JP3854064B2 - 負圧ブースタ - Google Patents

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    • B60VEHICLES IN GENERAL
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    • B60T13/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
    • B60T13/24Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being gaseous
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    • B60T13/52Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,自動車のブレーキマスタシリンダの倍力作動のために用いられる負圧ブースタに関し,特に,ブースタシェルに,その内部を負圧源に連なる前側の負圧室と後側の作動室とに区画するブースタピストンを収容し,このブースタピストンに連設される弁筒に,該弁筒に前後方向摺動自在に嵌合する弁ピストンと,この弁ピストンに前端部を連結する入力杆と,該弁ピストン及び該弁筒間で前記入力杆の前後動に応じて前記作動室を前記負圧室と大気とに連通切換えする制御弁と,前記入力杆を後退方向へ付勢する入力戻しばねとを配設し,この制御弁を,前記弁筒に形成された環状の負圧導入弁座と,前記弁ピストンに形成されて前記負圧導入弁座の内側に配置される大気導入弁座と,前記弁筒の内周面に固定的に保持される環状の取り付けビード部,この取り付けビード部から軸方向へ延びる伸縮筒部,並びにこの伸縮筒部の前端にフランジ状に連設されて前記負圧導入弁座及び大気導入弁座に着座可能に対向する環状の弁部からなる弁体と,前記弁部を前記負圧導入弁座及び大気導入弁座との着座方向へ付勢する弁ばねとで構成し,前記負圧室に連なる第1ポートを前記負圧導入弁座の外周側に開口し,また前記作動室に連なる第2ポートを前記負圧導入弁座及び大気導入弁座間に開口し,前記弁部の内周側を大気に連通したものゝ改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
かゝる負圧ブースタは,例えば実公昭58−48923号公報に開示されているように,既に知られている。
【0003】
上記公報に開示された負圧ブースタの制御弁周りを図6に示す。同図より明らかなように,従来の負圧ブースタの制御弁38は,弁筒10に形成された環状の負圧導入弁座30と,入力杆20に連結した弁ピストン18に形成されて負圧導入弁座30の内側に配置される大気導入弁座31と,弁筒10の内周面に固定的に保持される環状の取り付けビード部34b,この取り付けビード部34bから前方に延びる伸縮筒部34,並びにこの伸縮筒部の前端にフランジ状に連設されて,負圧導入弁座30及び大気導入弁座31に着座可能に対向する環状の弁部34aからなる弁体34と,その弁部34aを前記負圧導入弁座30及び大気導入弁座31との着座方向へ付勢する弁ばね36とで構成される。そして,負圧室2に連なる第1ポート28が負圧導入弁座30の外周側に開口し,また作動室3に連なる第2ポート29が負圧導入弁座30及び大気導入弁座31間に開口し,弁部34aの内周側に連なる大気導入口39が弁筒10の後端に設けられる。また弁筒10と入力杆20との間には,入力杆20を後退方向へ付勢する入力戻しばね41が縮設される。符号4は,弁筒10が一体的に結合されるブースタピストンである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
一般に,かゝる負圧ブースタにおいて,入力杆の初期操作入力は,入力戻しばねのセット荷重によって決定されるので,この入力戻しばねのセット荷重を極力小さく設定することが操作力の軽減のために望まれる。
【0005】
ところで,入力戻しばね41のセット荷重に抗して入力杆20を前進させて大気導入弁座31を弁体34の弁部34aから離座させると共に,該弁部34aを負圧導入弁座に着座させて,ブースタピストンに,負圧室2及び作動室3間の気圧差による前進推力を付与した状態では,弁部の前面には大気圧,その背面には負圧室2の負圧が作用するので,それらの気圧差による推力により弁部が負圧導入弁座から離座しないように,弁ばねのセット荷重を充分大きく設定しておく必要がある。しかしながら,このように弁ばねのセット荷重を大きく設定すると,それに応じて入力戻しばね41のセット荷重も大きく設定しなければ,入力杆20から操作入力を解除したとき,弁ばね36のセット荷重に抗して弁部を負圧導入弁座30から離座させることができなくなり,こうしたことが従来の負圧ブースタにおける入力戻しばね41のセット荷重の低減を妨げる一因となっている。
【0006】
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,弁ばねのセット荷重を下げることを可能にし,それに伴い入力戻しばねのセット荷重を下げることを可能にして,入力杆の初期操作入力を軽減し得るようにした前記負圧ブースタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために,本発明は,ブースタシェルに,その内部を負圧源に連なる前側の負圧室と後側の作動室とに区画するブースタピストンを収容し,このブースタピストンに連設される弁筒に,該弁筒に前後方向摺動自在に嵌合する弁ピストンと,この弁ピストンに前端部を連結する入力杆と,該弁ピストン及び該弁筒間で前記入力杆の前後動に応じて前記作動室を前記負圧室と大気とに連通切換えする制御弁と,前記入力杆を後退方向へ付勢する入力戻しばねとを配設し,この制御弁を,前記弁筒に形成された環状の負圧導入弁座と,前記弁ピストンに形成されて前記負圧導入弁座の内側に配置される大気導入弁座と,前記弁筒の内周面に固定的に保持される環状の取り付けビード部,この取り付けビード部から軸方向へ延びる伸縮筒部,並びにこの伸縮筒部の前端にフランジ状に連設されて前記負圧導入弁座及び大気導入弁座に着座可能に対向する環状の弁部からなる弁体と,前記弁部を前記負圧導入弁座及び大気導入弁座との着座方向へ付勢する弁ばねとで構成し,前記負圧室に連なる第1ポートを前記負圧導入弁座の外周側に開口し,また前記作動室に連なる第2ポートを前記負圧導入弁座及び大気導入弁座間に開口し,前記弁部の内周側を大気に連通した負圧ブースタにおいて,前記弁部を前記弁筒の内周面に密接摺動可能に嵌装して,前記弁筒内に,前記弁部が前記負圧導入弁座に着座したとき該弁部の前面で閉じられる前部環状室と,前記弁部の背面が臨む後部環状室とを形成し,前記入力杆の前進時にはこれら前部環状室及び後部環状室間に前記弁部を前記負圧導入弁座との着座方向へ付勢する気圧差を発生させるべく前部環状室を前記第1ポートに連通すると共に,後部環状室を前記第2ポートに連通し,また前記弁ばねは前記入力杆及び前記弁部間に縮設されることを第1の特徴する。
【0008】
この第1の特徴によれば,入力戻しばねのセット荷重に抗して入力杆を前進させて,大気導入弁座を弁体の弁部から離座させると共に,該弁部を負圧導入弁座に着座させた状態では,弁筒の前部環状室に臨む弁部の前面には,第1ポートから前部環状室に伝達する負圧が作用するのに対して,弁筒の後部環状室に臨む弁部の背面には,第2ポートから後部環状室に伝達する大気圧が作用するため,弁部は,弁ばねのセット荷重による他,前部及び後部環状室間の気圧差によっても負圧導入弁座との着座方向へ付勢されることになり,したがって弁ばねのセット荷重を低減することが可能となり,それに伴い入力杆を後退方向へ付勢する入力戻しばねのセット荷重の低減も可能となり,入力杆の初期操作荷重の低減を図ることができる。
【0009】
また本発明は,第1の特徴に加えて,前記弁部の外周に,後方に屈曲して前記弁筒の内周面に摺動可能に密接するシールリップを形成したことを第2の特徴する。
【0010】
この第2の特徴によれば,大気導入弁座を弁体の弁部から離座させると共に,該弁部を負圧導入弁座に着座させたとき,前部及び後部環状室間の気圧差により,シールリップの弁筒内周面への密接力が高められ,前部及び後部環状室間の気密を確保することができる。
【0011】
さらに本発明は,第1又は第2の特徴に加えて,前記第2環状室及び前記第1ポート間を連通する連通孔を前記弁筒にその軸線と平行に形成したことを第3の特徴する。
【0012】
この第3の特徴によれば,弁筒の成形時,中子ピンにより連通孔を同時に形成することができ,連通路付き弁筒を安価に提供することができる。
【0013】
【実施例の形態】
本発明の実施の形態を,添付図面に示す本発明の実施例に基づいて説明する。
【0014】
図1は本発明に係るシングル型負圧ブースタを入力杆の休止状態で示す縦断面図,図2は図1の2部拡大図,図3は倍力作動状態を示す,図2に対応した作用説明図,図4は倍力解除過程を示す,図2に対応した作用説明図,図5は上記負圧ブースタの倍力特性線図である。
【0015】
先ず,図1及び図2において,負圧ブースタBのブースタシェル1は,対向端を相互に結合する前後一対のシェル半体1a,1bとから構成される。両シェル半体1a,1bは,これらを貫通する複数本のタイロッド8(図1にはそのうちの1本を示す)により相互に連結される。そして上記タイロッド8を介して後部シェル半体1bが自動車の車室前壁Fに固着されると共に,ブレーキマスタシリンダMのシリンダボディMaが前部シェル半体1aに固着される。
【0016】
ブースタシェル1の内部は,それに前後往復動可能に収容されるブースタピストン4と,その後面に重ねて結着されると共に両シェル半体1a,1b間に挟止されるダイヤフラム5とにより,前側の負圧室2と後側の作動室3とに区画される。負圧室2は,負圧導入管14を介して負圧源V(例えば内燃機関の吸気マニホールド内部)と接続される。
【0017】
ブースタピストン4及びダイヤフラム5も前記タイロッド8に貫通されるが,特にダイヤフラム5は,ブースタピストン4の作動を許容しながら負圧室2及び作動室3間の気密を保持するようにタイロッド8上に結合される。
【0018】
ブースタピストン4は鋼板により環状に成形されており,このブースタピストン4及びダイヤフラム5の中心部に合成樹脂製の弁筒10が一体的に結合される。この弁筒10は,後部シェル半体1bの中心部に後方へ突設された支持筒部12にシールリップ付き軸受部材13を介して摺動自在に支承される。
【0019】
弁筒10内には,弁ピストン18,この弁ピストン18に連結する入力杆20,及びこの入力杆20の前後動に応じて作動室3を負圧室2と大気とに連通切換えする制御弁38とが配設される。
【0020】
弁ピストン18は,弁筒10に設けられたガイド孔11に摺動自在に嵌合されるもので,その前端には頸部18bを介して反力ピストン17が,また後端にはフランジ状の大気導入弁座31がそれぞれ形成される。その大気導入弁座31を囲繞するように同心配置される環状の負圧導入弁座30が弁筒10に形成される。
【0021】
弁ピストン18には,大気導入弁座31の後端面に開口する連結孔18aが設けられ,この連結孔18aに入力杆20の球状前端部20aが嵌合されると共に,その抜け止めのために弁ピストン18の一部がかしめられ,こうして入力杆20は弁ピストン18に首振り可能に連結される。
【0022】
また弁筒10には,前記負圧導入弁座30及び大気導入弁座31と協働する共通一個の弁体34が取り付けられる。この弁体34は全体がゴム等の弾性材で成形されたもので,環状の取り付けビード部34bと,この取り付けビード部34bから前方に延びる伸縮筒部34cと,この伸縮筒部34cの前端から半径方向外方に張り出したフランジ状の弁部34aとからなっており,その弁部34aには,その内周側から環状の補強板44が挿入され,モード結合される。また弁部34aの外周には,後方へ屈曲した環状のシールリップ37が一体に形成される。
【0023】
取り付けビード部34bは,負圧導入弁座30と共に弁筒10の内周側に一体に形成された環状***部10aの後端に当接する前後一対の弁ホルダ35A,35B間に挟持され,その際,後部の弁ホルダ35Bは,Oリング43を介して弁筒10の内周面に嵌合される。また弁部34aは大気導入弁座31及び負圧導入弁座30に着座可能に対向して配置される。
【0024】
弁部34aの補強板44と入力杆20との間には,弁部34aを両弁座30,31との着座方向へ付勢する弁ばね36が縮設される。而して,上記負圧導入弁座30,大気導入弁座31,弁体34及び弁ばね36によって制御弁38が構成される。
【0025】
後部の弁ホルダ35Bと入力杆20との間には入力戻しばね41が縮設され,これによって前後の弁ホルダ35A,35Bが弁筒10の環状***部10a後端に当接,保持されると共に,入力杆20が後退方向へ付勢される。
【0026】
弁筒10内周の環状***部10aには,負圧導入弁座30を囲繞する前部環状室45Aが形成され,該室45Aに弁部34aの前面が臨む。前部環状室45Aの半径方向外側の内周面は負圧導入弁座30よりも後方へ延びており,その内周面に弁部34a外周のシールリップ37が摺動可能に密接する。したがって,前部環状室45Aは,弁部34aが負圧導入弁座30に着座したとき閉じられるようになっている。
【0027】
さらに環状***部10aに内側には,シールリップ37付き弁部34aによって,弁部34aの背面が臨む後部環状室45Bが画成される。
【0028】
弁筒10には第1及び第2ポート28,29が設けられる。第1ポート28は,一端が負圧室2に,他端が前部環状室45Aに開口するように形成され,第2ポート29は,一端が作動室3に,他端が負圧導入弁座30及び大気導入弁座31間に開口するように形成される。この第2ポート29は,また,環状***部10aの根元に形成された,弁筒10の軸線と平行な連通孔47を介して後部環状室45Bとも連通する。弁筒10の軸線と平行な連通孔47は,弁筒10の成形時,中子ピンにより簡単に形成することができる。
【0029】
前記後部シェル半体1bの支持筒部12の後端と入力杆20とに,弁筒10を被覆する伸縮可能のブーツ40の両端が取り付けられ,このブーツ40の後端部に,前記弁体34の内側に連通する大気導入口39が設けられる。この大気導入口39に流入する空気を濾過するフィルタ42が入力杆20の外周面と弁筒10の内周面との間に介裝される。このフィルタ42は,入力杆20及び弁筒10の相対移動を阻害しないよう,柔軟性を有する。
【0030】
さらにまた弁筒10には,ブースタピストン4及び弁ピストン18の後退限を規定するキー32が一定距離の範囲で軸方向移動可能に取り付けられる。このキー32は,前記弁ピストン18及び反力ピストン17間の頸部18bを跨ぐフォーク部32bを内端に有すると共に,その外端32aが前記後部シェル半体1bの支持筒部12に設けられたストッパ壁19の前面に対向するように配置される。而して,キー32がストッパ壁19に当接することによりブースタピストン4及び弁筒10の後退限が規定され,また反力ピストン17の後端面がキー32に当接することにより弁ピストン18及び入力杆20の後退限が規定される。前記頸部18bの軸方向長さはキー32の板厚より大きく設定されていて,弁ピストン18とキー32とが僅かに相対移動ができるようになっている。
【0031】
さらにまた弁筒10には,前方に突出する作動ピストン15と,この作動ピストン15の中心部を貫通する小径シリンダ孔16とが設けられ,この小径シリンダ孔16に前記反力ピストン17が摺動自在に嵌合される。作動ピストン15の外周にはカップ体21が摺動自在に嵌合され,このカップ体21には作動ピストン15及び反力ピストン17に対向する偏平な弾性ピストン22が充填される。その際,反力ピストン17及び弾性ピストン22間には,負圧ブースタBの非作動時に一定の間隙ができるようになっている。
【0032】
カップ体21の前面には出力杆25が突設され,この出力杆25は前記ブレーキマスタシリンダMのピストンMbに連接される。
【0033】
以上において,作動ピストン15,反力ピストン17,弾性ピストン22及びカップ体21は,出力杆25の出力の一部を入力杆20にフィードバックする反力機構24を構成する。
【0034】
カップ体21及び弁筒10の前端面にリテーナ26が当接するように配設され,このリテーナ26とブースタシェル1の前壁との間にブースタピストン4及び弁筒10を後退方向へ付勢するブースタ戻しばね27が縮設される。
【0035】
次にこの実施例の作用について説明する。
【0036】
負圧ブースタBの休止状態では,図1及び図2に示すように,弁筒10に取り付けられたキー32が後部シェル半体1bのストッパ壁19前面に当接し,このキー32に反力ピストン17の後端面が当接することにより,ブースタピストン4及び入力杆20が後退限に位置している。このとき,大気導入弁座31は弁体34の弁部34aに密着しながら,この弁部34aを押圧して負圧導入弁座30から僅かに離座させている。これによって大気導入口39及び第2ポート29間の連通が遮断される一方,第1及び第2ポート28,29間が連通され,したがって負圧室2の負圧が両ポート28,29を通して作動室3に伝達し,両室2,3は同圧となっているため,ブースタピストン4及び弁筒10はブースタ戻しばね27の付勢力により後退位置に保持される。
【0037】
いま,車両を制動すべくブレーキペダルPを踏み込むことにより,入力戻しばね41のセット荷重に抗して入力杆20を弁ピストン18と共に前進させると,図3に示すように,弁ばね36の付勢力が伸縮筒部34cを伸ばしながら弁部34aを負圧導入弁座30に着座させると同時に,大気導入弁座31が弁体34から離れ,これにより第1及び第2ポート28,29間の連通が遮断されると共に,第2ポート29が弁体34の内側を通して大気導入口39と連通される。
【0038】
その結果,大気導入口39から弁筒10内に流入した大気が大気導入弁座31を通過し,第2ポート29を経て作動室3に導入され,作動室3を負圧室2より高圧にするので,それらの気圧差に基づく前方推力を得てブースタピストン4は,弁筒10,作動ピストン15,弾性ピストン22,カップ体21及び出力杆25を伴いながらブースタ戻しばね27の力に抗して前進し,出力杆25によりブレーキマスタシリンダMのピストンMbを駆動するようになる。この駆動に伴い生ずる反力により弾性ピストン22が圧縮されて,その一部を小径シリンダ孔16に膨出させるが,その膨出部が反力ピストン17の前面に当接するまでは,上記反力は入力杆20に伝わらないので,出力杆25の出力は,図5に線a−bで示すように急速に立ち上がるジャンピング特性を示す。
【0039】
このような入力杆20の前進操作時には,弁筒10の前部環状室45Aに臨む弁部34aの前面には,第1ポート28から前部環状室45Aに伝達する負圧が作用するのに対して,弁筒10の後部環状室45Bに臨む弁部34aの背面には,第2ポート29から連通孔47を介して後部環状室45Bに伝達する大気圧が作用するので,弁部34aは,弁ばね36のセット荷重による他,前部及び後部環状室45A,45B間の気圧差によっても負圧導入弁座30との着座方向へ付勢されることになる。したがって弁ばね36のセット荷重を低減することが可能となり,それに伴い入力杆20を後退方向へ付勢する入力戻しばね41のセット荷重の低減も可能となり,その結果,比較的小さい初期操作入力によりジャンピング特性が得られので,ブレーキマスタシリンダM及び各車輪ブレーキの無効ストロークを素早く排除して,各車輪ブレーキの応答性を高めることができる。
【0040】
またこの状態において,弁部34a外周のシールリップ37は,後方に屈曲して,弁筒10の内周面に密接しているので,前部及び後部環状室45A,45B間の気圧差により,上記内周面への密接力が高められ,両環状室45A,45B間の気密を確保することができる。
【0041】
弾性ピストン22が反力ピストン17に当接してからは,出力杆25の作動反力の一部が弾性ピストン22を介して入力杆20にフィードバックされることになるので,操縦者は出力杆25の出力の大きさを感受することができる。そして出力杆25の出力は,弾性ピストン22に当接する作動ピストン15及び反力ピストン17の受圧面積の比によって定まる倍力比をもって,図5の線b−cで示すように増加する。
【0042】
負圧室2及び作動室3間の気圧差が最大となる倍力限界点cに達してからは,出力杆25の出力は,線c−dに示すように,ブースタピストン4の上記気圧差による最大推力と,入力杆20への操作入力との和となる。
【0043】
車両の制動状態を解除すべく,ブレーキペダルPから踏力を解放すると,先ず入力杆20及び弁ピストン18が入力戻しばね41の力をもって後退する。これに伴い,弁ピストン18は,図4に示すように,大気導入弁座31を弁体34に着座させながら,その弁体34を負圧導入弁座30から大きく離間させるので,作動室3が第2ポート29及び第1ポート28を介して負圧室2と連通する。その結果,作動室3への大気の導入が阻止される一方,作動室3の空気が負圧室2を経て負圧限Vに吸入され,それらの気圧差が無くなるため,ブースタピストン4も,ブースタ戻しばね27の弾発力をもって後退し,マスタシリンダMの作動を解除していく。そして,ブースタピストン4及び入力杆20は,再び図1及び図2の休止状態に戻る。
【0044】
本発明は,上記実施例に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば,負圧ブースタBは,前後一対のブースタピストンを同一の弁筒に結合したタンデム型に構成することもできる。
【0045】
【発明の効果】
以上のように本発明の第1の特徴によれば,ブースタシェルに,その内部を負圧源に連なる前側の負圧室と後側の作動室とに区画するブースタピストンを収容し,このブースタピストンに連設される弁筒に,該弁筒に前後方向摺動自在に嵌合する弁ピストンと,この弁ピストンに前端部を連結する入力杆と,該弁ピストン及び該弁筒間で前記入力杆の前後動に応じて前記作動室を前記負圧室と大気とに連通切換えする制御弁と,前記入力杆を後退方向へ付勢する入力戻しばねとを配設し,この制御弁を,前記弁筒に形成された環状の負圧導入弁座と,前記弁ピストンに形成されて前記負圧導入弁座の内側に配置される大気導入弁座と,前記弁筒の内周面に固定的に保持される環状の取り付けビード部,この取り付けビード部から軸方向へ延びる伸縮筒部,並びにこの伸縮筒部の前端にフランジ状に連設されて前記負圧導入弁座及び大気導入弁座に着座可能に対向する環状の弁部からなる弁体と,前記弁部を前記負圧導入弁座及び大気導入弁座との着座方向へ付勢する弁ばねとで構成し,前記負圧室に連なる第1ポートを前記負圧導入弁座の外周側に開口し,また前記作動室に連なる第2ポートを前記負圧導入弁座及び大気導入弁座間に開口し,前記弁部の内周側を大気に連通した負圧ブースタにおいて,前記弁部を前記弁筒の内周面に密接摺動可能に嵌装して,前記弁筒内に,前記弁部が前記負圧導入弁座に着座したとき該弁部の前面で閉じられる前部環状室と,前記弁部の背面が臨む後部環状室とを形成し,前記入力杆の前進時にはこれら前部環状室及び後部環状室間に前記弁部を前記負圧導入弁座との着座方向へ付勢する気圧差を発生させるべく前部環状室を前記第1ポートに連通すると共に,後部環状室を前記第2ポートに連通し,また前記弁ばねは前記入力杆及び前記弁部間に縮設されるので,入力杆を前進させて大気導入弁座を弁体の弁部から離座させると共に,該弁部を負圧導入弁座に着座させた状態では,弁部は,弁ばねのセット荷重による他,前部及び後部環状室間に発生する気圧差によっても負圧導入弁座との着座方向へ付勢されることになり,したがって弁ばねのセット荷重を低減すること,延いては入力杆を後退方向へ付勢する入力戻しばねのセット荷重を低減することも可能となり,入力杆の初期操作荷重の低減を図ることができる。
【0046】
また本発明の第2の特徴によれば,前記弁部の外周に,後方に屈曲して前記弁筒の内周面に摺動可能に密接するシールリップを形成したので,大気導入弁座を弁体の弁部から離座させると共に,該弁部を負圧導入弁座に着座させたとき,前部及び後部環状室間の気圧差により,シールリップの弁筒内周面への密接力が高められ,前部及び後部環状室間の気密を確保することができる。
【0047】
さらに本発明の第3の特徴によれば,前記第2環状室及び前記第1ポート間を連通する連通孔を前記弁筒にその軸線と平行に形成したので,弁筒の成形時,中子ピンにより連通孔を同時に形成することができ,連通路付き弁筒を安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシングル型負圧ブースタを入力杆の休止状態で示す縦断面図。
【図2】図1の2部拡大図。
【図3】倍力作動状態を示す,図2に対応した作用説明図。
【図4】倍力解除過程を示す,図2に対応した作用説明図。
【図5】上記負圧ブースタの倍力特性線図。
【図6】従来の負圧ブースタにおける制御弁部の断面図。
【符号の説明】
B・・・・負圧ブースタ
V・・・・負圧源
1・・・・ブースタシェル
2・・・・負圧室
3・・・・作動室
4・・・・ブースタピストン
10・・・弁筒
10a・・環状***部
18・・・弁ピストン
20・・・入力杆
28・・・第1ポート
29・・・第2ポート
30・・・負圧導入弁座
31・・・大気導入弁座
34・・・弁体
34a・・弁部
34b・・取り付けビード部
34c・・伸縮筒部
36・・・弁ばね
38・・・制御弁
37・・・シールリップ
45a・・前部環状室
45b・・後部環状室
47・・・連通孔

Claims (3)

  1. ブースタシェル(1)に,その内部を負圧源(V)に連なる前側の負圧室(2)と後側の作動室(3)とに区画するブースタピストン(4)を収容し,このブースタピストン(4)に連設される弁筒(10)に,該弁筒(10)に前後方向摺動自在に嵌合する弁ピストン(18)と,この弁ピストン(18)に前端部を連結する入力杆(20)と,該弁ピストン(18)及び該弁筒(10)間で前記入力杆(20)の前後動に応じて前記作動室(3)を前記負圧室(2)と大気とに連通切換えする制御弁(38)と,前記入力杆(20)を後退方向へ付勢する入力戻しばね(41)とを配設し,この制御弁(38)を,前記弁筒(10)に形成された環状の負圧導入弁座(30)と,前記弁ピストン(18)に形成されて前記負圧導入弁座(30)の内側に配置される大気導入弁座(31)と,前記弁筒(10)の内周面に固定的に保持される環状の取り付けビード部(34b),この取り付けビード部(34b)から軸方向へ延びる伸縮筒部(34c),並びにこの伸縮筒部(34c)の前端にフランジ状に連設されて前記負圧導入弁座(30)及び大気導入弁座(31)に着座可能に対向する環状の弁部(34a)からなる弁体(34)と,前記弁部(34a)を前記負圧導入弁座(30)及び大気導入弁座(31)との着座方向へ付勢する弁ばね(36)とで構成し,前記負圧室(2)に連なる第1ポート(28)を前記負圧導入弁座(30)の外周側に開口し,また前記作動室(3)に連なる第2ポート(29)を前記負圧導入弁座(30)及び大気導入弁座(31)間に開口し,前記弁部(34a)の内周側を大気に連通した負圧ブースタにおいて,
    前記弁部(34a)を前記弁筒(10)の内周面に密接摺動可能に嵌装して,前記弁筒(10)内に,前記弁部(34a)が前記負圧導入弁座(30)に着座したとき該弁部(34a)の前面で閉じられる前部環状室(45A)と,前記弁部(34a)の背面が臨む後部環状室(45B)とを形成し,前記入力杆(20)の前進時にはこれら前部環状室(45A)及び後部環状室(45B)間に前記弁部(34a)を前記負圧導入弁座(30)との着座方向へ付勢する気圧差を発生させるべく前部環状室(45A)を前記第1ポート(28)に連通すると共に,後部環状室(45B)を前記第2ポート(29)に連通し,また前記弁ばね(36)は前記入力杆(20)及び前記弁部(34a)間に縮設されることを特徴する,負圧ブースタ。
  2. 請求項1記載の負圧ブースタにおいて,
    前記弁部(34a)の外周には,後方に屈曲して前記弁筒(10)の内周面に摺動可能に密接するシールリップ(37)を形成したことを特徴する,負圧ブースタ。
  3. 請求項1又は2記載の負圧ブースタにおいて,
    前記後部環状室(45B)及び前記第1ポート(28)間を連通する連通孔(47)を前記弁筒(10)にその軸線と平行に形成したことを特徴する,負圧ブースタ。
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