JP3708435B2 - 座面又は寝面の下敷きクッションのための支持エレメント - Google Patents

座面又は寝面の下敷きクッションのための支持エレメント Download PDF

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Description

【0001】
本発明は、座面又は寝面の、クッション、マットレスのような、特に背面通気される下敷きクッションのための、射出成形品としてエラストマから構成された支持エレメントであって、ベースを備えていて、このベースで下敷き体上に固定可能であり、かつクッション体を受け支える支持皿を有しており、ベースと支持皿との間に、ベースから出る少なくとも2つのばねエレメントが設けられており、これらのばねエレメントは板ばね状の支持アーム(12;22)を有しており、これらの支持アームは作用する支持力の方向に向けられたばね距離を有していて、その都度外方の端部は支持皿に連結している形式のものに関する;更に本発明は、このような支持エレメント上に構成されるベットシステムに関する。
【0002】
下敷きクッションは、その上に身体が身体に適合して支承されるクッションを支持するのに役立つ。EP 0 401 712 によれば、下敷き体の全面が弾性的なエレメントで覆われているこのような下敷きクッションが公知であり、弾性的なエレメントは過負荷を回避するため及び利用可能なばね距離を制限するためにU成形材内に支承されており、したがって寝家具又は座家具、例えばベットなどのための面支承のために、マットレスのような下敷きクッションのための支持面は―DE 36 12 603 A1 からも既に公知のように―部分面に分割されており、これらの部分面は規則的な配置模様で配置されており、これらの部分面のそれぞれはばね作用を有するように構成されている。載置されるクッションは放出される身体水分を吸収し、座時間又は寝時間が経過すると、特に、人間が長時間にわたって湿った大気内で寝ていて、例えばキャンピングカー又はボートにおいて湿分を通さない下敷き体が設けられている場合に、湿ってしまう。背面通気のために EP 0 653 174 は、支持皿が貫通部を備えているようにすることを提案している。この提案では、個々の支持エレメントの高さを(比較的に)大きくしておかなければならない点が依然として不満足である。それは利用可能なばね距離は負荷されていない支持エレメントの高さのほんの一部分を形成しているからである。
その縦ビーム及び横ビームが容易に組み付け可能なばねエレメントを備えている寝家具又は座家具のための枠は DE 196 37 933 C に記載されている;この場合これらのばねエレメントは支持皿を支持しており、これらの支持皿上にマットレス又はクッションが載置される。ばねエレメントは横たわって配置されている板ばねエレメントによって形成され、ほぼC形に構成され互いに鏡像対称的に配置されていて、下方の板ばねはビームの中央に支えられ、上方の板ばねは支持皿の中央を支持している。
GB 2 143 123 に記載されているクッションなどのための運動可能な下敷き体においては、多数のリング形の結合部材がクランプ体によって互いに結合されている。このような下敷き体は相互結合によって自体安定しており、付加的な下敷き体は何ら必要でないが、その際下敷き体の運動可能性は、力の点で調和せしめられた支持を許容しない。弾性的な表面を有し、多数の発泡物質ブロックから組み立てられている別のマットレス下敷き体は DE 196 00 434 に記載されている;この場合支持される身体領域に適合した堅さを達成するために、種々の堅さの発泡物質ブロックを使用することが提案される。少なくともベースと支持皿とを有する個々の支持エレメントから成る下敷き体については、両文献は記載していない。
最後に DE 295 05 052 U が記載している支持エレメントにおいては、十字格子が交差片とアームとから形成されており、その際交差片及び又はアーム上に、頭部側に支持皿が取り付けられているばね体がクリップ止めされている。ここではロック部分が種々に構成されており、支持皿をベース上に単に載着することは可能でない。
これから本発明の課題設定、すなわち公知の支持エレメントを改良形成し、ばね距離が全高の著しい部分を占めるようにし、その際背面通気が行われるようにして、支持エレメントを簡単にかつ経済的に製作可能であるようにし、かつ広く分散させて使用可能であるようにするという課題設定が生じる;更にこのような支持エレメントを有するベットシステムが多面的な使用のために簡単かつ経済的に製作可能であるようにする。
【0003】
この課題は本発明によれば独立請求項に記載した特徴によって解決される;有利な改良形成及び有利な実施例はそれぞれ独立請求項にかかる従属請求項に記載されている。
【0004】
第1実施例においては、ばね作用を達成するために、少なくとも3つ又は4つの、ベースから外方に向けられている支持アームが設けられており、これらの支持アームは、作用支持力の方向に向けられたばね距離を有する板ばねとして構成されている。これらの支持アームのそれぞれに、端部に固定された支持面が設けられている;1つの支持エレメントのこれらの支持面は一緒になって、クッションを受け支える支持皿を形成し、この支持皿に支持アームは支持面の間でブリッジコネクタの範囲において固定されている。これらの支持面はばねの押圧の際に外方に向かって押される。ところで別のばねエレメントによってこれらの支持面は、外方運動がこれらの別のばねエレメントを緊張させるように、連結されている。この場合両方のばねは同じ向きに作用する;支持アームのばねが押し下げによって緊縮されると、外方に向かって運動する支持皿は別のばねエレメントの緊張を生ぜしめ、したがって最後には支持エレメントのばね特性曲線は両方の特性曲線の組み合わせによって、必要なように、若しくは所望のように、調整することができる。ベースまでの支持面の可能な下降によって、材料厚さを除いて支持エレメント自体の高さに相応するばね距離を達成することができる。
【0005】
これらの支持アームは回転対称的に配置されている;したがって3つの支持アームの角度間隔は120°であり、4つの支持アームの角度間隔は90°である。支持アームを形成する板ばねが、そのばね定数が同じであるように、構成されると、側方に向かう力成分があっても、下降が(ほかの下敷きクッションから公知の)「傾倒」なしに生じ、したがって規定どおりのクッション作用が達成される;この場合、これとは無関係にばね定数が選択されることは、自ずと明らかである。更に支持皿が、支持面の相応する構成によって、内部の自由室、それも少なくともベースの大きさの自由室、を有していると、―材料厚さとは無関係に―支持エレメント自体の高さに相応するばね距離を達成することができ、したがってこの下降はベースの平面内にまでも行うことができる。この場合、ばね力を生ぜしめる支持アームが相応して高価なエラストマから製作され、支持面が経済的なプラスチックから製作されていると有利である;このような2種プラスチック製品は2成分射出成形法又は多材質射出成形機械で製作することができる。
【0006】
有利な構成では、支持アームの途中に波形ばねをばねエレメントとして設ける。この場合支持アームが伸長すると、波形ばねが短く圧縮され、これによって支持面の位置変化に対する反対作用が得られる。連結するばねエレメントは、この場合分割されて構成されている支持面の間で支持面を結合するΩ状のばねとして設けられる。特にこのばねエレメントは、波形によって縮小されていないばね距離を許容する。ところで、これらの別のばねエレメントによってこれらの支持面は、外方運動がこれらの別のばねエレメントの緊張をもたらすように、連結されている。この場合両方のばねは同じ向きに作用する:支持アームのばねが押し下げによって緊縮せしめられると、外方に向かって動かされる支持皿が別のばねエレメントの緊張を生ぜしめ、したがって最後には支持エレメントのばね特性曲線を両方の特性曲線の組み合わせによって、必要なように、若しくは所望のように、調整することができる。
【0007】
これらの支持エレメントを1つの下敷き体上に固定するために、ベースは相応に構成される:取り付け部における高さ差を補償して、すべての支持皿が1つの平面内に位置するようにする場合には、ベースは有利には板ばねとして、あるいは相応する高さのベース体として構成される。1つの構成では、ベース板/ベース体は1つの中央穴を備えている。この場合固定はねじ又はだぼ栓によって行われ、その際ねじ又はだぼ栓は下敷き体内に突入する。同じような形式でベース板に2つの穴又はだぼ栓が設けられ、これらの穴又はだぼ栓はベース板の中心点に関して互いに直径方向で向き合っている。この場合固定はやはりねじ又はだぼ栓によって行われる;この場合このようにねじ又はだぼ栓によって行われた結合部は、前記の穴配置によって回動を防止されている。下敷き体上にT形の保持体が固定されている場合には、前記の中央穴は、この保持体をつかんで確実な固定を行うために、少なくとも1つの、しかし有利には互いに向き合った2つの、平らにされた側縁を有している。平らな側縁によって、固定のためにT形の保持体を下敷き体上に取り付けることができる;次いで支持エレメントが載着され、ほぼ90°回動させることによって固定される。
【0008】
別の構成では、ベース板はフック形の条片を有している;これらの条片は下敷き体上に設けられている保持エレメントと次のように、すなわちフック形の条片が相応する突起でこれらの保持エレメントに係合して、形状結合部を形成するように、協働する。これらのフック形の条片が伸長して構成されていて、ベース板の中心点の両側に配置されている場合には、これらの条片はしゅう動結合部の一方の部分を形成し、このしゅう動結合部の他方の部分は下敷き体上に設けられた保持エレメントが形成し、したがって支持エレメントはこのような保持エレメント上でしゅう動可能である;ベース板の中心点に関して円形に湾曲してかつ互いに直径方向で向き合って配置されている条片の場合には、これらの条片は回動結合部の一方の部分を形成し、この回動結合部の他方の部分は下敷き体上に相応して設けられた保持エレメントが形成する。この場合支持エレメントはバヨネット機構の形式で保持エレメント上で回動可能である。有利には条片は、しゅう動距離若しくは回動距離を制限するために、係止手段を備えている。これら両方の配置によって、支持エレメントは簡単かつ確実に下敷き体上に固定することができ、その際係止手段は所望の位置決めを固定することができる。
【0009】
第2の実施例では、ばね作用を達成するために、支持エレメントは足部受容部と支持皿との間に配置されたばね体を有しており、その際足部受容部は一方のロック部分を、かつ支持皿は他方のロック部分を、ばね体を固定可能かつ解離可能に挿入するための、並びに支持皿を足板上に解離可能に装着するための手段として、有している。このばね体自体は一方の端部にロックの上方部分を、かつ他方の端部にロックの下方部分を有しており、したがってその一方のばね体端部でベース板上に、かつその他方のばね体端部で支持皿に取り付けることができる;このようにして足部受容部及び支持皿は挿入されたばね体によってより大きな相互間隔を得る。これによって得られるばね作用を有する支持エレメントは種々異なる高さのばね体を備え、種々異なる高さで使用可能であり、したがって高さ補償を行うことができ、その際ばね体の高さは支持面の高さ位置を定める。
【0010】
この場合、平らな支持エレメントは下構上に装着された足部受容部と、支持皿だけとの組み合わせから形成され、この組み合わせはロック、有利にはバヨネットロック状の回動ロック、によって結合されており、この回動ロックにおいては突起が、支持皿の中央部分内に設けられた円セグメント形に成形された切り欠き内に係合して、回動を可能にする。突起は有利にはきのこ形の、中央部分内の切り欠きを貫通係合し、この中央部分の背後に係合するいぼ突起として構成されている。錠止のために、係止して協働し、一般に突起部、いぼ突起などによって、並びに相応する切り欠き若しくは凹所によって形成されている手段が設けられている。
【0011】
ばね体足部とばね体頭部との間のばね体としては、1実施例では、その尖端を互いに向けられている2つの複多角形体が設けられており、これらの複多角形体の外方に向けられた面はばね体足部及びばね体頭部を形成している。互いに向けられた多角形尖端は次のように、すなわちそれらの間にほぼ長方形の横断面を有する管片が形成されているように、結合されており、この管片は管ばねとして作用して多角形ばねを安定化させ、押圧の際に固有のばね特性を有する支持体を形成する。別の実施例では、ばね体は単多角形体によって形成されている。この場合多角形体の外面は足板若しくはばね体頭部を形成するのに対し、側方外方に向いた面は外方に向けられた尖端を形成している。この場合ばね体の内側では管片が一体成形されており、この管片は―複多角形体における管ばねと同じように―ばねを形成し、このばねは押圧の際にばね体足部に押し付けられて、固有のばね特性曲線を有する支持体を形成する。
【0013】
支持皿は1実施例では、3つ又は4つの外方に向けられた支持アームを有しており、各支持アームは、この場合互いに向き合って配置されている外方の支持面に連結している。更に支持皿は、中央皿に支えられる内方の支持面を有している。半径方向コネクタが中央皿を外方の支持面と結合しており、その際外方の支持面は高さに関して内方の支持面よりも高く位置するように配置されている。改良形成では、それぞれ外方の支持面と内方の支持面との間の支持アームにおいて、中間の支持面が設けられており、この支持面は高さに関して内方の支持面の上方に、しかし外方の支持面の下方において半径方向コネクタに一体成形されており、半径方向コネクタはこのために傾斜して位置するように構成されている。この高さに関する段は、載置されるマットレスなどの背面覆いの著しい減少を生ぜしめる。支持面は有利にはC形又はU形の横断面を有する折り曲げられた縁範囲を少なくとも外方の支持面において有している。
【0014】
段付けされた支持面の下降を必要な条件に適合させるために、半径方向コネクタは、個々の支持面を結合するウェブとして構成されており、その剛性は下降に必要な力を決定する。この力を必要な条件に適合させるために、これらのウェブは幅及び厚さに関して適合せしめられる。有利な1実施例では、これらのウェブはばねウェブとして構成されており、その際ばねウェブは有利には波形ばねをばねエレメントとして備えている。ばねエレメントは適当な成形によって所望のあるいは必要な力条件に適合可能である。この構成によって背面通気が著しく改善され、その際、これとは無関係に半径方向コネクタ及び又は支持面に通気開口を設けると有利である;このほかに生理学的な睡眠維持に対する改善された適合が達成される。
【0015】
1つの実施例は3つの、別の実施例は4つの、120°若しくは90°の角度間隔の支持アームを有している;支持皿を有する複数の支持エレメントを組み合わせて、クッション下敷き体にする場合、隣接する支持皿のこれらの支持アームは、特に支持アームが相応して形成されている場合、(ほとんど)一貫した支持面が与えられているように、設けることができる。3アームの支持皿の場合、このために支持皿は「向きを変えて」配置され、1つの支持皿のその都度2つの支持アームが隣接する支持皿の1つの支持アームと組み込むようにする。4つの支持アームの場合には、これらの支持アームは下構としてのレース格子において有利には、レースが交差した支持アームに対して「斜めに」位置するように、設けられる。
【0016】
有利な1つの改良形成では、隣接する支持アームの支持面の間に結合弧が連結ウェブとして設けられている;すべての支持面は連結ウェブと一緒に、1つの閉じた組織を形成する。これらの連結ウェブは、個々の支持面が互いに無関係には運動せず、1つの支持面の運動が隣接する支持面に伝達されるようにする。有利には連結ウェブは、例えばΩ形の扁平ばねとして、あるいは波形ばねとして構成されているばねを形成する。Ω形の形成の場合には、Ωの開口は外方に向けられていて、その両方の足部は隣接する支持皿の両方の支持面と結合されている。剛性化が生じないようにするために、外方の支持面の折り曲げられた縁範囲は連詰ウェブの範囲において中断されている。これらのばねの構成により、所望のばね性質が得られるように「連結度」を生ぜしめることができる。
【0017】
別のやはり有利な1実施例では、支持皿はそれ自体においてリング形に閉じられている。この場合支持面はやはり段付けされており、その際各外方の支持面は内方の支持面に対して、足部分からの頭部分の表面に関して高い高さ位置を有している。リング形の支持面は半径方向コネクタを介して互いに結合されており、その際半径方向コネクタは斜めに位置するように構成されている。半径方向コネクタ及び又は支持面は、背面通気を更に改善するために、切り欠きを備えていることができる。この場合有利には、2つのリング形に閉じられた、半径方向コネクタを介して互いに結合されている段付けされた支持面が設けられている;1つの改良形成では3つのリング形に閉じられた、半径方向コネクタを介して互いに結合されている支持面が設けられている。この場合リング形の支持面の形状は円形又は―代替的に―正方形である。
【0018】
有利な1構成では、支持エレメントはプラスチック射出成形品である。この構成によって支持エレメントは簡単な形式で製作することができる;射出成形工具のための費用は支持エレメントの個数が大きいために、単個エレメントの費用を著しく増大させることはない。この場合、このような支持エレメントの製作のために、機械的な負荷又は化学的な影響に対するその耐久性に関して充分な耐久性を有している選び出されたプラスチックが使用されることは、自ずから明らかなことであるなことである。
【0019】
これらの支持エレメントを有するベットシステムを製作するために、これらの支持エレメントは板上に載着されるか、あるいはレースに固定され、そのために支持エレメントを固定するための相応する固定手段が設けられている。1つの構成では、板上に、支持エレメントのための固定手段を交差部に有している下構十字エレメントから成る格子下敷き体が載着されている。この場合、その数が支持エレメントの数に等しい個々の下構十字体は差し込みコネクタによって互いに組み立て可能である。
【0020】
1実施例では、支持エレメントは板上に、あるいは板上に載着された格子下敷き体に、あるいはレースに接着又は溶接によって固定されており、別の実施例ではねじ(代替的に釘又はタック)あるいはだぼ栓によって固定されている。別の1つの実施例では支持エレメントは板上に、あるいは板上に載着された格子下敷き体に、あるいはレースに、差し込みコネクタ内への差し込みによって、あるいは回動ロック内への回し込みによって固定されており、その際コネクタは、板上に、あるいは板上に載着された格子下敷き体に、あるいはレースに、寝面内に設けられている支持エレメントの数に等しい数だけ、設けられている。
【0021】
このような支持エレメントを備えたベットシステムの第2実施例は、座面/寝面の分割のほかに、下降の段付けも生ぜしめ、したがってより大きなクッション快適性を期待することができる。それは本発明による支持エレメントは種々の高さを有しているからである。例えば種々異なる下降度の領域を驚くべき形式で簡単に形成して、わずかな負荷の領域―頭部範囲、下腿/足部範囲―では足部受容部と支持皿との間にばね体を有していない支持エレメントを設け、その際この領域ではレースを公知の段付きだぼ栓によって「高く」位置させるようにすることができる。これに対し高められた負荷の領域―例えば大腿、骨盤、胴―では、足部受容部と支持皿との間に配置されたばね体を有する支持エレメントが設けられ、その際この領域ではレースは段付きだぼ栓によって「低く」位置せしめられている。
【0022】
このようにしてレースの延びに対して直角方向で異なった深さに沈降可能な領域が生じ、これらの領域において異なっている負荷が補償される。しかし1つのレースの領域範囲の内部においては何らの傾斜位置も生ぜず、レース端部は1つの高さに位置し、下降は点状に個々の支持エレメントによって生ずる。有利には少なくとも2つの領域が設けられており、1つの領域はベース板と支持皿とから形成された支持エレメントを有し、別の1つの領域は足部受容部とばね体と支持皿とから形成された支持エレメントを有し、その際高い位置と低い位置とを可能にする段付きだぼ栓によって第1の領域が高い位置で、かつ第2の位置が低い位置で、枠に配置されている。この場合第2の領域はばね体を有する支持エレメントによって、横臥者の臀部の位置に相応して大体においてレース格子の中央に設けられている。この第2の領域の両側にはそれぞれ1つの、ばね体のない支持エレメントを有する第1の領域が設けられている。
【0023】
有利には枠は連接された枠部分を備えており、このために枠は互いに向き合った継ぎ手を有している。これによって少なくとも1つの枠部分を起こすことができる;改良形成では第2の枠部分も起こすことができるように構成されている。更に、起こすことのできる枠部分に別の枠部分を連接し、この別の枠部分自体も少なくとも2つの、支持エレメントを備えたレースを有しているようにすると、有利である。この枠部分はベットのためのレース格子の場合には、例えば読書のための頭部支え部を形成する。基本枠に対して起こすことのできる枠部分の各々は、少なくとも2列の支持エレメントを有している。この場合外側の起こすことのできる枠部分の少なくとも1つの列の支持エレメントは足部受容部と支持皿とから形成された支持エレメントを有しているのに対し、他方の列は足部受容部とばね体と支持皿とから形成された支持エレメントを備えている。両方の実施例の下方部分及び又は支持板及び又はばね体は有利にはプラスチックの射出成形品として構成され、このようにして経済的に大きな個数でも製作することができる。
【0024】
本発明の本質は図1〜16に示した実施例によってより詳細に説明する。
【0025】
図1に示した支持エレメント10は中央のベース11を有しており、このベースは(図示していない)下敷き体上に載着可能であり、下敷き体上で固定可能である;この場合このベースはベース板11.1(図1のb)として、あるいは―高さ差を補償するために―ベース体11.2(図1のc)として構成されている。このベース11.1若しくはベース体11.2には支持アーム12として湾曲せしめられた板ばねが接続されており、これらの板ばねの自由端部には支持皿15を形成する支持面14が設けられている。支持アーム12の押圧の際に生ずる伸長を補償するために波形ばねエレメント13が設けられており、これらの波形ばねエレメントは支持アーム12の押圧の際に伸ばされて生ずる伸長を圧縮によって吸収することができる。波形ばねエレメント13を有する支持アーム12の自由端部は支持皿15のブリッジ円弧14.2に接続されており、これらのブリッジ円弧は個々の、支持皿15を形成している支持面14を1つの閉じたリングに結合しており、このリングの上にクッション、例えばマットレスが載置される。
【0026】
より良好な背面通気のために、支持面14は開口14.1を備えている。このように形成された支持皿15は充分に自由面を有しており、載置された下敷きクッションは水分を排出するために充分に背面通気されている。この構成では支持皿15は鉛直に下降させることができ、したがって傾斜などが生じることはない。この場合支持皿15は、(図2,3,4及び5に示した支持エレメント20における折り曲げと同じように)外方及び内方の縁を折り曲げることによって、剛性にすることができる。
【0027】
図2に示した支持エレメント20は、(図示していない)下敷き体上に載着しかつ固定するために、―図1に示した支持エレメント10と同じように―ベース板21(あるいは―上述のように―ベース体)を有している。このベース板21にはこの場合においても4つの、板ばねとして構成された支持アーム22が接続しており、これらの支持アームは湾曲せしめられて支持皿25に向かって突出して、2つの支持面24の間でブリッジ円弧24.2を介して支持面に結合されている。この場合支持アーム22の押圧の際に生ずる伸長を補償するために、Ω形のばねコネクタ23が設けられており、これらのばねコネクタは、支持皿を形成する、この場合分割されている支持面24を結合している。押圧の際に、分割されている支持面24は押し離され、Ω形のばねコネクタ23が緊張せしめられる。
【0028】
この場合においても、支持皿25は互いにΩ形のばねコネクタ23によって結合されていて内方に突出している支持面25を有するリングを形成しており、その際この場合においても、載置される下敷きクッションの背面通気を改善するために開口24.1が設けられている。支持皿25の安定性を改善するために、少なくとも外縁が結合するブリッジエレメント24.2を含めて、有利には支持皿の内縁も、及び開口24.1の縁が、(図5又は6から明確に認められるように)折り曲げられている。
【0029】
図1及び2の支持エレメント10若しくは20は釘、タック、接着などによって任意の(図示していない)下敷き体上に固定可能であるのに対し、図3〜5は支持エレメント20によって(もちろん同じことは図1の支持エレメント10にも当てはまる)別の固定形式を示す:図3においては支持エレメント20が示されており、この支持エレメントのベース板21はねじ又はだぼ栓(図示せず)を受容するために中央の穴26を有している;この場合2つ(又はそれ以上)のねじ若しくはだぼ栓を例えば回動を防止する固定のために設けることができることはもちろんのことである。図4に示した支持エレメント20は下面にだぼ栓27を有するベース板21を示しており、このだぼ栓によって支持エレメント20は(図示していない)下敷き体の相応する孔内に挿入することができ、その際両方のだぼ栓は回動防止機構を形成する。最後に図5は締め付け固定機構を示す;この場合ベース板21の下面にクリップ28が取り付けられており、このクリップは通常のレース格子のレースあるいは(ここに示されているように)相応するレースをつかみ、その際クリップに相応するほかの保持体も可能である。
【0030】
図6及び7は支持エレメント20を下構十字体80上に形成されている任意の下敷き体上で固定する形式を示し、下構十字体は長方形の形状ではない面状の下敷き体にも組み合わせ可能である。この面状の下敷き体を形成するために、隣接する下構十字体の脚部81は互いに結合され;このために脚部81の2つはだぼ栓状に形成された差し込み突起82を有しているのに対し、両方の他方の脚部81は、下側から切り欠き84を備え、かつ上面に穴85を備えた一体成形部83を有している。この場合、切り欠き84は差し込み突起82を備えた脚部81を受容することができるように構成されており、その際この差し込み突起82は穴85内に差し通されて、これにより下構十字体80の相互の位置が固定される。この場合、一体成形部83の複数の穴85は、個々の下構十字体80の間に種々の間隔を生ぜしめるようにすることができる。組み立てを容易にするために、差し込み突起82は溝82.1を備えており、この溝は(比較的に)剛性のプラスチックを下構十字体80のために使用することも可能にする。下構十字体80の交差範囲内にはピン86上に配置された回動ロック板87の形の固定手段が設けられている。
【0031】
これらの下構十字体80と協働するために、この場合支持エレメント20のベース板21は中央の回動ロック開口29を備えており、これらの回動ロック開口を通して回動ロック板87が導かれる。中央の回動ロック開口29の平らにされた縁29.1は例えば90°回動させると、回動ロック板87の背後に係合する。図6のbにおいて突起29.2として認められ、回動ロック板87の下面の相応する係止突起と協働する係止手段は、回動によって固定された位置が戻し回動に抗して維持されることを保証する。
【0032】
図8は、支持皿40を有する支持エレメント30を平面図(図8のa)で示し、支持皿自体は4つの支持アーム45を有しており、これらの支持アーム上に、載置された(図示していない)マットレスが支えられている;これらの支持アーム45は背面通気のための開口48.1を有する支持面48を備えており、したがって自体閉じている面を通しての空気交換が可能である。有利には中央板41も内方の支持面を形成しており、中央板と外方の支持面48との間に別の支持面を設けることができ、その際外方に向かって延びるウェブ49が中央板41を支持面48に結合している。この場合有利にはその都度次の支持面は先行する支持面に対して高さ間隔を有しており、したがって最も外方の支持面48は(内方に向かって)続く最も内方の支持面46までの支持面に対して最も高く位置しており、このようにして最も内方の支持面は最も低い位置を占める。負荷されていないマットレスはしたがって単に最も外方の支持面48上にだけ位置しており、このようにして良好に背面通気される。負荷が増大するにつれて、更に内方に位置する支持面が作用するようになり、最大負荷ではマットレスはすべての支持面上に完全に接触する。
【0033】
この支持エレメント30の断面図は図8のb及びcに示されている:一方では支持皿40は直接に、レース9上に載着されたベース板31上に取り付けられており(図8のb)、かつ他方では大きなばね距離のためにばね体が足部受容部31と支持皿40との間に取り付けられている(図8のc)。このために足部受容部31は、回動ロックの一部分を形成し張り出し部33を備えている2つの円セグメント32をを有しており、並びに直径方向で互いに向き合って配置されている2つのいぼ突起37を有している。下敷き体、例えばレース格子1のレース9上に載着するために、足部受容部31は、回動ロックとは逆の側に、レース9をほぼ形状接続的につかむ支承シャーレ31.1を備えている。レース9の孔9.1内に係合する差し込みピン31.2は支持エレメント30の位置を固定する。
【0034】
支持皿40は下板42を有しており;この下板には、回動バヨネットロックの相応する他方の部分を形成する2つの円セグメント形の切り欠き43が設けられている。足部受容部31と支持皿40とを結合する場合に、これらの切り欠き43内に円セグメント32が挿入される。支持皿40を回動させることによって、張り出し部33が切り欠き43の縁の背後に係合し、したがって固定された結合が与えられている。更に下板42内に切り欠き44が設けられている;これらの切り欠き44内に足部受容部31のいぼ突起37が係合し、したがって戻し回動は、このように形成された係止結合部の係止力を克服しないと行うことができない。ばね体35は、足部受容部31と支持皿40との間に挿入することができるように、構成されている。ばね体頭部35.2は相応して円セグメント32(図10を見よ)を備えており、これらの円セグメントは切り欠き43と協働することができ、したがって支持皿40は高いばね体35若しくは低いばね体35′上に載着することができる。
【0035】
図9及び10はばね体35若しくはばね体35′を斜視図若しくは側面図で示す。高いばね体35は―図10のaに示すように―複多角形体38によって形成され、その互いに逆の側の側面はばね体足部35.1若しくはばね体頭部35.2によって形成される;多角形体38の互いに向けられた尖端38.1は管ばね39に形成されている。
【0036】
中間の高さの支持エレメント―図10のb―のためには、ばね体35′が設けられており、そのばね作用を有するエレメントは単多角形体35′として構成されている。この場合には、管ばね39は頭部板の内面に一体成形された半管ばね39′に形成されている。両方のばねエレメント35若しくは35′は同じばね体足部35.1及び同じばね体頭部35.2を有しており、したがってこのばね体35′は―前述のように―足部受容部31と支持板40,50又は60との間に挿入することができる。両方のばね体35若しくは35′の同じに構成されたばね体足部35.1(図10のc)は―支持皿40の下板42と同じように―円セグメント形の切り欠き36並びにいぼ突起37を有しており、これらの切り欠き及びいぼ突起は―前述した形式に相応して―回動ロックの一方の部分を形成しており、したがってばね体35も、またばね体35′も、支持皿40と同じように足部受容部31に固定することができる。いぼ突起37は回動後に切り欠き34内に係合し、これによりばね体35を戻し回動ひいては解離に抗して固定する。ばね体頭部35.2(図10のd)は―足部受容部31と同じように―回動ロックの一部分を形成し張り出し部33を有している2つの円セグメント32を備えており、これらの張り出し部は下板42の切り欠き43と回動ロックのように協働し、その際ばね体頭部35.2はいぼ突起37を有しており、これらのいぼ突起は切り欠き44内に係止して、これにより―前述の形式で―ばね体35からの支持皿40の欲せざる解離を抑制する;くさび形のいぼ突起(図10のcの側方の部分断面図を見よ)はロックの錠止を容易にし、その解離を困難にする。
【0037】
これらのばね体35若しくは35′はばね性質を多角形体38若しくは38′の外方に向いた尖端38.1若しくは38.2を有する弾性的な壁によって与えられ、この場合ばね性質は材料定数及び幾何形状によって定められる。ばね体35若しくは35′の大きな押圧の際にばね作用の「剛性化」を達成するために、管ばね39(図10のa)が互いに向けられた尖端の範囲に設けられ、若しくはこれに相応してばね体頭部35.2の内面に一体成形された半管ばね39′(図10のb)が設けられている。これらの管ばね39若しくは39′は、ばね体頭部35.2が強い負荷の際に管ばねに当たり、これをばね体足部35.1に押し付けるようにする。これによって管ばね39は別のばね特性曲線を有する独立したばねとして作用し、更に続けられる圧縮を制御し、ばね定数が相応して増大し、これにより更なる押し込みのために従来よりも超比例的に大きな力が必要になる。
【0038】
外方に向けられた尖端38.2はばね定数を所望の値に適合させるため、並びに側方の推力を受け止めるために、凹入部を橋絡する円弧形の支持連結板35.3を介して結合しておくことができる(図9のa);別の可能性は、これらの外方に向けられた尖端38.2のほぼ円区分形の切り欠き35.4に存する。切り欠き35.4が多角形体38若しくは38′の外方に向けられた尖端38.2若しくは38.2′に設けられると、ばね体は玉軸受け部のように圧縮された状態にもなる。載着された支持皿はすべての方向に可とう性である。
【0039】
図11及び12はレース格子1を備えたベットシステムを示し、このレース格子は基本枠2と、2つの起こすことのできる枠部分3,5と、頭部支え部分7とを有しており、これらの枠部分の側方ビームはだぼ栓8によって固定されたレース9を有しており、これらのレースは支持エレメント10(図11のa及びb)及び支持エレメント10若しくは10′(図12のa及びb)を有している。起こされる枠部分3及び5は継ぎ手4によって枠2に、若しくは相互に、連接されている;枠部分5内に設けられている頭部支え部分7は別の継ぎ手6によって連接されており、したがってこの頭部支え部分も起こすことができる。この場合所望ならば、基本枠2も脚を上げるために起こすことができるように構成し得ることはもちろんのことである。側面図(側方ビームを取り除いた状態での)が示すように、レース9は臀部の範囲において肩部のところまで、支持皿40を有する支持エレメント10を備えており、支持皿40は負荷領域の範囲における大きなばね距離及び下降を可能にするばね体35を有しており;残りの範囲においては中間に挿入されたばね体35を有していない支持エレメント30′が設けられている。負荷されていない状態で自体平らな支持面をこの大きなばね距離にもかかわらず可能にするために、レースは公知の段付きだぼ栓を有するレース保持体によって枠3若しくは5若しくは頭部支え部分7のビームに固定されている。この場合重要な領域だけがばね運動を行い、その際これらの領域のためにだけばね体35を有する高価な支持エレメント10が必要である。
【0040】
図13,14及び15は種々の支持皿を示す:図13に示した支持皿50は90°の角度間隔で4つの支持アーム55を備えており、その斜めに位置している半径方向コネクタ59は中間の支持面57を形成するために段付けされている。外方の支持面58はほぼ矢印形に構成されていて、相応して配置される場合互いに接合する。この場合内方の支持面は取り除かれており、したがって回動バヨネットロックの一部分としてのロック部分を形成する切り欠き52を有する中央皿51を認めることができ、この切り欠きは、中央部分の上面上に設けられた、バヨネットロックの第2の部分を形成する突起と協働し、支持皿50はほぼ90°回動させることによって中央部分に固定することができる。別の切り欠きは支持皿50の固定を行うことができ、その際中央部分の上面のいぼ突起が―既に述べたように―これらの別の切り欠き内に係合する。
【0041】
これらの支持アーム55のそれぞれは3つの段付けされて配置された支持面56,57及び58を有しており、これらの支持面は斜めに位置する半径方向コネクタ59を介して互いに結合されている。半径方向コネクタが斜めに位置していることによって、段付けが生じ、その際段付けの高さ間隔は半径方向コネクタの角度位置及び長さによって決定されている。この場合―可とう性を得るために―重要なことは、結合面の角度位置が過度に急傾斜にならないようにすることである:角度が90°に近づくにつれて、中央皿51に対する後続のより高く位置する支持面56の結合、若しくは支持面56に対する支持面57の結合、若しくは支持面57に対する支持面58の結合が、より急傾斜にかつより非可とう性になる。この場合支持面56,57若しくは58は別の、背面通気を可能にする切り欠きを有することができる(図8を見よ)。
【0042】
やはり4つの支持アーム65を90°の角度間隔で有している別の構成の支持皿60は図14に示されている。この場合4つの支持アーム69はばね性質を改善するために波形ばね69.1を備えている。この支持皿60はその他の特徴では図13に示した構成と同じである。これらの支持皿50若しくは60の支持アーム55若しくは65は直径方向で互いに向き合って設けられているが、本発明はこれに限定されるものではない;同じ形式で、2つの直径方向で互いに向き合った支持アームあるいは3つの120°の角度間隔で設けられた支持アームを配置することもできる。これらの支持皿においては、剛性化のためにすべての輪郭は―図13及び14において認められるように―安定性を高める折り曲げた縁を備えている。
【0043】
リング形の支持面76,77,78を有する支持皿70は図15に示されており、その際円形の形状のほかに正方形又はだ円の形状も可能であることはもちろんのことである。支持面76,77,78は斜めに位置しているウェブとして構成された半径方向コネクタ79若しくは79.1を介して結合されており、その際平面図における符号は単に四分円内にだけ記入されている。この場合有利にはウェブ79も波形ばね79.1として構成されており、その波は―断面図で認められるように―大体において平行に延びる側面を有している。これらの波形ばねのこの構成はばね定数を適合させることを可能にする。
【0044】
このように構成されたこれらの支持皿40(図8)、50(図13)、60(図14)及び70(図15)は、これらの支持皿をプラスチック射出成形品として製作する場合に良好に型抜きすることができる。図14に示した実施例においては、内方の支持面66は挿入体(66)によって形成され、この挿入体は中央皿61の相応する切り欠き内に挿入されている。外方の支持面48,58,68若しくは78の側縁は次のように、すなわち背面通気を保証する切り欠きがこれらの側縁とそれぞれのウェブとの間に形成されているように、構成されている。連結ウェブが、個々の支持面の運動可能性を同一の支持皿の隣接する支持面に伝達するために、設けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ベース板から出ていて、支持皿を有している4つの板ばねを有する支持エレメントを示すもので、図1のaは部分的に破断した上方斜視図、図1のbはベース板を有する支持エレメントの断面図、図1のcはベース体を有する支持エレメントの断面図である。
【図2】 ベース板から出ていて、連結ばねを介して結合された支持面を有する支持皿を有している4つの板ばねを有する支持エレメントを示すもので、図2のaは破断した上方斜視図、図2のbは断面斜視図である。
【図3】 ねじ固定される支持エレメントの破断した上方斜視図である。
【図4】 だぼ栓固定される支持エレメントほ側面図である。
【図5】 締め付け固定される支持エレメントの下方斜視図である。
【図6】 回動ロック型固定機構を有する支持エレメントを示すもので、図6のaは平面図、図6のbは断面図である。
【図7】 下構十字体から組み立てられ、支持エレメントを載着された下構を示すもので、図7のaはその一部を示し、図7のbは下構十字体の詳細を示す。
【図8】 支持皿を有する支持エレメントを示すもので、図8のaは平面図、図8のbは断面側面図、図8のcはばね体を有する支持エレメントの断面側面図である。
【図9】 ばね体の概略的斜視図を示すもので、図9のaは支持レースを有するばね体を示し、図9のbは円弧形切り欠き部を有するばね体を示す。
【図10】 ばね体の詳細を示すもので、図10のaは複多角形のばね体の側面図、図10のbは単多角形のばね体の側面図、図10のcはばね体足部の平面図、図10のdはばね体頭部の平面図である。
【図11a】 レース格子を有するベッドシステムの平面図である。
【図11b】 レース格子を有するベッドシステムの側面図を示す(枠部分が起こされている)。
【図12】 下構の詳細を示すもので(縦断面図)、図12のaはレースが下げられている高い支持エレメントを示し、図12のbはレースが上げられている低い支持エレメントを示す。
【図13】 段を付けられた半径方向ウェブを有する4アームの支持皿を示すもので、図13のaは平面図であり、図13bは横断面図である。
【図14】 波形ばねウェブを有する4アームの支持皿を示すもので、図14のaは平面図であり、図14bは横断面図である。
【図15】 リング形の支持面及び波形ばねウェブを有する支持皿を示すもので、図15のaは平面図であり、図15のbは横断面図である。
【符号の説明】
1 レース枠、レース格子、 2 基本枠、 3 枠部分、 4 継ぎ手、 5 枠部分、 6 継ぎ手、 7 頭部支え部分、 8 だぼ栓、段付きだぼ栓、 9 レース、 9.1 孔、10 支持エレメント、 10′ 支持エレメント、 11 ベース、 11.1 ベース板、 11.2 ベース体、 12 支持アーム、 13 波形ばねエレメント、 14 支持面、 14.1 開口、 14.2 ブリッジ円弧、 15 支持皿、 20 支持エレメント、 21 ベース板、 22 支持アーム、 23 ばねコネクタ、 24 支持面、 24.1 開口、 24.2 ブリッジ円弧、 25 支持皿、 26 穴、 27 だぼ栓、 28 クリップ、 29 回動ロック開口、 29.1 縁、 29.2 突起、 30 支持エレメント、 30′ 支持エレメント、 31 ベース板、足部受容部、 31.1 支承シャーレ、 31.2 差し込みピン、 32 円セグメント、 33 張り出し部、 34 切り欠き、 35 ばね体、 35′ ばね体、単多角形体、 35.1 ばね体足部、 35.2 ばね体頭部、 35.3 支持連結板、 35.4 切り欠き、 36 切り欠き、 37 いぼ突起、 38 複多角形体、 38′ 単多角形体、 38.1 尖端、 38.2 尖端、 38.2′ 尖端、 39 管ばね、 39′ 半管ばね、 40 支持皿、 41 中央板、 42 下板、 43 切り欠き、 44 切り欠き、 45 支持アーム、 46 支持面、 48 支持面、 48.1 開口、 49 ウェブ、 50 支持皿、 51 中央皿、 52 切り欠き、 55 支持アーム、 56 支持面、 57 支持面、 58 支持面、 59 半径方向コネクタ、 60 支持皿、支持板、 61 中央皿、 65 支持アーム、 66 支持面、 68 支持面、 69 半径方向コネクタ、 69.1 波形ばね、 76 支持面、 77 支持面、 78 支持面、 79 半径方向コネクタ、ウェブ、 79.1 半径方向コネクタ、 80 下構十字体、 81 脚部、アーム、 82 差し込み突出部、 82.1 溝、 83 一体成形部、 84 切り欠き、 85 穴、 86 ピン、 87 回動ロック板

Claims (19)

  1. 座面又は寝面の、クッション、マットレスのような、特に背面通気されるクッション体のための、射出成形品としてエラストマから構成された支持エレメントであって、支持エレメントがベースを備えていて、このベースで下敷き体上に固定可能であり、かつクッション体を受け支える支持皿を有しており、ベース(11)と支持皿(15;20;25;40;60;70)との間に、ベースから出る少なくとも2つのばねエレメントが設けられており、これらのばねエレメントは板ばね状の支持アーム(12;22)として構成されていて、作用支持力の方向に向いたばね距離を有しており、これらの支持アームのそれぞれ外方の端部は支持皿(15;20;25;40;60;70)に連結している形式のものにおいて、支持エレメントが、組み立ての後にすべての支持皿を同一平面に位置させるように、種々異なる高さ位置の補償のためにベース板(11.1)又はベース体(11.2)を、高さ位置の補償を可能にする高さ備えており、ベース板又はベース体から、湾曲せしめられた板ばねとして形成されて外方に向かって回転対称的に配置された3つ又は4つの支持アーム(12;22)が120°若しくは90°の角度間隔で出ており、支持アームの板ばねの自由端部は支持皿によって形成された支持面を備えており、その際支持アーム(12;22)は同じばね定数を有していて、高価なエラストマから射出成形されていることを特徴とする、座面又は寝面の下敷きクッションのための支持エレメント。
  2. 板ばね状の支持アーム(12;22)がその途中に配置された波形ばね(13)を備えていることを特徴とする、請求項1記載の支持エレメント。
  3. 支持皿(15;20;25;40)が複数の支持面(14;24;48)によって形成されており、各隣接の支持面(14;24;48)が支持皿の平面で見てΩ字状のばね(23)又は波形ばねによって互いに結合されていることを特徴とする、請求項1又は2記載の支持エレメント。
  4. ベース板(11.1)あるいはベース体(11.2)が、ねじ又はだぼ栓によって下敷き体に固定するために1つの、又は、ベース板(11;21)の中心点に関して直径方向で互いに向き合う2つの穴(26;29)を有していることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項記載の支持エレメント。
  5. ベース板(11.1)あるいはベース体(11.2)が、下敷き体上のT形の保持体(86,87)に固定するために、1つの中央穴(26;29)を有しており、この中央穴は1つの、あるいは互いに向き合って配置されている2つの平らにされた縁(29.1)を有していることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項記載の支持エレメント。
  6. ベース板(11.1)あるいはベース体(11.2)が、下敷き体に固定するために、クリップ(28)を有しており、このクリップは下敷き体の相応して形成されている対応部分と協働することを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項記載の支持エレメント。
  7. ベース板(11.1)あるいはベース体(11.2)が、下敷き体に固定するために、複数のフック形の条片を有しており、これらの条片は、真っ直ぐにあるいは円形に湾曲せしめられて構成されていて、ベース板(11.1)あるいはベース体(11.2)の中心点の両側に配置されており、しゅう動結合部若しくは回動結合部の一部を形成していることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項記載の支持エレメント。
  8. 座面又は寝面の、クッション、マットレスのような、特に背面通気されるクッション体のための、射出成形品としてエラストマから構成された支持エレメントであって、支持エレメントがベースを備えていて、このベースで下敷き体上に固定可能であり、かつクッション体を受け支える支持皿を有しており、ベース(11)と支持皿(15;20;25;40;50;60;70)との間にベースから出る少なくとも2つのばねエレメントが設けられており、これらのばねエレメントは板ばね状の支持アーム(12;22)として構成されていて、作用支持力の方向に向いたばね距離を有しており、これらの支持アームのそれぞれ外方の端部は支持皿(15;20;25;40;60;70)に連結している形式のものにおいて、支持エレメントが種々異なる高さ位置の補償のために、対をなして互いに同一に構成されているロック部分を有しており、したがって支持皿(15;20;25;40;60;70)はばね体(35;35′)上にも、またベース板(11.1)若しくはベース体(11.2)上にも、解離可能に載着可能であり、その際支持エレメントは複数のプラスチックを用いて形成されており、少なくともばね体(35;35′)が高価なエラストマから射出成形されていることを特徴とする、クッションのための支持エレメント。
  9. ロック機構としてバヨネットロック機構としての回動ロック機構が設けられており、その際対をなして協働するロック部分が互いに係止して協働する手段を有していることを特徴とする、請求項8記載の支持エレメント。
  10. ばね体(35′)としてエラストマから成る単多角体(38′)を有し、この単多角体の足部板(31)に向けられた尖端(38.1)はロック機構の上方部分を有するばね体足部(35.1)を形成し、かつ支持皿(15;20;25;40;60;70)に向けられた尖端はロック機構の下方部分を有するばね体頭部(35.2)を形成しており、その際これらのロック機構上方及び下方部分は、ベース板(11.1)又はベース体(11.2)若しくは支持皿(15;20;25;40;60;70)の適応するロック機構の下方部分若しくは上方部分と協働して、ばね体(35′)を足部受容部(31)と支持皿(15;20;25;40;60;70)との間に挿入することを可能にする形式のものにおいて、ばね体頭部(35.2)の内面に半管ばね(39′)が一体成形されており、この半管ばねは押圧の際にばね体足部(35.1)のための支持部を形成し、外方に向いた多角形尖端(38.2)は中心に対して対称的に円区分形に切り欠かれており、この切り欠き(35.4)の幅は多角形体(38)の幅よりも小さくなっていることを特徴とする、請求項8又は9記載の支持エレメント。
  11. ばねエレメントとしてエラストマから成る複多角体(38,38)が設けられており、この複多角体のベース(11)に向けられた尖端はロック機構上方部分を有するばね体足部(35.1)を形成し、かつ支持皿(15;20;25;40;60;70)に向けられた尖端はロック機構下方部分を有するばね体頭部(35.2)を形成しており、その際、ロック機構上方部分は、ベース板(11.1)又はベース体(11.2)の適応するロック機構の下方部分と協働し、かつロック機構下方部分は、支持皿(15;20;25;40;60;70)の適応するロック機構の上方部分と協働して、ばね体(35)を足部受容部(31)と支持皿(15;20;25;40;60;70)との間に挿入することを可能にする形式のものにおいて、両方の多角体(38)の互いに向き合った尖端(38.1)が有利には互いに組み合わされていて、それらの間に管ばね(39)が形成されており、この管ばねは押圧の際にばね体足部(35.1)及びばね体頭部(35.2)のための支持部を形成し、かつ外方に向いた多角形尖端(38.2)が中心に対して対称的に切り欠かれていて、この切り欠き(35.4)の幅は多角形体(38)の幅よりも小さくなっていることを特徴とする、請求項8又は9記載の支持エレメント。
  12. ベース板(11.1)若しくはベース体(11.2)上に載着可能な支持皿(15;20;25;40;60;70)がばね作用を有する段付き皿として構成されていて、支持面(46,47,48;66,67,68;76,77,78)を有しており、これらの支持面はウェブ又は半径方向コネクタ(49;69;79)を介して互いに結合されており、内方から外方に向かって次のように、すなわち最も内方の支持面(46;66;76)が最も下方の位置を占め、次の支持面(47;67;77)がより高い位置を占め、最も外方の支持面(48;68;78)が最も上方の位置を占めるように、互いに高さ間隔を有しており、その際ウェブ又は半径方向コネクタ(49;69;79)はばねウェブとして構成されていていることを特徴とする、請求項8から11までのいずれか1項記載の支持エレメント。
  13. 支持皿(15;20;25;40;60;70)が、少なくとも1つの外方の支持面(78)、それも円形、だ円形又は長方形のリングによって形成された外方の支持面と、該外方の支持面の内側に配置された1つの内方の支持面(76)とを有しており、その際内方の支持面(76)は直接に中央皿(71)上に載着されているか、この中央皿によって形成されており、その際ウェブ又は半径方向コネクタ(79.1)が内方の支持面(76)と外方の支持面(78)との間に設けられて、内方の支持面(76)と外方の支持面(78)とを結合しており、かつその際支持面(76,77,78)及び又は半径方向コネクタ(79.1)が通気開口として切り欠きを有していることを特徴とする、請求項12記載の支持エレメント。
  14. 支持皿(15;20;25;40;60;70)が、少なくとも2つの、若しくは120°の角度に配置された3つの、又は90°の角度に配置された4つの、外方に向けられた支持アーム(45;65)、それも外方の端部が支持面(48;68)として構成されている支持アームと、内方の支持面(46;66)とを有しており、内方の支持面は直接に中央皿(41;51;61)上に支えられているか、あるいは中央皿によって形成されており、かつその際内方の支持面(46;66)と外方の支持面(48;68)とのために結合ウェブ又は半径方向コネクタ(49;69)が設けられていることを特徴とする、請求項13記載の支持エレメント。
  15. 外方の支持面(48;68)と内方の支持面(46;66)との間に中間の支持面(47;67)が設けられており、この中間の支持面は、内方の支持面(46;66)よりも上方で、しかし外方の支持面(48;68)よりも下方の高さのところでウェブ又は半径方向コネクタ(49;69)に一体成形されていることを特徴とする、請求項13又は14記載の支持エレメント。
  16. 中間の支持面(47;67)と一体成形されたウェブ又は半径方向コネクタ(49;69)及び又は支持皿(40;60)の支持面(46,47,48;66,67,68)が、切り欠きを通風開口(48 . 1;68 . 1)として備えていることを特徴とする、請求項15記載の支持エレメント
  17. 支持皿(15;20;25;40;60;70)の少なくとも外方の支持面(48;58;68;78)が、安定性を高めるために縁範囲を断面でU形又はC形の輪郭に曲げられていることを特徴とする、請求項13から1までのいずれか1項記載の支持エレメント。
  18. 複数アームの支持皿(20;40)が設けられており、この支持皿の外方の各隣接の支持面(24;48)は連結棒としての結合円弧(23;48 . )を介して互いに結合されており、その際外方の支持面(24;48)は結合円弧と一緒に1つの閉じた構造体を形成しており、その際結合円弧は支持皿の平面で見てΩ字形の平ばねとして、あるいは波形ばねとして構成されていることを特徴とする、請求項8から1までのいずれか1項記載の支持エレメント。
  19. 請求項1から1までのいずれか1項記載の支持エレメントを備えた下敷きクッションを有するベッドシステムであって、その際クッションエレメントはレースに載着されている形式のものにおいて、ベース板(11.1)又はベース体(11.2)及び支持皿(15;20;25;40;50;60;70)から形成された支持エレメント(10′)を有する第1の領域(I)と、ベース板(11.1)若しくはベース体(11.2)、ばね体(35;35′)及び支持皿(15;20;25;40;50;60;70)から形成された支持エレメント(10)を有する第2の領域(II)とが設けられており、その際第1の領域のレース(9)は枠(2)に関してより高い位置に配置され、かつ第2の領域のレース(9)は枠(2)に関してより低い位置に配置されていることを特徴とする、請求項1から1までのいずれか1項記載のベッドシステム。
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