JP5218076B2 - 車両用デッキボード - Google Patents

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Description

本発明は、車両の荷室の床部に設置される車両用デッキボードに関する。
従来、車両の荷室の床部に設置されるデッキボードに関する技術として、下記特許文献1、2に記載された技術が知られている。
特許文献1には、荷室床面に設置されたトランクボードを前部ボードと後部ボードに分割構成するとともに、後席シートバックの背面と前部ボードと後部ボードとで前後下面を囲われた棚部を形成できるように構成した自動車の後部荷室構造が記載されている。この構造によれば、棚部に載置された物品の落下を後部ボードによって阻止することが可能である。
しかしながら、トランクボードを棚部として使用するときには、前部ボードと後部ボードを狭い荷室内で組み立てなければならないために、組立作業が極めて面倒であるという問題があった。
特許文献2には、前側の分割ボードを立ち上げつつ後側の分割ボードを棚状に水平配置可能とした自動車用フロアボード構造において、後側の分割ボードに下方に凹む凹部を形成するとともに、その凹部の底部をネット材によって構成した自動車用フロアボード構造が記載されている。この構造によれば、棚部には下方に凹む凹部(ネット材)が形成されているために、この凹部によって棚部に載置された物品の落下を防止することが可能である。
しかしながら、フロアボードを荷室の床面に敷設して使用するときには、ネット材は重い物品を載せるためには不向きであり、そのネット材を覆うための別体のボード材が必要になるという問題があった。また、フロアボードを棚部として使用するためには複数回の操作が必要であり、組立作業が極めて面倒であるという問題があった。
特許第3861732号公報 特開2008−87503号公報
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたものであって、棚部として使用しているときに棚部からの物品の落下を防止することのできる車両用デッキボードを提供することを目的とする。また、棚部として使用する際の組立作業が簡単になる車両用デッキボードを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段は、以下の発明である。
本発明は、車両の荷室の床部に設置される車両用デッキボードであって、第1ボードと、一方の端部が前記第1ボードの一端部に対して中間ボードを介して連結されている第2ボードとを備え、前記第1ボードに対して前記中間ボードが上方に折り曲げ可能に連結されており、前記中間ボードに対して前記第2ボードが下方に折り曲げ可能に連結されており、前記一方の端部を上側として前記第2ボードを略垂直に立ち上げたときに、前記第1ボードが略水平な棚部となり、前記中間ボードが前記第1ボードの前記一端部から上方に立ち上がる立壁部となり、さらに前記第2ボードが前記棚部を支持する脚部となることを特徴とする車両用デッキボードである。
本発明によれば、第2ボードを略垂直に立ち上げることによって、第1ボードを略水平な棚部として使用することが可能であり、第1ボードを棚部として使用する際の組立作業が極めて簡単になる。また、第1ボードを棚部として使用する際には、第1ボードの一端部から上方に立ち上がる立壁部によって当該棚部に載置された物品の落下を防止することが可能となる。
本発明において、前記第2ボードを略垂直に立ち上げたときに、前記第1ボードの下面が、前記第2ボードの裏面に一体に形成された支持部によって支持される構成とするのが好ましい。
このような構成によれば、第1ボードの下面を支持するための別体の支持部材を準備する必要がなくなるために、部品点数を削減することが可能となる。
本発明において、前記第2ボードを略垂直に立ち上げたときに、前記中間ボードと前記第2ボードが重なり合った状態となり、その重なり合った状態を保持するための保持構造が前記中間ボードの裏面と前記第2ボードの裏面とにそれぞれ設けられている構成とするのが好ましい。
このような構成によれば、中間ボードと第2ボードが重なり合った状態を保持することが可能となり、第1ボードを棚部として使用しているときに、その棚部が略水平方向(中間ボードが第2ボードに接近し又は離れる方向)にぐらつくことを防止することが可能となる。
本発明において、前記保持構造は、前記中間ボードの裏面及び前記第2ボードの裏面のいずれか一方に設けられた嵌合部と、同他方に設けられた被嵌合部とからなる構成とするのが好ましい。
このような構成によれば、中間ボードと第2ボードが重なり合った状態を保持するための保持構造を簡易な構成で実現することが可能となる。
本発明によれば、棚部として使用しているときに棚部からの物品の落下を防止することが可能な車両用デッキボードを提供することができる。また、棚部として使用する際の組立作業が簡単になる車両用デッキボードを提供することができる。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、以下の説明において、前方側というのは車両前方側のことであり、後方側というのは車両後方側のことである。
図1は、本実施形態のデッキボード10の斜視図であり、デッキボード10が車両30の荷室32の床部に設置された状態を示している。図2は、同じくデッキボード10の斜視図であり、後方側に配置した後部ボード12bが略垂直に立ち上げられた状態を示している。図3は、図2に示すデッキボード10の側面図である。図4は、デッキボード10を荷室32から取り外した状態を示す断面図である。
図1〜図3に示すように、車両30のリアシート34の後方側は荷室32となっており、その荷室32の床部にはアンダートレイ40が埋め込み状に設置されている。アンダートレイ40は、ポリプロピレン等の合成樹脂材料によって形成された深底の箱状部材であり、このアンダートレイ40の内部には、例えば車載工具などの各種物品を収納することが可能となっている。本実施形態のデッキボード10は、車両30の荷室32の床部に設置されることで当該荷室の床面として使用することが可能である。また、本実施形態のデッキボード10は、アンダートレイ40の上部を覆うための蓋としても使用することが可能である。
デッキボード10は、前方側に配置された前部ボード(本発明の「第1ボード」の一例)12aと、後方側に配置された後部ボード(本発明の「第2ボード」の一例)12bと、前部ボード12aと後部ボード12bの間に配置された中間ボード12cを備えている。これらの各ボード12a〜12cは、例えばポリプロピレンなどの合成樹脂材料によって板状に形成されており、リアシート34とほぼ同幅の略長方形状をなしている。中間ボード12cは、前部ボード12aに対して上方に折り曲げ可能に連結されている。後部ボード12bは、中間ボード12cに対して下方に折り曲げ可能に連結されている。このため、デッキボード10は、3つのボード12a〜12cの上面がほぼ平坦になるように配置した図1の状態(フラット状態)と、前部ボード12aが略水平に配置するとともに中間ボード12c及び後部ボード12bが略垂直に配置した図2の状態(折り曲げ状態)をとることができるようになっている。
図4に示すように、中間ボード12cの前端部は、前部ボード12aの後端部(本発明の「第1ボードの一端部」の一例)に対して第1連結部14aを介して連結されている。第1連結部14aは、前部ボード12a及び中間ボード12cと一体に形成された薄肉のインテグラルヒンジによって構成されている。これと同様に、後部ボード12bの前端部(本発明の「一方の端部」の一例)は、中間ボード12cの後端部に対して第2連結部14bを介して連結されている。第2連結部14bは、中間ボード12c及び後部ボード12bと一体に形成された薄肉のインテグラルヒンジによって構成されている。
後部ボード12bの裏面(図4における下面)には、後部ボード12bを略垂直に立ち上げたときに前部ボード12aの下面を支持することのできる支持部22が設けられている。支持部22は、後部ボード12bの裏面に一体に形成された板状部材からなり、後部ボード12bと略直角をなすように形成されている。
図5は、デッキボード10の裏面の状態を示す斜視図である。図5に示すように、デッキボード10の裏面には、嵌合部52及び被嵌合部54からなる保持構造50が設けられている。嵌合部52は、中間ボード12cの裏面に凸状に形成されている。被嵌合部54は、後部ボード12bの裏面に凹状に形成されている。嵌合部52が被嵌合部54に嵌合することによって、後部ボード12bを略垂直に立ち上げたときに、中間ボード12cと後部ボード12bが重なり合った状態を保持することができる。
図6は、嵌合部52が被嵌合部54に嵌合した状態を示す断面図である。図6に示すように、嵌合部52の側面には半球状の突起56が形成されており、嵌合部52が被嵌合部54に嵌合した状態では、被嵌合部54の内面によって突起56の頂部がやや潰された状態となっており、嵌合部52が被嵌合部54に嵌合した状態が維持されるようになっている。
図1、図4に示すように、中間ボード12cの上面には、取っ手24が取り付けられている。取っ手24は、ポリプロピレン等の合成樹脂材料によって形成されており、中間ボード12cの上面に埋め込まれた状態で取り付けられている。取っ手24の上面は、中間ボード12cの上面と面一の状態となっている。車両30の荷室32の後方に立ったユーザーは、この取っ手24を手でつかむことによって中間ボード12cを上方に持ち上げることが可能となっている。
後部ボード12bを略垂直に立ち上げるためには、まず、中間ボード12cの上面に取り付けられた取っ手24を手でつかむことによって、中間ボード12cを上方に持ち上げる。これにより、後部ボード12bの前端部(本発明でいう一方の端部)を上方に持ち上げることができる。つぎに、後部ボード12bの後端側の左右両縁部を、アンダートレイ40の左右両側壁部の内壁面に形成されている縦溝部42(図2参照)に上方から差し込む。これにより、後部ボード12bを略垂直に立ち上げた状態で保持することができる。
後部ボード12bを略垂直に立ち上げたときには、図2、図3に示すように、前部ボード12aが略水平な棚部となり、中間ボード12cが棚部の後端部(本発明でいう第1ボードの一端部)から上方に立ち上がる立壁部となり、さらに後部ボード12bが棚部(前部ボード12a)を支持する略垂直な脚部となる。これにより、棚部となった前部ボード12aの上面に物品を載置することが可能となる。
図1、図3に示すように、リアシート34の背面には、第1ボード12aの前端部を下方から支持することのできる2つの突出部35が設けられている。この突出部35によって、略水平に配置した第1ボード12aの下面を支持することが可能であり、第1ボード12a(棚部)の上面に重い物品を載置することが可能となっている。
前部ボード12aの上面に物品を載置したときには、前部ボード12aの後端部から中間ボード12cが上方に立ち上がっているために、この中間ボード12c(立壁部)によって物品が車両後方側へ落下することを防止することができる。特に、中間ボード12cは、前部ボード12aの後端部から上方に立ち上がっているために、前部ボード12aの上面に載置された物品が車両発進時の慣性力を受けることで車両後方側へ落下することを効果的に防止できるようになっている。
なお、前部ボード12a(棚部)の上面には、前方側、後方側のいずれからでも物品を載置することが可能である。すなわち、リアシート34側から前部ボード12aの上面に物品を載置することもできるし、荷室32の後方側から前部ボード12aの上面に物品を載置することもできる。
また、図7に示すように、リアシート34側から前部ボード12aの前端部を上方に持ち上げることによって、リアシート34の背面及び後部ボード12bの前面によって仕切られた空間Sを、いわゆるシークレットボックス(車室外から見えにくい収納ボックス)として使用することも可能である。
以上説明したように、本実施形態のデッキボード10によれば、後部ボード12bを略垂直に立ち上げることによって、前部ボード12aを略水平な棚部として使用することが可能となる。このため、前部ボード12a及び後部ボード12bが別体で構成されている従来のデッキボードと比較すると、前部ボード12aを棚部として使用する際の組立作業が極めて簡単になる。
また、本実施形態のデッキボード10によれば、前部ボード12aの後端部から上方に立ち上がった中間ボード12c(立壁部)によって、前部ボード12aの上面に載置された物品の後方側への落下を防止することができる。中間ボード12cは、前部ボード12a及び後部ボード12bと一体に形成されているために、部品点数を増加させることなく、前部ボード12aからの物品の落下を防止することが可能となる。
また、本実施形態のデッキボード10によれば、後部ボード12bを略垂直に立ち上げたときに、前部ボード12aの下面を、後部ボード12bの裏面に対して一体に形成された支持部22によって下方から支持することができる。このため、部品点数を増加させることなく、前部ボード12aを下方から支持することが可能となる。
また、本実施形態のデッキボード10によれば、後部ボード12bを略垂直に立ち上げたときに、保持構造50によって中間ボード12cと後部ボード12bが重なり合った状態を保持することが可能となる。これにより、前部ボード12aを略水平な棚部として使用しているときに、中間ボード12cと後部ボード12bが離れることを防止することが可能であり、前部ボード12aが前後方向(中間ボード12cが後部ボード12bに接近し又は離れる方向)にぐらつくことを防止することが可能となる。
また、本実施形態のデッキボード10によれば、保持構造50は、凸状の嵌合部52、及び、凹状の被嵌合部54によって構成されている。嵌合部52及び被嵌合部54は、中間ボード12c及び後部ボード12bの裏面にそれぞれ一体に形成することが可能であり、保持構造50を簡易な構成で実現することが可能となる。
図8は、デッキボード10の第1変形例を示す斜視図であり、図9は、図8に示すデッキボード10を上方に持ち上げた状態を示す断面図である。
図8に示すように、中間ボード12cの上面に指を引っかけるための凹部60aを形成するとともに、後部ボード12bの上面にも指を引っかけるための凹部60bを形成してもよい。図9に示すように、それぞれの凹部60a、60bに人差し指および親指を引っかけることによって、中間ボード12c及び後部ボード12bを上方に持ち上げることができる。この場合、上述した取っ手24を準備する必要がなくなるために、部品点数を削減することが可能となる。また、後部ボード12b及び中間ボード12cを折り曲げる操作と上方に持ち上げる操作を同時に行うことが可能であり、前部ボード12aを棚部として使用する際の組立操作がさらに簡単になるという効果がある。
図10は、デッキボード10の第2変形例を示す断面図である。
図10に示すように、支持部22を後部ボード12bとは別体に構成するとともに、支持部22をヒンジ軸23によって後部ボード12bの裏面に取り付けてもよい。この場合、支持部22が後部ボード12bの裏面に向かって倒れることが可能であり、デッキボード10を荷室32の床部にフラットな状態で配置したときに(図1参照)、支持部22がアンダートレイ40の底部に向かって突出しなくなるために、アンダートレイ40の容量を大きく確保できるという効果がある。
<第2実施形態>
以下、本発明の第2実施形態について図11、図12を参照しながら詳細に説明する。なお、第1実施形態と同一の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
第2実施形態は、第1実施形態とは異なり、左側から順に第1ボード61a、中間ボード61c、および第2ボード61bを車幅方向に配置したものである。図12は、デッキボード60の斜視図であり、車幅方向略中央において第2ボード61bが略垂直に立ち上げられた状態(折り曲げ状態)を示している。図11は、同じくデッキボード60の斜視図であり、デッキボード60が車両30の荷室32の床部に設置された状態(フラット状態)を示している。
デッキボード60がフラット状態にあるときには、図12に示すように、第2ボード61bの左端部(本発明の「一方の端部」の一例)は、第1ボード61aの右端部(本発明の「第1ボードの一端部」の一例)に対して中間ボード61cを介して連結されている。一方、デッキボード60が折り曲げ状態にあるときには、図11に示すように、第2ボード61bは、車幅方向略中央において略垂直に立ち上げられた状態となる。このとき、第1ボード61aは車幅方向左側において略水平となって棚状に配置されている。
本実施形態のデッキボード60によれば、第2ボード61bを略垂直に立ち上げるだけで、荷室32を車幅方向に区画することができ、さらに第1ボード61aを略水平な棚部として使用することが可能となる。このため、荷室32において第1ボード61aが設置されていない空間には、丈の高い物品を積載することができる。一方、比較的丈の低い物品については、第1ボード61aの上面に載置したり、第1ボード61aの下側に形成されるシークレットボックス(車室外から見えにくい収納ボックス)内に収容したりすることもできる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、デッキボード10、60を構成する各ボード12a、12b、12c、61a、61b、61cがインテグラルヒンジによって連結されている例を示したが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。例えば、これらの各ボード12a、12b、12c、61a、61b、61cをヒンジ金具によって折り曲げ可能に連結してもよい。あるいは、これらの各ボード12a、12b、12c、61a、61b、61cを表皮によって被覆するとともに、この表皮によって各ボード12a、12b、12c、61a、61b、61cを折り曲げ可能に連結してもよい。
(2)上記実施形態では、中間ボード12c(61c)の裏面に嵌合部52が設けられており、後部ボード12b(第2ボード61b)の裏面に被嵌合部54が設けられている例を示したが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。例えば、中間ボード12c(61c)の裏面に被嵌合部54が設けられており、後部ボード12b(第2ボード61b)の裏面に嵌合部52が設けられている場合であっても本発明を適用することが可能である。
(3)第1実施形態では、リアシート34の背面に前部ボード12a(第1ボード61a)の下面を支持する突出部35が設けられている例を示したが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。例えば、図11に示すように、荷室32の側壁に第1ボード61aの下面を支持する支持部36を設けてもよい。
第1実施形態のデッキボードの斜視図であり、デッキボードが車両の荷室の床部に設置された状態を示している。 第1実施形態のデッキボードの斜視図であり、後方側に配置した後部ボードが略垂直に立ち上げられた状態を示している。 図2に示すデッキボードの側面図である。 第1実施形態のデッキボードを荷室から取り外した状態を示す断面図である。 第1実施形態のデッキボードの裏面の状態を示す斜視図である。 第1実施形態の嵌合部が被嵌合部に嵌合した状態を示す断面図である。 第1実施形態のリアシート側から前部ボードの前端部を上方に持ち上げた状態を示す側面図である。 第1実施形態のデッキボードの第1変形例を示す斜視図である。 図8に示すデッキボードを上方に持ち上げた状態を示す断面図である。 第1実施形態のデッキボードの第2変形例を示す断面図である。 第2実施形態のデッキボードの斜視図であり、車幅方向略中央において第2ボードが略垂直に立ち上げられた状態を示している。 第2実施形態のデッキボードの斜視図であり、左側から順に第1ボード、中間ボード、および第2ボードが車幅方向に配置された状態で、かつ、デッキボードが車両の荷室の床部に設置された状態を示している。
10、60…デッキボード
12a…前部ボード(第1ボード)
12b…後部ボード(第2ボード)
12c…中間ボード
22…支持部
30…車両
32…荷室
50…保持構造
52…嵌合部
54…被嵌合部
61a…第1ボード
61b…第2ボード
61c…中間ボード

Claims (4)

  1. 車両の荷室の床部に設置される車両用デッキボードであって、
    第1ボードと、
    一方の端部が前記第1ボードの一端部に対して中間ボードを介して連結されている第2ボードとを備え、
    前記第1ボードに対して前記中間ボードが上方に折り曲げ可能に連結されており、前記中間ボードに対して前記第2ボードが下方に折り曲げ可能に連結されており、
    前記一方の端部を上側として前記第2ボードを略垂直に立ち上げたときに、前記第1ボードが略水平な棚部となり、前記中間ボードが前記第1ボードの前記一端部から上方に立ち上がる立壁部となり、さらに前記第2ボードが前記棚部を支持する脚部となることを特徴とする車両用デッキボード。
  2. 請求項1に記載の車両用デッキボードであって、
    前記第2ボードを略垂直に立ち上げたときに、前記第1ボードの下面が、前記第2ボードの裏面に一体に形成された支持部によって支持されることを特徴とする車両用デッキボード。
  3. 請求項1または請求項2に記載の車両用デッキボードであって、
    前記第2ボードを略垂直に立ち上げたときに、前記中間ボードと前記第2ボードが重なり合った状態となり、その重なり合った状態を保持するための保持構造が前記中間ボードの裏面と前記第2ボードの裏面とにそれぞれ設けられていることを特徴とする車両用デッキボード。
  4. 請求項3に記載の車両用デッキボードであって、
    前記保持構造は、前記中間ボードの裏面及び前記第2ボードの裏面のいずれか一方に設けられた嵌合部と、同他方に設けられた被嵌合部とからなることを特徴とする車両用デッキボード。
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