JP3751284B2 - 舗装用ブロック - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般道路の歩道、公園の遊歩道、駅前広場などの公共スペースなどで使用される舗装用ブロックおよびその施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、歩道や公共スペースなど人の往来する場所において、砂またはモルタルなどの下地(サンドクッション層)の上に、インタロッキングブロック、平板、レンガブロック、舗石等のコンクリートブロックが敷設されて使用されている。
【0003】
こうしたコンクリートブロックを連結する構成として、隣接ブロックの当接面に凹条や凸条を設け、これらを嵌合することにより、継ぎ目の平面性を保つようにし、段差の発生を防ぐようにした構造がある。(例えば、特許文献1参照。)また、他の接合構造としては、左右の接合面にそれぞれ接合駒埋込穴を設け、この接合駒埋込穴内に接着剤を介して伸縮目地部材で連結するものがある。この構造により、施工中における脱離、ズレが防止でき、また、施工後のブロックの膨張による上方へのズレを防止するものが開示されている。(例えば、特許文献2参照。)
【0004】
【特許文献1】
実開昭52−57404号公報
【特許文献2】
実開平4−12506号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来問題となっていた段差や不陸は、施工精度が悪い場合にはその発生を余儀なくされる。また、供用後においても路盤およびサンドクッション層の沈下によっても発生する。こうした段差や不陸が発生した場合、歩行や、車椅子および乳母車などの走行に危険が伴う問題がある。
【0006】
従って、舗装用ブロックには、地盤への追従性が必要とされ、偏った荷重がかかっても、ブロック表面を破損させたりすることがないような対策が臨まれていた。
【0007】
本発明は上記の問題点を解消するとともに、施工後および供用後の舗装用ブロック間の段差や不陸を抑え、歩行時の安全性および車椅子や乳母車などの快適走行を実現し、たとえ舗装用ブロックに不測の荷重がかかることがあっても、ブロック表面の破損を防止し、美観を損ねない舗装用ブロックを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明の舗装用ブロックは、平板状をなすブロック本体を備え、そのブロック本体の一方の側壁にその長手方向の全長にわたって伸びる凸条が形成されているとともに、その側壁に相対する他方の側壁には、上記凸条に対応する大きさおよび形状を有する凸条と嵌合可能な凹条が当該他方の側壁の長手方向の全長にわたって形成されており、上記凸条が立ち上がる両立ち上がり起点間の距離とされる凸条の幅は、当該側壁上端からその側壁上端側の当該凸条の立ち上がり起点に至る距離および当該側壁下端からその側壁下端側の当該凸条の立ち上がり起点に至る距離のそれぞれの大きさよりも小さく、かつ、上記凹条の一方の端縁とこの端縁に対向するもう一方の端縁間の距離とされる凹条の幅は、当該側壁上端からその側壁上端側の当該凹条の上部端縁に至る距離および当該側壁下端からその側壁下端側の当該凹条の下部端縁に至る距離のそれぞれの大きさよりも小さく形成されてなる舗装用ブロックであって、上記凸条の幅は当該凸条の突出高さより大きく、かつ、上記凹条の幅は当該凹条の深さより大きく形成され、更に、上記凸条または凹条はその断面形状が略円弧をなす曲面となされており、かつ、 上記凸条または凹条が形成されている側壁の少なくともいずれか一方の側壁には、その凸条または凹条の上方部分に凸部が形成されており、この凸部は、当該舗装用ブロックに隣接して配置される舗装用ブロックに当接されることにより、当該舗装用ブロックと他の舗装用ブロックとの間に、所定の目地幅を規定する共に、舗装用ブロックの滑動に伴う舗装用ブロックの側壁上端部分での接触を回避できる空間を形成することによって特徴付けられる。
【0009】
以上の構成により、舗装用ブロックの施工時には、例えば隣接する舗装用ブロック同士を互いに約1/2程度ずらしながら施工する場合に、一方の舗装用ブロックの凹条に他方のブロックの凸条を嵌合させた状態とされ、隣接する舗装用ブロック間同士が相互に一体化され、各舗装用ブロックの天面は一つの平面をなす一体的な構造体となる。従って、舗装用ブロック間における段差や不陸を生じることがない。
【0010】
また、嵌合部の幅が他の上下部と比べて狭いので、破損する場合は外観には影響しない嵌合部で破損することになる。
【0011】
以上の構成において、上記凸条および凹条は、それぞれ側壁の高さ方向における中間位置よりも下方かつ同一高さ位置に形成されていることが好ましい。
【0012】
このような位置構成とすれば、施工時および供用後において歩道の一部を車が横断するような乗り入れ時に過大な荷重が作用した場合、たとえ嵌合部分が破損しても舗装用ブロック表面までの破損には至らない。
【0013】
また、本発明の別の舗装用ブロックは、平板状をなすブロック本体を備え、そのブロック本体の一方の側壁にその長手方向の全長にわたって伸びる凸条が形成されているとともに、その側壁に相対する他方の側壁には、上記凸条に対応する大きさおよび形状を有する凸条と嵌合可能な凹条が当該他方の側壁の長手方向の全長にわたって形成されており、上記凸条が立ち上がる両立ち上がり起点間の距離とされる凸条の幅は、当該凸条の突出高さより大きく、かつ、上記凹条の一方の端縁とこの端縁に対向するもう一方の端縁間の距離とされる凹条の幅は当該凹条の深さより大きく形成されている舗装用ブロックであって、上記凸条または凹条はその断面形状が略円弧をなす曲面となされており、かつ、上記凸条または凹条が形成されている側壁の少なくともいずれか一方の側壁には、その凸条または凹条の上方部分に凸部が形成されており、この凸部は、当該舗装用ブロックに隣接して配置される舗装用ブロックに当接されることにより、当該舗装用ブロックと他の舗装用ブロックとの間に、所定の目地幅を規定する共に、舗装用ブロックの滑動に伴う舗装用ブロックの側壁上端部分での接触を回避できる空間を形成することによって特徴付けられる。
【0014】
上記構成において、上記側壁上端からその側壁上端側の当該凸条の立ち上がり起点に至る距離および上記側壁上端からその側壁上端側の当該凹条の上部端縁に至る距離は上記凸条の幅の2.2倍以上とされ、かつ、上記側壁下端からその側壁下端側の当該凸条の立ち上がり起点に至る距離およびは側壁下端からその側壁下端側の当該凹条の下部端縁に至る距離は、上記凸条の幅の1.2倍以上とされていることが望ましい。さらに望ましくは、上記側壁上端からその側壁上端側の当該凸条の立ち上がり起点に至る距離および上記側壁上端からその側壁上端側の当該凹条の上部端縁に至る距離は上記凸条の幅の2.75倍、上記側壁下端からその側壁下端側の当該凸条の立ち上がり起点に至る距離およびは側壁下端からその側壁下端側の当該凹条の下部端縁に至る距離は、上記凸条の幅の1.25倍である。
【0017】
この場合、上記凸部が両側壁にそれぞれ形成され、各凸部は当該側壁の高さ方向に互いにずれた位置に、かつ、上記凸条または凹条に平行に伸びて形成されており、各凸部の長さは、当該側壁の長手方向の全長から当該凸部の長さを減じた長さの1/2未満の長さとされていることが好ましい。
【0018】
この凸部の長さは、目地幅を規定する機能をもたせつつ、かつ、舗装用ブロックを敷設した際、目地砂が入り込む間隙をとれる範囲内で小さくされている。この目地砂を入れることで振動や衝撃に対する緩衝効果が得られる。
【0022】
また、上記両側壁の側壁下端のうち少なくとも一方の側壁下端が、長手方向の全長にわたって斜めに切り欠かれていることが好ましい。
【0023】
従来では、施工時におけるサンドクッションのかみ込みにより嵌合が不十分になり、それに伴って目地幅が広くなったり、段差が発生するおそれがあったが、上記構成とすれば、これらを防ぐことができる。
【0024】
さらに、上記凸条または凹条が形成されていない当該側壁の少なくとも一つの側壁には、当該舗装用ブロックと当該舗装用ブロックに隣接して配置される舗装用ブロックとの間に所定の目地幅を規定するための凸部が形成されていることが好ましい。
【0025】
この構成とすれば、凸条および凹条の嵌合構造がない側壁間における目地が所定幅で形成され、舗装用ブロック間の目地が均一に形成される。
【0026】
また、上記ブロック本体は、内部に空隙が形成されており、透水性を有する構成としてもよい。この構成とすれば、雨などがブロック表面に溜まるのを防ぐことができる。
【0027】
さらに、当該舗装用ブロックの天面とされる表面は、滑りを抑制する微細な凹凸構造とされていることが好ましい。
【0028】
この場合、この凹凸構造によって、ブロック表面の滑り抵抗を大きくでき、滑りを防止できる。
【0029】
凹凸構造として、当該舗装用ブロックの天面とされる表面に、相互に平行に配置された複数の凹溝が天面の相対する端縁に至るよう両端縁にわたって形成されている構造としてもよい。この構造は製造が容易であり、安価に製造できるとともに、雨水の排水効果が期待できる。
【0030】
この構成では、排水溝の連続性による排水効果を高めるために、上記複数の凹溝は等間隔で形成されていることが好ましい。
【0031】
さらに、上記凹溝を除く天面の表面に不透水性の塗膜が形成されていてもよい。この構成では、凹溝を除く天面の表面により遮水性をもたせるとともに、凹溝には透水性をもたせることができる。従って、空隙による汚れの付着または破損を防ぎ耐久性を向上させるとともに、塗膜の色調を選択することで美観性を向上させることが可能となる。
【0032】
また、当該舗装用ブロックの底面には、相互に平行に配置された複数の凹溝が底面の相対する端縁に至るよう両端縁にわたって連続的に形成されていてもよい。この構成では、上記凹溝は、当該凹溝の開口に向かって狭幅となされた蟻溝状であることが好ましい。
【0033】
この構成では、蟻足形状により、コンクリート路盤あるいはアスファルト路盤の場合、空練モルタルなどの下地との接触面積が大きくなり、舗装用ブロックと下地との密着性を上げることができる。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0035】
図1は、本発明の舗装用ブロックの実施形態の斜視図である。図2は図1における矢符X3方向からみた正面図、図3は図1における矢符X4方向からみた平面図、図4は図1における矢符X2方向からみた側面図、図5は図1における矢符X1方向からみた平面図である。
図1に示す舗装用ブロック10は、平板状をなし、内部に空隙が形成された透水性を有するブロック本体11からなる。この舗装用ブロック10の一方の側壁12には、その長手方向の全長にわたって凸条12cが形成されている。また、この側壁12に相対する他方の側壁13には、凸条12cに対応する大きさおよび形状を有する凸条と嵌合可能な凹条13cがこの側壁13の長手方向の全長にわたって形成されている。凸条12cおよび凹条13cは、それぞれその断面形状が円弧をなす曲面とされおり、それぞれの側壁12,13の高さ方向における中間位置CEよりも下方、かつ、敷設したときに互いの凸条と凹条とが嵌合した状態で天面が同一平面をなすよう同一高さ位置に形成されている。
【0036】
凸条12cおよび凹条13cの構造により、隣接して配置される舗装用ブロックの凸条12cまたは凹条13c曲面で接触することにより、舗装用ブロック10がその接触面を介して滑動可能とされている
また、図6に示すように、凸条の幅b12は、側壁上端121からその側壁上端側の凸条立ち上がり部122に至る距離a12および側壁下端124からその側壁下端側の凸条立ち上がり部123に至る距離c12のそれぞれの大きさよりも小さく形成されている(b12<a12,b12<c12)。また、凹条の幅b13は、側壁上端131からその側壁上端側の凹条の上部端縁132に至る距離a13および側壁下端134からその側壁下端側の凹条の下部端縁133に至る距離c13のそれぞれの大きさよりも小さく形成されている(b13<a13,b13<c13)。これらの距離の望ましい相対比は(1)式の通りである。
本実施形態ではこの相対比を(2)式に示す値とされており、さらに望ましい値である。
また、凸条の幅b12は、凸条の突出長さd12より大きく、かつ、凹条の幅b13は凹条の深さd13より大きく形成されている。
【0037】
さらに、側壁12には、凸条12cに平行に、かつ、凸条12cの上方部分に凸部12bが形成されており、また側壁13にも同様に凹条13cに平行に、かつ、凹条の上方部分に凸部13bが形成されている。これらの凸部12b、13bは、側壁12,13の高さ方向に互いにずれた位置に形成されており、図7に示すように、舗装用ブロックを敷設した状態では、上下に平行に位置し、各凸部1b、2bは隣接する舗装用ブロックの側壁に当接する。
【0038】
また、図3を参照しながら説明すると、各凸部12b、13bの長さW1は、側壁12,13の長手方向の全長から凸部12b、13bの長さを減じた長さW2の1/2未満の長さ(W1<W2/2)とされている。これらの凸部12b、13bは、本舗装用ブロックに隣接して配置される他の舗装用ブロックに当接されることにより、図7に示すように舗装用ブロックと他の舗装用ブロックとの間隙に、所定の目地幅Mを規定する。このような構造により、図8に示すように、舗装用ブロック10A…10F間に規定された間隙に目地砂SSが入り込み目地が形成される。
【0039】
凸条12cや凹条13cが形成されていない舗装用ブロック側壁14間に目地を規定する構成として、凸条12c,または凹条13cが形成されていない側壁14に凸部14b,14bが形成されている。これらの凸部14b,14bは、本舗装用ブロックに隣接して配置される他の舗装用ブロックとの間に所定幅の目地幅Mを規定する(図8参照)。
【0040】
また、側壁12,13の下端は、長手方向の全長にわたって斜めに切り欠かれており、切り欠き12d,13dが形成されている。この切り欠き12d,13dにより、舗装用ブロックが敷設されたとき、この切り欠き部分に目地砂が入り込み、従来では、施工時におけるサンドクッションのかみ込みにより嵌合が不十分になり、それに伴って目地幅が広くなったり、段差が発生するおそれがあったが、上記構成とすれば、これらを防ぐことができる。
【0041】
一方、側壁12,13の側壁上端には、長手方向の全長にわたって斜めに切り欠かれており、切り欠き12a,13aが形成されている。この切り欠き12a,13aにより、舗装用ブロック間に形成される目地幅を確保するとともに、舗装用ブロックの動きに伴う舗装用ブロックの側壁上端部分での接触を回避できる空間を形成する。
【0042】
更に、本発明の舗装用ブロックの実施形態の裏面構造を説明するための模式的断面図である図7を参照しながら、舗装用ブロックの底面構造を説明する。
【0043】
図7に示すように、舗装用ブロック10A,10Bの底面には、相互に平行に配置された複数の凹溝1k,2kが形成されている。これらの凹溝1k,2kは舗装用ブロック底面の相対する両端縁にわたって連続的に形成されており、凸条2cおよび凹条1cが伸びる方向と同じ方向に形成されている。これらの凹溝1k,2kは、凹溝1k,2kの開口に向かって狭幅とされる蟻溝状をなす。
【0044】
このように底面構造を蟻溝状の凹溝とすることにより、路盤23上に設けられた空練モルタルが凹溝1k,2kに食い込み、舗装用ブロック10A,10Bの剥離を抑制するので、舗装用ブロック10A,10Bと下地21との密着性を上げることができる。この場合、嵌合形状は施工効率、施工精度を上げて段差の発生を抑えるのに効果的である。
【0045】
以上の構成の本実施形態の舗装用ブロックが敷設された状態は図7に示すように、凸条2cは凹条1cに勘合された状態で、凸部1b,2bが隣接する舗装用ブロックの側壁に当接し、目地幅Mを規定する。
【0046】
図8は以上の構成の舗装用ブロック10A…10Fが敷設された状態を示す。上記したように目地幅Mが規定されることにより、目地砂SSはその規定された間隙(目地幅M)に入り込み目地を形成する。
【0047】
一方、舗装用ブロックの天面は、微細な凹凸が形成されており、ブロック表面が雨などで濡れて滑らないように滑り抵抗を大きくする構造としている。このような天面構造の例を図9乃至図14に示す。各図の(a)は舗装用ブロックの平面図、(b)は側面図である。各舗装用ブロックは、天面寸法が200mm×200mm、ブロック高さが60mmとされている。
【0048】
図9に示す構造は、舗装用ブロック61の天面に格子状の凹凸61aが形成された構成である。
【0049】
図10に示す構造は、舗装用ブロック62の天面にその中心から放射状に同心円が等間隔に刻み込まれた構成である。
【0050】
図11に示す構造は、舗装用ブロック63の天面に、一辺に対し45°の傾斜をもつ溝63aが等間隔に形成された構成である。
【0051】
図12に示す構造は、舗装用ブロック64の天面に円柱をなす凸部64aがマトリックスに配置された構成である。
【0052】
図13に示す構造は、舗装用ブロック65の天面に均一な波状の溝65aが形成されており、この溝65aは凸条651が伸びる方向に対し平行に等間隔で形成された構成である。
【0053】
図14に示す構造は、舗装用ブロック66の天面に均一な波状の溝66aが等間隔に、凸条651に対し45°の傾斜をなすよう形成された構成である。
【0054】
舗装用ブロックの天面の他の構造としては、図15に示すように、舗装用ブロック52の表面の相対する両端縁にわたって複数の凹溝56を相互に平行かつ等間隔に配置する構成としてもよい。この舗装用ブロック50の構成では、複数の凹溝56は等間隔で形成されており、水はけのよい構造とされている。さらに、この舗装用ブロック50には、この凹溝56を除く舗装用ブロック52の表面に不透水性の塗膜57が形成されており、舗装用ブロック50の表面を保護する構造となっている。この構造により、空隙による汚れの付着または破損を防ぎ耐久性を向上させるとともに、塗膜の色調を選択することで美観性を向上させることが可能となる。
【0055】
以上の構成の舗装用ブロックの嵌合構造を図16を参照しながら更に詳しく説明する。図16(a)は本舗装用ブロックの嵌合構造を示す図であり、図16(b)はこの嵌合構造の機能を説明するための図である。
【0056】
舗装用ブロック10A,10Bの嵌合部分(凸条2c,凹条1c)においては、図16(a)に示すように、凸条2c,凹条1cが嵌合された状態では、接点S1,S2で互いに当接されている。また、凸部1b,2bがそれぞれ隣接する舗装用ブロックの側壁に当接して、目地幅Mを規定する。ここで、図16(b)に示すように、不測の荷重が舗装用ブロック表面にかかった場合には、断面形状が略円弧をなす曲面とされた凸条2c,凹条1cは、この曲面部分で接点53をずらす。つまり、舗装用ブロック10A,10Bは、この曲面部分を介して矢符Rに示す方向での滑動動作が可能となる。さらに、このような滑動動作では、凸部1bの存在により、舗装用ブロック10A,10Bの側壁上端は接触することがない範囲内での動作をなすことから、舗装用ブロック表面の破損が免れる。さらに、舗装用ブロック10A,10Bの側壁上端は、側壁の長手方向の全長にわたって斜めに切り欠き1a,2aが形成されていることにより、舗装用ブロック10A,10Bの側壁上端の接触が避けられる構造となっている。
【0057】
上記の動作により、わずかながら段差が生じるものの、この段差を(社)インターロッキングブロック舗装技術協会の段差基準2mmを越えることなく最小限にするよう、凸部1bの目地キープ高さh[嵌合部分(凸条2c,凹条1c)が嵌合された状態における凸部1bと舗装用ブロック10Bとの接点(凸部1bの頂点)と舗装用ブロック10Aの天面との距離]が決定されている。この目地キープ高さh毎に生じる段差yは、屈折角度θ、すなわち図16(b)に示すような滑動動作による一方の舗装用ブロックの傾き(舗装用ブロック10Aの天面と舗装用ブロック10Bの天面とがなす角度)の関数として、下記のように表される。
(a)目地キープ高さhが5mmの場合
y=0.0397x2 −0.0537x+ 0.1565 …(1)
(b)目地キープ高さhが10mmの場合
y=0.0265x2 −0.0151x+ 0.0865 …(2)
(c)目地キープ高さhが15mmの場合
y=0.0172x2 +0.0017x+ 0.0462 …(3)
なお、以上の関数式(1)乃至(3)におけるxは屈折角度θである。
【0058】
以上の関数式(1)乃至(3)により得られた段差値を下記の表に示すとともに、図17に示す。
【0059】
【表1】
これらの結果から、屈折角度が小さくなるに従い、段差yは小さくなることは明らかであるが、目地キープ高さhが大きい程、段差が小さいことが確認できる。
【0060】
以上の結果を根拠として、本実施の形態ではその最適な具体例として、天面の寸法が200mm×200mm、ブロック高さが60mmの舗装用ブロックにおいて、目地キープ高さhを15mmとする構造をあげておく。
【0061】
次に、図1に示す構造の舗装用ブロック10(a13=33mm,b13=12mm,c13=15mm 図6参照)を用いて、荷重試験を行なった結果を図18を参照しながら説明する。
【0062】
この試験は、金属製型枠90にクラッシャーランを敷き詰めクラッシャーラン層92とし、このクラッシャーラン層92上にサンドクッション層93を形成し、このサンドクッション層93上に3個の舗装用ブロック10を相互に嵌合させた状態でセットする。クラッシャーラン層92、サンドクッション層93はそれぞれ100mm,30mmの厚みとした。このようにセットされた状態で、中央部分の舗装用ブロック10の天面に直径100mmの載荷板91を載置して荷重をかけ、この時に生じた破壊荷重および破壊状況を確認した。載荷板91は適宜重さを変化できるよう準備した。この試験では、荷重641kgで凹条下側99で破壊が見られ、このとき舗装用ブロック10の天面にいたる破壊は見られなかった。
【0063】
以上のことから、本実施の形態における嵌合構造および側壁構造により、たとえ地盤が沈下したり、あるいは大きな荷重が不測に付加された場合であっても、舗装用ブロック10は地盤に対し追従した動きを可能であることから、荷重を分散させることができ、舗装用ブロック天面にいたる破損を防ぐことができることが実証された。
【0064】
なお、本発明の実施形態における嵌合構造は、上述した実施形態に限るものではなく、例えば図19、図20に示すような構造を採用することができる。
【0065】
図19の嵌合構造は、凸条21c,凹条20cは四角錘台をなし、その幅W5(下底にあたる)は高さW6より大きく形成されている。
【0066】
また、図20の嵌合構造は、凸条31c,凹条30cは四角錘をなし、その側面がなす傾斜角θは、0度より大きく、かつ45度以下の角度とされる。舗装用ブロックがずれることにより発生する段差を防ぐためには、この傾斜角θは10度〜15度の範囲とすることがより望ましい。
【0067】
これらの嵌合構造は、傾斜面を介して滑動動作が可能である。上記実施形態とは、接触面の面積がより大きい点が異なる。
【0068】
なお、上述した本発明の実施形態では、嵌合部を側壁の高さ方向における中間位置よりも下方に設けた構成について説明したが、これに限ることなく、例えば図21に示す舗装用ブロック40のように、凸条43c、凹条42cを側壁の高さ方向における中間位置CEに位置させる構成であってもよい。
【0069】
次に、本発明の舗装用ブロック10を敷設する方法を以下に説明する。
【0070】
図22(a)は本発明の舗装用ブロックを敷設した状態を上面からみた概略図であり、図22(b)は図22(a)におけるX−X断面図である。
【0071】
この敷設パターンは、図22(a)に示すように舗装用ブロック10を、凹条13cの中間位置まで凸条12cをずらせた状態で配置した構成となっている。本舗装用ブロック10は、凸条12cおよび凹条13cが側壁の長手方向の全長にわたって形成されているので、嵌合状態のまま所定位置にずらすことができる。このように舗装用ブロック10…10を敷設した状態では、各天面は一つの平面をなす一体的な構造体となる。このように隣接する舗装用ブロックは相互に一体化された構造体、すなわち、あたかも一枚もので形成された舗装面とすることができるので、舗装用ブロック間における段差や不陸を生じることがない。
【0072】
このような舗装面の実現は、近年注目されているバリアフリーに貢献できる点で優れた技術であり、有用である。
【0073】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明の舗装用ブロックによれば、施工後および供用後の舗装用ブロック間の段差や不陸を解消でき、歩行時の安全性および車椅子や乳母車などの快適走行を実現できる。また、たとえ舗装用ブロックに不測の荷重がかかることがあっても、舗装用ブロックの地盤への追従性が高く、荷重を分散させることができるので、ブロック表面の破損を防止することができる。こうした舗装用ブロックが敷設された状態では、施工後および供用後において美観を損ねず、美しい施設景観を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の舗装用ブロックの実施形態の斜視図である。
【図2】図1における矢符X3方向からみた正面図である。
【図3】図1における矢符X4方向からみた平面図である。
【図4】図1における矢符X2方向からみた側面図である。
【図5】図1における矢符X1方向からみた側面図である。
【図6】本発明の舗装用ブロックの実施形態の構造を説明するための模式的断面図である。
【図7】本発明の舗装用ブロックの実施形態の裏面構造を説明するための模式的断面図である。
【図8】本発明の舗装用ブロックを敷設した状態を上面からみた図であり、目地を規定する凸部の構成を説明する図である。
【図9】本発明の舗装用ブロックの天面構造を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図10】本発明の舗装用ブロックの他の天面構造を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図11】本発明の舗装用ブロックの別の天面構造を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図12】本発明の舗装用ブロックのさらに他の天面構造を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図13】本発明の舗装用ブロックのさらに別の天面構造を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図14】本発明の舗装用ブロックのまたさらに別の天面構造を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図15】本発明の舗装用ブロックのさらに別の実施形態を示す図である。
【図16】(a)は本発明の舗装用ブロックの嵌合構造を示す図であり、(b)はこの嵌合構造の機能を説明するための図である。
【図17】目地キープh毎の屈折角度と段差の関係を示す図である。
【図18】本発明の舗装用ブロックの荷重試験を説明するための図である。
【図19】本発明の舗装用ブロックの他の実施形態の嵌合構造を示す図である。
【図20】本発明の舗装用ブロックの別の実施形態の嵌合構造を示す図である。
【図21】本発明の舗装用ブロックの他の実施形態を示す図である。
【図22】(a)は本発明の舗装用ブロックを敷設した状態を上面からみた概略図であり、(b)は図14(a)におけるX−X断面図である。
【符号の説明】
10 舗装用ブロック
11 ブロック本体
12c 凸条
13c 凹条
12、13 側壁
1b,2b、12b、13b、14b 凸部
12a、13a 切り欠き
12d、13d,1d,2d 切り欠き
M 目地幅
W1 凸部の長さ
b12 凸条の幅
b13 凹条の幅
CE 中心位置
d12 凸条の突出長さ
d13 凹条の深さ
1k,2k 凹溝
Claims (14)
- 平板状をなすブロック本体を備え、そのブロック本体の一方の側壁にその長手方向の全長にわたって伸びる凸条が形成されているとともに、その側壁に相対する他方の側壁には、上記凸条に対応する大きさおよび形状を有する凸条と嵌合可能な凹条が当該他方の側壁の長手方向の全長にわたって形成されており、上記凸条が立ち上がる両立ち上がり起点間の距離とされる凸条の幅は、当該側壁上端からその側壁上端側の当該凸条の立ち上がり起点に至る距離および当該側壁下端からその側壁下端側の当該凸条の立ち上がり起点に至る距離のそれぞれの大きさよりも小さく、かつ、上記凹条の一方の端縁とこの端縁に対向するもう一方の端縁間の距離とされる凹条の幅は、当該側壁上端からその側壁上端側の当該凹条の上部端縁に至る距離および当該側壁下端からその側壁下端側の当該凹条の下部端縁に至る距離のそれぞれの大きさよりも小さく形成されてなる舗装用ブロックであって、上記凸条の幅は当該凸条の突出高さより大きく、かつ、上記凹条の幅は当該凹条の深さより大きく形成され、更に、上記凸条または凹条はその断面形状が略円弧をなす曲面となされており、かつ、 上記凸条または凹条が形成されている側壁の少なくともいずれか一方の側壁には、その凸条または凹条の上方部分に凸部が形成されており、この凸部は、当該舗装用ブロックに隣接して配置される舗装用ブロックに当接されることにより、当該舗装用ブロックと他の舗装用ブロックとの間に、所定の目地幅を規定する共に、舗装用ブロックの滑動に伴う舗装用ブロックの側壁上端部分での接触を回避できる空間を形成することを特徴とする舗装用ブロック。
- 上記凸条および凹条は、それぞれ側壁の高さ方向における中間位置よりも下方かつ同一高さ位置に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の舗装用ブロック。
- 平板状をなすブロック本体を備え、そのブロック本体の一方の側壁にその長手方向の全長にわたって伸びる凸条が形成されているとともに、その側壁に相対する他方の側壁には、上記凸条に対応する大きさおよび形状を有する凸条と嵌合可能な凹条が当該他方の側壁の長手方向の全長にわたって形成されており、上記凸条が立ち上がる両立ち上がり起点間の距離とされる凸条の幅は、当該凸条の突出高さより大きく、かつ、上記凹条の一方の端縁とこの端縁に対向するもう一方の端縁間の距離とされる凹条の幅は当該凹条の深さより大きく形成されている舗装用ブロックであって、上記凸条または凹条はその断面形状が略円弧をなす曲面となされており、かつ、上記凸条または凹条が形成されている側壁の少なくともいずれか一方の側壁には、その凸条または凹条の上方部分に凸部が形成されており、この凸部は、当該舗装用ブロックに隣接して配置される舗装用ブロックに当接されることにより、当該舗装用ブロックと他の舗装用ブロックとの間に、所定の目地幅を規定する共に、舗装用ブロックの滑動に伴う舗装用ブロックの側壁上端部分での接触を回避できる空間を形成することを特徴とする舗装用ブロック。
- 上記側壁上端からその側壁上端側の当該凸条の立ち上がり起点に至る距離および上記側壁上端からその側壁上端側の当該凹条の上部端縁に至る距離は上記凸条の幅の2.2倍以上とされ、かつ、上記側壁下端からその側壁下端側の当該凸条の立ち上がり起点に至る距離および側壁下端からその側壁下端側の当該凹条の下部端縁に至る距離は、上記凸条の幅の1.2倍以上とされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の舗装用ブロック。
- 上記凸部が両側壁にそれぞれ形成され、各凸部は当該側壁の高さ方向に互いにずれた位置に、かつ、上記凸条または凹条に平行に伸びて形成されており、各凸部の長さは、当該側壁の長手方向の全長から当該凸部の長さを減じた長さの1/2未満の長さとされていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の舗装用ブロック。
- 上記両側壁の側壁下端のうち少なくとも一方の側壁下端が、長手方向の全長にわたって斜めに切り欠かれていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の舗装用ブロック。
- 上記凸条または凹条が形成されていない当該側壁の少なくとも一つの側壁には、当該舗装用ブロックと当該舗装用ブロックに隣接して配置される舗装用ブロックと の間に所定の目地幅を規定するための凸部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の舗装用ブロック。
- 上記ブロック本体は、内部に空隙が形成されており、透水性を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の舗装用ブロック。
- 当該舗装用ブロックの天面とされる表面は、滑りを抑制する微細な凹凸構造とされていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の舗装用ブロック。
- 当該舗装用ブロックの天面とされる表面には、相互に平行に配置された複数の凹溝が天面の相対する端縁に至るよう両端縁にわたって形成されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の舗装用ブロック。
- 上記複数の凹溝は等間隔で形成されていることを特徴とする請求項10に記載の舗装用ブロック。
- 上記凹溝を除く天面の表面に不透水性の塗膜が形成されていることを特徴とする請求項10又は11に記載の舗装用ブロック。
- 当該舗装用ブロックの底面には、相互に平行に配置された複数の凹溝が底面の相対する端縁に至るよう両端縁にわたって連続的に形成されていることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の舗装用ブロック。
- 上記凹溝は、当該凹溝の開口に向かって狭幅となされた蟻溝状であることを特徴とする請求項13に記載の舗装用ブロック。
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