JP3861732B2 - 自動車の後部荷室構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、後席後部に荷室を備え、リヤフロアから所定の高さ位置に後席から荷物を出し入れ可能な棚部が設けられるような自動車の後部荷室構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述例の自動車の後部荷室構造としては、例えば特開2001-328488号公報に記載の構造がある。
すなわち、リヤフロアの上方の所定高さ位置に設けられるリヤパッケージトレイを前部パッケージトレイと後部パッケージトレイとに前後2分割して、分割された前部パッケージトレイを左右のホイールハウス部上端部相互間に設置可能とし、後部パッケージトレイとリヤフロアとの中間高さ位置に上述の前部パッケージトレイを配設して、車両の後部荷室の利便性向上を図ったものである。
【0003】
しかし、この従来構造においては、荷室の前端部から荷室の後端部にわたって設置されるトランクボードを有効利用して、後席から荷物を出し入れ可能と成す棚部を形成しようとする技術思想は何等開示されない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、荷室後部を開閉するリヤゲートを備えた自動車の後部荷室構造において、荷室に設置される前後ボードから構成されるトランクボードを設け、トランクボードの後部ボードをトランクボードの前部ボードの後端位置近傍で着脱可能に起立固定できるように構成すると共に、前部ボードを後部のシートバック上端より下方位置および起立させた後部ボード上端より下方位置に設置できるように構成することで、シートバック背面と前部ボードと後部ボードとの三者により後席から容易に荷物の出し入れが可能で、しかも収納安定性に優れた棚部と、シークレットボックスと、リヤゲート側に開放された後部荷室とが形成でき、さらに、前部ボードと後部ボードとを荷室床面に載置することもできる自動車の後部荷室構造の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明による自動車の後部荷室構造は、後席後方に荷室を備え、荷室床面から所定の高さ位置に後席から荷物を出し入れ可能な棚部が設けられると共に、荷室後部を開閉するリヤゲートを備えた自動車の後部荷室構造であって、上記荷室に、設置される前部ボードと後部ボードから構成されるトランクボードを設け、上記後部ボードを上記前部ボードの後端位置近傍で着脱可能に起立固定できるように構成すると共に、前部ボードを後席シートバック上端および起立させた後部ボード上端より下方位置に設置できるように構成し、上記後部ボードを起立させ、前部ボードを後席シートバック上端および起立した後部ボード上端より下方位置に配設することで、上記荷室に、上記後席シートバック背面と前部ボードと後部ボードとで前後下面を囲われた棚部と、上記後席シートバック背面と前部ボードと後部ボードと荷室床面とで、前後上下面を囲われたシークレットボックスと、上記後部ボードの後方において上記リヤゲート側に開放された後部荷室とを形成できるように構成し、かつ上記前部ボードと後部ボードとを、荷室床面に載置できるように構成したものである。
【0006】
上記構成によれば、トランクボードの後部ボードを起立固定すると共に、トランクボードの前部ボードをシートバック上端および起立させた後部ボード上端よりも下方位置に水平または略水平に設置すると、シートバックの背面と前部ボードと後部ボードとの三者により、車室内の後席から容易に荷物の出し入れが可能で、しかも収納安定性に優れた棚部と、棚部下方において前後上下面を囲われたシークレットボックスと、後部ボードの後方においてリヤゲート側に開放された後部荷室とが簡単に形成できて、車両の後部荷室の利便性向上を図ることができる。
【0007】
つまり、前部ボードと後部ボードとの2枚のボードにより、上記棚部、シークレットボックス、後部荷室を形成することができ、さらには、これら2枚のボードを荷室床面に載置することもできる。
【0008】
この発明の一実施態様においては、上記前部ボードおよび後部ボードを前後に並べて、上記荷室床面から同一高さにて車両に略水平に着脱可能に設置する同一高さ設置部を備えたものである。
上記構成によれば、同一高さ設置部により所定高さにおいて、前後に大きい荷室を形成することができる。
【0009】
この発明の一実施態様においては、水平な前部ボードの前後長よりも起立した後部ボードの上下長を長く成したものである。
上記構成によれば、座席からの荷物の出し入れ性がよい棚部の確保と、適切なシークレットボックスの形成とができる。
【0010】
【実施例】
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は自動車の後部荷室構造を示すが、まず図1を参照して車両の後部車体構造について説明する。
【0011】
シートクッション1、シートバック2、ヘッドレスト3を備えた分割式ベンチシート構造のリヤシート4を設けている。この実施例ではリヤシート4のシートバック2が左右分割構造となるように該リヤシート4が分割式ベンチシートに設定され、図2に示すように、例えば左シート4Lと右シート4Rとの分割比率を4:6に設定している。
【0012】
一方、荷室の床面を構成するリヤフロア5を設け、このリヤフロア5の後部にはスペアタイヤパン6を段下げ形成すると共に、その後端部には車幅方向に延びるリヤエンドパネル7を一体または一体的に形成している。
【0013】
また上述のリヤフロア5の前部下面(キックアップ部下面)には車幅方向に延びる車体剛性部材としてのリヤクロスメンバ8を接合して、このリヤクロスメンバ8とリヤフロア5との間には車幅方向に延びる閉断面9を形成している。
【0014】
上述のリヤフロア5の上部には荷室A(図3参照)の前後両端にわたるトレイ10を介してトランクボード11(図3参照)を設置している。このトランクボード11はトレイ10の前端からトレイ10の後端にわたってその上部全面に設置されたもので、このトランクボード11は、前部ボード11Fと後部ボード11Rとに2つのボードから構成されている。
【0015】
図示の車両はハッチバック型車両であって、この車両はルーフパネル12の後端部(リヤヘッダ部分)を開閉支点として荷室を開閉可能に覆うリヤゲート(リヤハッチと同意)13を備えている。
【0016】
このリヤゲート13はリヤゲートアウタパネル14と、リヤゲートインナパネル15と、これら両パネル14,15の開口部に設けられたリヤウインドガラス16とを備え、リヤゲートインナパネル15の荷室と対向する面にはリヤゲートトリム17が取付けられている。
【0017】
また上述のルーフパネル12の後端部下面には車幅方向に延びるリヤヘッダ18が接合固定されると共に、このルーフパネル12およびリヤヘッダ18の車室側を覆うようにトリム部材としてのトップシーリング19が設けられている。
【0018】
ところで、上述のトランクボード11はそのノーマルな状態を図3に示し、このトランクボード11は前後に2分割されているが車両前後方向の寸法比率で前部ボード11Fと後部ボード11Rとは約3.5:6.5の割合に分割されていて、図3に示すノーマルな状態から図1、図2に示すように、後部ボード11Rをノーマル状態下における前部ボード11Fの後端位置近傍において垂直に起立固定可能に構成すると共に、前部ボード11Fをリヤシート4のシートバック2上端および起立させた後部ボード11R上端より下方位置に設置すべく構成している。
【0019】
ここで、図3に示すように前部ボード11Fと後部ボード11Rとを共にトレイ10上面部に載置した場合にはリヤパッケージトレイ20の下面とトランクボード11の上面との間に前後方向の比較的大きい荷室A(相対的に大きい荷室)が形成され、図1、図2に示すようにシートバック2の背面における上下方向中間位置に分割した前部ボード11Fを水平状に横架し、この状態の前部ボード11Fの後端部分に分割した後部ボード11Rを立設させた場合には、前部ボード11Fにより棚部Bが形成されると共に、各要素2,10,11F,11Rで囲繞されたシークレットボックスC(前部荷室)と、各要素10,11R,20,13で囲繞された分割構造の比較的小さい後部荷室D(相対的に小さい後部荷室)が形成される。
【0020】
また図2に示すように、リアフロア5に固定されたトレイ10には起立状態の後部ボード11Rの下部を差込む所定深さの差込み部としての凹溝10a,10aが左右両部に形成され、後部ボード11Rの下部をこれら左右の凹溝10a,10a間に差込むことで、該後部ボード11Rの起立姿勢を保持するように構成している。
【0021】
さらに、図2、図4に示すように上述の前部ボード11Fの車幅方向両端部には取手を兼ねるコ字状の支持部材21,21が一体的に設けられており、この前部ボード11Fを水平状態に支持する位置と対応するように左右のリヤサイドトリム22,22には段部23,23が一体成形されている。そして、上述の前部ボード11Fの左右両端部の支持部材21,21をリヤサイドトリム22,22の段部23,23に載置することで、この前部ボード11Fの水平姿勢を保持するように構成している。
【0022】
図5は図1の要部拡大図であって、前部ボード11Fの上方には後端側を第1の支点24として上方かつ後方に回動可能な前部パッケージトレイ20Fを設けている。
【0023】
また上述の前部パッケージトレイ20Fの後端からさらに後方側に延びる後部パッケージトレイ20Rを設け、これら前後の両パッケージトレイ20F,20Rで前述のリヤパッケージトレイ20を構成している。
【0024】
ここで、上述の後部パッケージトレイ20Rはその後端側の折曲げ部25がワイヤまたは連結ロッドなどの連結手段(図示せず)を介してリヤゲート13(図1参照)に支持されており、リヤゲート13を図1に実線で示す閉状態から同図に仮想線αで示すように開放した時、これに連動して後部パッケージトレイ20Rは図1の実線状態から第1の支点24を起点として同図に仮想線βで示すように上動すべく構成している。
【0025】
さらに、上述の前部パッケージトレイ20Fの前端と後端との間には第1の支点24と平行して車幅方向全幅に延びる少なくとも1つの第2の支点26(この実施例では1つの第2の支点のみを示している)を設けて、車室E側から前部パッケージトレイ20Fを各支点26,24を介して段階的に回動操作すべく構成している。
【0026】
上述の各支点24,26の具体的構造は図6、図7、図8の何れかを採用すことができる。図6、図7、図8は第1の支点24の構造を例示するが、第2の支点26についても同様に構成することができる。
【0027】
図6に示す構造は、前部パッケージトレイ20Fと後部パッケージトレイ20Rとを布などの可撓性部材27で折り曲げ可能に連結したものである。
図7に示す構造は、前部パッケージトレイ20Fと後部パッケージトレイ20Rとを蝶番などのヒンジ部材28で折り曲げ可能に連結したものである。
【0028】
図8に示す構造は、前部パッケージトレイ20Fと後部パッケージトレイ20Rとの対向面にそれぞれスラント部29,30を形成すると共に、前部パッケージトレイ20Fの後端と後部パッケージトレイ20Rの前端とを可撓部31にて折り曲げ可能に一体連結したものである。
要するに、上述の第1の支点24および第2の支点26は車幅方向の全幅に延びるヒンジ部にて構成することができる。
【0029】
このように構成した自動車の後部荷室構造の作用を以下に、詳述する。
図3に示すように前部ボード11Fおよび後部ボード11Rの何れもがトレイ10上のノーマル位置に配設されている状態下にあっては、これら前後の各ボード11F,11Rよりなるトランクボード11とリヤパッケージトレイ20との間に、比較的大きい荷室Aが形成される。
【0030】
図3に示す状態から図5に示すように、前部ボード11Fを左右のリヤサイドトリム22,22の段部23,23相互間(図4参照)に水平に横架すると共に、後部ボード11Rの下端部をトレイ10の凹溝10a,10aに差込んで、この後部ボード11Rを起立固定すると、上述の前部ボード11Fにて棚部Bが形成されると共に、各要素2,10,11F,11Rで囲繞されたシークレットボックスCと、起立させた後部ボード11Rで分割された比較的小さい後部荷室Dとが形成され、しかも棚部B上の荷室空間は各要素2,11F,11R,20で囲繞された構造となり、かつ前部パッケージトレイ20Fにて開閉可能な構造となる。
【0031】
図5に示す状態から図9に示すように第2の支点26を介して前部パッケージトレイ20Fの前半部を上方かつ後方に回動させた後に、この図9に示す状態から第1の支点24を介して前部パッケージトレイ20Fの前半部および後半部を一体的に上方かつ後方に回動させると、図10に示すように、棚部B上方を開放することができる。
【0032】
しかも、上述の前部パッケージトレイ20Fの開閉操作はリヤシート4側から段階的に実行することができるので、後席から棚部B上の荷物の出し入れを容易に行なうことができる。
【0033】
一方、図5に示す状態から図11に示すように右シート4Rに着座した後席乗員が非着座側の左シート4Lのシートバック2を前方に倒すと、荷室としてのシークレットボックスCと車室Eとが連通するので、このシークレットボックスCに対する荷物の出し入れをリヤシート4に着座したままで実行することができる。
【0034】
また図13に示すようにパッケージトレイ20を第1の支点24で折り畳んだ状態下において荷室後部に図示の如く立設すると、リヤゲート13開時の荷物の脱落を防止することができる。
【0035】
このように図1〜図11、図13で示した実施例の自動車の後部荷室構造は、後席(リヤシート4参照)後部に荷室A(図3参照)を備え、リヤフロア5から所定の高さ位置に後席から荷物を出し入れ可能な棚部Bが設けられる自動車の後部荷室構造であって、上記荷室A前端から荷室A後端にわたって設置されるトランクボード11を前部ボード11Fと後部ボード11Rとに分割し、上記後部ボード11Rを前部ボード11Fの後端位置近傍で起立固定可能に構成すると共に、前部ボード11Fを後席シートバック2の上端および起立させた後部ボード11R上端より下方位置に設置可能に構成したものである。
【0036】
この構成によれば、前後に分割されたトランクボード11のうちの後部ボード11Rを起立固定すると共に、前部ボード11Fをシートバック2上端および起立させた後部ボード11R上端よりも下方位置に水平または略水平に設置すると、シートバック2の背面と前部ボード11Fと後部ボード11Rとの三者により、車室E内の後席から容易に荷物の出し入れが可能で、しかも収納安定性に優れた棚部Bと、荷室(棚部B下方のシークレットボックスC)とが簡単に形成できて、車両の後部荷室の利便性向上を図ることができる。
【0037】
また、上記前部ボード11Fの上方には後端側を支点(第1の支点24参照)として上方かつ後方に回動可能な前部パッケージトレイ20Fが設けられたものである。
この構成によれば、上述の棚部Bの上方が前部パッケージトレイ20Fにて開閉可能に覆われるので、棚部B上に載置または格納した荷物の耐盗難性が向上する。
【0038】
さらに、上記前部パッケージトレイ20Fの後端からさらに後方側に延びる後部パッケージトレイ20Rが設けられ、上記後部パッケージトレイ20Rはリヤヘッダ18部を支点に開閉可能なリヤゲート13に支持されたものである。
【0039】
この構成によれば、リヤヘッダ18部を支点に開閉されるリヤゲート13の開閉動作に連動して、後部パッケージトレイ20Rが起伏動作するので、通常のパッケージトレイ20の性能を維持しつつ、荷物出し入れ時のパッケージトレイ20の操作性が向上する。
【0040】
しかも、上記前部パッケージトレイ20Fの前端と後端との間には少なくとも1つの第2の支点26(この実施例では第2の支点を1のみ示す)が設けられ、前部パッケージトレイ20Fを段階的に回動可能に構成したものである。
【0041】
この構成によれば、前部パッケージトレイ20Fを上述の各支点26,24を介して段階的に回動操作できるので、後席(リヤシート4参照)からの荷物出し入れ時において前部パッケージトレイ20Fをより一層簡単に開閉操作することができる。
【0042】
また、上記トランクボード11の下部にはトレイ10が配置され、該トレイ10には起立状態の後部ボード11Rの下部を差込む差込み部(凹溝10a参照)が形成されたものである。
【0043】
この構成によれば、リヤフロア5上のトレイ10から後部ボード11Rを離反させ、この後部ボード11Rの下部をトレイ10の差込み部(凹溝10a参照)に差込むと、後部ボード11Rを起立状態に保持させることができる。この結果、簡単な構造でありながら後部ボード11Rを確実に起立保持させることができる。
【0044】
さらには、上記後席(リヤシート4参照)のシートバック2が左右分割構造となるように上記後席が分割式ベンチシートに設定されたものである。
この構成によれば、前部ボード11F下方に形成された荷室(シークレットボックスC参照)に対して後席に着座した状態で、非着座側のシートバック2を図11で示したように前方に倒すと、荷室(シークレットボックスC参照)と車室Eとが連通するので、上記荷室C内の収納物を容易に出し入れすることができる。
【0045】
図12は前部ボード11Fをシートバック2の上端より下方位置で、かつ起立させた後部ボード11Rの上端より下方位置に水平または略水平状態に支持する構造の他の実施例を示し、左右のリヤサイドトリム22,22の上下方向の中間位置には乗員の手が入るのに十分な凹部32を形成し、この凹部32の裏面側つまり車外側には平面視でコの字状の支持部材33の基端側(図示外端側)を出し入れ可能に保持するガイド部34を取付けている。
このガイド部材34は平面視コ字状の支持部材33の前後の脚部に対応して片側で2個設けられるが図12れでは図示の便宜上、1つのみ示している。
【0046】
また上述の支持部材33の基端部には抜け止め部材35を設けている。上述の支持部材33は手動操作にて出し入れされるもので、棚部Bを形成しない場合にあっては該支持部材33の遊端側(図示の内端側)は凹部32内に格納され、棚部Bを形成する場合には凹部32に乗員の手を入れて支持部材33を図12に示すように引き出し、この引き出した左右の支持部材33,33相互間に前部ボード11Fを載置して、上述の棚部Bを形成するものである。
【0047】
このように構成しても、その他の構成、作用、効果については先の実施例とほぼ同様であるから、図12において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
【0048】
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の後席は、実施例のリヤシート4に対応し、
以下同様に、
荷室床面は、リヤフロア5に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0049】
【発明の効果】
この発明によれば、荷室後部を開閉するリヤゲートを備えた自動車の後部荷室構造において、荷室に設置される前部ボードと後部ボードから構成されるトランクボードを設け、後部ボードを前部ボードの後端位置近傍で着脱可能に起立固定できるように構成すると共に、前部ボードを後部のシートバック上端より下方位置および起立させた後部ボード上端より下方位置に設置できるように構成したので、シートバック背面と前部ボードと後部ボードとの三者により後席から容易に荷物の出し入れが可能で、しかも収納安定性に優れた棚部と、シークレットボックスと、リヤゲート側に開放された後部荷室とが形成でき、さらに、前部ボードと後部ボードとを荷室床面に載置することもできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の自動車の後部荷室構造を示す側面図。
【図2】 図1の要部の斜視図。
【図3】 トランクボードのノーマル状態を示す側面図。
【図4】 前部ボードの支持構造を示す断面図。
【図5】 棚部形成時の側面図。
【図6】 支点構造の実施例を示す断面図。
【図7】 支点構造の他の実施例を示す断面図。
【図8】 支点構造のさらに他の実施例を示す断面図。
【図9】 前部パッケージトレイの段階的開放を示す側面図。
【図10】 棚部上方を開放した状態の側面図。
【図11】 分割式ベンチシートにおけるシートバック前傾時の説明図。
【図12】 前部ボードの支持構造の他の実施例を示す断面図。
【図13】 荷物の脱落防止時の説明図。
【符号の説明】
2…シートバック
4…リヤシート(後席)
5…リヤフロア(荷室床面)
10…トレイ(同一高さ設置部)
11…トランクボード
11F…前部ボード
11R…後部ボード
13…リヤゲート
A…荷室
B…棚部
C…シークレットボックス
D…後部荷室
Claims (3)
- 後席後方に荷室を備え、荷室床面から所定の高さ位置に後席から荷物を出し入れ可能な棚部が設けられると共に、荷室後部を開閉するリヤゲートを備えた自動車の後部荷室構造であって、
上記荷室に設置される前部ボードと後部ボードから構成されるトランクボードを設け、
上記後部ボードを上記前部ボードの後端位置近傍で着脱可能に起立固定できるように構成すると共に、
前部ボードを後席シートバック上端および起立させた後部ボード上端より下方位置に設置できるように構成し、
上記後部ボードを起立させ、前部ボードを後席シートバック上端および起立した後部ボード上端より下方位置に配設することで、上記荷室に、上記後席シートバック背面と前部ボードと後部ボードとで前後下面を囲われた棚部と、上記後席シートバック背面と前部ボードと後部ボードと荷室床面とで、前後上下面を囲われたシークレットボックスと、上記後部ボードの後方において上記リヤゲート側に開放された後部荷室とを形成できるように構成し、かつ上記前部ボードと後部ボードとを、荷室床面に載置できるように構成した
自動車の後部荷室構造。 - 上記前部ボードおよび後部ボードを前後に並べて、上記荷室床面から同一高さにて車両に略水平に着脱可能に設置する同一高さ設置部を備えた
請求項1記載の自動車の後部荷室構造。 - 水平な前部ボードの前後長よりも起立した後部ボードの上下長を長く成した
請求項1記載の自動車の後部荷室構造。
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