JP3724372B2 - 電気接続箱 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車に搭載される電気接続箱に係り、詳しくはバスバーが配設された電気接続箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、例えば自動車用の種々の電気部品等は、電気接続箱に収容された状態で車両内に搭載される。こうした電気接続箱の従来例を図6及び図7に示す。
【0003】
図6に示すように、電気接続箱51は、バスバー積層体52及びケース53を備えている。
図7にも併せ示すように、バスバー積層体52は、複数のバスバー54a〜54c及び複数の絶縁仕切板55a〜55dによって構成され、最上層のバスバー54aの上面を絶縁仕切板55aが被覆した状態となっている。
【0004】
各バスバー54a〜54cには、上方へ延びる挟持片56a〜56dが屈曲形成されている。これら挟持片56a〜56dは、最上層の絶縁仕切板55aに設けられた挿通孔57に挿通された状態で同絶縁仕切板55aから突出している。各挟持片56a〜56dの先端中央には基端に向かって切り欠き部58が設けられ、この切り欠き部58に板状物が挿入されたときに、各挟持片56a〜56dはその板状物を挟持するようになっている。また、挟持片56aと挟持片56bとは互いに近接した位置に形成され、それら挟持片56a,56bはそれぞれ対向形成されている。
【0005】
図6に示すように、ケース53の上面には、電装品装着部60が形成されている。電装品装着部60において前記挟持片56a〜56dと対応する箇所には、貫通孔60aが透設されている。また、図7に示すように、ケース54の裏面において電装品装着部60と対応する箇所には、収容部61が形成されている。この収容部61は、各挟持片56a〜56d全体を包囲する外側壁62と、各挟持片56a〜56dを個別に区画する区画壁63とを備えている。そして、図7に示すように、バスバー積層体52とケース55とを組み付けた際に、各挟持片56a〜56dが端子収容部61内に個別に収容された状態となる。
【0006】
このように構成された電気接続箱51においては、電装品装着部60に電装品(ここではリレー)64が装着される。このとき、電装品64の各接続端子64aが対応する貫通孔60aに挿通され、各挟持片56a〜56dに嵌合される。よって、電装品64と、対応するバスバー54a〜54cとが電気的に接続される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記従来の電気接続箱51では、図7に示すように、挟持片56aを収容する収容空間61aと、挟持片56bを収容する収容空間61bとを区画する区画壁63の先端は、各挟持片56a,56bの基端付近で絶縁仕切板55aと接触した状態となっている。また、同区画壁63の先端は肉薄に形成されている。このため、該収容空間61a,61b内に水等が浸入すると、区画壁63と絶縁仕切板55aとの間から水等が浸みだし、その水等によって各挟持片56a,56b間が短絡してしまうおそれがあった。つまり、各挟持片56a,56b間で電流リークが生じてしまうおそれがあった。
【0008】
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、水などの浸入に起因する電流リークを防止することができる電気接続箱を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、雄型端子を挟持可能な複数の挟持片が立設されたバスバーと、前記各挟持片をそれぞれ挿通可能な挿通部を有し、それら挿通部に前記挟持片を挿通させた状態でバスバーを被覆する絶縁仕切板と、前記各挟持片をそれぞれ収容する複数の収容部を有し、前記絶縁仕切板を被覆するケースとを備えた電気接続箱において、前記収容部は、前記挟持片を包囲する外側壁と、各挟持片を区画する区画壁とを備え、少なくとも最も近接した状態で設けられた前記各挿通部の周縁に壁部を突設し、その壁部を、前記絶縁仕切板と前記ケースとの組み付け時に、それら挿通部と対応する前記挟持片間を区画する前記区画壁の先端面と当接するように設けるとともに、各壁部を構成する側壁のうち、最も近接する側壁同士を連結し、該連結された状態で形成された壁部の先端面に凹状部としてV字状をなす溝部を設け、その溝部を傾斜するように設け、前記溝部に嵌まる凸状部を前記区画壁の先端面に設け、さらに、各壁部を構成する側壁のうち、互いに離間する側の各側壁の外側面に、先端に向かうに従って挟持片に近接する斜面を設け、前記斜面に対応して前記外側壁の内側面に、先端に向かうに従って外方へ広がる斜面を設けたことを要旨とする。
【0012】
以下、本発明の「作用」について説明する。
請求項1に記載の発明によると、少なくとも最も近接した状態で設けられた前記各挿通部の周縁には、壁部が突設されている。この壁部は、絶縁仕切板とケースとの組み付け時に、該挿通部と対応する挟持片間を区画する区画壁の先端面と当接するようになっている。しかも、各壁部を構成する側壁のうち、最も近接する側壁同士は連結され、該連結された状態で形成された壁部の先端面及び区画壁の先端面には互いに嵌まり合う凹凸状部が設けられている。このため、壁部及び区画壁の先端面が平らな場合に比べて、各挟持片間の沿面距離が長くなる。よって、たとえ収容部内に水等が浸入し、その水等が壁部と区画壁との間に浸入しても、各挟持片間で電流リークが生じにくくなる。
さらに、各壁部を構成する側壁のうち、互いに離間する側の各側壁の外側面には、先端に向かうに従って挟持片に近接する斜面が設けられ、前記斜面に対応して前記外側壁の内側面には、先端に向かうに従って外方へ広がる斜面が設けられている。このため、同外側壁の内側面を伝わって上方から流れてきた水等は、外部へ排出されやすくなる。すなわち、収容部内に水等が溜まりにくくなる。よって、収容部内に水等が溜まってしまうことによって各挟持片間が導通してしまうのを防止することができる。
【0013】
特に、請求項1に記載の発明によると、各壁部を構成する側壁のうち、最も近接する側壁同士は連結され、該連結された状態で形成された壁部の先端面には凹状部としてV字状をなす溝部が設けられている。このため、壁部と区画壁との間に水等が浸入した際には、その水等は溝部に溜まる。しかも、その溝部は傾斜しているため、溝部に溜まった水等は傾斜に沿って外部へ流れ出る。よって、各挟持片間での電流リークがより生じにくくなる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を車両用電気接続箱に具体化した一実施形態を図1〜図4に基づき詳細に説明する。
【0016】
図1に示すように、電気接続箱11は、バスバー積層体12及びケース14を備えている。
図3及び図4にも併せ示すように、バスバー積層体12は、複数(ここでは3枚)のバスバー15a〜15c及び複数(ここでは4枚)の絶縁仕切板16a〜16dによって構成されている。各バスバー15a〜15cは各絶縁仕切板16a〜16dによって隔絶されている。そして、最上層のバスバー15aの上面を絶縁仕切板16aが被覆した状態となっている。
【0017】
各バスバー15a〜15cには、上方へ延びる挟持片17a〜17dが屈曲形成されている。また、図3に示すように、最上層の絶縁仕切板16aにおいて各挟持片17a〜17dと対応する箇所には、それぞれ挿通部(本実施形態では挟持片17a,17bと対応する挿通部18a,18bのみを示す)が透設されている。各挟持片17a〜17dは、対応する挿通部に挿通した状態で同絶縁仕切板16aから突出している。
【0018】
各挟持片17a〜17dの先端略中央には、基端に向かって切り欠き部19が設けられている。このため、各挟持片17a〜17dには、2つの切片20a,20bが形成されている。そして、この切り欠き部19に板状物が挿入されたときに、その板状物が各切片20a,20bによって挟持された状態となる。また、挟持片17aと挟持片17bとは、互いに近接した位置に形成されている。すなわち、挿通部18aと挿通部18bとは、互いに近接した位置に設けられている。
【0019】
図1〜図4に示すように、各挿通部の周縁には上方に延びる壁部21〜24が形成されている。これら各壁部21〜24は、対応する挟持片17a〜17dの全周を囲うように形成されている。
【0020】
図1及び図2に示すように、各壁部21,22のうち、最も近接する側壁21a,22aは、連結された状態で形成されている。そして、図3に示すように、各側壁21a,22aの幅C1が後記するケース14の区画壁34aの肉厚C2とほぼ同等となるように形成されている。そして、各側壁21a、22aの先端面25には、溝部26が凹設されている。この溝部26は、略V字状をなし、図2に示すように、先端面25の長手方向に沿って設けられている。この溝部26は、側壁21a,22aの基端方向に傾斜するように設けられている。換言すれば、溝部26は、図2に示すポイントP1側からポイントP2側に向かって深くなるように設けられている。また、図3に示すように、各壁部21,22において互いに離間する側の側壁21b,22bの外側面には、先端に向かうに従って挟持片17aに近接する斜面27が設けられている。
【0021】
一方、図1に示すように、ケース14の上面には、電装品装着部31が形成されている。電装品装着部31において前記挟持片17a〜17dと対応する箇所には、それぞれ貫通孔31aが透設されている。また、図3に示すように、ケース14の裏面において電装品装着部31と対応する箇所には、収容部32が形成されている。この収容部32は、各挟持片17a〜17d全体を包囲する外側壁33と、各挟持片17a〜17dを区画する区画壁34とを備えている。これにより、収容部32には複数の収容空間35が形成され、図4に示すように、バスバー積層体12とケース14とを組み付けた際には、各挟持片17a〜17dが各収容空間35内に個別に収容された状態となる。
【0022】
前記近接して設けられた挟持片17a,17bを収容する収容空間35a,35bを区画する区画壁34aは、先端に向かうに従って薄い肉厚となるように形成されている。すなわち、該区画壁34aの先端は、先細り形状をなしている。図4に示すように、この区画壁34aは、バスバー積層体12とケース14とを組み付けた際に、前記側壁21a,22aの溝部26内に挿入されるように形成されている。すなわち、区画壁34aの先端は凸状部となっている。そして、区画壁34aの先端と側壁21a,22aの先端面25とは互いに嵌まり合う凹凸関係となっている。
【0023】
また、収容部32の外側壁33における内側面の先端付近には、先端に向かうに従って外方へ広がる斜面36が設けられている。この斜面36は、前記壁部21の側壁21bに設けられた斜面27と対応して設けられている。そして、図4に示すように、バスバー積層体12とケース14とを組み付けた際には、該斜面36と側壁21bの斜面27とが接するようになっている。
【0024】
さらに、前記収容空間35bと前記挟持片17cを収容する収容空間35cとを区画する区画壁34bにおける収容空間35b側面の先端付近には、先端に向かうに従って収容空間35cに近接する斜面37が設けられている。この斜面37は、前記壁部22の側壁22bに設けられた斜面27と対応して設けられている。そして、バスバー積層体12とケース14とを組み付けた際には、該斜面37と側壁22bの斜面27とが接するようになっている。
【0025】
なお、図4においては、バスバー積層体12及びケース14の構成をわかりやすくするために、区画壁34aと側壁21a,21bとの間に僅かな隙間をあけて示している。また同様に、斜面36と斜面27との間、斜面37と斜面27との間にも僅かな隙間をあけて示している。
【0026】
そして、こうして組み付けられた後、電装品装着部31には電装品(ここではリレー)38が装着される。このとき、電装品38の各接続端子38aが対応する貫通孔31aに挿通され、各挟持片17a〜17dに嵌合される。よって、電装品38と、対応する挟持片17a〜17dとが電気的に接続される。こうした電気接続箱11は、図示しないロアケースを組み付けた状態で車両室内等に搭載される。
【0027】
したがって、本実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
(1)最上層の絶縁仕切板16aにおける各挿通部の周縁には壁部21〜24が突設されている。そして、バスバー積層体12とケース14との組み付け時には、挟持片17a,17b間を区画する区画壁34aの先端が、壁部21,22の側壁21a,22aに設けられた溝部26内に挿入された状態となる。このため、各挟持片17a,17bを収容する収容空間35a,35b間の沿面距離が長くなる。よって、収容部32内に水等が浸入しても、それによって各挟持片17a,17b間で電流リークが生じてしまうおそれが軽減される。しかも、側壁21a,22a及び区画壁34aの両先端面には互いに嵌まり合う凹凸状部が設けられているため、側壁21a,22aと区画壁34aとの間への水の浸入も軽減する。また、側壁21a,22a及び区画壁34aの先端面が平らな場合に比べて、各挟持片17a,17b間の沿面距離が長くなる。このため、たとえ側壁21a,22aと区画壁34aとの間に水が浸入しても、各挟持片17a,17b間で電流リークが生じにくくなる。よって、該挟持片17a,17b間での電流リークを防止することができる。
【0028】
ちなみに、近年では、車両の電装品の増加に伴い、42Vのバッテリを採用しようという動きがある。よって、こうした電流リークを防止することがより有効となる。
【0029】
(2)壁部21,22の側壁21a,22aの先端面25には溝部26が設けられているため、側壁21a,22aと区画壁34aとの間に水等が浸入した際には、その水等は溝部26に溜まる。しかも、その溝部26は傾斜しているため、溝部26に溜まった水等は、その傾斜に沿って外部へ流れ出る。よって、各挟持片17a,17b間での電流リークがより生じにくくなる。
【0030】
(3)収容部32の外側壁33の内側面には、先端に向かうに従って外方へ広がる斜面36が設けられている。このため、同外側壁33の内側面を伝わって上方から流れてきた水等は、外部へ排出されやすくなる。すなわち、収容空間35a内に水等が溜まりにくくなる。よって、収容空間35a内に水等が溜まってしまうことによって各挟持片17a,17b間が導通してしまうのを防止することができる。
【0031】
また、区画壁34bにおける収容空間35b側面には、先端に向かうに従って収容空間35cに近接する斜面37が設けられている。このため、同区画壁34bの収容空間35b側面を伝わって上方から流れてきた水等は、収容空間35c側へ流れやすくなる。すなわち、収容空間35b内に水等が溜まりにくくなる。よって、収容空間35b内に水等が溜まってしまうことによって各挟持片17a,17b間が導通してしまうのを防止することができる。
【0032】
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
【0034】
・ 外側壁33に設けられた斜面36及び区画壁34bに設けられた斜面37のうちの少なくとも一方を省略してもよい。
・ 前記壁部21,22は、互いに最も近接する側壁21a,22aのみによって構成されていてもよい。
【0035】
・ 電気接続箱11を、車両に限らず、例えば産業用ロボット等の電気接続箱として適用してもよい。
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
【0036】
(1) 請求項1に記載の電気接続箱において、前記凹凸状部は、互いに面接触するように設けられていること。
(2) 請求項1又は技術的思想(1)に記載の電気接続箱において、前記収容部の外側壁の内側面に、先端に向かうに従って外方へ広がる斜面を設けるとともに、その斜面と対応する前記壁部に、先端に向かうに従って前記挟持片に近接する斜面を設けたこと。この技術的思想(2)に記載の発明によれば、収容部内に水等が溜まりにくくすることができ、該水等の浸入に起因する電流リークをより確実に防止することができる。
【0037】
(3) 雄型端子を挟持可能な複数の挟持片が立設されたバスバーと、前記各挟持片をそれぞれ挿通可能な挿通部を有し、それら挿通部に前記挟持片を挿通させた状態でバスバーの一面を被覆する絶縁仕切板と、前記各挟持片をそれぞれ収容する複数の収容部を有し、前記絶縁仕切板の露出面を被覆するケースとを備えた電気接続箱において、前記収容部は、前記各挟持片を包囲する外側壁と、各挟持片を区画する区画壁とを備え、少なくとも、最も近接した状態で設けられた前記各挿通部の周縁に、前記絶縁仕切板と前記ケースとの組み付け時にそれら挿通部と対応する前記挟持片間を区画する前記区画壁の先端と嵌まり合う壁部を突設したこと。
【0038】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に記載の発明によれば、水などの浸入に起因する電流リークを防止することができる。
【0039】
また、水などの浸入に起因する電流リークをより確実に防止することができる。
さらに、収容部内に水等が溜まってしまうことによって各挟持片間が導通してしまうのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の電気接続箱の一部を示す分解斜視図。
【図2】同実施形態の電気接続箱の一部を拡大して示す斜視図。
【図3】図1のA−A線断面図。
【図4】図3の組み付け状態を示す断面図。
【図5】他の実施形態の電気接続箱の一部を示す断面図。
【図6】従来の電気接続箱の一部を示す分解斜視図。
【図7】図6のA−A線断面図。
【符号の説明】
11…電気接続箱、12…バスバー積層体、14…ケース、15a〜15c…バスバー、16a〜16d…絶縁仕切板、17a〜17d…挟持片、18a,18b…挿通部、21〜24…壁部、21a,21b,22a,22b…側壁、25…先端面、26…凹状部としての溝部、27…斜面、32…収容部、33…外側壁、34,34a,34b…区画壁、36,37…斜面、38a…雄型端子としての接続端子。
Claims (1)
- 雄型端子を挟持可能な複数の挟持片が立設されたバスバーと、
前記各挟持片をそれぞれ挿通可能な挿通部を有し、それら挿通部に前記挟持片を挿通させた状態でバスバーを被覆する絶縁仕切板と、
前記各挟持片をそれぞれ収容する複数の収容部を有し、前記絶縁仕切板を被覆するケースとを備えた電気接続箱において、
前記収容部は、前記挟持片を包囲する外側壁と、各挟持片を区画する区画壁とを備え、
少なくとも最も近接した状態で設けられた前記各挿通部の周縁に壁部を突設し、その壁部を、前記絶縁仕切板と前記ケースとの組み付け時に、それら挿通部と対応する前記挟持片間を区画する前記区画壁の先端面と当接するように設けるとともに、
各壁部を構成する側壁のうち、最も近接する側壁同士を連結し、該連結された状態で形成された壁部の先端面に凹状部としてV字状をなす溝部を設け、その溝部を傾斜するように設け、前記溝部に嵌まる凸状部を前記区画壁の先端面に設け、
さらに、各壁部を構成する側壁のうち、互いに離間する側の各側壁の外側面に、先端に向かうに従って挟持片に近接する斜面を設け、前記斜面に対応して前記外側壁の内側面に、先端に向かうに従って外方へ広がる斜面を設けたことを特徴とする電気接続箱。
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