JP3909667B2 - 紙幣識別装置および識別方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、紙幣識別装置および識別方法に関し、特に、紙幣の状態によらない的確な真偽判定を可能とする紙幣識別装置および識別方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、紙幣の金種や真偽の識別は、磁気センサ若しくは光センサを用いて利用者が投入した紙幣の特徴を磁気的、光学的に抽出することにより行われる。
【0003】
光センサによる紙幣の光学的特徴の抽出は、透過型光センサ若しくは反射型光センサを用いて紙幣の図柄、寸法、方向等を抽出してその画像パターンを得、各金種毎の真券の標準パタ−ンと照合することにより、挿入紙幣の金種および真偽を判別する。
【0004】
特に、透過型光センサによる紙幣の真偽の判別は、発光素子と受光素子とを所定距離をおいて配置し、その間を紙幣を搬送させて透過光の明暗パターンを検出し、予め記憶保持しておいた真券の標準明暗パターンと比較することにより行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、紙幣には、発行されたばかりの真新しいもから、流通の過程で汚れたり傷んだりした使い古しのものまであり、同じ紙幣でも紙幣識別の因子となる光学的特徴、磁気的特徴等には大きなばらつきがあり、上記の従来の方法では真偽の判定が困難であった。
【0006】
そこで、この発明は、センサや紙幣の汚れによる影響を受けずに安定した紙幣の真偽判定を行える紙幣識別装置および識別方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため、請求項1記載の発明は、紙幣識別装置において、紙幣との相対的な移動によって紙幣を走査し、紙幣に光を照射して紙幣からの透過光量パターンを検出するパターン検出手段と、前記パターン検出手段によって紙幣の透かし模様部分から検出された透過光量パターンを、透かし模様以外の通常模様部分から検出された透過光量パターンの最大値で評価し、その評価値に基づいて紙幣の透かし模様を判定する判定手段とを具備することを特徴とする。
【0007】
また、請求項2記載の発明は、紙幣識別装置において、紙幣との相対的な移動によって紙幣を走査し、紙幣に光を照射して該紙幣からの透過光量を検出する透過型光センサと、前記透過型光センサから出力されるデータを連続したアドレスを割り当てて記憶するデータ記憶手段と、紙幣の透かし模様部分に対応して出力されるデータが格納されるべき前記データ記憶手段の記憶領域のアドレスを予め記憶保持する格納先アドレス記憶手段と、前記格納先アドレス記憶手段に記憶されているアドレスで指定される前記記憶手段の記憶領域に格納されたデータを前記透かし模様以外の部分に対応するデータのうちの最大値データで評価し、該評価に基づいて紙幣の真偽を判定する真偽判定手段とを具備することを特徴とする。
【0008】
また、請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記紙幣の金種を判別する判別手段をさらに具備し、前記格納先アドレス記憶手段は、紙幣の透かし模様部分に対応して出力されるデータが格納されるべき前記データ記憶手段の記憶領域のアドレスを紙幣の金種に対応して予め記憶保持し、前記真偽判定手段は、前記格納先アドレス記憶手段から前記判別手段により判別された金種に対応して記憶されているアドレスを取得し、該取得したアドレスで指定される前記データ記憶手段の記憶領域に格納されたデータを前記透かし模様以外の部分に対応するデータのうちの最大値データで評価し、該評価に基づき紙幣の真偽を判定することを特徴とする。
【0009】
また、請求項4記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記紙幣の挿入方向を判別する判別手段をさらに具備し、前記格納先アドレス記憶手段は、紙幣の透かし模様部分に対応して出力されるデータが格納されるべき前記データ記憶手段の記憶領域のアドレスを紙幣の挿入方向に対応して予め記憶保持し、前記真偽判定手段は、前記格納先アドレス記憶手段から前記判別手段により判別された挿入方向に対応して記憶されているアドレスを取得し、該取得したアドレスで指定される前記データ記憶手段の記憶領域に格納されたデータを前記透かし模様以外の部分に対応するデータのうちの最大値データで評価し、該評価に基づき紙幣の真偽を判定することを特徴とする。
【0010】
また、請求項5記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記紙幣の金種および挿入方向を判別する判別手段をさらに具備し、前記格納先アドレス記憶手段は、紙幣の透かし模様部分に対応して出力されるデータが格納されるべき前記データ記憶手段の記憶領域のアドレスを紙幣の金種および挿入方向に対応して予め記憶保持し、前記真偽判定手段は、前記格納先アドレス記憶手段から前記判別手段により判別された金種および挿入方向に対応して記憶されているアドレスを取得し、該取得したアドレスで指定される前記データ記憶手段の記憶領域に格納されたデータを前記透かし模様以外の部分に対応するデータのうちの最大値データで評価し、該評価に基づき紙幣の真偽を判定することを特徴とする。
【0011】
また、請求項6記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記真偽判定手段は、前記透かし模様部分に対応して出力される最大値データと該透かし模様以外の部分に対応して出力される最大値データとの差に基づいて紙幣の透かし模様の有無を判定することを特徴とする。
【0012】
また、請求項7記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記真偽判定手段は、前記透かし模様部分に対応して出力されるデータでありかつ透かし模様以外の部分に対応して出力される最大値データより大きいデータの個数を計数し、該計数した個数に基づいて紙幣の透かし模様の有無を判定することを特徴とする。
【0013】
また、請求項8記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記真偽判定手段は、前記透かし模様部分に対応して出力されるデータでありかつ透かし模様以外の部分に対応して出力される最大値データより大きいデータと、該透かし模様以外の部分に対応して出力される最大値データとの差分の合計値に基づいて、紙幣の透かし模様の有無を調べることを特徴とする。
【0014】
また、請求項9記載の発明は、紙幣との相対的な移動によって紙幣を走査し、紙幣に光を照射して紙幣からの透過光量パターンを検出し、紙幣の透かし模様部分から検出された透過光量パターンを、透かし模様以外の通常模様部分から検出された透過光量パターンの最大値で評価し、その評価値に基づいて紙幣の透かし模様を判定することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係わる紙幣識別装置および識別方法の実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0016】
図1は、紙幣識別装置の概略構成を示すブロック図である。
【0017】
図1に示すように、紙幣識別装置は、制御部1と紙幣挿入部2、紙幣搬送部3、紙幣受入部4、駆動部5、識別部6を具備して構成される。
【0018】
紙幣挿入部2から挿入された紙幣は、紙幣搬送部3を駆動部5により駆動されて搬送される。また、紙幣搬送部3で搬送されている紙幣は、識別部6により金種および真偽が判定され、真券と判定された紙幣は、制御部1により駆動部5が制御されることで紙幣受入部4に受け入れられる。
【0019】
図2は、識別部6の概略構成を示すブロック図である。
【0020】
図2において、識別部6は、透過型光センサ61(61a乃至61c)、メモリ62、金種・挿入方向判定部63、データ格納先アドレス記憶部64、真偽判定部65を具備して構成される。
【0021】
透過型光センサ61a〜61cは、紙幣搬送部3を挟むようにして配置される一対の発光素子と受光素子とから成り、識別対象とする紙幣の透かし部分を通る所定の走査ライン上にそれぞれ配置され、紙幣搬送部3を搬送されてくる紙幣に光を照射し、当該紙幣を透過する光の量に応じて電気信号を出力する。この透過型光センサ61には、赤外、紫外、可視光のいずれも適用可能である。
【0022】
メモリ62は、各光センサ61から所定の時間間隔で出力される電気信号の信号レベルを、所定の記憶領域に順に格納して連続したアドレスを割り当て、紙幣7の各走査ライン上のパターンデータとして一時的に記憶保持する。
【0023】
金種・挿入方向判定部63は、透過型光センサ61および他の図示しないセンサ(磁気センサ)等の出力に基づいて、紙幣の種類や挿入方向を判定する。
【0024】
データ格納先アドレス記憶部64は、真券の標準データに基づいて、紙幣の透かし模様部分を含む所定領域の読み取りデータが格納される記憶領域の始点と終点のアドレス、および、透かし模様以外の通常模様部分を含む所定領域の読み取りデータが格納される記憶領域の始点と終点のアドレスを、それぞれ透かし模様領域格納先アドレス、通常模様領域格納先アドレスとして、金種、挿入方向毎に予め記憶している。
【0025】
真偽判定部65は、金種・挿入方向判定部63で判定された金種や挿入方向に基づいて、データ格納先アドレス記憶部64から透かし領域格納先アドレス、通常模様領域格納先アドレスを読み出し、読み出した透かし領域格納先アドレスと通常模様領域格納先アドレスとに基づいて、メモリ62から、透かし模様領域に対応するパターンデータと通常模様領域に対応するパターンデータとを抽出し、この2つのパターンデータを後述するような方法で比較することにより、投入紙幣に透かし模様が有るか否かを確認し、その真偽を判別する。
【0026】
図3は、紙幣の平面略図を示す図である。
【0027】
図3(a)において、紙幣7は、中央部分と左下部分の2カ所に透かし模様を有しており(点線で示す)、この例では、光センサ61aによる走査ラインL1(一点鎖線で示す)が紙幣中央部の透かし模様部分を含む領域7a上を通り、光センサ61bによる走査ラインL2(一点鎖線で示す)が紙幣左下部分の盲人用透かし模様部分を含む領域7b上を通る。なお、挿入方向によっては、光センサ61cによる走査ラインL3(一点鎖線で示す)が盲人用透かし模様部分を含む領域7b上を通る場合もある。
【0028】
図3(b)は、光センサ61aによって紙幣7の走査ラインL1上をスキャンした結果得られたデータを示し、図3(c)は、光センサ61bによって紙幣7の走査ラインL2上をスキャンした結果得られたデータのパターンを示す図である。図3(b)、図3(c)において、縦軸は各光センサ61の出力信号レベル(光の透過レベル)、横軸は各光センサによる紙幣7上の走査位置(メモリ62のアドレス)に対応する。
【0029】
一般に、紙幣における透かし模様の部分はそれ以外の通常模様の部分よりも薄く形成されており、そのため、この透かし模様の部分では、図3bの符号laを付した箇所、および図3cの符号lbを付した箇所(それぞれ2点鎖線で囲まれる領域)に示されるように、他の部分に比べて相対的に光の透過レベルが高くなる。
【0030】
また、図3の紙幣7では、図3(b)の符号l1を付した箇所、および図3(c)の符号l2を付した箇所において、通常模様の部分における最大の透過レベルMAXを示し、この通常模様部分における最大の透過レベルMAXの値は、紙幣7の全体的な汚れや光センサ61の固体誤差、あるいは経年変化等の種々の要因に依存して変動する。したがって、この通常模様部分の最大透過レベルMAXを用いて透かし模様部分を含む領域7aおよび7bの透過光レベルを評価することにより、紙幣の状態によらない安定した真偽判定が可能となる。以下、この通常模様部分における最大の透過レベルMAXを、基準透過レベルMAXという。
【0031】
次に、真偽判定部65における紙幣の真偽判定方法について説明する。
【0032】
図4は、この実施の形態の紙幣識別装置による紙幣の挿入から真偽判定までの概略処理を示すフローチャートである。
【0033】
紙幣識別装置は、図示しない紙幣投入口から紙幣が投入されると(ステップ101でYES)、透過型光センサ61および図示しないその他の各種センサ(磁気センサ等)を用いて投入紙幣の読み取りを行う(ステップ102)。ここで、各透過型光センサ61a〜61cから出力される信号データは、それぞれメモリ62の所定のメモリ領域に格納される。以下では、説明の簡単化のために、1つの光センサの抽出データに基づく識別処理について説明する。
【0034】
まず、紙幣識別装置は、各透過型光センサ61や他の図示しないセンサによる抽出データに基づいて、挿入紙幣の金種および挿入方向を判定する(ステップ103)。ここで、金種若しくは挿入方向の判定ができなかった場合は(ステップ104でNO)、当該紙幣を偽券として判定し、処理を終了する(ステップ108)。
【0035】
ステップ103において挿入紙幣の金種および挿入方向が判定できれば(ステップ104でYES)、続いて、真偽判定部65による真偽判定処理を行う(ステップ105)。この真偽判定処理については後に詳述する。
【0036】
ステップ105の真偽判定処理の結果、挿入紙幣が真券と判定された場合は(ステップ106でYES)、この紙幣を紙幣受入部4に受け入れ(ステップ107)、偽券と判定された場合は(ステップ106でNO)、紙幣搬送部3を逆に搬送して紙幣挿入部2に戻す(ステップ108)。
【0037】
図5、図6は、図4におけるステップ105の真偽判定処理の詳細を示すフローである。
【0038】
真偽判定部65は、まず、基準透過レベルMAXの値を最小値「0」に初期設定するとともに、上記ステップ103において判定された金種と挿入方向とに基づいて、データ格納先アドレス記憶部64から、通常模様部分のデータが格納されるべき記憶領域の始点アドレスNSZON[KIN]を検索し、このアドレスNSZON[KIN]でアドレス番号nを設定する(ステップ201)。なお、KINとは、ステップ103において判定された挿入紙幣の金種と挿入方向との組み合わせによって決まるインデックスである。
【0039】
次に、現在のアドレス番号nによって特定されるメモリ62上の記憶領域SBUF[n]に格納されているデータの値が、基準透過レベルMAXの値より大きいか否か判定する(ステップ202)。大きければ(ステップ202でYES)、このメモリ領域SBUF[n]に格納されているデータの値で基準透過レベルMAXの値を置き換える(ステップ203)。続いて、nを1増加し(ステップ204)、nが通常模様部分が格納されるべき記憶領域の終点アドレスNFZON[KIN]になったか否かを判断し(ステップ205)、NFZON[KIN]になっていなければ(ステップ205でNO)、ステップ202に戻り、処理を繰り返す。こうして、所定の通常模様部分に対応するデータが格納されるメモリ62の記憶領域SBUF[n]の全てについて、格納データの値の大小をチェックし、その最大値を基準透過レベルMAXとして求める。
【0040】
次に、ステップ205までで求めた基準透過レベルMAXとこの基準透過レベルMAXより高い透過レベルを示すデータの値との差の合計値を示すTOLと、基準透過レベルMAXより高い透過レベルを示すデータの個数TPNと、透かし模様領域における最大透過レベルを基準透過レベルMAXで相対化して得られる最大相対透過レベルTPMAXの値とを、最小値「0」に初期設定するとともに、挿入紙幣の金種、挿入方向に基づいて、データ格納先アドレス記憶部64から、透かし模様領域のデータが格納されるべき記憶領域の始点アドレスSSZONを検索し、アドレス番号nをこのSSZON[KIN]で設定する(ステップ206)。なお、基準透過レベルMAXで相対化するとは、相対化するデータの値から基準透過レベルMAXの値を引算することである。
【0041】
次に、現在のnによって特定されるメモリ62の記憶領域SBUF[n]に格納されているデータの値が基準透過レベルMAXの値より大きいか否かを判断し(ステップ207)、大きければ(ステップ207でYES)、現在のnによって特定されるメモリ62の記憶領域SBUF[n]に格納される値から最大透過レベルMAXの値を引算し、その差を合計値TOLに加算する(TOL=TOL+SBUF[n]−MAX)とともに、TPNに1加算する(ステップ208)。ここで、「SBUF[n]−MAX」なる引算は、メモリ62の記憶領域SBUF[n]に格納されたデータを基準透過レベルMAXに対する相対値データに変換するための演算であり、「TOL=TOL+SBUF[n]−MAX」なる演算は、その相対値データの合計を求めるものである(即ち、図3(b)および(c)の斜線部分の面積を求めている)。
【0042】
続いて、この相対値データが最大相対透過レベルTPMAXの値より大きいか否かを判断する(ステップ209)。大きければ(ステップ209でYES)、この相対値データ「SBUF[n]−MAX」で最大相対透過レベルTPMAXを置き換える(ステップ210)。続いて、nを1増加し(ステップ211)、nが透かし模様部分のデータが格納されるべき記憶領域の終点アドレスSFZON[KIN]になったかを判断し(ステップ212)、NFZON[KIN]になっていなければ(ステップ212でNO)、ステップ207に戻り、処理を繰り返す。
【0043】
このようにして、透かし模様部分に対応するデータが格納されるメモリ62の記憶領域SBUF[n]の全てについて、格納データの値の大小をチェックしてその最大値を求め、この最大値を基準透過レベルMAXで相対化したものを最大相対透過レベルTPMAXとして求める。また、基準透過レベルMAXの値より大きい値を示すデータの個数TPNを計数し、この基準透過レベルMAXの値より大きい値を示すデータの値を基準透過レベルMAXで相対化した相対値の合計TOLを求める。
【0044】
最後に、このようにして求められた相対値データの合計TOL、最大透過レベルTPMAX、基準透過レベルMAXの値より大きい値を示すデータの個数TPNを、それぞれに設定された閾値と比較することにより、紙幣に透かし模様が有るか否かを判定し、紙幣の真偽を判定する。つまり、図6において、相対値データの合計値TOL、最大透過レベルTPMAX、基準透過レベルMAXの値より大きい値を示すデータの個数TPNの全てが、それぞれに設定された閾値よりも大であれば(ステップ213乃至215の全てにYES)、透かし模様を有する真券であると判定し(ステップ216)、1つでも閾値より小さければ(ステップ213乃至215のいずれかでNO)、透かし模様を有さない偽券であると判定する(ステップ217)。なお、TOL、TPMAX、TPNのそれぞれに設定される閾値とは、TOL、TPMAX、TPNのそれぞれに対応して予め設定された所定の評価値であり、この評価値は、例えば、多数の真券についてTOL、TPMAX、TPNの値を集計し、これを統計的に処理することで適切に設定することができる。
【0045】
なお、上記の実施例では、TOL、TPMAX、TPNの全てを用いて透かし模様の有無を判定したが、いずれか1つ、若しくは2つだけを用いて判定してもよい。
【0046】
また、上記の実施例では、紙幣の搬送に同期したラインデータの判定例を示したが、エリアセンサを用いても同様の処理を適用できる。
【0047】
また、実際の紙幣真偽判定処理にあたっては、本発明に従う判定法のみで真偽を判定するのではなく、他の判定要因との組み合わせで最終的な判定結論を下すようにするのがよい。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、紙幣の透かし模様部分からの透過光量を透かし模様以外の部分からの透過光量で評価する、即ち、透かし模様部分とそれ以外の部分との相対比較なので、センサや紙幣の汚れによる影響を受けずに安定した紙幣の真偽判定が可能となり、また、紙幣の紙質(厚さ)に基づいてその真偽を判定するので、精巧に模様を偽造された紙幣に対する判定精度も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる紙幣識別装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】真偽判定部6の詳細構成を示すブロック図である。
【図3】紙幣と該紙幣の透過光パターンの一例を示す図である。
【図4】この発明に係わる紙幣識別装置による紙幣の処理方法を説明するフローチャートである。
【図5】識別部6による紙幣識別処理について説明するフローチャートである。
【図6】識別部6による紙幣識別処理について説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 制御部
2 紙幣挿入部
3 紙幣搬送部
4 紙幣受入部
5 駆動部
6 識別部
7 紙幣
7a、7b 透かし模様領域
61a〜61c 透過型光センサ
62 メモリ
63 金種・挿入方向判定部
64 データ格納先アドレス記憶部
65 真偽判定部

Claims (9)

  1. 紙幣との相対的な移動によって紙幣を走査し、紙幣に光を照射して紙幣からの透過光量パターンを検出するパターン検出手段と、
    前記パターン検出手段によって紙幣の透かし模様部分から検出された透過光量パターンを、透かし模様以外の通常模様部分から検出された透過光量パターンの最大値で評価し、その評価値に基づいて紙幣の透かし模様を判定する判定手段とを具備することを特徴とする紙幣識別装置。
  2. 紙幣との相対的な移動によって紙幣を走査し、紙幣に光を照射して該紙幣からの透過光量を検出する透過型光センサと、
    前記透過型光センサから出力されるデータを連続したアドレスを割り当てて記憶するデータ記憶手段と、
    紙幣の透かし模様部分に対応して出力されるデータが格納されるべき前記データ記憶手段の記憶領域のアドレスを予め記憶保持する格納先アドレス記憶手段と、
    前記格納先アドレス記憶手段に記憶されているアドレスで指定される前記記憶手段の記憶領域に格納されたデータを前記透かし模様以外の部分に対応するデータのうちの最大値データで評価し、該評価に基づいて紙幣の真偽を判定する真偽判定手段とを具備することを特徴とする紙幣識別装置。
  3. 前記紙幣の金種を判別する判別手段をさらに具備し、
    前記格納先アドレス記憶手段は、
    紙幣の透かし模様部分に対応して出力されるデータが格納されるべき前記データ記憶手段の記憶領域のアドレスを紙幣の金種に対応して予め記憶保持し、
    前記真偽判定手段は、
    前記格納先アドレス記憶手段から前記判別手段により判別された金種に対応して記憶されているアドレスを取得し、該取得したアドレスで指定される前記データ記憶手段の記憶領域に格納されたデータを前記透かし模様以外の部分に対応するデータのうちの最大値データで評価し、該評価に基づき紙幣の真偽を判定することを特徴とする請求項2記載の紙幣識別装置。
  4. 前記紙幣の挿入方向を判別する判別手段をさらに具備し、
    前記格納先アドレス記憶手段は、
    紙幣の透かし模様部分に対応して出力されるデータが格納されるべき前記データ記憶手段の記憶領域のアドレスを紙幣の挿入方向に対応して予め記憶保持し、
    前記真偽判定手段は、
    前記格納先アドレス記憶手段から前記判別手段により判別された挿入方向に対応して記憶されているアドレスを取得し、該取得したアドレスで指定される前記データ記憶手段の記憶領域に格納されたデータを前記透かし模様以外の部分に対応するデータのうちの最大値データで評価し、該評価に基づき紙幣の真偽を判定することを特徴とする請求項2記載の紙幣識別装置。
  5. 前記紙幣の金種および挿入方向を判別する判別手段をさらに具備し、
    前記格納先アドレス記憶手段は、
    紙幣の透かし模様部分に対応して出力されるデータが格納されるべき前記データ記憶手段の記憶領域のアドレスを紙幣の金種および挿入方向に対応して予め記憶保持し、
    前記真偽判定手段は、
    前記格納先アドレス記憶手段から前記判別手段により判別された金種および挿入方向に対応して記憶されているアドレスを取得し、該取得したアドレスで指定される前記データ記憶手段の記憶領域に格納されたデータを前記透かし模様以外の部分に対応するデータのうちの最大値データで評価し、該評価に基づき紙幣の真偽を判定することを特徴とする請求項2記載の紙幣識別装置。
  6. 前記真偽判定手段は、
    前記透かし模様部分に対応して出力される最大値データと該透かし模様以外の部分に対応して出力される最大値データとの差に基づいて紙幣の透かし模様の有無を判定することを特徴とする請求項2記載の紙幣識別装置。
  7. 前記真偽判定手段は、
    前記透かし模様部分に対応して出力されるデータでありかつ透かし模様以外の部分に対応して出力される最大値データより大きいデータの個数を計数し、該計数した個数に基づいて紙幣の透かし模様の有無を判定することを特徴とする請求項2記載の紙幣識別装置。
  8. 前記真偽判定手段は、
    前記透かし模様部分に対応して出力されるデータでありかつ透かし模様以外の部分に対応して出力される最大値データより大きいデータと、該透かし模様以外の部分に対応して出力される最大値データとの差分の合計値に基づいて、紙幣の透かし模様の有無を調べることを特徴とする請求項2記載の紙幣識別装置。
  9. 紙幣との相対的な移動によって紙幣を走査し、紙幣に光を照射して紙幣からの透過光量パターンを検出し、紙幣の透かし模様部分から検出された透過光量パターンを、透かし模様以外の通常模様部分から検出された透過光量パターンの最大値で評価し、その評価値に基づいて紙幣の透かし模様を判定することを特徴とする紙幣識別方法。
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