JP3768952B2 - 扁平型ステッピングモータ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ステッピングモータの構造、特に回転軸方向に薄型化した扁平型ステッピングモータに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、プリンタ、ファクシミリ、フロッピー(登録商標)ディスクドライブなどの各種機器は、機器の高性能化に伴い、高トルクなどの高性能と、低コギングで低振動などの高品質のステッピングモータが求められている。PM(永久磁石)型ステッピングモータは、これらの要望を満たすものとして広く用いられている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
図4は、従来のPM型ステッピングモータの一部を切り欠いた斜視図である。
【0004】
図4に示すように、1はステンレス鋼を打ち抜いて製作されたフランジ、2は含油合金から成る上側軸受、3a、3bは軟磁性材の鋼板を打ち抜き内側に極歯10を折り曲げて形成したステータヨーク、4はポリウレタン被覆銅線をボビン5に巻回して成るコイル、6A、6Bはステータヨーク3a、3bの内部にコイル4を納めたステータユニットで、これら2個のステータユニット6A、6Bは背中合わせに配置されている。
【0005】
8はステッピングモータの回転中心となる回転軸、9はステータヨーク3a、3bの極歯10と対向して外周に複数の磁極を有する界磁用の円筒状のマグネット、12は円筒状のマグネット9と回転軸8を締結するスリーブであり、回転軸8と、円筒状のマグネット9とスリーブ12でロータ13を構成している。ロータ13は、回転中心となる回転軸8をスリーブ12に圧入固定し、スリーブ12の外周に接着剤を塗布して界磁用の円筒状のマグネット9を同軸となるように挿入して接着固定したものである。
【0006】
このように構成されたロータ13は、円筒状のマグネット9の外周に所定の多極着磁が施され着磁面の磁極を極歯10と微小間隙を介して対向するように、回転軸8により上側軸受2と下側軸受(図示せず)に回転自在に取り付けられている。
【0007】
ステータユニット6Aでは、ステータヨーク3aの極歯10とステータヨーク3bの極歯10どうしが電気角で180°(半ピッチ)の間隔で等間隔に噛み合うように配置されている。ステータユニット6Bでも、同様に極歯10どうしが電気角で180°の間隔で等間隔に噛み合うように配置されている。2つのステータユニット6A、6Bは、高分子材料を用いたモールド成形、あるいはプラズマ溶接などの手法により一体化され、ステータユニット6Aとステータユニット6Bの極歯10どうしが互いに電気角で90°のずれとなるように背中合わせに重ね配置されている。そのため、2つのステータユニット6A、6Bにより、始動時に常に同一方向にロータ13を回転駆動することができる。
【0008】
しかしながら、従来のPM型ステッピングモータは、組み込まれる電子機器が小型化や薄型化の傾向にあり、それに伴い一層の薄型化が要求されていたが、上記したごとく2つのステータユニット6A、6Bを背中合わせに重ねた構造のため、薄型化には限界があった。さらに、従来のPM型ステッピングモータは、4個のステータヨークを用いるため部品の種類が多い複雑構造となっていた。
【0009】
また、従来のPM型ステッピングモータには、ロータを軸方向に二層構造にしたものもあるが(例えば、特許文献2参照)、やはり上記したことと同様の問題があった。
【0010】
【特許文献1】
特開平10−127024号公報
【特許文献2】
特開平5−336729号公報
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、回転軸方向の薄型化を部品の種類の削減を図り簡潔構造で実現する画期的な扁平型ステッピングモータを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の扁平型ステッピングモータは、半円状の周縁に沿って等しい間隔で形成された一方の側の複数の極歯と、前記半円状の周縁と対向した半円状の周縁に沿って等しい間隔で形成された他方の側の複数の極歯とを有する上部ステータヨークと、前記一方の側の複数の極歯と前記他方の側の複数の極歯とそれぞれ互いに向き合う複数の極歯が形成された下部ステータヨークと、前記一方の側の複数の極歯と前記他方の側の複数の極歯の内側に回転自在に配置される円筒状のマグネットを有するロータと、前記一方の側の複数の極歯を励磁するコイル部と、前記他方の側の複数の極歯を励磁するコイル部を前記ロータの両側にそれぞれ備えた扁平型ステッピングモータであって、前記上部ステータヨークは前記一方の側の複数の極歯と前記他方の側の複数の極歯は等しい間隔で形成され、前記一方の側の複数の極歯と前記他方の側の複数の極歯との間に切込部を形成し、該切込部を挟んで互いに隣接する前記一方の側の極歯と前記他方の側の極歯の間隔が電気角で90°又は270°ずれる位置に配置されると共に、前記一方の側の複数の極歯と前記他方の側の複数の極歯との中間の線を基準に前記一方の側の複数の極歯は前記他方の側の複数の極歯の隙間と対称に配置され、前記他方の側の複数の極歯は前記一方の側の複数の極歯の隙間と対称に配置された構成であって、前記下部ステータヨークは前記上部ステータヨークと同一のものを用いることとした。
【0012】
また、前記一方の側の複数の極歯の間と、前記他方の側の複数の極歯の間に樹脂が充填されると共に、該樹脂にて軸受を装着するための樹脂プレートも同時に形成されてなることとした。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の扁平型ステッピングモータにつき図面を参照して説明する。
【0016】
図1は、本発明の実施の形態の扁平型ステッピングモータの分解斜視図である。
【0017】
図1に示すように、本発明の扁平型ステッピングモータは、第1のステータユニット30Aと第2のステータユニット30Bとが平面的に一体に設けられたステータユニット30と、ステータユニット30に回転自在に取り付けられるロータ50とで構成されている。
【0018】
第1のステータユニット30Aは、上下に互いに組み付けられた第1の上部ステータヨーク31aと第1の下部ステータヨーク34aと、励磁用の第1のコイル部40Aとで構成されている。43aは、駆動用の交流電圧が与えられる第1のコイル部40Aの電気接続端子である。
【0019】
第1の上部ステータヨーク31aは、半円状の周縁に沿って抜き起こしにより複数の極歯32a1〜32anが軟磁性材よりプレス加工され、第1のコイル部40Aの上側の円筒突起44aが下側から取り付けられる取付穴33aが開けられている。第1の下部ステータヨーク34aは、半円状の周縁に沿って抜き起こしにより複数の極歯35a1〜35anが軟磁性材よりプレス加工され、第1のコイル部40Aの下側の円筒突起44a(図示せず)が上側から取り付けられる取付穴36aが開けられている。
【0020】
同様に、第2のステータユニット30Bは、第1の上部ステータヨーク31aとプレス加工により一体に形成された第2の上部ステータヨーク31bと、第1の下部ステータヨーク34aとプレス加工により一体に形成された第2の下部ステータヨーク34bと、励磁用の第2のコイル部40Bとで構成されている。43bは、駆動用の交流電圧が与えられる第2のコイル部40Bの電気接続端子である。
【0021】
第2の上部ステータヨーク31bは、半円状の周縁に沿って抜き起こしにより複数の極歯32b1〜32bnが軟磁性材よりプレス加工され、第2のコイル部40Bの上側の円筒突起44bが下側から取り付けられる取付穴33bが開けられている。第2の下部ステータヨーク34bは、半円状の周縁に沿って抜き起こしにより複数の極歯35b1〜35bnが軟磁性材よりプレス加工され、第2のコイル部40Bの下側の円筒突起44b(図示せず)が上側から取り付けられる取付穴36bが開けられている。
【0022】
いずれのステータヨークにおいても、極歯はステッピングモータに要求される1回転のステップ数に対応した数の極歯が等間隔に配列されており、第1の上部ステータヨーク31aの極歯32a1〜32anと、第1の下部ステータヨーク34aの極歯35a1〜35anとの上下に対向する極歯どうしは互いに電気角で180°ずれて配列され、また、第2の上部ステータヨーク31bの極歯32b1〜32bnと、第2の下部ステータヨーク34bの極歯35b1〜35bnとの上下に対向する極歯どうしは互いに電気角で180°ずれて配列されている。
【0023】
第1のステータユニット30Aと第2のステータユニット30Bは、第1の上部ステータヨーク31aと第2の上部ステータヨーク31bとの間および、第1の下部ステータヨーク34aと第2の下部ステータヨーク34bとの間に切込部37、38を挟んで互いに隣接する極歯どうしの極歯間隔が電気角で90°または270°ずれるような位置関係で配置されている。すなわち、第1の上部ステータヨーク31aと第2の上部ステータヨーク31bとの中間部で、極歯32a1と極歯32b1および極歯32anと極歯32bnの極歯間隔と、第1の下部ステータヨーク34aと第2の下部ステータヨーク34bとの中間部で、極歯35a1と極歯35b1および極歯35anと極歯35bnの極歯間隔とは、電気角で90°または270°ずれるような位置関係で配置されている。
【0024】
第1の上部ステータヨーク31aと第2の上部ステータヨーク31bとはプレス加工により一体化して上部ステータヨーク31を製作しており、また、第1の下部ステータヨーク34aと第2の下部ステータヨーク34bもプレス加工により一体化して下部ステータヨーク34を製作しており、切込部37、38により、互いに磁気的影響を互いに及ぼさないような構造となっている。上部ステータヨーク31と下部ステータヨーク34とは、軟磁性材として、例えば、珪素鋼、SECC(亜鉛メッキ鋼板)材、SUY(電磁軟鉄)材などを使用する。
【0025】
ロータ50は、第1のステータユニット30Aと第2のステータユニット30Bの極歯と微小空隙を介し回転軸55により回転自在に配置され、外周の円筒形状の界磁用の円筒状のマグネット51は、スリーブ52を介して回転軸55に取り付けられ、等間隔で着磁されている。ロータ50は、第1のコイル部40Aと第2のコイル部40Bに駆動用の交流電圧が与えられ、第1のステータユニット30Aと第2のステータユニット30Bとにより、始動時に常に同一方向に回転駆動することができる。
【0026】
図2は、本発明の実施の形態の扁平型ステッピングモータの断面図である。
【0027】
第1のコイル部40Aは、円筒突起44aが上下に設けられた金属製の円筒形状のスペーサ45aを有し、スペーサ45aの外側にはコイル42aが形成されたボビン41aが設けられており、同じく第2のコイル部40Bも、円筒突起44bが上下に設けられた金属製のスペーサ45bを有し、外側にはコイル42bが形成されたボビン41bが設けられている。
【0028】
第1と第2の上部ステータヨーク31a、31bと第1と第2の下部ステータヨーク34a、34bとは、取付穴33a、33b、36a、36b(図1参照)に対応して上下の円筒突起44a、44bが嵌合され、互いに組み付けられている。
【0029】
スペーサ45aは、第1の上部ステータヨーク31a、第1の下部ステータヨーク34aと共に閉磁路の一部を形成し、同じくスペーサ45bも、第2の上部ステータヨーク31b、第2の下部ステータヨーク34bと共に閉磁路の一部を形成している。
【0030】
図1に示す極歯32a1〜32an、32b1〜32bn、35a1〜35an、35b1〜35bnは、図2ではそれぞれ極歯32a、32b(図示せず)、35a(図示せず)、35bを示す。
【0031】
組み上がった状態の各極歯間には、極歯間を強固にするために極歯32aと極歯35aとの間、および極歯32bと極歯35bとの間に樹脂が充填され充填樹脂部63が形成されている。その際同時に樹脂プレート62も形成される。樹脂プレート62に軸受54が圧入、カシメなどにより取り付けられロータ50の回転軸55が軸受54に挿入される。
【0032】
最後に、非磁性の鋼板よりプレス加工で製造し、軸受53が取り付けられたプレート61が第1の下部ステータヨーク34aと第2の下部ステータヨーク34bに溶接、接着、カシメなどにより固定される。ロータ50は、軸受53、54により回転自在に取り付けられている。
【0033】
ロータ50は、回転軸55の周りにアルミ製のスリーブ52を介して円筒状のマグネット51が接着されて構成さている。円筒状のマグネット51の材料はフェライトマグネット、希土類マグネットなどが用いられる。
【0034】
図3は、本発明の実施の形態の扁平型ステッピングモータの下部ステータヨークの図を示し、図3(a)は、下部ステータヨークの平面図であり、図3(b)は、図3(a)に示す下部ステータヨークのAA断面図である。
【0035】
図3に示すように、第1の下部ステータヨーク34aには、半円状の周縁に沿って複数の極歯35a1〜35anが間隔Pで形成され、第2の下部ステータヨーク34bには、半円状の周縁に沿って複数の極歯35b1〜35bnが間隔Pで形成され、第1の下部ステータヨーク34aと第2の下部ステータヨーク34bとはプレス加工により一体化して下部ステータヨーク34が製作されている。
【0036】
図1で説明したように、第1の下部ステータヨーク34aと第2の下部ステータヨーク34bとは切込部38を挟んで互いに隣接する極歯どうしの極歯間隔が間隔Pよりも電気角αで90°または270°ずれるような位置関係で配置されている。
【0037】
さらに、第1の下部ステータヨーク34aの極歯35a1〜35anは、第1の下部ステータヨーク34aと第2の下部ステータヨーク34bとの中間に設けられた基準線Yに対し、第2の下部ステータヨーク34bの各極歯35b1〜35bn間の隙間Sbとは対称に配置されている。そのため、第2の下部ステータヨーク34bの極歯35b1〜35bnも、基準線Yに対し第1の下部ステータヨーク34aの各極歯35a1〜35an間の隙間Saとは対称に配置されている。例えば、第1の下部ステータヨーク34aの極歯35aiは、矢印Rに示すように基準線Yに対し第2の下部ステータヨーク34bの極歯間の隙間Sbと対称に配置され、極歯35a1〜35anと極歯35b1〜35bnとは、基準線Yに対して極歯間の間隔Pよりもそれぞれ電気角で45°ずらされている。
【0038】
従って、下部ステータヨーク34は裏返して極歯が下方を向くようにすることにより、下部ステータヨーク34と裏返した下部ステータヨーク34とで上下に対向する極歯どうしが互いに電気角で180°ずれた配列ができ、下部ステータヨーク34は、図1に示す上部ステータヨーク31として使用することができる。
【0039】
なお、説明の都合上、下部ステータヨーク34につき説明したが、上部ステータヨーク31についての説明も同様である。
【0040】
また、第1の下部ステータヨーク34aと第2の下部ステータヨーク34bとの中間に設けられた基準線Yは、これに限定されることなく、環状に配置された極歯の中心を通りコイル部の取付穴36a、36bの中心を結ぶ水平線を基準線とすることもできる。
【0041】
以上説明したごとく、本発明の実施の形態の扁平型ステッピングモータは、回転軸方向の薄型化を実現するとともに、上部ステータヨーク31と下部ステータヨーク34とは共用部品として使用することができ、部品の種類の削減を図り設備投資の抑制と管理コストを低減する簡潔構造とすることができる。
【0042】
なお、本発明の実施の形態の扁平型ステッピングモータは、プレート61を下側に取り付けているが、上下の向きを変えプレート61を上側にすることもできる。
【0043】
【発明の効果】
本発明の扁平型ステッピングモータは、半円状の周縁に沿って形成された一方の側の複数の極歯と、前記半円状の周縁と対向した半円状の周縁に沿って形成された他方の側の複数の極歯とを有する上部ステータヨークと、前記一方の側の複数の極歯と前記他方の側の複数の極歯とそれぞれ互いに向き合う複数の極歯が形成された下部ステータヨークとを備え、前記上部ステータヨークは、前記一方の側の複数の極歯が予め設けられた基準線に対し前記他方の側の複数の極歯間の隙間とそれぞれ対称に配置され、前記下部ステータヨークは、互いの前記複数の極歯どうしを向き合わせ前記上部ステータヨークと同一のものを用いることとしたため、回転軸方向の薄型化を実現するとともに、部品の共有化を実現して部品の種類の削減を図る簡潔構造とすることができる。
【0044】
また、前記一方の側の複数の極歯と前記他方の側の複数の極歯とは、互いに隣接する前記一方の側の極歯と前記他方の側の極歯との極歯間隔が電気角で90°または270°ずらされ配置されることとしたため、確実に薄型化を実現して、部品の共有化を実現することができる。
【0045】
また、前記基準線は、前記一方の側の極歯が設けられる第1の上部ステータヨークと前記他方の側の極歯が設けられる第2の上部ステータヨークとの中間に設けられる線とすることとしたため、基準線に対し極歯と極歯間の隙間とを確実にそれぞれ対称に配置でき、部品の共有化を実現することができる。
【0046】
さらに、前記基準線は、前記一方の側の極歯の外側で前記上部ステータヨークと前記下部ステータヨークとの間に取り付けられるコイル部の取付穴と、前記他方の側の極歯の外側で前記上部ステータヨークと前記下部ステータヨークとの間に取り付けられるコイル部の取付穴とを結ぶ線とすることとしたため、基準線に対し極歯と極歯間の隙間とを確実にそれぞれ対称に配置でき、部品の共有化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の扁平型ステッピングモータの分解斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態の扁平型ステッピングモータの断面図である。
【図3】本発明の実施の形態の扁平型ステッピングモータの下部ステータヨークの図を示し、図3(a)は、下部ステータヨークの平面図であり、図3(b)は、図3(a)に示す下部ステータヨークのAA断面図である。
【図4】従来のPM型ステッピングモータの一部を切り欠いた斜視図である。
【符号の説明】
30 ステータユニット30
30A 第1のステータユニット
30B 第2のステータユニット
31 上部ステータヨーク
31a 第1の上部ステータヨーク
31b 第2の上部ステータヨーク
32a1〜32an、32b1〜32bn、35a1〜35an、35b1〜35bn 極歯
33a、33b、36a、36b 取付穴
34 下部ステータヨーク
34a 第1の下部ステータヨーク
34b 第2の下部ステータヨーク
37、38 切込部
40A 第1のコイル部
40B 第2のコイル部
44a、44b 円筒突起
50 ロータ
51 円筒状のマグネット
55 回転軸
61 プレート
62 樹脂プレート
63 充填樹脂部

Claims (2)

  1. 半円状の周縁に沿って等しい間隔で形成された一方の側の複数の極歯と、前記半円状の周縁と対向した半円状の周縁に沿って等しい間隔で形成された他方の側の複数の極歯とを有する上部ステータヨークと、
    前記一方の側の複数の極歯と前記他方の側の複数の極歯とそれぞれ互いに向き合う複数の極歯が形成された下部ステータヨークと、
    前記一方の側の複数の極歯と前記他方の側の複数の極歯の内側に回転自在に配置される円筒状のマグネットを有するロータと、
    前記一方の側の複数の極歯を励磁するコイル部と、前記他方の側の複数の極歯を励磁するコイル部を前記ロータの両側にそれぞれ備えた扁平型ステッピングモータであって、
    前記上部ステータヨークは前記一方の側の複数の極歯と前記他方の側の複数の極歯は等しい間隔で形成され、前記一方の側の複数の極歯と前記他方の側の複数の極歯との間に切込部を形成し、該切込部を挟んで互いに隣接する前記一方の側の極歯と前記他方の側の極歯の間隔が電気角で90°又は270°ずれる位置に配置されると共に、前記一方の側の複数の極歯と前記他方の側の複数の極歯との中間の線を基準に前記一方の側の複数の極歯は前記他方の側の複数の極歯の隙間と対称に配置され、前記他方の側の複数の極歯は前記一方の側の複数の極歯の隙間と対称に配置された構成であって、
    前記下部ステータヨークは前記上部ステータヨークと同一のものを用いることを特徴とする扁平型ステッピングモータ。
  2. 前記一方の側の複数の極歯の間と、前記他方の側の複数の極歯の間に樹脂が充填されると共に、該樹脂にて軸受を装着するための樹脂プレートも同時に形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の扁平型ステッピングモータ。
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