JP3694936B2 - 可倒式ヘッドレスト - Google Patents

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用シートなどに使用する可倒式ヘッドレストの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の可倒式ヘッドレストは、例えば図26及び図27に示すように、そのヘッドレストフレーム3を、シートバックに取り付けられるステー1の上部に溶接した1対のブラケット2に、段付きピン4を介して回動可能に支持している。各段付きピン4は、コ字断面形状のヘッドレストフレーム3にワッシャ6を介してかしめ止めされ、各段付きピン4の頭部とブラケット2の間に介装した皿ばね5の押圧力によりブラケット2とヘッドレストフレーム3の間に摩擦力を生じさせて、ヘッドレストを所望の角度に調整して停止できるようにしている。ヘッドレストの回動範囲の規制は、ヘッドレストフレーム3の内側に位置するブラケット2がヘッドレストフレーム3の内面に当たることにより行われる。ヘッドレストフレーム3の周囲には、カバーにより覆われるヘッドレストパッド7が設けられている。
【0003】
また、実公平4−38755号公報に開示されたヘッドレストの前後調節装置では、ヘッドレストを前後に角度調節可能に支持するフリクション機構は、ステーの水平な上部を巻回状に挟持する略U字状の板ばねを締結材によりヘッドレストフレームに締結することにより構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この種のヘッドレストにおいてヘッドレストフレームの周囲を覆って設けるヘッドレストパッドは、生産性を高めるために、ヘッドレストフレームをステーに組み付けた後に成形型内にセットし、発泡剤を加えたウレタン樹脂等を充填して一体成形することが好ましい。しかし、図26及び図27に示す従来技術では、このようにして成形したヘッドレストパッド7はその一部がブラケット2とヘッドレストフレーム3の間に入り込むので、ヘッドレストの回動範囲の精度が低下するという問題がある。またヘッドレストパッドがブラケット2とヘッドレストフレーム3の間に挟まれて局部的に破損し、全体的破損の原因になるおそれがある。このため、上述したような生産性の高い方法でヘッドレストパッドを成形することができない。
【0005】
また、実公平4−38755号公報の技術では、ヘッドレストの回動範囲を規制する手段が設けられていないので、回りすぎて調整がやり難くなるという問題がある。また何れの従来技術でも、ヘッドレストパッドを一体発泡成形する成形型内の殆ど全ての空間にウレタン発泡体が充填されるので、必要以上のウレタン発泡体を要するという問題がある。
本発明はこのような各問題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明による可倒式ヘッドレストは、外縁の3方に起立部を形成した1対の半部の残る1方の外縁を可撓性のある板状の連結部により一体的に連結したヘッドレストフレームと、このヘッドレストフレームの両側部に設けた1対のクランプ部と、棒状の素材を連結部分と1対の脚部を有するコ字状に折曲してなるステーと、ヘッドレストフレームの周囲を覆って設けたヘッドレストパッドよりなるものであり、ヘッドレストフレームは各半部の互いに対向する位置に設けた結合部を互いに連結することにより各半部の起立部の先端を互いに接合させて、その内部に実質的に閉じた空間が形成されるようにしている。ステーの連結部分の中央部はヘッドレストフレームの両側で連結部と結合部の間となる位置に形成された開口を僅かの隙間をおいて通してヘッドレストフレームの内部に位置せしめ、クランプ部はステーの連結部分の外周面に摩擦係合させてヘッドレストフレームをステーに回動可能に取り付け、ヘッドレストフレームの互いに対向する内面にはステーに設けた突部の先端部が選択的に当接可能な1対のストッパ面を形成して、ステーに対するヘッドレストフレームの回動角度が所定範囲内に規制されるようにしている。
【0007】
ヘッドレストパッドは、ヘッドレストフレームとステーを互いに組み付けた後に、一体発泡成形によりヘッドレストフレームの周囲に形成することが好ましい。開口とステーの連結部分の間の隙間は僅かであるので、ヘッドレストパッドをこのようにして形成しても、ヘッドレストフレーム内にヘッドレストパッドが入り込むことは殆どない。
【0008】
クランプ部は、連結部の両側にこれと整列してヘッドレストフレームと別体に形成してもよいし、あるいは連結部の両側にこれと整列してヘッドレストフレームと一体に形成してもよい。クランプ部をヘッドレストフレームと別体に形成するものでは、クランプ部の材質あるいは板厚をヘッドレストフレームと異ならせることにより、ステーに対しヘッドレストフレームを回動する場合の摩擦抵抗が変化する。クランプ部をヘッドレストフレームと一体に形成するものでは、クランプ部とヘッドレストフレームの間の隙間がなくなり、開口とステーの連結部分の間の隙間は一層僅かとなるので、ヘッドレストパッドを一体発泡成形により形成する場合のヘッドレストフレーム内へのヘッドレストパッドの入り込みは一層僅かとなる。
【0009】
結合部は、横方向において1対のクランプ部のそれぞれに対応する位置に各1対を設け、この結合部を連結することにより、ヘッドレストフレームの各半部の起立部の先端を互いに接合させると共にクランプ部をステーの連結部分の外周面に摩擦係合させてヘッドレストフレームをステーに回動可能に取り付けるようにしてもよく、そのようにすればヘッドレストフレームの組立とステーへの取付は1工程で行われる。
【0010】
また、結合部は、横方向において前記1対のクランプ部の間となる位置に1対のみ設け、この結合部を連結することにより、ヘッドレストフレームの各半部の起立部の先端を互いに接合させると共にクランプ部をステーの連結部分の外周面に摩擦係合させてヘッドレストフレームをステーに回動可能に取り付けるようにしてもよく、そのようにすればヘッドレストフレームの組立とステーへの取付は1工程で行われる。
【0011】
【発明の効果】
上述のように、本発明によれば、ヘッドレストフレームは内部に閉じた空間が形成され、この空間内にはヘッドレストパッドが入らないので、これに使用するウレタン発泡体などの柔軟な弾性発泡体の使用量が減少し、必要な材料費を減少させることができる。またヘッドレストフレームの回動範囲を規制するステーの突部とヘッドレストフレームのストッパ面の間にヘッドレストパッドが挟み込まれることがないので、ヘッドレストの回動範囲の精度は向上し、ヘッドレストパッドの破損の原因になったりすることもない。
【0012】
ヘッドレストフレームとステーを互いに組み付けた後にヘッドレストパッドを一体発泡成形により形成すれば、ヘッドレストパッドの成形組付工程が簡略化されて生産性が向上する。この場合でもヘッドレストフレーム内部の実質的に閉じた空間内にヘッドレストパッドが入り込むことは殆どないので、前述の各効果は同様に達成できる。
【0013】
クランプ部をヘッドレストフレームと別体に形成したものによれば、ステーに対しヘッドレストフレームを回動する場合の摩擦抵抗を変化させて、使用勝手がよくなるように調整することが容易になる。またクランプ部とヘッドレストフレームを一体成形したものによれば、ヘッドレストパッドを一体発泡成形により形成する場合のヘッドレストフレーム内への入り込みを一層僅かにできるので、前項に述べた効果は一層向上し、部品点数の低減により製造コストを低下させることができる。
【0014】
横方向において1対のクランプ部のそれぞれに対応する位置に各1対の結合部を設け、結合部を連結することによりヘッドレストフレームの各半部の起立部の先端を互いに接合させると共にクランプ部をステーの連結部分の外周面に摩擦係合させてヘッドレストフレームをステーに回動可能に取り付けるようにしたものによれば、ヘッドレストフレームの組立とステーへの取付は1工程で行われるので、組立工程が簡略化されて製造コストを低下させることができる。
【0015】
また、横方向において1対のクランプ部の間となる位置に1対の結合部のみを設け、結合部を連結することによりヘッドレストフレームの各半部の起立部の先端を互いに接合させると共にクランプ部をステーの連結部分の外周面に摩擦係合させてヘッドレストフレームをステーに回動可能に取り付けるようにしたものによれば、ヘッドレストフレームの組立とステーへの取付は1工程で行われのに加えて結合部は1箇所のみとなるので、組立工程が一層簡略化されて製造コストを一層低下させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
先ず、図1〜図4に示す第1の実施の形態により本発明の説明をする。この実施の形態では、ステー20に回動可能に摩擦係合支持されるインサート部材10は、ヘッドレストフレーム11及びこれにリベット止めされる1対のクランプ部18により構成されている。
【0017】
主として図1及び図2に示すように、ヘッドレストフレーム11は、外縁のうち上側及び両側の3方に起立部16が屈曲成形された1対の半部を、残る1方の外縁である下側の中央部に設けた可撓性のある板状の連結部12により連結したもので、全体が鋼板の板金加工により一体成形されている。図1〜図4に示すように、各半部の連結部12よりも外側となる部分の下部には1対の結合部13が凹状に形成され、その内側には1対の打出し部14が互いに平行に形成されている。また、各起立部16の先端は断面半円状のカーリング加工により内側に丸められている。図2に示すように、両打出し部14の間となるヘッドレストフレーム11の内面には、互いに対向する1対のストッパ面17が形成されている。なおヘッドレストフレーム11は、鋼板による板金加工の代わりに、合成樹脂により同様な形状に一体成形してもよい。
【0018】
図1〜図4のヘッドレストフレーム11はステー20に組み付けた状態を示しているが、板金加工直後の状態では、図2の矢印Xに示すように、ヘッドレストフレーム11は連結部12付近を中心として開いた状態(例えば70度程度)になっており、各図に示すように、各半部の結合部13の内面を当接した状態では、各起立部16のカーリングされた先端は互いに接合される。この接合状態では、ヘッドレストフレーム11の左右両側下部で連結部12と各結合部13の間となる位置には、図1の左右方向から見た場合、後述するステー20を僅かの隙間をおいて挿通可能な略円形の開口15が形成される。
【0019】
主として図1及び図3に示すように、この実施の形態の各クランプ部18は一定幅の帯板の中央部を円筒状に湾曲した本体部と、その両端から互いに平行に延びる延長部18aよりなっている。クランプ部18は横方向において各結合部13と対応して1対設けられ、ヘッドレストフレーム11と同様、板金加工直後の状態では、本体部と両延長部18aは開いた状態となっている。
【0020】
主として図1及び図2に示すように、ステー20は中空の棒鋼材を連結部分20bと1対の脚部20cよりなるコ字状に折曲し、連結部分20bの中央部に連結部分20bと反対側に突出する突部20aを屈曲成形したものである。少なくとも一方の脚部20cには所定ピッチで複数のノッチ21が形成され、この両脚部20cをシートバック上部の取付孔に差し込むことにより、ステー20は上下方向位置調節可能に取り付けられる。
【0021】
インサート部材10をステー20に組み付ける際には、図2の矢印X方向に開いたヘッドレストフレーム11の連結部12内に連結部分20b中央部の突部20aが位置されるようにステー20をヘッドレストフレーム11内に挿入する。次いで前後のクランプ部18を開いた状態で下側から連結部分20bの外周に係合させてその本体部を連結部12と整列させた後、ヘッドレストフレーム11とクランプ部18の延長部18aを弾力に抗して図2〜図3に示すように閉じ、各延長部18aと結合部13に形成した孔にリベット19を通し、かしめて共締めする。これによりヘッドレストフレーム11の両半部の結合部13は内面が接合して連結され、各起立部16の先端は互いに接合され、これと同時にクランプ部18はステー20の連結部分20bの外周面に回動可能に摩擦係合される。これによりインサート部材10は、クランプ部18を介してステー20の連結部分20bに、適度な摩擦抵抗を持って回動可能に取り付けられる。
【0022】
この状態では、連結部分20bの中央部は僅かの隙間をおいて開口15を通ってヘッドレストフレーム11内に入り、この連結部分20bの中央部に形成された突部20aの先端部両側がヘッドレストフレーム11内面の各ストッパ面17に選択的に当接することにより、ステー20に対するヘッドレストフレーム11の回動角度は所定範囲(両端の位置を図2の実線11と二点鎖線11Aで示す)内に規制され、その範囲内の任意の位置に前述の摩擦係合により停止される。この実施の形態では起立部16の先端をカーリング加工により内側に丸めたので、製造誤差によりヘッドレストフレーム11の各半部の接合にずれが生じても、起立部16先端の切り口が外部に突出することはなく安全である。
【0023】
インサート部材10とステー20を組み付けた後に、この両部材10,20は成形型内にセットされて発泡剤を加えたウレタン樹脂が注入され、ウレタン発泡体よりなるヘッドレストパッド25がインサート部材10の周囲を覆って一体発泡成形される。ヘッドレストパッド25にはインサート部材10及びヘッドレストパッド25をステー20に対して回動させる際の各脚部20cの移動が自由になるように、スリット25aが設けられている。このスリット25aは、成形型に設けた入れ子により成形の際に形成し、あるいは成形後に薄いカッタ(加熱しておくことが好ましい)により形成する。ヘッドレストパッド25は表皮(図示省略)により覆われ、この表皮にもスリットを設ける。このように形成したヘッドレストパッド25の内面は全面がヘッドレストフレーム11に当接され、ヘッドレストフレーム11との間に部分的にも空間が形成されることはないので、表面を押した場合の弾性が局部的に不均一になることはない。なお縮尺の都合上、図1及び図2に示すヘッドレストパッド25は、インサート部材10及びステー20に比して小さめに図示した。
【0024】
上記第1の実施の形態では、連結部12と互いに先端部が接合される起立部16によりヘッドレストフレーム11の内部に閉じた空間が形成され、また開口15とこれを通るステー20の連結部分20bの間の隙間は僅かであるので、一体発泡成形の際にこの空間内にヘッドレストパッド25が入り込むことはない。従ってヘッドレストパッド25に使用するウレタン発泡体などの柔軟な弾性発泡体の使用量が減少し、またステー20の突部20aとヘッドレストフレーム11のストッパ面17の間にヘッドレストパッド25が入り込んでヘッドレストの回動範囲の精度を低下させることはない。なおこの実施の形態では、クランプ部18には延長部18aと反対側に四角い切欠穴18bを形成したので、ステー20の連結部分20bの外周への締め付け力が比較的一様になって安定した摩擦抵抗が得られるが、この切欠穴18bは省略してもよい。またクランプ部18をヘッドレストフレーム11と別体にしたので、ヘッドレストフレーム11の板厚と無関係にクランプ部18の板厚を変化させて、ステー20に対するヘッドレストフレーム11の回動抵抗を変えることができる。なお、連結部分20bの外周とクランプ部18の本体部の内面の間にグリス等の潤滑剤を塗布すれば、インサート部材10とステー20の間の回動はなめらかになる。
【0025】
上記実施の形態では互いに接合される1対の結合部13の外面にクランプ部18の延長部18aを重合してリベット19により結合したが、クランプ部18の延長部18aを直接接合させ、その外側に結合部13を重合してリベット19により結合してもよい。あるいは図5に示すように、互いに直接接合される結合部13の一側に、互いに直接接合されたクランプ部18の延長部18aを当接してリベット19により結合してもよい。この構造によれば、ステー20とインサート部材10の間の回動摩擦抵抗は、ステー20に対しインサート部材10を時計回転方向に回動する場合の方が逆方向に回動する場合よりも大となる。図示の実施の形態ではクランプ部18の円筒状の本体部に対し延長部18aを偏心させたが、この偏心はなくてもよい。
【0026】
図6に示す変形例は、一方の結合部13にバーリングにより形成した筒状部19Aを他方の結合部13とクランプ部18の両延長部18aに設けた孔を通して突出させ、その先端部を拡張して各結合部13を互いに当接結合し、同時にその一側に各延長部18aを当接結合したものである。これによればリベット19を省略することができる。なお、図6に示すものの回動摩擦抵抗の特性は、図5に示すものと同様、前後非対称になる。あるいは、図3のように結合部13の両側にクランプ部18の両延長部18aを当てるものにおいて、一方の延長部18aにバーリングにより形成した筒状部を両結合部13とクランプ部18の他方の延長部18aに設けた孔を通して突出させ、その先端部を拡張して各結合部13を互いに当接結合すると同時にその両側に各延長部18aを当接結合するようにしてもよい。
【0027】
図7に示す変形例は、クランプ部18の円筒状の本体部の両端に拡張帯部18cを形成してこの本体部の中間部のみがステー20の連結部分20bの外周に摩擦係合されるようにしたものである。このようにすれば、本体部の加工の際に両端縁に内向きのばりが生じるようなことがあっても、そのばりにより係合相手の連結部分20bに傷をつけたり摩擦抵抗が不安定になることがなくなる。この場合において、本体部の中央にも二点鎖線18dで示すような拡張帯部を設けて、狭い幅の2つの帯状部がステー20の連結部分20bに摩擦係合されるようにしてもよい。あるいは、クランプ部18の本体部の側面から見た輪郭形状を細線18eに示すように円弧状として、本体部の中央部のみがステー20の連結部分20bの外周に摩擦係合されるようにしてもよい。
【0028】
図8に示す変形例は、クランプ部18の本体部を略三角形状として、ステー20の連結部分20bの外周に沿った120度おきの3箇所において摩擦係合させ、第1の実施の形態と同様リベット19によりクランプ部18をヘッドレストフレーム11に結合したものである。このように3箇所において本体部をステー20の外周に当接することにより、クランプ部18の製作誤差によるインサート部材10とステー20の間の回動摩擦抵抗のばらつきを少なくすることができる。なおこの場合も本体部に形成する切欠穴18bは省略してもよい。
【0029】
以上に述べたクランプ部18は何れも板金製であるが、図9に示す変形例のクランプ部18は、ナイロン、ポリエチレン等の合成樹脂製であり、各延長部18aは当接される結合部13の外面に締付けねじ19Bとナット19Cにより締め付けられている。1方の延長部18aにはナット19Cを回動しないように係合する凹部が形成され、他方の延長部18aには締付けねじ19Bの頭部を回動可能に受け入れる凹部が形成されている。
【0030】
図10に示す変形例では、ヘッドレストフレーム11がステー20に組み付けられる前で開かれた状態において、各結合部13にバーリングにより外向きに形成した各筒状部19Dを、クランプ部18の各延長部18aに設けた孔を通して突出させ、その先端部を拡張して各結合部13と各延長部18aを予め結合し、インサート部材10を形成してある。クランプ部18の本体部と連結部12は整列させておくものとする。このようなインサート部材10は、前述と同様に開いた状態でステー20を係合させ、連結部12とクランプ部18の弾力に抗して閉じ、接合された各結合部13及び各延長部18aをスポット溶接により結合してインサート部材10をステー20に組み付ける。これによればリベット等の結合部材19を省略することができる。
【0031】
図11及び図12に示す変形例では、ヘッドレストフレーム11の連結部12に対向する1対の凹部12Aが外側から形成され、その左右の内面はステー20の連結部分20b中央部に折曲形成した突部20aの下側の左右の傾斜部分に同時に係合されるようになっている。この係合によりインサート部材10とステー20が左右方向に相対的にずれることが防止されるが、インサート部材10とステー20の相対回動は突部20aが各ストッパ面17に当接するまでは自由である。この相対的ずれを防止するための凹部12Aは二点鎖線12Bに示すように中間部を省略して両端部にのみ形成するようにしてもよい。
【0032】
図13及び図14に示す変形例では、ステー20の連結部分20bの一部を両側からプレス加工することにより半径方向の突起22を形成し、この突起22を切欠穴18b内に、左右方向には実質的に隙間がなく、円周方向にはストッパ面17と突部20aにより規制される回動角度範囲内では回動自由となるように係合させている。これによっても図11及び図12の変形例と同様、インサート部材10とステー20が左右方向に相対的にずれるのを防止することができる。この突起22は二点鎖線22Aに示すようにクランプ部18の一側に設けてもよいが、この場合は左右のクランプ部18の各外側または内側にそれぞれ突起22を設けるものとする。
【0033】
図15及び図16に示す第2の実施の形態は、左右1対のクランプ部18をヘッドレストフレーム11と一体的に形成してインサート部材10を構成している点が第1の実施の形態と相違している。クランプ部18はヘッドレストフレーム11の連結部12の両側部により形成されており、横方向において各クランプ部18と対応して結合部13が形成されている。ステー20は第1の実施の形態のものと同一である。第1の実施の形態の場合と同様、ヘッドレストフレーム11を開いた状態としてステー20の連結部分20bの外周をクランプ部18内に係合させ、クランプ部18を含む連結部12の弾性に抗して図16に示すようにヘッドレストフレーム11を閉じ、結合部13に形成した孔にリベット19を通してかしめる。これによりヘッドレストフレーム11の両半部の結合部13の内面と起立部16の先端はそれぞれ互いに接合され、ヘッドレストフレーム11はクランプ部18を介してステー20の連結部分20bに回動可能に摩擦係合される。
【0034】
クランプ部18と連結部12は一体でありそれらの間には隙間がないので、ヘッドレストフレーム11を接合した状態では、クランプ部18を含む連結部12の両側端に開口15が形成され、ステー20の連結部分20bはこの開口15及びクランプ部18を通ってヘッドレストフレーム11内に入り込む。この第2の実施の形態の中央断面図は第1の実施の形態の図2と全く同一であり、ステー20の突部20aの両側が1対のストッパ面17に当接して、ステー20に対するヘッドレストフレーム11の回動角度は所定範囲内に規制される。ヘッドレストパッド25を含むその他の構成及び作用は第1の実施の形態と同じであるので、同一部分に同一符号を付して示し、詳細な説明は省略する。
【0035】
この第2の実施の形態によれば、ステー20の連結部分20bと開口15の間の隙間は、クランプ部18と結合部13の間の折曲部により形成される三角の略星芒形(図16参照)だけであるので、第1の実施の形態よりも一層少なくなる。
【0036】
図17〜図20に示す第3の実施の形態は、ヘッドレストフレーム11の全体的厚さを大きくし、クランプ部18と結合部13の間に補強リブ13aが形成されている点を除き第2の実施の形態と同じである。この第3の実施の形態の全体的厚さは第1及び第2の実施の形態の両半部の打出し部14の頂面の間の寸法と同じであり、連結部12側の中央部の両側に形成した凹部14Aの内面により、突部20aと当接してヘッドレストフレーム11とステー20の相対回動範囲を規制する1対のストッパ面17が形成されている。補強リブ13aは、実線に示すようにクランプ部18と結合部13の間に側方から見て三角形状に形成してもよいが、二点鎖線13bに示すように、クランプ部18の全周から結合部13のほゞ全長に連続する帯状の補強ビードとして形成してもよい。その他の構成及び作用は第1の実施の形態と同じであるので、同一部分に同一符号を付して示し、詳細な説明は省略する。
【0037】
この第3の実施の形態によれば、ヘッドレストフレーム11内の閉じた空間は容積が大となるので、その分だけヘッドレストパッド25に使用するウレタン発泡体などの柔軟な弾性発泡体の使用量を減少させることができる。また補強リブ13aまたは補強ビード13bの形状寸法を変えることにより、ステー20に対するヘッドレストフレーム11の回動抵抗を変えることもできる。
【0038】
図21〜図24に示す第4の実施の形態は、第2及び第3の実施の形態と同様クランプ部18をヘッドレストフレーム11と一体的に形成したものであるが、連結部12側の横方向中央の1箇所にしか結合部13を設けていない点が異なっている。この実施の形態では、各半部の外縁の3方に形成した起立部16はほゞ全円に近い形状にカールリング加工されており、各半部に形成した打出し部14はこの起立部16の内側に沿った略コ字形である。各半部の結合部13は互いに間が隔てられており、その内面によりストッパ面17が形成されている。連結部12の両側に続いてヘッドレストフレーム11と一体的に形成された各クランプ部18には、図21及び図23に示すように、横方向に延びる各1対の凹部18fが形成され、これにより図に示すように各半部を閉じた状態では、各クランプ部18はステー20の連結部分20bの外周面に約270度にわたり回動可能に係合されるようになっている。
【0039】
一方の結合部13の外面には横方向全長にわたり外向きの打出し部13cが形成され、他方の結合部13の外面には左右1対の細長い凸部13dが形成されている。一方の結合部13の打出し部13cに設けた孔から挿入したリベット19は、他方の結合部13の凸部13dの間に設けた孔を通り、両凸部13dに両端部を支持した板ばね19a中央の孔にかしめられる。このようにして両結合部13を連結することにより、起立部16の先端は互いに接合され、クランプ部18はステー20の連結部分20bに回動可能に摩擦係合される。この実施の形態では、図に示すように他方の結合部13の内面をリベット19の段部19bに係合したので、板ばね19aから凸部13dに加わる力は、効率よくクランプ部18に伝達される。
【0040】
この第4の実施の形態でもステー20の連結部分20bと開口15の間には隙間15aが生じるが、この隙間15aは僅かであるので、ヘッドレストパッド25の一体発泡成形の際にこれを通ってインサート部材10内の空間にヘッドレストパッド25が入り込むことはない。その他の構成及び作用は第1の実施の形態と同じであるので、同一部分に同一符号を付して示し、詳細な説明は省略する。
【0041】
この第4の実施の形態によれば、1本のリベット19をかしめることによりインサート部材10をステー20に組み付けることができるので、組み付け工程が簡略化される。
【0042】
図25に示す変形例は、第4の実施の形態から打出し部13c及び凸部13dを取り除き、板ばね19aに代わりに皿ばね19cを介して両結合部13を連結したものである。これによれば、第3の実施の形態と実質的に同様の作用効果が得られる。この第4の実施の形態では、ヘッドレストフレーム11は前後方向対称形状であって方向性がないので、組み付けが容易になる。
【0043】
なお上記各実施の形態ではヘッドレストパッド25は、ステー20に組み付けたインサート部材10の周囲に一体発泡成形により形成したが、予め発泡成形したヘッドレストパッド25を接着などによりヘッドレストフレーム11の周囲に設けるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による可倒式ヘッドレストの第1の実施の形態の正面図である。
【図2】 図1の2−2断面図である。
【図3】 図1の3−3断面図である。
【図4】 図1の4−4断面図である。
【図5】 クランプ部及びその取付構造の変形例を示す図3に相当する断面図である。
【図6】 クランプ部及びその取付構造の別の変形例を示す断面図である。
【図7】 クランプ部の更に別の変形例を示す正面図である。
【図8】 クランプ部及びその取付構造の更に別の変形例を示す断面図である。
【図9】 クランプ部及びその取付構造の更に別の変形例を示す断面図である。
【図10】 クランプ部及びその取付構造の更に別の変形例を示す断面図である。
【図11】 インサート部材とステーの横方向ずれを防止するための構造を示す部分正面図である。
【図12】 図11の12−12断面図である。
【図13】 インサート部材とステーの横方向ずれを防止するための構造の変形例を示す部分正面図である。
【図14】 図13の14−14断面図である。
【図15】 本発明による可倒式ヘッドレストの第2の実施の形態の正面図である。
【図16】 図15の16−16断面図である。
【図17】 本発明による可倒式ヘッドレストの第3の実施の形態の正面図である。
【図18】 図17の18−18断面図である。
【図19】 図17の19−19断面図である。
【図20】 図17の20−20断面図である。
【図21】 本発明による可倒式ヘッドレストの第4の実施の形態の正面図である。
【図22】 図21の22−22断面図である。
【図23】 図21の23−23断面図である。
【図24】 図21の24−24断面図である。
【図25】 ヘッドレストフレームの結合部の連結構造の変形例を示す図22に相当する断面図である。
【図26】 従来技術による可倒式ヘッドレストの一例の正面図である。
【図27】 図26の27−27断面図(拡大図)である。
【符号の説明】
11…ヘッドレストフレーム、12…連結部、13…結合部、15…開口、16…起立部、17…ストッパ面、18…クランプ部、20…ステー、20a…突部、20b…連結部分、20c…脚部、25…ヘッドレストパッド。

Claims (6)

  1. それぞれ外縁の3方に起立部を形成した1対の半部の残る1方の外縁を可撓性のある板状の連結部により一体的に連結してなるヘッドレストフレームと、このヘッドレストフレームの両側部に設けた1対のクランプ部と、棒状の素材を連結部分と1対の脚部を有するコ字状に折曲してなるステーと、前記ヘッドレストフレームの周囲を覆って設けたヘッドレストパッドよりなり、前記ヘッドレストフレームは前記各半部の互いに対向する位置に設けた結合部を互いに連結することにより各半部の起立部の先端を互いに接合させ、前記ステーの連結部分の中央部は前記ヘッドレストフレームの両側で前記連結部と結合部の間となる位置に形成された開口を僅かの隙間をおいて通して前記ヘッドレストフレームの内部に位置せしめ、前記クランプ部は前記ステーの連結部分の外周面に180度を越える範囲にわたる少なくとも3点において摩擦係合させて前記ヘッドレストフレームを前記ステーに回動可能に取り付け、前記ステーの連結部分の中央部には前記脚部と反対側に突出する突部を形成し、前記ヘッドレストフレームの互いに対向する内面には前記ステーに設けた前記突部の先端部が選択的に当接可能な1対のストッパ面を形成したことを特徴とする可倒式ヘッドレスト。
  2. 前記ヘッドレストパッドは、前記ヘッドレストフレームとステーを互いに組み付けた後に、一体発泡成形により前記ヘッドレストフレームの周囲に形成してなる請求項1に記載の可倒式ヘッドレスト。
  3. 前記クランプ部は、前記連結部の両側にこれと整列してかつ前記ヘッドレストフレームと別体に形成してなる請求項1または請求項2に記載の可倒式ヘッドレスト。
  4. 前記クランプ部は、前記連結部の両側にこれと整列してかつ前記ヘッドレストフレームと一体に形成してなる請求項1または請求項2に記載の可倒式ヘッドレスト。
  5. 前記結合部は、横方向において前記1対のクランプ部のそれぞれに対応する位置に各1対を設け、この結合部を連結することにより、前記ヘッドレストフレームの各半部の起立部の先端を互いに接合させると共に前記クランプ部を前記ステーの連結部分の外周面に摩擦係合させて前記ヘッドレストフレームを前記ステーに回動可能に取り付けてなる請求項1または請求項2に記載の可倒式ヘッドレスト。
  6. 前記結合部は、横方向において前記1対のクランプ部の間となる位置に1対のみ設け、この結合部を連結することにより、前記ヘッドレストフレームの各半部の起立部の先端を互いに接合させると共に前記クランプ部を前記ステーの連結部分の外周面に摩擦係合させて前記ヘッドレストフレームを前記ステーに回動可能に取り付けてなる請求項1または請求項2に記載の可倒式ヘッドレスト。
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