JP3787029B2 - 通信装置,通信手段選択方法及びコンピュータ可読媒体 - Google Patents

通信装置,通信手段選択方法及びコンピュータ可読媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、複数種類の通信手段の中から一つの通信手段を選択して通信を行う通信装置,通信手段選択方法及びコンピュータ可読媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタル交換技術の発達や無線通信技術の発達に伴い、様々な通信手段を利用して通信を行うことが可能になっている。特に、データ通信を行うコンピュータ(携帯情報端末を含む)は、モデムを備えていれば従来のアナログ電話網を利用したデータ通信ができるとともに、ターミナルアダプタを備えていればISDN(Integrated Service Digital Network)を利用したデータ通信ができ、デジタル携帯電話接続カードを備えていればデジタル移動通信網を利用したデータができる。さらに、IrDAポート等の赤外線通信ポートを備えていれば、他のコンピュータとの間で赤外線通信を行うことができる。
【0003】
このような様々な通信手段は、夫々ドライバプログラムが異なる。従って、同一のコンピュータが複数の通信手段を備えている場合には、使用者は、複数の通信手段のうちどの通信手段を用いるかの選択を行い、選択した通信手段を駆動するためのドライバプログラムを探し出して起動しなければならないとともに、通信プログラムの設定を変更しなければならない。しかも、選択した通信手段を用いた通信が不可能であった場合には、再度、別の通信手段を選択し、別のドライバプログラムを起動しなければならない。これらは、通信を行うという使用者の目的に付随した作業に過ぎないので、なるべく簡単に済ませられるできである。この点、近年のOSや通信プログラムにおけるGUI(Graphical Use Interface)を発展によってドライバプログラムの起動や通信プログラムの設定変更は大分容易にはなっているが、その時々で最適な通信手段を使用者が選択しなければならない煩わしさは、何ら変わりがない。
【0004】
この通信手段の選択の煩わしさを解消するために、通信手段の優先順位を予め決めておくとともにこの優先順位に応じて自動的に何れかの通信手段を選択するための技術が、従来、種々提案されている。例えば、特開平9−200298号では、回線情報に基づいて優先順位を自動的に決定する技術が開示されている。また、特開平7−245660号では、使用者によって決定された優先順位を登録する技術が開示されている。
【0005】
これら特開平9−200298号及び特開平7−245660号では、用意される優先順位は一通りづつであるが、特開平9−149455号では、目的(通信料金が安い事を優先するか、通話が途切れない事を優先するか)別に複数の優先順位テーブルを具備し簡単な操作により何れかの優先順位テーブルを選択できる旨を、開示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記特開平9−149455号では、優先順位テーブルを複数準備することは開示されているが、これら複数の優先順位テーブルのうち何れを採用するかについての基準は示されていないので、使用者は、通信を行う際に、何れかの優先順位テーブルを選ぶかの判断をしなければならない。従って、使用者に強いられる煩わしさは、未だ残されている。
【0007】
そこで、本発明の課題は、所定の基準で優先順位を夫々設定した複数の順位設定情報のうち何れか一つを自動的に選択し、選択された順位設定情報によって設定さられた優先順位で通信手段の選択を行うことができる通信装置,通信手段選択方法及びコンピュータ可読媒体を、提供することである
【0008】
【課題を解決するための手段】
各請求項記載の発明は、上記課題を解決するためになされたものである。
即ち、請求項1記載の発明は、図1の原理図に示した通り、夫々別個の通信経路を経て他の通信機器との間でデータ授受が可能な複数の通信手段100と、他の通信機器との通信に用いる前記通信手段100の優先順位を設定した順位設定情報を個々の通信機器に関連付けて複数個保持する記憶手段101と、特定の通信機器との間で通信を行う場合に当該特定の通信機器に関連付けられた前記順位設定情報を前記記憶手段101から読み出す順位設定情報読出手段102と、前記順位設定情報読出手段102が読み出した前記順位設定情報によって設定された優先順位の順に、各通信手段100を用いた通信が可能であるかどうかを判定する通信可否判定手段103と、前記通信可否判定手段103によって最初に通信可能であると判定された通信手段100を用いて前記特定の通信機器との間での通信を実行する通信実行手段104とを、備えたことを特徴とする。
【0009】
このように構成されると、特定の通信機器との間で通信を行う場合には、順位設定情報読出手段102は、この通信機器に関連付けられている順位設定情報を、記憶手段101に保持されている複数の順位設定情報の中から自動的に特定して、これを読み出す。そして、通信可否判定手段103は、読み出された順位設定情報によって設定された優先順位の順に、各通信手段100を用いた通信が可能であるかどうかを判定する。この通信可否判定手段103が順番に判定を行っている間に、通信が可能であると判定できた通信手段100があった場合には、通信実行手段104は、この通信手段100を用いて通信を実行する。このように、本発明によると、ユーザによる判断は不要であるので、複数の通信手段100が使用可能である場合における煩雑さが防止できる。
【0010】
また、請求項2記載の発明は、図1の原理図に示した通り、夫々別個の通信経路を経て他の通信機器との間でデータ授受が可能な複数の通信手段100と、他の通信機器との通信に用いる前記通信手段100の優先順位を設定した順位設定情報を通信が行われる時間帯に関連付けて複数個保持する記憶手段101と、現在時刻を示すタイマ手段105と、特定の通信機器との間で通信を行う場合に、前記タイマ手段105が示す現在時刻を含む時間帯に関連付けられた前記順位設定情報を前記記憶手段101から読み出す順位設定情報読出手段102と、前記順位設定情報読出手段102が読み出した前記順位設定情報によって設定された優先順位の順に、各通信手段を用いた通信が可能であるかどうかを判定する通信可否判定手段103と、前記通信可否判定手段103によって最初に通信可能であると判定された通信手段100を用いて、前記特定の通信機器との間での通信を実行する通信実行手段104とを、備えたことを特徴とする。
【0011】
このように構成されると、特定の通信機器との間で通信を行う場合には、順位設定情報読出手段102は、タイマ手段105が示すその時点での現在時刻を含む時間帯に関連付けられている順位設定情報を、記憶手段101に保持されている複数の順位設定情報の中から自動的に特定して、これを読み出す。そして、通信可否判定手段103は、読み出された順位設定情報によって設定された優先順位の順に、各通信手段100を用いた通信が可能であるかどうかを判定する。この通信可否判定手段103が順番に判定を行っている間に、通信が可能であると判定できた通信手段100があった場合には、通信実行手段104は、この通信手段100を用いて通信を実行する。このように、本発明によると、ユーザによる判断は不要であるので、複数の通信手段100が使用可能である場合における煩雑さが防止できる。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2において、順位設定情報読出手段が読み出した前記順位設定情報によって優先順位が設定された情報機器を特定する情報を表示する表示手段を更に備えたことで、特定したものである。
【0013】
請求項4記載の発明は、請求項3において、通信可否判定手段が前記判定を行っている情報機器を特定する情報を他から区別して表示させる様前記表示手段を制御する表示制御手段を更に備えることで、特定したものである。
【0014】
請求項5記載の発明は、請求項3又は4において、通信可否判定手段によって通信不可能であると判定された情報機器を特定する情報を他から区別して表示させる様前記表示手段を制御する表示制御手段を更に備えたことで、特定したものである。
【0015】
請求項6記載の発明は、請求項3乃至5の何れかにおいて、通信可否判定手段によって通信可能であると判定された情報機器を特定する情報を他から区別して表示させる様前記表示手段を制御する表示制御手段を更に備えたことで、特定したものである。
【0016】
請求項7記載の発明は、請求項1又は2において、通信可否判定手段によって前記判定がなされている通信手段を用いた通信を拒否する旨の拒否情報が入力される入力手段を更に備えるとともに、前記通信可否判定手段が、この入力手段によって前記拒否情報が入力された場合には、その時点で行っている通信手段に対する前記判定を中止することで、特定したものである。
【0017】
請求項8記載の発明は、請求項1又は2において、通信可否判定手段によって通信可能であると判定された通信手段を用いた通信を拒否する旨の拒否情報が入力される入力手段を更に備えるとともに、この入力手段によって前記拒否情報が入力された場合には、前記通信実行手段が、前記通信可能であると判定された通信手段を用いた通信を中止し、前記通信可否判定手段が、次の優先順位の通信手段に対する前記判定を行うことで、特定したものである。
【0018】
請求項9記載の発明は、夫々別個の通信経路を経て他の通信機器との間でデータ授受が可能な複数の通信手段と記憶装置とを有する通信装置において他の通信機器との間の通信に用いる通信手段を選択するための通信手段選択方法であって、前記通信手段の優先順位を設定した順位設定情報を個々の通信機器に関連付けて前記記憶装置内部に格納し、特定の通信機器との間で通信を行う場合に、当該特定の通信機器に関連付けられた前記順位設定情報を前記記憶手段から読み出し、読み出した前記順位設定情報によって設定された優先順位の順に、各通信手段を用いた通信が可能であるかどうかを判定し、最初に通信可能であると判定された通信手段を、前記特定の通信機器との間の通信に用いる通信手段として選択することを特徴とする。
【0019】
請求項10記載の発明は、夫々別個の通信経路を経て他の通信機器との間でデータ授受が可能な複数の通信手段と記憶装置とを有する通信装置において他の通信機器との間の通信に用いる通信手段を選択するための通信手段選択方法であって、前記通信手段の優先順位を設定した順位設定情報を通信が行われる時間帯に関連付けて前記記憶装置内部に格納し、特定の通信機器との間で通信を行う場合に、現在時刻を含む時間帯に関連付けられた前記順位設定情報を前記記憶手段から読み出し、読み出した前記順位設定情報によって設定された優先順位の順に、各通信手段を用いた通信が可能であるかどうかを判定し、最初に通信可能であると判定された通信手段を、前記特定の通信機器との間の通信に用いる通信手段として選択することを特徴とする。
【0020】
請求項11記載の発明は、夫々別個の通信経路を経て他の通信機器との間でデータ授受が可能な複数の通信手段と記憶装置とに接続されたコンピュータに対して、他の通信機器との間の通信に用いる通信手段の優先順位を設定した順位設定情報を個々の通信機器に関連付けて前記記憶装置内部に格納させ、特定の通信機器との間で通信を行う場合に、当該特定の通信機器に関連付けられた前記順位設定情報を前記記憶手段から読み出させ、読み出した前記順位設定情報によって設定された優先順位の順に、各通信手段を用いた通信が可能であるかどうかを判定させ、最初に通信可能であると判定された通信手段を、前記特定の通信機器との間の通信に用いる通信手段として選択させるプログラムを格納したコンピュータ可読媒体である。
【0021】
請求項12記載の発明は、夫々別個の通信経路を経て他の通信機器との間でデータ授受が可能な複数の通信手段と記憶装置とに接続されたコンピュータに対して、他の通信機器との間の通信に用いる通信手段の優先順位を設定した順位設定情報を通信が行われる時間帯に関連付けて前記記憶装置内部に格納させ、特定の通信機器との間で通信を行う場合に、現在時刻を含む時間帯に関連付けられた前記順位設定情報を前記記憶手段から読み出させ、読み出した前記順位設定情報によって設定された優先順位の順に、各通信手段を用いた通信が可能であるかどうかを判定させ、最初に通信可能であると判定された通信手段を、前記特定の通信機器との間の通信に用いる通信手段として選択させるプログラムを格納したコンピュータ可読媒体である。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。
(コンピュータの構成)
図2は、本実施形態による通信装置が適用されたコンピュータ(携帯情報端末)の概略構成を示すブロック図である。図2に示すように、このコンピュータは、バス8によって互いに接続されたCPU1,ROM2,RAM3,フラッシュメモリ4,キーボード5,液晶ディスプレイ6,タイマ7,及びIrDAポート15から、構成されている。また、このコンピュータには、例えばPCMCIAに準拠したカードスロットが備えられており、このカードスロットを介して、複数の通信カードをバス8に接続することが可能となっている。具体的には、アナログ電話回線に接続され得るモデムカード11,ISDN回線に接続され得るターミナルアダプタカード12,デジタル携帯電話14に接続された携帯電話接続カード13を、バス8に接続することが可能となっている。
【0023】
コンピュータ本体であるCPU1は、ROM2に格納されている様々なプログラムを実行することによってコンピュータ全体に対する制御を行うことができる中央処理装置である。
【0024】
キーボード5は、CPU1に対して各種コマンド(優先順位設定開始コマンド,選択基準設定開始コマンド,通信開始コマンド,拒否コマンド,他)や各種データを入力するためにユーザによって操作される入力装置である。
【0025】
表示手段としての液晶ディスプレイ6は、CPU1の制御に応じて使用者に対する情報表示を行う表示装置である。
タイマ手段としてのタイマ7は、現在時刻を計時して、CPU1に対して現在時刻情報を入力する時計である。
【0026】
RAM3は、CPU1が各種制御を実行する際に作業領域が展開される随時書込可能メモリである。
ROM2は、CPU1によって読み出されて実行される各種プログラムが格納されるコンピュータ可読媒体としての読出専用メモリである。このROM2に格納されているプログラムは、ターミナルアダプタドライバ20,モデムドライバ21,IrDAドライバ22,携帯電話接続カードドライバ23,通信実行手段としての通信プログラム24(順位設定情報読出手段としての優先順位参照プロセス25及び通信可否判定手段としての選択プロセス26を含む),優先順位設定プログラム27,選択基準設定プログラム28,図示せぬその他のアプリケーションプログラムである。
【0027】
ターミナルアダプタドライバ20は、バス8を介してCPU1に接続されるターミナルアダプタカード12を機能させて制御するために必要な、ドライバプログラムである。
【0028】
モデムドライバ21は、バス8を介してCPU1に接続されるモデムカード11を機能させて制御するために必要な、ドライバプログラムである。
IrDAドライバ22は、IrDAポート15を機能させて制御するために必要な、ドライバプログラムである。
【0029】
携帯電話接続カードドライバ23は、バス8を介してCPU1に接続される携帯電話接続カード13を機能させて制御するために必要な、ドライバプログラムである。
【0030】
優先順位設定プログラム27は、各通信相手先及び各通信時間帯毎に、何れの通信手段(モデムカード11,ターミナルアダプタカード12,携帯電話接続カード14,IrDAポート15)を優先して用いるかの優先順位を定める順位設定スクリプト41,42,43,…を作成し、フラッシュメモリ4内に作成するための、プログラムである。
【0031】
選択基準設定プログラム28は、フラッシュメモリ4内の各順位設定スクリプト41,42,43,…中の一つを選択するための選択基準(タイマ7によって示される現在時間を基準に選択するか、通信相手先を基準に選択するか、ユーザからの指示を基準に選択するか)を決定し、フラッシュメモリ4内の選択基準レジスタ40に登録するための、プログラムである。
【0032】
通信プログラム24は、図示せぬアプリケーションプログラムを実行することによってCPU1内に生成されたデータ(ファイル,通信文)を何れかの通信手段11〜15を介して通信相手先(ホストコンピュータ,プロバイダ,他のIrDA機器)に送信したり、何れかの通信手段11〜15を介して通信相手先から受信したデータをアプリケーションプログラムに通知するための、プログラムである。
【0033】
この通信プログラム24に付随した優先順位参照プロセス25は、フラッシュメモリ4内の選択基準レジスタ40に登録された選択基準を基準として何れかの順位設定スクリプト41,42,43,…を選択し、選択した順位設定スクリプト41,42,43,…に記載された優先順位を読み出すルーチンである。
【0034】
また、通信プログラム24に付随した選択プロセス26は、優先順位参照プロセス25によって参照された優先順位に従って、何れかの通信手段11〜15を通信に用いるものとして選択し、選択した通信手段11〜15に対応するドライバプログラムを起動する、ルーチンである。
【0035】
記憶手段及び記憶装置としてのフラッシュメモリ4は、上記した順位設定スクリプト41,42,43,…,及び選択基準レジスタ40を保持するデータ書込可能ロムである。このフラッシュメモリ4内に保持される順位設定スクリプト41,42の内容例を、図3及び図4に示す。これら各図に示されるように、各順位設定スクリプト41,42,43,…は、当該スクリプトの「ID」及び「スクリプト名」,時間帯を基準にスクリプトが選択される場合において当該スクリプトが選択される「時間帯」,通信相手先を基準にスクリプトが選択される場合において当該スクリプトが選択される「通信相手先」,当該スクリプトによって定められた「優先順位1位の通信手段」〜「優先順位4位の通信手段」を記述したテーブル(順位設定情報)である。具体的には、図3は、勤務時間帯(AM9:00〜PM5:00)に勤務先の名義で会員となっているプロバイダ(1)に接続する場合のために、通話料金よりも通信速度及び通信品質を優先して優先順位を定めているID1(「インターネット接続(1)」)の順位設定スクリプト41を、示している。また、図4は、在宅時間帯(PM5:00〜AM0:00)に個人名義で会員となっているプロバイダ(2)に接続する場合のために、通信速度及び通信品質よりも通話料金を優先して優先順位を定めているID2(「インターネット接続(2)」)の順位設定スクリプト42を、示している。
【0036】
(制御内容)
次に、ROM2内の各種プログラムを読み込んだCPU1によって実行される制御処理の内容を、図5乃至図11のフローチャートに基づいて説明する。
<優先順位設定プログラム>
図5は、優先順位設定プログラム27を読み込んだCPU1によって実行される優先順位設定処理の内容を示すフローチャートである。この優先順位設定処理は、キーボード5を介して優先順位設定開始コマンドが入力されることを契機に、スタートする。
【0037】
この優先順位設定処理がスタートした後最初に実行されるS001では、CPU1は、キーボード5を介してユーザによって入力された特定情報に従い、最優先の通信手段11〜15を選択する。
【0038】
次のS002では、CPU1は、S001にて選択された通信手段11〜15の訂正を求めるコマンドが、ユーザによって入力されていないかどうかを、チェックする。そして、訂正を求めるコマンドが入力されている場合には、CPU1は、処理をS001に戻す。これに対して、訂正を求めるコマンドが入力されていない場合には、CPU1は、処理をS003に進める。
【0039】
S003では、CPU1は、キーボード5を介してユーザによって入力された特定情報に従い、次の優先順位が設定される通信手段11〜15を選択する。
次のS004では、CPU1は、S003にて選択された通信手段11〜15の訂正を求めるコマンドが、ユーザによって入力されていないかどうかを、チェックする。そして、訂正を求めるコマンドが入力されている場合には、CPU1は、処理をS003に戻す。これに対して、訂正を求めるコマンドが入力されていない場合には、CPU1は、処理をS005に進める。
【0040】
S005では、CPU1は、今回作成しようとしている順位設定スクリプトによって優先順位を設定すべき全ての通信手段11〜15について、S003の処理を完了したか否かをチェックする。そして、未だ、優先順位を設定すべき全ての通信手段11〜15についてS003の処理を完了していない場合には、CPU1は、処理をS003に戻す。これに対して、優先順位を設定すべき全ての通信手段11〜15についてS003の処理を完了している場合には、CPU1は、処理をS006に進める。
【0041】
S006では、CPU1は、キーボード5を介してユーザによって入力された特定情報に従い、S001及びS003による順位設定(順位設定スクリプト)に対して、名前をつける。なお、CPU1は、ユーザによって特定情報が入力されるか否かに拘わらず、作成順番に従い、今回作成している順位設定スクリプトに対してID番号をつける。
【0042】
次のS007では、CPU1は、キーボード5を介してユーザによって入力された特定情報に従い、S001及びS003による順位設定(順位設定スクリプト)に関連付けるべき通信相手先を、設定する。
【0043】
次のS008では、CPU1は、キーボード5を介してユーザによって入力された特定情報に従い、S001及びS003による順位設定(順位設定スクリプト)に関連付けるべき時間帯を、設定する。
【0044】
次のS009では、CPU1は、S006にて設定された名前,S007にて設定された相手先,及び、S008にて設定された時間帯が、既にフラッシュメモリ4内に保存されている設定スクリプト中のものとバッティングしていないか否か(即ち、既に同じものが設定されてないか否か)を、チェックする。そして、バッティングしていない場合には、CPU1は、S010において、S001及びS003による順位設定,或いは、既に保存されている順位設定スクリプトを、変更する。S010の完了後、CPU1は、処理をS009に戻す。これに対して、バッティングしているとS009にて判定した場合には、CPU1は、処理をS011に進める。
【0045】
S011では、CPU1は、S001及びS003による順位設定,S006にて設定された名前,S007にて設定された相手先,及び、S008にて設定された時間帯を記述した順位設定スクリプトを、フラッシュメモリ4内に保存するか否かをチェックする。このチェックは、キーボード5を介してユーザによって入力される保存コマンドに従って、行われる。そして、保存しない場合(即ち、保存コマンドが入力されていない場合)には、CPU1は、直ちにこの優先順位設定処理を終了する。これに対して、保存する場合(即ち、保存コマンドが入力された場合)には、CPU1は、S012において、この順位設定スクリプトをフラッシュメモリ4内に保存した後に、この優先順位設定処理を終了する。
【0046】
<選択基準設定プログラム>
図6は、選択基準設定プログラム28を読み込んだCPU1によって実行される選択基準設定処理の内容を示すフローチャートである。この選択基準設定処理は、キーボード5を介して選択基準設定開始コマンドが入力されることを契機に、スタートする。
【0047】
この選択基準設定処理がスタートした後最初に実行されるS101では、CPU1は、キーボード5を介してユーザによって入力された特定情報に従い、通信時において通信順位参照プロセス25によって参照される順位設定スクリプト41,42,43,…をユーザ自身が選択できるように設定するか否かを、チェックする。そして、ユーザ自身が選択できるように設定する場合には、CPU1は、S102において、「選択基準=ユーザ」と設定して、フラッシュメモリ4内の選択基準レジスタ40に登録する。S102の完了後、CPU1は、この選択基準設定処理を終了する。これに対して、ユーザ自身が選択できるように設定しない場合には、CPU1は、処理をS103に進める。
【0048】
S103では、CPU1は、キーボード5を介してユーザによって入力された特定情報に従い、通信時において通信順位参照プロセス25によって参照される順位設定スクリプト41,42,43,…を通信相手先に応じて自動的に選択するように設定するか否かを、チェックする。そして、通信相手先に応じて自動的に選択するように設定する場合には、CPU1は、S104において、「選択基準=相手先」と設定して、フラッシュメモリ4内の選択基準レジスタ40に登録する。S104の完了後、CPU1は、この選択基準設定処理を終了する。これに対して、通信相手先に応じて自動的に選択するように設定しない場合には、CPU1は、処理をS105に進める。
【0049】
S105では、CPU1は、キーボード5を介してユーザによって入力された特定情報に従い、通信時において通信順位参照プロセス25によって参照される順位設定スクリプト41,42,43,…を時間帯に応じて自動的に選択するように設定するか否かを、チェックする。そして、時間帯に応じて自動的に選択するように設定する場合には、CPU1は、S106において、「選択基準=時間帯」と設定して、フラッシュメモリ4内の選択基準レジスタ40に登録する。S106の完了後、CPU1は、この選択基準設定処理を終了する。これに対して、時間帯に応じて自動的に選択するように設定しない場合には、CPU1は、処理をS107に進める。
【0050】
S107では、CPU1は、設定を終了するか否かをチェックする。このチェックは、キーボード5を介してユーザによって終了コマンドが入力されたか否かに基づいて、行われる。そして、未だ終了コマンドが入力されていない場合には、CPU1は、処理をS101に戻す。これに対して、終了コマンドが入力された場合には、CPU1は、この選択基準設定処理を終了する。
【0051】
<通信プログラム>
図7乃至図10は、通信プログラム24を読み込んだCPU1によって実行される通信制御処理のメインルーチンの内容を示すフローチャートである。この通信制御処理は、キーボード5を介して通信開始コマンドが入力されることを契機に、スタートする。
【0052】
この通信制御処理がスタートした後最初に実行されるS201では、CPU1は、通信プログラム24を起動する。
次のS202では、CPU1は、フラッシュメモリ4内の選択基準レジスタ40を調べ、「選択基準=ユーザ」と設定されているか否かをチェックする。そして、「選択基準=ユーザ」と設定されている場合には、CPU1は、処理をS206に進める。
【0053】
S206では、CPU1は、フラッシュメモリ4内に保存されている全ての順位設定スクリプト41,42,43,…の内容を、液晶ディスプレイ6上に一覧表示する。次のS207では、CPU1は、キーボード5を介してユーザが特定情報を入力するのを待ち、入力された特定情報に従い、液晶ディスプレイ6上に一覧表示された順位設定スクリプト41,42,43,…のうちの一つを選択する。S207の完了後、CPU1は、処理をS215に進める。
【0054】
一方、「選択基準=ユーザ」と設定されていないとS202にて判定した場合には、CPU1は、処理をS203に進める。S203では、CPU1は、フラッシュメモリ4内の選択基準レジスタ40を調べ、「選択基準=相手先」と設定されているか否かをチェックする。そして、「選択基準=相手先」と設定されている場合には、CPU1は、処理をS208に進める。
【0055】
S208では、CPU1は、任意の通信手段を用いて、図示せぬアプリケーションプログラムによって指示された電話番号に従って発呼を行い、予備的通信を実行する。
【0056】
次のS209では、CPU1は、S208での予備的通信に基づいて通信相手先を識別する。なお、CPU1は、識別が完了すると、この予備的通信を終了する。
【0057】
次のS210では、CPU1は、S209にて識別された通信相手先に関連付けられた順位設定スクリプトがフラッシュメモリ4内にあるか否かを、チェックする。そして、通信相手先に関連付けられた順位設定スクリプトがない場合には、CPU1は、処理をS206に進める。この場合には、CPU1は、上述した通り、S206にて順位設定スクリプトの一覧を表示し、S207にてユーザによって入力された特定情報に従って何れか一つの順位設定スクリプトを選択した後に、処理をS215に進める。これに対して、通信相手先に関連付けられた順位設定スクリプトがあるとS210にて判定した場合には、CPU1は、S211において、通信相手先に関連付けられた順位設定スクリプトを選択した後に(順位設定情報読出手段に相当)、処理をS215に進める。
【0058】
一方、「選択基準=相手先」と設定されていないとS203にて判定した場合には、CPU1は、処理をS204に進める。S204では、CPU1は、フラッシュメモリ4内の選択基準レジスタ40を調べ、「選択基準=時間帯」と設定されているか否かをチェックする。そして、「選択基準=時間帯」と設定されている場合には、CPU1は、処理をS212進める。
【0059】
S212では、CPU1は、タイマ7から現在時刻情報と取り込んで、現在時刻を認識する。
次のS213では、CPU1は、S212にて識別された現在時刻を含む時間帯に関連付けられた順位設定スクリプトがフラッシュメモリ4内にあるか否かを、チェックする。そして、現在時刻を含む時間帯に関連付けられた順位設定スクリプトがない場合には、CPU1は、処理をS206に進める。この場合には、CPU1は、上述した通り、S206にて順位設定スクリプトの一覧を表示し、S207にてユーザによって入力された特定情報に従って何れか一つの順位設定スクリプトを選択した後に、処理をS215に進める。これに対して、現在時刻を含む時間帯に関連付けられた順位設定スクリプトがあるとS213にて判定した場合には、CPU1は、S214において、現在時刻を含む時間帯に関連付けられた順位設定スクリプトを選択した後に(順位設定情報読出手段に相当)、処理をS215に進める。
【0060】
S215では、CPU1は、S207,S211又はS214にて選択された順位設定スクリプトに従って、通信実行処理を行う。図11は、S215にて実行される通信実行処理サブルーチンを示すフローチャートである。
【0061】
この通信実行処理サブルーチンに入って最初のS301では、CPU1は、S207,S211又はS214にて選択された順位設定スクリプトを、フラッシュメモリ4から読み込む(順位設定情報読出手段に相当)。
【0062】
次のS302では、CPU1は、S301にて読み込んだ順位設定スクリプトによって優先順位が定められている各通信手段11〜15を、その優先順位の順に並べて、液晶ディスプレイ6上に表示する(表示手段に相当)。
【0063】
次のS303では、CPU1は、チェック対象の通信手段11〜15の優先順位を示す変数iを、“1”と初期設定する。
次に、CPU1は、優先順位の順に各通信手段11〜15による通信が可能であるか否かをチェックするために、S304乃至S310のループ処理を実行する。このループ処理に入って最初のS304では、CPU1は、優先順位i位の通信手段が「チェック中」である旨のコメントを、液晶ディスプレイ6上に表示中の優先順位i位の通信手段名に隣接させて、表示する(表示制御手段に相当)。
【0064】
次のS305では、優先順位i位の通信手段11〜15につき、通信が可能であるか否かをチェックし始める(通信可否判定手段に相当)。
次のS306では、キーボード5を介してユーザによって拒否コマンド(拒否情報)が入力されたか否かをチェックする。そして、拒否コマンドが入力された場合には、CPU1は、優先順位i位の通信手段11〜15を用いた通信を諦めて、S314において変数iをインクリメントした後に、次の優先順位の通信手段に対するチェックを行うために処理をS304に戻す。
【0065】
これに対して、拒否コマンドが入力されていないとS306にて判定した場合には、CPU1は、S307にて、優先順位i位の通信手段に対するチェックが終了したか否かをチェックする。そして、CPU1は、チェックが未だ終了していない場合には処理をS306に戻し、チェックが終了している場合には処理をS308に進める。
【0066】
CPU1は、上記チェックの結果として優先順位i位の通信手段による通信が不可能であると判断した場合には、処理をS308からS309に進める。S309では、CPU1は、優先順位i位の通信手段が「通信不可」である旨のコメントを、液晶ディスプレイ6上に表示中の優先順位i位の通信手段名に隣接して、表示する(表示制御手段に相当)。S309の完了後、CPU1は、処理をS310に進める。
【0067】
一方、CPU1は、上記チェックの結果として優先順位i位の通信手段による通信が可能であると判断した場合には、処理をS308からS311に進める。S311では、CPU1は、優先順位i位の通信手段が「通信可」である旨のコメントを、液晶ディスプレイ6上に表示中の優先順位i位の通信手段名に隣接して、表示する(表示制御手段に相当)。
【0068】
次のS312では、キーボード5を介してユーザによって拒否コマンド(拒否情報)が入力されたか否かをチェックする。そして、拒否コマンドが入力された場合には、CPU1は、優先順位i位の通信手段を用いた通信を諦めて、処理をS310に進める。
【0069】
S310では、CPU1は、現時点での優先順位i位がS310にて読み込んだ順位設定スクリプトによって定められた最後尾の優先順位であるか否かをチェックする。そして、現時点での優先順位i位が最後尾の優先順位でない場合には、CPU1は、S314において変数iをインクリメントした後に、次の優先順位の通信手段11〜15に対するチェックを行うために処理をS304に戻す。
【0070】
一方、以上のループ処理を繰り返した結果、チェック対象の通信手段(その時点における優先順位i位の通信手段)11〜15による通信が可能であると判断し、しかも、ユーザによって拒否コマンドが入力されていなかった場合には、CPU1は、処理をS312からS313に進める。S313では、CPU1は、優先順位i位の通信手段11〜15を用いて通信を行う事を決定して、この優先順位i位の通信手段11〜15に対応したドライバプログラムを起動する。そして、この優先順位i位の通信手段11〜15を用いて、この通信手段11〜15に繋がる通信網に対して、図示せぬアプリケーションプログラムから指示された電話番号に従った発呼を行う。そして、この発呼に応じて回線が確立されると、この優先順位i位の通信手段11〜15及び通信回線を介して、通信相手先との間で、図示せぬアプリケーションプログラムからの指示に応じた通信を実行する(通信実行手段に相当)。
【0071】
(通信装置の動作)
以上のように構成された本実施形態の通信装置による通信の実態を、説明する。いま、図3及び図4に示される二つの順位設定スクリプトを、ユーザが優先順位設定プログラム27を用いて作成して、フラッシュメモリ4内に保存しているものとする。この場合、ユーザは、選択基準設定プログラム28を用いて、「選択基準=時間帯」と設定しておけば、通常勤務時間帯(AM9:00〜PM5:00)内においては図3に示す「インターネット接続(1)」の順位設定スクリプトが自動的に選択され、この「インターネット接続(1)」の順位設定スクリプトに従った優先順で通信手段11〜15のチェック・選択がなされ、勤務時間後の時間帯(PM5:00〜AM0:00)内においては図4に示す「インターネット接続(2)」の順位設定スクリプトが自動的に選択され、この「インターネット接続(2)」の順位設定スクリプトに従った優先順で通信手段11〜15のチェック・選択がなされる。従って、勤務時間帯(AM9:00〜PM5:00)内においては勤務先に導入されたISDN回線を優先的に用いた高速且つ高品質のデータ通信ができ、在宅時間帯(PM5:00〜AM0:00)内においては自宅のアナログ回線を優先的に用いた低料金のデータ通信ができる。なお、一旦何れかの順位設定スクリプトが選択されたとしても、優先順位が高い通信手段11〜15による通信が不可能であれば下位の優先順位の通信手段11〜15が次々にチェックされて、通信可能である通信手段11〜15から順番に選択されるし、上位の優先順位の通信手段11〜15による通信が不都合である場合(例えば、通常勤務時間帯内の休憩時間中に自己の携帯電話4を介して自己名義で会員になっているプロバイダ(2)にアクセスする場合)には、ユーザは拒否コマンドを随時入力することにより、実状に即して最適な通信手段11〜15を選択することができる。
【0072】
一方、例えば、勤務時間が不規則となって時間帯に依る順位設定スクリプトの選択が不適切となった場合には、ユーザは、選択基準設定プログラム28を用いて、「選択基準=相手先」と設定し直す。すると、勤務先の名義で会員になっているプロバイダ(1)にアクセスする場合には、図3に示す「インターネット接続(1)」の順位設定スクリプトが自動的に選択され、この「インターネット接続(1)」の順位設定スクリプトに従った優先順で通信手段11〜15のチェック・選択がなされ、自己名義で会員になっているプロバイダ(2)にアクセスする場合には、図4に示す「インターネット接続(2)」の順位設定スクリプトが自動的に選択され、この「インターネット接続(2)」の順位設定スクリプトに従った優先順で通信手段11〜15のチェック・選択がなされる。従って、プロバイダ(1)にアクセスする場合には勤務先に導入されたISDN回線を優先的に用いた高速且つ高品質のデータ通信ができ、プロバイダ(2)にアクセスする場合には自宅のアナログ回線を優先的に用いた低料金のデータ通信ができる。なお、一旦何れかの順位設定スクリプトが選択されたとしても、優先順位が高い通信手段11〜15による通信が不可能であれば下位の優先順位の通信手段11〜15が次々にチェックされて、通信可能である通信手段11〜15から順番に選択されるし、上位の優先順位の通信手段11〜15による通信が不都合である場合には、ユーザは拒否コマンドを随時入力することにより、実状に即して最適な通信手段11〜15を選択することができる。
【0073】
なお、通信手段11〜15のチェック中においては、チェック対象の通信手段11〜15が「チェック中」である旨が液晶ディスプレイ6上に表示されるので、ユーザは、拒否コマンドを入力するか否かを容易に決定することができる。
【0074】
また、チェック後においてはチェック対象であった通信手段11〜15が「通信可」であるか「通信不可」であるかが液晶ディスプレイ6上に表示されるので、ユーザは、各通信手段11〜15及びそれに繋がる回線の状態を容易に知ることができるとともに、通信に用いられている通信手段11〜15を知ることができる。
【0075】
【発明の効果】
以上のように構成された本発明による通信装置,通信手段選択方法及びコンピュータ可読媒体によれば、所定の基準で優先順位を夫々設定した複数の順位設定情報のうち何れか一つを自動的に選択し、選択された順位設定情報によって定められた優先順位で通信手段の選択を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図
【図2】 本発明の実施形態による通信装置が適用されたコンピュータの概略構成を示すブロック図
【図3】 図2の順位設定スクリプトの構成例を示す表
【図4】 図2の順位設定スクリプトの構成例を示す表
【図5】 図2の優先順位設定プログラムを読み込んだCPU1が実行する優先順位設定処理の内容を示すフローチャート
【図6】 図2の選択基準設定プログラムを読み込んだCPU1が実行する選択基準設定処理の内容を示すフローチャート
【図7】 図2の通信プログラムを読み込んだCPU1が実行する通信制御処理の内容を示すフローチャート
【図8】 図2の通信プログラムを読み込んだCPU1が実行する通信制御処理の内容を示すフローチャート
【図9】 図2の通信プログラムを読み込んだCPU1が実行する通信制御処理の内容を示すフローチャート
【図10】 図2の通信プログラムを読み込んだCPU1が実行する通信制御処理の内容を示すフローチャート
【図11】 図8のS215にて実行される通信実行処理サブルーチンの内容を示すフローチャート
【符号の説明】
1 CPU
2 ROM
4 フラッシュメモリ
5 キーボード
6 液晶ディスプレイ
7 タイマ
11 モデムカード
12 ターミナルアダプタカード
13 携帯電話接続カード
15 IrDAポート
24 通信プログラム
25 優先順位参照プロセス
26 選択プロセス
40 選択基準レジスタ
41 順位設定スクリプト
42 順位設定スクリプト
43 順位設定スクリプト

Claims (12)

  1. 夫々別個の通信経路を経て他の通信機器との間でデータ授受が可能な複数の通信手段と、
    他の通信機器との通信に用いる前記通信手段の優先順位を設定した順位設定情報を、個々の通信機器に関連付けて複数個保持する記憶手段と、
    特定の通信機器との間で通信を行う場合に、当該特定の通信機器に関連付けられた前記順位設定情報を前記記憶手段から読み出す順位設定情報読出手段と、
    前記順位設定情報読出手段が読み出した前記順位設定情報によって設定された優先順位の順に、各通信手段を用いた通信が可能であるかどうかを判定する通信可否判定手段と、
    前記通信可否判定手段によって最初に通信可能であると判定された通信手段を用いて、前記特定の通信機器との間での通信を実行する通信実行手段と
    を備えたことを特徴とする通信装置。
  2. 夫々別個の通信経路を経て他の通信機器との間でデータ授受が可能な複数の通信手段と、
    他の通信機器との通信に用いる前記通信手段の優先順位を設定した順位設定情報を、通信が行われる時間帯に関連付けて複数個保持する記憶手段と、
    現在時刻を示すタイマ手段と、
    特定の通信機器との間で通信を行う場合に、前記タイマ手段が示す現在時刻を含む時間帯に関連付けられた前記順位設定情報を前記記憶手段から読み出す順位設定情報読出手段と、
    前記順位設定情報読出手段が読み出した前記順位設定情報によって設定された優先順位の順に、各通信手段を用いた通信が可能であるかどうかを判定する通信可否判定手段と、
    前記通信可否判定手段によって最初に通信可能であると判定された通信手段を用いて、前記特定の通信機器との間での通信を実行する通信実行手段と
    を備えたことを特徴とする通信装置。
  3. 前記順位設定情報読出手段が読み出した前記順位設定情報によって優先順位が設定された情報機器を特定する情報を表示する表示手段を
    更に備えることを特徴とする請求項1又は2記載の通信装置。
  4. 前記通信可否判定手段が前記判定を行っている情報機器を特定する情報を、他から区別して表示させる様前記表示手段を制御する表示制御手段を
    更に備えることを特徴とする請求項3記載の通信装置。
  5. 前記通信可否判定手段によって通信不可能であると判定された情報機器を特定する情報を、他から区別して表示させる様前記表示手段を制御する表示制御手段を
    更に備えることを特徴とする請求項3又は4記載の通信装置。
  6. 前記通信可否判定手段によって通信可能であると判定された情報機器を特定する情報を、他から区別して表示させる様前記表示手段を制御する表示制御手段を更に備えることを特徴とする請求項3乃至5の何れかに記載の通信装置。
  7. 前記通信可否判定手段によって前記判定がなされている通信手段を用いた通信を拒否する旨の拒否情報が入力される入力手段を更に備えるとともに、
    前記通信可否判定手段は、この入力手段によって前記拒否情報が入力された場合には、その時点で行っている通信手段に対する前記判定を中止する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の通信装置。
  8. 前記通信可否判定手段によって通信可能であると判定された通信手段を用いた通信を拒否する旨の拒否情報が入力される入力手段を更に備えるとともに、この入力手段によって前記拒否情報が入力された場合には、
    前記通信実行手段は、前記通信可能であると判定された通信手段を用いた通信を中止し、
    前記通信可否判定手段は、次の優先順位の通信手段に対する前記判定を行う
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の通信装置。
  9. 夫々別個の通信経路を経て他の通信機器との間でデータ授受が可能な複数の通信手段と記憶装置とを有する通信装置において、他の通信機器との間の通信に用いる通信手段を選択するための通信手段選択方法であって、
    前記通信手段の優先順位を設定した順位設定情報を、個々の通信機器に関連付けて、前記記憶装置内部に格納し、
    特定の通信機器との間で通信を行う場合に、当該特定の通信機器に関連付けられた前記順位設定情報を前記記憶手段から読み出し、
    読み出した前記順位設定情報によって設定された優先順位の順に、各通信手段を用いた通信が可能であるかどうかを判定し、
    最初に通信可能であると判定された通信手段を、前記特定の通信機器との間の通信に用いる通信手段として選択する
    ことを特徴とする通信手段選択方法。
  10. 夫々別個の通信経路を経て他の通信機器との間でデータ授受が可能な複数の通信手段と記憶装置とを有する通信装置において、他の通信機器との間の通信に用いる通信手段を選択するための通信手段選択方法であって、
    前記通信手段の優先順位を設定した順位設定情報を、通信が行われる時間帯に関連付けて、前記記憶装置内部に格納し、
    特定の通信機器との間で通信を行う場合に、現在時刻を含む時間帯に関連付けられた前記順位設定情報を前記記憶手段から読み出し、
    読み出した前記順位設定情報によって設定された優先順位の順に、各通信手段を用いた通信が可能であるかどうかを判定し、
    最初に通信可能であると判定された通信手段を、前記特定の通信機器との間の通信に用いる通信手段として選択する
    ことを特徴とする通信手段選択方法。
  11. 夫々別個の通信経路を経て他の通信機器との間でデータ授受が可能な複数の通信手段と記憶装置とに接続されたコンピュータに対して、
    他の通信機器との間の通信に用いる通信手段の優先順位を設定した順位設定情報を、個々の通信機器に関連付けて、前記記憶装置内部に格納させ、
    特定の通信機器との間で通信を行う場合に、当該特定の通信機器に関連付けられた前記順位設定情報を前記記憶手段から読み出させ、
    読み出した前記順位設定情報によって設定された優先順位の順に、各通信手段を用いた通信が可能であるかどうかを判定させ、
    最初に通信可能であると判定された通信手段を、前記特定の通信機器との間の通信に用いる通信手段として選択させる
    プログラムを格納したコンピュータ可読媒体。
  12. 夫々別個の通信経路を経て他の通信機器との間でデータ授受が可能な複数の通信手段と記憶装置とに接続されたコンピュータに対して、
    他の通信機器との間の通信に用いる通信手段の優先順位を設定した順位設定情報を、通信が行われる時間帯に関連付けて、前記記憶装置内部に格納させ、
    特定の通信機器との間で通信を行う場合に、現在時刻を含む時間帯に関連付けられた前記順位設定情報を前記記憶手段から読み出し、
    読み出した前記順位設定情報によって設定された優先順位の順に、各通信手段を用いた通信が可能であるかどうかを判定させ、
    最初に通信可能であると判定された通信手段を、前記特定の通信機器との間の通信に用いる通信手段として選択させる
    プログラムを格納したコンピュータ可読媒体。
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