JP3840081B2 - プリント装置、該装置の駆動制御方法、前記装置を具えたプリントシステム、および前記方法を実行するためのプログラム - Google Patents

プリント装置、該装置の駆動制御方法、前記装置を具えたプリントシステム、および前記方法を実行するためのプログラム Download PDF

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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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    • B41J29/10Sound-deadening devices embodied in machines

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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータ等の画像出力端末として用いられるプリント装置や、複写機,ワードプロセッサ,ファクシミリ等の記録部として用いられるプリント装置に関し、特に種々の駆動源を具備して種々の駆動を実施するプリント装置、並びに、該装置の駆動制御方法、前記装置を具えたプリントシステム、および前記方法を実行するためのプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のプリント装置として、ユーザの所望に応じ、画像を高精彩にプリントするモードや、高速にプリントするモードを備えたものがある。そして、かかる従来のプリント装置は、主走査や副走査を行うための各部駆動源の制御を、選択されたプリントモードに適合させるべく可変とする構成が採用されているのみである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一方近年では、プリント装置の小型軽量化および低価格化が進み、オフィスは勿論のこと、家庭や個人にも広く普及するに至り、これに伴ってプリント装置が使用される環境も多岐にわたるようになってきている。かかる状況下、プリント装置を使用する際には周囲環境に顧慮する必要性が増してきている。
【0004】
例えば、昼間であれば気にならないプリント装置の動作音も、夜間など周囲が静粛な状態となると、プリント媒体(用紙)の給紙動作音や搬送動作音、またプリントヘッドの走査動作音やプリント動作音などが非常に気になることがあるからである。また、動作音が問題となるのはそのような夜間の使用に限らない。例えば、図書館や学校およびそれらに類する使用環境においては、その開館時間帯や授業中において特に静粛性が要求されるため、プリント装置の動作音が憚られる場合があるからである。
【0005】
プリント装置の動作音の大きさはプリント速度と相関があるので、プリント速度を低下させれば動作音を低減することができる。上述のプリント装置において、高精彩プリントモードはプリント速度の低下を伴うので、このモードに設定すれば比較的静粛にプリントを行うことができる。
【0006】
しかしながら、高精細モードはプリント剤(インクジェットプリンタにあってはインク)を比較的多量に消費するものであり、本来ユーザがそのような高精彩プリントを望まないにも拘らずプリント剤の消費量が増大してしまうことは好ましいことではない。そして、プリント剤の消費を抑制するためには、比較的動作音が大きい高速プリントモードの選択を行わざるを得ないという問題がある。
【0007】
すなわち、従来のプリント装置はあくまでもプリントモードの選択に主眼が置かれたものであり、ユーザの要求および周囲環境の双方に応じた態様での使用が困難であった。
【0008】
本発明は、以上の問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ユーザがどのようなプリントモードを選択する場合でも、周囲に及ぼすプリント装置動作音を気兼ねすることなくプリントが行えるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明は、プリント媒体に対しプリント剤を付与するためのプリントヘッドを用いてプリントを行うプリント装置において、
前記プリント媒体を前記プリント装置へ導入する給紙手段と、
該給紙手段により導入された前記プリント媒体を搬送方向に搬送する搬送手段と、
前記給紙手段と前記搬送手段とを含む複数の被駆動部に所定の動作を行わせるための複数の駆動源について、複数のプリント品位それぞれに応じた駆動条件が設定されている複数のプリントモードからなる第1の駆動モードでの駆動と、該第1駆動モードと比較して当該駆動源の駆動が静粛となる第2の駆動モードでの駆動とを、選択的に行わせることが可能な駆動制御手段と、
前記第1の駆動モードと前記第2の駆動モードとを切り替えるモード切替手段と、を具え
前記駆動制御手段は、前記第2の駆動モードでの駆動を行うにあたり、前記第1の駆動モードに用いられる駆動条件のうち、静粛な駆動が実施可能な駆動条件を選択設定することを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、プリント媒体に対しプリント剤を付与するためのプリントヘッドを用いてプリントを行うプリント装置の制御方法において、
前記プリント媒体を前記プリント装置へ導入する給紙手段と当該導入された前記プリント媒体を搬送方向に搬送する搬送手段とを含む前記プリント装置の複数の被駆動部に所定の動作を行わせるための複数の駆動源について、複数のプリント品位それぞれに応じた駆動条件が設定されている複数のプリントモードからなる第1の駆動モードでの駆動と、該第1駆動モードと比較して当該駆動源の駆動が静粛となる第2の駆動モードでの駆動とを、選択的に行わせることが可能な駆動制御工程と、
前記第1の駆動モードと前記第2の駆動モードとを切り替えるモード切替工程と、を具え
前記駆動制御工程では、前記第2の駆動モードでの駆動を行うにあたり、前記第1の駆動モードに用いられる駆動条件のうち、静粛な駆動が実施可能な駆動条件を選択設定することを特徴とする。
【0011】
さらに、本発明は、プリント媒体に対しプリント剤を付与するためのプリントヘッドを用いてプリントを行うプリント装置と、該プリント装置にプリントを行わせるための画像データを供給する画像供給装置とを具備するプリントシステムにおいて、
前記プリント媒体を前記プリント装置へ導入する給紙手段と当該導入された前記プリント媒体を搬送方向に搬送する搬送手段とを含む前記プリント装置の複数の被駆動部に所定の動作を行わせるための複数の駆動源について、複数のプリント品位それぞれに応じた駆動条件が設定されている複数のプリントモードからなる第1の駆動モードでの駆動と、該第1駆動モードと比較して当該駆動源の駆動が静粛となる第2の駆動モードでの駆動とを、選択的に行わせることが可能な駆動制御手段と、
前記第1の駆動モードと前記第2の駆動モードとを切り替えるモード切替手段と、を具え
前記駆動制御手段は、前記第2の駆動モードでの駆動を行うにあたり、前記第1の駆動モードに用いられる駆動条件のうち、静粛な駆動が実施可能な駆動条件を選択設定することを特徴とする。
【0012】
以上において、前記複数の被駆動部は、前記プリントヘッドを前記プリント媒体に対して相対的に走査する走査手段をさらに含み、該走査手段に対して記駆動源が設けられているものとすることができる。
【0014】
また、以上において、前記複数の被駆動部には、前記プリントヘッドによる前記プリント剤付与の性能を維持するための性能維持手段をさらに含み、該性能維持手段に対して前記駆動部が設けられているものとすることができる。
【0015】
さらに、以上において、前記駆動制御手段または工程は、前記第1の駆動モードでの駆動を行わせるにあたり、一連の駆動制御に関わる複数の駆動制御データを用いるものとすることができる。
【0017】
さらに、前記駆動制御手段または工程は、前記第2の駆動モードでの一連の駆動制御の各段階における前記駆動源の駆動速度が、前記第1の駆動モードでの一連の駆動制御の各段階における前記駆動源の駆動速度の同等以下となるよう、前記選択設定を行うものとすることができる。
【0019】
また、前記第2の駆動モードにおける前記駆動源の駆動を、前記複数のプリントモードの違いによって可変としないものとすることができる。
【0021】
また、本発明は、コンピュータに以上のいずれかの形態のプリント装置制御方法を実行させるための制御プログラム、さらに、その制御プログラムを格納した記憶媒体に存する。
【0022】
なお、本明細書において、「プリント」(「記録」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、また人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わず、広くプリント媒体上に画像、模様、パターン等を形成する場合、またはプリント媒体の加工を行う場合を言うものとする。
【0023】
また、「プリント媒体」とは、一般的なプリント装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板等、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能な物も言うものとするが、以下では「用紙」または単に「紙」と言う場合もある。
【0024】
さらに、「インク」(「液体」という場合もある)とは、上記「プリント」の定義と同様広く解釈されるべきものであり、プリント媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成、プリント媒体の加工、或いはインクの処理(例えば、プリント媒体に付与されるインク中の色材の凝固または不溶化)に供される液体を言うものとする。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。
【0026】
近年のプリント装置は印刷速度の高速化が求められており、これを実現するためにデータ処理などの電気的な処理だけでなく機械的な駆動処理そのものも高速に行われるようになってきている。すなわち、プリント媒体(用紙)の給紙処理や搬送処理、またプリントヘッドの走査処理やプリント処理など、機械的な駆動処理の高速化に伴ってそれらの動作音も大きくなる傾向にあるので、前述したように、深夜家庭でプリント装置を使用する際には既に就寝している家人に気を遣いつつ印刷などを行う必要も生じる。このため、深夜のプリント装置の使用など、静粛性が強く求められる場合があり、本実施形態では静粛に作動可能なモード(以下、サイレントモードという)を具備するプリント装置を用いる。
【0027】
1)プリントシステムの構成例
図1は本発明の一実施形態に係るプリンタを具えたプリントシステムの構成例を示すブロック図である。
【0028】
本実施形態に係るシステムは、概して、印刷データ(制御コマンドを含む。以下同様)の生成や、当該生成のためのUI(ユーザインタフェース)設定等を行うホストコンピュータ1000と、その印刷データに基づいて画像をプリント媒体に形成するプリンタ2000とで構成される。
【0029】
ホストコンピュータ1000は、CPU1001、ROM1002、RAM 1003、システムバス1004、種々の入出力機器のためのI/Oコントローラ(CRTC,HDC,FDCなど)1005、外部インタフェース(I/F)1006、ハードディスクドライブ(HDD)やフロッピー(登録商標)ディスクドライブ(FDD)などの外部記憶装置(HDD/FDD)1007、リアルタイムクロック(RTC)1008、CRT1009、およびキーボードやマウスなどの入力装置(KeyBoard/Mouse)1010等を備える。
【0030】
CPU1001は、外部記憶装置1007等よりRAM1003に読み込んだアプリケーションプログラムや、通信プログラム、プリンタドライバ、オペレーティングシステム(OS)等に基づいて動作するが、電源投入時はROM1002によりブートし、外部記憶装置1007等からOSをRAM1003にロードした後、アプリケーションプログラムやドライバソフトウェア等も同様にロードすることでシステムとして機能する。外部I/F1006は、RAM1003や外部記憶装置1007(HDD)内にスプールした印刷データを順次プリンタ2000に送信する。入力装置1010は、I/Oコントローラ1005を介してユーザからの指示データをホストコンピュータ内に取り込む。RTC1008は、システム時間を計時するためのものであり、I/Oコントローラ1005を介して時間情報の取得や設定等を行う。CRT1009は表示装置であり、I/Oコントローラ1005内のCRTCにより制御される。これらのCRT1009および入力装置1010のブロックによりユーザインタフェースが構成される。
【0031】
一方、プリンタ2000は、外部I/F部2001、制御部2002、印刷部I/F部2003、印刷部2004、CPU2006、ROM2007、RAM2008、システムバス2005等を備える。
【0032】
すなわち、プリンタ2000は、ホストコンピュータ1000から制御コマンドや印刷データを受信したり、各種ステータス情報などをホストコンピュータ1000に通知するための外部I/F部2001、主として受信したプリントデータを解釈し、印刷部2004で印刷するためのデータを生成する制御部2002、印刷部I/F部2003から出力されてきたデータを受け、実際に画像を形成するプリンタエンジンである印刷部2004、プリンタ全体を制御するCPU2006、プリンタの制御プログラムを格納するROM2007、外部I/F部2001が使用する受信時のバッファ領域などの作業領域としてRAM2008などで構成される。
【0033】
ここで、プリンタ2000としてはレーザプリンタ、熱転写あるいは感熱式プリンタ、ドットインパクトプリンタ、インクジェットプリンタなど形態のものを用いることができるが、本例ではインクジェットプリンタ形態のもの、すなわち印刷部2004にインクジェットヘッドを用いる形態のものとする。また、インクジェットヘッドとしては、インクを吐出するために利用されるエネルギとして熱エネルギを用いるものや機械的エネルギを用いるものがあるが、本例では通電に応じインクに膜沸騰を生じさせる熱エネルギを発生する電気熱変換体を有したものを用いる。
【0034】
2)プリンタの構成例
図2〜図4は本例のプリンタ2000の機械的構成の一例を示し、ここではシリアルスキャン方式のインクジェット記録装置を例示している。ここで、図2は当該装置の外観構成、図3は内部構成、および図4はプリント部周辺の要部構成をそれぞれ示す斜視図である。
【0035】
本実施形態におけるインクジェットプリント装置形態のプリンタ2000は、給紙部、搬送部、プリント部および排紙部等を装備しており、これらが、上ケース1および下ケース2内に収納されている。以下、これらの構成について説明する。
【0036】
給紙部3は、図2に示すように、水平面から例えば30°〜60°の角度を持って装置本体に取付けられており、積載してセットされたプリント媒体は、プリント後略水平に排紙されるように構成されている。また、給紙部3の下方には、プリント媒体を略水平のまま給紙するための不図示の給紙口が備えられている。給紙部3には、不図示の給紙モータの駆動により回転する給紙ローラ4、可動サイドガイド5、圧板6、ベース7、および不図示の分離爪等が備えられている。そして、圧板6上に積載されたプリント媒体は、分離爪と給紙ローラ4とにより、1枚ずつ搬送部8に対して送給される。
【0037】
搬送部8は、搬送ローラ9、ピンチローラ10、およびプラテン11等を備えており、搬送部8に送られたプリント媒体は、搬送ローラ9とピンチローラ10とのニップ部分に送られる。また、ピンチローラ10は、ピンチローラ軸55に軸支された状態でピンチローラホルダ13に取り付けられ、ピンチローラバネ14により搬送ローラ9に押圧されており、搬送ローラ9の回転に従動回転してプリント媒体の搬送力を作用している。
【0038】
そして、搬送モータ18の駆動が中間ギア17および搬送ローラギア16を介して搬送ローラ9に伝達され、搬送ローラ9とピンチローラ10との間に挟持されたプリント媒体は、搬送ローラ9の回転に応じてプラテン11上をプリント開始位置まで所定量搬送される。そして、プリントヘッド19により所定の画像情報に基づいたプリントが行われる。
【0039】
プリントヘッド19は、搬送ローラ9およびピンチローラ10により搬送されたプリント媒体にインクを付与して画像をプリントするものである。この装置におけるプリント手段としては、プリントヘッドからインクを吐出してプリントするインクジェット記録方式を用いている。すなわち、このプリントヘッドは、微細な液体吐出口(オリフィス)、その吐出口に連通する液路、この液路の一部に設けられ、液体に吐出のためのエネルギを作用するエネルギ作用部、および、そのエネルギを発生するエネルギ発生手段を備えている。
【0040】
かかるエネルギ発生手段としては、ピエゾ素子等の電気機械変換体を用いたもの、レーザ等の電磁波を照射して発熱させ、その発熱による作用で液滴を吐出させるもの、あるいは、発熱抵抗体を有する発熱素子等の電気熱変換体によって液体を加熱して液体を吐出させるものなどがある。その中でも、熱エネルギによって液体を吐出させるインクジェット記録方式に用いられるプリントヘッドは、プリント用の液滴を吐出して吐出用液滴を形成するための液体吐出口(オリフィス)を高密度に配列することができるために、高解像度のプリントをすることが可能である。そして特に、電気熱変換体をエネルギ発生手段として用いたプリントヘッドは、コンパクト化も容易であり、かつ、最近の半導体分野における技術の進歩と信頼性の向上が著しいIC技術やマイクロ加工技術の長所を十二分に活用でき、高密度実装化が容易で、製造コストも安価なことから有利である。また、その中でも、電気熱変換体の発熱によってインクに膜沸騰を生じさせ、そのときの発泡エネルギによってインク吐出口からインクを吐出するものが安定した吐出動作を行う上で有利である。
【0041】
また、プリントヘッド19は、例えば、ブラックインク、シアンインク、マゼンタインクおよびイエローインク吐出用の各ヘッドユニットを有してカラー画像をプリントするものとすることができる。
【0042】
回復系部32は、キャップ15および不図示のポンプユニット等を備えており、プリントヘッド19の不図示のインク吐出口形成面がキャップ15に対向する位置に移動すると、キャップ15が不図示の回復モータの駆動によって上昇し、プリントヘッド19のインク吐出口形成面を覆うように当接し、密閉する。そしてこの状態で、ポンプユニットが回復モータの駆動によって動作すると、プリントヘッド19のインク吐出口からインクが引き出されてインクの吸引が実施され、プリントヘッド19の吐出性能の回復ないし維持が行われる。
【0043】
プリント部20は、図3に示すように、プリントヘッド19を取付けるキャリッジ21、キャリッジ21をシート搬送方向(副走査方向)と直交する方向(主走査方向)に往復移動させるためのガイド軸22、キャリッジ21の上部を支持し、プリントヘッド19の吐出口とプリント媒体との間の距離を維持するガイド23、キャリッジモータ24の駆動をキャリッジ21に伝達するタイミングベルト25、モータ24に取り付けられたプーリとの間でタイミングベルト25を張架するアイドルプーリ26、および、プリントヘッド19に対しヘッド駆動信号等を伝達するための不図示のフレキシブル基板等を有している。
【0044】
そして、プリントヘッド19は、プリント開始位置に待機しているプリント媒体に、キャリッジ21に搭載されて主走査され、その過程でインク吐出を行うことにより吐出口配列範囲に対応した幅の画像をプリントする。1回の主走査の後、搬送ローラ9の回転に応じ、例えば2.709mmを単位としたプリント媒体の搬送を行い、その終了後に再びプリントヘッド19が主走査され、プラテン11上に保持されているプリント媒体に画像をプリントする。すなわち、キャリッジ21の移動によるプリントヘッド19の主走査と搬送部によるプリント媒体の所定量の搬送(副走査)とを交互に繰り返すことにより、プリント媒体全面にわたって画像記録が行われる。
【0045】
排紙部27は、図2〜図5に示すように、排紙ローラ28と、この排紙ローラ28に装着され、搬送モータ18の駆動を中間ギア17を介して排紙ローラ28に伝達する排紙ローラギア40と、排紙ローラ28と協働しプリント媒体の被プリント面にに点接触してプリント媒体排出のための搬送力を付与する拍車30と、プリント媒体の排出を補助する排紙トレイ31等を有している。なお、拍車30は、不図示のホルダにばね軸29を介して挿入され、ばね軸29の付勢力により排紙ローラ28に向けて押圧され、排紙ローラ28の回転に従動回転する。
【0046】
図2〜図4に示したプリンタ2000は、ノンインパクト型のプリント方式によるプリント装置の一つであり、高密度かつ高速なプリント動作を低騒音に行うことが可能であるという優れた利点を有している。しかし近年はプリント動作の一層の高速化の要求が高まっており、図示のプリントヘッドはそのような要求に十分に応え得るものであるが、主走査(キャリッジ走査)および副走査(用紙搬送)の高速化も伴うものであり、その分プリンタとしての作動音が大きくなる。
【0047】
そこで、本例のプリンタ2000はサイレントモードでの動作が可能に構成されたものであり、どのプリントモードに設定されている場合でも、CPU2006の制御の下、各部モータの駆動信号を適切に設定することにより、キャリッジの走査速度、プリント媒体(用紙)の給紙速度や搬送速度を通常モードより低くして作動音を低減することが可能なものである。
【0048】
3)モード設定およびプリント処理の概要
上記の構成において、ホストコンピュータ1000にプリンタ2000を接続した際には、その最初の段階でプリンタ2000に対応する通信プログラムや印刷データを生成するためのプリンタドライバをインストールし、プリンタ2000を用いて画像のプリントを行うに当たっては、プリンタドライバのユーティリティ画面を用いて所定の設定を行うのが現在は一般的である。
【0049】
図5(a)は本発明の一実施形態に係るプリンタドライバにおけるユーティリティ画面の表示例である。50は、プリンタドライバのプロパティ画面で複数存在するプロパティシートのうち、ユーティリティシートが選択されている状態である。この画面には、テストプリントを行ってインクジェットヘッドの吐出状態をチェックする処理や、プリントヘッドのクリーニング処理あるいは吐出回復処理を起動するためのボタンを含め、複数のボタンが配置されているが、駆動モードやプリントモードの設定処理を起動するためのボタン51も配置されている。そしてこのボタン51をマウス等でクリックすることで、各モード設定を行うためのダイアログボックスが開く。
【0050】
図5(b)は、本実施形態のサイレント設定ダイアログボックス100の表示例である。本実施形態の駆動モード設定には、「サイレント機能を使用しない」および「サイレント機能を使用する」の2種類の選択肢が存在し、それぞれの機能に対してラジオボタン101および102を割り当てて構成し、この2つの中のいずれか一つが選択されるように排他制御を行うものである。103〜107はプリントモード設定用のラジオボタンであり、最も高品位なプリントを実施することが可能な高精彩プリントモードである「Fine1」から、プリント品位は低下するがインク消費量が少なくかつ高速印刷が可能なハイスピードモードである「HS」まで、5種類のプリントモードを備えている。
【0051】
図6はプリンタドライバ側およびプリンタ側でのプリント時の処理手順の一例を示すフローチャートであり、この図を用いて本発明の実施形態における処理の概要を説明する。
【0052】
プリントデータの生成を行うプリンタドライバは、ユーザによるプリント指示に応じてアプリケーションから発生するプリント開始命令を取得すると、駆動モードおよびプリントモードの設定を行う(ステップSH1)。この設定処理にあたっては、ユーザが図5(a)で示したユーティリティシート50のモード設定ボタン51を操作し、同図(b)で示したモード設定ダイアログボックスに対して駆動モードおよびプリントモードについての選択操作を行った場合には当該選択されたモードを設定する処理を行い、操作を行わなかった場合にはユーザが最後に設定したのモードまたはデフォルトのモードを設定する処理を行う。
次にプリントデータの生成処理を行い(ステップSH3)、モード設定データとともにプリンタ2000に転送する(ステップSH5)。プリントデータの生成処理自体は、従来のプリンタドライバで行われていたものと同様である。
【0053】
プリンタ2000ではプリンタドライバからのデータ受信を待ち(ステップSP1)、受信に応じて、モードに対応した駆動データの設定(ステップSP3)やプリントデータの展開や変換等を行い(ステップSP5)、プリント動作を実行する(ステップSP7)。
【0054】
4)モードに応じたモータ駆動制御の具体例
次に、図7〜図9を参照して、駆動モードおよびプリントモードの違いに応じたモータ駆動制御を、搬送モータ18および給紙モータに対して行う例についてより具体的に説明する。なお、ここでは、これらモータとして共にステッピングモータを用いる場合について例示する。
【0055】
図7は、搬送モータ18の駆動値テーブルの一例を示した図表であり、「搬送速度」として記入されている箇所の値は、テーブル上対応する駆動データについて定められた駆動条件で搬送モータ18を駆動した際のプリント媒体の搬送速度(等速)を示している。そして、本実施形態では、「L0」〜「L8」まで、プリント媒体を搬送するために必要な駆動データを9種類備え、選択される駆動データについて定められた駆動条件に従って搬送モータ18が制御される。
【0056】
図8は、給紙モータの駆動テーブルの一例を示した図表であり、給紙速度として記入されている箇所の値は、対応する駆動データについて定められた駆動条件で給紙モータを駆動した際のプリント媒体の給紙速度(等速)を示している。そして、本実施形態では、「A0」〜「A4」まで、プリント媒体を給紙するために必要な駆動データを5種類備え、選択される駆動データについて定められた駆動条件に従って給紙モータが制御される。
【0057】
図9は、選択された駆動モードおよびプリントモードに応じて選択される搬送モータ18および給紙モータの駆動値インデックスのテーブルの一例を示す図表である。この図に示すように、駆動モードが通常モードの場合と、通常モードより搬送モータ18および給紙モータの駆動音が静粛になるサイレントモードの場合とについて、それぞれプリントモード「Fine1」〜「HS」に対応した駆動値インデックスを示すためテーブルを備えている。また、プリントモードとしては、上述のように、最も高品位なプリントを実施することが可能な高精彩プリントモードである「Fine1」から、プリント品位は低下するがインク消費量が少なくかつ高速印刷が可能なハイスピードモードである「HS」まで、5種類を備えている。
【0058】
ここで、ユーザによって駆動モードとして「通常」が、かつプリントモードとして「HS」が選択された場合の搬送モータ18および給紙モータの駆動制御の態様と、駆動モードとして「サイレント」が、かつプリントモードとして「HS」が選択された場合の搬送モータ18および給紙モータの駆動制御の態様とについて、図9を参照して説明する。
【0059】
まず、駆動モードとして「通常」が選択され、かつプリントモードとして「HS」が選択されている場合においてプリント指示がなされると、給紙モータは駆動データ「A4」の駆動条件で制御され、給紙ローラによってプリント媒体1枚が搬送部8に給紙される。そして、プリント媒体の先端を搬送ローラ9とピンチローラ10とのニップ部分に当接する状態にして、給紙モータ駆動インデックス「A4」の駆動条件による給紙モータの駆動を一端終了する。
【0060】
この後、給紙モータは、駆動データ「A1」の駆動条件で再び駆動制御が開始されるとともに、搬送モータ18も駆動データ「L4」の駆動条件で駆動制御が開始される。そして、給紙モータは、給紙ローラ4が、駆動データ「A4」の駆動条件で給紙を開始した位置まで駆動された後に停止する。また、搬送モータ18は、プリント媒体をプラテン11上のプリント開始位置まで搬送した後に駆動停止され、プリント開始位置に待機しているプリント媒体に対し、キャリッジ21に搭載されているプリントヘッド19の主走査により、所定の画像情報に基づいた画像のプリントを実施する。この後、搬送ローラ9の回転によるプリント媒体の所定量の搬送終了毎に、プリントヘッド19の主走査により、プリント媒体に画像のプリントが実施される。
【0061】
その後、プリント媒体の所定量の搬送を行うか、またはプリント媒体全面へのプリントが終了してプリント媒体を排出する排紙動作を行うかによって、搬送モータ18を駆動するために選択される搬送モータ駆動値インデックスが異なることになる。本実施形態においては、搬送モータ18をステッピングモータで構成しており、「HS」モードで駆動する場合には、搬送モータ18を192step駆動するときにプリント媒体の所定量の搬送(10.837mm搬送)が得られる設定となっている。従って、図9より、搬送モータ18は駆動データ「L8」の駆動条件で所定量のプリント媒体の搬送を実施することになる。そして、プリント媒体の所定量の搬送終了毎の、プリントヘッド19によるプリント媒体へのプリントが終了するとプリント媒体の排紙動作が行われることとなり、搬送モータ18は、駆動データ「L8」の駆動条件で駆動されて、一連のプリント動作が終了することになる。
【0062】
一方、駆動モードとして「サイレント」が選択され、かつプリントモードとして「HS」が選択されている場合においてプリント指示がなされた場合には、給紙モータは、駆動データ「A1」の駆動条件で駆動され、給紙ローラ4により、プリント媒体1枚が搬送部8に給紙される。そして、プリント媒体の先端を搬送ローラ9とピンチローラ10のニップ部分に当接する状態にして、駆動データ「A1」の駆動条件による給紙モータの駆動を一端終了する。
【0063】
この後、給紙モータは、駆動データ「A0」の駆動条件で再び駆動制御が開始されるとともに、搬送モータ18も、搬送モータ駆動値インデックス「L1」の駆動条件で駆動制御が開始される。そして、給紙モータは、駆動データ「A1」の駆動条件で給紙を開始した位置まで駆動された後に駆動停止される。また、搬送モータ18は、プリント媒体をプラテン11上のプリント開始位置まで搬送した後に駆動停止され、プリント開始位置に待機しているプリント媒体に対し、キャリッジ21に搭載されているプリントヘッド19の主走査により、所定の画像情報に基づいた画像のプリントを実施する。この後、搬送ローラ9の回転によるプリント媒体の所定量の搬送終了毎に、プリントヘッド19の主走査により、プリント媒体に画像のプリントが実施される。
【0064】
このとき、通常モードの場合と同様に、プリント媒体の所定量の搬送を行うか、またはプリント媒体全面へのプリントが終了してプリント媒体を排出する排紙動作を行うかによって、搬送モータ18を駆動するために選択される駆動データが異なることになる。すなわち、本実施形態においては、搬送モータ18をステッピングモータで構成しており、「HS」モードで駆動する場合には、搬送モータ18を192step駆動するときにプリント媒体の所定量の搬送(10.837mm搬送)が得られる設定となっている。従って、図9より、搬送モータ18は、駆動データ「L3」の駆動条件で所定量のプリント媒体の搬送を実施することになる。そして、プリント媒体の所定量の搬送終了毎の、プリントヘッド19によるプリント媒体へのプリントが終了するとプリント媒体の排紙動作が行われることとなり、搬送モータ18は、駆動データ「L3」の駆動条件で駆動されて、一連のプリント動作が終了することになる。
【0065】
なお、ここでは駆動モードとして「サイレント」が選択され、かつプリントモードとして「HS」が選択された場合について説明したが、サイレントモードの場合には、プリントモードの違いによらず選択される駆動値インデックスの変更がないので、サイレントモードが選択されると、「HS」以外のプリントモードを選択した場合でもプリント媒体の所定量の搬送を実施するための搬送モータ18の駆動量が192step以上の場合には上述した場合と同じ駆動値インデックスが選択されることになる。また、プリント媒体の所定量の搬送を実施するための搬送モータ18の駆動量が1〜191stepの場合には、搬送モータ18の駆動量に応じて、図9に示した駆動データが選択されることになる。このとき、所定量の搬送時以外の駆動値インデックスは、上述した場合と同じ駆動値インデックスが選択されることになる。
【0066】
また、上述したサイレントモードの場合の駆動データは、例えば給紙動作時等、同一動作を実施する箇所で比較した場合、通常モードで選択される駆動データに対して、すべて同等以下の駆動速度で給紙モータおよび搬送モータ18が駆動されることになるので、通常モードに対して静粛な駆動が実現できることになる。
【0067】
また、上述したサイレントモードに対して別途駆動データを用意することもできるが、本例の場合は、通常モードでの一連の処理のいずれかで使用する駆動データから、静粛な駆動が実施可能な駆動値インデックスを選択して使用する設定にしているので、新たにサイレントモード専用の駆動値インデックスを作成する必要がない。
【0068】
以上説明したように、本例によれば、どのようなプリントモードを選択した場合でも、駆動音を周囲に気兼ねすることなく使用できるプリンタおよびプリントシステムを実現することができる。また、サイレントモードを実施するために特別な駆動データを新たに増加させていないので、容易かつ速やかにサイレントモードでの動作が可能となる。
【0069】
5)モードに応じた駆動制御の対象
上述の第1例では、サイレントモードで通常モードと異なった駆動制御を施す対象を搬送モータおよび給紙モータとした例について説明したが、回復系モータやキャリッジモータについても、上記2種類のモータの場合と同様に、通常モードで使用している駆動テーブルから、静粛な駆動が実施可能な駆動テーブルをサイレントモードの場合に選択して使用する設定とすれば、上述と同様の効果を得ることができる。
【0070】
さらに上例では、搬送モータおよび給紙モータとしてステッピングモータを用いた場合について説明したが、例えばDCモータを用いる場合であっても、図9においてステップ数で区切った搬送モータ駆動区分の箇所を搬送量に置き換えることで、上述と同様の効果を得ることができる。
【0071】
また、サイレントモードで通常モードと異なった駆動制御を施す駆動源を、必要最小限に絞って実施しても、前述したのと同様の効果を得ることができる。すなわち、駆動制御の対象である駆動源は、その構成によらず、プリント装置で用いている複数の駆動源の一部または全部とすることができるものである。
【0072】
6)その他
上述の実施形態では、サイレントモードを実施する場合、通常モードで使用している駆動テーブルから静粛な駆動が実施可能な駆動データを選択して使用する構成にしていたが、サイレントモード専用の駆動テーブルを新たに備える構成としても、本発明初期の目的を達成できる。
【0073】
また、サイレントモードにおいては、選択される駆動データの変更をプリントモードの違いに応じては実施しないようにしたが、静粛さのレベルを可変とし、例えば、HSモードとそれ以外と言うように、2種類以上のサイレントモードでの駆動制御条件を備えても前述と同様の効果を得ることができる。
【0074】
また、上述した搬送モータの駆動区分の分類方法および駆動テーブルで設定している値、さらには、1つの駆動源が備えている駆動データの種類およびサイレントモードとして選択した駆動データの選択例等は、上述の説明に限定されるものではないのは勿論であり、プリント装置ないしプリントシステムの構成に応じて適宜設定し得るものである。
【0075】
さらに、モードに応じた駆動制御を行うのに用いられるテーブルは、ホスト装置であるコンピュータ1000側に備えられるものでも、プリンタ2000側に備えられるものでもよい。前者の場合には、ユーザによるモード設定に応じて対応する駆動データをメモリから読み出し、プリンタ2000へのプリントデータ送信時にその駆動データを付加するとともに、プリンタ2000がその駆動データに基づいてプリント動作を行うようにすればよい。後者の場合には、所要のデータテーブルをROM2007等に格納しておき、コンピュータ1000からモードデータを受信した際にテーブルを参照して設定を行うようにすればよい。
【0076】
また、上述の実施形態では、モード設定をホストコンピュータ側のプリンタドライバで処理するものとしたが、その処理をプリンタ側で行うようにすることもできる。すなわち、例えば、プリンタにモード選択用の入力手段を設け、ユーザがこれを適宜操作してモード設定を行うようにすることもできる。これによれば、ホスト装置側にグラフィカル・ユーザインターフェース(GUI)機能を持たないシステムであっても、容易に同等の機能を実現できるものである。また、その処理を行うためのプログラムについても、必ずしもプリンタに予め組み込まれるものでなくてもよく、ホスト装置側のプリンタドライバより適宜供給されるものでもよい。
【0077】
さらに、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアまたはプリンタドライバのプログラムコードを、プリント装置を含む様々なデバイスが接続された機械またはシステム内のコンピュータに供給し、機械またはシステムのコンピュータに格納されたプログラムコードによって様々なデバイスを作動させることにより上述実施形態の機能を実現するようにしたプリントシステムも、本発明の範囲に含まれる。
【0078】
この場合、プログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、および通信や記憶媒体などによりプログラムコードをコンピュータに供給する手段も、本発明の範囲に含まれる。
【0079】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスクやCD−ROMのほか、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−R、DVD、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
【0080】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって本実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0081】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって本実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0082】
さらに加えて、本発明プリントシステムの形態としては、パーソナルユースのものであるかあるいは業務ないし産業用のものであるかを問わず、コンピュータ,スキャナ,デジタルカメラ等の画像データ供給装置と、画像出力端末としてのプリント装置とを有するもののほか、例えばスキャナとプリント装置とが一体となった複写機、データ送受信装置とプリント装置とが一体となったファクシミリ装置、プリント装置を一体に有するワードプロセッサや電子タイプライタ、プリント装置を一体化したデジタルカメラなどの形態であってもよい。
【0083】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ユーザがどのようなプリントモードを選択する場合でも、周囲に及ぼすプリント装置動作音を気兼ねすることなくプリントが行えるようになる。また、静粛な駆動(サイレントモード)を実施するために特別な駆動条件を新たに増加させていないので、容易かつ速やかにサイレントモードでの動作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るプリンタを用いたプリントシステムの構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るプリンタの一例であり、シリアルスキャン方式のインクジェット記録装置の外観構成を示す斜視図である。
【図3】図2のプリンタの内部構成例を示す斜視図である。
【図4】図3に示したプリンタのプリント部周辺の要部構成例を示す斜視図である。
【図5】(a)および(b)は、図1に示したコンピュータにインストールされるプリンタドライバにおけるユーティリティ画面の表示例およびモード設定ダイアログボックスの表示例をそれぞれ示す説明図である。
【図6】本発明の一実施形態におけるプリンタドライバ側およびプリンタ側でのプリント時の処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明の一実施形態による搬送モータ駆動テーブルの一例を示した図表である。
【図8】本発明の一実施形態による給紙モータ駆動テーブルの一例を示した図表である。
【図9】本発明の一実施形態に係り、設定された駆動モードおよびプリントモードに応じて選択される搬送モータおよび給紙モータの駆動値インデックスのテーブルの一例を示す図表である。
【符号の説明】
1 上ケース
2 下ケース
3 給紙部
4 給紙ローラ
5 可動サイドガイド
6 圧板
7 ベース
8 搬送部
9 搬送ローラ
10 ピンチローラ
12 プラテン
13 ピンチローラホルダ
14 ピンチローラバネ
15 キャップ
16 搬送ローラギア
17 中間ギア
18 搬送モータ
19 プリントヘッド
20 プリント部
21 キャリッジ
22 ガイド軸
23 ガイド
24 キャリッジモータ
25 タイミングベルト
26 アイドルプーリ
27 排紙部
28 排紙ローラ
29 ばね軸
30 拍車
31 排紙トレイ
32 回復系部
40 排紙ローラギア
50 ユーティリティシート
51 モード設定用ボタン
100 モード設定ダイアログボックス
101〜107 ラジオボタン
1000 ホストコンピュータ
2000 プリンタ

Claims (15)

  1. プリント媒体に対しプリント剤を付与するためのプリントヘッドを用いてプリントを行うプリント装置において、
    前記プリント媒体を前記プリント装置へ導入する給紙手段と、
    該給紙手段により導入された前記プリント媒体を搬送方向に搬送する搬送手段と、
    前記給紙手段と前記搬送手段とを含む複数の被駆動部に所定の動作を行わせるための複数の駆動源について、複数のプリント品位それぞれに応じた駆動条件が設定されている複数のプリントモードからなる第1の駆動モードでの駆動と、該第1駆動モードと比較して当該駆動源の駆動が静粛となる第2の駆動モードでの駆動とを、選択的に行わせることが可能な駆動制御手段と、
    前記第1の駆動モードと前記第2の駆動モードとを切り替えるモード切替手段と、を具え
    前記駆動制御手段は、前記第2の駆動モードでの駆動を行うにあたり、前記第1の駆動モードに用いられる駆動条件のうち、静粛な駆動が実施可能な駆動条件を選択設定することを特徴とするプリント装置。
  2. 前記複数の被駆動部は、前記プリントヘッドを前記プリント媒体に対して相対的に走査する走査手段をさらに含み、該走査手段に対して記駆動源が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のプリント装置。
  3. 前記複数の被駆動部には、前記プリントヘッドによる前記プリント剤付与の性能を維持するための性能維持手段をさらに含み、該性能維持手段に対して前記駆動部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のプリント装置。
  4. 前記駆動制御手段は、前記第1の駆動モードでの駆動を行わせるにあたり、一連の駆動制御に関わる複数の駆動制御データを用いることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載のプリント装置。
  5. 前記駆動制御手段は、前記第2の駆動モードでの一連の駆動制御の各段階における前記駆動源の駆動速度が、前記第1の駆動モードでの一連の駆動制御の各段階における前記駆動源の駆動速度の同等以下となるよう、前記選択設定を行うことを特徴とする請求項に記載のプリント装置。
  6. 前記第2の駆動モードにおける前記駆動源の駆動を、前記複数のプリントモードの違いによって可変としないことを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載のプリント装置。
  7. プリント媒体に対しプリント剤を付与するためのプリントヘッドを用いてプリントを行うプリント装置の制御方法において、
    前記プリント媒体を前記プリント装置へ導入する給紙手段と当該導入された前記プリント媒体を搬送方向に搬送する搬送手段とを含む前記プリント装置の複数の被駆動部に所定の動作を行わせるための複数の駆動源について、複数のプリント品位それぞれに応じた駆動条件が設定されている複数のプリントモードからなる第1の駆動モードでの駆動と、該第1駆動モードと比較して当該駆動源の駆動が静粛となる第2の駆動モードでの駆動とを、選択的に行わせることが可能な駆動制御工程と、
    前記第1の駆動モードと前記第2の駆動モードとを切り替えるモード切替工程と、を具え
    前記駆動制御工程では、前記第2の駆動モードでの駆動を行うにあたり、前記第1の駆動モードに用いられる駆動条件のうち、静粛な駆動が実施可能な駆動条件を選択設定することを特徴とするプリント装置の制御方法。
  8. 前記複数の被駆動部は、前記プリントヘッドを前記プリント媒体に対して相対的に走査する走査手段をさらに含み、該走査手段に対して記駆動源が設けられていることを特徴とする請求項に記載のプリント装置の制御方法。
  9. 前記複数の被駆動部には、前記プリントヘッドによる前記プリント剤付与の性能を維持するための性能維持手段をさらに含み、該性能維持手段に対して前記駆動部が設けられていることを特徴とする請求項7または8に記載のプリント装置の制御方法。
  10. 前記駆動制御手段は、前記第1の駆動モードでの駆動を行わせるにあたり、一連の駆動制御に関わる複数の駆動制御データを用いることを特徴とする請求項ないしのいずれかに記載のプリント装置の制御方法。
  11. 前記駆動制御手段は、前記第2の駆動モードでの一連の駆動制御の各段階における前記駆動源の駆動速度が、前記第1の駆動モードでの一連の駆動制御の各段階における前記駆動源の駆動速度の同等以下となるよう、前記選択設定を行うことを特徴とする請求項10に記載のプリント装置の制御方法。
  12. 前記第2の駆動モードにおける前記駆動源の駆動を、前記複数のプリントモードの違いによって可変としないことを特徴とする請求項7ないし11のいずれかに記載のプリント装置の制御方法。
  13. プリント媒体に対しプリント剤を付与するためのプリントヘッドを用いてプリントを行うプリント装置と、該プリント装置にプリントを行わせるための画像データを供給する画像供給装置とを具備するプリントシステムにおいて、
    前記プリント媒体を前記プリント装置へ導入する給紙手段と当該導入された前記プリント媒体を搬送方向に搬送する搬送手段とを含む前記プリント装置の複数の被駆動部に所定の動作を行わせるための複数の駆動源について、複数のプリント品位それぞれに応じた駆動条件が設定されている複数のプリントモードからなる第1の駆動モードでの駆動と、該第1駆動モードと比較して当該駆動源の駆動が静粛となる第2の駆動モードでの駆動とを、選択的に行わせることが可能な駆動制御手段と、
    前記第1の駆動モードと前記第2の駆動モードとを切り替えるモード切替手段と、を具え
    前記駆動制御手段は、前記第2の駆動モードでの駆動を行うにあたり、前記第1の駆動モードに用いられる駆動条件のうち、静粛な駆動が実施可能な駆動条件を選択設定することを特徴とするプリントシステム。
  14. コンピュータに請求項ないし12のいずれかに記載のプリント装置制御方法を実行させるための制御プログラム。
  15. コンピュータに請求項ないし12のいずれかに記載のプリント装置制御方法を実行させるための制御プログラムを格納した記憶媒体。
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