JP3897555B2 - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及び画像処理システム - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及び画像処理システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信媒体を介した画像出力が可能な画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及び画像処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタル複写機や、プリンタ装置等、複数の画像処理装置が通信媒体を介して接続される画像処理システムが知られている。この種の画像処理システムは、例えば、1つの複写機のスキャン装置から読み込んだ画像を、複数の複写機、またはプリンタにわけてコピー動作をさせる重連コピーという機能を実現することができる。重連コピーでは、例えば10部のコピーを2台の複写機で行おうとした時、片方で5部、もう一方で5部プリントさせることができ、この場合2倍近いスピードでプリントが行われるのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来、重連コピーを行う際、送信側の複写機、受信側の複写機ともに、同様のコピーモードで出力されてしまっている。このため、ユーザが1台毎に、コピーモードをわけて出力したくてもできないという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の画像処理装置は、印刷動作が実行可能な他の画像処理装置に原稿データを送信可能な画像処理装置であって、自装置に入力される原稿データの印刷動作を自装置と前記他の画像処理装置とで分担して行う重連動作を実行させるための指示を、自装置が具備する操作手段を介して、ユーザから受け付ける受付手段と、
前記重連動作を実行する場合に、前記重連動作にて処理対象となる原稿データの印刷動作を自装置が具備する印刷手段により実行させ、且つ、当該重連動作にて処理対象となる原稿データの印刷動作を前記他の画像処理装置においても実行させるべく当該重連動作にて処理対象となる原稿データを自装置から前記他の画像処理装置へ送信させる、制御手段と、を有し、当該自装置は、前記重連動作において自装置と前記他の画像処理装置とで互いに異なる処理条件でもって印刷動作を実行できるように構成され、且つ、その前記重連動作において自装置と前記他の画像処理装置とで互いに異なる処理条件でもって印刷動作を実行させる為の処理条件の設定を、前記自装置が具備する操作手段を介して、ユーザから受付可能にし、且つ、当該自装置は、前記重連動作において自装置と前記他の画像処理装置とで互いに異なる処理条件でもって印刷動作を実行させる為の処理条件の設定をユーザから受け付けるにあたり、自装置の印刷動作に係わる処理条件を設定する為の設定画面と、前記他の画像処理装置における印刷動作に係わる処理条件を設定する為の設定画面とを、個別に切換えて、且つ、どちらの装置の設定画面であるのかをユーザにより特定できるように、前記自装置が具備する操作手段の表示部により、表示させる、ことを特徴とする。
【0007】
また、本発明の画像処理システムは、印刷動作が実行可能な他の画像処理装置に原稿データを送信可能な画像処理装置に入力される原稿データの印刷動作を前記画像処理装置と前記他の画像処理装置とで分担して行う重連動作を実行させるための指示を、前記画像処理装置の操作手段を介して、ユーザから受付可能に構成され、且つ、前記画像処理システムは、前記重連動作を実行する場合に、前記重連動作にて処理対象となる原稿データの印刷動作を前記画像処理装置が具備する印刷手段により実行させ、且つ、当該重連動作にて処理対象となる原稿データの印刷動作を前記他の画像処理装置においても実行させるべく当該重連動作にて処理対象となる原稿データを前記画像処理装置から前記他の画像処理装置へ送信可能にし、且つ、前記画像処理システムは、前記重連動作において前記画像処理装置と前記他の画像処理装置とで互いに異なる処理条件でもって印刷動作を実行できるように構成され、且つ、その前記重連動作において前記画像処理装置と前記他の画像処理装置とで互いに異なる処理条件でもって印刷動作を実行させる為の処理条件の設定を、前記操作手段を介して、ユーザから受付可能にし、且つ、前記画像処理システムは、前記重連動作において前記画像処理装置と前記他の画像処理装置とで互いに異なる処理条件でもって印刷動作を実行させる為の処理条件の設定をユーザから受け付けるにあたり、前記画像処理装置の印刷動作に係わる処理条件を設定する為の設定画面と、前記他の画像処理装置における印刷動作に係わる処理条件を設定する為の設定画面とを、個別に切換えて、且つ、どちらの装置の設定画面であるのかをユーザにより特定できるように、前記操作手段の表示部により、表示させる、ことを特徴とする。
【0008】
また、本発明の画像処理システムは、複数台の画像処理装置を具備する画像処理システムであって、各画像処理装置は、夫々、自装置に入力される原稿データの印刷動作を自装置と他の1台の画像処理装置とで分担して行う重連動作を実行させるための指示を、自装置が具備する操作手段を介して、ユーザから受け付ける受付手段と、前記重連動作を実行する場合に、前記重連動作にて処理対象となる原稿データの印刷動作を自装置が具備する印刷手段により実行させ、且つ、当該重連動作にて処理対象となる原稿データの印刷動作を前記他の1台の画像処理装置においても実行させるべく当該重連動作にて処理対象となる原稿データを自装置から前記他の1台の画像処理装置へ送信させる、制御手段と、を有し、各画像処理装置は、夫々、前記重連動作において自装置と前記他の1台の画像処理装置とで互いに異なる処理条件でもって印刷動作を実行できるように構成され、且つ、その前記重連動作において自装置と前記他の1台の画像処理装置とで互いに異なる処理条件でもって印刷動作を実行させる為の処理条件の設定を、前記自装置が具備する操作手段を介して、ユーザから受付可能であり、前記重連動作において自装置と前記他の1台の画像処理装置とで互いに異なる処理条件でもって印刷動作を実行させる為の処理条件の設定をユーザから受け付けるにあたり、自装置の印刷動作に係わる処理条件を設定する為の設定画面と、前記他の1台の画像処理装置における印刷動作に係わる処理条件を設定する為の設定画面とを、個別に切換えて、且つ、どちらの装置の設定画面であるのかをユーザにより特定できるように、前記自装置が具備する操作手段の表示部により、表示させる、ことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0013】
図1は、本発明を適用可能なデジタル複写機の構成を示すブロック図である。リーダ部1は原稿の画像を読み取り、原稿画像に応じた画像データをプリンタ部2及び画像入出力制御部3へ出力する。プリンタ部2はリーダ部1及び画像入出力制御部3からの画像データに応じた画像を記録紙上に記録する。画像入出力制御部3はリーダ部1に接続されており、ファクシミリ部4、ファイル部5、ネットワークインターフェイス部7、LIPSフォーマッタ部8、ポストスクリプトフォーマッタ部9、コア部10などからなる。
【0014】
ファクシミリ部4は電話回線を介して受信した圧縮画像データを伸長して、伸長された画像データをコア部10へ転送し、又、コア部l0から転送された画像データを圧縮して、圧縮された圧縮画像データを電話回線を介して送信する。ファイル部5には光磁気ディスクドライブユニット6が接続されており、ファイル部5はコア部10から転送された画像データを圧縮し、その画像データを検索するためのキーワードとともに光磁気ディスクドライブユニット6にセットされた光磁気ディスクに記憶させる。又、ファイル部5はコア部l0を介して転送されたキーワードに基づいて光磁気ディスクに記憶されている圧縮画像データを検索し、検索された圧縮画像データを読み出して伸長し、伸長された画像データをコア部10へ転送する。
【0015】
ネットワークインターフェイス部7は、本発明に係わるホストコンピュータ、つまり、パーソナルコンピュータ又はワークステーション(PC/WS)llとコア部l0の間のインターフェイスである。また、同様にネットワーク接続されている他のデジタル複写機13と、コア部10間のインターフェイスにもなっている。本発明に関わる、ホストコンピュータからのプリントデータの受信を行う場合、このネットワークインターフェース7を介して行う。
【0016】
12はネットワークサーバーであり、ネットワーク制御の中枢である。ホストコンピュータからの印刷データ、たとえばPDLデータは、PC/WS11から、12を通じて、複写機のネットワークインターフェース部7に流れる場合もある。フォーマッタ部8、9はPC/WS11から転送されたPDLデータをプリンタ部2で記録できる画像データに展開するものである。コア部10については後述するが、コア部10はリーダ部1、ファクシミリ部4、ファイル部5、ネットワークインターフェイス部7、フォーマッタ部8、9のそれぞれの間のデータの流れを制御するものである。
【0017】
図2は、図1を用いて説明したデジタル複写機の断面図である。100は複写装置本体、180は循環式自動原稿送り装置(RDF)である。図1におけるリーダ部1は、図2の101〜109、プリンタ部2は、図2の110〜163に対応する。
【0018】
図2において、101は原稿載置台としてのプラテンガラスで、102はスキャナで、原稿照明ランプ103、走査ミラー104、105等で構成される。不図示のモータによりスキャナが所定方向に往復走査されて原稿の反射光を走査ミラー104〜106を介してレンズ108を透過してCCDセンサ109に結像する。
【0019】
107はレーザ、ポリゴンスキャナ等で構成された露光制御部で、イメージセンサ部109で電気信号に変換され、後述する所定の画像処理が行われた画像信号に基づいて変調されたレーザ光129を感光体ドラム110に照射する。
【0020】
感光体ドラム110の回りには、1次帯電器112、現像器171、転写帯電器118・119、クリーニング装置116、前露光ランプ114が装備されている。画像形成部126において、感光体ドラム110は不図示のモータにより図に示す矢印の方向に回転しており、1次帯電器112により所望の電位に帯電された後、露光制御部120からのレーザ光129が照射され、静電潜像が形成される。感光体ドラム110上に形成された静電潜像は、現像器171により現像されて、トナー像として可視化される。
【0021】
一方、上段カセット131あるいは下段カセット132からピックアップローラ133、134により給紙された転写紙は、給紙ローラ135、136により本体に送られ、レジストローラ137により転写ベルトに給送され、可視化されたトナー像が転写帯電器118により転写紙に転写される。転写後の感光体ドラムは、クリーナー装置116により残留トナーが清掃され、前露光ランプ114により残留電荷が消去される。
【0022】
転写後の転写紙は、転写ベルト130から分離され、定着前帯電器139、140によりトナーの像が再帯電され、定着器141に送られ加圧、加熱により定着され、排出ローラ142により本体100の外に排出される。
【0023】
138はレジストローラから送られた転写紙を転写ベルト130に吸着される吸着帯電器であり、139は転写ベルト130の回転に用いられると同時に、吸着帯電器138と対になって、転写ベルト130に転写紙を吸着帯電させる転写ベルトローラである。
【0024】
本体100には、例えば4000枚の転写紙を収納し得るデッキ150が装備されている。デッキ150のリフタ151は、給紙ローラ152に転写紙が常に当接するように転写紙の量に応じて上昇する。また、100枚の転写紙を収容し得る、マルチ手差し153が装備されている。
【0025】
さらに、図2において、154は排紙フラッパであり、両面記録側ないし多重記録側と排紙側の経路を切り替える。排紙ローラ142から送り出された転写紙は、この排紙フラッパ154により両面記録側ないし多重記録側に切り替えられる。また、157は両面記録と多重記録の経路を切り替える多重フラッパであり、これを左方向に倒すことにより、転写紙を反転パス155に介さず、直接下搬送パス158に導く。159は経路160を通じて転写紙を感光体ドラム126側に給紙する給紙ローラである。
【0026】
161は排紙フラッパ154の近傍に配置されて、この排紙フラッパ154により排出側に切り替えられた転写紙を機外に排出する排出ローラである。両面記録(両面複写)時には、排紙フラッパ154を上方に上げて、多重フラッパ157を右に倒し、複写済みの転写紙を搬送パス155で介したあと、多重フラッパ157を左に倒し、搬送パス158を介して、裏返した状態で再給紙トレイ156に格納する。また多重記録(多重複写)時には、排紙フラッパ154を上方に上げて、多重フラッパ157を左に倒し、複写済みの転写紙を搬送パス158で介したあと、再給紙トレイ156に格納する。再給紙トレイ156に格納されている転写紙が、下から1枚ずつ給紙ローラ159により経路160を介して本体のレジストローラ137に導かれる。
【0027】
本体から転写紙を反転して排出する時には、排紙フラッパ154を上方へ上げ、フラッパ157を右方向へ倒し、複写済みの転写紙を搬送パス155側へ搬送し、転写紙の後端が第1の送りローラ162を通過した後に、反転ローラ163によって第2の送りローラ162a側へ搬送し、排出ローラ161によって、転写紙を裏返して機外へ排出される。
【0028】
図3はリーダ部1のブロック図である。CCD209から出力された画像データはA/D・SH部2l0でアナログ/デジタル変換が行われるとともに、シェーディング補正が行われる。A/D・SH部2l0によって処理された画像データは画像処理部2llを介してプリンタ部2へ転送されるとともに、インターフェイス部213を介して画像入出力制御部3のコア部10へ転送される。CPU214は操作部500で設定された設定内容に応じて画像処理部2l1及びインターフェイス213を制御する。
【0029】
例えば、操作部500でトリミング処理を行って複写を行う複写モードが設定されている場合は、画像処理部211でトリミング処理を行わせてプリンタ部2へ転送させる。また、操作部500でファクシミリ送信モードが設定されている場合は、インターフェイス213から画像データと設定されたモードに応じた制御コマンドをコア部l0へ転送させる。このようなCPU214の制御プログラムはメモリ216に記憶されており、CPU214はメモリ216を参照しながら制御を行う。
【0030】
また、メモリ216はCPU214の作業領域としても使われる。さらに、メモリ216は、複写機ユーザの部門番号とパスワードを登録するためにも使用される。
【0031】
図4はコア部10のブロック図である。リーダ部1からの画像データはデータ処理部321へ転送されるとともに、リーダ部1からの制御コマンドはCPU323へ転送される。データ処理部321は画像の回転処理や変倍処理などの画像処理を行うものであり、リーダ部1からデータ処理部321へ転送された画像データは、リーダ部1から転送された制御コマンドに応じて、インターフェイス320を介してファクシミリ部4、ファイル部5、ネットワークインターフェイス部7へ転送される。
【0032】
また、ネットワークインターフェイス部7を介して入力された画像を表すコードデータは、データ処理部321に転送され、そのPDLがLIPSであるのかあるいはポストスクリプトであるのかを判定し、しかるべきフォーマッタ部8ないし9へ転送されて画像データに展開され、この画像データはデータ処理部321に転送された後、ファクシミリ部4やプリンタ部2へ転送される。
【0033】
ファクシミリ部4からの画像データは、データ処理部321へ転送された後、プリンタ部2やファイル部5、ネットワークインターフェイス部7へ転送される。また、ファイル部5からの画像データは、データ処理部121へ転送された後、ブリンタ部2やファクシミリ部4、ネットワークインターフェイス部7へ転送される。
【0034】
CPU323はメモリ324に記憶されている制御プログラム、及びリーダ部1から転送された制御コマンドに従ってこのような制御を行う。また、メモリ324はCPU323の作業領域としても使われる。ネットワークインターフェース部7にはMIB(Management Information Base)と呼ばれるデーターベースが構築されており、SNMPプロトコルを介してネットワーク上のコンピュータと通信し、プリンタの管理が可能になっている。
【0035】
このように、コア部10を中心に、原稿画像の読み取り、画像のプリント、画像の送受信、画像の保存、コンピュータからのデータの入出力などの機能を複合させた処理を行うことが可能である。
【0036】
図5は本実施形態におけるデジタル複写機の操作部500に表示される基本画面を示す説明図である。なお、この画面はタッチパネルとなっており、それぞれ表示される機能の枠内を触れることにより、その機能が実行される。
【0037】
コピーモードキー524は、複写動作を行う場合に押すキーである。そしてこのキー524が押されたときに、図7に示すコピーモードの画面を表示する。拡張機能キー501は、このキーを押すことによって両面複写、多重複写、移動、とじ代の設定、枠消しの設定等のモードに入る。画像モードキー502は、複写画像に対して網掛け、影付け、トリミング、マスキングを行うための設定モードに入る。ユーザモードキー503は、モードメモリの登録、標準モード画面の設定が行える。応用ズームキー504は、原稿のX方向、Y方向を独立に変倍するモード、原稿サイズと複写サイズから変倍率を計算するズームプログラムのモードに入る。
【0038】
M1キー505、M2キー506、M3キー507は、それぞれに登録されたモードメモリを呼び出す際に押すキーである。オプションキー509は、フィルムから直接複写するためのフィルムプロジェクタ等のオプション機能の設定を行うキーである。
【0039】
ソータキー510は、メカソータを使用するか、電子ソータを使用するかの設定、ソータのソート、グループ等のモード設定を行うキーである。原稿混載キー511は、原稿フィーダにA4サイズとA3サイズ、またはB5サイズとB4サイズの原稿を一緒にセットする際に押すキーである。
【0040】
等倍キー512は、複写倍率を100%にする際に押すキーである。縮小キー514、拡大キー515は、定型の縮小、拡大を行う際に押すキーである。用紙選択キー513は、複写用紙の選択を行う際に押すキーである。濃度キー518、520は、キー518を押す毎に濃く複写され、キー520を押す毎に薄く複写される。濃度表示517は、濃度キーを押すと表示が左右に変化する。AEキー519は、新聞のように地肌の濃い原稿を自動濃度調整複写するときに押すキーである。
【0041】
HiFiキー521は、写真原稿のように中間調の濃度が多い原稿の複写の際に押すキーである。文字強調キー522は、文字原稿の複写で文字を際だたせたい場合に押すキーである。ガイドキー523は、あるキーの機能がわからないとき押すキーであり、そのキーの説明が表示される。
【0042】
ファックスキー525は、ファックスを行うときに押すキーであり、ファイルキー526は、ファイルデータを出力したいときに押すキーである。プリンタキー427は、プリントの濃度を変更したり、リモートのホストコンピュータからのPDLデータのプリント出力結果を参照したい場合に押すキーである。
【0043】
530は、プリンタ選択キーであり、本発明に係わる、リモートコピー、重連コピー行う場合の受信側複写機を選択する際に押すキーである。これを押した場合、図7の画面となる。
【0044】
図6は、本発明に係わる、リモートコピー、重連コピーを可能とした画像出力システムの図を示している。
【0045】
13、20、21は、これまで説明してきた構成を備えるデジタル複写機である。デジタル複写機13、20、21は、お互いにネットワークを通じて、例えば、TCP/IPなどのプロトコルで、部門IDや、画像データのやりとりを行う。
【0046】
たとえば、リモートコピー、重連コピーの送信側としてデジタル複写機13、受信側としてデジタル複写機20としてもよい。その場合、デジタル複写機13のスキャナで読み取った原稿画像データを、ネットワークを介して、デジタル複写機20に送信し、デジタル複写機20のプリンタでプリントし、リモートコピーを行う。または、このとき、デジタル複写機13のプリンタにも同時に原稿画像データをプリントすることで、重連コピーを行う。
【0047】
例えば、デジタル複写機13に5部プリント、デジタル複写機20に5部プリントすることで、1台の複写機で10部プリントするよりも、2倍近い速さで同じ10部のプリントを得ることができる。さらに、受信側のデジタル複写機として、21を加え、送信側であるデジタル複写機13のプリンタで4部プリント、受信側であるデジタル複写機20で3部プリント、受信側であるデジタル複写機21で3部プリントし、さらに速いパフォーマンスで、合計10部のプリントを得ることができる。
【0048】
図7は、図5に示す画面おいて、プリンタ選択キー530を押した場合に表示する操作部500の様子を示す図である。ここで、リモートコピーまたは重連コピーの受信側の複写機を選択する。
【0049】
700は、複写機名称欄であり、ネットワークに接続されている、受信側の複写機の名称を表示している。701は状況表示欄であり、受信側の複写機と通信ができているかどうかを示している。通信が正常ならOK、異常か、受信側の複写機の電源がOFFなら、NGと表示している。
【0050】
702は、IPアドレス欄であり、各受信側の複写機のIPアドレスを表示している。例えば、総務GP215というデジタル複写機とは、通信可能であり、GP215のデジタル複写機のIPアドレスが、123.456.789.000であることを示している。703は、IPアドレス指定欄であり、この部分をタッチした後、図示しないテンキーによりIPアドレスを入力し、検索キー709を押して、新規の受信側の複写機をサーチすることができる。サーチが成功したら、名称欄704に、検索された受信側の複写機の名称が表示され、状況欄705がOKとなる。一定時間検索しても見つからなかったときは、例えば「複写機が見つかりません」等のメッセージを図7の上部に表示する。706、707は、それぞれ下スクロールキー、上スクロールキーであり、受信側の複写機の一覧が一画面で表示しきれない場合、画面をスクロールする。
【0051】
708は重連キーであり、指定した受信側複写機と重連コピーを行う場合に押す。押したらキーが反転し(黒くなって)、重連コピーを行うことになり、もう一度押したらキーが白くなり重連コピーでなく、リモートコピーを行うことになる。また、複写機を指定する場合は、指定したい複写機の名称欄をタッチし、表示を反転させる。図7の場合、総務GP215が指定された状態となる。710はOKキーであり、受信側複写機として指定した複写機の名称欄を押して、リモートコピー、あるいは重連コピーを行いたい場合に押し、図5の画面に戻る。あるいは、何も指定せずに、OKキーを押し、図5の画面に戻ってもよい。受信側複写機を指定して、図5に戻った場合、530プリンタ選択キーのかわりに、後述するリモートキーが表示される。指定せず図5に戻った場合、530プリンタ選択キーは、そのままの状態で表示される。
【0052】
図8は、図7において、重連キー708を押し重連コピーが指定された場合に表示する操作部500の様子を示す図である。操作部500のタッチパネルは、送信側のコピーモードを設定する表示画面と、受信側のコピーモードを設定する表示画面を切換えて表示できるようになっている。この表示画面では、モード・ステータス表示部530に、送信側のモード情報と、ステータス情報が表示され、送信側のコピーモードを設定できる。ここで、リモートキー531を押すと、コピーモードの設定画面が切換わり、図9の画面が現れる。
【0053】
図9は、図8において、リモートキー531を押し受信側の複写機20が選択された場合に表示する、操作部500の様子を示す図である。この表示画面では、モード・ステータス表示部530に、受信側のモード情報と、ステータス情報が表示され、受信側のコピーモードを設定できる。この表示画面に表示する受信側複写機20の装置情報は、予め操作部500等から登録され、送信側複写機13の記憶装置に記憶されている。なお、受信側の装置情報は、受信側複写機が選択されたことに応じて、受信側複写機からネットワークを介して取得するようにしてもよい。
【0054】
ここで、操作キーや、装置情報等の表示形式は、共通に実行可能な情報に関して、送信側での設定画面と同一としている。本実施形態では、送信側と受信側とで複写機の構成が同一であるとして説明しているので、表示画面を切換えキー以外は、全く同じものが表示される。しかし、互いの複写機の構成が異なり、例えば、送信側の複写機20が、ソート機能を備えていない場合においては、ソータキー510は、グレイアウト表示、または消去される。
【0055】
図9の表示画面において、濃度キー518を数回押し、重連コピーを開始すると、送信側とは独立した、別のコピーモードを設定することができる。これにより、送信側の複写機では通常の濃度でプリントが行われ、受信側の複写機では通常の濃度より濃い濃度でプリントを行うことができる。ローカルキー532を押すと送信側の設定画面に戻る。
【0056】
次に、図10において、リモートコピーまたは重連コピーを行う場合における、送信側の複写機13の制御フローを説明する。なお、以下の処理は、コア部3のCPU323により制御され、実行される。
【0057】
まず、図5の操作部500における操作者の入力に応じて、コピーモード、例えば、片面コピー10部などの設定を行う(S501)。
【0058】
そして、図5のプリンタ選択キー530の押下に応じて表示される図7の選択画面において、受信側の複写機20の選択を行う。例えば、総務GP215の表示を反転させ、OKキー710が押されることにより、総務GP215が重連コピー先として選択される(S502)。ここで、総務GP215が、図6に示される受信側の複写機20に対応している。
【0059】
次に、選択した受信側の複写機がコピー可能かどうかを判断する(S503)。ステップS503において、例えば、両面コピーを行うのに、受信側の複写機に両面ユニットが無い場合など、コピーが行えないと判断した場合は、図5の上部に警告メッセージを表示する(S504)。つまり、ステップS503において、受信側複写機とネットワークを介して通信を行い、受信側複写機の両面ユニットの装着状況等、受信側複写機の情報を取得している。なお、ステップS504において警告メッセージを表示した後は、ステップS501に戻る。
【0060】
ステップS503において、選択した受信側の複写機がコピー可能であると判断した場合、操作部500には、図9に示した受信側の複写機20のコピーモード設定画面が表示される。そして、操作者による操作入力に応じて、受信側のコピーモード、例えば、濃度を1段階濃くする、などの設定を行う(S505)。なお、設定したコピーモード情報は一旦メモリ216に格納される。
【0061】
次に、コピー動作を開始し、原稿画像をスキャンして、画像データをメモリ216に蓄積する(S506)。そして、全原稿をスキャンして画像データをすべてメモリ216に蓄積し終わったかを判断し(S507)、まだ終わってないと判断されたら、ステップS506に戻り、読み取りと蓄積動作を続ける。ステップS506の読み取りと蓄積動作が終わったと判断されたなら、コピーモードがリモートコピーか、重連コピーかを判断する(S508)。
【0062】
ステップS508において、重連キー708が押されている、重連コピーであると判断した場合、メモリ216に蓄積されている画像データを読み出し、プリントする(S509)。
【0063】
重連コピーではなく、リモートコピー等であると判断した場合や、重連コピーにおけるS509での処理が終了した場合、メモリ216から、原稿画像データを読み出し、読み出した画像データを、CPU214、画像処理部211、I/F213、I/F322、データ処理部321、I/F320を介して、ネットワークインターフェース部7に転送する。そして、ネットワークを通じて、受信側複写機20へ、原稿画像データを転送する。また、このとき、ステップS505において設定したコピーモード情報も同様にメモリ216から読出し、受信側複写機20へ転送する(S510)。
【0064】
そして、全原稿画像データとコピーモード情報等、コピー情報データを読み出し、転送終了したかを判断し(S511)、終了していないと判断した場合、ステップS508に戻る。画像データの転送が終了したと判断した場合、重連コピーで必要部数分、送信側複写機でプリント終了したかを判断する(S512)。ここで、まだ終了していないと判断した場合、画像データを1部プリントし(S513)、ステップS512に戻る。そして、必要部数分プリントしたと判断した場合、送信側の複写機13における処理が終了する。
【0065】
次に、リモートコピーまたは重連コピーを行った場合における、受信側の複写機20の制御フローを図11に示す。なお、以下の処理は、コア部3のCPU323により制御され、実行される。
【0066】
まず、送信側複写機13において転送されたコピー情報データを受信したかを判断する(S601)。
【0067】
次に、受信側複写機のネットワークインタフェース部7、I/F320、データ処理部321、I/F322、I/F213画像処理部211を介してコピー情報データを受信し、メモリ216に蓄える(S602)。
【0068】
そして、メモリ216に格納された原稿画像データとコピーモード情報を、読み出し、送信側において設定された濃度値を画像処理部211に設定する。そして、画像処理部211において、設定された濃度値に変換する処理を画像データに対して施す。そして、処理が施された画像データを一旦メモリ216に記憶した後、画像処理部211を介してプリンタ部2に転送し、プリントする(S603)。
【0069】
全原稿画像データを受信したかを判断し(S604)、受信していないなら、ステップS602に戻る。ステップS604において受信し終わったら、コピー情報データ内のコピーモード情報で指示された全部数分プリントし終わったかを判断し(S605)、まだなら、同様に、メモリ216に格納された原稿画像データを読み出し、画像処理部211を介してプリンタ部2に転送し1部プリントをして(S606)、ステップS605に戻る。S605で全部数分プリントし終わったと判断したら、受信側の複写機13における処理が終了する。
【0070】
以上説明してきたように、本実施形態では、重連コピーの際に、操作部500から、送信側の複写機13に関するコピーモード情報とは別に、受信側の複写機20に関するコピーモード情報を設定できるようにすることにより、コピーモードを複写機毎にわけてコピーを行うことができる。
【0071】
また、受信側の複写機20が選択されたことに応じて、受信側の複写機20に関するコピーモード情報設定画面と、送信側の複写機13に関するコピーモード情報設定画面とを、タッチパネルに切換え表示することにより、コピーモード設定を行っている装置を明確に区別できるので、設定における誤操作を回避することができる。
【0072】
また、装置毎のコピーモード情報設定画面を切換えるための切換えキーをタッチパネルに表示することや、送信側の複写機13と受信側の複写機20との間で共通に実行可能なコピーモード情報に関しては、同じ表示形式でタッチパネルに表示することにより、切換え操作や、モード情報入力操作を容易に行うことができる。
【0073】
(他の実施形態)
上記実施形態では、コピーモード情報として、濃度情報の場合で説明したが、本発明はこれに限るものではない。すなわち、濃度のほか、例えば、倍率、画質、出力部数、両面印刷、排紙方法等でもよい。
【0074】
また、上記実施形態では、画像処理装置として、デジタル複写機を用いたが、本発明は、これに限るものではない。例えば、受信側の画像処理装置として、プリンタ装置単体やファクシミリ装置単体を用いてもよい。
【0075】
また、上記実施形態では、2台の装置を用いた重連コピーで説明したが、本発明は、これに限るものではなく、3台以上の装置を用いた重連コピーにも適用可能であることはいうまでもない。
【0076】
さらに、本発明は、送信側、受信側の2つの装置のみでなく、それ以外の装置を用いて実施されてもよい。例えば、画像処理装置に関る処理を、スキャナ装置とパーソナルコンピュータ(PC)とプリンタ装置から構成されるコピーシステムを用いて実行させてもよい。この場合、画像データの読み取りのみをスキャナ装置に実行させ、スキャナ装置を管理するPCにおいて、上述のコピーモード設定画面を用いたプリンタ装置毎の設定処理を行い、プリンタ装置毎に設定に基づいたコピー制御を行うような構成が考えられる。この装置構成の場合、PCにおいて実行されるコピーアプリケーションが、本発明の処理を実行することになる。
【0077】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の本発明によれば、印刷動作が実行可能な他の画像処理装置に原稿データを送信可能な画像処理装置であって、自装置に入力される原稿データの印刷動作を自装置と前記他の画像処理装置とで分担して行う重連動作を実行させるための指示を、自装置が具備する操作手段を介して、ユーザから受け付ける受付手段と、前記重連動作を実行する場合に、前記重連動作にて処理対象となる原稿データの印刷動作を自装置が具備する印刷手段により実行させ、且つ、
当該重連動作にて処理対象となる原稿データの印刷動作を前記他の画像処理装置においても実行させるべく当該重連動作にて処理対象となる原稿データを自装置から前記他の画像処理装置へ送信させる、制御手段と、を有し、当該自装置は、前記重連動作において自装置と前記他の画像処理装置とで互いに異なる処理条件でもって印刷動作を実行できるように構成され、且つ、その前記重連動作において自装置と前記他の画像処理装置とで互いに異なる処理条件でもって印刷動作を実行させる為の処理条件の設定を、前記自装置が具備する操作手段を介して、ユーザから受付可能にし、且つ、当該自装置は、前記重連動作において自装置と前記他の画像処理装置とで互いに異なる処理条件でもって印刷動作を実行させる為の処理条件の設定をユーザから受け付けるにあたり、自装置の印刷動作に係わる処理条件を設定する為の設定画面と、前記他の画像処理装置における印刷動作に係わる処理条件を設定する為の設定画面とを、個別に切換えて、且つ、どちらの装置の設定画面であるのかをユーザにより特定できるように、前記自装置が具備する操作手段の表示部により、表示させることにより、前記重連動作の制限事項を減らすことができ、自装置と前記他の画像処理装置とで前記重連動作における印刷動作に係わる処理条件を異ならせることができ、自装置と前記他の画像処理装置とで夫々区別して処理条件の設定が可能となり、操作性が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能なデジタル複写機の構成を示すブロック図である。
【図2】図1を用いて説明したデジタル複写機の断面図である。
【図3】リーダ部1のブロック図である。
【図4】コア部10のブロック図である。
【図5】デジタル複写機の表示部に表示される基本画面を示す説明図である。
【図6】本発明に係わる、リモートコピー、重連コピーを可能とした画像出力システムを説明するための図である。
【図7】プリンタ選択キー530を押した場合に表示する操作部の様子を示す図である。
【図8】図7において、重連キー708を押し重連コピーが指定された場合に表示する操作部の様子を示す図である。
【図9】図8において、リモートキー531を押し、受信側の複写機のコピーモード指定する操作部の様子を示す図である。
【図10】リモートコピーまたは重連コピーを行う場合の送信側の複写機13の制御フローを説明する。
【図11】受信側の複写機20においてリモートコピーまたは重連コピーを行った場合の制御フローを示す図である。
【符号の説明】
1 リーダ部
2 プリンタ部
3 画像入出力制御部
10 コア部
13 デジタル複写機
20 デジタル複写機
21 デジタル複写機
100 複写装置本体
213 インターフェース
214 CPU
216 メモリ
320 インターフェース
322 I/F
323 CPU
324 メモリ
524 コピーキー
528 IDキー
530 モード・ステータス表示部
700 複写機名称欄
701 状況表示欄
702 IPアドレス欄
703 IPアドレス指定欄
704 名称欄
705 状況欄
708 重連キー
710 OKキー
531 リモートキー
532 ローカルキー

Claims (15)

  1. 印刷動作が実行可能な他の画像処理装置に原稿データを送信可能な画像処理装置であって、
    自装置に入力される原稿データの印刷動作を自装置と前記他の画像処理装置とで分担して行う重連動作を実行させるための指示を、自装置が具備する操作手段を介して、ユーザから受け付ける受付手段と、
    前記重連動作を実行する場合に、
    前記重連動作にて処理対象となる原稿データの印刷動作を自装置が具備する印刷手段により実行させ、且つ、当該重連動作にて処理対象となる原稿データの印刷動作を前記他の画像処理装置においても実行させるべく当該重連動作にて処理対象となる原稿データを自装置から前記他の画像処理装置へ送信させる、制御手段と、を有し、
    当該自装置は、
    前記重連動作において自装置と前記他の画像処理装置とで互いに異なる処理条件でもって印刷動作を実行できるように構成され、且つ、その前記重連動作において自装置と前記他の画像処理装置とで互いに異なる処理条件でもって印刷動作を実行させる為の処理条件の設定を、前記自装置が具備する操作手段を介して、ユーザから受付可能にし、
    且つ、当該自装置は、
    前記重連動作において自装置と前記他の画像処理装置とで互いに異なる処理条件でもって印刷動作を実行させる為の処理条件の設定をユーザから受け付けるにあたり、自装置の印刷動作に係わる処理条件を設定する為の設定画面と、前記他の画像処理装置における印刷動作に係わる処理条件を設定する為の設定画面とを、個別に切換えて、且つ、どちらの装置の設定画面であるのかをユーザにより特定できるように、前記自装置が具備する操作手段の表示部により、表示させる、ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記受付手段は、自装置に入力される原稿データの印刷動作を自装置では行わずに他の画像処理装置のみで行うリモートコピー動作を実行させる為の指示を、前記自装置が具備する操作手段を介して、ユーザから受付可能にする、ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 他の画像処理装置を、前記自装置が具備する操作手段の表示部に表示させる、画像処理装置の名称を示した一覧表示画面を介して、ユーザにより選択可能にする、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記表示部は、装置情報と操作キーを表示するタッチパネルであり、前記タッチパネルは、前記重連動作にて自装置と他の画像処理装置とで全く同じ処理条件が設定可能な場合に、自装置の印刷動作に係わる処理条件を設定する為の設定画面が具備する操作キーと同じ操作キーを、前記他の画像処理装置における印刷動作に係わる処理条件を設定する為の設定画面にて表示することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の画像処理装置。
  5. 前記制御手段は、
    他の画像処理装置へ送信すべき原稿データの全てを自装置が具備する記憶手段に記憶した後に、自装置から他の画像処理装置へ原稿データの送信を開始させる、ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の画像処理装置。
  6. 前記自装置の印刷動作に係わる処理条件を設定する為の設定画面には自装置のステータス情報を示し、前記他の画像処理装置の印刷動作に係わる処理条件を設定する為の設定画面には当該他の画像処理装置のステータス情報を示すように構成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記重連動作において自装置と前記他の画像処理装置とで互いに異なる処理条件は、濃度、倍率、画質、出力部数、両面印刷、排紙方法のうち、少なくとも何れかであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 印刷動作が実行可能な他の画像処理装置に原稿データを送信可能な画像処理装置に入力される原稿データの印刷動作を前記画像処理装置と前記他の画像処理装置とで分担して行う重連動作を実行させるための指示を、前記画像処理装置の操作手段を介して、ユーザから受付可能に構成された画像処理システムであって、
    前記画像処理システムは、
    前記重連動作を実行する場合に、前記重連動作にて処理対象となる原稿データの印刷動作を前記画像処理装置が具備する印刷手段により実行させ、且つ、当該重連動作にて処理対象となる原稿データの印刷動作を前記他の画像処理装置においても実行させるべく当該重連動作にて処理対象となる原稿データを前記画像処理装置から前記他の画像処理装置へ送信可能にし、
    且つ、前記画像処理システムは、
    前記重連動作において前記画像処理装置と前記他の画像処理装置とで互いに異なる処理条件でもって印刷動作を実行できるように構成され、且つ、その前記重連動作において前記画像処理装置と前記他の画像処理装置とで互いに異なる処理条件でもって印刷動作を実行させる為の処理条件の設定を、前記操作手段を介して、ユーザから受付可能にし、
    且つ、前記画像処理システムは、
    前記重連動作において前記画像処理装置と前記他の画像処理装置とで互いに異なる処理条件でもって印刷動作を実行させる為の処理条件の設定をユーザから受け付けるにあたり、前記画像処理装置の印刷動作に係わる処理条件を設定する為の設定画面と、前記他の画像処理装置における印刷動作に係わる処理条件を設定する為の設定画面とを、個別に切換えて、且つ、どちらの装置の設定画面であるのかをユーザにより特定できるように、前記操作手段の表示部により、表示させる、ことを特徴とする画像処理システム。
  9. 複数台の画像処理装置を具備する画像処理システムであって、
    各画像処理装置は、夫々、
    自装置に入力される原稿データの印刷動作を自装置と他の1台の画像処理装置とで分担して行う重連動作を実行させるための指示を、自装置が具備する操作手段を介して、ユーザから受け付ける受付手段と、
    前記重連動作を実行する場合に、
    前記重連動作にて処理対象となる原稿データの印刷動作を自装置が具備する印刷手段により実行させ、且つ、当該重連動作にて処理対象となる原稿データの印刷動作を前記他の1台の画像処理装置においても実行させるべく当該重連動作にて処理対象となる原稿データを自装置から前記他の画像処理装置へ送信させる、制御手段と、を有し、
    各画像処理装置は、夫々、
    前記重連動作において自装置と前記他の1台の画像処理装置とで互いに異なる処理条件でもって印刷動作を実行できるように構成され、且つ、その前記重連動作において自装置と前記他の1台の画像処理装置とで互いに異なる処理条件でもって印刷動作を実行させる為の処理条件の設定を、前記自装置が具備する操作手段を介して、ユーザから受付可能であり、
    前記重連動作において自装置と前記他の1台の画像処理装置とで互いに異なる処理条件でもって印刷動作を実行させる為の処理条件の設定をユーザから受け付けるにあたり、自装置の印刷動作に係わる処理条件を設定する為の設定画面と、前記他の1台の画像処理装置における印刷動作に係わる処理条件を設定する為の設定画面とを、個別に切換えて、且つ、どちらの装置の設定画面であるのかをユーザにより特定できるように、前記自装置が具備する操作手段の表示部により、表示させる、ことを特徴とする画像処理システム。
  10. 前記受付手段は、自装置に入力される原稿データの印刷動作を自装置では行わずに他の画像処理装置のみで行うリモートコピー動作を実行させる為の指示を、前記自装置が具備する操作手段を介して、ユーザから受付可能である、ことを特徴とする請求項9記載の画像処理システム。
  11. 各画像処理装置は、夫々、他の画像処理装置を、前記自装置が具備する操作手段の表示部に表示させる、画像処理装置の名称を示した一覧表示画面を介して、ユーザにより選択可能にする、ことを特徴とする請求項9又は10に記載の画像処理システム。
  12. 前記表示部は、装置情報と操作キーを表示するタッチパネルであり、前記タッチパネルは、前記重連動作にて自装置と他の画像処理装置とで全く同じ処理条件が設定可能な場合に、自装置の印刷動作に係わる処理条件を設定する為の設定画面が具備する操作キーと同じ操作キーを、前記他の画像処理装置における印刷動作に係わる処理条件を設定する為の設定画面にて表示することを特徴とする請求項9〜11の何れかに記載の画像処理システム。
  13. 前記制御手段は、他の画像処理装置へ送信すべき原稿データの全てを自装置が具備する記憶手段に記憶した後に、自装置から他の画像処理装置へ原稿データの送信を開始させる、ことを特徴とする請求項9〜12の何れかに記載の画像処理システム。
  14. 前記自装置の印刷動作に係わる処理条件を設定する為の設定画面には自装置のステータス情報を示し、前記他の画像処理装置の印刷動作に係わる処理条件を設定する為の設定画面には当該他の画像処理装置のステータス情報を示すように構成されることを特徴とする請求項9〜13のいずれかに記載の画像処理システム。
  15. 前記重連動作において自装置と前記他の画像処理装置とで互いに異なる処理条件は、濃度、倍率、画質、出力部数、両面印刷、排紙方法のうち、少なくとも何れかであることを特徴とする請求項9〜14のいずれかに記載の画像処理システム。
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