JP2009177361A - 通信端末、及びコンピュータプログラム - Google Patents

通信端末、及びコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2009177361A
JP2009177361A JP2008011953A JP2008011953A JP2009177361A JP 2009177361 A JP2009177361 A JP 2009177361A JP 2008011953 A JP2008011953 A JP 2008011953A JP 2008011953 A JP2008011953 A JP 2008011953A JP 2009177361 A JP2009177361 A JP 2009177361A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
application
subscriber information
sim card
communication terminal
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2008011953A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Ishii
雄一 石井
Haruo Kanetani
治生 金谷
Osamu Kojima
治 小島
Kazuhisa Ebata
一久 江幡
Taihei Ishido
泰平 石動
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SII Mobile Communications Inc
Original Assignee
SII Mobile Communications Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SII Mobile Communications Inc filed Critical SII Mobile Communications Inc
Priority to JP2008011953A priority Critical patent/JP2009177361A/ja
Publication of JP2009177361A publication Critical patent/JP2009177361A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

【課題】複数のSIMとアプリケーションの制御の対応を容易に行う。
【解決手段】対応記憶部41は、SIMカード3の加入者情報(電話番号)とアプリケーションの対応を記憶している。通信機器2が起動すると、加入者情報読出部46がSIMカード3に加入者情報の送信を要求する。これを受け、SIMカード3では、制御部51が加入者情報記憶部52から加入者情報を読み出して通信機器2に送信する。制御部45は、加入者情報読出部46からSIMカード3の加入者情報を受け取り、対応記憶部41で当該加入者情報に対応づけられているアプリケーションを確認する。そして、登録アプリ42は、アプリケーション選択部44に対して当該アプリケーションの起動を指令し、アプリケーション選択部44は、アプリケーション群43のうち、指令されたアプリケーションを起動する。
【選択図】図2

Description

本発明は、通信端末、及びコンピュータプログラムに関し、例えば、装着したSIMに対応するアプリケーションに所定の制御を行うものに関する。
携帯電話網などの無線を用いた通信サービスには、SIM(Subscriber Identity Module Card)と呼ばれるICチップを通信端末に装着するものがある。
SIMには、加入者情報によって、電話番号を特定する固有の番号が付与されており、これにより通信端末は当該電話番号にて通信可能となる。
そのため、通信端末のSIMを入れ替えると、当該通信端末を、入れ替え後のSIMに対応した電話番号にて使用できるようになる。
通信端末としては、例えば、携帯電話やパーソナルコンピュータなどがあり、それぞれSIMを装着することにより、当該SIMに記録されている電話番号にて携帯電話網などの通信ネットワークに接続することができる。
このように、SIMは、通信機器をSIMに記録された電話番号を有する通信端末として機能させることができる。
ところで、1つの通信端末で複数のSIMを利用したい場合が考えられ、このため、次の特許文献1の「無線通信端末」のように、複数枚のSIMを装着できる通信端末が提案されている。
特開2004−159062公報
この技術は、無線通信端末に複数のSIMを装着し、これを切り替えることにより、1台の無線通信端末を複数の無線通信端末として使用できるようにするものである。
複数のSIMに対応してそれぞれアプリケーションを選択するような場合、上記の構成では、複数のSIMスロットを備えた上、アプリケーションの制御をSIMごとに異なるようにする必要があるため、ハードウェア構成が複雑化すると共に装置も大型化し、コストが上昇するという問題があった。
そこで、本発明は、複数のSIMとアプリケーションの制御の対応を容易に行うことを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、通信事業者が提供する通信サービスにおいて利用者を特定する加入者情報を記憶したICチップと接続するICチップ接続手段と、前記接続したICチップから、加入者情報を取得する加入者情報取得手段と、加入者情報とアプリケーションを対応して記憶する対応記憶手段と、前記取得した加入者情報と前記対応記憶手段で記憶している加入者情報と、を照合することにより、前記取得した加入者情報に対応するアプリケーションを特定するアプリケーション特定手段と、前記特定したアプリケーションに対して所定の制御を行う制御手段と、を具備したことを特徴とする通信端末を提供する。
請求項2に記載の発明では、前記制御手段は、前記特定したアプリケーションを起動することを特徴とする請求項1に記載の通信端末を提供する。
請求項3に記載の発明では、前記制御手段は、前記特定したアプリケーションを動作可能とし、特定されなかったアプリケーションを動作不可とすることを特徴とする請求項1に記載の通信端末を提供する。
請求項4に記載の発明では、加入者情報を入力する加入者情報入力手段と、アプリケーションを指定するアプリケーション指定手段と、前記入力した加入者情報と当該指定したアプリケーションを前記対応記憶手段に対応づけて記憶することにより登録する登録手段と、を具備したことを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3に記載の通信端末を提供する。
請求項5に記載の発明では、前記ICチップ接続手段は、前記ICチップと直接的に、又は間接的に接続することを特徴とする請求項1から請求項4までのうちの何れか1の請求項に記載の通信端末を提供する。
請求項6に記載の発明では、前記ICチップ接続手段は、無線端末を介して前記ICチップに接続することを特徴とする請求項1から請求項4までのうちの何れか1の請求項に記載の通信端末を提供する。
請求項7に記載の発明では、通信事業者が提供する通信サービスにおいて利用者を特定する加入者情報を記憶したICチップから、加入者情報を取得する加入者情報取得機能と、加入者情報とアプリケーションを対応して記憶する対応記憶機能と、前記取得した加入者情報と前記対応記憶機能で記憶した加入者情報と、を照合することにより、前記取得した加入者情報に対応するアプリケーションを特定するアプリケーション特定機能と、前記特定したアプリケーションに対して所定の制御を行う制御機能と、をコンピュータで実現するコンピュータプログラムを提供する。
本発明によれば、SIMとアプリケーションの対応を記憶することにより、複数のSIMとアプリケーションの制御の対応を容易に行うことができる。
(1)実施の形態の概要
SIMを搭載したデータ通信カードと専用の自動起動アプリケーションを用いて、自動起動アプリケーションでSIMの加入者情報(電話番号等)に対応したアプリケーションを登録すると、自動起動アプリケーションのラウンチャ機能によって、挿入されているSIMの加入者情報を呼び出し、登録されているアプリケーションを起動する。これによってSIMによる起動アプリケーション切り替えツールを提供することができる。
対応記憶部41(図2)は、SIMカード3の加入者情報(電話番号)とアプリケーションの対応を記憶している。
通信機器2が起動すると、加入者情報読出部46がSIMカード3に加入者情報の送信を要求する。これを受け、SIMカード3では、制御部51が加入者情報記憶部52から加入者情報を読み出して通信機器2に送信する。
制御部45は、加入者情報読出部46からSIMカード3の加入者情報を受け取り、対応記憶部41で当該加入者情報に対応づけられているアプリケーションを確認する。
そして、登録用アプリ42は、アプリケーション選択部44に対して当該アプリケーションの起動を指令し、アプリケーション選択部44は、アプリケーション群43のうち、指令されたアプリケーションを起動する。
このように、ユーザは、通信機器2を起動すると、予めSIMカード3に対応づけられているアプリケーションを自動的に起動することができる。
また、変形例では、対応記憶部41でSIMカード3に対応づけられているアプリケーションを使用可とし、他のアプリケーションを使用不可として、SIMカード3により使用できるアプリケーションを制限する。
(2)実施の形態の詳細
図1は、本実施の形態に係る通信端末のハードウェア的な構成の一例を示した図である。
通信端末1は、大きく分けて、通信機器2とSIMカード3から構成されている。
通信機器2は、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)などの端末装置で構成されている。
本実施の形態では、一例として、通信端末1がパーソナルコンピュータで構成されているものとして説明するが、携帯電話などでも構成は基本的に同様である。
通信機器2は、例えば、通信回路21、CPU(Central Processing Unit)22、ROM(Read Only Memory)23、RAM(Random Access Memory)24、記憶部25、入力部26、出力部27、インターフェース28、SIMスロット29、その他の機能部を用いて構成されている。
通信回路21は、通信機器2と図示しない基地局とを無線によって接続する。通信機器2は、通信回路21を介して通信ネットワークと接続し、データの送受信を行うことができる。
CPU22は、通信機器2を機能させるための基本的なソフトウェアであるOS(Operating System)や、記憶部25に記憶された各種アプリケーションプログラムを実行することにより、これらアプリケーションの機能を実現したりする。
また、CPU22は、アプリケーションの機能により通信回路21を動作させて、外部のネットワークと無線通信することもできる。
ROM23は、読み出し専用のメモリであり、CPU22が機能するための基本的なプログラムやパラメータなどを記憶している。
RAM24は、読み書きが可能なメモリであり、CPU22が動作する際にワーキングメモリを提供したりする。
記憶部25は、例えば、ハードディスクなどの大容量の記憶媒体を備えた記憶装置であり、OSや各種のアプリケーションプログラム、その他のプログラムやデータなどを記憶している。
CPU22は、記憶部25に記憶されている自動起動プログラムを実行してSIMに対応するアプリケーションを起動したり、起動したアプリケーションを動作させたりなど、各アプリケーションが提供する様々な機能をユーザに提供する。
なお、通信端末1が携帯電話などで構成されている場合には、記憶部25は、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)などで構成することができる。
入力部26は、例えば、キーボードといった文字コードなどを入力する入力デバイス、マウスやトラックボールなどのポインティングデバイス、マイクロフォンなどの音声入力デバイス、その他の入力デバイスを備えており、ユーザからコマンドや情報などの入力を受け付ける。
出力部27は、例えば、液晶ディスプレイなどの表示デバイスや、スピーカなどの音声出力デバイスなどを備えており、ユーザに対して文字や画像、音声などを表示する。
ユーザは、入力部26や出力部27を用いて、アプリケーションを操作したり、通信回路21を介して通信ネットワークに接続したりして、アプリケーションの提供するサービスを利用することができる。
インターフェース28は、SIMスロット29に形成されている電極と、通信回路21〜出力部27を接続する信号線を接続するインターフェースである。
後述するように、SIMカード3に取り付けられたICチップは、通信事業者が提供する通信サービスにおいて利用者を特定する加入者情報を記憶したICチップとして機能しており、インターフェース28は、当該ICチップと接続するICチップ接続手段として機能している。
SIMスロット29は、SIMカード3に形成された電極と接続する電極を備え、SIMカード3と電気的に接続すると共に、SIMカード3を着脱可能に物理的に通信機器2に固定するスロットである。
SIMカード3は、CPU32、ROM33、RAM34、記憶部35などが形成されたICチップにインターフェース31を設けて、樹脂製のケースに収納して構成されている。
インターフェース31には、ICチップの端子と導通し、SIMスロット29の電極と接続する電極が設けられている。
CPU32は、所定のプログラムに従って動作し、通信機器2からの要求に応じて加入者情報を通信機器2に提供したりなどする。
ROM33は、読み出し専用のメモリであり、CPU32が機能するための基本的なプログラムやパラメータなどを記憶している。
RAM34は、読み書きが可能なメモリであり、CPU32が動作する際にワーキングメモリを提供したりする。
記憶部35は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)といった不揮発性の半導体メモリなどによって構成されており、CPU32を動作させるプログラムや、加入者情報などを記憶している。
記憶部35には、加入者情報(電話番号)が記憶されており、通信機器2は、通信回路21を介して通信ネットワークと通信する場合、当該加入者情報による電話番号にて通信を行う。
なお、本実施の形態では、加入者情報を電話番号により規定したが、通信事業者がユーザを特定できる情報であればよい。
このように、SIMカード3のICチップは、通信事業者が提供する通信サービスにおいて利用者を特定する加入者情報を記憶したICチップとして機能している。
以上のように、本実施の形態では、通信機器2に通信回路21を設け、SIMカード3を挿入可能に構成したが、通信機器2が通信回路21を備えずに、通信回路21とSIMカード3を有するカード型の無線デバイスを通信機器2に装着するように構成することもできる。この場合、通信機器2は、無線デバイスの回路構成を介してSIMカード3に間接的に接続している。
この場合、通信機器2は、無線デバイスを用いて基地局と無線接続する。
図2は、通信端末の機能的な構成を説明するための図である。
通信機器2において、対応記憶部41は、記憶部25(図1)に形成されている。
そして、アプリケーション選択部44、制御部45、加入者情報読出部46は、自動起動アプリケーション(ラウンチャ)を構成し、記憶部25に記憶された自動起動プログラムをCPU22で実行することにより形成される。
また、登録用アプリ42、アプリケーション群43のアプリケーションA〜nは、記憶部25が記憶しているアプリケーションプログラムをCPU22が実行することにより構成される。
アプリケーション群43を構成するアプリケーションA〜nは、自動起動アプリケーションの制御対象となるアプリケーションであり、後述の変形例においては、動作可・不可の制御対象となるアプリケーションである。
対応記憶部41は、SIMカード3の加入者情報と起動するアプリケーションの対応を記憶している。
対応記憶部41は、加入者情報とアプリケーションを対応して記憶する対応記憶手段として機能している。
登録用アプリ42は、自動起動するアプリケーションを対応記憶部41に登録する機能をユーザに提供するアプリケーションである。
登録用アプリ42は、加入者情報とアプリケーションの対応を対応記憶部41に記憶させるのみならず、対応を解除したりなど、加入者情報とアプリケーションの対応を編集することができる。
アプリケーション群43は、アプリケーションA、B、・・・、nの複数のアプリケーションから構成されている。
アプリケーションA、B、・・・、nは、例えば、電子メール用のアプリケーション、ウェブブラウザ、株価分析プログラム、ゲームなど、通信ネットワークと無線通信してユーザにサービスを提供するもののほか、ワードプロセッサーなど、通信ネットワークを用いないアプリケーションを含んでもよい。
アプリケーション選択部44は、制御部45から指定されたアプリケーションを選択的に起動する。
このように、登録用アプリ42、アプリケーション群43の各アプリケーションは、アプリケーション選択部44によって起動することができる。
また、ユーザが起動アイコンをクリックするなどしてこれらを起動することもできる。
制御部45は、通信機器2の起動時に加入者情報読出部46からSIMカード3の加入者情報を取得し、これを対応記憶部41の対応と照合することにより、SIMカード3に対応づけられているアプリケーションを特定する。
そして、制御部45は、アプリケーション選択部44に指令して当該アプリケーションを起動させる。
加入者情報読出部46は、通信機器2の起動時に、インターフェース28、SIMスロット29、インターフェース31を介してSIMカード3にアクセスし、SIMカード3から加入者情報を読み出して制御部45に通知する。
一方、SIMカード3では、制御部51、加入者情報記憶部52などが形成されている。
制御部51は、記憶部35(図1)に記憶されている所定のプログラムをCPU32で実行することにより形成され、加入者情報読出部46からの要求を受けて、加入者情報記憶部52から加入者情報を読み出して加入者情報読出部46に送信する。
加入者情報記憶部52は、記憶部35に形成されており、電話番号などの加入者情報を記憶している。
図3は、対応記憶部41が記憶している対応の一例を示した図である。
図に示したように対応記憶部41は、加入者情報とアプリケーションを対応して記憶している。
加入者情報は、通信ネットワークでユーザ(加入者)を特定する情報であり、本実施の形態では、ユーザの電話番号を用いている。
アプリケーションは、アプリケーション選択部44で起動可能なアプリケーションのうち、加入者情報に対応づけられたものである。
なお、図3では、1つの加入者情報に対して1つのアプリケーションを対応させているが、1つの加入者情報に対して複数のアプリケーションを対応させることもできる。
以上のように構成された通信端末1で、アプリケーションを自動起動する手順を図4のフローチャートを用いて説明する。
SIMカード3は、通信機器2に装着されているものとする。
まず、ユーザが通信機器2の電源をオンすると自動起動アプリケーションが起動し(ステップ5)、制御部45がSIMカード3に対して加入者情報を要求する(ステップ10)。
SIMカード3では、制御部51が当該要求を受け、加入者情報記憶部52から加入者情報を読み出して制御部45に送信する(ステップ15)。
制御部45は、SIMカード3から加入者情報を受信すると(ステップ20)、対応記憶部41で当該加入者情報が登録済みか否かを確認する(ステップ25)。
このように、通信機器2は、インターフェース28に接続したSIMカード3のICチップから、加入者情報を取得する加入者情報取得手段を備えている。
当該加入者情報が対応記憶部41に登録されていない場合(ステップ25;N)、通信機器2は、アプリケーションを起動せずに起動する。
登録済みの加入者情報がある場合(ステップ25;Y)、制御部45は、当該加入者情報に対応づけられているアプリケーションがあるか否か、ある場合には何れのアプリケーションであるかを対応記憶部41で確認する(ステップ30)。
このように、通信機器2は、SIMカード3から取得した加入者情報と対応記憶手段(対応記憶部41)で記憶している加入者情報を照合することにより、SIMカード3から取得した加入者情報に対応するアプリケーションを特定するアプリケーション特定手段を備えている。
対応するアプリケーションがあった場合(ステップ35;Y)、制御部45は、アプリケーション選択部44に対応するアプリケーションを起動するように指令し、アプリケーション選択部44は、対応するアプリケーションを起動する(ステップ60)。
このように、通信機器2は、ステップ35で特定したアプリケーションに対して所定の制御(本実施の形態では起動)を行う制御手段を備えている。
対応するアプリケーションが無かった場合(ステップ35;N)、制御部45は、アプリケーション選択部44に指令して登録用アプリ42を起動させる(ステップ40)。
登録用アプリ42は、起動するとアプリ選択画面をディスプレイに表示する(ステップ45)。
アプリ選択画面では、SIMカード3から読み取った加入者情報と、対応づけ可能なアプリケーションの一覧が選択可能に表示され、ユーザがアプリケーションを選択することにより加入者情報と自動起動するアプリケーションを対応づけられるようになっており、登録用アプリ42は、このようにしてユーザからの選択を受け付ける(ステップ50)。
登録用アプリ42は、ユーザの選択を受け付けると、当該アプリケーションをSIMカード3の加入者情報に対応づけて対応記憶部41に記憶し(ステップ55)、当該アプリケーションを起動する(ステップ60)。
以上のように、本実施の形態では、通信機器2の起動時に、予めSIMカード3に対応づけられたアプリケーションを自動的に起動することができる。そして、通信機器2は、SIMカード3に対してアプリケーションが登録されていない場合には、特に自動起動は行わない。
次に、図5のフローチャートを用いて、SIMカード3やアプリケーションを登録する手順について説明する。図4と同じ処理には同じステップ番号を付して説明する。
まず、ユーザの操作などにより、SIMカード3は、登録用アプリ42を起動する(ステップ105)。
登録用アプリ42は、対応記憶部41から加入者情報とアプリケーションの対応を読み出す(ステップ110)。
次に、登録用アプリ42は、SIMカード3がSIMスロット29に挿入済みか確認する(ステップ115)。
挿入済みで無い場合(ステップ115;N)、登録用アプリ42は、処理を終了する。
SIMカード3が挿入されている場合(ステップ115;Y)、登録用アプリ42は、SIMカード3にアクセスして加入者情報を要求する(ステップ120)。
SIMカード3は、当該要求を受けて、加入者情報を登録用アプリ42に送信する(ステップ125)。
登録用アプリ42は、SIMカード3から加入者情報を受信すると(ステップ130)、ステップ110で読み出した対応と比較し、SIMカード3の加入者情報が登録済みか否かを確認する(ステップ135)。
登録済みで無かった場合(ステップ135;N)、登録用アプリ42は、SIMカード3の加入者情報を対応記憶部41に記憶してこれを追加する(ステップ140)。
このように、通信機器2は、SIMカード3から加入者情報を読み取って入力する加入者情報入力手段を備えている。
ステップ140で加入者情報を追加した後、あるいは、SIMカード3の加入者情報が登録済みであった場合(ステップ135;Y)、登録用アプリ42は、図4と同様に、アプリ選択画面を表示し(ステップ45)、アプリケーションの選択を受け付け(ステップ50)、加入者情報とアプリケーションの対応を対応記憶部41に記憶する(ステップ55)。
このように、通信機器2は、選択画面からの受付によってアプリケーションを指定するアプリケーション指定手段と、SIMカード3から読み込んで入力した加入者情報と当該指定したアプリケーションを対応記憶手段(対応記憶部41)に対応づけて記憶することにより登録する登録手段を備えている
以上では、SIMカード3を新規に登録する場合、アプリケーションとSIMカード3を対応づける場合について説明したが、対応記憶部41から登録済みのSIMカード3やアプリケーションを削除することもできる。
このように、通信機器2は、SIMカード3を挿入して登録用アプリ42を起動すると、SIMカード3に設けられているSIMの加入者情報(電話番号)を呼び出してアプリ選択画面を表示することができ、当該SIMに対して自動起動したいアプリケーションを登録することができる。
なお、以上の例では、アプリケーションの登録をSIMカード3のユーザが選択可能としているが、これとは別に通信事業者が各通信事業者毎の固有のサービスに対応したアプリケーションのみを動作可とし、ユーザによる選択を不可能にするような構成にしてもよい。
このような構成により、通信事業者は自身の通信サービスの加入者に固有のサービスを提供できるとともに、他の通信事業者のSIMカード3による利用を不可とすることが可能となる。
次に、本実施の形態の変形例について説明する。
本変形例では、SIMカード3に対応してアプリケーションの動作を制限する。即ち、対応記憶部41でSIMカード3に対応づけられているアプリケーションは、動作することができるが、それ以外のアプリケーションは、動作を制限するものである。
このように、SIMカード3によって動作できるアプリケーションを選択的に設定することにより、例えば、複数のユーザが個々にSIMカード3を所有し、それぞれ自己のアプリケーションを使用でき、他者の使用を制限することができる。
本変形例に係る通信機器2の動作を図6のフローチャートを用いて説明する。図4と同じ処理には同じステップ番号を付し、説明を簡略化・省略することにする。
通信機器2は、起動すると(ステップ5)、SIMカード3に加入者情報を要求し(ステップ10)、SIMカード3は、加入者情報を通信機器2に送信する(ステップ15)。
通信機器2は、SIMカード3から加入者情報を受信すると(ステップ20)、対応記憶部41で登録済みか確認し(ステップ25)、登録されていない場合には(ステップ25;N)、処理を終了する。
当該加入者情報が登録されている場合には(ステップ25;Y)、通信機器2は、対応記憶部41で当該加入者情報に対応づけられているアプリケーションを確認する(ステップ30)。
アプリケーション群43に当該対応するアプリケーションがある場合(ステップ35;Y)、通信機器2は、これを動作可に設定すると共に(ステップ70)、他のアプリケーションを動作不可に設定する。
対応するアプリケーションが無い場合(ステップ35;N)、通信機器2は、アプリケーション群43のアプリケーションを使用不可に設定する。
先に説明した実施の形態の制御手段は、アプリケーションを自動的に起動したが、本変形例では、対応記憶部41の対応で特定されたアプリケーションを動作可能とし、特定されなかったアプリケーションを動作不可としている。
このように、本変形例では、自動起動アプリケーション以外のアプリケーションをSIMカード3未挿入時、若しくは加入者情報未確認時に動作不可としておき、SIMカード3が挿入され、加入者情報確認が確認された後、所定のアプリケーションを動作可とする。
これにより、特定のSIMカード3の所有者のみが所定の対応するアプリケーションを使用できるようになり、通信端末1の利便性の向上や、他者による無断使用の防止などが可能となる。
以上に説明した本実施の形態、又は変形例によって、次のような効果を得ることができる。
(1)単一のSIMスロット29でSIMカード3による自動起動アプリケーションを切り替えるため、ハードウェアの構成が複雑にならず、コストダウンを図ることができる。
(2)ユーザは、SIMカード3の加入者情報をいちいち確認してからアプリケーションを起動する手間を省くことができる。
(3)SIMカード3と起動するアプリケーションの対応を複数設定・編集することができる。
(4)SIMカード3に対応してアプリケーションの動作可・不可を設定することができる。
(5)SIMを搭載したデータ通信カードと専用アプリケーションにおいて、専用アプリケーションの登録機能によりで加入者情報(電話番号等)に対応したアプリケーションを登録すると、専用アプリケーションのラウンチャによって、挿入されているSIMの加入者情報を呼び出し、登録されているアプリケーションを起動することができる。
本実施の形態に係る通信端末のハードウェア的な構成の一例を示した図である。 通信端末の機能的な構成を説明するための図である。 対応記憶部が記憶している対応の一例を示した図である。 アプリケーションを自動起動する手順を説明するためのフローチャートである。 SIMカードやアプリケーションを登録する手順について説明するためのフローチャートである。 本変形例に係る通信機器の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 通信端末
2 通信機器
3 SIMカード
21 通信回路
22 CPU
23 ROM
24 RAM
25 記憶部
26 入力部
27 出力部
28 インターフェース
29 SIMスロット
31 インターフェース
32 CPU
33 ROM
34 RAM
35 記憶部
41 対応記憶部
42 登録用アプリ
43 アプリケーション群
44 アプリケーション選択部
45 制御部
46 加入者情報読出部
51 制御部
52 加入者情報記憶部

Claims (7)

  1. 通信事業者が提供する通信サービスにおいて利用者を特定する加入者情報を記憶したICチップと接続するICチップ接続手段と、
    前記接続したICチップから、加入者情報を取得する加入者情報取得手段と、
    加入者情報とアプリケーションを対応して記憶する対応記憶手段と、
    前記取得した加入者情報と前記対応記憶手段で記憶している加入者情報と、を照合することにより、前記取得した加入者情報に対応するアプリケーションを特定するアプリケーション特定手段と、
    前記特定したアプリケーションに対して所定の制御を行う制御手段と、
    を具備したことを特徴とする通信端末。
  2. 前記制御手段は、前記特定したアプリケーションを起動することを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記制御手段は、前記特定したアプリケーションを動作可能とし、特定されなかったアプリケーションを動作不可とすることを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  4. 加入者情報を入力する加入者情報入力手段と、
    アプリケーションを指定するアプリケーション指定手段と、
    前記入力した加入者情報と当該指定したアプリケーションを前記対応記憶手段に対応づけて記憶することにより登録する登録手段と、
    を具備したことを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3に記載の通信端末。
  5. 前記ICチップ接続手段は、前記ICチップと直接的に、又は間接的に接続することを特徴とする請求項1から請求項4までのうちの何れか1の請求項に記載の通信端末。
  6. 前記ICチップ接続手段は、無線端末を介して前記ICチップに接続することを特徴とする請求項1から請求項4までのうちの何れか1の請求項に記載の通信端末。
  7. 通信事業者が提供する通信サービスにおいて利用者を特定する加入者情報を記憶したICチップから、加入者情報を取得する加入者情報取得機能と、
    加入者情報とアプリケーションを対応して記憶する対応記憶機能と、
    前記取得した加入者情報と前記対応記憶機能で記憶した加入者情報と、を照合することにより、前記取得した加入者情報に対応するアプリケーションを特定するアプリケーション特定機能と、
    前記特定したアプリケーションに対して所定の制御を行う制御機能と、
    をコンピュータで実現するコンピュータプログラム。
JP2008011953A 2008-01-22 2008-01-22 通信端末、及びコンピュータプログラム Withdrawn JP2009177361A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008011953A JP2009177361A (ja) 2008-01-22 2008-01-22 通信端末、及びコンピュータプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008011953A JP2009177361A (ja) 2008-01-22 2008-01-22 通信端末、及びコンピュータプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009177361A true JP2009177361A (ja) 2009-08-06

Family

ID=41032024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008011953A Withdrawn JP2009177361A (ja) 2008-01-22 2008-01-22 通信端末、及びコンピュータプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009177361A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012056819A1 (ja) * 2010-10-27 2012-05-03 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動通信端末及び端末制御方法
JP2013218566A (ja) * 2012-04-10 2013-10-24 Dainippon Printing Co Ltd Simカード
JP2017069676A (ja) * 2015-09-29 2017-04-06 Necプラットフォームズ株式会社 モバイルルータ、simカードの自動切り替えシステム、及びその方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0897903A (ja) * 1994-07-27 1996-04-12 Casio Comput Co Ltd 携帯通信端末装置
JPH11285066A (ja) * 1998-03-27 1999-10-15 Kokusai Electric Co Ltd 移動通信装置
JP2003134257A (ja) * 2001-10-23 2003-05-09 Casio Comput Co Ltd 情報端末及び情報端末設定プログラム
JP2006279160A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 無線通信端末及びその制御方法
JP2007129301A (ja) * 2005-11-01 2007-05-24 Sharp Corp 携帯通信端末

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0897903A (ja) * 1994-07-27 1996-04-12 Casio Comput Co Ltd 携帯通信端末装置
JPH11285066A (ja) * 1998-03-27 1999-10-15 Kokusai Electric Co Ltd 移動通信装置
JP2003134257A (ja) * 2001-10-23 2003-05-09 Casio Comput Co Ltd 情報端末及び情報端末設定プログラム
JP2006279160A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 無線通信端末及びその制御方法
JP2007129301A (ja) * 2005-11-01 2007-05-24 Sharp Corp 携帯通信端末

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012056819A1 (ja) * 2010-10-27 2012-05-03 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動通信端末及び端末制御方法
JP2012095088A (ja) * 2010-10-27 2012-05-17 Ntt Docomo Inc 移動通信端末及び端末制御方法
CN103119918A (zh) * 2010-10-27 2013-05-22 株式会社Ntt都科摩 移动通信终端及终端控制方法
CN103119918B (zh) * 2010-10-27 2016-02-03 株式会社Ntt都科摩 移动通信终端及终端控制方法
US9386394B2 (en) 2010-10-27 2016-07-05 Ntt Docomo, Inc. Mobile communication terminal and terminal control method
JP2013218566A (ja) * 2012-04-10 2013-10-24 Dainippon Printing Co Ltd Simカード
JP2017069676A (ja) * 2015-09-29 2017-04-06 Necプラットフォームズ株式会社 モバイルルータ、simカードの自動切り替えシステム、及びその方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8874168B2 (en) Method and system for utilizing a single SIM card socket to support multiple SIM cards in a multi-SIM multi-standby communication device
US9043936B2 (en) Communications device
EP1944986A2 (en) Mobile device activation
US20050181829A1 (en) Mobile communication terminal and method for managing use-history information
KR101026247B1 (ko) 복수의 가입자 식별 번호를 저장하는 스마트 카드 및 가입자 식별 번호 설정 방법
US8811946B2 (en) Communication apparatus providing communication by using stored identification information
US7583285B2 (en) Mobile communication terminal
KR20200140555A (ko) 전자 장치 및 전자 장치의 듀얼 스탠바이 모드 및 싱글 스탠바이 모드의 전환 방법
TW200847754A (en) Mobile terminal device, cover, content distribution system, server, and content distribution method
JP2007066159A (ja) 電子機器、データ処理方法及びデータ処理プログラム
JP2009159573A (ja) 通信端末装置及び通信事業者サーバ、並びに、方法及びプログラム
KR102538663B1 (ko) 전자 장치, 외부 전자 장치 및 외부 전자 장치의 eSIM 관리 방법
JP5011738B2 (ja) Icカード、プログラム
US20100105434A1 (en) Data management method and apparatus using subscriber identity module
JP2006279160A (ja) 無線通信端末及びその制御方法
JP4160981B2 (ja) 携帯端末装置及びプログラム
JP2009177361A (ja) 通信端末、及びコンピュータプログラム
KR101212034B1 (ko) 이동통신 단말기에서 블루투스 기기 연결 장치 및 방법
JP2007060231A (ja) 携帯端末、そのデータ共有方法およびプログラム
JP4361781B2 (ja) 受信装置およびプログラム
CN112653998B (zh) 终端设备丢失定位方法、终端设备和存储介质
JP4704292B2 (ja) 加入者認証モジュール
KR100962386B1 (ko) 스마트 카드를 이용하여 단말 정보를 관리하는 단말기,방법 및 그 스마트 카드
JP2012074975A (ja) 加入者識別モジュール、携帯端末、情報処理方法およびプログラム
KR20060003613A (ko) 무선통신단말기에서의 서비스 대역 검색 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20101116

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111202

A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20120201

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20120201