JP3744346B2 - 電話装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電話装置に関し、特に電話網側から発信相手先終話通知サービスが提供されている電話回線に接続される電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
公衆電話網では、発信相手先終話通知サービスが提供されている。このサービスは、発信相手先が話中の場合、発信側電話装置から網側へ所定の登録操作を行うことにより、その後の発信相手先終話を発信側電話装置へ通知するサービスである。
以下、図8〜図10を参照して、発信相手先終話通知サービスについて説明する。図8は発信相手先終話通知サービスの動作を示すシーケンス図、図9は発信相手先終話通知時の着信信号を示す信号波形図、図10は発信相手先終話通知のタイミングチャートである。
【0003】
図8において、発信側電話装置と着信側電話装置とは、それぞれ電話回線を介して電話網に接続されている。まず、発信側電話装置では利用者の操作に応じて電話回線を捕捉し発信相手先すなわち着信側電話装置の電話番号を送出することにより、着信側電話装置へ発信したとする(ステップ70)。これに応じて電話網では、着信側電話装置の状態をチェックし、着信側電話装置が他の電話装置と話中の場合など、呼び出しできない場合は、発信側電話装置に対してビジートーンなどにより着信側電話装置が使用状態にあることを通知する(ステップ71)。これに応じて、発信側電話装置は電話回線を切断する(ステップ72)。
【0004】
ここで、利用者が着信側へ電話連絡を取りたい場合、発信相手先終話通知サービスを利用するため、サービスの登録操作を行う。まず、発信側電話装置では、電話回線を捕捉してダイヤル「159」を送出する(ステップ73)。これにより電話網からサービスの内容に関する音声メッセージが通知される(ステップ74)。そして、発信側電話装置からサービスの登録を指示するダイヤル「1」を送出することにより、サービスの登録が行われ(ステップ75)、電話網からサービス登録の完了に関する音声メッセージが通知され(ステップ76)、発信相手先終話通知サービスの登録処理が終了する。
【0005】
これにより、電話網では、発信相手先終話通知サービスを開始し、登録された着信側電話装置の終話に応じて、後述するSIR着信により発信側電話装置の呼び出しを行う(ステップ80)。発信側電話装置でこのSIR着信に応答した場合(ステップ81)、電話網から着信側電話装置の終話に関する音声メッセージが通知される(ステップ82)。これにより利用者は着信側電話装置が終話し、呼び出し可能な状態となったことを知り、一旦、電話回線を切断する(ステップ83)。
【0006】
続いて、電話回線を再捕捉してダイヤル「159」を送出し(ステップ84)、これに応じて、電話網からのサービスの内容に関する音声メッセージが通知される(ステップ85)。そして、発信側電話装置から相手先呼び出しを指示するダイヤル「3」を送出することにより(ステップ86)、電話網から着信電話装置に対して呼び出しが行われ(ステップ87)、着信側電話装置での応答に応じて(ステップ88)、発信側電話装置と着信側電話装置とが電話網を介して接続され、両者間での通話が開始される(ステップ89)。
このような発信相手先終話通知サービスを利用することにより、発信側電話装置で着信側電話装置の終話を知ることができるとともに、電話網からの発信相手先終話通知後の簡単な操作で、着信側電話装置を呼び出すことができる。
【0007】
このサービスでは、電話網から発信側電話装置に対して相手先終話を通知する際、図9に示すように、通常のIR着信とは異なるSIR着信が用いられる。IR着信の鳴動パターンは、図9(b)のように、1秒間のオン期間の鳴動(アナログ電話回線では16Hzの周波数信号)が3秒周期で繰り返される。これに対してSIR着信の鳴動パターンでは、0.25〜0.3秒間(t1)の短いオン期間の鳴動に続いて0.2〜0.3秒間(t2)の短いオフ期間があり、さらに0.25〜0.3秒間(t1)の短いオン期間の鳴動が設けられている。そして、このような短いオフ期間を挟む、2つのオン期間の鳴動(アナログ電話回線では16Hzの周波数信号)が3秒周期で、全12回(約36秒間)繰り返される。
【0008】
電話網では、このようなSIR着信に対して発信側電話装置が何らかの理由で応答できなかった場合を想定し、図10に示すように、初回のSIR着信から5分間隔(T2)で全4回SIR着信を用いて発信側電話装置の呼び出しを行う。この際、SIR着信への応答後のダイヤル「159」に続くダイヤル「3」で電話網から再呼び出しできる期間は、電話網側負荷の低減を考慮して、SIR着信への応答から5分以内に制限されている。さらに、SIR着信に応答した時点で、発信相手先終話通知サービスが完了したと見なされるため、例えば初回SIR着信へ応答した場合、その後の残り3回のSIR着信は打ち切られる。
【0009】
また、相手先電話装置の終話を監視する際、電話網側負荷の低減を考慮して、相手先電話装置の終話を監視する期間、すなわち相手終話待ち時間(T1)をサービス登録時点から45分までに制限している。
電話網から発信側電話装置への音声メッセージとしては、サービス登録時の登録完了通知メッセージ(M1)のほか、発信側電話装置によるSIR着信への応答時に送出される相手先終話通知メッセージ(M2)がある。また、相手終話待ち時間(T1)が45分を越えた場合は、初回となるSIR着信への応答時に、サービス終了通知メッセージ(M3)が送出される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような発信相手先終話通知サービスでは、例えば利用者がこのサービスを利用するためにダイヤルを「159」と押下し、続いてダイヤル「1」を押下して電話網側にこのサービスが登録されると、利用者に所定の登録料金が課金される。
しかしながら、従来の電話装置は、内部のテーブルに市外局番と時間帯に応じた通話料金を予め登録しておき、利用者が発信したダイヤル番号及び発信時刻を検出して、このダイヤル番号及び発信時刻と一致するテーブル内の市外局番及び時間帯に応じた通話料金に基づく課金のみを行いその課金料金を表示している。このため、前述の発信相手先終話通知サービスの登録等に伴って発生する利用者への課金料金を管理することができず、また前記サービスの提供に応じて相手先へ発信するときには対応する電話番号がわからず、したがって利用者に課金される通話料金が管理できないという課題があった。
【0011】
したがって、本発明は、利用者に対して課金される課金料金を正確に管理することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するために本発明は、発信相手先終話通知サービスとして、発信相手先が話中の場合に当該回線を再捕捉して発信元から所定のダイヤルを送出し相手先終話通知を電話網側へ登録することにより、電話網からの前記発信元への特殊着信による呼び出しで前記発信相手先の終話を通知するサービスが提供されている回線に接続された電話装置であって、所定のサービスの登録操作後に前記電話網から送出される相手先の終話を通知する終話通知信号を検出する検出手段と、検出手段による終話通知信号の検出後に相手先への再発信操作を検出する再発信操作検出手段と、再発信操作検出手段が再発信操作を検出すると、予め課金情報が登録された課金テーブルと相手先の電話番号とに基づいて利用者への課金を制御する課金制御手段と、課金制御手段の課金制御結果に基づく通話料金を課金管理エリアに記憶する管理手段とを設けたものである。
また、サービスの登録操作後に電話網にサービスが登録されたか否かを検出する第1の検出手段と、第1の検出手段によりサービスの登録が検出されると、課金管理エリアに前記サービスの登録料金を記憶する第1の管理手段と、サービスの登録操作後に電話網から送出される前記相手先の終話を通知する終話通知信号を検出する第2の検出手段と、第2の検出手段による終話通知信号の検出後に前記相手先への再発信操作を検出する再発信操作検出手段と、再発信操作検出手段が再発信操作を検出すると、予め課金情報が登録された課金テーブルと前記相手先の電話番号とに基づいて利用者への課金を制御する課金制御手段と、課金制御手段の課金制御結果に基づく通話料金を課金管理エリアに記憶する第2の管理手段とを設けたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明について図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施の形態を示す電話装置のブロック図であり、ここでは、発信相手先終話通知サービスが電話網から提供されているアナログ電話回線に接続される単独電話機が例として示されている。
この電話装置には、ダイオードブリッジDB1,DB2、コンデンサC1、フックスイッチHS1,HS2、CPU1,着信検出回路2、ブザーBZ、ループ閉結回路3、ダイヤル回路4、通話回路5、送受器TR、増幅回路6、音源回路7、音声録再回路8、ダイヤルキー9、機能キー10、メモリ11、表示回路12、印字部13、時計回路14、BT検出回路15、音声認識回路16が設けられている。
【0014】
ダイオードブリッジDB1は、アナログ電話回線L1,L2の両端に接続されており、アナログ電話回線L1,L2からのループ電流を整流して後段のループ閉結回路3や通話回路5へ供給する。
ループ閉結回路3は、ダイオードブリッジDB1と通話回路5との間に接続され、CPU1からの指示に応じてアナログ電話回線L1,L2の直流ループを閉結する。このループ閉結回路3と並列してフックスイッチHS1が設けられている。なお、フックスイッチHS1と連動するフックスイッチHS2の状態がCPU1にも入力されている。
【0015】
ダイオードブリッジDB2は、コンデンサC1を介してアナログ電話回線L1,L2の両端に接続され、電話網からの着信信号(16Hzの周波数信号)を整流し、その整流出力を着信信号検出回路2へ供給する。
着信検出回路2では、ダイオードブリッジDB2からの整流出力に基づき、通常のIR着信および発信相手先終話通知サービスで用いられるSIR着信を識別して検出する。また着信時の鳴動パターンに応じてブザーBZを駆動して着信音を送出する。
【0016】
ダイヤル回路4では、CPU1からの指示に応じて、相手先電話番号や発信相手先終話通知サービスで用いる「159」など、所定のダイヤル信号をループ閉結回路3を介してアナログ電話回線L1,L2へ送出する。
通話回路5では、ループ閉結回路3またはフックスイッチHS1を介して供給されたループ電流に応じて、送受器TRを動作させて音声通話を行う。増幅回路6では、スピーカ受話動作の場合、通話回路5からの通話音声を増幅してスピーカSPから出力する。音声録再回路8では、必要に応じて増幅回路6からの通話音声を録音し、さらに増幅回路6へ再生出力する。音源回路7では利用者への呼び出し音、アラーム音、確認音など各種の信号音を増幅回路6へ出力する。
【0017】
CPU1は、図示しない内部メモリに格納された所定のプログラムにより動作して各回路を制御する。メモリ11は、CPU1の処理動作に必要な情報、例えば電話装置の動作状態や発信相手先終話通知サービスの状態、短縮電話番号、リダイヤル電話番号、さらには発信相手先終話通知サービスの相手先電話番号などを記憶するとともに、図2(a)に示す通話料金テーブル及び図2(b)に示す課金管理エリア11Bを有している。
【0018】
表示回路12は、LEDやLCDなどの表示素子を用いて、アナログ電話回線L1,L2の状態、電話装置の動作状態及び通話料金等を可視表示するほか、発信相手先終話通知サービスの状態を可視表示する。
印字部13は、通話料金等を印字出力する。
時計回路14では、カレンダー管理や時刻計時動作のほか、CPU1のタイマ1Aを用いた計時処理のために必要な所定周波数のクロック信号をCPU1へ供給する。
BT検出回路15は、回線L1,L2に到来するBT(ビジートーン)を検出しCPU1へ出力する。
音声認識回路16は回線L1,L2に到来する音声メッセージを認識しCPU1へ出力する。
【0019】
次に、図3,図4を参照して、本電話装置の要部動作について説明する。
まず、図3(a)の回線発信処理から説明する。利用者が相手先へ発信するためにオフフックすると、フックスイッチHS1の閉結によりアナログ電話回線L1,L2(以下、回線L1,L2)が捕捉される(ステップS1)。ここで、利用者がダイヤルキー9を操作して相手先電話番号をダイヤルすると、CPU1はフックスイッチHS2の状態によりオフフックを確認のうえ、これらのダイヤル番号をダイヤル回路4へ出力する。これににより、ダイヤル回路4から相手先電話番号に応じたダイヤル信号がループ閉結回路3を介し回線L1,L2へ送出される(ステップS2)。
【0020】
この場合、この電話番号に応じた相手先が話中ではなく、したがってステップS3の「相手ビジー?」が「N」となる場合は、相手先への呼出が行われ、相手先の呼出への応答に応じて通話処理が行われる(ステップS4)。
一方、相手先が話中の場合はステップS3の「相手ビジー?」が「Y」となり電話網からビジートーンが利用者側へ送出される。このような場合、利用者は、発信相手先終話通知サービスを利用するために機能キー10中の相手先終話通知サービスキーを押下するか、或いはオンフックして終話する。
【0021】
ここで、利用者が相手先終話通知サービスキーを押下すると、ステップS5の「終話通知サービスキー押下?」が「Y」となり、この場合CPU1はステップS7で発信相手先終話通知サービスを登録する登録処理を行う。一方、相手先話中により電話網からビジートーンを聴取した利用者が終話のためにオンフックすると、CPU1はフックスイッチHS2の状態により利用者のオンフックを検出し、ステップS6の「終話?」を「Y」と判定する。この場合、回線L1,L2の捕捉状態が開放され(ステップS8)処理を終了する。
【0022】
次に図3(b)のフローチャートを参照して前述の発信相手先終話通知サービス登録処理について具体的に説明する。
前述したように相手先終話通知サービスキーが操作されると、前述の発信相手先終話通知サービス登録処理が行われるが、この場合、CPU1はメモリ11のリダイヤルエリアに記憶されている前述の発信相手先電話番号をメモリ11の空き待ちダイヤルエリアにコピーする(ステップS11)。その後CPU1は自動的に回線L1,L2を再捕捉し(ステップS12)、再捕捉した回線L1,L2へダイヤル回路4からダイヤル「159」を送出させる(ステップS13)。さらに、CPU1は、ダイヤル「159」が回線L1,L2から送出された後、一定のポーズ時間Pをとり、その後ダイヤル回路4からダイヤル「1」を回線L1,L2へ送出させる(ステップS14)。
【0023】
このようなダイヤル「159P1」(ただし、Pはポーズ時間)の送出に対し、電話網側ではダイヤル「159P1」に対応するサービスの登録処理を行い、そのサービスの登録の有無を登録完了通知メッセージの送出の有無及び所定時間後のBTの送出により報知する。
即ち、電話網ではサービスの登録を行うと、サービス登録の完了に関する音声メッセージを通知する。また、電話網では、ダイヤル「159P1」を受信後サービスの登録ができない場合は約10秒後にBT(ビジートーン)を送出するとともに、サービスの登録ができた場合は約1分後にBTを送出する。電話装置側では電話網におけるサービスの登録の有無を、音声認識回路16による前記メッセージを認識の有無に基づいて検出するか、或いはタイマ1Aの一定時間内(例えば、15秒程度)におけるBT検出回路15による前記BTの検出の有無に基づいて検出する。そして、前記サービスが登録されたと判断した場合は、ステップS15の「サービス受付?」を「Y」と判定する。
【0024】
この場合、CPU1は30円課金の旨を表示回路12に表示するとともに、印字部13を制御して記録紙に印字出力させる(ステップS16)。また、サービス登録料金として30円を利用者に課金する(ステップS17)。
即ち、電話網に前記サービスが登録されたと判断した場合は、CPU1はメモリ11内の課金管理エリア11Bに図2(b)に示すように、時計回路12から読みとった発信日時(例えば図2(b)の00/10/10 10:20(2000年、10月10日午前10時20分))と、利用者への課金料金としてサービス登録料金30円を記憶して管理し、かつ発信日時及びサービス登録料金30円を印字部13により記録紙に記録させるとともに、サービス登録料金30円を表示回路12に表示させる。その後、利用者のオンフックにより回線L1,L2が開放されると(ステップS18)、CPU1は、タイマ1A中の空き待ちタイマをスタートさせる(ステップS19)。
【0025】
一方、前記サービスの登録が識別できずにステップS15の「サービス受付?」が「N」となる場合は、CPU1は、利用者のオンフックにより回線L1,L2が開放されると(ステップS20)、タイマ1A中の空き待ちタイマをスタートさせる(ステップS21)とともに、メモリ11内に設けられた159課金フラグをセットする(ステップS22)。このようにして発信相手先終話通知サービスの登録処理が行われる。
【0026】
こうした、CPU1による発信相手先終話通知サービスの登録処理が行われた後、このサービスが電話網に登録されていれば、電話網では話中状態の発信相手先を監視しその発信相手先が空き状態になると、通常のIR着信の鳴動パターンとは異なる鳴動パターンのSIR着信信号を利用者の電話装置へ送出する。
【0027】
CPU1は、回線L1,L2に到来し着信検出回路2により検出されて出力されるこの着信の鳴動パターンを識別して通常のIR着信の鳴動パターンとは異なるSIR着信と判別すると、図4(a)のステップS31で159課金フラグのセットの有無を判断する。そして、159課金フラグがセットされていなければ、既にダイヤル「159P1」の送出時に電話網側でサービスが登録されたことがCPU1側で識別され、したがって利用者への課金料金としてサービス登録料金30円が既に課金管理エリア11Bに記憶されて管理され、かつサービス登録料金30円が表示回路12等に表示されているものと判断して、表示回路12の別途表示領域にSIR着信表示等を行うSIR着信処理のみを行う(ステップS35)。
【0028】
一方、159課金フラグがセットされていれば、ダイヤル「159P1」の送出時に電話網側でサービスが登録されたことがCPU1側で検出できず、したがって、電話装置側ではサービス登録料金の課金管理は行われていないと判断し、料金集計処理を行う(ステップS32)。この料金集計処理では、、利用者への課金料金として前述したように課金管理エリア11Bにサービス登録料金30円を記憶して管理し、かつ表示回路12にその旨を表示するとともに印字部13によりサービス登録料金30円を印字する。その後、159課金フラグをクリアし(ステップS33)、かつメモリ11のサービス料金表示フラグをセットする(ステップS34)。その後、表示回路12にSIR着信表示等を行うSIR着信処理を行う(ステップS35)。
【0029】
このような、SIR着信に対して利用者がオフフックして応答すると、発信相手先が終話した旨の相手先終話通知メッセージが電話網から通知される。この場合、利用者は一旦オンフックして回線L1,L2を開放した後、再度オフフックしてダイヤルキー9を操作し所定のダイヤル番号を入力する。すると、CPU1は図3(b)のステップS41でこのダイヤル番号を入力し、そのダイヤル番号がダイヤル「159P3」(ただし、Pはポーズ時間)か否かをステップS42で判断する。
【0030】
ここで、入力したダイヤルが「159P3」の場合は、前記発信相手先へ再発信するということで、CPU1は空き待ちダイヤル発信処理を行う(ステップS43)。この空き待ちダイヤル発信処理では、CPU1はメモリ11内の前述の空き待ちダイヤルエリアにコピーされている前記発信先相手のダイヤル番号を発信するものであるが、この場合CPU1は、予め各時間帯毎にそれぞれ、各市外番号及び通話料金に対応してキャリア(回線接続業者)の番号が登録されたメモリ11内の図2(a)に示すテーブル11Aを参照して、まず時計回路14の現時刻に一致する時間帯を選択し、選択した時間帯の中で空き待ちダイヤルエリアの市外局番と一致し、かつ通話料金がもっとも安いキャリア番号を選択する。そして、選択したキャリア番号をダイヤル回路4から回線L1,L2へ送出してそのキャリアの回線を選択した後、引き続き空き待ちダイヤルエリアのダイヤル番号をダイヤル回路4から回線L1,L2へ送出させる。
【0031】
このダイヤル番号の送出により発信相手先の呼出が行われ発信相手先がその呼出に応答すると、利用者と発信相手先との間で通話が開始される。このような通話中には、CPU1はサービス料金表示フラグのセットの有無を判断し(ステップS44)、サービス料金表示フラグがセットされていなければ、サービス登録料金が未表示ということでそのサービス登録料金を課金管理エリア11Bに利用者への課金料金として記憶して管理し、かつ表示回路12に表示するとともに、選択した前記通話料金を利用者への課金料金として課金管理エリア11Bに記憶して管理し、表示回路12に表示する(ステップS45)。また、印字部13を制御してサービス登録料金及び通話料金の印字を行わせる。
【0032】
一方、サービス料金表示フラグがセットされていれば、サービス登録料金は既に表示済みということで通話料金の表示のみを表示回路12に表示するとともに印字部13により記録紙に印字させる(ステップS46)。即ち、この場合、既に発信日時(図2(b)の00/10/10 10:20(2000年、10月10日午前10時20分))とサービス登録料金30円はメモリ11内の課金管理エリア11Bに記憶されかつ表示されていることから、これに続いて再発信による発信日時(図2(b)の00/10/10 10:40(2000年、10月10日午前10時40分))とその再発信電話番号(06−4321−3333)と、利用者に課金される通話料金60とが課金管理エリア11Bに記憶されて管理され、かつ印字部13により記録紙に記録されるとともに、この課金料金60円を表示回路12に表示する。なお、この場合、通話料金60円をサービス登録料金30円に加算して表示してもよい。
その後、利用者のオンフックによる終話、またはBT検出回路15により検出されたBTに基づく発信相手先の終話を判断し(ステップS47)、何れかの終話が検出されると、CPU1はこの間の通話料金のみの集計処理を行い利用者への課金料金として課金管理エリア11Bに記憶し管理するとともに、表示回路12等への表示を行う(ステップS48)。そして、サービス料金表示フラグをクリアし処理を終了する(ステップS49)。
【0033】
なお、ダイヤル「159P1」の送出により、発信相手先終話通知サービスが登録された後に、利用者がオフフックしダイヤル「159P9」(ただし、Pはポーズ時間)の発信操作を行うと、CPU1は図4(b)のステップS51の「159P9ダイヤル?」を「Y」と判定する。この場合、CPU1は159課金フラグのセットの有無を判断し(ステップS52)、159課金フラグがセットされていれば、発信相手先終話通知サービスが電話網に登録されているにもかかわらず課金されていないということで利用者への課金料金としてサービス登録料金30円を課金管理エリア11Bに記憶して管理し(ステップS53)、かつこの30円課金の旨を表示回路12に表示するとともに印字部13により記録紙に記録させる(ステップS54)。その後、ダイヤル「159」をダイヤル回路4から回線L1,L2へ送出させ、ポーズ時間Pの後ダイヤル「9」を回線L1,L2へ送出させるダイヤル発信処理を行う(ステップS55)。これにより、電話網では発信相手先終話通知サービスの登録を解除する。
【0034】
なお、ダイヤル「159P9」が発信操作されたときに159課金フラグがセットされていない場合は、既に前記サービスの登録に対する料金の課金管理及び課金表示が行われているということで、そのままダイヤル「159」をダイヤル回路4から回線L1,L2へ送出させ、ポーズ時間Pの後ダイヤル「9」を回線L1,L2へ送出させるダイヤル発信処理を行う(ステップS55)。これにより、電話網では発信相手先終話通知サービスの登録を解除する。また、利用者がオフフックしダイヤル「159P3」及び「159P9」以外のダイヤル操作を行うと、ステップS42の「N」及びステップS51の「N」を経てステップS55で操作されたダイヤルをダイヤル回路4から回線L1,L2に発信させるダイヤル発信処理を行う。
【0035】
なお、本実施の形態では、アナログ回線L1,L2に接続されるアナログ電話装置の例を説明した。
ここで、ISDN回線に接続されるデジタル電話装置の場合は、図5に示すように、ISDN回線LAとのインタフェースである外線I/F(外線インタフェース)回路17を設け、この外線I/F回路17により、電話網へのダイヤル発信,電話網からの発信相手先の話中状態(相手ビジー)を示すデータの受信や、電話網からの発信相手先終話通知サービスの登録通知データの受信及びSIR着信データの受信を行うように構成する。また、音声処理回路18を設け、音声処理回路18により、音声信号のデジタル/アナログ変換を行って送受器TRに送出するとともに、送受器TRからの音声信号のアナログ/デジタル変換を行ってISDN回線側に送出するように構成する。また、音声処理回路18によりISDN回線LAを介する電話網からの音声メッセージを認識させるように構成する。そして、CPU1が外線I/F部17及び音声処理回路18を制御して、前述した図3及び図4のフローチャートに示す処理を行うことにより、発信相手先終話通知サービスの登録に伴う料金の課金と表示及び通話料金の課金と表示を行うことができる。
【0036】
また、本実施の形態ではアナログ回線L1,L2に接続されるアナログ単独電話機の例を説明したが、図6に示すように、主装置30に複数のISDN回線31Aを収容するとともに、前記主装置30に図7に示すボタン電話装置のボタン電話機20A〜20Nを接続したデジタルボタン電話装置にも適用することができる。
【0037】
この場合、主装置30の外線I/F部32Aにより、電話網へのダイヤル発信を行うとともに、電話網からの発信相手先の話中状態(相手ビジー)を示すデータの受信や、電話網からの発信相手先終話通知サービスの登録通知データの受信及びSIR着信データの受信を行って主制御部39へ出力させるように構成する。また、外線I/F部32Aに音声認識部を設け、音声認識部によりISDN回線31Aを介する電話網からの音声メッセージを認識させ、認識結果を主制御部39へ出力させるように構成する。さらに、主制御部39は、各ボタン電話機20A〜20Nにより操作され送信されるダイヤル「159P1」データ、「159P3」データ及び「159P9」データ等を内線I/F部38を介して受信すると、外線I/F部32Aへ出力して外線I/F部32AによるISDN回線31Aを介するダイヤル発信を行わせるとともに、こうしたダイヤル発信に対し、電話網から送信され外線I/F部32Aにより受信された前述の各データに応じた処理(即ち、図3及び図4の各フローチャートに示す処理)を行い、その処理結果のデータを内線I/F部38を介して各ボタン電話機20A〜20Nへ送信することにより、それぞれのボタン電話機20A〜20Nの表示部25に前記サービスの登録料金の表示や通話料金の表示を行わせるとともに、ボタン電話機20A〜20Nの利用者に対する前記サービスの登録料金及び通話料金の課金を行う。
【0038】
また、本発明は、図7に示すような、主装置30に複数のアナログ回線31及びボタン電話機20A〜20Nを収容したアナログボタン電話装置にも適用可能である。
【0039】
この場合、主装置30に外線I/F部32,着信信号検出部33,BT検出部34及び音声認識部35を設ける。そして、外線I/F部32により、回線31の捕捉や開放及び電話網へのダイヤル発信を行わせるとともに、着信信号検出部33によりSIR着信信号を検出させる。さらに、BT検出部34により電話網から送出されるBTの検出を行わせるとともに、音声認識部35により電話網からの音声メッセージを認識させて主制御部39へ出力させるように構成する。また、主制御部39は、各ボタン電話機20A〜20Nにより操作され送信されるダイヤル「159P1」データ、「159P3」データ及び「159P9」データ等を内線I/F部38を介して受信すると、外線I/F部32へ出力して外線I/F部32によるアナログ回線31を介するダイヤル発信を行わせるとともに、こうしたダイヤル発信に対し、電話網から送出されるBTや音声メッセージ及びSIR着信をそれぞれBT検出部34、音声認識部35及び着信信号検出部33を介して受信すると、図3及び図4の各フローチャートに示すような処理を行い、その処理結果のデータを内線I/F部38を介して各ボタン電話機20A〜20Nへ送信する。これにより、それぞれのボタン電話機20A〜20Nの表示部25に前記サービスの登録料金の表示や通話料金が表示されるととともに、ボタン電話機20A〜20Nの利用者に対する前記サービスの登録料金及び通話料金の課金を行う。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、発信相手先終話通知サービスとして、発信相手先が話中の場合に当該回線を再捕捉して発信元から所定のダイヤルを送出し相手先終話通知を電話網側へ登録することにより、電話網からの前記発信元への特殊着信による呼び出しで前記発信相手先の終話を通知するサービスが提供されている回線に接続された電話装置において、所定のサービスの登録操作後に電話網にサービスが登録されたか否かを検出し、サービスの登録が検出されると、課金管理エリアにサービスの登録料金を記憶し管理するようにしたので、発信相手先終話通知サービスの登録等に伴って発生する利用者への課金料金を記憶して管理できることから、利用者に対して課金される課金料金を正確に管理することができる。
【0041】
また、所定のサービスの登録操作後に前記電話網から送出される相手先の終話を通知する終話通知信号の検出後に相手先への再発信操作を検出すると、予め課金情報が登録された課金テーブルと相手先の電話番号とに基づいて利用者への課金を制御し、この課金制御結果に基づく通話料金を課金管理エリアに記憶して管理するようにしたので、前記サービスの提供によって相手先へ再発信するような場合にはその通話料金を的確に管理できることから、同様に利用者に対して課金される課金料金を正確に管理できる。
また、課金管理エリアに前記サービスの登録料金を記憶するとともに、課金制御結果に基づく通話料金を課金管理エリアに記憶するようにしたので、サービスの登録料金のみならず、前記サービスの提供によって相手先へ再発信した場合の通話料金も管理できることから、より正確な料金管理を行うことができる。
また、課金管理エリアに記憶された情報を利用者に伝達する伝達手段を設けたので、利用者は自身に課金された金額を容易に識別できる。
また、伝達手段を表示部または印字部としたので、簡単な構成で利用者に課金料金を伝達できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電話装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 前記電話装置のメモリ内の通話料金テーブルの構成及び前記メモリ内の課金管理エリアの記憶状況を示す図である。
【図3】 前記電話装置の要部動作を示すフローチャートである。
【図4】 前記電話装置の要部動作を示すフローチャートである。
【図5】 デジタル電話装置のブロック図である。
【図6】 デジタルボタン電話装置の主装置のブロック図である。
【図7】 アナログボタン電話装置のブロック図である。
【図8】 発信相手先終話通知サービスの動作を示すシーケンス図である。
【図9】 発信相手先終話通知時の着信信号を示す信号波形図である。
【図10】 発信相手先終話通知のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1…CPU、1A…タイマ、2…着信検出回路、3…ループ閉結回路、4…ダイヤル回路、5…通話回路、9…ダイヤルキー、10…機能キー、11…メモリ、11A…テーブル、11B…課金管理エリア、12…表示回路、13…印字部、14…時計回路、15…BT検出回路、16…音声認識回路。
Claims (2)
- 発信相手先終話通知サービスとして、発信相手先が話中の場合に当該回線を再捕捉して発信元から所定のダイヤルを送出し相手先終話通知を電話網側へ登録することにより、電話網からの前記発信元への特殊着信による呼び出しで前記発信相手先の終話を通知するサービスが提供されている回線に接続された電話装置であって、
前記サービスの登録操作後に前記電話網から送出される前記相手先の終話を通知する終話通知信号を検出する検出手段と、
前記検出手段による前記終話通知信号の検出後に前記相手先への再発信操作を検出する再発信操作検出手段と、
前記再発信操作検出手段が再発信操作を検出すると、予め課金情報が登録された課金テーブルと前記相手先の電話番号とに基づいて前記利用者への課金を制御する課金制御手段と、
前記課金制御手段の課金制御結果に基づく通話料金を課金管理エリアに記憶する管理手段と
を備えたことを特徴とする電話装置。 - 発信相手先終話通知サービスとして、発信相手先が話中の場合に当該回線を再捕捉して発信元から所定のダイヤルを送出し相手先終話通知を電話網側へ登録することにより、電話網からの前記発信元への特殊着信による呼び出しで前記発信相手先の終話を通知するサービスが提供されている回線に接続された電話装置であって、
前記サービスの登録操作後に前記電話網に前記サービスが登録されたか否かを検出する第1の検出手段と、
前記第1の検出手段により前記サービスの登録が検出されると、課金管理エリアに前記サービスの登録料金を記憶する第1の管理手段と、
前記サービスの登録操作後に前記電話網から送出される前記相手先の終話を通知する終話通知信号を検出する第2の検出手段と、
前記第2の検出手段による前記終話通知信号の検出後に前記相手先への再発信操作を検出する再発信操作検出手段と、
前記再発信操作検出手段が再発信操作を検出すると、予め課金情報が登録された課金テーブルと前記相手先の電話番号とに基づいて前記利用者への課金を制御する課金制御手段と、
前記課金制御手段の課金制御結果に基づく通話料金を課金管理エリアに記憶する第2の管理手段と
を備えたことを特徴とする電話装置。
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