JP2004326547A - 紙葉類識別装置および方法 - Google Patents

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悟 鶴巻
Seiji Takamatsu
誠司 高松
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Abstract

【課題】紙葉類のしわ・汚れ等の状態による影響、および透かし領域に対する透かし模様の位置ずれの影響を軽減することで、紙葉類の種類または真偽を正確に判定することが可能な紙葉類識別装置および方法を提供する。
【解決手段】透過型光センサ8は紙葉類を撮像すると、透かし領域抽出部12は透かし領域の画像データを抽出し、透かし領域重心算出部13は透かし領域の重心を算出し、透かし模様ずれ量算出部14は重心に基づいて透かし模様の位置ずれ量を算出し、識別対象画像抽出部15は位置ずれ量に基づいて識別対象画像データを抽出し、傷・汚れ検出部17は識別対象画像データと真のテンプレートとの差を算出することで、傷および汚れを示す画像を検出し、パターンマッチング部19は傷および汚れの影響を補正した識別対象画像データと真のテンプレートとをパターンマッチングすることで、紙葉類の種類および真偽を識別する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙葉類識別装置および方法に関し、特に、紙葉類の特徴を画像にて抽出して紙葉類の種類および真偽の判定を行う紙葉類識別装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、紙幣、小切手または商品券等の紙葉類の種類および真偽の識別は、磁気センサ若しくは光センサを用い、利用者が投入した紙葉類の特徴を磁気的または光学的に抽出することにより行われる。
【0003】
光センサによる紙葉類の光学的特徴の抽出は、透過型光センサ若しくは反射型光センサを用いて紙葉類の図柄、寸法および方向等を抽出することによりそれらの画像パターンを取得し、取得した画像パターンと種類毎の真券の標準パターンとを照合することにより、投入紙葉類の種類および真偽を識別する。
【0004】
特に、透過型光センサによる紙葉類の種類および真偽の識別は、発光素子と受光素子とを所定距離間離して配置し、発光素子と受光素子との間を紙葉類を搬送させて特定パターンを検出し、検出した特定パターンと予め記憶保持していた真券の標準特定パターンとを照合することにより、投入紙葉類の種類および真偽を識別する。
【0005】
ここで、特定パターンの具体例として透かし模様が挙げられ、従来の透かし模様の検出方法としては、透かし模様が存在する透かし領域の画像を2値化し、2値化した画像データを任意の方向に射影処理することで、透かしの模様の有無を判定している(例えば、特許文献1参照。)。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−33912号公報
【発明が解決しようとする課題】
図8は、従来の透かし模様23の検出方法の概略を説明する図である。
【0007】
図8(a)は、紙葉類にしわ・汚れ等が存在しない場合の透かし模様23の検出方法の概略を説明する図である。図8(a)に示す2値化した透かし領域21の画像データでは、透かし領域21が白の画素(画素値が「0」)、透かし模様23が黒の画素(画素値が「1」)になり、画像データにおいて黒の画素を有する画素数をX方向に射影処理すると、図8(a)に示すグラフ341が生成され、グラフ341からY座標当たりの黒の画素を有する画素数を検出することにより、透かし模様23の有無を判定する。
【0008】
図8(b)は、紙葉類にしわ・汚れ等が存在する場合の透かし模様23の検出方法の概略を説明する図である。図8(b)に示す2値化した透かし領域21の画像データでは、透かし領域21が白の画素、透かし模様23としわ・汚れ(331、332、333)等とが黒の画素になり、画像データにおいて黒の画素を有する画素数をX方向に射影処理すると、図8(b)に示すグラフ342が生成される。しかし、グラフ342では、しわ・汚れ(331、332、333)等の影響を大きく受けており、透かし模様23の有無を誤判定してしまう可能性がある。
【0009】
つまり、従来の透かし模様の検出方法では、紙葉類のしわ・汚れ等の状態による影響を受け易く、紙葉類の種類または真偽を正確に判定することは困難であった。
【0010】
更に、従来の透かし模様の検出方法では、透かし領域に対する透かし模様の位置ずれの影響により、紙葉類の種類または真偽を正確に判定することは困難であった。
【0011】
そこで、本発明は、紙葉類のしわ・汚れ等の状態による影響、および透かし領域に対する透かし模様の位置ずれの影響を軽減することで、紙葉類の種類または真偽を正確に判定することが可能な紙葉類識別装置および方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、紙葉類に透過光を照射して該透過光に基づき、該紙葉類の画像を取得する透過型光センサと、前記透過型光センサで取得した画像から透かし模様が存在する透かし領域の画像を抽出する透かし領域抽出手段と、前記透かし領域抽出手段で抽出した透かし領域から、前記紙葉類を識別する際の識別対象となる識別対象画像データを抽出する識別対象画像データ抽出手段と、前記識別対象画像データ抽出手段で抽出した識別対象画像データ内の不要画像を検出する不要画像検出手段と、前記不要画像検出手段で検出した不要画像と識別対象画像データとに基づき、前記紙葉類を識別する紙葉類識別手段とを具備することを特徴とする。
【0013】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記識別対象画像データ抽出手段は、前記透かし領域抽出手段で抽出した透かし領域に対する透かし模様のずれを算出する透かし模様ずれ算出手段を具備し、前記透かし模様ずれ算出手段で算出したずれに基づき、前記透かし領域から前記識別対象画像データを抽出することを特徴とする。
【0014】
また、請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記透かし模様ずれ算出手段は、前記透かし領域抽出手段で抽出した透かし領域の透かし領域情報を算出する透かし領域情報算出手段と、前記透かし領域情報算出手段で算出した透かし領域情報に基づいて前記透かし領域の重心を算出する透かし領域重心算出手段とを具備し、前記透かし領域重心算出手段で算出した透かし領域の重心に基づいて前記透かし模様のずれを算出することを特徴とする。
【0015】
また、請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記紙葉類識別手段は、前記透かし領域情報算出手段で算出した透かし領域情報に基づき、前記紙葉類を識別することを特徴とする。
【0016】
また、請求項5の発明は、請求項3の発明において、前記透かし領域情報は、前記透かし領域の面積、円形度、周長であることを特徴とする。
【0017】
また、請求項6の発明は、請求項1の発明において、前記不要画像検出手段は、前記識別対象画像データ抽出手段で抽出した識別対象画像データと予め真の紙葉類から取得したテンプレートとの差分を算出する差分算出手段を具備し、前記差分算出手段で算出した差分に基づき、前記識別対象画像データ内の不要画像を検出することを特徴とする。
【0018】
また、請求項7の発明は、請求項6の発明において、前記紙葉類識別手段は、前記不要画像検出手段で算出した差分に基づき、前記紙葉類を識別することを特徴とする。
【0019】
また、請求項8の発明は、請求項1の発明において、前記紙葉類識別手段は、前記不要画像検出手段で検出した不要画像を補正した識別対象画像データとテンプレートとを比較することで、前記紙葉類を識別することを特徴とする。
【0020】
また、請求項9の発明は、紙葉類に透過光を照射し、前記透過光に基づき、前記紙葉類の画像を取得し、該取得した画像から透かし模様が存在する透かし領域の画像を抽出し、該抽出した透かし領域から、前記紙葉類を識別する際の識別対象となる識別対象画像データを抽出し、該抽出した識別対象画像データ内の不要画像を検出し、該検出した不要画像と識別対象画像データとに基づき、前記紙葉類を識別することを特徴とする。
【0021】
また、請求項10の発明は、請求項9の発明において、前記透かし領域に対する透かし模様のずれを算出し、該算出したずれに基づき、前記透かし領域から前記識別対象画像データを抽出することを特徴とする。
【0022】
また、請求項11の発明は、請求項10の発明において、前記透かし領域の透かし領域情報を算出し、該算出した透かし領域情報に基づいて前記透かし領域の重心を算出し、該算出した透かし領域の重心に基づいて前記透かし模様のずれを算出することを特徴とする。
【0023】
また、請求項12の発明は、請求項11の発明において、前記透かし領域情報に基づき、前記紙葉類を識別することを特徴とする。
【0024】
また、請求項13の発明は、請求項11の発明において、前記透かし領域情報は、前記透かし領域の面積、円形度、周長であることを特徴とする。
【0025】
また、請求項14の発明は、請求項9の発明において、前記識別対象画像データと予め真の紙葉類から取得したテンプレートとの差分を算出し、該算出した差分に基づき、前記識別対象画像データ内の不要画像を検出することを特徴とする。
【0026】
また、請求項15の発明は、請求項14の発明において、前記差分に基づき、前記紙葉類を識別することを特徴とする。
【0027】
また、請求項16の発明は、請求項9の発明において、前記不要画像を補正した識別対象画像データとテンプレートとを比較することで、前記紙葉類を識別することを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係わる紙葉類識別装置および方法の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
【0029】
図1は、本発明に係わる紙葉類識別装置1の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
【0030】
図1に示すように、紙葉類識別装置1は、紙葉類識別装置1全体の制御を行う制御部2、紙葉類の挿入口である紙葉類挿入部3、紙葉類を搬送する紙葉類搬送部4、紙葉類を受け入れる紙葉類受入部5、制御部2からの制御により紙葉類搬送部4を駆動させる駆動部6、紙葉類の種類および真偽を識別する識別部7から構成されている。
【0031】
次に、挿入された紙葉類の種類および真偽を識別する際に、紙葉類識別装置1が行う機能的な動作について説明する。
【0032】
紙葉類が紙葉類挿入部3から挿入されると、制御部2は駆動部6を制御することで紙葉類搬送部4により紙葉類を搬送する。ここで、識別部7が紙葉類搬送部4により搬送している紙葉類の種類および真偽を識別し、真券と識別した場合、制御部2は駆動部6を制御することにより紙葉類搬送部4を駆動させて紙葉類を紙葉類受入部5に搬送し、紙葉類を受け入れ、偽券と識別した場合、制御部2は駆動部6を制御することにより紙葉類搬送部4を駆動させて紙葉類を紙葉類挿入部3に搬送し、紙葉類を返却する。
【0033】
図2は、識別部7の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
【0034】
図2に示すように、識別部7は、透過光型光センサ8、メモリ11、透かし領域抽出部12、透かし領域重心算出部13、透かし模様ずれ量算出部14、識別対象画像抽出部15、テンプレート16、傷・汚れ検出部17、傷・汚れ影響補正部18、パターンマッチング部19から構成されている。
【0035】
ここで、透過光型光センサ8は、紙葉類搬送部4を挟むようにして配置される一対の発光素子9と受光素子10とから成り、識別対象とする紙葉類の透かし領域を含む撮像領域を通る所定の走査ライン上に配置され、発光素子9が紙葉類搬送部4により搬送されてくる紙葉類の撮像領域に光を照射し、受光素子10が当該紙葉類の撮像領域を透過した透過光を受光し、受光した透過光の光量に応じて電気信号を出力する。なお、透過型光センサ8には赤外、紫外および可視光のいずれも適用可能である。
【0036】
また、メモリ11は、透過型光センサ8から所定の時間間隔で出力される電気信号の信号レベルを、所定の記憶領域に順に格納して連続したアドレスを割り当て、紙葉類の撮像領域の画像データとして一時的に記憶保持する。
【0037】
また、透かし領域抽出部12は、メモリ11により記憶保持している紙葉類の撮像領域の画像データを読み出し、撮像領域に含まれる透かし領域の画像データを抽出する。
【0038】
また、透かし領域重心算出部13は、透かし領域抽出部12により抽出した透かし領域の画像データから透かし領域の周長、円形度および面積等を算出し、算出した透かし領域の周長、円形度および面積等に基づいて透かし領域の重心を算出する。
【0039】
また、透かし模様ずれ量算出部14は、透かし領域重心算出部13により算出した透かし領域の重心に基づき、透かし領域に対する透かし模様の位置ずれ量を算出する。なお、透かし領域の画像データにおいてX、Y方向に射影処理したグラフから透かし模様の特徴点を検出し、検出した透かし模様の特徴点と透かし領域の重心との位置関係から透かし模様の位置ずれ量を算出する。ここで、射影処理を行う画素位置は特徴の出易い傷および汚れが存在しても安定している位置とする。また、傷および汚れによる誤算出を避けるために射影処理を行うポイントを複数にする構成でも適用可能である。
【0040】
また、識別対象画像抽出部15は、透かし模様ずれ量算出部14により算出した透かし模様の位置ずれ量に基づき、紙葉類を識別する際の識別対象となる識別対象画像データを抽出する。
【0041】
また、テンプレート16は、予め真券の紙葉類から求めた画像データを真のテンプレートとして蓄積している。
【0042】
また、傷・汚れ検出部17は、識別対象画像抽出部15により抽出した識別対象画像データと、真のテンプレートとの差を算出することで、識別対象画像データ内に存在する紙葉類に付着する傷および汚れ(または、透過光型光センサに付着する傷および汚れ)を示す画像を検出する。なお、傷および汚れを検出する検出式の一例を示す。
【0043】
【式1】
Figure 2004326547

ここで、f[i,j]=識別対象画像データ、f=f[i,j]の平均値、temp[i,j]=真のテンプレート、t=temp[i,j]の平均値であり、算出したdにおいて、d>0が傷および汚れによる暗い画素、d<0が明るい画素とし、予め設定した閾値に基づいて傷および汚れを検出する。
【0044】
また、傷・汚れ影響補正部18は、傷・汚れ検出部17により検出した傷および汚れを示す画像の影響を補正する。具体的には、識別対象画像データから傷および汚れを示す画像を消去することで影響を補正する構成を適用しても良いが、当該構成の場合、傷および汚れを示す画像を消去するとともに、透かし模様の画像を消去してしまい、誤識別を発生させる可能性があるため、真のテンプレートに識別対象画像データに存在する傷および汚れを示す画像を同位置且つ同面積で貼り付ける構成を適用する方が望ましい。ただし、全ての傷および汚れを示す画像の影響を補正してしまうと、透かし模様がない偽の紙葉類の場合でも、影響を補正することで、真の紙葉類であると誤識別してしまうため、影響を補正する総画素数に制限をもたせる等の構成を用いても良い。
【0045】
また、パターンマッチング部19は、傷・汚れ影響補正部18により傷および汚れを示す画像の影響を補正した識別対象画像データと真のテンプレートとをパターンマッチングすることで、紙葉類の種類および真偽を識別する。なお、パターンマッチングを行う際に使用する式の一例を示す。
【0046】
【式2】
Figure 2004326547

ここで、相関係数R=1のとき、識別対象画像データと真のテンプレートとは同一であるので、真の紙葉類と判定する。
【0047】
次に、挿入された紙葉類の種類および真偽を識別する際に、識別部7が行う機能的な動作について説明する。
【0048】
紙葉類挿入部3から挿入された紙葉類は紙葉類搬送部4により搬送され、紙葉類が透過型光センサ8の配置位置に到達すると、発光素子9は紙葉類の撮像領域に光を照射し、受光素子10が当該紙葉類の撮像領域を透過した透過光を受光し、受光した透過光の光量に応じて電気信号をメモリ11に出力し、メモリ11は電気信号を入力すると、入力した電気信号の信号レベルを紙葉類の撮像領域の画像データとして一時的に記憶保持し、透かし領域抽出部12はメモリ11に記憶保持している画像データを読み出し、撮像領域に含まれる透かし領域の画像データを抽出し、抽出した透かし領域の画像データを透かし領域重心算出部13に送出し、透かし領域重心算出部13は透かし領域の画像データを受け取ると、透かし領域の重心を算出し、透かし模様ずれ量算出部14は透かし領域重心算出部13により算出した透かし領域の重心に基づき、透かし領域に対する透かし模様の位置ずれ量を算出し、識別対象画像抽出部15は透かし模様ずれ量算出部14により算出した透かし模様の位置ずれ量に基づき、紙葉類を識別する際の識別対象となる識別対象画像データを抽出し、抽出した識別対象画像データを傷・汚れ検出部17に送出し、傷・汚れ検出部17は識別対象画像データを受け取ると、テンプレート16から真のテンプレートを読み出し、識別対象画像データと真のテンプレートとの差を算出することで、識別対象画像データ内に存在する傷および汚れを示す画像を検出し、傷・汚れ影響補正部18は傷・汚れ検出部17により検出した傷および汚れを示す画像の影響を補正し、パターンマッチング部19は傷・汚れ影響補正部18により傷および汚れを示す画像の影響を補正した識別対象画像データと真のテンプレートとをパターンマッチングすることで、紙葉類の種類および真偽を識別する。
【0049】
次に、挿入された紙葉類の種類および真偽を識別する際に、紙葉類識別装置1が行う処理手順について図3に示すフローチャートを参照して説明する。
【0050】
紙葉類識別装置は紙葉類挿入部から紙葉類が挿入されると(ステップS301でYES)、透過型光センサを用いて紙葉類を撮像し(ステップS302)、紙葉類の画像データから透かし領域を抽出し(ステップS303)、抽出した透かし領域の画像データから透かし領域の重心を算出し(ステップS304)、算出した透かし領域の重心に基づいて透かし領域に対する透かし模様の位置ずれ量を算出し(ステップS305)、算出した透かし模様の位置ずれ量に基づいて識別対象画像データを抽出し(ステップS306)、抽出した識別対象画像データと真のテンプレートとの差を算出することで、識別対象画像データ内に存在する傷および汚れを示す画像を検出し(ステップS307)、検出した傷および汚れを示す画像の影響を補正し(ステップS308)、傷および汚れを示す画像の影響を補正した識別対象画像データと真のテンプレートとのパターンマッチングを行い(ステップS309)、パターンマッチングに基づいて紙葉類の真偽を判定し(ステップS310)、真券と判定された場合(ステップS311でYES)、紙葉類を紙葉類受入部に受け入れ(ステップS312)、処理手順を終了する。
【0051】
また、ステップS311において、偽券と判定された場合(ステップS311でNO)、紙葉類を紙葉類挿入部から返却し(ステップS313)、処理手順を終了する。
【0052】
次に、識別部7が行う本発明に係わる紙葉類識別方法について詳細に説明する。
【0053】
図4は、識別部7が行う紙葉類の撮像領域の画像データ20の処理を説明する図である。
【0054】
図4(a)は、透過型光センサ8が撮像した紙葉類の撮像領域の画像データ20の一例を示す図である。図4(a)に示すように、受光素子10が紙葉類の透かし領域21を透過した透過光を受光したため、紙葉類の撮像領域内には透かし領域21および透かし領域以外の通常領域22が存在し、透かし領域内には透かし模様23が存在する。ここで、透かし領域21を透過する光量は多く、透かし模様23を透過する光量は透かし領域21の光量より少なく、通常領域22を透過する光量は透かし模様23の光量より少ない。
【0055】
そして、紙葉類の撮像領域の画像データ20に対して2値化処理等を行うことで、透かし領域21と通常領域22とを区別し、図4(b)に示すように、紙葉類の撮像領域の画像データ20から透かし領域の画像データ24を抽出する。
【0056】
そして、透かし領域の画像データ24から透かし領域21の周長、円形度および面積等を算出し、図4(c)に示すように、透かし領域21の周長、円形度および面積等に基づき、透かし領域の重心25を算出する。
【0057】
図5は、識別部7が行う紙葉類の透かし領域の画像データ24の処理を説明する図である。
【0058】
図5(a)に示すように、透かし領域の重心25を算出すると、透かし模様の特徴点26を検出し、透かし模様の特徴点26と透かし領域の重心25との位置関係に基づき、透かし領域21に対する透かし模様23の位置ずれ量を算出し、算出した透かし模様23の位置ずれ量に基づき、紙葉類を識別する際の識別対象範囲27を検出する。
【0059】
そして、図5(b)に示すように、紙葉類を識別する際の識別対象範囲27に基づき、透かし領域の画像データ24から識別対象画像データ28を抽出する。
【0060】
図6は、傷・汚れ検出部17が行う識別対象画像データ28内に存在する傷および汚れを示す画像30を検出する処理を説明する図である。
【0061】
紙葉類に傷および汚れが付着している場合、または透過光型光センサ8に傷および汚れが付着している場合、紙葉類を撮像する際に、当該傷および汚れが発光素子9からの光を遮ることで、受光素子10により取得した紙葉類の撮像領域の画像に傷および汚れによる不要な画像が撮像されてしまう。特に、紙葉類の透かし領域21内に傷および汚れが付着している場合、または透かし領域21内の透過光を遮ってしまうような透過光型光センサ8の位置に傷および汚れが付着している場合、傷および汚れを示す画像が存在する識別対象画像データとなってしまう。
【0062】
そこで、図6に示すように、予め真券の紙葉類から求めた真のテンプレート29と傷および汚れを示す画像30が存在する識別対象画像データとの差を算出する。この時、真のテンプレート29と識別対象画像データ28とにおいて、共通な画像は透かし模様23の画像であり、非共通な画像は識別対象画像データ28に存在する傷および汚れの画像30であるため、真のテンプレート29と識別対象画像データ28との差の画像データ31には、傷および汚れの画像30が存在するだけなので、差の画像データ31から傷および汚れを示す画像30を検出することができる。
【0063】
そして、検出した傷および汚れを示す画像30の影響を補正し、補正した識別対象画像データ28と真のテンプレート29とをパターンマッチングすることで、紙葉類の種類および真偽を識別する。
【0064】
図7は、識別対象画像データ28と真のテンプレート29との差の画像データに基づき、紙葉類を識別する処理を説明する図である。
【0065】
例えば、真券の紙葉類の撮像領域の画像データから抽出した識別対象画像データ28に傷および汚れを示す画像30が存在しない場合、図7(a)に示すように、差の画像データ312の全画素は「白」となる。つまり、差の画像データ312の全画素が「白」であることを確認することで、紙葉類は真券であると識別することができる。ただし、実際には、識別対象画像データ28には何かしらの傷および汚れを示す画像30が存在すると思われるので、予め紙葉類無しの状態で透過型光センサ8が撮像した紙葉類無しの画像データをテンプレートとして登録し、登録した紙葉類無しの画像データと差の画像データ312とをパターンマッチングすることで、紙葉類の種類および真偽を識別する構成を適用すれば良い。
【0066】
また、透かし領域21がない偽券の紙葉類の撮像領域の画像データから抽出した識別対象画像データ32の全画素は「白」となり、図7(b)に示すように、識別対象画像データ32と真のテンプレート29との差の画像データ313は、透かし模様23の画像の画素のみが「黒」となる。つまり、差の画像データ313と真のテンプレート29とをパターンマッチングし、差の画像データ313と真のテンプレート29とが一致することを確認することで、紙葉類は偽券であると識別することができる。
【0067】
なお、紙葉類により透かし領域21の形状が異なることを利用して、例えば、透かし領域21の形状が円形または楕円等である紙葉類を識別する場合、透かし領域の画像データ24から算出した透かし領域21の周長、円形度および面積等から紙葉類の種類および真偽を識別することが可能である。
【0068】
また、透かし領域21が短手方向の中心からずれている紙葉類を識別する場合、透かし領域の画像データ24から算出した透かし領域の重心25から紙葉類の挿入方向を判別できることで、紙葉類の種類および真偽の識別処理を軽減することができる。
【0069】
また、実際の紙葉類の識別処理にあたっては、本発明に係わる紙葉類識別方法のみで紙葉類の種類および真偽を識別するのではなく、多の識別要因との組み合わせで最終的な識別結論を下しても良い。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、紙葉類の透かし領域に対する透かし模様の位置ずれを算出し、算出した位置ずれに基づいて正確な範囲の識別対象画像データを抽出することで、透かし模様の位置ずれの影響を軽減することができるとともに、更に、識別対象画像データと真のテンプレートとの差の画像データから傷および汚れを示す不要な画像を検出し、検出した不要な画像の影響を補正した識別対象画像データと真のテンプレートとをパターンマッチングすることで、紙葉類のしわ・汚れ等の状態による影響を軽減することができ、紙葉類の種類または真偽を正確に判定することが可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる紙葉類識別装置1の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
【図2】識別部7の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
【図3】挿入された紙葉類の種類および真偽を識別する際に、紙葉類識別装置1が行う処理手順を示すフローチャートである。
【図4】識別部7が行う紙葉類の撮像領域の画像データ20の処理を説明する図である。
【図5】識別部7が行う紙葉類の透かし領域の画像データ24の処理を説明する図である。
【図6】傷・汚れ検出部17が行う識別対象画像データ28内に存在する傷および汚れを示す画像30を検出する処理を説明する図である。
【図7】識別対象画像データ28と真のテンプレート29との差の画像データに基づき、紙葉類を識別する処理を説明する図である。
【図8】従来の透かし模様23の検出方法の概略を説明する図である。
【符号の説明】
1 紙葉類識別装置
2 制御部
3 紙葉類挿入部
4 紙葉類搬送部
5 紙葉類受入部
6 駆動部
7 識別部
8 透過光型光センサ
9 発光素子
10 受光素子
11 メモリ
12 透かし領域抽出部
13 透かし領域重心算出部
14 透かし模様ずれ量算出部
15 識別対象画像抽出部
16 テンプレート
17 傷・汚れ検出部
18 傷・汚れ影響補正部
19 パターンマッチング部
20 紙葉類の撮像領域の画像データ
21 透かし領域
22 通常領域
23 透かし模様
24 透かし領域の画像データ
25 透かし領域の重心
26 透かし模様の特徴点
27 識別対象範囲
28 識別対象画像データ
29 真のテンプレート
30 傷および汚れを示す画像
311、312、313 差の画像データ
32 偽券の紙葉類の識別対象画像データ
331、332、333 しわ・汚れ
341、342 グラフ

Claims (16)

  1. 紙葉類に透過光を照射して該透過光に基づき、該紙葉類の画像を取得する透過型光センサと、
    前記透過型光センサで取得した画像から透かし模様が存在する透かし領域の画像を抽出する透かし領域抽出手段と、
    前記透かし領域抽出手段で抽出した透かし領域から、前記紙葉類を識別する際の識別対象となる識別対象画像データを抽出する識別対象画像データ抽出手段と、
    前記識別対象画像データ抽出手段で抽出した識別対象画像データ内の不要画像を検出する不要画像検出手段と、
    前記不要画像検出手段で検出した不要画像と識別対象画像データとに基づき、前記紙葉類を識別する紙葉類識別手段と
    を具備することを特徴とする紙葉類識別装置。
  2. 前記識別対象画像データ抽出手段は、
    前記透かし領域抽出手段で抽出した透かし領域に対する透かし模様のずれを算出する透かし模様ずれ算出手段
    を具備し、
    前記透かし模様ずれ算出手段で算出したずれに基づき、前記透かし領域から前記識別対象画像データを抽出する
    ことを特徴とする請求項1記載の紙葉類識別装置。
  3. 前記透かし模様ずれ算出手段は、
    前記透かし領域抽出手段で抽出した透かし領域の透かし領域情報を算出する透かし領域情報算出手段と、
    前記透かし領域情報算出手段で算出した透かし領域情報に基づいて前記透かし領域の重心を算出する透かし領域重心算出手段と
    を具備し、
    前記透かし領域重心算出手段で算出した透かし領域の重心に基づいて前記透かし模様のずれを算出する
    ことを特徴とする請求項2記載の紙葉類識別装置。
  4. 前記紙葉類識別手段は、
    前記透かし領域情報算出手段で算出した透かし領域情報に基づき、前記紙葉類を識別する
    ことを特徴とする請求項3記載の紙葉類識別装置。
  5. 前記透かし領域情報は、
    前記透かし領域の面積、円形度、周長である
    ことを特徴とする請求項3記載の紙葉類識別装置。
  6. 前記不要画像検出手段は、
    前記識別対象画像データ抽出手段で抽出した識別対象画像データと予め真の紙葉類から取得したテンプレートとの差分を算出する差分算出手段
    を具備し、
    前記差分算出手段で算出した差分に基づき、前記識別対象画像データ内の不要画像を検出する
    ことを特徴とする請求項1記載の紙葉類識別装置。
  7. 前記紙葉類識別手段は、
    前記不要画像検出手段で算出した差分に基づき、前記紙葉類を識別する
    ことを特徴とする請求項6記載の紙葉類識別装置。
  8. 前記紙葉類識別手段は、
    前記不要画像検出手段で検出した不要画像を補正した識別対象画像データとテンプレートとを比較することで、前記紙葉類を識別する
    ことを特徴とする請求項1記載の紙葉類識別装置。
  9. 紙葉類に透過光を照射し、
    前記透過光に基づき、前記紙葉類の画像を取得し、
    該取得した画像から透かし模様が存在する透かし領域の画像を抽出し、
    該抽出した透かし領域から、前記紙葉類を識別する際の識別対象となる識別対象画像データを抽出し、
    該抽出した識別対象画像データ内の不要画像を検出し、
    該検出した不要画像と識別対象画像データとに基づき、前記紙葉類を識別する
    ことを特徴とする紙葉類識別方法。
  10. 前記透かし領域に対する透かし模様のずれを算出し、
    該算出したずれに基づき、前記透かし領域から前記識別対象画像データを抽出する
    ことを特徴とする請求項9記載の紙葉類識別方法。
  11. 前記透かし領域の透かし領域情報を算出し、
    該算出した透かし領域情報に基づいて前記透かし領域の重心を算出し、
    該算出した透かし領域の重心に基づいて前記透かし模様のずれを算出する
    ことを特徴とする請求項10記載の紙葉類識別方法。
  12. 前記透かし領域情報に基づき、前記紙葉類を識別する
    ことを特徴とする請求項11記載の紙葉類識別方法。
  13. 前記透かし領域情報は、
    前記透かし領域の面積、円形度、周長である
    ことを特徴とする請求項11記載の紙葉類識別方法。
  14. 前記識別対象画像データと予め真の紙葉類から取得したテンプレートとの差分を算出し、
    該算出した差分に基づき、前記識別対象画像データ内の不要画像を検出する
    ことを特徴とする請求項9記載の紙葉類識別方法。
  15. 前記差分に基づき、前記紙葉類を識別する
    ことを特徴とする請求項14記載の紙葉類識別方法。
  16. 前記不要画像を補正した識別対象画像データとテンプレートとを比較することで、前記紙葉類を識別する
    ことを特徴とする請求項9記載の紙葉類識別方法。
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