JP2668636B2 - モータ - Google Patents

モータ

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JP2668636B2
JP2668636B2 JP5182253A JP18225393A JP2668636B2 JP 2668636 B2 JP2668636 B2 JP 2668636B2 JP 5182253 A JP5182253 A JP 5182253A JP 18225393 A JP18225393 A JP 18225393A JP 2668636 B2 JP2668636 B2 JP 2668636B2
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stator core
flange portion
housing
bearing
circuit board
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広志 坂下
幸男 福田
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Nidec Sankyo Corp
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/08Structural association with bearings
    • H02K7/085Structural association with bearings radially supporting the rotary shaft at only one end of the rotor
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
    • H02K1/18Means for mounting or fastening magnetic stationary parts on to, or to, the stator structures
    • H02K1/187Means for mounting or fastening magnetic stationary parts on to, or to, the stator structures to inner stators
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S310/00Electrical generator or motor structure
    • Y10S310/06Printed-circuit motors and components

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軸受とこれを保持する
ハウジングとで、あるいはハウジングレスで軸受組を構
成するモータに関し、特に、この軸受組を回路基板に固
定する固定構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばディスクドライブに用いられるブ
ラシレスモータとして、図12に示したような構造が知
られている。所望の回路を構成するように複数の部品
(図示せず)が実装された回路基板31の中央部には貫
通穴41が形成されると共に、その半径方向にはビス穴
32が形成されている。貫通穴41には内周面で軸受3
4を保持すると共に外周面にフランジ部36が形成され
た筒状のハウジング35が取り付けられ、また、この貫
通穴41には軸受34によって回転自在に支承される回
転軸37が挿入されている。ハウジング35のフランジ
部36には上記ビス穴32と一致するようにビス穴42
が形成され、フランジ部36の下面には回路基板31の
上面と接している。ハウジング35の材料は一般に、亜
鉛ダイカスト、アルミダイカスト、樹脂成型品等の比較
的柔らかい材料が使用される。なお、このハウジング3
5のフランジ部36の下面は、後述するようにハウジン
グ35を回路基板31に固定する際の取付け精度を向上
するためにレース加工が施されている。
【0003】ハウジング35のフランジ部36の上面に
はそのビス穴42に一致するようにビス穴43が形成さ
れたステータコア39が接している。このビス穴43に
上記ビス穴32を貫通するようにビス44が挿通されて
回路基板31のビス穴32にねじ込まれることにより、
ハウジング35はこのフランジ部36がビス44で押さ
えつけられて回路基板31に固定されている。ステータ
コア39はコア素体を複数枚積層して形成されており、
この外周部には複数の突極が形成されて、これら各突極
にはステータコイル40が巻回されている。ここで、軸
受34とハウジング35とは軸受組33を構成し、ステ
ータコイル40が巻回されたステータコア39はコア巻
線組38を構成し、軸受組33がコア巻線組38によっ
て回路基板31に取り付けられることによりステータ組
45を構成している。
【0004】ステータ組45の上部にはカップ状のロー
タケース46が配置され、このロータケース46の内周
面にはステータコア39の突極と対向するように駆動マ
グネット47が固定されると共に、その上面にはディス
クを載置するためのハブ台48が形成されている。ま
た、このロータケース46の中央部には上記回路基板3
1の貫通穴41に挿入される回転軸37が固定されてい
る。この駆動マグネット47、ハブ台48を有するロー
タケース46と回転軸37はロータ組49を構成してい
る。このような構造のモータにおいて、ステータコア3
9のステータコイル40に通電すると、この通電電流と
駆動マグネット47から発生される磁界との相互作用に
より、ロータ組49は一体となって回転を開始する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のモー
タには次のような問題が存在している。 (1)軸受組33のハウジング35は柔らかい材料を使
用しており、薄型化を図る場合フランジ部36の厚みが
ステータコア39の厚みよりも比較的薄くなる。一方、
ステータコア39はビス44で押しつけるとき、この押
しつける力が一点に集中するのでこの平面が変形する。
これらの理由のため、ハウジング35のフランジ部36
の回路基板31との取付け面の精度を上げても、このフ
ランジ部36をステータコア39と回路基板31との間
に挾み込んでビス止めを行うとき、ハウジング35の材
料がステータコア39の変形した平面に吸収されるの
で、回路基板31に対するハウジング35の組立精度が
悪くなる。 (2)ハウジング35のフランジ部36の回路基板31
に対する取付け面をレース加工したり、ビス止め用のビ
ス穴42を加工する等の必要があって、加工工程が増加
するのでコストアップとなる。 (3)回路基板31に対して、軸受組33の組立後にコ
ア巻線組38を組み付けるので、リフロー工法が使用で
きず、コストアップとなると共に品質が不安定になる。
【0006】本発明は以上のような問題に対処してなさ
れたもので、回路基板に対するハウジングの組立精度を
向上すると共に、コストダウンを図り、さらに品質の安
定を図るようにしたモータを提供することを目的とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ステータコイルが巻回された複数の突極を
有するステータコアと、このステータコアと対向する駆
動マグネットを有するロータケースと、このロータケー
スの中央部に固定された回転軸を支承する軸受と、この
軸受を保持し回路基板に固定されるハウジングとを備え
たモータであって、上記ハウジングの外周面にフランジ
部を部分的に形成すると共に、上記ステータコアの内周
面に上記フランジ部と重なり得るフランジ部を部分的に
形成し、かつこのステータコアには近接して凸部及びビ
ス穴を形成し、上記ハウジングのフランジ部上に上記ス
テータコアのフランジ部を重ねた状態で、上記ビス穴か
らビスを上記凸部に当接するように挿通して上記回路基
板にねじ込むことにより、上記ステータコアのフランジ
部を撓ませて上記ハウジングのフランジ部を押さえつけ
てハウジングを回路基板に固定したことを特徴とするも
のである。
【0008】他の本発明は、ステータコイルが巻回され
た複数の突極を有するステータコアと、このステータコ
アと対向する駆動マグネットを有するロータケースと、
このロータケースの中央部に固定された回転軸を支承す
る軸受とを備えたモータであって、上記軸受の外周面に
フランジ部を部分的に形成すると共に、上記ステータコ
アの内周面に上記フランジ部と重なり得るフランジ部を
部分的に形成し、かつこのステータコアには近接して凸
部及びビス穴を形成し、上記軸受のフランジ部上に上記
ステータコアのフランジ部を重ねた状態で、上記ビス穴
からビスを上記凸部に当接するように挿通して上記回路
基板にねじ込むことにより、上記ステータコアのフラン
ジ部を撓ませて上記軸受のフランジ部を押さえつけて軸
受を回路基板に固定したことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1に記載の本発明の構成によれば、ハウ
ジングの外周面にフランジ部を部分的に形成すると共
に、ステータコアの内周面に上記フランジ部と重なり得
るフランジ部を部分的に形成し、かつこのステータコア
に近接して凸部及びビス穴を形成するようにして、ハウ
ジングのフランジ部上にステータコアのフランジ部を重
ねる。この状態でステータコアのフランジ部のビス穴か
らビスを上記凸部に当接するように挿通して回路基板に
ねじ込ませる。これによって、ステータコアのフランジ
部が撓んでハウジングのフランジ部を押さえつけるの
で、ハウジングは回路基板に固定される。
【0010】請求項2に記載の本発明の構成によれば、
軸受の外周面にフランジ部を部分的に形成すると共に、
ステータコアの内周面に上記フランジ部と重なり得るフ
ランジ部を部分的に形成し、かつこのステータコアに近
接して凸部及びビス穴を形成するようにして、軸受のフ
ランジ上にステータコアのフランジ部を重ねる。この状
態でステータコアのフランジ部のビス穴からビスを上記
凸部に当接するように挿通して回路基板にねじ込ませ
る。これによって、ステータコアのフランジ部が撓んで
軸受のフランジ部を押さえるので、軸受は回路基板に固
定される。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明のモータの第1の実施例を示す断面図
で、1は所望の回路を構成するように複数の部品(図示
せず)が実装された回路基板で、この回路基板1の後述
する軸受組の中心より半径方向にはビス穴2が形成され
ている。3は軸受組で、軸受4とこの軸受4が内周面に
圧入により固定されることにより保持されているハウジ
ング5とから構成されており、この軸受組3は回路基板
1の中央部に取り付けられている。 ハウジング5の外
周面にはフランジ部6が形成されており、このフランジ
部6は図2に示すように円周面に沿って例えば部分的に
6A,6B,6Cの3個が形成されている。7は回転軸
で軸受4によって回転自在に支承されている。ハウジン
グ5の3個のフランジ部6A,6B,6Cの半径方向の
寸法Lは従来のフランジ部の寸法よりも小さく設定され
ており、また、ビス穴は形成されておらず、さらに、こ
の下面にはレース加工は施されていない。ハウジング5
の材料は従来と同様に、亜鉛ダイカスト、アルミダイカ
スト、樹脂成型品等の比較的柔らかい材料が使用されて
いる。
【0012】8はコア巻線組で、コア素体が複数枚積層
されて形成されたステータコア9と、このステータコア
9の外周部に形成された複数の突極に巻回されたステー
タコイル10及び後述のコアホルダー21とから構成さ
れている。このステータコア9の中央部には貫通穴20
が形成されていると共に、その内周面には上記ハウジン
グ5のフランジ部6と重なるフランジ部11が形成され
ており、このフランジ部11は図2に示すように円周面
に沿って例えば部分的に11A,11B,11Cの3個
が形成されている。これら3個のフランジ部11A,1
1B,11Cは、図2に示すようにハウジング5の各フ
ランジ部6A,6B,6Cに対して、ハウジング5を回
路基板1に固定する前にはそれらの各フランジ部6A,
6B,6Cが形成されていない位置に配置されるよう
に、すなわち互い違いの配置となるように形成されてい
る。一方、ハウジング5を回路基板1に固定するときに
は、ハウジング5かステータコア9のいずれかを回転さ
せることにより、夫々のフランジ部が図4に示すように
重なるように構成されている。なお、各フランジ部11
A,11B,11Cは各フランジ部6A,6B,6Cよ
りも高いいちに保たれるようにコアホルダー21により
支持されている。ステータコア9の各フランジ部11
A,11B,11Cの上面には各凸部12A,12B,
12Cと共に、これらに近接して各ビス穴13A,13
B,13Cが形成されている。
【0013】そして、ステータコア9の貫通穴20に軸
受組3のハウジング5を挿入して、ハウジング5の各フ
ランジ部6A,6B,6C上にステータコア9の各フラ
ンジ部11A,11B,11Cを図4のような位置関係
に重ねた状態で、ステータコア9の各フランジ部11
A,11B,11Cの各ビス穴13(13A,13B,
13C)からビス14が各凸部(12A,12B,12
C)に当接するように挿通されることにより、回路基板
1のビス穴2にねじ込まれている。 これによって、
ス14が各凸部12A,12B,12Cを押圧すること
でステータコア9を撓ませるので、 各フランジ部11
A,11B,11Cにより各フランジ部6A,6B,6
Cが押さえつけられてハウジング5は回路基板1に固定
されている。15はこのように軸受組3がコア巻線組8
によって回路基板1に取り付けられて組み立てられたス
テータ組である。図3は図2のA−A断面図、図5は図
4のA−A断面図を示している。
【0014】16はステータ組15の上部に配置された
カップ状のロータケースで、このロータケース16の内
周面にはステータコア9の突極と対向するように駆動マ
グネット17が固定されると共に、その上面にはディス
クを載置するためのハブ台18が形成され、さらに、そ
の中央部には上記軸受4に挿入される回転軸7が固定さ
れている。19はこれら駆動マグネット17、ハブ台1
8を有するロータケース16と回転軸7とで構成された
ロータ組である。このような本実施例のモータにおい
て、ステータコア9のステータコイル10に通電する
と、この通電電流と駆動マグネット17から発生される
磁界との相互作用により、ロータ組19は一体となって
回転を開始する。
【0015】次に本実施例のモータの組立方法を図6を
参照して説明する。まず、所望の回路を構成した回路基
板1を用意して、この上にステータコイル10が巻回さ
れたステータコア9からなるコア巻線組8を組み付け
る。そして、リフロー半田付け等の処理を施してステー
タコイル10の端末と回路基板1の所定の導電路との電
気的接続を行う。続いて、軸受4とハウジング5とから
なる軸受組3をコア巻線組8のステータコア9の貫通穴
20に挿入して、図2及び図3のようにハウジング5の
各フランジ部6A,6B,6Cとステータコア9の各フ
ランジ部11A,11B,11Cを互い違いとなるよう
に配置する。そして、いずれか一方例えばハウジング5
を矢印のように回転させることにより、図4及び図5の
ようにハウジング5の各フランジ部6A,6B,6Cの
上にステータコア9の各フランジ部11A,11B,1
1Cを重ねた状態にして、ステータコア9の各フランジ
部11A,11B,11Cの各ビス穴13A,13B,
13Cからビス14を各凸部12A,12B,12Cに
当接するように挿通して回路基板1のビス穴2にねじ込
む。このとき、ビス14が各凸部12A,12B,12
Cを押圧することによりステータコア9の各フランジ部
11A,11B,11Cは撓まされるので、これによっ
てハウジング5の各フランジ部6A,6B,6Cが押さ
え付けられて、ハウジング5は回路基板1に固定され
る。続いて、回転軸7が固定されたロータケース16か
らなるロータ組19を軸受組3の軸受4に挿入すること
により、図1に示したようなモータが組み立てられる。
【0016】以上述べたように本実施例は、ハウジング
5の外周面にフランジ部6A,6B,6Cを部分的に形
成すると共に、ステータコア9の内周面に各フランジ部
6A,6B,6Cと重なり得るフランジ部11A,11
B,11Cを部分的に形成し、かつ、このステータコア
9に近接して凸部12A,12B,12C及びビス穴1
3A,13B,13Cを形成するとようにして、ハウジ
ング5の各フランジ部6A,6B,6C上にステータコ
ア9の各フランジ部11A,11B,11Cを重ねた状
態で、ステータコア9の各フランジ部11A,11B,
11Cの各ビス穴13A,13B,13Cからビス14
を各凸部12A,12B,12Cに当接するように挿通
して回路基板1のビス穴2にねじ込むことにより、ステ
ータコア9の各フランジ部11A,11B,11Cを撓
ませてハウジング5の各フランジ部6A,6B,6Cを
押さえつけてハウジング5を回路基板1に固定するよう
にしたものである。
【0017】従って、次のような効果が得られる。 (1)ステータコア9の各フランジ部11A,11B,
11Cにビス14を挿通して回路基板1にねじ込むとき
ビス14によって各フランジ部11A,11B,11C
を撓ませてこの撓みによる弾性力を利用して、ハウジン
グ5の各フランジ部6A,6B,6Cを押さえつけるこ
とによりハウジング5を回路基板1に固定するので、従
来のようにハウジングやステータコアの厚みや変形等に
よる影響を受けないため、回路基板1に対するハウジン
グ5の組立精度を向上することができる。 (2)ハウジング5に対するレース加工、ビス穴の加工
等が不要となり、これに伴いハウジング自体の小形化、
材料取りの効果改善が可能となるので、コストダウンを
図ることができる。 (3)回路基板1に対して、軸受組3の組立前にコア巻
線組8を組み付けることができるので、リフロー半田付
け工法が使用できるため、コストダウンとなると共に品
質が安定になる。
【0018】図7は本発明の第2の実施例を示すもの
で、回路基板1に貫通穴23を形成して、軸受組3を回
路基板1の両側に貫通させて取り付けた構造を示すもの
である。この第2の実施例によれば、前記第1の実施例
と同様な効果が得られる他に、ロータケース16側にチ
ャッキング構造を持つものと、ロータケース16の反対
側にチャッキング構造を持つものとの両立が可能になる
という効果も得られる。Aは平面構造、Bは断面構造を
示している。
【0019】図8は本発明の第3の実施例を示すもの
で、ステータコア9に形成する凸部22の形状を円周に
沿って弧状に設けた例を示すものである。この第3の実
施例によれば、前記第1の実施例と同様な効果が得られ
る他に、弧状の凸部22を形成したことで大きな面積の
凸部となるので、ビス14によってねじ止めする場合、
止める強度を高めることができるという効果が得られ
る。
【0020】図9は本発明の第4の実施例を示すもの
で、ステータコア9に回り止め部24を形成して、ハウ
ジング5の回転を規制するようにした例を示すものであ
る。図10は本発明の第5の実施例を示すもので、コア
ホルダー21に近接して凸部25(25A,25B,2
5C)及びビス穴26(26A,26B,26C)を形
成して、各凸部25に当接するようにビス穴26にビス
14を挿通するようにした例を示すものである。これら
第4、第5の各実施例によっても前記第1の実施例と同
様な効果を得ることができる。
【0021】図8乃至図10の各実施例は夫々図7の実
施例のように、軸受組3を回路基板1の両側に貫通させ
た構造にすることができ、また図9及び図10の各実施
例は図8の実施例のように、ステータコア9に弧状の凸
部22を形成させた構造にすることができ、さらに図1
0の実施例は図9の実施例のように、回り止め部24を
形成させた構造にすることもできる。
【0022】図11は本発明の第6の実施例を示すもの
で、ハウジングを使用せずに、軸受4を例えば焼結含油
軸受等によりフランジ部を一体に形成するようにした例
を示すものである。この第6の実施例によっても、ハウ
ジングを軸受と別に用意することなく第1の実施例と同
様な効果を得ることができる。この第6の実施例は第1
乃至第5の各実施例に対しても適用することができる。
なお、本文各実施例において、ハウジング5に部分的に
形成する、あるいは軸受4に一体に形成するフランジ部
の数及びステータコア9のフランジの数は一例を示した
ものであり、この数や形状は任意に変更可能である。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ハウ
ジングあるいは軸受の外周面にフランジ部を部分的に形
成すると共に、ステータコアの内周面に上記フランジ部
と重なり得るフランジ部を部分的に形成し、かつ、この
ステータコアに近接して凸部及びビス穴を形成するよう
にして、ハウジングあるいは軸受のフランジ部上にステ
ータコアの各フランジ部を重ねた状態で、ステータコア
のフランジ部のビス穴からビスを各凸部に当接するよう
に挿通して回路基板のビス穴にねじ込むことにより、ス
テータコアの各フランジ部を撓ませてハウジングあるい
は軸受のフランジ部を押さえつけて軸受組を回路基板1
に固定するようにしたので、回路基板に対する軸受組
組立精度を向上すると共に、コストダウンを図ることが
でき、さらに品質の安定化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモータの第1の実施例を示す断面図で
ある。
【図2】本実施例のモータに用いられるハウジング及び
ステータコアの各フランジ部の組立前の配置関係を示す
平面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】本実施例のモータに用いられるハウジング及び
ステータコアの各フランジ部の組立後の配置関係を示す
平面図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】本実施例のモータの組立図である。
【図7】本発明の第2の実施例を示す説明図である。
【図8】本発明の第3の実施例を示す説明図である。
【図9】本発明の第4の実施例を示す説明図である。
【図10】本発明の第5の実施例を示す説明図である。
【図11】本発明の第6の実施例を示す説明図である。
【図12】従来のモータを示す断面図である。
【符号の説明】
1 回路基板 3 軸受組 4 軸受 5 ハウジング 6,6A,6B,6C,ハウジング5のフランジ部 7 回転軸 8 コア巻線組 9 ステータコア 10 ステータコイル 11,11A,11B,11C ステータコア9のフラ
ンジ部 12,12A,12B,12C,25 ステータコア9
の凸部 13,13A,13B,13C,26 ステータコア9
のビス穴 14 ビス 15 ステータ組 16 ロータケース 19 ロータ組 21 ホルダー 22 弧状の凸部 24 回り止め部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータコイルが巻回された複数の突極
    を有するステータコアと、このステータコアと対向する
    駆動マグネットを有するロータケースと、このロータケ
    ースの中央部に固定された回転軸を支承する軸受と、こ
    の軸受を保持し回路基板に固定されるハウジングとを備
    えたモータであって、上記ハウジングの外周面にフラン
    ジ部を部分的に形成すると共に、上記ステータコアの内
    周面に上記フランジ部と重なり得るフランジ部を部分的
    に形成し、かつこのステータコアには近接して凸部及び
    ビス穴を形成し、上記ハウジングのフランジ部上に上記
    ステータコアのフランジ部を重ねた状態で、上記ビス穴
    からビスを上記凸部に当接するように挿通して上記回路
    基板にねじ込むことにより、上記ステータコアのフラン
    ジ部を撓ませて上記ハウジングのフランジ部を押さえつ
    けてハウジングを回路基板に固定したことを特徴とする
    モータ。
  2. 【請求項2】 ステータコイルが巻回された複数の突極
    を有するステータコアと、このステータコアと対向する
    駆動マグネットを有するロータケースと、このロータケ
    ースの中央部に固定された回転軸を支承する軸受とを備
    えたモータであって、上記軸受の外周面にフランジ部を
    部分的に形成すると共に、上記ステータコアの内周面に
    上記フランジ部と重なり得るフランジ部を部分的に形成
    し、かつこのステータコアには近接して凸部及びビス穴
    を形成し、上記軸受のフランジ部上に上記ステータコア
    のフランジ部を重ねた状態で、上記ビス穴からビスを上
    記凸部に当接するように挿通して上記回路基板にねじ込
    むことにより、上記ステータコアのフランジ部を撓ませ
    て上記軸受のフランジ部を押さえつけて軸受を回路基板
    に固定したことを特徴とするモータ。
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