JP3999726B2 - 手術用顕微鏡 - Google Patents

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Description

本発明は、術者が被検体を観察するための主双眼鏡筒を備えるとともに、助手が同時に被検体を観察可能な助手用双眼鏡筒を備えた手術用顕微鏡に関する。
顕微鏡を用いて被検体である術部を拡大視しながら手術を行う、いわゆるマイクロサージャリーは、執刀医(以下、術者と呼ぶ)と、術者を補助する助手の2人で行うのがほとんどである。
このマイクロサージャリーを行う場合、手術を行う部位(術部)の違いや、この術部を観察する方向の違いによって、顕微鏡の姿勢(角度)は様々な状態に調整される。当然のことながら、術者が主双眼鏡筒の姿勢を自由に決定するのに対して、助手はそのときの主双眼鏡筒の姿勢に追従して助手用双眼鏡筒での観察位置を変えなければならない。また、術者および助手は互いに身長や腕の長さに個体差があるが、助手においては常に楽な姿勢で観察ができるように、観察位置を自在に変更できることが好ましい。
さらに、前記手術用顕微鏡は複数の異なる専門医の間で共有され、使用される場合が多い。専門科によっては、術者の右側方に助手が位置したり、あるいは逆に術者の左側方に助手が位置するのが好都合であったりして一定しない。そのいずれにも、助手の観察位置を容易に変更可能としなければならない。
たとえば、[特許文献1]には複数人が同時観察可能な双眼顕微鏡であって、両観察者の位置関係を一定範囲内で調整可能とした技術が記載されている。また、[特許文献2]には助手による共同観察のための装置を付属した観察装置であって、接眼光学系を変位自在とした顕微鏡用観察装置が開示されている。
ここで、従来から用いられる手術用顕微鏡を図12〜図14に示す。図12は手術用顕微鏡の正面図、図13は手術用顕微鏡の上面図、図14は手術用顕微鏡の側面図である。なお、図中で回転方向を意味する円弧もしくは楕円状の矢印に、回転方向を示す補助記号R(ローリング)、Y(ヨーイング)、P(ピッチング)を付した。
顕微鏡本体101に術者が観察するための主双眼鏡筒Mを備え、助手用観察装置である助手用双眼鏡筒111を備えた助手用中間鏡筒100が組合せられる。助手用中間鏡筒100には、助手の観察位置を変更可能とするために、第1回転部116、第2回転部117および第3回転部118を備えている。
前記顕微鏡本体101は内部に術者の左右の目に対応し、かつ術部を立体視するための一対の光束(光軸102a、102b)を有している。これら光束(光軸102a、102b)上には、半反射半透過プリズム103a、103bが配置され、ここに入射される光束の半分は透過して主双眼鏡筒Mに入射され、よって術者は主双眼鏡筒Mで術部の観察が可能である。
残りの半分の光束は、このプリズムによって反射され顕微鏡本体101の左右側面に取付けられた助手用ポート104a、104bを通過する。一方の助手用ポート104aに対向して助手用中間鏡筒100が取付けられ、他方の助手用ポート104bは蓋体で閉塞されている。
前記助手用ポート104aを介して助手用中間鏡筒100に入射する光束(光軸113)は、助手用中間鏡筒100に内蔵されるミラーである複数の反射部材105、106によって反射を繰り返す(反射後の光束の光軸114、115)。そして、光学的に位置の決まる瞳位置107に設けられる二等辺三角形状をした瞳分割プリズム108によって助手の左右の目に対応する2つの光束(光軸109a、109b)に分割される。
そのあと、たとえばミラーである反射部材110a、110bによって助手用双眼鏡筒111に導かれる。この助手用双眼鏡筒111には結像レンズが内蔵されており、装着された一対の接眼レンズ112a、112bによって助手は術部を両目で観察することができる。
前記助手用中間鏡筒100は、光軸113を回転中心軸としてローリングR方向に助手用中間鏡筒100を回転できる第1回転部116を備え、光軸114を回転中心軸として助手用中間鏡筒100をヨーイングY方向に回転できる第2回転部117を備え、光軸115を回転中心軸として助手用中間鏡筒100をローリングR方向に回転できる第3回転部118を備えている。
特願昭56−144410号公報 実開平 6− 37814号公報
ところで、従来の構成では助手用中間鏡筒100をピッチングP方向に回転することができず、助手用双眼鏡筒111(正確には、接眼レンズ112a、112b)の高さ位置を変更することができない。これを補うために、ピッチングP方向の回転機構を有する双眼鏡筒である、いわゆる傾斜角可変鏡筒を購入して取付けている。
しかしながら、前記傾斜角可変鏡筒は左右2つの接眼レンズ112a、112bに光束を導くよう内部で2つの光束を複雑に這いまわし、かつピッチングP方向の回転機構を備えているので、構造的に複雑であり高価である。そして、傾斜角可変鏡筒は重量が大であり、助手用中間鏡筒100における第1〜第3回転部116〜118の回動操作の作業性を低下させている。
また、術者に対して助手の位置を左右に入れ替えるには、助手用中間鏡筒100を助手用ポート104aから一旦外して、別の助手用ポート104bへ付け替えなければならない。あるいは、助手用ポート104bから一旦外して助手用ポート104aへ付け替えなければならず、非常に手間がかかって面倒である。
そこで、第2回転部117の全長を図のものよりも長く変更したうえで、第2回転部117を支点として第3回転部118および助手用中間鏡筒110を水平方向に180°回動自在な構成を採用すれば、主双眼鏡筒Mに対して助手用中間鏡筒110を右側方から左側方へ、あるいは左側方から右側方へ回動変位できる。
このようにして、主双眼鏡筒Mに対する助手用中間鏡筒110の位置を変更して、術者に対する助手の位置を容易に左右に入替えできる。また、前記第2回転部117の全長を長くしたので、入替え中に第3回転部118および助手用中間鏡筒110が少なくとも主双眼鏡筒Mに衝突することはない。
しかしながら、第3回転部118および助手用中間鏡筒110は主双眼鏡筒Mの直上部位である、手術中の術者の頭部直上を通過することになり、術者が不意に主双眼鏡筒Mから目を外して顔を上げたときには接触する虞れがある。
術者に対する安全を考慮して手術を一旦中断し、主双眼鏡筒Mから遠く術者を退避させたうえで助手用中間鏡筒110を回動させればよいが、手術のスムーズな進行を妨げる。第2回転部117の全長をさらに長く設定することによりこれらの問題は解決するが、こんどは主双眼鏡筒Mと助手用中間鏡筒110とで高さの相違が顕著になってしまい、助手として術者の補助ができなくなる。
本発明は前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、ピッチング方向の回転機構を有する傾斜角可変鏡筒を不要として高さ位置を変更でき、術者による手術を継続した状態で、術者に対する助手の位置を左右いずれかの一側方部位から他側方部位に容易に入れ替えができ、作業性および信頼性の向上を図れる手術用顕微鏡を提供しようとするものである。
本発明は、術部からの光束が入射され、術者の左右の目に対応し、かつ術部を立体視するための一対の光束により術部を観察する主双眼鏡筒を有すると共に前記一対の光束のうちの一方の光束の一部を出射する顕微鏡本体と、前記顕微鏡本体に接続され、前記顕微鏡本体から出射する前記一対の光束のうちの一方の光束の一部を反射して導く反射部材を有した助手用中間鏡筒と、前記助手用中間鏡筒に接続され、前記助手用中間鏡筒から出射された光束を入射する一対の接眼レンズを有した助手用双眼鏡筒と、を具備し、前記助手用中間鏡筒は、前記術部から前記顕微鏡本体に入射する光束の光軸と平行な第1回転軸を有するヨーイング方向に回転する第1回転部と、前記第1回転軸と直交する第2回転軸を有するピッチング方向に回転する第2回転部と、前記第2回転軸と直交する第3回転軸を有するローリング方向に回転する第3回転部とを備え、前記第2回転部は、前記顕微鏡本体の上部に位置し、かつ前記主双眼鏡筒よりも奥に位置して配置され、前記第2回転軸回りに前記助手用中間鏡筒を回転して前記助手用双眼鏡筒を前記顕微鏡本体の左右側方位置に入れ替え可能であることを特徴とする手術用顕微鏡である。
本発明によれば、傾斜角可変鏡筒を不要として第2の観察部(助手用双眼鏡筒)の高さ位置を変更でき、コストの低減化を得るとともに、第2の観察部を本体部から外すことなく第1の観察部(主双眼鏡筒)の右側方から左側方、もしくはその逆位置に配置を変えて、術者に対する助手の観察位置を容易に変更でき、作業性の向上を得られスムーズに手術を進行することが可能となる等の効果を奏する。
[実施例1]
以下、本発明における実施例1について、図1〜図4を用いて説明する。図1は手術用顕微鏡の正面図、図2は手術用顕微鏡の上面図、図3は手術用顕微鏡の側面図、図4は主双眼鏡筒(第1の観察部)10に対する助手用双眼鏡筒(第2の観察部)25の位置設定を概略的に示す説明図である。
顕微鏡本体(本体部)1には対物レンズ2が内蔵されていて、この対物レンズ2は術部(被検体)3に対して焦点距離を合わせられるように調整自在である。前記対物レンズ2と所定距離を存して対向する顕微鏡本体1内部位にはプリズム4が設けられていて、対物レンズ2を出射した光束(光軸2a)を90°折り曲げるようになっている。
プリズム4によって折り曲げられた光束上には複数の変倍レンズ5が設けられ、さらに光束を90°ずつ折り曲げるたとえばミラーからなる反射部材6、7が設けられる。後位側の反射部材6が反射する光束上に半反射半透過プリズム8が設けられていて、このプリズム8を透過した光束は顕微鏡本体1を構成する主双眼鏡筒(第1の観察部)10へ導かれ、プリズム8を反射した光束は顕微鏡本体1に付設される助手用ポート12を介して助手用中間鏡筒15へ導かれるようになっている。
つぎに、前記助手用中間鏡筒15について詳述する。
この助手用中間鏡筒15は、ヨーイング回転可能な第1の回転部16を備えていて、ヨーイング回転方向を図中Y矢印で示す。さらに助手用中間鏡筒15は、ピッチング回転可能な第2の回転部17を備えていて、ピッチング回転方向を図中P矢印で示す。さらにまた助手用中間鏡筒15は、ローリング回転可能な第3の回転部18を備えていて、ローリング回転方向を図中R矢印で示す。
一方、第1の回転部16と第2の回転部17との間には、たとえばミラーからなる反射部材19が設けられていて、この反射部材19は入射した光束を90°偏向する。第2の回転部17と第3の回転部18との間には、たとえばミラーからなる反射部材20が設けられていて、この反射部材20も入射した光束を90°偏向する。
前記反射部材20の反射光束(光軸21)上に、二等辺三角形状のプリズム22が、その頂点を前記光軸21に対向して配設されている。前記プリズム22は光束(光軸21)を2つの光束に反射するようになっていて、それぞれの反射光束に対向して、たとえばミラーからなる反射部材23、24が配設されている。これら反射部材23、24によって反射されたあとの光軸を23a、24aにて示す。
前記助手用中間鏡筒15には助手が観察するための助手用双眼鏡筒(第2の観察部)25が取付けられていて、この双眼鏡筒25は一対の接眼レンズ26、27を備えている。前記プリズム22は双眼鏡筒25内に設けられていて、ここで反射される2つの光束は反射部材23,24を介して助手用双眼鏡筒25に備えられる一対の接眼レンズ26、27に出射するようになっている。
このようにして構成される手術用顕微鏡であって、術部3からの光束が対物レンズ2を介してプリズム4に入射し、変倍レンズ5と、反射部材6、7から半反射半透過プリズム8などの対物光学系を介して入射する。前記半反射半透過プリズム8を透過した光束は、術者が観察するための主双眼鏡筒10に入射し、その一方で前記半反射半透過プリズム8において反射した光束は、助手用中間鏡筒15に入射する。
助手用中間鏡筒15において光束は、ヨーイングY方向に回転可能な第1の回転部16と、ピッチングP方向に回転可能な第2の回転部17と、ローリングR方向に回転可能な第3の回転部18と、三角プリズム22とに順次導かれ、助手用中間鏡筒15から出射して助手用双眼鏡筒25に入射する。したがって、助手は術者に対して右側方90°変位した位置で観察が行える。
術者に対して助手に身長差がある場合には、助手は助手用中間鏡筒15に備えられるピッチングP方向に回転可能な第2の回転部17を回動操作する。すると、助手用双眼鏡筒25の位置が第2の回転部17を回転中心として上下に変更し、結果として助手用双眼鏡筒25の高さ位置を調整できるので、術者に対する助手の身長差を吸収できる。先に説明したように従来用いられている傾斜角可変鏡筒が不要となって、構成の簡素化と操作性の向上を図れる。
また、図1の状態で、助手の位置が術者に対して最大限離間していることを基準として、助手を術者に対して接近させる場合は、助手はヨーイングY方向に回転可能な第1の回転部16を回転中心として助手用中間鏡筒15を回動操作する。主双眼鏡筒10(術者)に対する助手用中間鏡筒15(助手)の角度が90°より小さくなるが、助手用双眼鏡筒25の位置が水平方向に変更され、助手の位置を術者に対して接近できる。
観察上の都合により、術者が顕微鏡本体1を図1のD矢印に示す左右方向に傾斜させる場合がある。このとき、助手はローリングR方向に回転可能な第3の回転部18を回転中心として助手用中間鏡筒15を回動操作する。
すなわち、前記顕微鏡本体1の傾き度合いに合わせて第3の回転部18の回転量を設定することにより、助手用双眼鏡筒25を構成する左右の接眼レンズ26、27を同じ高さに保つことができるので、助手にとって観察には何らの支障もない。
観察状況もしくは観察条件によっては、術者に対する助手の位置を左右に入れ替えする要求が出る。たとえば、図1で術者に対して助手が右側方に位置するよう第1の位置設定工程をなして観察したあと、もしくはその状態から、図1に二点鎖線で示すように術者に対して助手が左側方に位置を変更する場合をいう。
このとき助手は、第2の位置設定工程をなす。すなわち、助手用中間鏡筒15とともに助手用双眼鏡筒25を持ち上げ、第2の回転部17を回転中心として回動操作する。助手用中間鏡筒15と助手用双眼鏡筒25は、主双眼鏡筒10の奥方で第2の回転部17を回転中心として顕微鏡本体1の上方部位に沿い半円状の回転軌跡で回動し、ついには主双眼鏡筒10の左側方部位に位置する。
図4は位置設定の方法を説明するための概略図である。具体的には、図4に示すように、主双眼鏡筒10の奥方で、かつ術部3から顕微鏡本体1内の対物光学系へ入射する光束の光軸2aと平行な軸Sと、この平行な軸Sに対して直交する方向の軸Mを回転中心軸とする第2の回転部(連結部)17を支点として助手用双眼鏡筒25および助手用中間鏡筒15が回動する。
助手用双眼鏡筒25および助手用中間鏡筒15は主双眼鏡筒10の奥方にて半円状の回転軌跡をもって回動し、主双眼鏡筒10の左側方部位に位置する。このとき、助手用双眼鏡筒25の接眼レンズ26,27が使用状態とは相違して上部側にあるので、助手用双眼鏡筒25を180°回動操作して接眼レンズ26,27を下部側に位置し、使用状態に変更する。したがって、主双眼鏡筒10での観察と同時に、助手用双眼鏡筒25にて術部3の観察を可能とする第2の位置設定工程が終了する。
第1の位置設定工程から第2の位置設定工程を円滑で容易に処理できて、操作性の向上を図れる。第2の位置設定工程中は、助手用双眼鏡筒25および助手用中間鏡筒15は顕微鏡本体1とともに主双眼鏡筒10の奥方で回動して、顕微鏡本体1と主双眼鏡筒10および観察中の術者に接触することがない。したがって、特に術者に対する安全性を確保でき、かつ術者は主双眼鏡筒10を用いた観察を継続して手術を中断する必要がないので、信頼性の向上を得られる。
この位置設定工程で回転中心となる第2の回転部17の長さ寸法を特に長くする必要がなく、助手用双眼鏡筒25が左右いずれの側方部位にあっても、主双眼鏡筒10の接眼レンズの高さ位置と助手用双眼鏡筒25の接眼レンズ26,27の高さ位置を一致させることができる。したがって、設計上の余裕があり、術者の観察位置とほぼ同一高さに助手の観察位置があって、観察し易い。
また、観察状況もしくは観察条件によっては、助手の位置を術者と向かい合う位置に変更する場合がある。このとき助手は、第1の回転部16を回転中心として助手用中間鏡筒15を90°回動操作する。したがって、助手が観察するための接眼レンズ26、27の位置を術者と向かい合う位置に変更できる。
この状態を図5と、図6で示している。図5は術者用である主双眼鏡筒10に対して助手用双眼鏡筒25を略正対させた状態の側面図、図6は主双眼鏡筒10に対して助手用双眼鏡筒25を略正対させた状態の上面図である。
第1の回転部16を回転中心として回動するので術者用の主双眼鏡筒10と助手用双眼鏡筒25との中心間距離Tが、先に図12で示す従来の手術用顕微鏡での第2回転部117を回転中心として回動する構成での中心間距離Lと比較して小さくなり、術者と助手がほとんど正対した位置で観察および手術を行うことができる。
このようにして、助手用中間鏡筒15は常に3つの異なる方向の回転を行うことができるので、術者が顕微鏡を任意の状態に傾斜させた場合であっても、助手は高価な傾斜角可変鏡筒を用いることなく常に楽な姿勢で対応することができる。
[実施例2]
つぎに、図7〜図9を用いて実施例2を説明する。図7は手術用顕微鏡の正面図、図8は手術用顕微鏡の上面図、図9は手術用顕微鏡の側面図である。
顕微鏡本体(本体部)1には対物レンズ2が内蔵されていて、この対物レンズ2は術部3に対して焦点距離を合わせられるように調整自在である。前記対物レンズ2と所定距離を存して対向する顕微鏡本体1内の位置には、入射した光束のうちの半分を透過し、残りの半分を反射する半透過半反射プリズム4が配置されていて、このプリズム4を透過した光束は顕微鏡本体1を構成する主双眼鏡筒(第1の観察部)10へ導かれ、プリズム4を反射した光束は助手用ポート12を介して助手用中間鏡筒50へ導かれるようになっている。
前記助手用ポート12は、前記半透過半反射プリズム4の側部近傍位置で、かつ顕微鏡本体1の側面に付設されていて、この助手用ポート12に助手用中間鏡筒50が取付けられている。前記助手用中間鏡筒50は、半透過半反射プリズム4によって反射された光束(光軸を4aで示す)を通過させるべく中空形状をなしている。
つぎに、前記助手用中間鏡筒50について詳述する。
この助手用中間鏡筒50は、ローリング回転可能な第1の回転部57を備えていて、ローリング回転方向を図中R矢印で示す。さらに助手用中間鏡筒50は、ピッチング回転可能な第2の回転部58を備えていて、ピッチング回転方向を図中P矢印で示す。さらにまた助手用中間鏡筒50は、ヨーイング回転可能な第3の回転部59を備えていて、ヨーイング回転方向を図中Y矢印で示す。さらに、ローリング回転可能な第4の回転部60を備えていて、ローリング回転方向を図中R矢印で示す。
一方、第1の回転部57と第2の回転部58との間には、たとえばミラーからなる反射部材61が設けられていて、この反射部材61は入射した光束を90°偏向する。第2の回転部58と第3の回転部59との間には、たとえばミラーからなる反射部材62が設けられていて、この反射部材62も入射した光束を90°偏向する。第3の回転部59と第4の回転部60の間には、たとえばミラーからなる反射部材63が設けられていて、この反射部材63も入射した光束を90°偏向する。
なお、図中64、65、66は各々前記第1、第2、第3の反射部材61、62、63によって反射された光束の光軸を示している。二等辺三角形状のプリズム67が、その頂点68を前記光軸66に対向して配設されている。第3の反射部材63で反射された光束(光軸66で示す)が前記プリズム67の頂点68に導かれると、このプリズム67は2つの光束(光軸69、70で示す)に反射するようになっている。
前記助手用中間鏡筒50には、助手が観察するための助手用双眼鏡筒(第2の観察部)25が取付けられていて、この助手用双眼鏡筒25は一対の接眼レンズ26、27を備えている。前記プリズム67は助手用双眼鏡筒25内に設けられていて、ここで2つの光束に反射される光束は反射部材71、72を介して助手用双眼鏡筒25に備えられる一対の接眼レンズ26、27に対する光束(光軸73、74で示す)として出射するようになっている。
このようにして構成される手術用顕微鏡であって、術部(被検体)3からの光束は対物レンズ2を介して半透過半反射プリズム4に入射する。この半透過半反射プリズム4を透過した光束は主双眼鏡筒10に入射する一方で、半透過半反射プリズム4を反射した光束は助手用中間鏡筒50に入射する。
この助手用中間鏡筒50において光束は、ローリングR方向に回転可能な第1の回転部57と、ピッチングP方向に可能な第2の回転部58と、ヨーイングY方向に回転可能な第3の回転部59と、ローリングR方向に回転可能な第4の回転部60および三角プリズム67を介して助手用中間鏡筒50から出射し、助手用双眼鏡筒25に入射することで、助手は観察が行える。
術者における観察上の都合により、術者が顕微鏡本体1をたとえば図7の矢印Dに示す方向に傾斜させて、術部3に対する観察角度を変更する場合がある。このとき、助手はピッチングP方向に回転可能な第2の回転部58を回転中心として助手用中間鏡筒50を回動操作する。
前記顕微鏡本体1の傾き度合いに合わせて第2の回転部58の回動量を設定することにより、助手用双眼鏡筒25を構成する左右の接眼レンズ26、27を同じ高さ位置に保つことができ、助手の観察には何らの支障もない。
観察状況もしくは観察条件によっては、術者に対する助手の位置を左右に入れ替えする要求が出る。このとき助手用双眼鏡筒25が第1の位置設定工程を経た状態とすると、第2の位置設定工程をなす。
すなわち、助手用中間鏡筒50とともに助手用双眼鏡筒25を持ち上げ、第2の回転部58を回転中心として回動操作する。助手用中間鏡筒50と助手用双眼鏡筒25は、主双眼鏡筒10の奥方で第2の回転部58を支点として矢印Aで示す半円状の回転軌跡をもって回動し、ついには助手用中間鏡筒50と助手用双眼鏡筒25は主双眼鏡筒10の左側方部位に位置する。
この状態では、助手用双眼鏡筒25の接眼レンズ26,27が使用時とは相違して上部側にあるので、助手用双眼鏡筒25を180°回動して使用時の下部側に変更する。したがって、主双眼鏡筒10での観察と同時に、助手用双眼鏡筒50にて術部3の観察を可能とする第2の位置設定工程が終了する。
第2の位置設定工程中は、助手用双眼鏡筒25および助手用中間鏡筒50は顕微鏡本体1と主双眼鏡筒10の奥方で回動して、これらに接触することがなく、円滑で容易に回動操作ができて操作性の向上を図れる。当然、この工程中において術者に接触することがなく、術者に対する安全性を確保し、術者は主双眼鏡筒10で観察を継続でき手術を中断する必要がないので、信頼性の向上を得られる。
この位置設定工程で回転中心となる第2の回転部8の長さ寸法を特に長くする必要がなく、助手用双眼鏡筒25が左右いずれの側方部位にあっても、主双眼鏡筒10の接眼レンズの高さ位置と助手用双眼鏡筒25の接眼レンズ26,27の高さ位置をほとんど一致させることができる。したがって、設計上の余裕があり、術者の観察位置とほぼ同一高さに助手の観察位置があって、観察し易い。
また、術者における観察上の都合により、術者が顕微鏡本体1をたとえば図9の矢印Bに示す前後方向に傾斜させて、術部3に対する観察角度を変更する場合がある。このとき、助手はローリングR方向に回転可能な第1の回転部57を回転中心として助手用中間鏡筒50と助手用双眼鏡筒25を回動操作する。
前記顕微鏡本体1の傾き度合いに合わせて第1の回転部57の回動量を設定することにより、助手用双眼鏡筒25を構成する左右の接眼レンズ26、27を同じ高さ位置に保つことができ、助手の観察には何らの支障もない。
さらに、術者における観察上の都合により、術者が顕微鏡本体1をたとえば図8の矢印Cに示す前後方向に傾斜させ、観察角度を変更する場合がある。このとき、助手はヨーイングY方向に回転可能な第3の回転部59を回転中心として、助手用中間鏡筒50を回動操作する。
前記顕微鏡本体1の傾き度合いに合わせて第3の回転部59の回動量を設定することにより、主双眼鏡筒10に対する助手用双眼鏡筒25のなす角度を一定に保つことができ、助手の観察には何らの支障もない。
このようにして、術者が顕微鏡本体1を所定量回動し、あるいは傾斜した場合に対応して、助手用中間鏡筒50に設けられた第1〜第4の回転部57〜60を適宜操作することによって、助手における観察姿勢を変更でき、高価な傾斜角可変式の双眼鏡筒を用いることなく、常に楽な姿勢で術部3の観察を続けることができる。
[実施例3]
つぎに、実施例2を基礎とした変形例である実施例3について説明する。図10は手術用顕微鏡の正面図、図11(A)は手術用顕微鏡における助手用双眼鏡筒25の一部を切欠した正面図、図11(B)は廻し環33の正面図である。実施例2と同一構成の部品については同番号を付して新たな説明は省略する。
実施例3における第2の回転部59Aの軸方向長さは、実施例2での第2の回転部59の軸方向長さよりも長く形成されていて、助手用の双眼鏡筒25の中心位置を術者用の主双眼鏡筒10の中心位置より高く設定している。そして、前記助手用双眼鏡筒25の位置を主双眼鏡筒10に対して接近もしくは離間するように移動できるようになっている。
以下、実施例2との相違点のみを説明する。第4の回転部60の基端部を構成する筒28には、この基端筒28に対して外形嵌合部30を有する伸縮筒29が嵌め込まれる。この伸縮筒29の端面には、前記助手用双眼鏡筒25を取付けるための取付け部が形成される。
前記伸縮筒29の基端筒28に対する嵌合部には連動ピン31がねじ込まれ、また、前記筒28の嵌合部円周上には傾斜角を有するカム溝(図の破線で示す)32が設けられている。このカム溝32に前記連動ピン31の端部が嵌め込まれ、前記筒28の外径にリング状の廻し環33が嵌合されている。この廻し環33の内径部34の一部に受け溝35が設けられていて、この受け溝35には前記連動ピン31の先端が掛合している。
このような構成である手術用顕微鏡において、術者に対して助手が右側方に位置している状態から左側方に立ち位置を変更する場合、助手はピッチングP方向に回転可能な第2の回転部(ここでは図示しない)を回転中心として、主双眼鏡筒10の奥方で助手用双眼鏡筒25を180°回転する第2の位置設定工程を行うことには変りがない。
また、第3の回転部59Aの全長を長くしたので、ヨーイングY方向に回転可能な第3の回転部59Aを回転中心として、助手用中間鏡筒50と助手用双眼鏡筒25を水平方向に略180°回転させ、助手用中間鏡筒50とともに助手用双眼鏡筒25を主双眼鏡筒10の右側方部位から図中二点鎖線で示す左側方部位に変更することもできる。
この場合、従来構成と同様に、助手用中間鏡筒50と助手用双眼鏡筒25が主双眼鏡筒10の直上部を旋回するので、術者が観察していないときに助手用中間鏡筒50と助手用双眼鏡筒25の回動操作をなし、もしくは術者が一旦主双眼鏡筒10から退避して安全を確保したうえで助手用中間鏡筒50と助手用双眼鏡筒25の回動操作を行う。
なお、顕微鏡本体1から助手用双眼鏡筒25に装着された一対の接眼レンズ26、27までの長さXを変更する場合は、廻し環33を回動操作する。この廻し環33の回転にともなって、受け溝35が連動ピン31を円周方向へ押すため、伸縮筒29も円周方向に回転する。
このとき、連動ピン31はカム溝32に沿って動くので、同時に長手方向へも移動し、伸縮筒29は光軸16方向に沿って進退移動する。助手用の双眼鏡筒25は伸縮筒29に取付けられているので、廻し環33を回転することによって、双眼鏡筒25は顕微鏡本体1に対して接近する方向と離間する方向に移動する。
すなわち、実施例3では、煩わしい助手用中間鏡筒6の着脱作業を行うことなく、術者に対する助手の立ち位置を左右に入れ替えできるとともに、顕微鏡本体1に対する助手用双眼鏡筒25の距離を任意の長さに調整できるので、術者と助手の距離を最適に保つことができる。
さらに、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できることは勿論である。
つぎに、本発明の他の特徴的な技術事項を下記の通り付記する。

(付記項1) 術部からの光束を入射する顕微鏡本体と、該顕微鏡本体から出射される光束を入射し、複数回反射した後に出射する助手用中間鏡筒と、該助手用中間鏡筒から出射された光束を入射する助手用の双眼鏡筒と、該双眼鏡筒に装着された一対の接眼レンズを備えた手術用顕微鏡において、
前記助手用中間鏡筒は、前記術部から前記顕微鏡本体に入射する光束の光軸と平行な回転軸を有する回転部と、前記術部から前記顕微鏡本体に入射する光束の光軸と直交するとともに、助手用の双眼鏡筒に装着された一対の接眼レンズを結ぶ方向と平行に形成された回転軸を有する回転部とを具備したことを特徴とする手術用顕微鏡。
(付記項2) 前記顕微鏡本体に入射する光束の光軸と平行な回転軸を有する回転部は、前記顕微鏡本体の上部に設けられていることを特徴とする請求項1記載の手術用顕微鏡。
(付記項3) 前記助手用中間鏡筒は4つの回転部を有していることを特徴とする請求項1記載の手術用顕微鏡。
本発明の実施例1に係る、手術用顕微鏡の正面図。 同実施例1に係る、手術用顕微鏡の上面図。 同実施例1に係る、手術用顕微鏡の側面図。 同実施例1の作用を説明するための概略図。 同実施例1の異なる状態に係る、手術用顕微鏡の側面図。 同実施例1の異なる状態に係る、手術用顕微鏡の上面図。 本発明の実施例2に係る、手術用顕微鏡の正面図。 同実施例2に係る、手術用顕微鏡の上面図。 同実施例2に係る、手術用顕微鏡の側面図。 本発明の実施例3に係る、手術用顕微鏡の正面図。 同実施例3に係る、助手用双眼鏡筒の一部を断面にした正面図と、廻し環の正面図。 従来の、手術用顕微鏡の正面図。 同従来の、手術用顕微鏡の上面図。 同従来の、手術用顕微鏡の側面図。
符号の説明
3…術部(被検体)、10…主双眼鏡筒(第1の観察部)、1…顕微鏡本体(本体部)、15…助手用中間鏡筒、25…助手用双眼鏡筒(第2の観察部)。

Claims (1)

  1. 術部からの光束が入射され、術者の左右の目に対応し、かつ術部を立体視するための一対の光束により術部を観察する主双眼鏡筒を有すると共に前記一対の光束のうちの一方の光束の一部を出射する顕微鏡本体と、
    前記顕微鏡本体に接続され、前記顕微鏡本体から出射する前記一対の光束のうちの一方の光束の一部を反射して導く反射部材を有した助手用中間鏡筒と、
    前記助手用中間鏡筒に接続され、前記助手用中間鏡筒から出射された光束を入射する一対の接眼レンズを有した助手用双眼鏡筒と、
    を具備し、
    前記助手用中間鏡筒は、
    前記術部から前記顕微鏡本体に入射する光束の光軸と平行な第1回転軸を有するヨーイング方向に回転する第1回転部と、前記第1回転軸と直交する第2回転軸を有するピッチング方向に回転する第2回転部と、前記第2回転軸と直交する第3回転軸を有するローリング方向に回転する第3回転部とを備え、前記第2回転部は、前記顕微鏡本体の上部に位置し、かつ前記主双眼鏡筒よりも奥に位置して配置され、前記第2回転軸回りに前記助手用中間鏡筒を回転して前記助手用双眼鏡筒を前記顕微鏡本体の左右側方位置に入れ替え可能であることを特徴とする手術用顕微鏡。
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