JP3699957B2 - 乗客コンベア - Google Patents

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幸宏 山口
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Description

技術分野
本発明は、エスカレーターや電動道路などの乗客コンベアに係り、特に、踏段あるいは踏板を往路と復路間の方向転換部で180度回転させ、その踏面を往路側では上向きとし復路側で下向きにして循環移動させる乗客コンベアに関するものである。
背景技術
従来の乗客コンベアの一種であるエスカレーターは、例えば特公平1−55195号公報に記載のように、通常、往路側で踏面を上向きにして移動する踏段を、方向転換部で180度回転させ、その踏面を復路側では下向きにして循環移動させるように構成されている。
上記構成のエスカレーターは、踏段の方向転換スペースについての配慮がされておらず、方向転換スペースを必要以上に設けているので、その設置場所周辺への影響を大きくしていた。
発明の開示
本発明の目的の一つは、設置スペースが小さい新規な乗客コンベアを提供することにある。
本発明の他の目的の一つは、踏段の往路と復路間の方向転換スペースを縮減し得る新規な乗客コンベアを提供することにある。
本発明の別な目的の一つは、踏段の往路と復路間の方向転換スペースを縮減した場合、踏段の往路と復路間の方向転換動作を円滑に行い得る新規な乗客コンベアを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、前輪と後輪を備え、往路側では踏面を上向きにし復路側では踏面を下向きにして循環移動する複数の踏段を有する乗客コンベアにおいて、前記踏段から幅方向に前輪を軸支する輪軸を突出させると共に、前記踏段を連結する踏段チェーンから前記踏段側に前記輪軸と平行なリンク軸を突出させ、前記輪軸に連結リンクの一端を回動できるように連結し、この連結リンクの他端を前記後輪側に向けて延在させ、その延在側で前記連結リンクの他端を前記リンク軸に回動できるように連結し、かつ前記踏段の方向転換部では前記前輪を前記踏段チェーンの回動軌跡の外側を移動させる案内手段を設けたのである。
上記構成により、往路と復路間の方向転換部で方向転換中の踏段を踏段チェーンの回動軌跡よりも移動方向の外側に変位させて180度方向転換させることができるので、踏段チェーンを巻掛ける駆動鎖車及び従動鎖車の径を小さくしても、隣接踏段間の方向転換時における間隔を確保することができる。その結果、方向転換時における隣接踏段間の干渉を避けることができるので、踏段の方向転換動作の円滑性を損なうことがなくなり、踏段の回転半径を最小限にすることができて方向転換スペースの縮減が行え、設置スペースを小さくできるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による乗客コンベアの一実施の形態を示すエスカレーターの踏段要部の平面図。
第2図は、第1図のエスカレーターの踏段の方向転換部を示す概略側面図。
第3図は、第2図のII−II線に沿う周辺の拡大断面図。
第4図は、第2図の踏段方向転換機構を用いたエスカレーターの全体を示す概略側面図。
第5図は、第4図のV−V線に沿う拡大側面図。
第6図は、第1図の連結リンクの連結部の他の実施の形態を示す平面図。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明による乗客コンベアの一実施の形態を第1図〜第5図に示すエスカレーターに基づいて説明する。
本発明によるエスカレーター1は、次のように構成されている。即ち、第4図に示すように、上下に離れた上階床2と下階床3との間に跨って主枠4が懸架され、この主枠4内に、主枠長手方向に沿って移動する複数の踏段5が案内されている。これら踏段5の上段側の幅方向両側には前輪6が、下段側の幅方向両側には前記前輪6の間隔よりも狭い間隔で後輪7が軸支されている。これら前輪6と後輪7とは、第1図に示すように、夫々踏段幅方向に突出した輪軸8及び9を介して踏段5に回転自在に軸支されている。
このように軸支された前輪6と後輪7は、夫々主枠4内に敷設された左右一対の前輪案内レール10,10′と後輪案内レール11,11′(第5図)の上を転動する。上記前輪6と後輪7の転動により、主枠4の長手方向両端に設けた上機械室UMと下機械室LM間に亘る往路と復路を踏段5が循環移動するのである。
ところで、複数の踏段5を循環移動させるために、各踏段5は無端状の踏段チェーン12で連結されている。この踏段チェーン12は、前記各踏段5の幅方向両側に一対配置されており、上機械室UMに軸支した駆動鎖車13と、下機械室LMに軸支した従動鎖車14に巻掛けられている。
前記駆動鎖車13は、第3図に示すように、回転軸13Sに一対設けられており、この回転軸13Sは主枠4を構成する左右の側枠体4A,4Bに軸支されている。これら一対の駆動鎖車13と同軸で反踏段側には動力伝達鎖車26が設けられており、この動力伝達鎖車26に動力チェーン15及び減速機16を介してモータ17の動力を伝達している。
一方、前記踏段チェーン12によって無端状に連結された踏段5の両側には、欄干を構成する一対の欄干パネル18が主枠4の左右の側枠体4A,4Bに支持されて立設されており、この欄干パネル18の周縁に沿って移動手すり19が案内されている。この移動手すり19は、図称は省略するも、前記動力伝達鎖車26より動力を得て踏段5と同期的に駆動されるものである。
欄干パネル18の基部は、内側デッキ20,外側デッキ21によって覆われ、さらに、踏段5の幅方向両側と欄干とは垂直に配置されたスカートガード22によって仕切られている。また、主枠4の外側は、化粧板の外装板23で覆われている。
上記構成において、最も重要な構成は、前輪6と踏段チェーン12との連結機構である。本実施の形態では、第1図〜第3図に示すように、踏段5の幅方向に突出した踏段軸である輪軸8に前輪6を軸支し、この輪軸8の前輪6の外側となる位置で踏段チェーン12を連結するようにしている。
輪軸8と踏段チェーン12との連結構成を詳細に説明すると、前輪6を軸支する輪軸8の軸端部に、連結リンク24の一端を軸回りに回動できるように連結し、連結リンク24の他端を後輪7側に向けて延在させ、その延在端に対応する踏段チェーン12にリンク軸25を介して連結リンク24の他端を回動できるように連結するのである。前記リンク軸25は、前記輪軸8と平行に設けられており、連結リンク24を連結する各軸8,25は前記踏段チェーン12に対して直交して配置されることになる。このような構成によって、前記踏段5と踏段チェーン12とは、輪軸8,連結リンク24,リンク軸25とを有するクランク機構、即ち、踏段チェーン12と直交する軸を有し、この軸に連結された連結リンク24を有するクランク機構を介して連結されることになる。尚、踏段軸として輪軸8によらず、連結専用の軸を踏段5に設けてもよい。
踏段チェーン12には、通常のチェーンリンク12Aと、このチェーンリンク12Aと同形状の特定チェーンリンク12Bとが接続されており、この特定チェーンリンク12Bに前記リンク軸25が取付けられ、このリンク軸25に前記連結リンク24の他端が連結されているのである。尚、チェーンリンク12Aと特定チェーンリンク12Bとを同形状にしたが、これはチェーンピッチを同じにするためであり、したがって、チェーンピッチが同じであれば、その形状は必ずしも同形状にする必要はない。さらに、特定チェーンリンク12Bを用いずに、隣接する通常のチェーンリンク12A間を連結するリンクピン12Pに前記連結リンク24の他端を連結するようにしてもよい。
上記構成において、踏段5が駆動鎖車13に接近する(第2図)と、前輪6は、方向転換部に設置された半円形状の案内レール10の二重レール部(開口幅mで前輪6の直径より僅かに大きな幅寸法)内に案内されて転動する。このとき、踏段チェーン12に対して連結リンク24の輪軸8側が揺動して駆動鎖車13の外周に沿う踏段チェーン12の回動軌跡よりも移動方向外側に膨らんで移動するように、前輪6を案内する半円形状の案内レール10を設置し、併せて前記前輪6の中心が方向転換部の最端において踏段チェーン12の回動軌跡から最大芯ずれ寸法Wとなるように半円形状の案内レール10を形成する。この膨らんだ最大芯ずれ寸法W分に至る案内レール10の偏芯によって隣接する踏段5の間隔が拡大され、これによって方向転換時の隣接踏段間の干渉(衝突)は回避される。
ここで、上記連結リンク24の軸支ピッチPの長さが最大芯ずれ寸法Wよりも短いと、前輪6を踏段チェーン12の回動軌跡よりも移動方向外側に膨らませて移動させることが不可能になり、また、軸支ピッチPの長さが最大芯ずれ寸法Wと同じの場合には、最大芯ずれ寸法W部において、連結リンク24が水平となってしまうので、その近傍において踏段チェーン12の移動力を踏段5に伝えることができなくなり、そのため前輪6が踏段自重によって半円状の案内レール10内を落下して先行する踏段との間隔を狭めたり、あるいはその場にとどまって後続する踏段5との間隔を狭めたりして踏段5の円滑な方向転換動作を阻害することになる。したがって、連結リンク24の軸支ピッチPの長さは、最大芯ずれ寸法Wよりも長くする必要がある。
このように、前記最大芯ずれ寸法Wに対し、連結リンク24の軸支ピッチPの長さ寸法を大きくすることにより、踏段チェーンの回動軌跡より外方に膨らんだ軌跡を移動する前輪6は、方向転換部を円滑に移動することができ、上記不都合は回避される。そして、前輪6が復路側の案内レール10′の水平部に至った点で、連結リンク24は踏段チェーン12と平行な元の位置に戻る。
このとき、後輪7は、前輪6用の案内レール10′とは別軌跡の案内レール11′によって案内されている。
次に、上機械室UM内における往路から復路への上記踏段5の移動状態を第2図に基づいて詳細に説明する。第2図に示すように、踏面5Fを上向きにして案内レール10,11を左方向から右方向に移動してきた踏段5(a)は、前輪6の輪軸8に連結された連結リンク24が踏段チェーン12と平行状態にあり、連結リンク24の踏段チェーン12への連結部であるリンク軸25は、踏段5の進行方向の後ろ側寄りに位置している。
この状態で、踏段チェーン12の移動に伴って踏段5(a)が駆動鎖車13の外周に至ると、前輪6と後輪7は、先ず前輪6が案内レール10の半円形状部に沿って案内され、次に、後輪7が案内レール11の半円形状部に沿って案内される。このように案内されてきた踏段5(b)は、駆動鎖車13の外周部で、踏面の進行方向先端部を下側にして傾斜し始める。
このとき、踏段5(b)は、奥行き寸法がある分、案内レール10,11の回転半径及び回転中心を駆動鎖車13の回転半径及び回転中心と異なるようにしている、云い代えれば踏段チェーン12の回動軌跡の移動方向外側に前輪6の移動軌跡を位置させているので、その異なった寸法(芯ずれ寸法)差分、連結リンク24が揺動して変位する。この変位によって方向転換時における隣接踏段5(b)−5(a)間及び5(b)−5(c)間の間隔が確保されるので、隣接踏段間の干渉をなくし、踏段の円滑な方向転換移動を実現している。
踏段5(b)から5(c)への移動に伴い踏面の傾斜はさらに大きくなり、方向転換部の中間を越えると踏面は下向きになる。このような踏段の傾斜変化に伴い、前輪6は駆動鎖車13の外周を6(1),6(2)のように移動して次第に離れてゆき、その後前輪6は駆動鎖車13の外周を6(3),6(4)のように移動して次第に接近して行き、踏段5(d)が復路側の案内レール10′,11′に案内されると、踏面は完全に下向きとなり、連結リンク24は水平になって踏段チェーン12と平行になる。
以上のように、駆動鎖車13の径を小さくしても、前輪6の方向転換部での移動軌跡を踏段チェーン12の移動軌跡の外側とすることで、方向転換部での隣接踏段間の干渉がなく踏段の円滑な方向転換が行えるので、踏段5の方向転換スペースを最小にすることができ、上機械室UMの高さ寸法Hを低減することができる。
以上の説明は、上機械室UM内での踏段の方向転換動作であるが、下機械室LM内においては、帰路で下向きの踏面5Fを往路に至るにしたがい上向きに方向転換する。その方向転換動作は、従動鎖車14を利用して行われる。その機構及び動作は、上機械室UM内の構成及び動作と同じである。即ち、踏段5の下機械室LM内における踏段の復路から往路への方向転換動作は、第2図の構成を180度回転させて上下を逆にした構成と同様な構成によって行なわれので、その説明は省略する。
ところで、図示は省略するも、踏段駆動系のさらなる安定移動を実現するために、踏段チェーン12に専用案内レールを設けること、特に、踏段チェーン12に対して回転可能で、前輪6及び連結リンク24が正しく追従移動するような専用のレールを設けることなどの採否は、必要に応じて決定できる。
上記説明の実施の形態は、エスカレーター1を例にして説明したが、水平移動や緩傾斜移動を行う電動道路にも本発明は制約なく適用でき、その場合には、踏段を踏板に、踏段チェーンを踏板チェーンと読み替えれば良い。
一方、上記構成のエスカレーターにおいて、前輪6は前輪案内レール10,10′に案内されて踏段5の移動中における左右方向の移動(蛇行)を規制され、エスカレーターの機器たとえばスカートガード22等に踏段5が極力接触しないように構成されている(第3図)。
しかし、前輪案内レール10,10′の設置精度が悪いと、踏段5が移動中に左右に蛇行してしまうため、踏段チェーン12と踏段5の距離が変化する方向の力が発生し、踏段5と踏段チェーン12との連結部である連結リンク24の両端部においてモーメント荷重が発生する。このモーメント荷重が連結リンク24の両端部に繰り返し発生すると、両端部が破損する恐れがある。
そこで本発明の他の実施の形態においては、第6図に示すように、連結リンク24と輪軸8との間及び連結リンク24とリンク軸25との間に軸受30A,30Bを介在させ、両方の軸受30A,30Bを軸方向に移動可能な構成としたのである。即ち、踏段チェーン12とリンク軸25との連結は、踏段チェーン12の特定リンク12Bに設置したリンク軸25に、カラー31を介して軸受30Bの内輪32を嵌入し、この内輪32の外周に複数のローラ33を介して外輪34を嵌入し、さらに外輪34の外周に連結リンク24のハウジング35を設け、外輪34はハウジング35にリング36で固定し、リンク軸25に軸受ナット37を設けた構成としている。
同様に前輪6の輪軸8と連結リンク24との連結は、輪軸8にカラー41を介して軸受30Aの内輪42を嵌入し、内輪42の外周に複数のローラ43を介して外輪44を嵌入し、この外輪44の外周に連結リンク24のハウジング45を設け、外輪44はハウジング45にリング46で固定し、輪軸8の先端に軸受ナット47を設けた構成としている。
このように連結リンク24を、ローラ軸受を介在させて輪軸8及び踏段チェーン12に連結することにより、外輪34,44はローラ33,43を介して内輪32,42を軸方向に滑動でき、カラー31,41もしくは軸受ナット36,46に接触するまで移動可能である。
したがって、前輪案内レール10,10′の設置精度の悪さから、踏段移動中に前輪6が左右に蛇行し、踏段チェーン12と踏段5間の距離が変化する方向の力が発生しても、連結リンク24が軸方向に移動するので、連結リンク24の連結部である軸受30A,30B部に発生するモーメント荷重を低く抑えることができ、連結部の寿命を低下させることを抑制することができる。
上記実施の形態は、連結リンク24の両端部に設けた両軸受を、共にローラ軸受としたものであるが、両軸受のうち一方の軸受をポール軸受、他方の軸受をローラ軸受として、一方側でのみ軸方向に変位できるようにしても発生するモーメント荷重を低く抑えることができる。

Claims (8)

  1. 往路では踏面を上向きにし復路では踏面を下向きにして循環移動し、かつ前輪と後輪を有する複数の踏段と、これら複数の踏段を無端状に連結する踏段チェーンと、この踏段チェーンを往路と復路間の方向転換部で巻掛けて循環移動させる駆動鎖車及び従動鎖車とを有する乗客コンベアにおいて、前記踏段から幅方向に前輪を軸支する輪軸を突出させると共に、前記踏段チェーンから前記踏段側に前記輪軸と平行なリンク軸を突出させ、前記輪軸に連結リンクの一端を回動できるように連結し、この連結リンクの他端を前記後輪側に向けて延在させ、その延在側で前記連結リンクの他端を前記リンク軸に回動できるように連結し、前記踏段の方向転換部に前記前輪を前記踏段チェーンの回動軌跡よりも外側を移動させる案内手段を設けたことを特徴とする乗客コンベア。
  2. 往路では踏面を上向きにし復路では踏面を下向きにして循環移動し、かつ前輪と後輪を有する複数の踏段と、これら複数の踏段を無端状に連結する踏段チェーンと、この踏段チェーンを往路と復路間の方向転換部で巻掛けて循環移動させる駆動鎖車及び従動鎖車とを有する乗客コンベアにおいて、前記踏段を、前記踏段チェーンに直交する軸に連結され前記方向転換部で揺動する連結リンクを介して前記踏段チェーンに連結すると共に、前記踏段の方向転換部では前記連結リンクの踏段側が前記踏段チェーンの回動軌跡の外側に揺動するように前記踏段を案内する案内手段を設けたことを特徴とする乗客コンベア。
  3. 前記案内手段は、前記前輪を案内する案内レールであることを特徴とする請求項3記載の乗客コンベア。
  4. 前記踏段チェーンは、前記踏段の幅方向の両側を連結する一対の踏段チェーンであり、前記一対の踏段チェーンは、前記前輪と後輪よりも反踏段側に配置されていることを特徴とする請求項3記載の乗客コンベア。
  5. 上下に離れた床間に跨って設置された主枠と、この主枠内の往路では踏面を上向きにし復路では踏面を下向きにして循環移動する複数の踏段と、これら複数の踏段を無端状に連結する一対の踏段チェーンと、前記複数の踏段に軸支され前記往路と復路に敷設された案内レールを走行する前輪及び後輪と、前記一対の踏段チェーンを往路と復路間の方向転換部で巻掛けて循環移動させる駆動鎖車及び従動鎖車とを有する乗客コンベアにおいて、前記方向転換部を移動する踏段の前記前輪の移動軌跡を、前記踏段チェーンの移動軌跡から、前記踏段チェーンの移動軌跡よりも移動方向外側に変位させる手段を前記踏段チェーンと踏段との間に連結して設けたことを特徴とする乗客コンベア。
  6. 上下に離れた床間に跨って設置された主枠と、この主枠内の往路では踏面を上向きにし復路では踏面を下向きにして循環移動する複数の踏段と、これら複数の踏段を無端状に連結する一対の踏段チェーンと、前記複数の踏段に軸支され前記往路と復路に敷設された案内レールを走行する前輪及び後輪と、前記一対の踏段チェーンを往路と復路の方向転換部で巻掛けて循環移動させる駆動鎖車及び従動鎖車とを有する乗客コンベアにおいて、前記前輪を支持する輪軸と前記踏段チェーンとを前記後輪側に延在させた連結リンクを介して揺動できるように連結し、前記方向転換部において前記前輪を案内する案内レールを前記踏段チェーンの移動軌跡よりも移動方向外側となる位置に敷設したことを特徴とする乗客コンベア。
  7. 往路では踏面を上向きにし復路では踏面を下向きにして循環移動し、かつ前輪と後輪を有する複数の踏段と、これら複数の踏段を無端状に連結する踏段チェーンと、この踏段チェーンを往路と復路間の方向転換部で巻掛けて循環移動させる駆動鎖車及び従動鎖車とを有する乗客コンベアにおいて、前記前輪を支持する輪軸と前記踏段チェーンとを前記後輪側に延在させた連結リンクを介して揺動できるように連結すると共に、前記方向転換部において前記前輪を案内する案内レールを前記踏段チェーンの移動軌跡よりも移動方向外側となる位置に敷設し、前記連結リンクの連結部を軸方向に移動可能に構成したことを特徴とするエスカレーター装置。
  8. 請求項8記載において、前記連結リンクの連結部は、軸方向に変位可能な軸受を備えていることを特徴とするエスカレーター装置。
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