JPS5910474Y2 - 管継手の雌継手片 - Google Patents

管継手の雌継手片

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Publication number
JPS5910474Y2
JPS5910474Y2 JP12583778U JP12583778U JPS5910474Y2 JP S5910474 Y2 JPS5910474 Y2 JP S5910474Y2 JP 12583778 U JP12583778 U JP 12583778U JP 12583778 U JP12583778 U JP 12583778U JP S5910474 Y2 JPS5910474 Y2 JP S5910474Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
joint piece
female joint
male
piece
Prior art date
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Expired
Application number
JP12583778U
Other languages
English (en)
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JPS5541685U (ja
Inventor
礼智 槙島
Original Assignee
日東工器株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日東工器株式会社 filed Critical 日東工器株式会社
Priority to JP12583778U priority Critical patent/JPS5910474Y2/ja
Publication of JPS5541685U publication Critical patent/JPS5541685U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は雄雌1対の継手片から或る管継手の雌継手片
に関するものである。
流体供給側の継手片に閉止弁を設けると、この閉止弁に
流体圧が加わっている場合、この継手片の閉止弁を流体
圧に抗して開通させ、かつ、他方の継手片と接続するに
は比較的大きな接続力が要るもので、流体圧が高くなれ
ばなる程或は流体路の工径が大きくなればなる程容易で
はなくなる。
また、流体が導通されている雄雌継手片を分離するとき
も、上記のように流体圧が加わっているときには流体供
給側から流体漏洩が起り易く、他方の継手片からは残存
流体が吐出するため、ときには危険を伴なうこともある
これらの問題を解決するには、(イ)雄雌継手片を相互
に接続したのちに流体路を開通させる。
(ロ)流体の導通を遮断したのち雄雌継手片を分離する
(ハ)雄雌継手片の分離に先立って残存流体を処理する
ことが望ましい。この考案は、これらの問題点を解決し
、雄雌継手片相互の接続を分離を容易にし、かつ、導通
流体の漏洩を防止することを目的として考案したもので
、雌継手片に流体路の開閉機構と、残圧除去機構を設け
たことを特徴とするものである。
以下、図面によって実施例を説明する。
第1図において10は雄継手片、20は雌継手片で、雄
継手片10は、周知の通り、雌継手片20の嵌入孔22
に挿嵌する挿入端12の一端に、施錠ボール24を係止
する外周溝14を具備している。
雌継手片20は、周知の通り、上記施錠ボールが、雌継
手片20の本体26の周壁に放射状に穿けたテーパ孔2
8に遊嵌され、該本体の外周に嵌合した圧縮ばね30で
軸方向に弾撥される操作環32によって放射状方向への
転出が阻止されている。
雌継手片本体26の嵌入孔22の奥まった位置には放射
状に通孔34を穿設し、更に、該通孔34の奥部には軸
孔38と連通する通孔36を壁面40を介して並列に配
置する。
雌継手片本体26の外周には、該通孔34, 36を連
通させるための連通溝42を内周面に有する摺動弁44
を嵌合する。
52は上記壁面40の外周に設けたシールリング、46
は上記通孔34を挾んで該シールリング52と対設した
シールリング、48は通孔36を挾んでシールリング5
2と対向させて摺動弁44の後部内周に設けたシールリ
ングで、第2図に示す状態において、本体26の外周の
シールリング46と摺動弁44の内周のシールリング4
8とが流体密封を行なっている。
また、摺動弁44が第3図に示すように本体26の後端
鍔50に当接する位置まで移動したときは、シールリン
グ48と該本体26の外周のシールリング52とが流体
密封を行ない、通孔34が該摺動弁44による密封作用
を受けずに外気と通じるようになっている。
同図において、44′は、軸孔38側の通孔36と嵌入
孔22側の通孔34とを雌継手片本体26の外周部にお
いて遮断する遮蔽部、45は該遮蔽部44′によって通
孔34, 36の両孔が不連通状態とされた時に、嵌入
孔22側通孔34と雌継手片外部とを連通させる開口部
である。
次に上記実施例の作用を説明する。
第2図に示す雄雌継手片の接続状態において、流体は雌
継手片20の軸孔38、通孔36、摺動弁44の連通溝
42、通孔34を経て雄継手片10の流体路と導通して
いる。
この雄雌継手片を分離する場合には、第3図に示すよう
に摺動弁44を本体26の後端鍔50に当接する位置ま
で移動させて、通孔36を経た流体をシールリング48
, 52で密封し、雄雌継手片間の導通を遮断する。
この摺動弁44の移動により、他方では通孔34が密封
状態から解放されて大気に通じるため、雄継手片10側
に残存する流体はすべて大気中に吐出される。
次いて圧縮ばね30の弾撥力を抗して操作環32を第3
図左方向に移動して施錠ボール24の抑止状態を解除す
ると、該施錠ボールは放射方向に少しく転出し、雄継手
片10と雌継手片20との分離を可能にする。
上記のようにして、摺動弁44で通孔36を閉塞してお
けば、雌継手片20側に流体圧が加わっていても、その
後の雄継手片10の接続が極めて容易である。
雄継手片10と雌継手片20とを接続する場合には、圧
縮ばわ30の弾撥力に抗して操作環32を第3図左方向
に移動して施錠ボール24を一旦解放して、嵌入孔22
内に雄継手片10を挿入し、雄継手片10の外周部溝1
4に施錠ボール24を係止させる。
なお、この場合、雌継手片本体26の嵌入孔22奥部の
通孔34は大気に解放されているがら、該嵌入孔22に
雄継手片10を挿入した際に流体の圧縮作用は起らず、
雄雌継手片10, 20の接続は容易に行なわれる。
第2図に示す状態において、緊急時に雄雌継手片10.
20を分離する場合には、操作環32を同図左方向に
移動すると、摺動弁44は操作環32に伴なわれて後退
し、摺動弁44が第3図に示す状態と同様に流体路を遮
断し、それと同時に雌継手片20から雄継手片10を離
脱させることができる。
以上、実施例を説明したが、この考案に雌継手片20の
本体26内部に、雄継手嵌入孔22と流体流軸孔38と
を遮断する壁面40を形或すると共に、該壁面40を挾
んで、その両側には、雌継手片26の内周部と上記嵌入
孔22および軸孔38に個別に連通する通孔34, 3
6を穿設し、更に、該雌継手片本体26の外周部には、
嵌入孔22側通孔34と軸孔38側通孔36とを当該外
周部において連通させる連通溝42と、軸孔38側通孔
36と嵌入孔22側通孔34とを同外周部において遮断
する遮蔽部44を具えた摺動弁44を流体密封シール4
6, 48, 52を介在させて軸方向に摺動自在に嵌
合した管継手の雌継手片において、該摺動片44の端部
には、上記遮蔽部44′によって軸孔38側通孔36と
嵌入孔22側通孔34とを遮断したときに嵌入孔22側
通孔34を管継手外部と連通させる開口部45を、当該
端部の内周を欠除することにより設けたものであるから
、この考案の雌継手片20に雄継手片10を接続する際
して、予め摺動弁44を操作して遮蔽部44′で流体流
通軸孔38側と雄継手片嵌入孔22側とを遮断しておけ
ば、仮に雌継手片の軸孔38内に流体圧が加わっている
ときでも、雌継手片20に対する雄継手片10の接続が
流体圧の影響を受けることなく円滑に行なわれ、特に、
嵌入孔22側の通孔34が大気に解放されているため、
雄継手片10と雌継手片20とを接続する過程で嵌人孔
22内で流体の圧縮が起らず、従って接続を小さな力で
行なうことができる。
また、雄継手片10と雌継手片とを分離する場合でも、
摺動弁44によって通孔36を予め遮断することができ
るので、この場合にも流体圧の影響を受けることがなく
、雄雌継手片を簡単に分離することができ、上記接続分
離時に流体が漏洩する事故も起らない。
また、分離時に、通孔34を大気に解放させることがで
きるため、雄継手片10側に残存する流体が通孔34よ
り大気中に吐出され、操作環32の操作が流体圧に右左
されないという特長もある。
【図面の簡単な説明】 図面はこの考案の1実施例を雄継手片と共に示したもの
で、第1図は雄継手片を分離したときの4半部縦断側面
図、第2図は雄継手片を接続したときの4半部縦断側面
図、第3図は雄雌継手片の接続状態において摺動弁で流
体路を閉塞したときの要部の縦断面図である。 10・・・・・・雄継手片、20・・・・・・雌継手片
、22・・・・・・雄継手片嵌入孔、26・・・・・・
雌継手片本体、32・・・・・・操作環、34, 36
・・・・・・通孔、38・・・・・・軸孔、40・・・
・・・壁面、42・・・・・・連通溝、44・・・摺動
弁、44′・・・・・・遮蔽部、45・・・・・・開口
部、46, 48, 52・・・・・・流体密封シール

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 雌継手片の本体内部に、雄継手嵌入孔と流体流通軸孔と
    を遮断する壁面を形戊すると共に、該壁面を挾んで、そ
    の両側には、雌継手片本体の外周部と上記嵌入孔および
    軸孔に個別に連通ずる通孔を穿設し、更に該雌継手片本
    体の外周部には、嵌入孔側通孔と軸孔側通孔とを当該外
    周部において連通させる連通溝と、軸孔側通孔と嵌入孔
    側通孔とを同外周部において遮断する遮蔽部を具えた摺
    動弁を流体密封シールを介在させて軸方向に摺動自在に
    嵌合した管継手の雌継手片において、該摺動弁の端部に
    は、上記遮蔽部によって軸孔側通孔と嵌入孔とを遮断し
    たときに嵌入孔側通孔を管継手外部と連通させる開口部
    を、当該端部の内周を欠除することにより設けた管継手
    の雌継手片。
JP12583778U 1978-09-12 1978-09-12 管継手の雌継手片 Expired JPS5910474Y2 (ja)

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JP12583778U JPS5910474Y2 (ja) 1978-09-12 1978-09-12 管継手の雌継手片

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JP12583778U JPS5910474Y2 (ja) 1978-09-12 1978-09-12 管継手の雌継手片

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Publication Number Publication Date
JPS5541685U JPS5541685U (ja) 1980-03-17
JPS5910474Y2 true JPS5910474Y2 (ja) 1984-04-02

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ID=29087116

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JP12583778U Expired JPS5910474Y2 (ja) 1978-09-12 1978-09-12 管継手の雌継手片

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5761044Y2 (ja) * 1977-01-13 1982-12-27
JPH0620739Y2 (ja) * 1988-07-28 1994-06-01 三菱重工業株式会社 空缶リンサ

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JPS5541685U (ja) 1980-03-17

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