JP3177460B2 - リニアコンプレッサの駆動装置 - Google Patents

リニアコンプレッサの駆動装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はリニアコンプレッ
サの駆動装置に関し、特に、リニアモータによってシリ
ンダ内でピストンを往復運動させ圧縮ガスを生成するリ
ニアコンプレッサの駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、冷蔵庫のような冷却装置におい
冷媒ガスを圧縮する機構としてリニアコンプレッサ
の開発が進められている。このリニアコンプレッサで
は、リニアモータと共振用機械バネによってピストンが
駆動されガス圧縮が行なわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなリニアコン
プレッサでは、ガスの吸込・圧縮・吐出に伴う非線形な
力(ガスバネ力)が圧縮室内で発生し、かつその非線形
な力は起動時などにおける負荷変動によって変動する。
【0004】しかし、従来のリニアコンプレッサでは、
リニアモータの推力を制御する手段が何ら設けられてお
らず、負荷変動があっても一定の電力をリニアモータに
供給していたので、入力エネルギに対する出力エネルギ
の比率(以下、効率という)が低かった。また、高効率
化のため、リニアモータのコイルに印加する電圧を負荷
変動に応じて制御する方法も研究されているが満足でき
るものではない。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、高
い効率が得られるリニアコンプレッサの駆動装置を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
リニアモータによってシリンダ内でピストンを往復運動
させ圧縮ガスを生成するリニアコンプレッサの駆動装置
であって、電源、位置指令手段、位置検出手段、速度指
令手段、速度検出手段、電流指令手段、電流検出手段、
電流制御手段、周波数調整手段、および振幅調整手段を
備える。電源は、リニアモータを駆動させるために設け
られ、その出力電流は制御可能になっている。位置指令
手段は、正弦関数に従ってピストンのシリンダ内におけ
る位置を指令する。位置検出手段は、ピストンのシリン
ダ内における位置を検出する。速度指令手段は、位置指
令手段によって指令された位置と位置検出手段によって
検出された位置との差に基づいてピストンの速度を指令
する。速度検出手段は、ピストンの速度を検出する。電
流指令手段は、速度指令手段によって指令された速度と
速度検出手段によって検出された速度との差に基づいて
電源の出力電流を指令する。電流検出手段は、電源の出
力電流を検出する。電流制御手段は、電流検出手段によ
って検出された電流が電流指令手段によって指令された
電流に一致するように電源の出力電流を制御する。周波
数調整手段は、速度検出手段によって検出されたピスト
ンの速度と電流指令手段によって指令された電源の出力
電流との位相差を検出し、その位相差がなくなるように
位置指令手段で用いられる正弦関数の周波数を調整す
る。振幅調整手段は、位置指令手段で用いられる正弦関
数の振幅を圧縮ガスの必要量に応じて調整する。
【0007】請求項2に係る発明では、請求項1に係る
発明の圧縮ガスは対象物の冷却に使用され、圧縮ガスの
必要量は、対象物の温度と予め定められた目標温度との
偏差によって表わされる。
【0008】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]図1は、この発明の実施の形態1によ
るリニアコンプレッサ1の駆動装置2の構成を示すブロ
ック図である。
【0009】図1において、この駆動装置2は、電源
3、電流センサ4、位置センサ5および制御装置6を含
む。電源3は、リニアコンプレッサ1のリニアモータに
駆動電流Iを供給する。電流センサ4は、電源3の出力
電流の現在値Inowを検出する。位置センサ5は、リ
ニアコンプレッサ1のピストンの位置現在値Pnowを
直接または間接的に検出する。制御装置6は、電流セン
サ4で検出された電流現在値Inowと位置センサ5で
検出された位置現在値Pnowと、冷蔵庫内の温調装置
(図示せず)から与えられる庫内目標温度Trefと庫
内温度Tnowの偏差ΔT=Tref−Tnowとに基
づいて電源3に制御信号φcを出力し、電源3の出力電
流Iを制御する。
【0010】図2は、リニアコンプレッサ1の構成を示
す断面図である。図2において、このリニアコンプレッ
サ1は、円筒状のケーシング10の上端部および下端部
にそれぞれ設けられた2つのシリンダ11a,11b
と、シリンダ11a,11b内にそれぞれ嵌装された2
つのピストン12a,12bと、それぞれピストン12
a,12bのヘッドに面して形成された2つの圧縮室1
3a,13bと、それぞれ圧縮室13a,13b内のガ
ス圧に応じて開閉する2組の吸込バルブ14a,14b
および吐出バルブ15a,15bとを備える。
【0011】2つのピストン12a,12bはそれぞれ
1本のシャフト16の一方端部および他方端部に設けら
れている。シャフト16は、2組のリニアボールベアリ
ング17a,17bおよびコイルバネ18a,18bに
よって、ケーシング10およびシリンダ11a,11b
内を往復動自在に支持されている。ピストン12a,1
2bのヘッドの裏側とシリンダ11a,11bによって
形成される空間には、不可逆性圧縮を防止するためのガ
スリーク孔19a,19bが設けられている。
【0012】また、リニアコンプレッサ1は、シャフト
16およびピストン12a,12bを往復動させるため
のリニアモータ20を備える。リニアモータ20は、制
御性の高いボイスコイルモータであって、ヨーク部10
aおよび永久磁石21を含む固定部と、コイル23およ
び円筒状の支持部材24を含む可動部とを備える。ヨー
ク部10aは、ケーシング10の一部を構成している。
永久磁石21は、ヨーク部10aの内周壁に設けられ
る。支持部材24の一方端部は永久磁石21とシリンダ
11bの外周壁の間に往復動自在に挿入され、その他方
端部はシャフト16の中央部に固定される。コイル23
は、支持部材の一方端部において永久磁石21に対向し
て設けられる。電源3とコイル24は、コイルバネ状の
電線25を介して接続される。
【0013】このリニアコンプレッサ1は、ピストン1
2a,12b、シャフト16、コイル23および支持部
材24の重量、圧縮室13a,13b内のガスのバネ定
数、コイルバネ18a,18bのバネ定数などから定ま
る共振周波数を有する。この共振周波数でリニアモータ
20を駆動させることにより、上下2つの圧縮室13
a,13bで圧縮ガスを高効率で生成できる。
【0014】電源3からリニアモータ20のコイル23
に駆動電流Iが供給されると、コイル23と永久磁石2
1の間に電磁力が働き、シャフト16およびピストン1
2a,12bが往復動する。このピストン12a,12
bの往復動により、冷媒ガスが吸込バルブ14a,14
bを介して圧縮室13a,13bに交互に吸込まれ、圧
縮室13a,13bで生成された圧縮ガスが吐出バルブ
15a,15bを介して交互に吐出される。
【0015】図3は、図1で示した制御装置6の構成を
示すブロック図である。図3において、この制御装置6
は、P−V変換部30、位置指令部31、3つの減算器
32,34,36、位置制御部33、速度制御部35、
電流制御部37および位相制御部38を含む。P−V変
換部30は、位置センサ5によって検出された位置現在
値Pnowを微分して速度現在値Vnowを求める。
【0016】位置指令部31は、上記温度偏差ΔTと表
1とに基づいて容量制御率を求める。容量制御率は、リ
ニアコンプレッサ1の出力の最大出力に対する割合
(%)で示される。リニアコンプレッサ1では、出力は
ピストン12a,12bのストロークに比例する。たと
えば温度偏差が2℃以上の場合は容量制御率は100%
になり、温度偏差が−5℃以下の場合は容量制御率は0
%になる。さらに、位置指令部31は、その容量制御率
に基づいてピストン12a,12bのストロークすなわ
ち振幅Aを求め、この振幅Aと、角周波数ωと、数式P
ref=A*sinωtとに基づいて位置指令値Pre
fを生成し、生成した位置指令値Prefを減算器32
に与える。
【0017】
【表1】
【0018】減算器32は、位置指令部31から与えら
れた位置指令値Prefと位置センサ5によって検出さ
れた位置現在値Pnowとの差Pref−Pnowを演
算し、演算結果Pref−Pnowを位置制御部33に
与える。
【0019】位置制御部33は、数式Vref=Gv*
(Pref−Pnow)(ただし、Gvは制御ゲインで
ある)に基づいて速度指令値Vrefを演算し、演算結
果Vrefを減算器34に与える。減算器34は、位置
制御部33から与えられた速度指令値VrefとP−V
変換部30で生成された速度現在値Vnowとの差Vr
ef−Vnowを演算し、演算結果Vref−Vnow
を速度制御部35に与える。
【0020】速度制御部35は、数式Iref=Gi*
(Vref−Vnow)(ただし、Giは制御ゲインで
ある)に基づいて電流指令値Irefを演算し、演算結
果Irefを減算器36に与える。減算器36は、速度
制御部35から与えられた電流指令値Irefと電流セ
ンサ4によって検出された電流現在値Inowとの差I
ref−Inowを演算し、演算結果Iref−Ino
wを電流制御部37に与える。
【0021】電流制御部37は、減算器36の出力Ir
ef−Inowが0になるように制御信号φcを電源3
に与えて電源3の出力電流Iを制御する。電源3の出力
電流Iの制御は、たとえばPWM方式あるいはPAM方
式で行なわれる。
【0022】位相制御部38は、図4に示すように、ゼ
ロ点検出部41,42、位相差検出部43、周波数制御
部44、ピーク値検出部45,46、減算器47および
ゲイン制御部48を含む。
【0023】ゼロ点検出部41は、P−V変換部30で
生成された速度現在値Vnowのゼロクロス点を検出す
る。ゼロ点検出部42は、速度制御部35から与えられ
た電流指令値Irefのゼロクロス点を検出する。ゼロ
点検出部41は、たとえば、速度現在値Vnowよりも
十分に小さな周期で速度現在値Vnowをサンプリング
し、前回のサンプリング値と今回のサンプリング値の積
が負の値であり、かつ今回のサンプリング値が正の値で
あることを検出することにより、速度現在値Vnowが
ゼロクロス点を通過したことを検出する。ゼロ点検出部
42も同様である。
【0024】位相差検出部43は、ゼロ点検出部41で
検出された速度現在値Vnowのゼロクロス点とゼロ点
検出部42で検出された電流指令値Irefのゼロクロ
ス点とに基づいて、速度現在値Vnowと電流指令値I
refの位相差を検出する。周波数制御部44は、位相
差検出部43で検出された速度現在値Vnowと電流指
令値Irefの位相差がなくなるように、位置指令部3
1で用いられる数式Pref=A*sinωtの角周波
数ωを調整する。
【0025】ピーク値検出部45は、位相差検出部43
で検出された速度現在値Vnowと電流指令値Iref
の位相差と位置指令部31で演算された位置指令値Pr
efとを受け、位相差がゼロのときの位置指令値Pre
fのピーク値を検出する。ピーク値検出部46は、位相
差検出部43で検出された速度現在値Vnowと電流指
令値Irefの位相差と位置センサ5で検出された位置
現在値Pnowとを受け、位相差がゼロのときの位置現
在値Pnowのピーク値を検出する。
【0026】減算器47は、ピーク値検出部45で検出
された位置指令値Prefのピーク値とピーク値検出部
46で検出された位置現在値Pnowのピーク値との差
を演算する。ゲイン制御部48は、減算器47の演算値
がゼロになるように、速度制御部35で用いられる数式
Iref=Gi*(Vref−Vnow)の制御ゲイン
Giを調整する。
【0027】図5は、図3および図4で示した制御装置
6の動作を示すフローチャートである。このフローチャ
ートに従って、図1〜図4で示したリニアコンプレッサ
1およびその駆動装置2の動作について簡単に説明す
る。
【0028】まずステップS1において、位置指令部3
1によって庫内目標温度Trefと庫内温度Tnowの
偏差ΔT=Tref−Tnowに基づいて位置指令値P
refの振幅Aが算出される。
【0029】次いでステップS2において、位置指令部
31で位置指令値Prefが生成され、位置制御部33
で速度指令値Vrefが生成され、速度制御部35で電
流指令値Irefが生成される。リニアモータ20のコ
イル23に電流が供給されると、リニアモータ20の可
動部が往復運動を開始し、これによって圧縮ガスの生成
が開始される。
【0030】ステップS3において、位置センサ5によ
って位置現在値Pnowが検出され、検出された位置現
在値PnowはP−V変換部30、減算器32および位
相制御部38に与えられる。ステップS4において、位
置制御部33によって速度指令値Vref=Gv*(P
ref−Pnow)が演算され、ステップS5におい
て、P−V変換部30によって位置現在値Pnowが速
度現在値Vnowに変換される。速度現在値Vnowは
減算器34および位相制御部38に与えられる。
【0031】ステップS6において、速度制御部35に
よって電流指令値Iref=Gi*(Vref−Vno
w)が演算され、この演算値Irefは減算器36およ
び位相制御部38に与えられる。電流制御部37は、電
流現在値Inowが電流指令値Irefに一致するよう
に電源3を制御する。
【0032】ステップS7において、ゼロ点検出部4
1,42によって速度現在値Vnowおよび電流指令値
Irefのゼロクロス点が検出され、さらに位相差検出
部43によって速度現在値Vnowと電流指令値Ire
fの位相差が検出される。
【0033】ステップS8において、周波数制御部44
によって速度現在値Vnowと電流指令値Irefの位
相差がゼロになるように、位置指令値Prefの角周波
数ωが制御される。速度現在値Vnowと電流指令値I
refの位相差がゼロになったことに応じて、ピーク値
検出部45,46がそれぞれ位置指令値Prefのピー
ク値(目標値)および位置現在値Pnowのピーク値を
検出する。ゲイン制御部48は、位置現在値Pnowの
ピーク値が目標値に等しいか否かをチェックする。
【0034】ゲイン制御部48は、ステップS8におい
て位置現在値Pnowのピーク値が目標値よりも小さい
場合は制御ゲインGiを大きくし、ステップS9におい
て位置現在値Pnowのピーク値が目標値よりも大きい
場合は制御ゲインGiを小さくする。
【0035】ステップS7〜S10は、位置現在値Pn
owのピーク値が目標値に一致するまで繰返される。ス
テップS10において、位置現在値Pnowのピーク値
が目標値に一致した場合は再びステップS1に戻る。
【0036】以後、ステップS1〜S11が繰返され
て、リニアコンプレッサ1の運転状態は急速に安定す
る。また、起動後に負荷変動や庫内目標温度Trefの
変更があった場合でも、それに合わせてリニアモータ2
0の推力すなわち駆動電流Iが直接かつ適切に制御さ
れ、高い効率が得られる。
【0037】なお、この実施の形態では、この発明が冷
蔵庫用のリニアコンプレッサ1に適用された場合につい
て説明したが、これに限るものではなく、どのような用
途のリニアコンプレッサ1にも適用可能であることはい
うまでもない。たとえばエアコン用のリニアコンプレッ
サ1にも有効である。ただし、この場合は、室内目標温
度Trefと室内温度Tnowの偏差ΔT=Tref−
Tnowに基づいて、リニアコンプレッサ1が制御され
る。
【0038】また、この実施の形態では、位置センサ4
によって位置現在値Pnowを検出し、その検出値を微
分して速度現在値Vnowを求めたが、位置センサ4の
代わりに速度センサを設け、その検出値Vnowを積分
して位置現在値Pnowを求めてもよい。また、位置セ
ンサ4および速度センサの両方を設けてもよい。
【0039】また、この実施の形態では、位相制御部3
8が位置制御部33の制御ゲインGvと速度制御部35
の制御ゲインGiのうちの制御ゲインGiのみを調整し
たが、それらのうちの制御ゲインGvのみを調整しても
よいし、それらの両方を調整してもよい。
【0040】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る発明で
は、位置制御、速度制御および電流制御よりなる多重制
御構成を採用するとともに、位置指令手段で用いられる
正弦関数の振幅を圧縮ガスの必要量に応じて調整する。
したがって、負荷状況に合わせてリニアモータの推力を
直接かつ適切に制御することができ、高効率化を図るこ
とができる。
【0041】請求項2に係る発明では、圧縮ガスは対象
物の冷却に使用され、圧縮ガスの必要量は、対象物の温
度と予め定められた目標温度との偏差によって表わされ
る。したがって、対象物を目標温度に精度よく冷却する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1によるリニアコンプレ
ッサの駆動装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したリニアコンプレッサの構成を示す
断面図である。
【図3】図1に示した制御装置の構成を示すブロック図
である。
【図4】図3に示した位相制御部の構成を示すブロック
図である。
【図5】図3に示した制御装置の動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 リニアコンプレッサ 2 駆動装置 3 電源 4 電流センサ 5 位置センサ 6 制御装置 11a,11b シリンダ 12a,12b ピストン 20 リニアモータ 30 P−V変換部 31 位置指令部 32,34,36,47 減算器 33 位置制御部 35 速度制御部 37 電流制御部 38 位相制御部 41,42 ゼロ点検出部 43 位相差検出部 44 周波数制御部 45,46 ピーク値検出部 48 ゲイン制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−57009(JP,A) 特開 平3−3984(JP,A) 特開 昭63−25382(JP,A) 米国特許5535593(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04B 35/04 F04B 49/06 341 H02P 7/00 101

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リニアモータによってシリンダ内でピス
    トンを往復運動させ圧縮ガスを生成するリニアコンプレ
    ッサの駆動装置であって、 前記リニアモータを駆動させるための出力電流の制御が
    可能な電源、 正弦関数に従って前記ピストンの前記シリンダ内におけ
    る位置を指令する位置指令手段、 前記ピストンの前記シリンダ内における位置を検出する
    ための位置検出手段、 前記位置指令手段によって指令された位置と前記位置検
    出手段によって検出された位置との差に基づいて前記ピ
    ストンの速度を指令する速度指令手段、 前記ピストンの速度を検出するための速度検出手段、 前記速度指令手段によって指令された速度と前記速度検
    出手段によって検出された速度との差に基づいて前記電
    源の出力電流を指令する電流指令手段、 前記電源の出力電流を検出するための電流検出手段、 前記電流検出手段によって検出された電流が前記電流指
    令手段によって指令された電流に一致するように前記電
    源の出力電流を制御する電流制御手段、 前記速度検出手段によって検出された前記ピストンの速
    度と前記電流指令手段によって指令された前記電源の出
    力電流との位相差を検出し、その位相差がなくなるよう
    に前記位置指令手段で用いられる前記正弦関数の周波数
    を調整する周波数調整手段、および前記位置指令手段で
    用いられる前記正弦関数の振幅を前記圧縮ガスの必要量
    に応じて調整する振幅調整手段を備える、リニアコンプ
    レッサの駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記圧縮ガスは対象物の冷却に使用さ
    れ、 前記圧縮ガスの必要量は、前記対象物の温度と予め定め
    られた目標温度との偏差によって表わされる、請求項1
    に記載のリニアコンプレッサの駆動装置。
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