならなかったの
で,下面シールを弾性部材の弾性力に抗してエンドキャ
ップに押圧することになり,取付けが面倒であった。ま
た,上記直動転がり案内ユニットにおけるエンドキャッ
プの突出部に設けた係止凸部は,正面又は背面に向かっ
て延びて形成されていたので,あまり長く延ばすことが
できず,係止凸部と下面シールとの引っかかり具合即ち
係止度合が小さいものであり,必ずしも満足できる係止
状態ではなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は,上記
の課題を解決することであり,スライダを構成するエン
ドキャップに設けた突出部に下面シールに設けた嵌合凹
部を係合させる時に,下面シールをエンドキャップに対
して長手方向に僅かに移動させるのみで,簡単に確実に
係合させることができ,しかも下面シールのエンドキャ
ップへの取付け状態が安定した直動案内ユニットを提供
することである。
【0006】この発明は,長手方向側面に形成された第
1軌道面を備えた軌道レール,前記第1軌道面に対向す
る第2軌道面を備え且つ前記軌道レールの長手方向に沿
って相対移動可能なスライダ,前記軌道レールの前記第
1軌道面と前記スライダの前記第2軌道面とで形成され
る負荷軌道路を転走する転動体,及び前記負荷軌道路を
シールするため前記スライダの下面に取り付けられた下
面シールを有する直動案内ユニットにおいて,前記スラ
イダの下面には,先端に幅方向に突出して長手方向に延
びる係止凸部を備えた突出部が設けられ,前記下面シー
ルには,前記突出部が嵌合可能な嵌合凹部と,前記嵌合
凹部に連続して長手方向に延び且つ前記突出部に設けた
前記係止凸部に係合する係止爪を少なくとも一側部に備
えた開口部とが形成されていることを特徴とする直動案
内ユニットに関する。ここで,転動体はボール又はロー
ラであり,軌道面は軌道溝を含んでおり,更に,少なく
とも一側部は開口部の片側又は両側の側部を含む概念で
ある。
【0007】前記スライダは,前記第2軌道面と前記転
動体が転走するリターン路とが形成されたケーシング,
前記ケーシングの両端面にそれぞれ固定され且つ前記転
動体の転走方向を転換するため前記第2軌道面と前記リ
ターン路とに連通する方向転換路が形成されると共に前
記突出部が設けられたエンドキャップ,前記エンドキャ
ップの端面に固定されたエンドシール,及び前記転動体
を保持するため前記ケーシングの長手方向に沿って延び
る保持板を有するものである。ここで,保持板は,棒
状,板状,或いはバンド状のものを含む概念である。
【0008】この直動案内ユニットでは,前記下面シー
ルに形成された前記嵌合凹部と前記開口部とは,前記エ
ンドキャップに設けられた前記突出部に対応して前記下
面シールの両端に設けられ,長手方向に同一方向に配向
され且つ前記嵌合凹部間と前記開口部間とは同一間隔に
配設されている。また,前記下面シールを固定するため
の前記スライダに形成された前記突出部は,前記エンド
キャップの下面に形成された前記軌道レール側のぬすみ
部の平坦な底面に設けられている。
【0009】前記スライダに形成された前記突出部の長
さ,前記下面シールに形成された前記嵌合凹部の長手方
向の長さ,及び前記開口部の長手方向の長さは,ほぼ同
一長さにそれぞれ形成されている。
【0010】前記下面シールは,前記開口部の少なくと
も一側部に長手方向に延びる前記係止爪が設けられた芯
金,及び前記負荷軌道路をシールするため前記芯金に固
着された弾性を有するシール部材から構成されているも
のである。
【0011】前記下面シールの前記芯金は,前記係止爪
を備えた前記開口部を構成する芯金開口部と前記芯金開
口部に連続して長手方向に延びる前記嵌合凹部を構成す
る芯金嵌合孔とが形成された平ら部と,前記平ら部と一
体であって前記スライダのぬすみ部を形成する斜面に接
触して長手方向に延びる傾斜部とから構成されている。
【0012】前記下面シールの前記芯金に形成された前
記芯金開口部に設けられた前記係止爪の先端には,前記
スライダの前記突出部の根本部に接触状態になる係止爪
付きシール部材が固着されている。
【0013】前記下面シールの前記シール部材は,前記
芯金の下面側に全長にわたって延びて固着されている第
1シール部材,前記芯金の上面側で前記スライダの前記
ケーシングの長手方向下面のぬすみ部の斜面に接触して
長手方向に延びる上方へ突出するシール凸部を備えた第
2シール部材,及び前記芯金の上面側で前記スライダの
エンドキャップの長手方向下面に沿って延びる第3シー
ル部材から構成されている。
【0014】前記第1シール部材には,前記開口部を構
成するシール開口部と前記シール開口部に連続して長手
方向に延び且つ前記嵌合凹部を閉鎖する薄肉部を備えた
シール嵌合凹部とが形成され,前記シール開口部は,前
記芯金の前記係止爪間に形成される前記芯金開口部の幅
より狭く且つ前記スライダの前記突出部の幅にほぼ等し
い幅であり,前記芯金嵌合孔と前記シール嵌合凹部とは
ほぼ同一幅である。
【0015】前記薄肉部の前記シール開口部側の先端部
は,前記芯金側へ向かって突出するシール突起に形成さ
れている。しかも,前記エンドキャップに前記下面シー
ルを装着した状態で,前記シール突起の前記シール開口
部側の壁面に前記エンドキャップの前記突出部の長手方
向端面に当接して接触状態になるように形成しておけ
ば,シール性能をアップさせることができる。
【0016】前記第1シール部材は,前記軌道レールの
側面に接触する長手方向に延びる第1リップ部と,前記
スライダの下面に形成されたぬすみ部の斜面に接触する
長手方向に延びる第2リップ部とから構成されている。
【0017】この直動案内ユニットは,前記スライダの
エンドキャップに形成された前記突出部の根本部には,
前記エンドキャップの下面と前記係止凸部との間に長手
方向に延びる嵌入溝が形成され,前記下面シールの芯金
に形成された前記係止爪が前記嵌入溝に挿入係合して前
記エンドキャップに前記下面シールが固定されている。
【0018】この直動案内ユニットは,前記下面シール
の芯金に形成された前記嵌合凹部に前記スライダに設け
た前記突出部を嵌合して,前記下面シールの前記係止爪
を前記突出部の前記嵌入溝に嵌入させることによって,
前記下面シールを前記エンドキャップに固定できる。
【0019】この直動案内ユニットでは,前記スライダ
は,前記軌道レールに跨架して相対移動するものであ
る。
【0020】この直動案内ユニットは,上記のように,
スライダを構成するエンドキャップの下面に係止凸部を
備えた突出部を設け,下面シールに前記突出部が嵌合可
能な嵌合凹部と前記係止凸部に係合する係止爪を長手方
向両側に備えた開口部とを設けているので,下面シール
の嵌合凹部にエンドキャップの突出部を単に嵌合させて
突出部を開口部へ単に相対移動させるのみで,係止凸部
と係止爪とが容易に且つ確実に係合し,下面シールをス
ライダに安定して固定することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下,図面を参照して,この発明
による直動案内ユニットの実施例を説明する。この直動
案内ユニットは,例えば,半導体製造装置,精密測定・
検査機,精密組立機,工作機械,産業ロボット等の各種
の小型や大型の機械装置に組み込まれて使用される。こ
の直動案内ユニットは,例えば,相対的に移動するベッ
ド等の固定体とテーブル等の移動体との間に介在して適
用されるものであり,図1に示すように,長尺な軌道レ
ール1と,軌道レール1の長手方向に沿って摺動可能な
スライダ2とから構成されている。スライダ2は,その
下面15,17が凹状に形成され,該凹状の部分が軌道
レール1を跨架して相対移動するものである。
【0022】図1〜図3に示すように,この実施例の直
動案内ユニットは,長手方向両側面38にそれぞれ形成
された一対の軌道面13(第1軌道面)を備えた軌道レ
ール1,軌道面13にそれぞれ対向する軌道面14(第
2軌道面)を備え且つ軌道レール1の長手方向に沿って
相対移動可能なスライダ2,及び負荷軌道路10をシー
ルするためスライダ2を構成するエンドキャップ6の下
面15に設けられた下面シール18を有している。スラ
イダ2は.一対の軌道面14と転動体3が転走する一対
の無負荷軌道路としてのリターン路9とがそれぞれ形成
されたケーシング5,ケーシング5の両端面48にそれ
ぞれ固定され且つ転動体3の転走方向を転換するため軌
道面14とリターン路9とに連通する一対の無負荷軌道
路としての方向転換路12(図4)が形成されたエンド
キャップ6,エンドキャップ6の端面49に固定された
エンドシール24,及び転動体3を保持するためケーシ
ング5の長手方向に沿って延びる保持面45を持つ保持
板7を有する。
【0023】この直動案内ユニットでは,エンドキャッ
プ6には,転動体3の転走をスムースにするためグリー
スニップルに通じる給油溝30(図4)が形成されてい
る。ケーシング5には,エンドキャップ6とエンドシー
ル24とが取付けねじ42によって固定されている。エ
ンドキャップ6に形成された方向転換路12は,上側の
負荷軌道路10と接続部60を通じて下側のリターン路
9とに接続する全長が短く浅い方向転換路29,及び下
側の負荷軌道路10と接続部60を通じて上側のリター
ン路9とに接続し且つ方向転換路29の外側を迂回する
全長が長く深い方向転換路28から構成されている。エ
ンドキャップ6に設けた接続部60は,ケーシング5の
リターン路9に対してエンドキャップ6の方向転換路1
2を位置決めして接続する機能を有する。
【0024】この直動案内ユニットは,軌道レール1の
軌道面13とケーシング5の軌道面14とで構成される
負荷軌道路10を転走する複数のローラでなる転動体3
が介在され,軌道レール1上をスライダ2がスムースに
相対移動できるように構成されている。更に,この実施
例では,隣接する転動体3間にはセパレータ4がそれぞ
れ配設されている。軌道レール1は,上面43に隔置し
て形成された複数の取付け用孔40を挿通する取付けボ
ルトによってベッド等に取り付けられ,また,スライダ
2は,上面44の複数箇所に形成されたねじ穴41に螺
入される取付けボルトによってテーブル等が取り付けら
れる。従って,スライダ2が軌道レール1に対して相対
往復移動することにより,テーブルはベッドに対して相
対往復移動することができる。
【0025】図1及び図2に示すように,この実施例で
は,軌道レール1に形成された一対の軌道面13は,両
側面38に長手方向に延びる凹溝39の上下の両側に形
成されている。また,スライダ2に形成された軌道面1
4は,軌道レール1の軌道面13にそれぞれ対向して形
成され且つ保持板7を係止するためのケーシング5に形
成された係止溝46を挟んでそれぞれ形成されている。
また,複数の転動体3とセパレータ4とが無限循環する
無限循環路は,軌道レール1の軌道面13とケーシング
5の軌道面14との間に形成される一対の負荷軌道路1
0,負荷軌道路10にそれぞれ接続するエンドキャップ
6に設けられた方向転換路12,及び方向転換路12に
それぞれ接続するケーシング5に設けられたリターン路
9から構成されている。この実施例では,転動体3は,
セパレータ4によって隔置され,無限循環路を無限循環
して転動するように組み込まれている。セパレータ4
は,転動体3間に配置され,例えば,転動体3を抱き込
んで転動体3のスムースな転動を実現している。
【0026】図3に示すように,ケーシング5について
は,軌道面14を研削するため,軌道レール1側の下面
17には,砥石用のぬすみ部19が斜面21の形状で形
成されている。また,図4及び図5に示すように,エン
ドキャップ6については,軌道レール1側の下面15に
は,ケーシング5と同様に,ぬすみ部16が設けられて
いる。エンドキャップ6のぬすみ部16は,ケーシング
5のぬすみ部19の斜面21と面一でなる斜面31と軌
道レール1側の水平な平坦な底面32とから形成されて
いる。
【0027】この直動案内ユニットでは,下面シール1
8は,図2又は図3に示すように,スライダ2を構成す
るケーシング5のぬすみ部19とエンドキャップ6のぬ
すみ部16即ち砥石用のスペース内に収納され,スライ
ダ2の下面,即ち,スライダ2を構成するケーシング5
の下面17とエンドキャップ6の下面15から突出する
ことがないように取り付けられている。下面シール18
は,金属等の剛体から成る芯金22と,芯金22に固着
された弾性を有するシール部材23とから構成されてい
る。具体的には,下面シール18のシール部材23は,
芯金22に焼き付き成形された弾性部材から作製されて
いる。下面シール18は,特に,図11に示すように,
下面シール18の上面がエンドキャップ6のぬすみ部1
6の形状に一致した形状に形成されている。また,下面
シール18の芯金22は,板状の形状を有しており,ぬ
すみ部16に略一致した形状に成形されている。下面シ
ール18は,エンドキャップ6の端面49に配設された
エンドシール24間に一致した長さを有し,スライダ2
を構成するケーシング5の下面17とエンドキャップ6
の下面15の全長にわたって延び,軌道レール1とスラ
イダ2との間に隙間が無いようにシールしているもので
ある。
【0028】下面シール18のシール部材23は,芯金
22の下面58側に全長にわたって延びて固着されてい
る第1シール部材33,芯金22の上面57側でケーシ
ング5の長手方向下面17側のぬすみ部19の斜面21
に接触して長手方向に延びる上方へ突出するシール凸部
を備えた第2シール部材34,及び芯金22の上面57
側でエンドキャップ6の長手方向下面15に沿って延び
る第3シール部材35から構成されている。下面シール
18の上面は,主として,芯金22の上面57が現れた
ものになっているが,図6〜図9に示すように,両端部
の軌道レール1側が第3シール部材35を構成する薄肉
状のゴムが芯金22に焼き付きされた構造を有する。ま
た,下面シール18の中央部分には,第2シール部材3
4を構成するシール凸部が芯金22に焼く付きされてい
る。第2シール部材34のシール凸部は,下面シール1
8をエンドキャップ6に固着した状態で,下面シール1
8が長尺であるので,その撓み等を吸収するため,図3
に示すように,斜面部63がケーシング5の斜面21に
確実に密着させて下面シール18をスライダ2に支持す
るため,押圧状態になるように弾性部材で作製されてい
る。即ち,第2シール部材34のシール凸部は,下面シ
ール18の中央部分をケーシング5の斜面21に沿って
配置するための支持部の機能を有しているものである。
【0029】更に,図3に示すように,シール部材23
の第1シール部材33は,軌道レール1の側面38とス
ライダ2の長手方向の下面17とをシールするため,軌
道レール1の側面38に接触する長手方向に延びるリッ
プ部26(第1リップ部),及びリップ部26の反対側
に設けられたケーシング5の下面17とエンドキャップ
6の下面15とのぬすみ部16,19の斜面21,31
に接触する長手方向に延びるリップ部27(第2リップ
部)を有している。下面シール18のリップ部26,2
7は,その側面に長手方向に沿って延びる合成ゴム製の
弾性部材で形成されている。下面シール18がスライダ
2に取り付けられた状態では,リップ部27は,ケーシ
ング5の斜面21に確実に密着してシール性をアップで
きるように,リップ部27がケーシング5の斜面21に
押圧状態になるように弾性部材で作製されている。ま
た,下面シール18のリップ部26は,軌道レール1の
側面38に弾性的に当接し,軌道レール1との間のシー
ル性をアップさせるように形成されているが,軌道レー
ル1に対するスライダ2の摺動抵抗をアップしない程度
に構成されている。
【0030】この直動案内ユニットは,スライダ2を構
成するエンドキャップ6の下面15には,突出部8がケ
ーシング5側の下面内側に設けられ,突出部8の先端部
に幅方向両側に突出して長手方向に延びる係止凸部11
が設けられている。また,下面シール18には,突出部
8が嵌合可能な嵌合凹部51と,嵌合凹部51に連続し
て長手方向に延び且つ突出部8に設けた係止凸部11に
係合する係止爪50を長手方向両側に備えた開口部37
とが形成されている。また,下面シール18に形成され
た嵌合凹部51と開口部37とは,エンドキャップ6に
設けられた突出部8に対応して下面シール18の両端に
設けられ,長手方向に同一方向に配向され,嵌合凹部5
1間と開口部37間とは同一間隔に配設されている。即
ち,下面シール18を構成する芯金22の両端部には,
開口部37の長手方向両側に対向して係止爪50がそれ
ぞれ設けられ,対向する係止爪50の間に芯金開口部4
7が形成されている。また,エンドキャップ6に設けら
れた突出部8には,エンドキャップ6の軌道レール1側
のぬすみ部16の水平な平坦な底面32に,正面から見
てT字状に突出した係止凸部11が長手方向両側に形成
され,エンドキャップ6の下面15と係止凸部11との
間には,下面シール18の係止爪50が嵌入する嵌入溝
20が形成されている。
【0031】更に,下面シール18の芯金22は,係止
爪50を備えた開口部37を構成する芯金開口部47
と,芯金開口部47に連続して長手方向に延びる嵌合凹
部51を構成する芯金嵌合孔53とが形成された平ら部
61(図9)と,平ら部61と一体であってケーシング
5のぬすみ部19を形成する斜面21に接触して長手方
向に延びる傾斜部56とから構成されている。また,下
面シール18に形成された嵌合凹部51と開口部37と
の合計の長さは,係止凸部11の長さの2倍程度であ
り,エンドキャップ6に形成された突出部8の長さ,下
面シール18に形成された嵌合凹部51の長手方向の長
さ,及び下面シール18に形成された開口部37の長手
方向の長さは,ほぼ同一長さにそれぞれ形成されてい
る。
【0032】また,図9に示すように,係止爪50は,
下面シール18の芯金22に形成された芯金開口部47
の対向面間に形成され,また,係止爪50の対向した先
端面には,弾性を有する合成ゴム製の係止爪付きシール
部材59が焼き付き等で固着され,シール部材59がエ
ンドキャップ6の突出部8の根本部のステム25に接触
状態になる。即ち,シール部材59は,係止爪50の対
向した内側幅間で係止爪50の先端面に薄肉状の合成ゴ
ムが焼き付けで固着されている。シール部材59は,エ
ンドキャップ6の突出部8の係止凸部11の嵌入溝20
を形成するステム25に下面シール18の係止爪50を
嵌合した時に,両者間にガタもなく,確実に,密封状に
固着されることになる。従って,シール部材59を含め
た係止爪50の先端面のシール部材59間の幅は,エン
ドキャップ6に設けた突出部8の嵌入溝20を構成する
ステム25の径(幅)より零又は若干のシメシロになっ
ている。言い換えれば,両側の係止爪50のシール部材
59間の幅は,嵌入溝20を構成するステム25の径
(幅)よりも零又は僅かなシメシロになっている。ま
た,芯金22の係止爪50間の幅は,嵌入溝20を構成
するステム25の径(幅)よりも僅かに大きく形成され
ている。
【0033】上記のように,下面シール18には,エン
ドキャップ6の突出部8の係止凸部11に対向して嵌合
凹部51と開口部37が長手方向の両端部に形成されて
いる。具体的には,シール部材23の第1シール部材3
3には,開口部37を構成するシール開口部52と,シ
ール開口部52に連続して長手方向に延び且つ嵌合凹部
51を閉鎖する薄肉部36を備えたシール嵌合凹部54
とが形成されている。シール開口部52は,芯金22の
係止爪50間に形成される芯金開口部47の幅より狭
く,エンドキャップ6の突出部8の幅にほぼ等しい幅で
あり,芯金嵌合孔53とシール嵌合凹部54とはほぼ同
一幅である。即ち,嵌合凹部51は,下面シール18を
エンドキャップ6の水平な平坦な底面32に向かう方向
に係止凸部11の頭部が無理なく嵌入できる大きさの入
口部を形成する芯金22の芯金嵌合孔53,及び芯金嵌
合孔53と整合するサイズのシール嵌合凹部54から成
る。また,突出部8の係止凸部11を芯金嵌合孔53と
シール嵌合凹部54とに嵌入させ(図12のA),下面
シール18をエンドキャップ6の底面32に摺接させ,
下面シール18を長手方向に沿って移動させた時に(図
12のB),下面シール18の係止爪50が係止凸部1
1の嵌入構20を形成するステム25に嵌入するように
構成されている。
【0034】この実施例では,下面シール18を構成す
るシール部材23の第1シール部材33には,弾性部材
から成る薄肉部36を備えた嵌合凹部51に形成されて
いるが,薄肉部36を設けることなく,嵌合孔に形成し
てもよいことは勿論である。図6〜図9に示すように,
第1シール部材33に嵌合凹部51を形成した場合に
は,下面シール18の下面側に薄肉部36が位置し,薄
肉部36の開口部37側の先端部55に開口部37の境
部分に肉盛り状のシール突起62が形成されている。即
ち,第1シール部材33の薄肉部36のシール開口部5
2側の先端部55は,芯金22側へ向かって突出するシ
ール突起62に形成されている。シール突起62は,係
止凸部11と開口部37との間をシールしている。ま
た,係止爪50の下面は,成形型上,開口部37として
開口孔になっている。
【0035】エンドキャップ6に形成された突出部8の
根本部即ちステム25には,エンドキャップ6の下面1
5と係止凸部11との間に長手方向に延びる嵌入溝20
が形成され,下面シール18の芯金22に形成された係
止爪50が嵌入溝20に挿入係合してエンドキャップ6
に下面シール18が固定されている。即ち,係止凸部1
1は,特に,図11(A)に示すように,側面に長手方
向に沿って下面シール18の係止爪50が嵌入する嵌入
溝20が形成されている。突出部8は,両側側面に嵌入
溝20が形成されているので,正面から見てステム25
上に係止凸部11が載置された状態のT字状に突出した
形状になっている。
【0036】この直動案内ユニットについて,図11の
(A)及び(B)及び図12の(A)及び(B)を参照
して,エンドキャップ6に下面シール18を固定する工
程を説明する。図11は,下面シール18をエンドキャ
ップ6に係合させる状況を示し,エンドキャップ6の背
面方向に一部拡大して見た状態の説明図であり,図11
の(A)は,下面シール18の嵌合凹部51をエンドキ
ャップ6の係止凸部11に対向させた状態を示し,ま
た,図11の(B)は,下面シール18の係止爪50が
エンドキャップ6の係止凸部11に嵌入して固着完了状
態を示している。また,図12は,下面シール18をエ
ンドキャップ6に係合させる状況を示す長手方向に沿っ
て断面して一部拡大して見た状態の説明図であり,図1
2の(A)は,下面シール18の嵌合凹部51をエンド
キャップ6の係止凸部11に挿入させた状態を示し,ま
た,図12の(B)は,下面シール18の係止爪50が
エンドキャップ6の係止凸部11の嵌入溝20に嵌入し
て固着完了状態を示している。即ち,この直動案内ユニ
ットについては,まず,図11の(A)に示すように,
下面シール18の嵌合凹部51をエンドキャップ6の突
出部8の下方に位置させ,次いで,図12の(A)に示
すように,下面シール18の芯金22に形成された嵌合
凹部51にエンドキャップ6に設けた突出部8を嵌合す
る。その後,図12の(A)及び(B)に示すように,
下面シール18の係止爪50を突出部8の嵌入溝20に
嵌入させることによって,下面シール18をエンドキャ
ップ6に固定することができる。
【0037】この発明による直動案内ユニットは,上記
実施例では,スライダ2の突出部8に設けた係止凸部1
1が突出部8の両側の側部,及び下面シール18の開口
部37に設けられた係止爪50が開口部37の両側の側
部に設けられたものが示されているが,上記実施例に限
らず,係止凸部11と係止爪50とは,両方共に片側の
側部のみに設けてもよく,また,一方が片側の側部で,
他方が両側の側部に設けられてもよいものである。ま
た,転動体3としては,ローラが組み込まれた直動案内
ユニットが示されているが,ローラに限らず,ボールで
あってもよいものであり,転動体がボールを組み込んだ
直動案内ユニットである場合には,通常,ボールを保持
する保持板はバンド状のタイプを使用することになる。
【0038】
【発明の効果】この発明による直動案内ユニットは,上
記のように構成されているので,スライダのエンドキャ
ップに下面シールを下面シールのシール部材にほとんど
弾性変形を与えることなく,スムースに,簡単に且つ確
実に取り付けることができ,大型の直動案内ユニットに
おいても,下面シールをスライダに対して,下面シール
のシール機能を損なう損傷を与えることなく,スムース
に,確実に且つ強固に固着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による直動案内ユニットの一実施例を
示す部分断面を含む斜視図である。
【図2】図1の直動案内ユニットについて幅方向半分を
断面で示した正面図である。
【図3】図2のA部分の拡大断面図である。
【図4】図1の直動案内ユニットにおけるエンドキャッ
プを示す背面図である。
【図5】図4のエンドキャップを示す下面図である。
【図6】図1の直動案内ユニットにおける下面シールを
示す平面図である。
【図7】図6のB−B断面における断面図である。
【図8】図6の下面シールを示す側面図である。
【図9】図6のA−A断面における断面図である。
【図10】図6に示す下面シールにおける芯金を示す平
面図である。
【図11】下面シールがエンドキャップに係合する状況
を示すエンドキャップの背面方向から一部分を拡大して
見た説明図である。
【図12】下面シールをエンドキャップに係合させる状
況を示す長手方向に沿って断面した一部分を拡大して見
た説明図である。
【符号の説明】
1 軌道レール 2 スライダ 3 転動体 5 ケーシング 6 エンドキャップ 7 保持板 8 突出部 9 リターン路 10 負荷軌道路 11 係止凸部 12,28,29 方向転換路 13,14 軌道面 15,17 下面 16,19 ぬすみ部 18 下面シール 20 嵌入溝 21,31 斜面 22 芯金 23 シール部材 24 エンドシール 26 第1リップ部 27 第2リップ部 32 底面 33 第1シール部材 34 第2シール部材 35 第3シール部材 36 薄肉部 37 開口部 38 側面 47 芯金開口部 48,49 端面 50 係止爪 51 嵌合凹部 52 シール開口部 53 芯金嵌合孔 54 シール嵌合凹部 55 先端部 56 傾斜部 57 上面 58 下面 59 係止爪付きシール部材 61 平ら部 62 シール突起
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年3月4日(2003.3.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項10
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】前記第1シール部材には,前記開口部を構
成するシール開口部と前記シール開口部に連続して長手
方向に延び且つ前記嵌合凹部を閉鎖する薄肉部を備えた
シール嵌合凹部とが形成され,前記シール開口部は,前
記芯金の両側部に設けた前記係止爪間に形成される前記
芯金開口部の幅より狭く且つ前記スライダの前記突出部
の幅にほぼ等しい幅であり,前記芯金嵌合孔と前記シー
ル嵌合凹部とはほぼ同一幅である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】図1〜図3に示すように,この実施例の直
動案内ユニットは,軌道レール1の長手方向両側面38
にそれぞれ形成された一対の軌道面13(第1軌道面)
を備えた軌道レール1,軌道面13にそれぞれ対向する
軌道面14(第2軌道面)を備え且つ軌道レール1の長
手方向に沿って相対移動可能なスライダ2,及び負荷軌
道路10をシールするためスライダ2を構成するエンド
キャップ6の下面15に設けられた下面シール18を有
している。スライダ2は一対の軌道面14と転動体3
が転走する一対の無負荷軌道路としてのリターン路9と
がそれぞれ形成されたケーシング5,ケーシング5の両
端面48にそれぞれ固定され且つ転動体3の転走方向を
転換するため軌道面14とリターン路9とに連通する一
対の無負荷軌道路としての方向転換路12(図4)が形
成されたエンドキャップ6,エンドキャップ6の端面4
9に固定されたエンドシール24,及び転動体3を保持
するためケーシング5の長手方向に沿って延びる保持面
45を持つ保持板7を有する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】この直動案内ユニットでは,下面シール1
8は,図2又は図3に示すように,スライダ2を構成す
るケーシング5のぬすみ部19とエンドキャップ6のぬ
すみ部16即ち砥石用のスペース内に収納され,スライ
ダ2の下面,即ち,スライダ2を構成するケーシング5
の下面17とエンドキャップ6の下面15から突出する
ことがないように取り付けられている。下面シール18
は,金属等の剛体から成る芯金22と,芯金22に固着
された弾性を有するシール部材23とから構成されてい
る。具体的には,下面シール18のシール部材23は,
芯金22に焼き付成形された弾性部材から作製されて
いる。下面シール18は,特に,図11に示すように,
下面シール18の上面がエンドキャップ6のぬすみ部1
6の形状に一致した形状に形成されている。また,下面
シール18の芯金22は,板状の形状を有しており,ぬ
すみ部16に略一致した形状に成形されている。下面シ
ール18は,エンドキャップ6の端面49に配設された
エンドシール24間に一致した長さを有し,スライダ2
を構成するケーシング5の下面17とエンドキャップ6
の下面15の全長にわたって延び,軌道レール1とスラ
イダ2との間に隙間が無いようにシールしているもので
ある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】下面シール18のシール部材23は,芯金
22の下面58側に全長にわたって延びて固着されてい
る第1シール部材33,芯金22の上面57側でケーシ
ング5の長手方向下面17側のぬすみ部19の斜面21
に接触して長手方向に延びる上方へ突出するシール凸部
を備えた第2シール部材34,及び芯金22の上面57
側でエンドキャップ6の長手方向下面15に沿って延び
る第3シール部材35から構成されている。下面シール
18の上面は,主として,芯金22の上面57が現れた
ものになっているが,図6〜図9に示すように,両端部
の軌道レール1側が第3シール部材35を構成する薄肉
状のゴムが芯金22に焼き付された構造を有する。ま
た,下面シール18の中央部分には,第2シール部材3
4を構成するシール凸部が芯金22に焼き付けされてい
。下面シール18が長尺であるので,下面シール18
をエンドキャップ6に固着した状態で,下面シール18
の撓み等を吸収するため,第2シール部材34のシール
凸部は,図3に示すように,斜面部63ケーシング5
の斜面21に確実に密着させて下面シール18をスライ
ダ2に支持するため,押圧状態になるように弾性部材で
作製されている。即ち,第2シール部材34のシール凸
部は,下面シール18の中央部分をケーシング5の斜面
21に沿って配置するための支持部の機能を有してい
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】また,図9に示すように,係止爪50は,
下面シール18の芯金22に形成された芯金開口部47
の対向面間に形成され,また,係止爪50の対向した先
端面には,弾性を有する合成ゴム製の係止爪付きシール
部材59が焼き付等で固着され,シール部材59がエ
ンドキャップ6の突出部8の根本部のステム25に接触
状態になる。即ち,シール部材59は,係止爪50の対
向した内側幅間で係止爪50の先端面に薄肉状の合成ゴ
ムが焼き付けで固着されている。シール部材59は,エ
ンドキャップ6の突出部8の係止凸部11の嵌入溝20
を形成するステム25に下面シール18の係止爪50を
嵌合した時に,両者間にガタもなく,確実に,密封状に
固着されることになる。従って,シール部材59を含め
た係止爪50の先端面のシール部材59間の幅は,エン
ドキャップ6に設けた突出部8の嵌入溝20を構成する
ステム25の径(幅)より零又は若干のシメシロになっ
ている。言い換えれば,両側の係止爪50のシール部材
59間の幅は,嵌入溝20を構成するステム25の径
(幅)よりも零又は僅かなシメシロになっている。ま
た,芯金22の係止爪50間の幅は,嵌入溝20を構成
するステム25の径(幅)よりも僅かに大きく形成され
ている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】上記のように,下面シール18には,エン
ドキャップ6の突出部8の係止凸部11に対向して嵌合
凹部51と開口部37が長手方向の両端部に形成されて
いる。具体的には,シール部材23の第1シール部材3
3には,開口部37を構成するシール開口部52と,シ
ール開口部52に連続して長手方向に延び且つ嵌合凹部
51を閉鎖する薄肉部36を備えたシール嵌合凹部54
とが形成されている。シール開口部52は,芯金22の
係止爪50間に形成される芯金開口部47の幅より狭
く,エンドキャップ6の突出部8の幅にほぼ等しい幅で
あり,芯金嵌合孔53とシール嵌合凹部54とはほぼ同
一幅である。即ち,嵌合凹部51は,下面シール18を
エンドキャップ6の水平な平坦な底面32に向かう方向
に係止凸部11の頭部が無理なく嵌入できる大きさの入
口部を形成する芯金22の芯金嵌合孔53,及び芯金嵌
合孔53と整合するサイズのシール嵌合凹部54から成
る。また,突出部8の係止凸部11を芯金嵌合孔53と
シール嵌合凹部54とに嵌入させ(図12のA),下面
シール18をエンドキャップ6の底面32に摺接させ,
下面シール18を長手方向に沿って移動させた時に(図
12のB),下面シール18の係止爪50が係止凸部1
1の嵌入20を形成するステム25に嵌入するように
構成されている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】
【発明の効果】この直動案内ユニットは,上記のように
構成されているので,下面シールの取付け時に,下面シ
ールのシール部材にほとんど弾性変形を与えることな
く,下面シールをエンドキャップにスムーズに,簡単に
且つ確実に取り付けることができ,大型の直動案内ユニ
ットにいても,下面シールをスライダに対して,下面
シールのシール機能を損なうような損傷を与えることな
く,スムーに,確実に且つ強固に固することができ
る。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年3月11日(2003.3.1
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】上記のように,下面シール18には,エン
ドキャップ6の突出部8の係止凸部11に対向して嵌合
凹部51と開口部37が長手方向の両端部に形成されて
いる。具体的には,シール部材23の第1シール部材3
3には,開口部37を構成するシール開口部52と,シ
ール開口部52に連続して長手方向に延び且つ嵌合凹部
51を閉鎖する薄肉部36を備えたシール嵌合凹部54
とが形成されている。シール開口部52は,芯金22の
係止爪50間に形成される芯金開口部47の幅より
,エンドキャップ6の突出部8の幅にほぼ等しい幅で
あり,芯金嵌合孔53とシール嵌合凹部54とはほぼ同
一幅である。即ち,嵌合凹部51は,下面シール18を
エンドキャップ6の水平な平坦な底面32に向かう方向
に係止凸部11の頭部が無理なく嵌入できる大きさの入
口部を形成する芯金22の芯金嵌合孔53,及び芯金嵌
合孔53と整合するサイズのシール嵌合凹部54から成
る。また,突出部8の係止凸部11を芯金嵌合孔53と
シール嵌合凹部54とに嵌入させ(図12のA),下面
シール18をエンドキャップ6の底面32に摺接させ,
下面シール18を長手方向に沿って移動させた時に(図
12のB),下面シール18の係止爪50が係止凸部1
1の嵌入溝20を形成するステム25に嵌入するように
構成されている。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向側面に形成された第1軌道面を
    備えた軌道レール,前記第1軌道面に対向する第2軌道
    面を備え且つ前記軌道レールの長手方向に沿って相対移
    動可能なスライダ,前記軌道レールの前記第1軌道面と
    前記スライダの前記第2軌道面とで形成される負荷軌道
    路を転走する転動体,及び前記負荷軌道路をシールする
    ため前記スライダの下面に取り付けられた下面シールを
    有する直動案内ユニットにおいて,前記スライダの下面
    には,先端に幅方向に突出して長手方向に延びる係止凸
    部を備えた突出部が設けられ,前記下面シールには,前
    記突出部が嵌合可能な嵌合凹部と,前記嵌合凹部に連続
    して長手方向に延び且つ前記突出部に設けた前記係止凸
    部に係合する係止爪を少なくとも一側部に備えた開口部
    とが形成されていることを特徴とする直動案内ユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記スライダは,前記第2軌道面と前記
    転動体が転走するリターン路とが形成されたケーシン
    グ,前記ケーシングの両端面にそれぞれ固定され且つ前
    記転動体の転走方向を転換するため前記第2軌道面と前
    記リターン路とに連通する方向転換路が形成されると共
    に前記突出部が設けられたエンドキャップ,前記エンド
    キャップの端面に固定されたエンドシール,及び前記転
    動体を保持するため前記ケーシングの長手方向に沿って
    延びる保持板を有することを特徴とする請求項1に記載
    の直動案内ユニット。
  3. 【請求項3】 前記下面シールに形成された前記嵌合凹
    部と前記開口部とは,前記エンドキャップに設けられた
    前記突出部に対応して前記下面シールの両端に設けら
    れ,長手方向に同一方向に配向され且つ前記嵌合凹部間
    と前記開口部間とは同一間隔に配設されていることを特
    徴とする請求項2に記載の直動案内ユニット。
  4. 【請求項4】 前記下面シールを固定するための前記ス
    ライダに形成された前記突出部は,前記エンドキャップ
    の下面に形成された前記軌道レール側のぬすみ部の平坦
    な底面に設けられていることを特徴とする請求項2又は
    3に記載の直動案内ユニット。
  5. 【請求項5】 前記スライダに形成された前記突出部の
    長手方向の長さ,前記下面シールに形成された前記嵌合
    凹部の長手方向の長さ,及び前記開口部の長手方向の長
    さは,ほぼ同一長さにそれぞれ形成されていることを特
    徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の直動案内
    ユニット。
  6. 【請求項6】 前記下面シールは,前記開口部の少なく
    とも一側部に長手方向に延びる前記係止爪が設けられた
    芯金,及び前記負荷軌道路をシールするため前記芯金に
    固着された弾性を有するシール部材から構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の
    直動案内ユニット。
  7. 【請求項7】 前記下面シールの前記芯金は,前記係止
    爪を備えた前記開口部を構成する芯金開口部と前記芯金
    開口部に連続して長手方向に延びる前記嵌合凹部を構成
    する芯金嵌合孔とが形成された平ら部と,前記平ら部と
    一体であって前記スライダのぬすみ部を形成する斜面に
    接触して長手方向に延びる傾斜部とから構成されている
    ことを特徴とする請求項6に記載の直動案内ユニット。
  8. 【請求項8】 前記下面シールの前記芯金に形成された
    前記芯金開口部に設けられた前記係止爪の先端には,前
    記スライダの前記突出部の根本部に接触状態になる係止
    爪付きシール部材が固着されていることを特徴とする請
    求項7に記載の直動案内ユニット。
  9. 【請求項9】 前記下面シールの前記シール部材は,前
    記芯金の下面側に全長にわたって延びて固着されている
    第1シール部材,前記芯金の上面側で前記スライダの前
    記ケーシングの長手方向下面のぬすみ部の斜面に接触し
    て長手方向に延びる上方へ突出するシール凸部を備えた
    第2シール部材,及び前記芯金の上面側で前記スライダ
    のエンドキャップの長手方向下面に沿って延びる第3シ
    ール部材から構成されていることを特徴とする請求項6
    〜8のいずれか1項に記載の直動案内ユニット。
  10. 【請求項10】 前記第1シール部材には,前記開口部
    を構成するシール開口部と前記シール開口部に連続して
    長手方向に延び且つ前記嵌合凹部を閉鎖する薄肉部を備
    えたシール嵌合凹部とが形成され,前記シール開口部
    は,前記芯金の前記係止爪間に形成される前記芯金開口
    部の幅より狭く且つ前記スライダの前記突出部の幅にほ
    ぼ等しい幅であり,前記芯金嵌合孔と前記シール嵌合凹
    部とはほぼ同一幅であることを特徴とする請求項9に記
    載の直動案内ユニット。
  11. 【請求項11】 前記薄肉部の前記シール開口部側の先
    端部は,前記芯金側へ向かって突出するシール突起に形
    成されていることを特徴とする請求項10に記載の直動
    案内ユニット。
  12. 【請求項12】 前記第1シール部材は,前記軌道レー
    ルの側面に接触する長手方向に延びる第1リップ部と,
    前記スライダの下面に形成されたぬすみ部の斜面に接触
    する長手方向に延びる第2リップ部とから構成されてい
    ることを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記
    載の直動案内ユニット。
  13. 【請求項13】 前記スライダのエンドキャップに形成
    された前記突出部の根本部には,前記エンドキャップの
    下面と前記係止凸部との間に長手方向に延びる嵌入溝が
    形成され,前記下面シールの芯金に形成された前記係止
    爪が前記嵌入溝に挿入係合して前記エンドキャップに前
    記下面シールが固定されていることを特徴とする請求項
    1〜12のいずれか1項に記載の直動案内ユニット。
  14. 【請求項14】 前記下面シールの芯金に形成された前
    記嵌合凹部に前記スライダに設けた前記突出部を嵌合し
    て,前記下面シールの前記係止爪を前記突出部の前記嵌
    入溝に嵌入させることによって,前記下面シールを前記
    エンドキャップに固定できることを特徴とする請求項1
    3に記載の直動案内ユニット。
  15. 【請求項15】 前記スライダは前記軌道レールに跨架
    して相対移動することを特徴とする請求項1〜14のい
    ずれか1項に記載の直動案内ユニット。
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