JPH10111965A - 物体の汚損状態判別方法およびその装置 - Google Patents

物体の汚損状態判別方法およびその装置

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JPH10111965A
JPH10111965A JP28328796A JP28328796A JPH10111965A JP H10111965 A JPH10111965 A JP H10111965A JP 28328796 A JP28328796 A JP 28328796A JP 28328796 A JP28328796 A JP 28328796A JP H10111965 A JPH10111965 A JP H10111965A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、物体の汚損状態を検知する際、局
部的ではなく物体の全体を均一に検知することにより、
物体の汚損状態を正確に検知できるようにした物体の汚
損状態判別方法およびその装置の提供を目的とする。 【解決手段】この発明は、物体の全体的な画像データを
画像データ取得手段により取得し、この取得した画像デ
ータから物体の全体的な画像データの濃度分布を求め、
この求めた濃度分布から物体の汚損状態を判別する物体
の汚損状態判別方法であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、硬貨等の物体を
取扱う各種の自動取引機に内部構成されるような物体の
汚損状態判別方法に関し、さらに詳しくは物体の汚損状
態を精度よく判別する物体の汚損状態判別方法およびそ
の装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、硬貨の汚損状態判別装置を例にと
って説明すると、例えば特開昭61ー18844号公報
に示すように、光ファイバを用いて定められた検知時間
間隔で硬貨の数箇所の反射光量を取得し、この取得した
反射光量と予め設定された汚損判定レベルとを比較する
ことにより硬貨の汚損状態を局部的に検知している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この場合は硬
貨の汚損状態を局部的に検知するため、硬貨全体の汚損
状態を正確に検知できず、検知ムラが生じて不正確な判
定になりやすく、それゆえ誤判定を誘引するなど検知精
度の信頼性に乏しい問題を有していた。
【0004】そこでこの発明は、物体の汚損状態を検知
する際、局部的ではなく物体の全体を均一に検知するこ
とにより、物体の汚損状態を正確に検知できるようにし
た物体の汚損状態判別方法およびその装置の提供を目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
物体の全体的な画像データを画像データ取得手段により
取得し、この取得した画像データから画像データの濃度
分布を求め、この求めた濃度分布から物体の汚損状態を
判別する物体の汚損状態判別方法であることを特徴とす
る。
【0006】請求項2記載の発明は、物体の全体的な画
像データを画像データ取得手段により取得し、この取得
した画像データからその濃度分布を算出し、この算出し
た濃度分布と、物体の種類を識別すると共にその識別し
た物体の種類に応じて記憶した基準濃度分布とを比較し
て物体の汚損状態を判別する物体の汚損状態判別方法で
あることを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、物体の全体的な画
像データを取得する画像データ取得手段と、上記画像デ
ータ取得手段が取得した画像データからその濃度分布を
算出する濃度分布算出手段と、汚損を判定するために基
準値を設定した基準値設定手段と、上記濃度分布算出手
段が算出した濃度分布と上記基準値設定手段が設定した
基準値とから物体の汚損状態を判別する判別手段とを備
えた物体の汚損状態判別装置であることを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明は、物体の全体的な画
像データを取得する画像データ取得手段と、上記画像デ
ータ取得手段が取得した画像データからその濃度分布を
算出する濃度分布算出手段と、物体の種類を識別する識
別手段と、複数種類の物体毎の基準濃度分布を予め記憶
する記憶手段と、上記濃度分布算出手段が算出した濃度
分布と上記識別手段が識別した物体の種類に応じて上記
記憶手段が記憶した物体の基準濃度分布とを比較して物
体の汚損状態を判別する判別手段とを備えた物体の汚損
状態判別装置であることを特徴とする。
【0009】
【作用】この発明によれば、物体の汚損状態を判別する
際、先ず、物体の全体的な画像データを画像データ取得
手段により取得し、この取得した画像データから物体の
全体的な画像データの濃度分布を求め、この求めた濃度
分布から物体の汚損状態を判別する。
【0010】また、物体の汚損状態を判別する際、物体
の全体的な画像データを画像データ取得手段により取得
し、この取得した画像データからその濃度分布を算出
し、この算出した濃度分布と、物体の種類を識別すると
共にその識別した物体の種類に応じて記憶した基準濃度
分布とを比較して物体の汚損状態を判別する。
【0011】
【発明の効果】この結果、物体の全体を捉えた画像デー
タの濃度分布から物体の全体の汚損状態を判別できるた
め、硬貨等の物体の汚損判別時に検知ムラがなくなり、
均一で正確な判別ができる。特に、局部的に検知するの
ではなく全体的に検知して判断するため、人間の感性に
近い汚損判別ができる。それゆえ、誤判別を自然に解消
することができ、また信頼性の高い汚損判別ができる。
【0012】また、取扱い種類の多い硬貨等の物体の汚
損状態を判別する場合であっても、金種別に設定した基
準値と比較して判別すれば、汚損のない正常硬貨と汚れ
たり傷付いた汚損硬貨とを正確に区別することができ
る。また、この信頼性の高い汚損状態判別装置を自動取
引機に組込んだ場合は、汚損硬貨と正常硬貨を的確に選
別して汚損硬貨を流通規制し、正常硬貨のみを確実にリ
サイクル利用できる。
【0013】
【実施例】この発明の実施例を以下図面に基づいて詳述
する。 [第1実施例]図1は硬貨の汚損状態判別装置11の硬
貨検知構造を示し、この硬貨検知構造は搬送ベルト1
2,13、送りローラ14…等の搬送部材を組合わせて
水平方向に硬貨15を挟持搬送する硬貨搬送路16を設
け、この硬貨搬送路16に沿って硬貨検知センサ17を
配設して、ここに導かれた硬貨15を金種判別および汚
損状態を判別する。
【0014】この場合、硬貨検知センサ17は、環状配
置されたLED17aの照射光17bを水平状態に搬送
される硬貨15の上面全体に照射させ、この硬貨の上面
凹凸模様の反射光17cをCCDカメラ17dで検知し
て硬貨の表面模様とその汚損状態を表す画像データを取
得する。この硬貨検知センサ17でここに導かれた搬送
途中の硬貨を瞬時に読取処理し、読取られた硬貨はその
まま後段へと搬送される。
【0015】図2は硬貨の汚損状態判別装置11の回路
構成図を示し、これは画像入力部21と、A/D変換部
22と、濃度ヒストグラム作成部23と、2値化部24
と、識別部25と、汚損レベル判定部26とを備えて構
成される。
【0016】画像入力部21は、硬貨検知センサ17の
CCDカメラ17dで硬貨15の表面全体の反射光を画
像データとして取得し、この取得した画像データをA/
D変換部22でアナログからディジタル(多値)に変換
する。
【0017】このA/D変換部22を介して得られる画
像データから濃度分布と金種とを求めるものであって、
一方の濃度ヒストグラム作成部23でA/D変換された
画像データから各濃度(階調値)毎の画素数分布を算出
し、他方の2値化部24でA/D変換された画像データ
を金種判定用に多値から2値に変換する。
【0018】識別部25は、各金種毎の表裏に対応する
基準濃度分布を記憶しており、この基準濃度分布と2値
化データとを比較して金種を判定する。
【0019】汚損レベル判定部26は、汚損を判定する
ために予め設定した金種毎の汚損判定レベルを記憶して
おり、この汚損判定レベルと、濃度ヒストグラム作成部
23で算出した各濃度毎の画素数分布とを比較して硬貨
の汚損状態を判別する。
【0020】図3は汚損のない流通に適した美麗な正常
硬貨の画像データ31を示し、例えば256×256画
素(256階調/1画素)の画像データで表され、この
正常硬貨の場合は比較的明瞭に硬貨の凹凸模様が取得さ
れる。
【0021】図4は正常硬貨の画像データから各濃度
(階調値)毎の画素数分布を算出した濃度ヒストグラム
41の一例を示し、この正常硬貨から得られる濃度ヒス
トグラム41は階調値の高い方(濃い方)から面積比率
が全体のある比率値(15%程度)となる濃度位置(階
調値=105)を算出し、これと予め設定した汚損判定
レベル(基準階調値=64)とを比較して基準階調値よ
り算出した階調値の方が大きければ汚損なしと判定し、
小さければ汚損有りと判定する。この正常硬貨の場合
は、十分に大きい(64<105)ため汚損なしと判定
する。
【0022】図5は流通に不適な汚損硬貨の画像データ
51を示し、この汚損硬貨の場合は低反射で不明瞭に硬
貨の凹凸模様が取得され、正規の凹凸模様を十分に取得
できない。
【0023】図6は汚損硬貨の画像データから各濃度
(階調値)毎の画素数分布を算出した濃度ヒストグラム
61の一例を示し、この汚損硬貨から得られる濃度ヒス
トグラム61の場合は、階調値の高い方から面積比率が
全体の15%となる濃度位置(階調値=1)を算出し、
これと予め設定した汚損判定レベル(基準階調値=6
4)とを比較して汚損の有無を判定する。この汚損硬貨
の場合は、かなり小さい(64>1)ため汚損有りと判
定する。
【0024】このように構成された硬貨の汚損状態判別
装置11の全体処理動作を図7のフローチャートを参照
して説明する。今、硬貨15が硬貨搬送路16に搬送さ
れて硬貨検知センサ17の位置に導かれると、ここで硬
貨15に照射した反射光がCCDカメラで受像され、こ
の硬貨の上面全体の画像データが画像入力部21で取得
される(ステップn1 )。
【0025】この取得された画像データはA/D変換部
22でアナログからディジタル(多値)に変換された
後、濃度ヒストグラム作成部23と2値化部24との双
方に出力され(ステップn2 )、濃度ヒストグラム作成
部23ではA/D変換された画像データから各濃度(階
調値)毎の画素数分布を作成し(ステップn3 )、一
方、2値化部24ではA/D変換された画像データを金
種判定用に多値から2値に変換し、この変換した2値化
データに基づいて識別部25で硬貨の正偽および金種を
識別する(ステップn4 〜n5 )。
【0026】この識別結果に基づいて正硬貨と識別すれ
ば、続いて汚損レベル判定部26で同硬貨の汚損状態の
判定処理を行い流通硬貨としての適・不適の有効性を判
定する。これに対し、偽硬貨であれば、返却や回収等の
偽硬貨処理を行う(ステップn6 〜n7 )。
【0027】次に、硬貨の汚損状態判別装置11の汚損
判別処理動作を図8のフローチャートを参照して説明す
る。今、汚損レベル判定部26で硬貨15の汚損状態を
判別するとき、この汚損レベル判定部26は先ず、識別
部25から正硬貨と認められた同硬貨の金種データを取
得する(ステップn11)。
【0028】続いて、濃度ヒストグラム作成部23から
15%の面積比率の階調値を算出し(ステップn12)、
この算出した階調値を、金種や表裏毎に予め設定された
汚損判定レベルと比較して判別する(ステップn13)。
【0029】このとき、汚損のない硬貨と判定すれば、
同硬貨を流通利用に適した硬貨と判定する(ステップn
14〜n15)。
【0030】一方、汚損硬貨と判定すれば、汚れたり傷
んでリサイクル利用に不適な硬貨のため機器内部に回収
して流通規制する(ステップn16)。
【0031】[第2実施例]図9は硬貨の汚損状態判別
装置91の硬貨検知構造を示し、この硬貨検知構造は搬
送ベルト92,93、送りローラ94…等の搬送部材を
組合わせて水平方向に硬貨95を挟持搬送する硬貨搬送
路96を設け、この硬貨搬送路96に沿って硬貨検知セ
ンサ97と磁気検知センサ98とをこの順に配設して、
ここに導かれた硬貨95の汚損状態と金種とを判別す
る。
【0032】この場合、硬貨検知センサ97の環状配置
されたLED97aが照射した反射光をCCDカメラ9
7bが受像して硬貨95の表面模様とその汚損状態を表
す画像データを取得すると共に、その後段の磁気検知セ
ンサ98で硬貨の外径および材質を求める硬貨の磁気デ
ータを取得する。
【0033】図10は硬貨の汚損状態判別装置91の回
路構成図を示し、これは画像入力部101と、画像A/
D変換部102と、濃度ヒストグラム作成部103と、
磁気入力部104と、磁気A/D変換部105と、識別
部106と、汚損レベル判定部107とを備えて構成さ
れる。
【0034】画像入力部101は、硬貨検知センサ97
のCCDカメラ97bで硬貨95の表面全体の反射光を
画像データとして取得し、この取得した画像データを画
像A/D変換部102でアナログからディジタル(多
値)に変換する。
【0035】濃度ヒストグラム作成部103は、A/D
変換された画像データから各濃度(階調値)毎の画素数
分布を算出する。
【0036】一方、磁気入力部104は、磁気検知セン
サ98で硬貨95の外径および材質の磁気データを取得
し、この取得した磁気データを磁気A/D変換部105
で金種判定用にアナログからディジタル(多値)に変換
する。
【0037】識別部106は、金種毎の外径および材質
に対応する基準磁気データを記憶しており、この基準磁
気データと磁気検知センサ98で検知された磁気データ
とを比較して金種判定する。
【0038】汚損レベル判定部107は、汚損を判定す
るために予め設定した金種毎の汚損判定レベルを記憶し
ており、この汚損判定レベルと濃度ヒストグラム作成部
103で算出した各濃度毎の画素数分布とを比較して、
硬貨95の汚損状態を判別する。このように硬貨の金種
を判定する磁気検知センサ98を配設した場合は、この
センサの検知情報から金種判定をさらに絞り込んで金種
判定の識別精度を高めることができる。
【0039】このように構成された硬貨の汚損状態判別
装置91の処理動作を図11のフローチャートを参照し
て説明する。今、硬貨95が硬貨搬送路96に搬送され
て硬貨検知センサ97の位置に導かれると、ここで硬貨
95に照射した反射光がCCDカメラで受像され、この
硬貨の上面全体の画像データが画像入力部101に取得
される(ステップn21)。
【0040】この取得された画像データは画像A/D変
換部102でアナログからディジタル(多値)に変換さ
れた後、濃度ヒストグラム作成部103に出力され(ス
テップn22)、濃度ヒストグラム作成部103でA/D
変換された画像データから各濃度(階調値)毎の画素数
分布を作成し(ステップn23)、この作成した画素数分
布を汚損状態の判別要素として汚損レベル判定部107
に入力させる(ステップn24)。
【0041】一方、磁気検知センサ98を介して硬貨9
5の磁気データを取得した磁気入力部104は、その磁
気データを磁気A/D変換部105でアナログからディ
ジタル(多値)に変換した後(ステップn25〜n26)、
この磁気データから識別部106で硬貨の正偽および金
種を識別する(ステップn27)。
【0042】この識別結果に基づいて正硬貨と識別すれ
ば、続いて汚損レベル判定部107で同硬貨の汚損状態
の判定処理を行い流通硬貨としての適・不適の有効性を
判定する。これに対し、偽硬貨であれば、返却や回収等
の偽硬貨処理を行う(ステップn28)。
【0043】上述のように、硬貨の全体を捉えた画像デ
ータの濃度分布から硬貨の全体の汚損状態を判別できる
ため、硬貨の検知時に検知ムラがなくなり、均一で正確
な汚損判別ができる。特に、局部的に判別するのではな
く全体的に検知して判断するため、人間の感性に近い汚
損判別ができる。それゆえ、誤判別を確実に解消でき、
また信頼性の高い汚損判別ができる。また、取扱い種類
の多い硬貨の汚損状態を判別する場合は、金種別に設定
した基準階調値と比較することにより、汚損のない正常
硬貨と汚れたり傷付いた汚損硬貨とを正確に区別するこ
とができる。また、この信頼性の高い汚損状態判別装置
を自動取引機に組込んだ場合は、汚損硬貨と正常硬貨を
的確に選別して汚損硬貨を流通規制し、正常硬貨のみを
的確にリサイクル利用することができる。
【0044】この発明と、上述の実施例の構成との対応
において、この発明の物体の汚損状態判別装置は、実施
例の硬貨の汚損状態判別装置11,91に対応し、以下
同様に、物体は、硬貨15,95に対応し、画像データ
取得手段は、硬貨検知センサ17,97および画像入力
部21,101に対応し、濃度分布算出手段は、濃度ヒ
ストグラム作成部23,103に対応し、基準値は、基
準階調値に対応し、基準値設定手段および識別手段は、
識別部25,106に対応し、判別手段および記憶手段
は、汚損レベル判定部26,107に対応するも、この
発明は上述の実施例の構成のみに限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1実施例の硬貨の汚損状態判別
装置の硬貨検知構造を示す側面図。
【図2】 この発明の第1実施例の硬貨の汚損状態判別
装置の回路構成図。
【図3】 この発明の第1実施例の汚損のない正常硬貨
の画像データ図。
【図4】 この発明の第1実施例の正常硬貨の濃度ヒス
トグラムの一例を示す図表。
【図5】 この発明の第1実施例の汚損硬貨の画像デー
タ図。
【図6】 この発明の第1実施例の汚損硬貨の濃度ヒス
トグラムの一例を示す図表。
【図7】 この発明の第1実施例の硬貨の汚損状態判別
装置の全体処理動作を示すフローチャート。
【図8】 この発明の第1実施例の硬貨の汚損状態判別
装置の汚損判別処理動作を示すフローチャート。
【図9】 この発明の第2実施例の硬貨の汚損状態判別
装置の硬貨検知構造を示す側面図。
【図10】 この発明の第2実施例の硬貨の汚損状態判
別装置の回路構成図。
【図11】 この発明の第2実施例の硬貨の汚損状態判
別装置の処理動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
11,91…硬貨の汚損状態判別装置 15,95…硬 貨 17,97…硬貨検知センサ 21,101…画像入力部 23,103…濃度ヒストグラム作成部 25,106…識別部 26,107…汚損レベル判定部 31…正常硬貨の画像データ 41…正常硬貨の濃度ヒストグラム 51…汚損硬貨の画像データ 61…汚損硬貨の濃度ヒストグラム 98…磁気検知センサ 104…磁気入力部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体の全体的な画像データを画像データ取
    得手段により取得し、この取得した画像データから画像
    データの濃度分布を求め、この求めた濃度分布から物体
    の汚損状態を判別することを特徴とする物体の汚損状態
    判別方法。
  2. 【請求項2】物体の全体的な画像データを画像データ取
    得手段により取得し、この取得した画像データからその
    濃度分布を算出し、この算出した濃度分布と、物体の種
    類を識別すると共にその識別した物体の種類に応じて記
    憶した基準濃度分布とを比較して物体の汚損状態を判別
    する物体の汚損状態判別方法。
  3. 【請求項3】物体の全体的な画像データを取得する画像
    データ取得手段と、上記画像データ取得手段が取得した
    画像データからその濃度分布を算出する濃度分布算出手
    段と、汚損を判定するために基準値を設定した基準値設
    定手段と、上記濃度分布算出手段が算出した濃度分布と
    上記基準値設定手段が設定した基準値とから物体の汚損
    状態を判別する判別手段とを備えた物体の汚損状態判別
    装置。
  4. 【請求項4】物体の全体的な画像データを取得する画像
    データ取得手段と、上記画像データ取得手段が取得した
    画像データからその濃度分布を算出する濃度分布算出手
    段と、物体の種類を識別する識別手段と、複数種類の物
    体毎の基準濃度分布を予め記憶する記憶手段と、上記濃
    度分布算出手段が算出した濃度分布と上記識別手段が識
    別した物体の種類に応じて上記記憶手段が記憶した物体
    の基準濃度分布とを比較して物体の汚損状態を判別する
    判別手段とを備えた物体の汚損状態判別装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010035314A1 (ja) * 2008-09-24 2010-04-01 グローリー株式会社 硬貨の正損判別装置及び正損判別方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010035314A1 (ja) * 2008-09-24 2010-04-01 グローリー株式会社 硬貨の正損判別装置及び正損判別方法
JP5174917B2 (ja) * 2008-09-24 2013-04-03 グローリー株式会社 硬貨の正損判別装置及び正損判別方法

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