JP2552745B2 - 曲線エスカレーター - Google Patents

曲線エスカレーター

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JP2552745B2 JP2004538A JP453890A JP2552745B2 JP 2552745 B2 JP2552745 B2 JP 2552745B2 JP 2004538 A JP2004538 A JP 2004538A JP 453890 A JP453890 A JP 453890A JP 2552745 B2 JP2552745 B2 JP 2552745B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、エスカレーター、例えば搬送路がその水
平投影面において円弧状に湾曲している曲線エスカレー
ターなどのエスカレーターに関するものである。
[従来の技術] この種の従来装置、特に、曲線エスカレーターの一例
としては、特公昭62-33196号公報に示されている第16図
〜第20図に示すようなものである。
図において、符号(1)は踏段を搬送する搬送路とな
る装置の主枠、(2)は踏段(3)を多数連結して無端
状に構成している踏段連続体であり、その両端部(2
a),(2a′)において反転し、一方は往路、他方は帰
路を構成している。両端部(2a),(2a′)は水平部
(2b),(2b′)に構成されており、両水平部(2b),
(2b′)間は、第17図に示すように、その水平投影面が
曲率半径R=一定の円弧に構成されていると共に、傾斜
して構成されている。
このように構成されている踏段(3)を駆動するため
に、第18図に示すように、踏段(3)の放射方向両端に
設けられているラック片(4)に設置のラック(4a)と
これにかみ合うピニオン(5)とのかみ合いにより駆動
される。
また、各踏段(3)同志の連結は、第19図及び第20図
に示すように、2連リンク式変速機構を適用して構成さ
れている。すなわち、踏段(3)にそれぞれ枢着されて
いると共に踏段(3)の移動を案内する第1ガイドレー
ル(6)に案内されている第1ローラ(7)と、踏段
(3)を所定間隔及び所定高低差を変化させて維持する
ための第2ガイドレール(8)に案内される第2ローラ
(9)と、この両ローラ(7),(9)を連結している
リンク(10)とによつて構成されている。このように構
成することにより、踏段(3)の内径側と外形側とを円
滑に回動させて水平投影面での一定曲率半径による踏段
(3)すなわち踏段連続体(2)の駆動が可能となる。
なお、(11)は踏段(3)に枢着の転動ローラ(12)を
支持している転動レール、(3a)は踏段(3)の踏面、
(3b)は踏段(3)の後面に設けられて円錐曲面の一部
によって構成されているライザーであり、ライザー(3
b)、踏面(3a)にはクリートが形成されている。
また、曲線エスカレーターの従来の他の例としては、
第21図〜第24図に示す例えば特公昭62-33197号公報に示
されたようなものがある。
図において、主枠の搬送路(1)は、傾斜角度の変化
に応じて水平曲率半径も変化するように構成されてい
る。
次に、第21図は第16図の一部を拡大して示す平面図、
第22図は第21図の側面図、第23図は第21図の断面図であ
る。
図において、(13)及び(14)はそれぞれ搬送路
(1)の半径方向外側に設けられた第1及び第2の外側
ガイドレール、(15)及び(16)はそれぞれ搬送路
(1)の半径方向内側に設けられた第1及び第2の内側
ガイドレール、(17)は搬送路(1)の中央に沿って設
けられた案内レールである。
(18)は各踏段(3)の一端部に踏段(3)の幅方向
と平行に設けられて踏段(3)を支持するステップ軸で
あり、このステップ軸(18)の両端部にはそれぞれ第1
の外側ガイドレール(13)及び第1の内側ガイドレール
(15)に沿って転動する1対の主ローラ(19)が設けら
れている。(20)は各踏段(3)の他端部両側に設けら
れた1対の追従ローラであり、この追従ローラ(20)は
第2の外側ガイドレール(14)及び第2の内側ガイドレ
ール(16)に沿って転動する。
(21)は各踏段(3)の裏面中央に設けられたシュー
であり、このシュー(21)は案内レール(17)に係合し
て踏段(3)の蛇行を防止する。
また、ステップ軸(18)は、第23図に示すように、往
路側において外側の主ローラ(19)が内側の主ローラ
(19)より上方に位置するように傾斜していると共に、
第1の外側及び内側レール(13),(15)もこれに対応
した高低差を有しており、各踏段(3)は、各ローラ
(19),(20)により、その往路側及び復路側で水平に
保持されている。
(22)は踏段(3)の半径方向外側で各ステップ軸
(18)に垂直及び水平方向に回動自在に連結された外側
チェーン、(23)は踏段(3)の半径方向内側で各ステ
ップ軸(18)に外側チェーン(22)と同様に連結された
内側チェーンである。
また、第24図は第16図の踏段(3)の反転部を示す側
面図であり、図において、(24)は駆動機、(25)は外
側チェーン(22)に噛合する外側歯車、(26)は内側チ
ェーン(23)に噛合する内側歯車であり、各歯車(2
5),(26)は、駆動チェーン(27)を介して駆動機(2
4)に接続されている。
上記のように構成された従来のこの種のエスカレータ
ーにおいては、駆動機(24)の駆動力が駆動チェーン
(27)を介して外側及び内側歯車(25),(26)に伝達
されて各歯車(25),(26)が回転される。これによ
り、各歯車(25),(26)に噛合する外側及び内側チェ
ーン(22),(23)が送られ、踏段(3)が駆動され
る。このとき、各踏段(3)は、各チェーン(22),
(23)により隣接する踏段(3)との距離を規制されて
いる。
一方、各チェーン(22),(23)は、踏段(3)を駆
動するための駆動力を受けると共に、各踏段(3)間の
距離を規制することにより、自身より下方に位置する踏
段(3)やその上の乗客等の荷重を受ける。このため、
各チェーン(22),(23)には荷重による伸びが生じて
くる。
これに対して、従来、特に下方の反転部において、各
歯車(25),(26)の位置を各チェーン(22),(23)
の伸び方向(第24図の右方向)に移動可能にすることに
より、多少の伸びが生じても各チェーン(22),(23)
が各歯車(25),(26)に噛合されるようにしていた。
[発明が解決しようとする課題] 上記のように構成された第1の従来例(第18図〜第20
図)の曲線エスカレーターにおいては、水平投影面にお
ける半径を一定とするために、駆動力の伝達は良好であ
るものの、いわゆる2連リンク式可変速機構を採用して
いるので、構造が複雑であるとともに、各踏段(3)の
両側にそれぞれ第1及び第2のガイドレール(6),
(8)が必要であり、またこれらのガイドレール
(6),(8)の形状や寸法は、踏段(3)の幅方向両
側の速度に影響するので、高精度に製作されなければな
らず、これらの結果全体のコストがかなり高くなるとい
う問題点があった。また、構造が複雑で、しかも高精度
を要求されることから、全体の信頼性が低くなってしま
うという問題点もあった。
一方、第2の従来例(第21図〜第24図)においては、
第1の従来例よりは構造が簡単であるものの、やはり踏
段(3)の両側に2本ずつのガイドレール(13)〜(1
5)が必要であり、また各チェーン(21),(22)の伸
び量が部分部分で均一ではなく、特に曲線エスカレータ
ーの場合の外径側と内径側とで伸び量が異なることが多
く、このように各チェーン(21),(22)の伸び量が大
きくなると、下方の反転部における各歯車(25),(2
6)と各チェーン(21),(22)との噛み合い状態が悪
くなり、その結果踏段(3)の駆動にも不具合が生じる
虞れがあるという問題点があった。また、各チェーン
(21),(22)は、踏段(3)の駆動力伝達のみでな
く、各踏段(3)間の距離の規制も行っているので、各
チェーン(21),(22)の伸びにより、各踏段(3)間
の隙間寸法が増大してしまうという問題点もあった。
この発明は、上記のような問題点を解決することを課
題としてなされたものであり、2連リンク式可変速機構
を採用することなく、隣接踏段間をリンクにより連結す
ることができ、これにより構造を簡単にすることができ
るとともに、コストを低下させることができ、かつ信頼
性を向上させることができ、また各踏段間の隙間寸法の
経年的増大を防止するとともに、踏段への駆動力の伝達
を良好に保つことができる曲線エスカレーターを得るこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] 第1発明に係る曲線エスカレーターは、複数の踏段
と、これら各踏段の両側部に設けられ、隣接する踏段を
互いに連結する複数のリンクと、各踏段にそれぞれ取り
付けられ、駆動機からの駆動力を上記各踏段に伝達する
ラックとを備え、各リンクの一端部は、各踏段のステッ
プ軸に連結されてステップ軸を中心に回動自在になって
おり、リンクの他端部は、隣接する踏段の縁部に摺動自
在に連結されているものである。
また、第2発明に係る曲線エスカレーターは、複数の
踏段と、これら各踏段の両側部に設けられ、隣接する踏
段を互いに連結する複数のリンクと、各踏段間に渡って
各踏段に回動自在に取り付けられ、駆動機からの駆動力
を各踏段に伝達するステップチェーンとを備え、各リン
クの一端部は、各踏段のステップ軸に連結されてステッ
プ軸を中心に回動自在になっており、リンクの他端部
は、隣接する踏段の縁部に連結され、隣接する踏段のス
テップ軸を中心とする円弧状に摺動自在になっているも
のである。
[作用] 第1発明においては、隣接踏段間の連結及び各踏段の
姿勢制御をリンクにより行い、駆動力の伝達をラックに
より行う。
第2発明においては、隣接踏段間の連結及び各踏段の
姿勢制御をリンクにより行い、駆動力の伝達をステップ
チェーンにより行う。
[実施例] 以下、この発明をその一実施例を示す図に基づいて説
明する。なお、図中、従来装置で示した符号と同一符号
で示しているものは、従来装置におけるものと同一又は
同等のものである。
この発明の第1の一実施例を示す第1図〜第8図にお
いて、符号(31),(32)は踏段(3)の下部で内径側
及び外径側に取り付けられて踏段を支持している内径側
ブラケット及び外径側ブラケット、内外径側ブラケット
(31),(32)には、例えば一側にステップ軸(33)が
設けられており、他側には踏段(3)の踏面(3a)に対
して直角方向に延びる溝部(34)が設けられている。
(35)は、ステップ軸(33)に回動自在に取り付けられ
ていると共に、他端に溝部(34)に摺動可能に係合して
いるピン(36)を備えているリンクである。(37)はブ
ラケット(31),(32)の下面に設けられ、回転中心を
中心とする円弧状で立体的には螺旋状に形成されている
ラック、(38)はブラケット(31),(32)の下部に設
置の追従ローラ(39)が転動する追従レールである。
次に、上記実施例の動作について説明する。
この踏段連続体(2)は、第3図に示すように、ラッ
ク(37)にかみ合っている例えば鎖(40)が駆動される
と、傾斜部にあるブラケット(31),(32)は、追従ロ
ーラ(39)を介して追従レール(38)に沿って移動す
る。そして、傾斜部にないブラケット(31),(32)す
なわち傾斜部を過ぎて次の上下の水平部、反転部を経て
傾斜部にかかる迄の駆動は、上記傾斜部において加えら
れた駆動力を受けて駆動される。
まず、傾斜部においては、第2図及び第3図に示すよ
うに、ピン(36)は溝部(34)の下位にあって、踏段
(3)を段状に連結している。また、内径側ブラケット
(31)に設けたローラ(39)の追従レール(38)は、同
一回転中心で踏段(3)が回転し得るように、外径側ブ
ラケット(32)に設けたローラ(39)の追従レール(3
8)と形状、寸法を変えて例えば、第5図に示すように
構成されており、従って、踏段(3)は傾かないので円
滑に回転する。
次に、踏段(3)が傾斜部から水平部に移る場合に
は、ステップ(3)を示す第4図及びステップ(3)を
示す第5図に示すように、その水平方向の踏段ピッチ
l1,l2はピン(33)、リンク(35)及び溝部(34)のた
めに各踏段間で内径側、外径側でそれぞれ一定であり、
従って、移動に応じて変化する踏段段差に対応して、ピ
ン(33)間の直距離は変化し、回転中心は常に一致して
いる。
このようにして、踏段(3)の移動が水平になる場合
には、第6図に示すように、水平に設けられている追従
レール(38)に沿って移動するが、駆動は上記のように
傾斜部における鎖(40)による駆動力をリンク(35)に
よって受けて移動する。この場合、ピン(36)は溝部
(34)のほぼ上部に位置している。
次に、踏段(3)が上部水平部より反転に移る場合に
は、第7図に示すように、踏段(3)は、内径側ブラケ
ット(31)が下がるように内側の追従レール(38)を形
成することによって、傾け、内外径側ブラケット(3
1),(32)が同一回転中心を中心として回転し、従っ
て、円滑に回転する。
更に反転部にあっては、第8図に示すように、内外径
側ブラケット(31),(32)は、踏段(3)が傾いて同
一回転中心を中心として回転するようにさせるため、内
径側ブラケット(31)用の追従レール(38)は外径側ブ
ラケット(32)用の追従レール(38)とは形状が変えら
れており、従って、円滑に反転する。
なお、上記実施例では、踏段連続体(2)の駆動を鎖
(40)によって行ったが、鎖に限定するものではなく、
いかなる駆動手段でもよい。
また、ピン装置としてブラケット(31),(32)に固
定しておりかつリンク(35)に貫通してリンク(35)を
回動自在に支持しているステップ軸(33)を設けたが、
これに限らず、リンク(35)をブラケット(31),(3
2)に回動自在に取り付ける手段ならばいかなるもので
もよいし、また、ステップ軸(33)を内径側、外径側ブ
ラケット(31),(32)を共に貫通するものとしてもよ
い。即ち、リンクは、ブラケット間の力を伝達するとと
もに、移動するブラケットの位置設定を可能にし、又踏
段の幅方向への移動も制限する。
更に、溝部装置として、リンク(35)に立設して設け
たピン(36)の先端が嵌合する溝部(34)をブラケット
(31),(32)に設けたものを示したが、これに限ら
ず、リンク(35)の端部に踏面に直角な長溝を設け、こ
の長溝に嵌合するピンをブラケット(31),(32)に設
けてもよく(第6図(b),(c)参照)、また、ピン
(36)を内外径側ブラケット(31),(32)を共に貫通
する軸によって代替してもよい。
この発明は上記のように構成されているので、2連リ
ンク式可変速機構を使用しなくとも、円滑に踏段を移動
させ得ると共に、各ブラケット(31),(32)にラック
(37)が設けられているので、中間部において踏段
(3)を駆動することができ、従って、高揚程にも適用
し得る効果を有している。
次に、この発明の他の実施例による曲線エスカレータ
ーの要部を示す平面図である第9図、水平部の側面図で
ある第10図、傾斜角度部の側面図である第11図におい
て、符号(51)は搬送路(1)に連続して多数設けられ
ている扇形状の踏段であり、各踏段(51)は、同心円弧
状の多数のクリート(図示せず)を表面に有する踏板
(51a)と、半径方向外側の外側ブラケット(51b)と、
半径方向内側の内側ブラケット(51c)と、曲率半径が
内周側から外周側へ向けて増加する斜円錐形状のライザ
ー(51d)とからなっている。そして、ライザー(51d)
は、隣接する踏板(51a)のクリートと係合するクリー
ト(図示せず)を有している。
(52)及び(53)はそれぞれ搬送路(1)の半径方向
外側に設けられている第1及び第2の外側ガイドレー
ル、(54)及び(55)はそれぞれ搬送路(1)の半径方
向内側に設けられている第1及び第2の内側ガイドレー
ルであり、第1の外側ガイドレール(52)と第1の内側
ガイドレール(54)とは高低差なく設けられている。ま
た、第2の外側ガイドレール(53)及び第2の内側ガイ
ドレール(55)も互いに高低差なく設けられている。更
に、各レール(52)〜(55)は、従来同様、傾斜角度に
応じて曲率半径が変化している。
(56)は踏板(51a)の幅方向へ向けて踏板(51a)と
平行に各踏段(51)に取り付けられているステップ軸で
あり、各ステップ軸(56)はそれぞれ外側及び内側ブラ
ケット(51b),(51c)にそれぞれ貫通している。(5
7)はステップ軸(56)の外側端部に2個、内側端部に
1個、回転自在に取り付けられた駆動用ローラであり、
この駆動用ローラ(57)は第1の外側ガイドレール(5
2)及び第1の内側ガイドレール(54)に案内されて転
動する。(58)はステップ軸(56)の外側端部に回転自
在に設けられたサイドローラであり、このサイドローラ
(58)は搬送路(1)の側面上を転動することにより踏
段(51)に作用する求心力を支持する。(59)は踏段
(51)の下部に設けられて第2の外側ガイドレール(5
3)及び第2の内側ガイドレール(55)に案内されて転
動する1対の追従ローラである。
(60)は外側及び内側ブラケット(51b),(51c)の
端部に湾曲して形成された長い孔であり、これらの孔
(60)はそれぞれステップ軸(56)を中心とする円弧状
に形成されている。(61)は外側及び内側ブラケット
(51b),(51c)の孔(60)を貫通し、この孔(60)に
沿って摺動自在な摺動軸、(62)及び(63)はそれぞれ
一端部がステップ軸(56)に回動自在に取り付けられ、
他端部が隣接する踏段(51)の孔(60)と貫通する摺動
軸(61)の端部に取り付けられている外側及び内側リン
クであり、これらの両リンク(62),(63)により、各
踏段(51)間の距離が規制されている。また、総ての外
側リンク(62)の長さは同一であり、また、すべての内
側リンク(63)の長さも同一である。
(64)は踏段(51)を駆動するため、踏段(51)の幅
方向中央部に沿って連続して設けられている駆動伝達体
としてのステップチェーンであり、このステップチェー
ン(64)は、金具(65)を介して各踏段(51)に回動自
在に取り付けられている。また、(66)は軸受けであ
る。
第12図は第9図の曲線エスカレーターの反転部を示す
側面図であり、図において、符号(67)は従来同様の駆
動機(24)により回転されるスプロケツトであり、この
スプロケット(67)の外周にステツプチェーン(64)が
噛合している。
上記のように構成された第2発明の曲線エスカレータ
ーにおける実施例においては、スプロケット(67)の回
転により、ステップチェーン(64)及び踏段(51)が駆
動される。また、反転部においては、各踏段(51)は、
その半径方向内側の軌道が半径方向外側の軌道より短い
円錐状の軌道を描くように反転する。このため、反転時
にはライザー(51d)のクリートが隣接する踏板(51a)
のクリートから外れた状態となる。このように、クリー
トを外すために、第12図に示すように、水平部(2b)
(2b′)から反転部への導入部においては、第1及び第
2の外側ガイドレール(52),(53)に段差部(図中破
線内)を設けている。
また、この導入部において、第1及び第2の内側ガイ
ドレール(54),(55)には、クリートを外すと共に、
円錐軌道へ導入するために、外側より大きな段差部(図
示せず)を設けている。
一方、各踏段(51)は外側及び内側リンク(62),
(63)により互いに連結されているので、各踏段(51)
間の距離、すなわち、各ステップ軸(56)間の距離lは
常時一定である。
更に、これを図で説明すると、第14図に示すl1は半径
方向外側における各ステップ軸(56)間の距離であり、
第15図に示すl2は半径方向内側における各ステップ軸
(56)間の距離であって、当然l1>l2が成り立つ。
このように、上記実施例の曲線エスカレーターでは、
ステップチェーン(64)により踏段(51)への駆動力伝
達を行ない、外側及び内側リンク(62),(63)により
各踏段(51)間の距離を規制するので、踏段駆動と踏段
姿勢制御とは別個に行なわれることになり、従って、従
来例の各チェーン(22),(23)の経年的伸び量に比べ
て、ステップチェーン(64)の伸び量は小さくなる。こ
のため、踏段(51)を長期にわたり良好に駆動できる。
また、各踏段(51)間に生じる隙間寸法は、ステツプ
チェーン(64)の伸びとは関係がなく、かつ、各リンク
(62),(64)の伸び量は、従来の各チェーン(22),
(23)に比べて非常に僅かであるので、各踏段(51)間
の隙間寸法の増大も防止される。
なお、上記実施例ではステップチェーン(64)を1本
だけ配置したので、従来のように、外側と内側との伸び
量の差を考える必要はなく、踏段(51)の駆動をより確
実に良好に保つことができる。
また、上記実施例では、ステップチェーン(64)を1
列に配置したが、従来のように内外周に1列ずつ配置し
たり、中央に複数列配置するなどしてもよい。
更にまた、上記実施例では曲線エスカレーターを示し
たが、この発明は直線のエスカレーターにも適用でき
る。
[発明の効果] 以上説明したように、第1発明の曲線エスカレーター
は、各踏段にラックを設け、また各リンクの一端部を各
踏段のステップ軸に連結してステップ軸を中心に回動自
在とし、リンクの他端部は隣接する踏段の縁部に摺動自
在に連結したので、2連リンク式可変速機構を採用する
ことなく、隣接踏段間の連結及び各踏段の姿勢制御をリ
ンクにより行い、駆動力の伝達をラックにより行うこと
ができ、これにより構造を簡単にすることができるとと
もに、コストを低下させることができ、かつ信頼性を向
上させることができるなどの効果を奏する。
また、第2発明の曲線エスカレーターは、各踏段間に
渡ってステップチェーンを設け、また各リンクの一端部
を各踏段のステップ軸に連結してステップ軸を中心に回
動自在とし、リンクの他端部は隣接する踏段の縁部に連
結して隣接する踏段のステップ軸を中心とする円弧状に
摺動自在としたので、2連リンク式可変速機構を採用す
ることなく、隣接踏段間の連結及び各踏段の姿勢制御を
リンクにより行い、駆動力の伝達をステップチェーンに
より行うことができ、ステップチェーン及びリンク全体
の経年的な伸び量を従来より小さくすることができ、こ
れにより、踏段の駆動を長期間良好に保つことができる
と共に、各踏段間の隙間寸法の増大を防止することなど
ができるエスカレーターが得られる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1発明における一実施例の一部平
面図、第2図及び第3図は第1図の矢視II-II線による
傾斜部の矢視図、第4図及び第5図は第1図の傾斜部か
ら水平部にかかる位置の矢視II-II線による変位の外径
側及び内径側の概念図、第6図は第1図の水平部におけ
る矢視II-II線における矢視図であり、第6図(a)は
ブラケットに溝を設けた場合、第6図(b)はリンクに
溝を設けた場合、第6図(c)はリンクに溝を設けた場
合の傾斜部での状態をそれぞれ示す。第7図は第1図の
水平部から反転部にかかる位置の矢視II-II線による矢
視図、第8図は第1図の反転部における位置の矢視II-I
I線による矢視図、第9図は第2発明における一実施例
の一部平面図、第10図は第9図の矢視X−X線による水
平部の矢視図、第11図は第9図の矢視X−X線による傾
斜角度部の矢視図、第12図は第9図の矢視X−X線によ
る反転部の矢視図、第13図は第9図の矢視X−X線によ
る水平部から反転部への導入部の矢視図、第14図及び第
15図は第9図の矢視X−X線による踏段の外周側及び内
周側の変位を説明する説明図、第16図はエスカレーター
の正面図、第17図は第16図の平面図、第18図及び第19図
は第17図の従来装置の一例の一部平面図、第20図は第19
図の矢視XX-XX線による断面概念図、第21図は第17図の
一部を拡大して示した従来装置の他の例の平面図、第22
図は第21図の矢視XXII-XXII線による矢視図、第23図は
第21図の半径方向の断面図、第24図は第21図の反転部に
おける矢視XXII-XXII線による矢視図である。 (2)……踏段連続体、(3)……踏段、(3a)……踏
面、(31)……内径側ブラケット、(32)……外径側ブ
ラケット、(33)……ピン装置(ピン)、(34)……溝
部装置(溝部)、(35)……リンク、(24)……駆動
機、(51)……踏段、(56)……ステップ軸、(62)…
…外側リンク、(63)……内側リンク、(64)……ステ
ップチェーン(駆動伝達体)。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の踏段と、 これら各踏段の両側部に設けられ、隣接する踏段を互い
    に連結する複数のリンクと、 上記各踏段にそれぞれ取り付けられ、駆動機からの駆動
    力を上記各踏段に伝達するラックとを備え、 上記各リンクの一端部は、上記各踏段のステップ軸に連
    結されて上記ステップ軸を中心に回動自在になってお
    り、上記各リンクの他端部は、隣接する踏段の縁部に摺
    動自在に連結されていることを特徴とする曲線エスカレ
    ーター。
  2. 【請求項2】複数の踏段と、 これら各踏段の両側部に設けられ、隣接する踏段を互い
    に連結する複数のリンクと、 上記各踏段間に渡って上記各踏段に回動自在に取り付け
    られ、駆動機からの駆動力を上記各踏段に伝達するステ
    ップチェーンとを備え、 上記各リンクの一端部は、上記各踏段のステップ軸に連
    結されて上記ステップ軸を中心に回動自在になってお
    り、上記各リンクの他端部は、隣接する踏段の縁部に連
    結され、上記隣接する踏段のステップ軸を中心とする円
    弧状に摺動自在になっていることを特徴とする曲線エス
    カレーター。
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