JP3706186B2 - 直動転がり案内ユニット装置 - Google Patents

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、一対の軌道レールに跨がってそれぞれ相対摺動する一対のスライダから構成され、作業ロボット、半導体製造装置、搬送装置、精密工作機械等に適用される直動転がり案内ユニット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、メカトロ技術の発展が目覚ましく、当該技術を支える基礎的且つ汎用的な装置として直動転がり案内ユニットがある。直動転がり案内ユニットは、現在では、半導体製造装置、検査装置、移載装置、搬送装置、産業用ロボット等の各技術分野に組み込まれて使用されているが、技術の発展と共にその用途は拡大している。そして、直動転がり案内ユニット自体に対しても高精度、高速摺動化、小型化等の要求が益々高まっている。例えば、組立ロボットは、用途の拡大が求められ、大型のものから小型のものまで製作されている。これらの組立ロボットに組み込まれる直動転がり案内ユニットとしては、特に、高精度、高速化、小型化或いはフレキシブルな案内に対応できる装置が要求されている。
【0003】
従来、実公平6−24575号公報には、産業ロボットの腕などの工作用機械器具を移動するための移送装置が開示されている。該移送装置は、上部トラックレールと下部トラックレールとに跨架して相対移動するスライダを設け、上部トラックレールと下部トラックレールとの対向する面にラック歯列をそれぞれ形成し、スライダに両ラック歯列にラック駆動関係に係合するピニオンを設けたものである。
【0004】
また、テーブル移送装置として、特公昭62−11209号公報に開示されたものがある。該テーブル移送装置は、ワークを保持して往復動する産業用ロボットのロボットアームに使用されるものであり、ベッド上に平行に取り付けた一対の下位軌道台、該下位軌道台に軸方向に移動自在に搭載された左右一対で前後2組のベアリング本体、該ベアリング本体に相対移動可能に取り付けられた左右一対の上位軌道台、及び該上位軌道台に取り付けられた可動テーブルから成る。
【0005】
また、図12に示された直動転がり案内ユニットが知られている。該直動転がり案内ユニットは、軌道レール22の長手方向両側面23には軌道溝24が形成されている。スライダ21は、軌道レール22に跨架した状態で載置し、軌道レール22の軌道溝24に沿って循環する転動体27の介在で自在に摺動する。軌道レール22には、長手方向上面34に隔置して複数個の取付孔33が形成されている。スライダ21は、軌道レール22に対して相対移動可能なケーシング25、及びケーシング25の両端にそれぞれ取り付けたエンドキャップ26を有している。ケーシング25の上部には、他の機器、部品等を取り付けるためのねじ穴39が形成されている。ケーシング25及びエンドキャップ26の各下面には、ケーシング25及びエンドキャップ26とが軌道レール22に跨がって移動するように凹部30が各々形成され、軌道レール22の各軌道溝24に対向する位置における凹部30の対向面にそれぞれ軌道溝29が形成されている。対向する軌道溝24,29で構成される軌道路にはボール等の転動体27が転走するように組み込まれている。また、ケーシング25から転動体27が脱落するのを防止するために、保持バンド38が多数の転動体27を囲むようにケーシング25に設けられている。軌道レール22の長手方向上面34に形成されている取付孔33には、ボルト(図示せず)が挿通され、ボルトを取付体に形成されたねじ穴に螺入することによって軌道レール22をベッド、機台、加工台等の取付体(図示せず)に固定することができる。
【0006】
エンドキャップ26には、転動体27が軌道レール22との負荷軌道である軌道溝24からすくわれる爪、及び転動体27の循環のために転動体27を方向転換させる方向転換路が両側に形成されている。また、エンドキャップ26には、軌道レール22とスライダ21の長手方向両端部との間のシールを達成する側面シール37が取り付けられ、軌道レール22とスライダ21間の摺動面に潤滑剤を供給するためのグリースニップル40が取り付けられている。エンドキャップ26は、複数の取付孔に貫通させたねじ42等によりケーシング25の両端面に取り付けられる。軌道レール22の軌道溝24を転走する負荷域の転動体27は、エンドキャップ26内に形成された方向転換路に導かれ、次いで、ケーシング25の上部に軌道溝29と平行して形成されたリターン通路孔43に移動し、転動体27は無限循環路内を転走する。スライダ21に形成した軌道溝29と軌道レール22に形成した軌道溝24との間を転走する負荷された転動体27の転動により、軌道レール22とスライダ21とがスムースに相対移動することができる。
【0007】
また、図11に示すように、図12に示す直動転がり案内ユニットをコンパクトに複合化した直動転がり案内ユニット装置が知られている。図11では図12に示す部品と同様の部品には同一符号を付し、重複する説明を省略する。該直動転がり案内ユニット装置は、一対のスライダ21を背中合わせに一体化した構造のスライダを一対の軌道レール22に跨架させ、軌道レールを互いに相対移動可能に構成したものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようなテーブル移送装置は、一方の軌道レールの移動に従ってスライダが拘束されることなく、軌道レール上を自由に移動し、例えば、作業ロボットや半導体製造装置のための移送装置として適用し難いという問題があった。また、軌道レールの移動に伴ってスライダが自由状態であるため、例えば、移動側の軌道レールに取り付けられたテーブルの安定性が悪化し、正確な或いは高精度の移動ができないという問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明の目的は、一対の直動転がり案内ユニットを一対組み合わせたり又は一体構造に構成した一対のスライダを介して一方の軌道レールに対して他方の軌道レールを相対摺動させる直動転がり案内ユニット装置において、一方の軌道レールに対して他方の軌道レールを高精度に且つ安定して相対移動させ、半導体製造装置、作業ロボット、搬送装置、精密工作機械等に適用して好ましい直動転がり案内ユニット装置を提供することである。
【0010】
この発明は、長手方向両側面にそれぞれ延びる軌道溝をそれぞれ形成した一対の軌道レール、前記両軌道レールの間に配置されて前記両軌道溝にそれぞれ対応する軌道溝をそれぞれ備え且つ前記両軌道レールに跨架して相対摺動すると共に互いに独立して相対移動する一対のスライダ、前記両軌道レールのそれぞれのスライダ摺動端にそれぞれ設けられた連結部材、及び前記両スライダにそれぞれ設けられ且つ前記各連結部材に係脱可能にそれぞれ連結される被連結部材、から成る直動転がり案内ユニット装置に関する。
【0011】
また、前記連結部材はチャックから構成され且つ前記被連結部材は前記チャックに係止するフックや鉤部材の被チャックで構成されているか、又は前記被連結部材はチャックから構成され且つ前記連結部材は前記チャックに係止するフックや鉤部材の被チャックで構成されているものである。
【0012】
又は、前記連結部材は先端にローラを備えたばね部材から構成され且つ前記被連結部材は前記ローラを係止する凹部を備えた係止部材で構成されているか、又は前記被連結部材は先端にローラを備えたばね部材から構成され且つ前記連結部材は前記ローラを係止する凹部を備えた係止部材で構成されている。
【0013】
或いは、前記連結部材は磁石から構成され且つ前記被連結部材は前記磁石に吸着する磁性体で構成されているか、又は前記被連結部材は磁石から構成され且つ前記連結部材は前記磁石に吸着する磁性体で構成されている。
【0014】
又は、前記連結部材は前記軌道レールに揺動可能に取り付けられた鉤部材から構成され且つ前記被連結部材は前記鉤部材に設けたばね部材のばね力によって係止するフックで構成されているか、又は前記被連結部材は前記軌道レールに揺動可能に取り付けられた鉤部材から構成され且つ前記連結部材は前記鉤部材に設けたばね部材のばね力によって係止するフックで構成されている。更に、一方の前記軌道レールに取り付けられた前記鉤部材は、前記両軌道レールが互いに相対移動するのに対応して他方の前記軌道レールに設けた突出斜面が前記鉤部材に設けた当接斜面を押圧することで前記ばね部材のばね力に抗して前記鉤部材を揺動させ、前記鉤部材を前記フックとの係止状態を解放するものである。
【0015】
また、前記スライダは、一方の前記軌道レールに跨架して摺動する第1スライダ部と、他方の前記軌道レールに跨架して摺動する第2スライダ部とが互いに一体に固定して構成されている。
【0016】
また、一方の前記軌道レールがベースに固定されて固定側軌道レールを構成し、他方の前記軌道レールがテーブルを固定した可動側軌道レールを構成しているものである。更に、前記テーブルには、前記ベースに取り付けられたボールねじの回動によって移動するボールナットハウジングが固定されている。
【0017】
また、この直動転がり案内ユニット装置において、一方の前記軌道レールの移動時には、少なくとも一方の前記スライダが固定側の前記軌道レールに連結されて静止している。従って、可動側の前記軌道レールは安定して摺動移動できる。
【0018】
この直動転がり案内ユニット装置は、上記のように構成されているので、一方の前記軌道レールの移動時には、前記両スライダのそれぞれの前記被連結部材はいずれかの前記軌道レールのいずれかの前記連結部材にそれぞれ連結されており、前記スライダが自由に移動することがなく、前記軌道レールの摺動移動が極めてスムースに安定する。また、この直動転がり案内ユニット装置は、一方の軌道レールをベッド、機台等のベースに固定し、他方の軌道レールにテーブルを取り付けている場合に、テーブルをベースに対して一対のスライダを介して相対移動させると、両スライダはいずれか一方の軌道レールに連結されて一体になり、固定した軌道レールに対して何れか一方のスライダが連結されて静止し、他方のスライダが移動する軌道レールに連結されて移動し、移動する軌道レールは一対のスライダで安定して支持されると共に高精度な摺動移動を行うことができる。
【0019】
また、この直動転がり案内ユニット装置では、移動する軌道レールに取り付けられたテーブルに設けた作業機器は、一対のスライダを介して固定した軌道レールに支持され、作業上の負荷等がかかったとしても、安定した作業運動を行うこができる。即ち、可動側の軌道レールの先端部に負荷、言い換えれば、モーメントが負荷されても、一対のスライダがいずれか一方の軌道レールにそれぞれ連結部材された状態を維持でき、前記スライダのこじれ、及び負荷が軽減されると共に、可動側の軌道レールが摺動する際には、スムースな摺動を達成でき、耐久性に富んだ長寿命の直動転がり案内ユニット装置を提供できる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明による直動転がり案内ユニット装置の実施例を説明する。図1はこの発明による直動転がり案内ユニット装置の一実施例の作動状態を示す説明図、図2はこの発明による直動転がり案内ユニット装置の一実施例の一部を示す側面図、及び図3は図2の直動転がり案内ユニット装置の端面図である。
【0021】
図1に示すように、この発明による直動転がり案内ユニット装置は、同一方向に延びる一対の軌道レール1,2と、両軌道レール1,2間に配置されて軌道レール1,2に凹部30がそれぞれ跨架して摺動移動する一対のスライダ3,4とから構成されている。一対の軌道レール1,2は、長手方向両側面23にそれぞれ延びる軌道溝24をそれぞれ形成されている。一対のスライダ3,4は、軌道レール1,2上を互いに独立して相対摺動移動するように軌道レール1,2に跨架されている。この実施例では、下側の軌道レール2は、ベッド、機台等のベース(図10の符号28を参照)に固定されている固定側軌道レールとして説明する。上側の軌道レール1は、スライダ3,4を介して軌道レール2に対して摺動移動する可動側軌道レールである。スライダ3,4は、例えば、図12に示すような直動転がり案内ユニットのスライダ21が背中合わせに固着され、上側のスライダ21と下側のスライダ21とが一体構造にそれぞれ構成された複合スライダである。スライダ3,4は、軌道レール1,2の軌道溝24にそれぞれ対応する軌道溝(図12の符号29を参照)を上下に備えている。スライダ3,4は、図2では、直動転がり案内ユニットにおけるケーシング25とエンドキャップ26とが示されている。
【0022】
この直動転がり案内ユニット装置において、摺動移動する上側の軌道レール1の両側のストローク端即ちスライダ摺動端には、連結部材11,12がそれぞれ設けられている。また、ベースに固定されている下側の軌道レール2の両側のスライダ摺動端には、連結部材13,14がそれぞれ設けられている。更に、スライダ3の上側には上側の軌道レール1の連結部材11に係脱可能に連結する被連結部材9が設けられ、また、スライダ3の下側には下側の軌道レール2の連結部材13に係脱可能に連結する被連結部材19が設けられている。また、スライダ4の上側には上側の軌道レール1の連結部材12に係脱可能に連結する被連結部材10が設けられ、また、スライダ4の下側には下側の軌道レール2の連結部材14に係脱可能に連結する被連結部材20が設けられている。この実施例では、スライダ摺動端は軌道レール1,2の両端に相当しているが、使用条件によっては、軌道レール1,2の端部から内側の適正な位置に設定し、その位置に連結部材11,12,13,14を設けることができる。例えば、連結部材11,12,13,14はチャック等から構成され、また、被連結部材9,10,19,20はフック、被チャック等から構成されている。
【0023】
この直動転がり案内ユニット装置は、上記のように構成され、次のように作動する。下側の軌道レール2は、地点S3と地点S7との間でベッド、機台等のベースに固定されている。図1の(A)では、上側の軌道レール1が最も左側に位置するように摺動移動し、地点S1と地点S5との間に位置している。この状態では、軌道レール2の連結部材13はスライダ3の被連結部材19と連結し、軌道レール1の連結部材12はスライダ4の被連結部材10と連結している。従って、この直動転がり案内ユニット装置は、図1の(A)に示す状態では、スライダ3は軌道レール2に且つスライダ4は軌道レール1にそれぞれ連結され、外力が掛からない以上、スライダ3,4は軌道レール1,2上を自由に移動することはなく、軌道レール1及びスライダ3,4は軌道レール2に対して安定して静止状態を保持できる。
【0024】
図1の(B)では、可動側の軌道レール1が地点S1から地点S2までモータやボールねじ(図10参照)等の外力で摺動移動し、上側の軌道レール1は地点S2と地点S6との間に位置した状態が示されている。固定側の軌道レール2は移動することなく、地点S3と地点S7との間に位置している。軌道レール1の摺動移動する時に、軌道レール1は、スライダ4を引っ張ることによってスライダ4と一緒になって軌道レール2に対して相対摺動するが、スライダ3は軌道レール2に連結されて静止状態を維持する。この状態では、軌道レール2の連結部材13はスライダ3の被連結部材19と連結状態を維持し、軌道レール1の連結部材12はスライダ4の被連結部材10と連結状態を維持している。従って、この直動転がり案内ユニット装置は、図1の(B)に示す状態では、スライダ3は軌道レール2に且つスライダ4は軌道レール1にそれぞれ連結され、外力が掛からない以上、スライダ3,4は軌道レール1,2上を自由に移動することはなく、軌道レール1及びスライダ3,4は軌道レール2に対して安定して静止状態を保持できる。
【0025】
図1の(C)では、上側の軌道レール1が更に地点S2から地点S3までモータやボールねじ等の外力で摺動移動し、上側の軌道レール1は地点S3と地点S7との間に位置した状態が示されている。固定側の軌道レール2は移動することなく、地点S3と地点S7との間に位置している。軌道レール1の摺動移動では、軌道レール1は、スライダ4を引っ張ることによってスライダ4と一緒になって軌道レール2に対して相対摺動するが、スライダ3は軌道レール2に連結されて静止状態を維持する。この状態では、軌道レール2の連結部材13はスライダ3の被連結部材19と連結状態を維持し、軌道レール1の連結部材12はスライダ4の被連結部材10と連結状態を維持している。更に、軌道レール2の連結部材11はスライダ3の被連結部材9に連結され、軌道レール1の連結部材14はスライダ4の被連結部材20に連結される状態になる。従って、この直動転がり案内ユニット装置は、図1の(C)に示す状態では、スライダ3,4は軌道レール1,2にそれぞれ連結され、外力が掛からない以上、スライダ3,4は軌道レール1,2上を自由に移動することはなく、軌道レール1及びスライダ3,4は軌道レール2に対して安定して静止状態を保持できる。
【0026】
図1の(D)では、上側の軌道レール1が更に地点S3から地点S4までモータやボールねじ等の外力で摺動移動し、上側の軌道レール1は地点S4と地点S8との間に位置した状態が示されている。固定側の軌道レール2は移動することなく、地点S3と地点S7との間に位置している。軌道レール1の摺動移動では、軌道レール1は、スライダ3を押すことによってスライダ3と一緒になって軌道レール2に対して相対摺動するが、スライダ4は軌道レール2に連結されて静止状態を維持する。この状態では、スライダ3の被連結部材19は軌道レール2の連結部材13から離脱し、スライダ4の被連結部材10は軌道レール1の連結部材12から離脱するが、軌道レール2の連結部材11はスライダ3の被連結部材9と連結状態を維持し、軌道レール1の連結部材14はスライダ4の被連結部材20と連結状態を維持している。従って、この直動転がり案内ユニット装置は、図1の(D)に示す状態では、スライダ3は軌道レール1に且つスライダ4は軌道レール2にそれぞれ連結しており、外力が掛からない以上、スライダ3,4は軌道レール1,2上を自由に移動することはなく、軌道レール1及びスライダ3,4は軌道レール2に対して安定して静止状態を保持できる。
【0027】
図1の(E)では、上側の軌道レール1が更に地点S4から地点S5までモータやボールねじ等の外力で摺動移動し、上側の軌道レール1は地点S5と地点S9との間に位置した状態が示されている。固定側の軌道レール2は移動することなく、地点S3と地点S7との間に位置している。軌道レール1の摺動移動では、軌道レール1は、スライダ3を押すことによってスライダ3と一緒になって軌道レール2に対して相対摺動するが、スライダ4は軌道レール2に連結されて静止状態を維持する。この状態では、軌道レール2の連結部材11はスライダ3の被連結部材9と連結状態を維持し、軌道レール1の連結部材14はスライダ4の被連結部材20と連結状態を維持している。従って、この直動転がり案内ユニット装置は、図1の(E)に示す状態では、スライダ3は軌道レール1に且つスライダ4は軌道レール2にそれぞれ連結しており、外力が掛からない以上、スライダ3,4は軌道レール1,2上を自由に移動することはなく、軌道レール1及びスライダ3,4は軌道レール2に対して安定して静止状態を保持できる。
【0028】
この直動転がり案内ユニット装置は、上記作動では、可動側の軌道レール1が図1の左端から右端への摺動移動が示されているが、可動側の軌道レール1の逆方向の摺動移動即ち図1の右端から左端への摺動移動は、上記実施例とは逆の工程を行うことによって達成できるので、ここでの説明は省略する。
【0029】
次に、図4を参照して、この発明による直動転がり案内ユニット装置の別の実施例を説明する。図4はこの発明による直動転がり案内ユニット装置の別の実施例を示す図2のA−A矢視の平面図である。この実施例は、連結部材と被連結部材との具体的な一例が示されたものである。連結部材13は、先端にローラ51を備えたばね部材52から構成され、被連結部材9はローラ51を係止する凹部59を備えた係止部材で構成されている。勿論、連結部材13と被連結部材9を、上記とは逆に構成することもできる。連結部材13は、軌道レール2の上面34に設けられ、先端にローラ51を回転自在に取り付け且つ先端が互いに内方に変位した一対のばね部材52から成る。また、被連結部材9は、先端が突出した張出部60が形成され、根元がローラ51を係止する凹部59に形成されている。従って、軌道レール2の連結部材13に対してスライダ3の被連結部材9が近接すれば、張出部60がローラ51に案内されてばね部材52の間に嵌まり込み、連結部材13に被連結部材9がばね力で連結される。また、軌道レール2の連結部材13に対してスライダ3の被連結部材9が離間すれば、ばね部材52のばね力に抗して張出部60が離脱することに成る。
【0030】
次に、図5を参照して、この発明による直動転がり案内ユニット装置の更に別の実施例を説明する。図5はこの発明による直動転がり案内ユニット装置の更に別の実施例を示す図2のA−A矢視の平面図である。この実施例は、連結部材13は、一対の永久磁石53から構成され、被連結部材9は、永久磁石53に吸着する磁性体で構成されている。勿論、連結部材13と被連結部材9を、上記とは逆に構成することもできる。また、連結部材13と被連結部材9とは、永久磁石53の磁力以上の引張力が働けば離脱できるものである。
【0031】
次に、図6〜図9を参照して、この発明による直動転がり案内ユニット装置の他の実施例を説明する。図6はこの発明による直動転がり案内ユニット装置の別の実施例の一部を示す側面図、図7は図6の直動転がり案内ユニット装置の端面図、図8は図6の直動転がり案内ユニット装置の作動状態の一態様を示す説明図、及び図9は図6の直動転がり案内ユニット装置の作動状態の別の態様を示す説明図である。
【0032】
この実施例では、連結部材11,13は、チャックを構成する鉤部材31,32から構成され、被連結部材9,19は鉤部材31,32に係止するフック35,36で構成されている。軌道レール1には、その下面に鉤部材31の取付部材41が設けられ、また、軌道レール2には、その上面に鉤部材32の取付部材44が設けられている。鉤部材31,32は、取付部材41,44に設けたピン即ち枢支軸56に揺動自在に取り付けられている。軌道レール1には、鉤部材31の揺動を制限するストッパ57が設けられると共に、鉤部材31をストッパ57にばね力で当接させるスプリング54が設けられている。また、軌道レール2には、及び鉤部材32の揺動を制限するストッパ58が設けられると共に、鉤部材32をストッパ58にばね力で当接させるスプリング55が設けられている。更に、鉤部材31,32の腕部には、取付部材41,44の突出斜面61,62に突き当たってスプリング54,55のばね力に抗して揺動させられる当接斜面63,64が形成されている。上記実施例では、軌道レール1,2に設けた連結部材11,13は、軌道レール1,2の上面と下面に設けているが、その側面に設け且つそれに対応させてスライダ3,4に被連結部材9,19を設けることもでき、場合によっては、図示のように直接取り付けることなく、ブラケット等の部材を介在させて取り付けてもよいものである。
【0033】
図6には、軌道レール1,2は図1の(C)に示すように両者が同一位置に静止している場合が示されており、鉤部材31,32がフック35,36にそれぞれ係止した状態が示されている。図8には、軌道レール1が軌道レール2に対して移動している図1の(A)及び(B)に示す状態が示されており、鉤部材31がフック35から離脱し、鉤部材32がフック36に係止した状態が示されている。更に、図9には、軌道レール1が軌道レール2に対して移動している図1の(D)及び(E)に示す状態が示されており、鉤部材32がフック36から離脱し、鉤部材31がフック35に係止した状態が示されている。
【0034】
この実施例では、軌道レール1が軌道レール2に対して図1の(C)の位置から図1の(A)及び(B)に示す状態の左方向に移動する場合には、軌道レール2の取付部材44の突出斜面62が軌道レール1に取り付けられた鉤部材31の当接斜面63を押し上げ、鉤部材31はスプリング54のばね力に抗して枢支軸56を中心に左回りに旋回させる。そこで、図8に示すように、鉤部材31とフック35との係止状態を解除され、連結部材11と被連結部材9とが離脱され、軌道レール1は軌道レール2に対して左方向に摺動することができる。一方、鉤部材32はスプリング55のばね力でストッパ58に突き当たっており、鉤部材32はフック36に係止した状態を維持している。
【0035】
また、軌道レール1が軌道レール2に対して図1の(C)の位置から図1の(D)及び(E)に示す状態の右方向に移動する場合には、軌道レール1の取付部材41の突出斜面61が軌道レール2に取り付けられた鉤部材32の当接斜面64を押し下げ、鉤部材32はスプリング55のばね力に抗して枢支軸56を中心に右回りに旋回させる。そこで、図9に示すように、鉤部材32とフック36との係止状態が解除され、連結部材13と被連結部材19とが離脱され、軌道レール1は軌道レール2に対して右方向に摺動することができる。一方、鉤部材31はスプリング54のばね力でストッパ57に突き当たっており、鉤部材31はフック35に係止した状態を維持している。
【0036】
次に、図10を参照して、この発明による直動転がり案内ユニット装置の他の実施例を説明する。図10はこの発明による直動転がり案内ユニット装置の適用例を示す斜視図である。この実施例は、この発明の直動転がり案内ユニット装置を一対使用して、ベッド28上でテーブル47を移動させる直動テーブル装置に適用したものである。この実施例の直動テーブル装置は、上記直動転がり案内ユニット装置をベッド28上に所定の間隔に隔置して並列に配置されたものであり、一対の軌道レール2,6がベッド28上に固定され、スライダ3,4,7,8を介在して一対の軌道レール1,5が軌道レール2,6に対して摺動可能に設けられている。軌道レール2,6にはテーブル47が固定されている。軌道レール1には連結部材11,12が設けられ、軌道レール2には連結部材13,14が設けられ、軌道レール5には連結部材15,16が設けられ、更に、軌道レール6には連結部材17,18が設けられている。また、スライダ3,4,7,8には、連結部材11,12,13,14,15,16,,17,18に係合する被連結部材(図示せず)がそれぞれ設けられている。
【0037】
この実施例の直動テーブル装置では、テーブル47の移動は、テーブル47に固定されたボールナットハウジング46がベース28に取り付けられたボールねじ45が駆動モータ48によって回動されることによって行なわれる。ボールねじ45は、ベッド28に隔置して取り付けられた一対の支持部材50,65の間で回動自在に支持されている。駆動モータ48は、カップリング49を介してボールねじ45を回転させるように構成されている。ボールねじ45が駆動モータ48によって回転させられると、ボールナットハウジング46に設けられたボールねじナット(図示せず)がボールねじ45に沿って移動し、従って、ボールナットハウジング46に固定されたテーブル47が移動する。
【0038】
この直動テーブル装置は、上記のように構成されているので、コンパクトな構造に構成でき、ベッド28に対してテーブル47が上下の軌道レール1と2及び5と6が最小に重なり合う部分を除いて、軌道レール1,2,5,6の軸方向に最大ストロークを得ることができる。また、テーブル47の先端に負荷が存在しても、スライダ3,4及び7,8は、それぞれ軌道レール1と2及び5と6の重なり合う部分のそれらの両端部に配設されるので、安定した直動テーブル装置を提供できる。
【0039】
【発明の効果】
この発明による直動転がり案内ユニット装置は、以上のように構成されているので、次のような効果を有する。即ち、この直動転がり案内ユニット装置は、上記のように構成されているので、この直動転がり案内ユニット装置を使用して、半導体製造装置、作業ロボット或いは精密工作機械等に適用される直動テーブル装置を提供することができ、テーブルの高速摺動化、コンパクト化或いはフレキシブルな案内装置を構成することができる。即ち、この直動転がり案内ユニット装置は、一方の軌道レールを固定し、固定側の軌道レールに対して一対のスライダを介して可動側の軌道レールを滑らかに且つ高精度に案内させることができ、しかも、相対移動する二つの軌道レールは、一対のスライダを介在して滑らかに且つ高精度に安定して摺動移動される。従って、この直動転がり案内ユニット装置は、厳しい精度が求められる半導体製造装置、工作機械や組立ロボット等が要求する高精度及び高速化に対応することができる。
【0040】
また、この直動転がり案内ユニット装置によれば、相対移動体を構成するための部品点数を低減し、連結部材と被連結部材との存在によって一方のスライダは静止状態を維持して可動側の軌道レールが固定側の軌道レールに対して摺動移動でき、1つの軌道レールと1つのスライダとの移動体の慣性力を最小限に抑えることができ、可動側の軌道レールに固定されたテーブルを移動させようとする制御や操作に対するテーブルのレスポンスを向上させることができる。更に、軌道レール及びスライダは、テーブルを移動させるための単に相対移動の中間部材として利用されているのみならず、直動転がり案内ユニット装置全体としては、コンパクトな構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による直動転がり案内ユニット装置の一実施例の作動状態を示す説明図である。
【図2】この発明による直動転がり案内ユニット装置の一実施例の一部を示す側面図である。
【図3】図2の直動転がり案内ユニット装置の端面図である。
【図4】この発明による直動転がり案内ユニット装置の別の実施例を示す図2のA−A矢視の平面図である。
【図5】この発明による直動転がり案内ユニット装置の更に別の実施例を示す図2のA−A矢視の平面図である。
【図6】この発明による直動転がり案内ユニット装置の別の実施例の一部を示す側面図である。
【図7】図6の直動転がり案内ユニット装置の端面図である。
【図8】図6の直動転がり案内ユニット装置の作動状態の一態様を示す説明図である。
【図9】図6の直動転がり案内ユニット装置の作動状態の別の態様を示す説明図である。
【図10】この発明による直動転がり案内ユニット装置の適用例を示す斜視図である。
【図11】従来の直動転がり案内ユニット装置を示す一部破断の斜視図である。
【図12】従来の直動転がり案内ユニットを示す斜視図である。
【符号の説明】
1,2,5,6 軌道レール
3,4,7,8 スライダ
9,10,19,20 被連結部材
11,12,13,14,15,16,17,18 連結部材
23 側面
24,29 軌道溝
28 ベッド
31,32 鉤部材
35,36 フック
41,44 取付部材
45 ボールねじ
46 ボールナットハウジング
47 テーブル
48 駆動モータ
51 ローラ
52 ばね部材
53 永久磁石
54,55 スプリング
57,58 ストッパ
59 凹部
61,62 突出斜面
63,64 当接斜面

Claims (10)

  1. 長手方向両側面にそれぞれ延びる軌道溝をそれぞれ形成した一対の軌道レール、前記両軌道レールの間に配置されて前記両軌道溝にそれぞれ対応する軌道溝をそれぞれ備え且つ前記両軌道レールに跨架して相対摺動すると共に互いに独立して相対移動する一対のスライダ、前記両軌道レールのそれぞれのストローク端にそれぞれ設けられた連結部材、及び前記両スライダにそれぞれ設けられ且つ前記各連結部材に係脱可能にそれぞれ連結される被連結部材、から成る直動転がり案内ユニット装置。
  2. 前記連結部材はチャックから構成され且つ前記被連結部材は前記チャックに係止するフックや鉤部材の被チャックで構成されているか、又は前記被連結部材はチャックから構成され且つ前記連結部材は前記チャックに係止するフックや鉤部材の被チャックで構成されている請求項1に記載の直動転がり案内ユニット装置。
  3. 前記連結部材は先端にローラを備えたばね部材から構成され且つ前記被連結部材は前記ローラを係止する凹部を備えた係止部材で構成されているか、又は前記被連結部材は先端にローラを備えたばね部材から構成され且つ前記連結部材は前記ローラを係止する凹部を備えた係止部材で構成されている請求項1に記載の直動転がり案内ユニット装置。
  4. 前記連結部材は磁石から構成され且つ前記被連結部材は前記磁石に吸着する磁性体で構成されているか、又は前記被連結部材は磁石から構成され且つ前記連結部材は前記磁石に吸着する磁性体で構成されている請求項1に記載の直動転がり案内ユニット装置。
  5. 前記連結部材は前記軌道レールに揺動可能に取り付けられた鉤部材から構成され且つ前記被連結部材は前記鉤部材に設けたばね部材のばね力によって係止するフックで構成されている請求項1に記載の直動転がり案内ユニット装置。
  6. 一方の前記軌道レールに取り付けられた前記鉤部材は、前記両軌道レールが互いに相対移動するのに対応して他方の前記軌道レールに設けた突出斜面が前記鉤部材に設けた当接斜面を押圧することで前記ばね部材のばね力に抗して前記鉤部材を揺動させ、前記鉤部材を前記フックとの係止状態を解放する請求項5に記載の直動転がり案内ユニット装置。
  7. 前記スライダは、一方の前記軌道レールに跨架して摺動する第1スライダ部と、他方の前記軌道レールに跨架して摺動する第2スライダ部とが互いに一体に固定して構成されている請求項1〜6のいずれか1項に記載の直動転がり案内ユニット装置。
  8. 一方の前記軌道レールがベースに固定されて固定側軌道レールを構成し、他方の前記軌道レールがテーブルを固定した可動側軌道レールを構成する請求項1〜7のいずれか1項に記載の直動転がり案内ユニット装置。
  9. 前記テーブルには、前記ベースに取り付けられたボールねじの回動によって移動するボールナットハウジングが固定されている請求項8に記載の直動転がり案内ユニット装置。
  10. 一方の前記軌道レールの移動時には、少なくとも一方の前記スライダが固定側の前記軌道レールに連結されて静止している請求項1〜9のいずれかの1項に記載の直動転がり案内ユニット装置。
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