JP3307222B2 - 留守番電話装置 - Google Patents

留守番電話装置

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JP3307222B2 JP09947896A JP9947896A JP3307222B2 JP 3307222 B2 JP3307222 B2 JP 3307222B2 JP 09947896 A JP09947896 A JP 09947896A JP 9947896 A JP9947896 A JP 9947896A JP 3307222 B2 JP3307222 B2 JP 3307222B2
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修一 瀧川
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株式会社田村電機製作所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不在モード時に電
話回線から呼出信号(16Hz信号)があったとき発呼
者からの用件を録音する留守番電話装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来技術】従来、留守番電話装置は不在モード時にお
いて呼出信号の予め規定した回数の検出で自動応答を行
い発呼者からの用件をICまたはテープ等の録音媒体に
録音することにより、帰宅後発呼者からの用件を再生し
て確認する装置として用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、発呼者は留守
応答した相手の留守番電話装置に対して「話しが有りま
すので帰宅次第折り返しお電話下さい」旨の用件メッセ
ージを録音したにも係わらず、折り返し電話がない為、
相手がメッセージ確認をしてくれていないのか、あるい
はまだ帰宅していないのか判断がつかず再び電話を掛け
ることとなる。また、出先から電話をする場合について
は相手からの折り返しの電話を受けられないため、再度
電話を掛けることとなる。
【0004】この様な場合、相手不在により再び留守番
電話装置が留守応答することとなり、その都度通話料金
を取られるので非常に不経済であるという問題が生じて
いた。本発明は上記問題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本願は、電話回線を介して発呼者側から予め設
定した呼出信号数の検出に基づき自動応答した後に応答
メッセ−ジを送出するとともに発呼者側からの用件を録
音する留守番電話装置において、前記呼出信号の前に前
記電話回線に到来する発呼者の電話番号を受信記憶する
受信記憶手段と、前記受信記憶手段により受信した発呼
者の電話番号が既に受信記憶されているか否かを判断す
る判断手段とを備え、前記判断手段によって受信した発
呼者の電話番号が既に受信記憶されている場合、該発呼
者の電話番号の後に前記電話回線に到来する呼出信号に
基づく前記自動応答を前記予め設定した呼出信号数より
も多い呼出信号数の検出により行うようにしたものであ
る。したがって、同一発呼者から再び呼出(着信)、例
えば第2回目の呼出があった場合この時受信した発呼者
の電話番号が既に受信記憶されているので、第1回目の
呼出時の呼出信号数よりも多くの呼出信号数の検出によ
り自動応答することとなり、発呼者は被呼側の自動応答
前に不在と判断し呼出をあきらめるので、無用な通話料
金を取られずに済む。
【0006】
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図1はシステム全体の構成図であり、発
呼者側の電話装置30と被呼者側の留守番電話装置50
とは電話回線によって交換機40を介して接続されてい
る。この留守番電話装置50は交換機40から送られて
くる発呼者の電話番号(以下、発信電話番号という)の
受信機能を備えるものである。
【0008】図2は、本発明に係る留守番電話装置の一
実施例を示すブロック図である。同図において、L1、
L2は電話回線、1はこの装置全体を制御するCPU、
2は電話回線L1、L2との直流ループの閉結または開
放を行う回線制御部、3は通話回路と送受話器からなる
通話部、4は用件メッセージの録音あるいは用件メッセ
ージ、応答メッセージの再生を行う音声録音再生部、5
は直流ループが閉結されていない状態で電話回線L1,
L2の極性反転を検出する開ループ極反検出回路、6は
電話回線L1、L2の直流ループを検出するループ検出
回路、7は呼出信号等16Hz検出信号を検出する着信
検出回路、8は電話回線L1、L2からの呼出信号の到
来前に到来する発信電話番号を受信するモデム、9はプ
ログラムが格納されるROM、10は発信電話番号等を
含む各種データを記憶するRAM、11はLCDユニッ
トから構成される表示部、12はダイヤルキーを含む各
種キーから構成される操作部である。
【0009】図3は発呼側、交換機、被呼側間での発信
電話番号を受信する動作手順を示すシーケンス図であ
る。図3において、S1で発呼側から送出されてくる被
呼側に応じたダイヤル信号を受信した交換機はS2およ
びS3で電話回線L1、L2の極性反転およびID受信
端末起動信号を示す16Hz近辺の交流信号を間欠的に
所定時間被呼側に送出する。(それぞれ開ループ極反検
出回路5と着信検出回路7で検出する)被呼側は、S4
で回線制御部2により回線の直流ループの閉結制御を行
一次応答を交換機に送信することとなる。
【0010】一次応答を受信した交換機はS5で被呼側
にモデム信号により発信電話番号を送信する。この発信
電話番号をモデム8により受信した被呼側は、S6で回
線制御部2より閉結していた直流ループの開放制御を行
って受信完了を送信する。なお、S2からS5の処理を
総称して以下発信電話番号受信処理という。この時点で
被呼者側の端末の表示器等に受信した発信電話番号が表
示され、被呼側はこの後に交換機より送られてくる通常
の16Hz(1秒鳴動、2秒休止)の呼出信号に応じて
図示せぬリンガーが鳴動し応答の是非を判断することが
できる。この呼出信号に対して、被呼側がオフフック操
作または回線制御部2による直流ループ閉結により自動
起動(留守番電話装置の場合)することによりS8で二
次応答信号を交換機に送信し、交換機はS9で電話回線
L1、L2の極性復極を被呼側に送信する(ループ検出
回路6で検出)とともに課金動作を開始し、以降S10
のように通話を行うこととなり、その後S11で終話に
より終了する。なお、S7での呼出信号に対して被呼側
がオフフック操作または自動起動を行わなければ課金は
されない。以下、S8およびS9の処理を総称して、電
話回線接続処理という。
【0011】次に、図4は上記留守番電話装置を制御す
るCPU1の動作を示すフローチャートであり、このフ
ローチャートを参照して上記留守番電話装置における留
守応答動作の詳細を説明する。まず、交換機からの着信
に応じてS400で発信電話番号受信処理を行いS40
1で前述のごとく受信完了を行う。次にS403で受信
した発信電話番号がRAM10内の発信電話番号領域に
既に記録されているかの判断を行い、既に発信電話番号
領域内に記録されている場合にはS405で再起動回数
(本実施例では10)を起動カウンタにセットする。
(すなわち第2回目以降の着信は前述のような処理の流
れとなる) また、前記S403で受信した発信電話番号が発信電話
番号領域に記録されていない場合は、S402で発信電
話番号領域に受信した発信電話番号を格納しS404で
起動カウンタに起動回数(本実施例では3)をセットす
る。(すなわち第1回目の着信は前述のような処理の流
れとなる)
【0012】次に、到来する呼出信号をカウントする鳴
動カウンタを0にして(S406)、S407で着信検
出回路7からの出力をもとに呼出信号の検出を行う。こ
の呼出信号を検出するとS408で鳴動カウンタのカウ
ンタ値を1加算する。そして、S409で起動カウンタ
値と鳴動カウンタ値の比較を行い同一になるまで呼出信
号の検出を行い、同一になるとS410の電話回線接続
処理を行ってS411で音声録音再生部4を制御して留
守応答を行い電話回線L1、L2に対してS412で応
答メッセージ送出を行い、S413、S414により発
呼者の終話まで用件を録音する。S415で発呼者の終
話とともに録音終了しS416で直流ループを開放する
ことにより回線開放を行い一連の着信による動作を終了
する。なお、S409で起動カウンタ値と鳴動カウンタ
値とが不一致であれば、S407に戻り呼出信号検出を
行い、この時呼出信号を検出した場合は、上記S408
と同一の処理を繰り返すが呼出信号を検出できなかった
場合は発呼者が回線を開放したと判断し終了する。
【0013】次に、本実施例をより良く理解するために
図4のフローチャートをもとに、ある発呼者が第1回目
および第2回目の発信を行った場合の説明を図5を用い
て行う。まず発呼側から第1回目の着信を受けた被呼側
はこの時始めて該発呼側から発信電話番号を受信するた
めにRAM10に格納する一方、3回目のS22の呼出
信号の終了時に留守応答することになる。すなわち呼出
信号は1秒鳴動、2秒休止の構成であるため、リンガー
鳴動が始まってから9秒たった時点で留守応答する。再
び同一発呼者から第2回目の着信を受けた被呼者は発信
電話番号がRAM10に既に記憶されているため、今度
は上記のように3回目の呼出信号の終了時に留守応答す
るのではなく10回目の呼出信号の終了時、すなわちリ
ンガー鳴動が始まってから30秒後に留守応答すること
になる。したがって、人間の心理上リンガー鳴動してか
ら30秒間もの間、発呼者側が呼出し続けることもあま
り考えられず、発呼者はこの間に被呼者が何ら応答しな
いことから不在であると判断し電話を切るため、発呼者
は無用な通話料金をとられることはない。
【0014】次に、留守応答を行う起動回数の設定方法
について図6のフローチャートをもとに説明する。S6
00の起動回数設定とは、発信電話番号を未だ受信記憶
していない発呼者からの呼出信号に対する起動回数の設
定であり、操作部12内の起動回数設定登録キー押下
後、S601で回数を操作部12内のダイヤルキーによ
りセットしS602の操作部12内の終了キーの押下で
設定は終了する。続いて、S603の再起動回数設定と
は、既に発信電話番号を受信記憶した同一発呼者からの
着信に対して留守応答起動するまでの呼出信号に対する
再起動回数の設定であり、操作部12内の再起動回数設
定登録キー押下後、S604で回数を操作部12内のダ
イヤルキーによりセットしS605の操作部12内の終
了キーの押下で設定を終了する。
【0015】なお、この実施形態では、留守番電話装置
を例にとって説明したが、留守番機能付ファクシミリ装
置などにも同様に処理することが可能である。また、S
603の再起動回数設定において、S604の回数設定
は相手が不在であると判断するまで呼出を続けることを
考慮し回数設定を行えばよいため、回数は20回、30
回でも良いし、また留守応答させないことも可能であ
る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、受
信した発呼者の電話番号が既に受信記憶されている場合
第1回目の呼出に応じて自動応答した呼出信号数よりも
多い呼出信号数の検出により自動応答するようにしたた
め、同一発呼者から再び呼出(着信)、例えば第2回目
の呼出があった場合この時受信した発呼者の電話番号が
既に受信記憶されているので、第1回目の呼出時の呼出
信号数よりも多くの呼出信号数の検出により自動応答す
ることとなり、発呼者は被呼側の自動応答前に不在と判
断し呼出をあきらめるので、無用な通話料金を取られず
に済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシステム構成図である。
【図2】本発明に係る留守番電話装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】発信電話番号の受信動作を示すシーケンス図で
ある。
【図4】本発明に係る留守番電話装置の動作を示すフロ
ーチャート図である。
【図5】本発明に係る動作を示すシーケンス図である。
【図6】起動回数設定フローチャート図である。
【符号の説明】
L1、L2・・・電話回線、1・・・CPU、2・・・
回線制御部、3・・・通話部、4・・・音声録音再生
部、5・・・開ループ極反検出回路、6・・・ループ検
出回路、7・・・着信検出回路、8・・・モデム、9・
・・ROM、10・・・RAM、11・・・表示部、1
2・・・操作部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線を介して発呼者側から予め設定
    した呼出信号数の検出に基づき自動応答した後に応答メ
    ッセ−ジを送出するとともに発呼者側からの用件を録音
    する留守番電話装置において、前記呼出信号の前に前記
    電話回線に到来する発呼者の電話番号を受信記憶する受
    信記憶手段と、前記受信記憶手段により受信した発呼者
    の電話番号が既に受信記憶されているか否かを判断する
    判断手段とを備え、前記判断手段によって受信した発呼
    者の電話番号が既に受信記憶されている場合該発呼者の
    電話番号の後に前記電話回線に到来する呼出信号に基づ
    く前記自動応答を前記予め設定した呼出信号数よりも多
    い呼出信号数の検出により行うようにしたことを特徴と
    する留守番電話装置。
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