JP3869632B2 - リニアコンプレッサの駆動制御装置 - Google Patents

リニアコンプレッサの駆動制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はリニアコンプレッサの駆動制御装置に関し、特に、リニアモータによってシリンダ内でピストンを往復運動させて圧縮ガスを生成するリニアコンプレッサの駆動制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、冷蔵庫のような冷却装置において膨張した冷媒ガスを圧縮する機構としてリニアコンプレッサの開発が進められている。このリニアコンプレッサでは、リニアモータによってシリンダ内でピストンを往復運動させることでガスの圧縮が行なわれる。
【0003】
このようなリニアコンプレッサでは、リニアモータの駆動電流とピストンの速度との位相が一致しているときに高い効率が得られる。すなわち、駆動電流の周波数がリニアコンプレッサのハード構成やガスのばね定数等から定まる共振周波数に一致しているときに高い効率が得られることになる。また、ピストンヘッドとシリンダ内壁端部の最近接距離が最小値に維持されている場合に最も高い効率が得られる。
【0004】
一方、リニアコンプレッサの共振周波数は負荷状況によって変動するため、高い効率で運転を続けるためには、駆動周波数が共振周波数付近の許容範囲内に入るように、駆動周波数の変更処理が行なわれる。
【0005】
駆動周波数が共振周波数に近づくとピストンの駆動に必要な電力が減少するため、一時的に過大な駆動電流がリニアモータに供給されることになる。このため、ピストンの振幅が目標の振幅を越えてシリンダの上壁に衝突するおそれがある。
【0006】
このようなピストンのオーバーストロークを回避するために、たとえば、特開平10−115290号公報に記載されたリニアコンプレッサの駆動装置では、駆動電流の基準となる電流指令値を算出する際の電流ゲインをあらかじめ数%減少させていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したリニアコンプレッサの駆動装置では、以下に示すような問題があった。
【0008】
従来のリニアコンプレッサの駆動装置においては、駆動周波数を変更した後に、駆動周波数が共振周波数付近の許容範囲内であるかどうかが確認される。駆動周波数がその許容範囲内にない場合には、駆動周波数が許容範囲内に入るまで駆動周波数の変更とその確認が繰返される。
【0009】
上述したように、駆動周波数を変更する際にはピストンのオーバーストロークを回避するために電流ゲインが数%削減される。このため、駆動周波数の変更が連続するとピストンの振幅(ストローク)が必要以上に小さくなることがあった。その結果、シリンダ内から吐出する吐出ガスの流量が減少してコンプレッサの効率が低下するという問題があった。
【0010】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、駆動周波数を変更する際に、ピストンのストロークが必要以上に小さくなることが防止できるリニアコンプレッサの駆動制御装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るリニアコンプレッサの駆動制御装置は、電流指令手段と、位置検出手段と、振幅検出手段と、周波数制御手段と、振幅制御手段とを備えている。電流指令手段は、ピストンの位置の基準となる位置関数に従って電流指令値を生成し、その電流指令値に応じた駆動電流を発生させる。位置検出手段は、シリンダ内におけるピストンの位置を検出する。振幅検出手段は、シリンダ内のピストンの振幅を検出する。周波数制御手段は、駆動周波数を目標の共振周波数に合わせる。振幅制御手段は、振幅検出手段によって検出されたピストンの振幅に基いて、ピストンの振幅ををあらかじめ定められた目標の振幅に一致させる。周波数制御手段では、駆動周波数が目標の共振周波数の許容値の範囲内にない場合に、駆動周波数を目標の共振周波数に合わせる処理が行なわれ、駆動周波数が許容値の範囲内にある場合には、駆動周波数を目標の共振周波数に合わせる処理は行われない。また、振幅制御手段では、周波数制御手段において駆動周波数を目標の共振周波数に合わせる際に、振幅検出手段によって検出されたピストンの振幅が、目標の振幅よりも小さい所定の基準振幅を超える場合には、ピストンの振幅を減少させるための振幅減少処理が行なわれ、ピストンの振幅が所定の基準振幅を超えない場合には振幅減少処理は行われない。
【0012】
この構成によれば、周波数制御手段において駆動周波数を目標の共振周波数に合わせる際に、ピストンの振幅が目標の振幅よりも小さい所定の基準振幅を超え場合には、ピストンの振幅を減少させるための振幅減少処理を行ない、ピストンの振幅が所定の基準振幅を超えない場合には振幅減少処理を行なわない。そして、駆動周波数が共振周波の許容値の範囲内に入れば、駆動周波数の変更処理は行なわれず、ピストンの振幅は目標の振幅に合わせられることになる。これにより、駆動周波数を共振周波数に近づける処理を繰り返す場合でも、ピストンの振幅(ストローク)が必要以上に小さくなることがなくなる。その結果、ガスの吐出量が低下してリニアコンプレッサの効率が低下するのを防ぐことができる。
【0013】
そのような振幅減少処理としては、電流指令手段で生成される電流指令値をあらかじめ定められた割合に減少させる処理を含んでいることが好ましい。また、位置関数の振幅をあらかじめ定められた割合に減少させる処理を含んでいることが好ましい。
【0014】
好ましくは、シリンダ内におけるピストンの速度を検出するための速度検出手段と、電流指令手段で生成された電流指令値と速度検出手段で検出された速度との位相差を検出する位相差検出手段とを備え、周波数制御手段では、位相差検出手段によって検出された位相差がなくなるように位置関数の周波数が制御される。
【0015】
これにより、駆動周波数が共振周波数に近づくように制御される。
また好ましくは、振幅検出手段では、その位置検出手段の検出結果に基づいてピストンの上死点と原点との間の長さに相当する上死点側振幅と、ピストンの下死点と原点との間の長さに相当する下死点側振幅とが検出され、振幅制御手段では、振幅検出手段によって検出された上死点側振幅および下死点側振幅のうちのいずれか大きい方が予め定められた目標の振幅に一致するように制御される。
【0016】
これにより、ピストンの中立点が原点からずれたとしても、ピストンがシリンダの上壁面に衝突するのを防止できる。なお、ここでいう原点とは、位置関数の振動の中心として定義される点である。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態に係るリニアコンプレッサの駆動制御装置について説明する。まず図3に、リニアコンプレッサの構造の一例を示す。図3に示すように、リニアコンプレッサ1は、円筒上のケーシング10の上端部および下端部にそれぞれ設けられた1対のシリンダ11a、11bと、そのシリンダ11a、11b内にそれぞれ嵌挿された1対のピストン12a、12bとを備えている。
【0018】
ピストン12a、12bのヘッドとシリンダ11a、11bの上壁との間には1対の圧縮室13a、13bがそれぞれ形成されている。各シリンダ11a、11bには、圧縮室13a、13b内のガス圧に応じて開閉する吸入バルブ14a、14bと吐出バルブ15a、15bがそれぞれ取付けられている。
【0019】
1対のピストン12a、12bは、1本のロッド16の一方の端部および他方の端部にそれぞれ連結されている。そのロッド16は、1対の軸受17a、17bおよびコイルばね18a、18bによって、ケーシング10およびシリンダ11a、11b内を往復動自在に支持されている。
【0020】
また、リニアコンプレッサ1は、ピストン12a、12bを往復駆動するためのリニアモータ20を備えている。リニアモータ20はボイスコイルモータであって、ヨーク部10aおよび永久磁石21を含む固定部と、コイル23および円筒状の支持部材24を含む可動部とを備えている。ヨーク部10aは、ケーシング10の一部を構成している。永久磁石21はヨーク部10aの内周壁に固定されている。
【0021】
支持部材24の一方の端部は、永久磁石21と本体胴部12外周壁との間の円筒状空間に遊挿され、他方の端部はロッド16の中央部に連結されている。コイル23は、支持部材24の一方の端部に取付けられ、永久磁石21に対向している。
【0022】
ロッド16の中央に突設したアーム160には、N極とS極とが一定ピッチで交互に着磁されたマグネット板42が固定されている。ケーシング10の内面に形成した突部100には、マグネット板42に対向して、MR素子41が取付けられている。MR素子41およびマグネット板42によって変位センサ4が構成される。その変位センサ4は、変位に応じたA相およびB相の出力と、ロッド16が1対のピストン12a、12bの原点位置に対したときのZ相への出力を有している。
【0023】
上述したリニアコンプレッサ1は、ピストン12a、12b、ロッド16、コイル23および支持部材24の質量、圧縮室13a、13bのガスのばね定数、コイルばね18のばね定数などから決まる共振周波数を有している。この共振周波数は通常商用電力の周波数(たとえば60Hz)付近に設定される。この共振周波数でリニアモータ20を駆動することにより、高い効率にて上下1対の圧縮室13a、13b内で交互にガスを圧縮することができる。
【0024】
次に、リニアコンプレッサの駆動制御装置としての駆動装置について説明する。図1は駆動装置2の構成を示すブロック図である。図1に示すように、リニアコンプレッサ1の駆動装置2は、モータドライバ3、制御回路5およびセンサ信号処理回路6を備えている。モータドライバ3は、リニアコンプレッサ1のリニアモータに駆動電流Iを供給する。制御回路5は、CPU、メモリ等からなるマイクロコンピュータによって構成され、CPUによる制御周期はたとえば150μsecである。
【0025】
リニアコンプレッサ1に設けられた変位センサ4から出力されるセンサ信号Sはセンサ信号処理回路6に供給されて方形波に変換される。その方形波の個数がカウントされそのカウンタト値に基づいてピストンの変位を表わす位置データPaが作成されて、制御回路5に供給される。
【0026】
制御回路5は、センサ信号処理回路6からの位置データPaに応じて制御信号φcを作成し、その制御信号φcをモータドライバ3へ出力して出力電流Iを制御する。
【0027】
図2は、図1に示す制御回路5の構成を示すブロック図である。図2に示すように、制御回路5は、位置指令値生成部30、位置・速度制御部31、電流指令手段としての電流指令値生成部32、位置検出手段としての位置・速度検出部33、振幅検出手段としての上下死点検出部34、電流・速度位相差検出部35、振幅制御手段としての電流ゲイン制御部36および振幅中立位置制御部37、周波数制御手段としての周波数制御部38から構成されている。
【0028】
位置・速度検出部33は、センサ信号処理回路6から位置データPaを取入れて、これを位置現在値Pnowとするとともに、位置現在値Pnowを微分して速度現在値Vnowを求める。
【0029】
上下死点検出部34は、位置・速度検出部33から得られる一連の位置現在値Pnowに基づいて、ピストン12a、12bの上死点と原点との間の長さに相当する上死点側振幅および下死点と原点との間の長さに相当する下死点側振幅を検出する。上死点側振幅および下死点側振幅の検出は、位置指令Prefの1サイクルが終了するごとに行われる。すなわち、位置指令Prefがゼロクロス点(−→+)を通過するごとに行なわれる。
【0030】
電流・速度位相差検出部35は、位置・速度検出部33で生成された速度現在値Vnowと電流指令値生成部32で生成された電流指令値Irefとの位相差を検出する。この位相差は、現在の駆動周波数と共振周波数のずれに応じた値となる。この位相差の検出は、位置現在値Pnowの1サイクルが終了するごとに行われる。すなわち、位置現在値Pnowがゼロクロス点(−→+)を通過するごとに行なわれる。
【0031】
周波数制御部38は、電流・速度位相差検出部35によって検出された位相差があらかじめ定められた許容値を超えているかどうかを判断し、超えている場合は位相差がなくなるように制御する。すなわち、共振周波数が得られるように、位置指令値生成部30で用いられる角周波数ωを補正し、補正後の角周波数ωを目標駆動周波数として位置指令値生成部30へ供給する。
【0032】
振幅中立位置制御部37は、上下死点検出部34で検出された上死点側振幅と下死点側振幅とを比較し、両振幅の差が小さくなるように位置指令値生成部30で用いられるシフト量Bを位置指令値Prefの1サイクルが終了するごとに制御する。すなわち、振幅中立位置制御部37は、上死点側振幅の方が下死点側振幅よりも大きい場合はシフト量Bを負側(下方向)に補正する。一方、上死点側振幅の方が下死点側振幅よりも小さい場合はシフト量Bを正側(上方向)に補正する。
【0033】
通常、シフト量Bはバルブの非対称性などの装置の特性によりほぼ一定になるため、シフト量Bの1回当りの作業量は小さな値(たとえば1μm)に設定されている。このようにシフト量Bを制御することにより、1対のピストン12a、12bのトップクリアランスを同じ値に精度よく制御することができる。
【0034】
位置指令値生成部30は、メモリに格納されたサインテーブルと、振幅Aと、角周波数ωと、シフト量Bと、式Pref=Asinωt+B(正弦関数)とに基づいて位置指令値Prefを生成し、生成した位置指令値Prefを位置・速度制御部31に与える。
【0035】
位置指令値Prefの生成に際し、位置指令値生成部30は、位置関数としてのサインテーブルから一定の周期(たとえば450μsec)で順次データを離散的に取出す。このときのデータの取り出し間隔によって駆動周波数が決まる。
【0036】
位置・速度制御部31は、位置指令値生成部30で生成された位置指令値Prefと位置・速度検出部33で生成された位置現在値Pnowと偏差Pref−Pnowに基づいて速度指令値Vrefを生成する。さらに、速度指令値Vrefと位置・速度検出部33で生成された速度現在値Vnowとの偏差Vref−Vnowに基づいて速度制御値Vcを生成する。
【0037】
電流ゲイン制御部36は、上下死点検出部34で検出された上死点側振幅と下死点側振幅とを比較し、上死点側振幅および下死点側振幅のうちのいずれか大きい方を最大振幅現在値Anowとし、この最大振幅現在値Anowがあらかじめ定められた最大振幅目標値Arefに一致するように電流指令値生成部32で用いられる電流ゲインGiの値をピストン12a、12bの振動の1サイクルごとに制御する。
【0038】
また、電流ゲイン制御部36は、ピストン12a、12bの往復運動の数百サイクルに1回の割合で、電流・速度位相差検出部35で検出された位相差があらかじめ定められた許容値を超えているかどうかを判断する。その位相差が許容値を超えていると判断される場合には、さらに位相差が所定の超過判断基準を超えているかどうかを判断する。
【0039】
位相差が所定の超過判断基準を超えていると判断される場合には、駆動周波数が共振周波数に近づくように、角周波数ωを補正する。そして、最大振幅現在値Anowと所定の基準振幅(位置)との大小関係を判断する。
【0040】
最大振幅現在値Anowが、所定の基準振幅よりも大きく最大振幅目標値Arefよりも小さいと判断される場合、すなわち、最大振幅現在値Anowが、所定の基準振幅を超える場合には、電流指令値生成部で用いられる電流ゲインGiの値を所定の割合だけ減少させる。一方、最大振幅現在値Anowが所定の基準振幅を超えない場合には、電流ゲインGiの値を減少させる処理を行なわない。
【0041】
また、位相差が所定の許容値を超えているが、所定の超過判断基準を超えていないと判断される場合には、電流ゲインGiを減少させることなく、位置指令値生成部30による最小分解能での周波数変更処理が実行される。
【0042】
なお、この実施の形態では、位相差の所定の超過判断基準として後述するように2段階の判断基準が設定されている。
【0043】
電流指令値生成部32は、位置・速度制御部31で生成された速度制御値Vcと、電流ゲインGiと、式Iref=Gi×Vcとに基づいて電流指令値Irefを生成する。さらに電流指令値Irefを制御信号φcに変換してモータドライバ3に与える。モータドライバ3の出力電流Iの制御は、たとえばPWM方式で行なわれる。
【0044】
上述した制御回路5においては、まず位置指令値生成部30で位置指令値Prefが生成され、位置・速度制御部31で速度制御値Vcが生成され、電流指令値生成部32で制御信号φcが生成される。モータドライバ3からリニアモータ20のコイル23に電流が供給されると、リニアモータ20の可動部が往復運動を開始してガスの圧縮が開始される。
【0045】
次に、図4および図5に示すフローチャートに基づいて、制御回路5の具体的な制御手続について説明する。まず、ステップS0では、サインテーブルから順次データを取り出す際のデータ取り出し間隔拡張値が算出される。
【0046】
次に、ステップS1では、位置・速度検出部33によって位置データPaの読込が行なわれ、ステップS2では、位置・速度検出部33によって位置現在値Pnowおよび速度現在値Vnowが算出される。
【0047】
ステップS3では、位置・速度制御部31によって速度制御が行なわれる。すなわち、位置・速度制御部31は、速度指令値Vrefと速度現在値Vnowとの偏差に基づいて速度制御値Vcを生成し、電流指令値生成部32に与える。
【0048】
ステップS4では、電流指令値生成部32によって速度制御値Vcと電流ゲインGiとの積である電流指令値Irefが生成される。ステップS5では、電流指令値生成部32から電流指令値Irefに応じた電流指令データ、すなわち制御信号φcがモータドライバ3に出力される。
【0049】
ステップS6では、制御回路に含まれる第1カウンタ(図示せず)のカウンタ値がインクリメント(+1)される。ステップS7では、第1カウンタのカウント値が設定値(本実施の形態では3)に到達したか否かが判断される。
【0050】
ステップS7において、第1カウンタのカウント値が設定値に到達したと判断される場合には、ステップS8に移行する。ステップS8では、位置指令値生成部30において、位置補正量および周波数設定値に基づいて振幅Aおよび角周波数ωが生成される。さらに、サインテーブルのデータ、振幅A、シフト量Bおよび角周波数ωに基づいて、位置指令値Pref=Asinωt+Bが生成される。
【0051】
次に、ステップS9では、位置・速度制御部31によって位置制御が行なわれる。すなわち、位置・速度制御部31は、位置指令値Prefと位置現在値Pnowとの偏差に基づいて速度指令値Vrefを生成する。位置制御が終了した後に、ステップS10に移行して第1カウンタのカウント値がリセットされる。
【0052】
ステップS7において第1カウンタのカウント値が設定値に到達していないと判断される場合には、ステップS8〜S10は実行されない。
【0053】
次にステップS11では、位置・速度検出部33によって位置指令値Prefの1サイクルが終了したか否かが判断される。なお、この判断は位置現在値が負の値から正の値にゼロクロスしたかどうかの判断に代えることも可能である。
【0054】
そのステップS11において、位置指令値Prefの1サイクルが終了したと判断される場合にはステップS12に移行する。ステップS12では、上下死点検出部34によって、位置・速度検出部33から得られる位置現在値Pnowの最大値および最小値に基づいて、ピストン12a、12bの上死点側振幅および下死点側振幅が算出される。
【0055】
次にステップ13では、振幅中立位置制御手段37によって上死点側振幅と下死点側振幅の大小関係が比較され、上死点側振幅の方が下死点側振幅より大きいと判断される場合には、ステップS14に移行する。ステップS14では、振幅中立位置制御部37によってシフト量Bの補正量として負の補正量が設定される。次にステップS15では、最大振幅現在値Anowとして上死点側振幅が設定される。
【0056】
ステップS13における上死点側振幅と下死点側振幅との大小比較の結果、下死点側振幅の方が上死点側振幅よりも大きいと判断される場合には、ステップS16に移行する。ステップS16では、振幅中立位置制御部37によってシフト量Bの補正量として正の補正量が設定される。次にステップS17では、最大振幅現在値Anowとして下死点側振幅が設定される。
【0057】
次にステップS18では、電流ゲイン制御部36によって最大振幅現在値Anowが最大振幅目標値Arefに一致するように電流ゲインGiが制御、設定される。ステップS19では、上下死点検出部34において位置現在値Pnowの最大値および最小値がリセットされる。
【0058】
ステップS11において、位置指令値Prefの1サイクルが終了しないと判断される場合には、ステップS12〜S19は実行されない。次にステップS20では、上下死点検出部34において位置現在値Pnowの最大値および最小値の検出・保持が行なわれる。
【0059】
ステップS21では、位置・速度検出部33によって位置現在値Pnowの1サイクルが終了したか否かが判断される。なお、この判断は位置現在値が負の値から正の値にゼロクロスしたかどうかの判断に代えることも可能である。そのステップS21において、位置現在値Pnowの1サイクルが終了したと判断される場合には、ステップS22に移行する。ステップS22では、電流・速度位相差検出部35によって電流指令値Irefと速度現在値Vnowの位相差が検出される。
【0060】
次にステップS23では、第2カウンタ(図示せず)のカウント値がインクリメントされる。次にステップS24では、第2カウンタのカウント値が設定値(たとえば300)に到達したか否かが判断される。ステップS24において、第2カウンタのカウント値が設定値に到達したと判断される場合には、ステップS25に移行する。
【0061】
ステップS25では、電流・速度位相差検出部35によって電流指令値Irefと速度現在値Vnowの位相差が許容値以内であるか否かが判断される。ステップS25において、位相差が許容値以内でないと判断される場合には、ステップS26に移行する。
【0062】
ステップS26では、位相差が第1の超過判断基準を超えているか否かが判断される。ステップS26において、位相差が第1の超過判断基準を超えていないと判断される場合にはステップS27に移行する。
【0063】
ステップS27では、位相差が第1の超過判断基準よりもさらに小さな第2の超過判断基準を超えているか否かが判断される。ステップS27において、位相差が第2の超過判断基準を超えていないと判断される場合には、ステップS28に移行する。
【0064】
ステップS28では、周波数制御部38によってピストンの駆動周波数を最小分解能だけ変更するための手続が実行される。具体的には、周波数を増大させるときにはデータ取り出し間隔拡張値に1を加算し、周波数を減少させるときにはデータ取り出し間隔拡張値から1を減算して、データ取り出し間隔拡張値を更新する手続が実行される。次にステップS29では、第2カウンタのカウント値がリセットされる。
【0065】
ステップS21において、位置現在値Pnowの1サイクルが終了していないと判断される場合には、ステップS22〜S29は実行されない。
【0066】
ステップS24において、第2カウンタのカウント値が設定値に到達していないと判断される場合には、ステップS25〜S29は実行されない。またステップS25において、位相差が許容値以内であると判断される場合には、ステップS26〜S28は実行されない。
【0067】
ステップS26において、位相差が第1の超過判断基準を超えていると判断される場合にはステップS33に移行する。ステップS33では、周波数の変更量を大きな値(たとえば0.15Hz)に設定して、周波数の制御・設定を実行する。
【0068】
次にステップS34では、振幅中立位置制御部37によってピストンの振幅が所定の基準振幅(基準位置)を超えているか否かが判断される。ステップS34において、図6に示すように、ピストンの振幅が基準位置を超えていると判断される場合には、ステップS35に移行する。ステップS35では、電流ゲイン制御部36によって電流指令値の電流ゲインを所定値(たとえば30%)だけ削減して、ステップS29に移行する。
【0069】
ステップS34において、ピストンの振幅が基準位置を超えていると判断されない場合、すなわち図7に示すように、ピストンの振幅が基準位置よりも小さい場合には、ステップS35は実行されずステップS29に移行する。
【0070】
またステップS27において、位相差が第2の超過基準を超えていると判断される場合には、ステップS30に移行する。ステップS30では、周波数の変更量を小さな値(たとえば0.03Hz)に設定して、周波数の制御・設定を実行する。
【0071】
次にステップS31では、振幅中立位置制御部37によってピストンの振幅が所定の基準位置を超えているか否かが判断される。図6に示すように、ピストンの振幅が所定の基準位置を超えていると判断される場合にはステップS32に移行する。ステップS32では、電流ゲイン制御部36によって電流指令値の電流ゲインを所定値(たとえば15%)だけ削減してステップS29に移行する。
【0072】
ステップS31において、図7に示すように、ピストンの振幅が所定の基準位置を超えない場合には、ステップS32は実行されずステップS29に移行する。
【0073】
次にステップS36では、リニアコンプレッサの運転中止等により制御を終了すべきか否かが判断される。制御を終了すべきと判断される場合には手続を終了する。一方、制御を終了すべきでないと判断される場合にはステップS1に戻って上述した制御を繰返す。
【0074】
上述したフローチャートによれば、電流と速度の位相差が許容値の範囲内にある場合には駆動周波数変更処理は行われないが、その位相差が許容値の範囲内にない場合、すなわち駆動周波数が共振周波数からずれている場合には、駆動周波数の変更処理が行なわれることになる。このとき、駆動周波数の変更とともに所定の電流ゲインの削減処理が行なわれる。
【0075】
すなわち、ステップS31、S34において説明したように、ピストンの振幅が所定の基準位置を超えていると判断される場合には、電流ゲインの削減が行なわれる。一方、ピストンの振幅が基準位置を超えない場合には、電流ゲインの削減は行なわれない。
【0076】
このように、駆動周波数の変更の際にピストンの振幅が基準位置を超えない場合には電流ゲインの削減を行なわないようにすることで、駆動周波数の変更を繰り返して行なう場合にピストンのストロークが必要以上に小さくなることがなくなる。そして、駆動周波数が共振周波数の許容値の範囲内に入ると駆動周波数の変更処理を行わずに、ピストンの振幅が目標の振幅に一致するように電流ゲインが制御されることで、ピストンが目標の振幅に早く復帰することができる。
【0077】
その結果、吐出ガス量が大きく減少することがなくなってリニアコンプレッサの効率が低下するのを防止することができる。また、その基準位置付近がピストンのストロークの最小値となり、目標ストロークの近傍で駆動することができる。
【0078】
なお、上記実施の形態では、ピストンの振幅を減少させるために電流ゲインを所定の割合だけ減らしたが、この他に、たとえば、位置関数としてのサインテーブルの値を所定の割合だけ減少させるようにしてもよい。
【0079】
また、上記実施の形態では、リニアコンプレッサとして2ピストン型のものを例に挙げて説明したが、1ピストン型のものに適用しても、ピストンのストロークが必要以上に小さくなることを防止することができて吐出ガス量が大きく減少するのを防ぐことができ、リニアコンプレッサの効率の高い運転を行なうことが可能になる。
【0080】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0081】
【発明の効果】
本発明に係るリニアコンプレッサの駆動制御装置によれば、周波数制御手段において駆動周波数を目標の共振周波数に合わせる際に、ピストンの振幅が目標の振幅よりも小さい所定の基準振幅を超える場合には、ピストンの振幅を減少させるための振幅減少処理を行ない、ピストンの振幅が所定の基準振幅を超えない場合には振幅減少処理を行なわない。そして、駆動周波数が共振周波の許容値の範囲内に入れば、駆動周波数の変更処理は行なわれず、ピストンの振幅は目標の振幅に合わせられることになる。これにより、駆動周波数を共振周波数に近づける処理を繰り返す場合でも、ピストンの振幅(ストローク)が必要以上に小さくなることがなくなる。その結果、ガスの吐出量が低下してリニアコンプレッサの効率が低下するのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るリニアコンプレッサの駆動制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施の形態において、駆動制御装置における制御回路のブロック図である。
【図3】 同実施の形態におけるリニアコンプレッサの構造を示す断面図である。
【図4】 同実施の形態において、制御回路の制御手続の前半を表わすフローチャートである。
【図5】 同実施の形態において、制御回路の制御手続の後半を表わすフローチャートである。
【図6】 同実施の形態において、ピストンの変位を示す第1のグラフである。
【図7】 同実施の形態において、ピストンの変位を示す第2のグラフである。
【符号の説明】
1 リニアコンプレッサ、2 駆動制御装置、3 モータドライバ、4 変位センサ、5 制御回路、11a、11b シリンダ、12a、12b ピストン、20 リニアモータ。

Claims (5)

  1. ピストンの位置の基準となる位置関数に従って電流指令値を生成し、前記電流指令値に応じた駆動電流を発生させるための電流指令手段と、
    シリンダ内におけるピストンの位置を検出するための位置検出手段と、
    シリンダ内のピストンの振幅を検出するための振幅検出手段と、
    前記駆動周波数を目標の共振周波数に合わせるための周波数制御手段と、
    前記振幅検出手段によって検出されたピストンの前記振幅に基いて、ピストンの振幅をあらかじめ定められた目標の振幅に一致させるための振幅制御手段と
    を備え、
    前記周波数制御手段では、前記駆動周波数が目標の共振周波数の許容値の範囲内にない場合に、前記駆動周波数を目標の共振周波数に合わせる処理が行なわれ、前記駆動周波数が前記許容値の範囲内にある場合には、前記駆動周波数を目標の共振周波数に合わせる処理は行われず、
    前記振幅制御手段では、前記周波数制御手段において前記駆動周波数を目標の共振周波数に合わせる際に、前記振幅検出手段によって検出されたピストンの前記振幅が、前記目標の振幅よりも小さい所定の基準振幅を超える場合には、ピストンの前記振幅を減少させるための振幅減少処理が行なわれ、ピストンの前記振幅が前記所定の基準振幅を超えない場合には前記振幅減少処理は行われない、リニアコンプレッサの駆動制御装置。
  2. 前記振幅減少処理は、前記電流指令手段で生成される前記電流指令値をあらかじめ定められた割合に減少させる処理を含む、請求項1記載のリニアコンプレッサの駆動制御装置。
  3. 前記振幅減少処理は、前記位置関数の振幅をあらかじめ定められた割合に減少させる処理を含む、請求項1記載のリニアコンプレッサの駆動制御装置。
  4. シリンダ内におけるピストンの速度を検出するための速度検出手段と、
    前記電流指令手段で生成された電流指令値と、前記速度検出手段で検出された速度との位相差を検出する位相差検出手段と、
    を備え、
    前記周波数制御手段では、前記位相差検出手段によって検出された位相差がなくなるように前記位置関数の周波数が制御される、請求項1〜3のいずれかに記載のリニアコンプレッサの駆動制御装置。
  5. 前記振幅検出手段では、前記位置検出手段の検出結果に基づいてピストンの上死点と原点との間の長さに相当する上死点側振幅と、ピストンの下死点と原点との間の長さに相当する下死点側振幅とが検出され、
    前記振幅制御手段では、前記振幅検出手段によって検出された前記上死点側振幅および前記下死点側振幅のうちのいずれか大きい方が、あらかじめ定められた前記目標の振幅に一致するように制御される、請求項1〜4のいずれかに記載のリニアコンプレッサの駆動制御装置。
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