JPH10276283A

JPH10276283A - 通話料金報知端末

Info

Publication number: JPH10276283A
Application number: JP7833297A
Authority: JP
Inventors: Shigeyuki Tanaka; 茂幸田中
Original assignee: Tokyo Sanyo Electric Co Ltd; Tottori Sanyo Electric Co Ltd; Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Tokyo Sanyo Electric Co Ltd; Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1997-03-28
Filing date: 1997-03-28
Publication date: 1998-10-13

Abstract

(57)【要約】【課題】被呼者や、契約していない発呼者に通話料金
を知らせる。【解決手段】電話番号に対応した通話料金指数を有す
るテーブルを記憶するＲＡＭ１１と、発呼者の電話番号
を検出する電話番号検出手段３と、電話番号検出手段３
より検出された電話番号に該当する通話料金指数をＲＡ
Ｍ１１の通話料金テーブルより索引し、索引した通話料
金指数Ａとタイマー１２の経過時間より通話料金を算出
し、算出した通話料金を表示装置１５に表示させる制御
手段４を備える。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】通話料金の報知を行う通話料
金報知端末に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来より、α−ＬＣＲ２等により通話中
の通話料金を表示する電話機が発売されている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、この通話料
金の表示は契約した発呼者に対してのみ行われるサービ
スである。従って、被呼者や、契約していない発呼者は
通話料金を知ることができない。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明の通話料金報知端
末はかかる点に鑑みなされたもので、電話番号に対応し
た通話料金指数を有するテーブルを記憶する記憶手段
と、発呼者の電話番号を検出する電話番号検出手段と、
通話の経過時間を出力するタイマーと、通話料金を報知
する報知手段と、前記電話番号検出手段より検出された
電話番号に該当する通話料金指数を前記記憶手段のテー
ブルより索引し、索引した通話料金指数と前記タイマー
の経過時間より通話料金を算出し、算出した通話料金を
前記報知手段より報知させる制御手段を備える。

【０００５】また、前記報知手段は通話料金を音声で出
力し、前記制御手段は時間の経過あるいは通話料金額に
基づき通話料金を音声で出力させる。

【０００６】また、通話料金通知キーを備え、前記制御
手段は前記通話料金通知キーの操作に基づき通話料金を
発呼者に報知させる。

【０００７】

【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に基づき説
明する。図１は第１の実施例の要部を示すブロック図で
ある。（１）は着信検出回路であり、電話回線（２）か
らの着信を検出する。（３）は電話番号検出回路であ
り、発呼者の電話番号を検出する。詳述すると、現在、
発呼者の電話機（情報受信端末）の電話番号を電話局
（加入者線交換機）が被呼者の電話機に知らせる発信電
話番号表示サービス（通信前情報通知サービス）が横
浜，名古屋と福岡で試験的に行われている。これは、こ
のサービスに加入した電話回線に接続され且つ電話番号
の受信機能を備えた被呼者の電話機に対して可能なサー
ビスであって、ＩＲ（呼出信号）を送出する前に、発呼
者の電話番号のデータをモデム信号で送出する。電話番
号検出回路（３）はこの電話番号を検出して後述の制御
回路（４）に出力する。

【０００８】（５）は回線接続回路であり、電話回線
（２）の閉結、開放を行なう。（６）はダイヤル発信回
路であり、電話回線（２）に接続され、ダイヤル信号を
発信する。（７）はハイブリッド回路であり、電話回線
（２）に接続され、２線−４線変換を行う。（８１）
（８２）はハンドセット（８）のスピーカとマイクロホ
ンであり、ハイブリッド回路（７）に接続される。

【０００９】（９）はフックスイッチであり、ハンドセ
ットが通話料金報知端末から持ち上げられたか否かを検
出し、この信号を制御回路（４）に出力する。制御回路
（４）は、ハンドセットが持ち上げられると回線接続回
路（５）を閉結させ、通話可能なオフフック状態にす
る。逆に、ハンドセットが電話装置に置かれると接続回
路（５）を開放させ、待機となるオンフック状態にす
る。

【００１０】（４）はマイクロプロセッサからなる制御
回路であり、ＲＯＭ（１０）に記憶されるプログラムに
基づき各部を制御する。（１１）はＲＡＭであり、制御
回路（４）の動作に必要な情報、例えば、図２に示す如
く、市外局番と日時に対応した１０円当りの通話時間
（通話料金指数，Ａ）の通話料金テーブル（１１１）や
電話番号検出回路（３）で検出された電話番号（１１
２）を記憶する。（１２）はタイマーであり、現在の日
時と経過時間を制御回路（４）に出力する。

【００１１】（１３）は入力手段であり、電話番号等を
入力するテンキー（１３１）や被呼者への通話料金報知
を操作する通話料金通知キー（１３２）を有する。（１
４）はベルであり、着信時に呼出音を出力する。（１
５）は液晶の表示装置であり、電話番号などを表示す
る。（１６）は音声合成回路であり、制御回路が指定す
る音声信号を発生させる。

【００１２】上記構成における実施例の動作を示す。図
３は制御回路（４）の動作を示すフローチャートであ
る。

【００１３】制御回路（４）が電話番号検出回路（３）
により、発呼者の電話番号を検出すると（Ｓ１のＹ）、
これをＲＡＭ（１１）に記憶させる（Ｓ２）。そして、
ハンドセット（８）が持ち上げられたのを検出すると
（Ｓ３のＹ）、通話料金計算のためのカウントを開始す
る（Ｓ４）。

【００１４】そして、ＲＡＭ（１１）に記憶させている
通話料金テーブル（１１１）より発呼者の電話番号の市
外局番と市内局番及びタイマーによる現在の日時に該当
する１０円単位の通話時間（Ａ）を割り出す。そして、
１０円単位の通話時間とオフフック後の経過時間により
通話料金を計算してこれを表示させる（Ｓ５）。

【００１５】このようにして、発呼者番号を検出するこ
とにより、被呼者であっても通話料金を知ることができ
る。

【００１６】また、本発明は、通話料金が予め設定され
た金額に達する度に、スピーカ（８１）より音声で通話
料金を報知させる（Ｓ６のＹ，Ｓ９）。これにより、表
示装置を見なくても、通話料金を知ることができる。
尚、通話料金の音声報知は金額によらず、間欠的に行っ
てもよい。また、表示装置を有しない子機などに音声で
通話料金を報知させてもよい。

【００１７】さらに、本発明は、通話料金通知キー（１
３２）を操作することにより発呼者に通話料金を知らせ
ることができる（Ｓ７のＹ，Ｓ１０）。これにより、通
話料金のサービスに加入していない発呼者に通話料金を
知らせることができる。また、意図的に通話料金を知ら
せたい場合も、例えば、早く通話を終了させたいときに
使用することもできる。

【００１８】尚、通話料金はＮＴＴ，ＤＤＩ等により異
なるために、これらに対応した複数の電話料金テーブル
とこれを選択する選択キーを設けてもよい。

【００１９】また、上述の実施例の通話料金報知装置は
通常の電話機の如く通話の機能を有していたが、ハンド
セットやダイヤル発信機能等がなく、電話機に接続して
通話料金を表示するだけの装置であってもよい。

【００２０】

【発明の効果】被呼者や、契約していない発呼者に通話
料金を知らせることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例の要部を示すブロック図であ
る。

【図２】図１の通話料金テーブルの内容を示す図であ
る。

【図３】実施例の制御回路の動作を示すフローチャート
である。

【符号の説明】

３電話番号検出回路４制御回路８ハンドセット８１スピーカ９フックスイッチ１０ＲＯＭ１１ＲＡＭ１１１通話料金テーブル１１２電話番号１２タイマー１３入力手段１３２通話料金通知キー１５表示装置１６音声合成回路

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】被呼者の通話料金報知端末であって、電話番号に対応した通話料金指数を有するテーブルを記
憶する記憶手段と、発呼者の電話番号を検出する電話番
号検出手段と、通話の経過時間を出力するタイマーと、
通話料金を報知する報知手段と、前記電話番号検出手段より検出された電話番号に該当す
る通話料金指数を前記記憶手段のテーブルより索引し、
索引した通話料金指数と前記タイマーの経過時間より通
話料金を算出し、算出した通話料金を前記報知手段より
報知させる制御手段を備えたことを特徴とする通話料金
報知端末。
【請求項２】前記報知手段は通話料金を音声で出力
し、前記制御手段は時間の経過あるいは通話料金額に基
づき通話料金を音声で出力させることを特徴とする請求
項１に記載の通話料金報知端末。
【請求項３】通話料金通知キーを備え、前記制御手段
は前記通話料金通知キーの操作に基づき通話料金を発呼
者に報知させることを特徴とする請求項１に記載の通話
料金報知端末。