JP4011263B2 - 管継手 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば内圧の高いタンク等から内容物である流体の取り出しを行うのに適した管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、酒造りでは、醸造タンクから貯蔵タンクまで至る過程で、発酵、上槽、濾過、火入れ、貯蔵の各工程があって、何度もタンクの詰め替えを行うが、いずれも例えば実公昭26−4384号に記載されているようなネジ式の呑み継手を用い、バルブの開閉、接続、切り離し、サンプル採取をネジ式の操作スピンドルを回してバルブを開閉することにより行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなネジ式の呑み継手では、高い圧力がかかる状況下でネジ式の操作スピンドルを操作しなければならないため、作業が面倒で、特に少量のサンプル採取は行い難い問題点があった。また、もろみの状態では、米粒がシール部分に挟まり、漏れの原因となる問題点があった。
【0004】
本発明の目的は、内圧の高いタンク等から内容物である流体の取り出し作業を容易に行えるようにするとともに、流体の取り出し作業の安全性の向上が図れる管継手を提供することにある。
本発明の他の目的は、流体内に混入している固形物によってシールが不完全となるのを防止できる管継手を提供することにある。
本発明の他の目的は、高い圧力が作用していてもサンプル採取を容易に行える管継手を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、適宜の施錠機構を備え着脱自在に接続されるソケットとプラグとからなる管継手であって、前記プラグにあっては、プラグ本体内の流体通路を回転して開閉するボールバルブと、該ボールバルブに一端を固定し他端を前記プラグ本体の外に突出したバルブ開閉操作子が設けられ、前記ソケットにあっては、ソケット本体に、ソケットとプラグとの接続時に前記バルブ開閉操作子と係合しバルブ開閉操作子を回転させる操作子回転具を備えており、前記操作子回転具は、前記バルブ開閉操作子に係合し回転してバルブ開閉操作子を回転させる回転子と、該回転子を回転する操作レバーとを有し、前記操作レバーの回転は所定の角度に規制されており、操作レバーが前記回転角度の一方の端部に位置したとき前記ボールバルブが開となり、操作レバーが前記回転角度の他方の端部に位置したとき前記ボールバルブが閉となるように設定されていることを特徴とする。
【0006】
かかる構成によれば、流体通路の開閉にボールバルブを用いているので、高い圧力が作用していてもボールバルブの操作を比較的容易に行うことができる。また、プラグとソケットを接続すると、プラグのバルブ開閉操作子がソケットの操作子回転具と係合し、ボールバルブの開操作をソケットの操作子回転具により行うので、プラグ内のボールバルブの開きはプラグにソケットを接続した状態でないと行うことができず、作業の安全性を高めることができる。しかも、前記操作子回転具は、前記バルブ開閉操作子に係合し回転してバルブ開閉操作子を回転させる回転子と、該回転子を回転する操作レバーとを有し、前記操作レバーの回転は所定の角度に規制されており、操作レバーが前記回転角度の一方の端部に位置したとき前記ボールバルブが開となり、操作レバーが前記回転角度の他方の端部に位置したとき前記ボールバルブが閉となるように設定されているので、操作レバーを回転しいずれかの端部に位置させたときに、ボールバルブが開か閉かになることから、ボールバルブの開閉の確認を確実に行うことができ、管継手の分離作業を安全に行うことができる。
【0009】
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の前記操作子回転具とバルブ開閉操作子との関係は、前記施錠機構によりソケットとプラグが完全に接続状態となったときにのみ前記操作子回転具によるバルブ開閉操作子を回転させる操作が可能となる構成になっていることを特徴とする。
【0010】
かかる構成によれば、プラグとソケットとが完全に接続状態になったときにのみ操作子回転具によりバルブ開閉操作子を回転できるようになっているので、安全性をより一層高めることができる。
【0011】
請求項に記載の管継手では、請求項1または2に記載の前記操作子回転具の操作レバーが前記ボールバルブを開いた位置にあるときに、該操作レバーが前記施錠機構によるソケットとプラグの接続状態を解除する操作を阻止する構成になっていることを特徴とする。
【0012】
かかる構成によれば、ボールバルブが開いているときには、ソケットをプラグから分離することができず、安全性を向上させることができる。
【0013】
請求項に記載の管継手では、請求項1,2または3に記載の前記プラグ本体に支持されていて前記ボールバルブに接触しているシールリングの外側に、前記ボールバルブに対して微小な空隙を介して阻止体が配置されていることを特徴とする。
【0014】
かかる構成によれば、ボールバルブに対して微小な空隙を介して阻止体が配置されているので、流体内に混入している固形物が阻止体により前記空隙に入り込むことが阻止されてボールバルブとこれに接触しているシールリングの間に入り込まず、固形物によってシールが不完全となるのを防止できる。
【0015】
請求項に記載の管継手では、請求項1,2,3または4に記載の前記ソケット本体の内側に組み込まれているホース接続用アダプタがサンプリング採取用アダプタであって、該サンプリング採取用アダプタ内にはサンプリング採取用弁体が組み込まれていることを特徴とする。
【0016】
かかる構成によれば、ボールバルブの他に、サンプリング採取用弁体が組み込まれているので、このサンプリング採取用弁体を利用することにより、サンプリング採取を容易に行うことができる。
【0017】
請求項に記載の管継手では、請求項に記載の前記サンプリング採取用弁体は内部にサンプリング採取用流体通路を有し、前記サンプリング採取用アダプタに前後動可能に螺合されていて、前後のいずれか一方に移動した際に前記アダプタの内壁との間に隙間が形成されて前記流体通路が開きソケットに接続されたプラグ本体内の流体通路と連通し、他方に移動した際に前記アダプタの内壁との間の前記隙間が閉じられて前記流体通路が閉じプラグ本体内の流体通路と遮断されるようになっていることを特徴とする。
【0018】
かかる構成によれば、高い圧力が作用していてもサンプリング採取用弁体を回すことにより、このサンプリング採取用弁体を容易に前後動させることができ、内圧の高いタンク等から少量のサンプリング採取を容易に行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1乃至図5(A)(B)(C)は、本発明に係る管継手における実施の形態の第1例を示したもので、図1は本例のソケットとプラグの分離状態の上半分縦断側面図、図2は本例のソケットとプラグの接続状態の上半分縦断面図、図3(A)(B)はソケット本体の平面図及びその右側面図、図4(A)(B)(C)はソケットに備えた操作子回転具のホルダーの平面図、一部縦断正面図及び底面図、図5(A)(B)(C)はソケットに備える操作子回転具の回転子の平面図、縦断面図、底面図である。
【0020】
図面において、1はプラグ、2はプラグ1に着脱自在に接続するソケットである。3はプラグ1を構成する筒状のプラグ本体であり、内部を流体通路4としている。5はプラグ本体3内に設けられ回転して流体通路4を開閉するボールバルブ、6は一端をボールバルブ5に嵌合し他端をプラグ本体3の外方へ突出したバルブ開閉操作子であり、このバルブ開閉操作子6をその軸心を中心に回転させることにより前記ボールバルブ5が回転するようになっている。プラグ本体3の外方へ突出している前記バルブ開閉操作子6の突出部分はマイナス形となっており、後述するところのソケットに備えた操作子回転具に係合する係合部7となっている。
【0021】
8は前記ボールバルブ5の中心に水平方向に形成された孔であり、前記バルブ開閉操作子6によりボールバルブ5を90°正方向或いはその逆方向に回転することにより、図1に示すようにプラグ本体3内の流体通路4を閉じたり、図2に示すようにプラグ本体3内の流体通路4を開いたりすることができるようになっている。
【0022】
また、前記バルブ開閉操作子6のマイナス形状となっている係合部7にあっては、ボールバルブ5が閉状態のときは図1に示すようにマイナス形の平行面がプラグ本体3の軸線方向に平行となる向きになっている。そして、開状態のとき、前記マイナス形の平行面がプラグ本体3と軸線方向と直交する向きとなるようになっている。
【0023】
9,10は前記ボールバルブ5の前後に配置され、ボールバルブ5とプラグ本体3の内周との間をシールするテトラフロロエチレンの如きシールリングである。前側のシールリング9は、プラグ本体3の先端内部に螺合した固定筒体11により支持されている。一方後側のシールリング10はスプリング12によりボールバルブ5側へ付勢された可動筒体13により支持されており、シールリング10は前記スプリング12の弾発力を受けボールバルブ5に圧接状態にある。このようにすることにより、ボールバルブ5の回転によってシールリング9,10がすり減ってもシールリング9,10が常にボールバルブ5に圧接状態となりシール性を維持できるようになっている。14はシールリング9,10とプラグ本体3との間をシールするシールリング、15はシールリング9と固定筒体11との間をシールするシールリングである。
【0024】
また、前記シールリング9,10の外側には、シール面圧をとるために前記ボールバルブ5に対して空隙16,17を介して阻止体18,19が配置されている。この阻止体18,19はシールリング9,10の外側でボールバルブ5との間に前記空隙16,17を微小に形成するものであって、流体内に混入している固形物が空隙に入るのを阻止することによって、固形物がシールリング9,10とボールバルブ5との間に入り込むことを防止し、シールの完全性を図るようになっている。この阻止体18,19は、本例では阻止体18は前記固定筒体11に、そして阻止体19は前記可動筒体13に設けられている。
【0025】
20はプラグ本体3の先端部外周に形成されたロックボール係合溝であり、プラグ1とソケット2との接続時に、後述するところのソケット2に備えた施錠機構を構成するロックボールが係合するようになっている。21は前記ソケット2を構成する筒状のソケット本体である。このソケット本体21には、その先端部に前記プラグ1に備えてあるバルブ開閉操作子6を回転操作する操作子回転具22を備え、その後方に、ソケット本体21とプラグ本体3を接続する施錠機構23を備えている。
【0026】
前記施錠機構23にあっては、本例では、ソケット本体21の前記操作子回転具22の後方に位置してその周方向にロックボール24を嵌合した複数のテーパ状に形成したロックボール嵌合孔25を有し、そして、ソケット本体21の外周に、内周面に凸状押圧面26と凹状解放面27を有し、前進して凸状押圧面26により前記ロックボール24を求心方向に押さえ後退して凹状解放面27によりロックボール24の押さえを解放するスリーブ28を軸方向に移動自在に設けた構成となっている。
【0027】
29はスリーブ28とソケット本体21の間に介装されスリーブ28を前進方向に付勢しているスプリング、30はソケット本体21内に軸方向に移動自在に嵌合したカラーである。このカラー30は外周に段部が形成され、該段部が前進位置にて前記ロックボール24に係止して飛び出しが阻止される一方、ロックボール24を求心側から支えロックボール24の求心方向へ落ちるのを防止するとともにその一部をソケット本体21の外方へ突出させ、前記スリーブ28の凹状解放面27に入れ、これによりスリーブ28を、その前進を阻止し後退位置に保持した状態とし、そして後退してロックボール24から離れ、ロックボール24の求心方向への移動を可能にし、スリーブ28の前進を可能にするものであって、スプリング31により前進方向に付勢されており、プラグ1とソケット2との接続時にプラグ1の先端に押されて後退するようになっている。
【0028】
そして、前記カラー30が前進位置にあるとき、プラグ1とソケット2の接続が可能な状態となりこの状態からソケット2にプラグ1を挿入したとき、前進位置にあるカラー30はプラグ1の先端に押されて後退しロックボール24から離れ、そして、プラグ1の外周に形成されているロックボール係合溝20がロックボール24の真下に達したとき、ロックボール24は前記スリーブ28に求心方向に押されてロックボール係合溝20に係合し、スリーブ28はスプリング29に付勢されて前進し、その凸状押圧面26でロックボール24を求心方向に押さえ、これによりプラグ1とソケット2が接続されるようになっている。
【0029】
また、前記操作子回転具22を備えるソケット本体21の先端部にあっては、操作子回転具22を取り付ける平坦の取り付け面32が形成され、この取り付け面32には円形孔33と、この円形孔33に前記プラグ本体3の外方へ突出しているバルブ開閉操作子6の係合部7を挿入するためのスリット34が形成されている(図3参照)。
【0030】
この取り付け面32に取り付けられる操作子回転具22は、筒状のホルダー35と、ホルダー35内に回転自在に支持されている回転子36と、回転子36を回転させる操作レバー37とで構成されている。
【0031】
前記ホルダー35は、その四隅がねじでソケット本体21に固定されている。このホルダー35にも前記ソケット本体21の先端に形成されたスリット34に対応する部分にスリット38が形成されており、前記バルブ開閉操作子6の係合部7をスリット38からホルダー35内へ挿入できるようになっている。
【0032】
このホルダー35内に回転可能に支持されている回転子36は、その下部にマイナス形の前記係合部7を完全に係合させる大きさのマイナス形の操作スリット39が下面と外周の一部に開口させて設けられている。また回転子36の上部はホルダー35から突出しており、この突出部に前記操作レバー37がねじ40で固定されている。前記ホルダー35と操作レバー37との間には、回転子36をホルダー35側に押圧安定させる波形のスプリングワッシャが設けられている。
【0033】
この操作レバー37を回転操作して回転子36を回転させ、回転子36の外周に開口する前記操作スリット39の開口部39aと前記スリット34,38と一致させた状態がソケット2の接続待機状態となり、この状態でソケット2にプラグ1を挿入したとき、前記マイナス形の平行面がプラグ本体3の軸線と平行となる向きとなっているバルブ開閉操作子6の係合部7が前記スリット34,38に挿入し、回転子36の操作スリット39に係合する。この状態で前記操作レバー37を回転して、回転子36を介して前記係合部7をそのマイナス形の平行面がプラグ本体3の軸線に直交する向きに回転させることにより、プラグ本体3内のボールバルブ5が開き、流体通路4が開通するようになっている。
【0034】
このときの回転子36による係合部7の回転は、回転子36の操作スリット39に係合部7が完全に係合した、即ち納まった状態のときに可能となり、完全に納まりきっていない場合は、係合部7の一部が前記スリット34,38に係合状態にあり、回転できないようになっている。
【0035】
そして、該操作子回転具22と前記施錠機構23との関係において、ソケット2に挿入したプラグ1のロックボール係合溝20がソケット本体21のロックボール24の真下に達し、ロックボール24によってソケット2とプラグ1とが完全に接続状態となった位置で、前記操作スリット39に係合部7が完全に係合した状態となるように位置設定されている。
【0036】
また、前記回転子36を回転操作する操作レバー37は、90°回転して前記ボールバルブ5の開閉操作を行うようになっている。この操作レバー37の90°の回転は、ホルダー35に形成された切り欠き部41に、操作レバー37の先端に下向きに突設されたストッパ42が回動自在に係合し、ストッパ42が切り欠き部41の両端41a,41bに係止してそれ以上の回動が規制されており、操作レバー37のストッパ42が切り欠き部41の一方の端部41aに係止したとき前記ボールバルブ5が開となり、ストッパ42が他方の端部41bに係止したときボールバルブ5が閉となるように設定されている。
【0037】
そして、このとき操作レバー37の向きは、ボールバルブ5が閉のときソケット本体21の軸線と直交する向きにあり、ボールバルブ5が開のとき、ソケット本体21の軸線と平行な向きとなるように設定されている。
【0038】
また、前記操作レバー37の下面には係止突起43が形成されている。スリーブ27の外周には前記係止突起43に係止する係止突起44が形成されており、ソケット2とプラグ1の接続が完了しスリーブ28が前進位置にあり、この状態で操作レバー37を回してボールバルブ5を開いたとき、ソケット本体21の軸線と平行な向きとなった操作レバー37の係止突起43と前進位置にあるスリーブ28の係止突起44が係止してスリーブ28後退が阻止されるようになっている。
【0039】
45はソケット本体21の後部に嵌合しているホース接続用のアダプタである。このアダプタ45はストップリング46によりソケット本体21から抜け止めされており、このストップリング46をアダプタ45から外すことによりアダプタ45をソケット本体21から取り外すことができるようになっている。
【0040】
また、前記アダプタ45のソケット本体21内の部分には、ソケット2とプラグ1との接続時にプラグ1の先端部を構成する固定筒体11の内周に嵌合する外径に形成された接続筒部47が形成され、接続筒部47の内部が流体通路48となっている。そして、接続筒部47の外周には、その内周に嵌合して前記プラグ1の固定筒体11との間をシールするシールリング49が装着されている。
【0041】
上記のように構成した管継手は、プラグ1とソケット2との接続前は図1に示す状態にある。この状態では、プラグ1のボールバルブ5は閉状態にあり、バルブ開閉操作子6のマイナス形の係合部7は、その平行面がプラグ1の軸線方向に向いている。また、ソケット2にあっては、操作子回転具22の操作レバー37がソケット2の軸線方向と直交する方向に向いており、ソケット本体21の先端に形成されているスリット34とホルダー35に形成されたスリット38と、回転子39の操作スリット39とが合致した状態にある。また、施錠機構23にあっては、ロックボール24が前進位置にあるカラー30の段部により求心側から支えられて遠心側へ突出し、スリーブ28は後退した位置にある。
【0042】
かかる状態でソケット2にプラグ1を挿入すると、その挿入の過程でプラグ1の先端がカラー30を押して後退させる。これにより、ロックボール24の求心方向への移動が可能になり、プラグ本体3上に載り、プラグ1の外周に形成されているロックボール係合溝20がロックボール24の真下に達したとき、ロックボール24はスリーブ28により求心方向に押されてロックボール係合溝20に係合し、スリーブ28はスプリング29で付勢されて前進し、その凸状押圧面26でロックボール24を求心方向へ押さえ、これにより、プラグ1とソケット2との接続が完了する。
【0043】
また、この挿入の過程でプラグ1の先端部の固定筒体11がアダプタ45の接続筒部47の外周に嵌合し、またプラグ1のバルブ開閉操作子6の係合部7がソケット本体21のスリット34及びホルダー35のスリット38を経て回転子36の操作スリット39に嵌まる。
【0044】
前記係合部7はプラグ1とソケット2とが完全に接続された状態になったとき、前記操作スリット39に完全に嵌まるようになっているので、プラグ1とソケット2とが未だ完全な接続状態になっていない状態で操作レバー37を回そうとしても、前記係合部7の一部が前記スリット34、38に係止して、操作レバー37を回すことができない。このためプラグ1とソケット2との接続が完了していないことが確認できるとともに、プラグ1とソケット2との接続が不完全な状態ではボールバルブ5を開くことができないので、安全性の向上が図れる。
【0045】
プラグ1とソケット2とを完全に接続した状態で操作レバー37を回すと、回転子36がバルブ開閉操作子36を回し、ボールバルブ5が開となる。ボールバルブ5が完全に開となるのは、操作レバー37を90°回転させたときであり、この状態のとき、図2に示すように操作レバー37はソケット1の軸線方向と平行な向きとなり、操作レバー37の下面に形成した係止突起43が前進位置にあるスリーブ28の外周に形成した係止突起44に係止した状態となってスリーブ28の後退を阻止する。
【0046】
プラグ1とソケット2とを分離する場合は、操作レバー37を逆方向に90°回転させ、ボールバルブ5を閉としてから行う。この状態になると操作レバー37の係止突起43はスリーブ28の係止突起44から外れ、スリーブ28の後退が可能になる。
【0047】
このように、ボールバルブ5が開のときはプラグ1とソケット2との分離はできず、ボールバルブ5を閉とした状態でプラグ1とソケット2とを分離できるので安全である。
【0048】
また、前記プラグ1では、ボールバルブ5に接触しているシールリング9,10の外側は面圧をとるために、ボールバルブ5に対して空隙16,17を介して阻止体18,19が配置されて、前記ボールバルブ5と阻止体18,19との空隙16,17を微小に形成しているので、例えば酒等の流体内に混入している米粒等の固形物がボールバルブ5とシールリング9,10との間に入り込むことが阻止され、シールの完全性が図れる。
【0049】
図6、図7は本発明に係る管継手における実施の形態の第2例を示したもので、図6は本例の管継手のプラグとソケットの接続状態でサンプリング採取用弁体が閉じている状態を示す上半分縦断面図、図7は本例の管継手のプラグとソケットの接続状態でサンプリング採取用弁体が開いている状態を示す上半分縦断面図である。なお、第1例と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
【0050】
本例の管継手では、アダプタ以外は第1例と変わるところがない。本例では、ソケット本体21の後部に筒状のサンプリング採取用アダプタ50が嵌合している。
【0051】
このサンプリング採取用アダプタ50も、第1例と同様に、ストップリング46によりソケット本体21から抜け止めされており、このストップリング46を外すことにより、サンプリング採取用アダプタ50をソケット本体21から外すことができるようになっている。
【0052】
このサンプリング採取用アダプタ50のソケット本体21内の部分には、ソケット2とプラグ1との接続時にプラグ1の先端部を構成する固定筒体11の内周に嵌合する外径に形成された接続筒部51が形成され、接続筒部51の外周には、その内周に嵌合した前記プラグ1の固定筒体11との間をシールするシールリング49が装着されている。前記サンプリング採取用アダプタ50の内部、即ち接続筒部51の内部には、先端を閉じ内部にはサンプリング採取用流体通路52を有する筒状のサンプリング採取用弁体53が組み込まれている。このサンプリング採取用弁体53は、サンプリング採取用アダプタ50に、前後動可能にねじ結合部54で螺合されている。
【0053】
前記サンプリング採取用弁体53の外周面とサンプリング採取用アダプタ50の内周面との間には隙間55が形成されている。前記サンプリング採取用弁体53の前端部側壁は傾斜して傾斜面56となっており、一方サンプリング採取用アダプタ50の先端内周面には、前記傾斜面56に対応するように傾斜した傾斜面57が形成され、前記傾斜面56には、傾斜面56と傾斜面57との間をシールするシールリング58が装着されており、サンプリング採取用弁体53の前進により、前記傾斜面57に、傾斜面56に設けたシールリング58を当接し、後退して離反するようになっている。
【0054】
前記サンプリング採取用弁体53の先端部側壁には、前記傾斜面56の後方に位置して、サンプリング採取用弁体53内のサンプリング採取用流体通路52と隙間55とを連通する連通孔59が形成され、更に連通孔59の後方外周には、突起60が形成され、この突起60には、サンプリング採取用弁体53の外周面とサンプリング採取用アダプタ50の内周面との間をシールするシールリング61が装着されている。
【0055】
また、サンプリング採取用アダプタ50には、前記突起60に係止してサンプリング採取用弁体53の後退を規制し、抜け出しを防止するストッパ62が内面に突設されている。
【0056】
上記のように構成した管継手は、図6の状態からサンプリング採取用弁体53を回して後退させると、図7に示すように傾斜面56が傾斜面57から離反し、サンプリング採取用弁体53は開となり、流体は傾斜面56,57の間から隙間55に入り、連通孔59からサンプリング採取用流体通路52に流入し、これによりサンプリング採取が行える。このときの流体の流量は、傾斜面56と傾斜面57との隙間を変えることにより調整できる。サンプリング採取が終了したら、サンプリング採取用弁体53をねじ込んで傾斜面57に、傾斜面56に設けたシールリング58を当接させ、サンプリング採取用弁体53を閉にする。
【0057】
このようにサンプリング採取用弁体53の開閉操作を、サンプリング採取用弁体53を回すことにより行うので、流体に高い圧力が作用してもサンプリング採取用弁体53の開閉操作を容易に行うことができ、内圧の高いタンク等から少量のサンプリング採取を容易に行うことができる。
【0058】
【発明の効果】
請求項1に記載の管継手では、プラグにあっては、プラグ本体内の流体通路を回転して開閉するボールバルブと、該ボールバルブに一端を固定し他端を前記プラグ本体の外に突出したバルブ開閉操作子が設けられ、前記ソケットにあっては、ソケット本体に、ソケットとプラグとの接続時に前記バルブ開閉操作子と係合しバルブ開閉操作子を回転させる操作子回転具を備えているので、高い圧力が作用していてもボールバルブの操作を比較的容易に行うことができる。また、プラグとソケットを接続すると、プラグのバルブ開閉操作子がソケットの操作子回転具と係合し、ボールバルブの開操作をソケットの操作子回転具により行うので、プラグ内のボールバルブの開きはプラグにソケットを接続した状態でないと行うことができず、作業の安全性を高めることができる。しかも、前記操作子回転具は、前記バルブ開閉操作子に係合し回転してバルブ開閉操作子を回転させる回転子と、該回転子を回転する操作レバーとを有し、前記操作レバーの回転は所定の角度に規制されており、操作レバーが前記回転角度の一方の端部に位置したとき前記ボールバルブが開となり、操作レバーが前記回転角度の他方の端部に位置したとき前記ボールバルブが閉となるように設定されているので、操作レバーを回転しいずれかの端部に位置させたときに、ボールバルブが開か閉かになるので、ボールバルブの開閉の確認を確実に行うことができ、管継手の分離作業を安全に行うことができる。
【0060】
請求項に記載の管継手では、操作子回転具とバルブ開閉操作子との関係は、前記施錠機構によりソケットとプラグが完全に接続状態となったときにのみ前記操作子回転具によるバルブ開閉操作子を回転させる操作が可能となる構成になっているので、プラグとソケットとが完全に接続状態になったときにのみ操作子回転具によりバルブ開閉操作子を回転できるようになっているので、安全性をより一層高めることができる。
【0061】
請求項に記載の管継手では、操作子回転具の操作レバーが前記ボールバルブを開いた位置にあるときに、該操作レバーが前記施錠機構によるソケットとプラグの接続状態を解除する操作を阻止する構成になっているので、ボールバルブが開いているときには、ソケットをプラグから分離することができず、安全性を向上させることができる。
【0062】
請求項に記載の管継手では、プラグ本体に支持されていて前記ボールバルブに接触しているシールリングの外側に、前記ボールバルブに対して微小な空隙を介して阻止体が配置されているので、流体内に混入している固形物が阻止体により前記微少空隙に入り込むことが阻止されてボールバルブとこれに接触しているシールリングの間に入り込まず、固形物によってシールが不完全となるのを防止できる。
【0063】
請求項に記載の管継手では、前記ソケット本体の内側に組み込まれているホース接続用アダプタがサンプリング採取用アダプタであって、該サンプリング採取用アダプタ内にはサンプリング採取用弁体が組み込まれているので、ボールバルブの他に、サンプリング採取用弁体が組み込まれているので、このサンプリング採取用弁体を利用することにより、サンプリング採取を容易に行うことができる。
【0064】
請求項に記載の管継手では、サンプリング採取用弁体は内部にサンプリング採取用流体通路を有し、前記サンプリング採取用アダプタに前後動可能に螺合されていて、前後のいずれか一方に移動した際に前記アダプタの内壁との間に隙間が形成されて前記流体通路が開きソケット本体内の流体通路と連通し、他方に移動した際に前記アダプタの内壁との間の前記隙間が閉じられて前記流体通路が閉じソケット本体内の流体通路と遮断されるようになっているので、高い圧力が作用していてもサンプリング採取用弁体を回すことにより、このサンプリング採取用弁体を容易に前後動させることができ、内圧の高いタンク等から少量のサンプリング採取を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る管継手における実施の形態の第1例でのプラグとソケットの分離状態を示す上半部縦断側面図である。
【図2】第1例の管継手のプラグとソケットの接続状態を示す上半部縦断面図である。
【図3】(A)(B)はソケット本体の平面図及びその右側面図である。
【図4】(A)(B)(C)はソケットに備えた操作子回転具のホルダーの平面図、一部縦断正面図及び底面図である。
【図5】(A)(B)(C)はソケットに備える操作子回転具の回転子の平面図、縦断面図及び底面図である。
【図6】本発明に係る管継手における実施の形態の第2例でのプラグとソケットの接続状態でサンプリング採取用弁体が閉じている状態を示す上半分縦断面図である。
【図7】第2例の管継手のプラグとソケットの接続状態でサンプリング採取用弁体が開いている状態を示す上半分縦断面図である。
【符号の説明】
1 プラグ
2 ソケット
3 プラグ本体
4 流体通路
5 ボールバルブ
6 バルブ開閉操作子
7 係合部
8 孔
9,10 シールリング
11 固定筒体
12 スプリング
13 可動筒体
14,15 シールリング
16,17 空隙
18,19 阻止体
20 ロックボール係合溝
21 ソケット本体
22 操作子回転具
23 施錠機構
24 ロックボール
25 ロックボール嵌合孔
26 凸状押圧面
27 凹状解放面
28 スリーブ
29 スプリング
30 カラー
31 スプリング
32 取り付け面
33 円形孔
34 スリット
35 ホルダー
36 回転子
37 操作レバー
38 スリット
39 操作スリット
40 ねじ
41 切り欠き部
42 ストッパ
43,44 係止突起
45 アダプタ
46 ストップリング
47 接続筒部
48 流体通路
49 シールリング
50 サンプリング採取用アダプタ
51 接続筒部
52 サンプリング採取用流体通路
53 サンプリング採取用弁体
54 ねじ結合部
55 隙間
56,57 傾斜面
58 シールリング
59 連通孔
60 突起
61 シールリング
62 ストッパ

Claims (6)

  1. 適宜の施錠機構を備え着脱自在に接続されるソケットとプラグとからなる管継手であって、前記プラグにあっては、プラグ本体内の流体通路を回転して開閉するボールバルブと、該ボールバルブに一端を固定し他端を前記プラグ本体の外に突出したバルブ開閉操作子が設けられ、前記ソケットにあっては、ソケット本体に、ソケットとプラグとの接続時に前記バルブ開閉操作子と係合しバルブ開閉操作子を回転させる操作子回転具を備えており、前記操作子回転具は、前記バルブ開閉操作子に係合し回転してバルブ開閉操作子を回転させる回転子と、該回転子を回転する操作レバーとを有し、前記操作レバーの回転は所定の角度に規制されており、操作レバーが前記回転角度の一方の端部に位置したとき前記ボールバルブが開となり、操作レバーが前記回転角度の他方の端部に位置したとき前記ボールバルブが閉となるように設定されていることを特徴とする管継手。
  2. 前記施錠機構によりソケットとプラグが完全に接続状態となったときにのみ前記操作子回転具によるバルブ開閉操作子を回転させる操作が可能となる構成になっていることを特徴とする請求項1に記載の管継手。
  3. 前記操作子回転具の操作レバーが前記ボールバルブを開いた位置にあるときに、該操作レバーが前記施錠機構によるソケットとプラグの接続状態を解除する操作を阻止する構成になっていることを特徴とする請求項1または2に記載の管継手。
  4. 前記プラグ本体に支持されていて前記ボールバルブに接触しているシールリングの外側に、前記ボールバルブに対して微小な空隙を介して阻止体が配置されていることを特徴とする請求項1,2または3に記載の管継手。
  5. 前記ソケット本体の内側に組み込まれているホース接続用アダプタがサンプリング採取用アダプタであって、該サンプリング採取用アダプタ内にはサンプリング採取用弁体が組み込まれていることを特徴とする請求項1,2,3または4に記載の管継手。
  6. 前記サンプリング採取用弁体は内部にサンプリング採取用流体通路を有し、前記サンプリング採取用アダプタに前後動可能に螺合されていて、前後のいずれか一方に移動した際に前記アダプタの内壁との間に隙間が形成されて前記流体通路が開きソケットに接続されたプラグ本体内の流体通路と連通し、他方に移動した際に前記アダプタの内壁との間の前記隙間が閉じられて前記流体通路が閉じプラグ本体内の流体通路と遮断されるようになっていることを特徴とする請求項に記載の管継手。
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