JP3618248B2 - 増幅型固体撮像装置用出力回路 - Google Patents

増幅型固体撮像装置用出力回路 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ソースフォロワ回路を備えた増幅型固体撮像装置用出力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、各画素毎に増幅機能を持たせて、増幅された信号を走査回路により読み出す増幅型固体撮像装置が提案されている。特に、周辺の駆動回路や信号処理回路との一体化に有利なCMOS型の画素構成をしたAPS(Active Pixel Sensor)型イメージセンサが知られている。このAPS型イメージセンサでは、1画素内に、光電変換部,増幅部,画素選択部およびリセット部を形成しており、通常、フォトダイオード(PD)からなる光電変換部の他に3〜4個のMOSトランジスタを用いる。
【0003】
図6は1つの画素がPD+3トランジスタで構成された増幅型固体撮像装置の要部回路図を示している(馬渕他、「1/4インチVGA対応33万画素CMOSイメージセンサ」、映像情報メディア学会技術報告、IPU97−13,1997年3月)。図6において、D1は光電変換部としてのフォトダイオード、Q11は増幅部としてのMOSトランジスタ、Q12はリセット部としてのMOSトランジスタ、Q13は画素選択部としてのMOSトランジスタ、11は画素選択クロックライン、12はリセットクロックライン、13は垂直信号線、14は電源線である。なお、以下の説明では、フォトダイオードD1に蓄積される信号電荷は電子とし、MOSトランジスタQ11,Q12,Q13,Q15,Q16,Q17,Q30はnチャネル型とする。
【0004】
上記MOSトランジスタQ12,Q13は、画素選択クロックライン11およびリセットクロックライン12を介して、第1垂直走査回路20および第2垂直走査回路21により駆動される。また、垂直信号線13に定電流負荷となるMOSトランジスタQ15を接続すると共に、その垂直信号線13の信号は、増幅用の第4MOSトランジスタQ16および水平走査回路22により駆動されるMOSトランジスタQ17を介して、水平信号線19に導かれる。上記水平信号線19に定電流負荷となるMOSトランジスタQ30を接続すると共に、アンプ回路24を介して信号OSを出力する。上記MOSトランジスタQ15およびMOSトランジスタQ30のゲートには、それぞれ固定電位VL1およびVL2を印加している。
【0005】
図6において、画素はすべてnチャネル型MOSトランジスタとpn接合ダイオードであるため、標準のCMOSプロセスで容易に形成可能である。一方、アンプ回路24などのアナログ回路、および、垂直走査回路20,21や水平走査回路22のデジタル回路は、一般にCMOS回路で構成されている。したがって、画素と周辺回路は共に、共通プロセスで形成可能となる。これにより電源も共通化でき、画素と周辺回路には電源電圧VDが用いられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図6に示す構成の増幅型固体撮像装置用出力回路において、消費電力を低減するには、電源電圧VDを低くすることが有効である。上記MOSトランジスタQ11,Q15からなるソースフォロワ回路では、MOSトランジスタQ11のゲートにフォトダイオード電位が入力viとして印加され、出力voが垂直信号線13に得られる。図7は上記増幅型固体撮像装置用出力回路の入力viと出力voの関係を示しており、電源電圧をVDとし、MOSトランジスタQ15のゲート電圧をVLとし、MOSトランジスタQ15の閾値電圧をVTnとすると、入力viと出力voとがリニアな関係であるためには、MOSトランジスタQ15が飽和領域で動作(すなわち、定電流動作領域で動作)する必要があり、
o > VL‐VTn …………… (式1)
でなければならない。電源電圧vDを低下させた時、動作マージンを十分確保するには、VL−VTnを十分小さくする必要がある。例えば、VLA−VTnからVLB−VTnと大きくなると、図7の(A)から(B)のように変化し、動作マージンが低下する。
【0007】
一方、画素内のMOSトランジスタQ11が垂直信号線13を駆動する能力は、
m = √(2IDμCW/L) …………… (式2)
で与えられる。ここで、IDはドレイン電流、μはモビリティ、Cは単位面積当たりのゲート容量、W/LはMOSトランジスタQ11のチャネル幅/長さを表している。また、信号線容量をCLとすると、信号線駆動時の時定数τは、
τ = CL/gm …………… (式3)
となる。したがって、ドレイン電流IDが小さいとgmが低下し、その結果、モビリティτが増大するため、MOSトランジスタQ11は、与えられた時間内で垂直信号線13をvoに駆動することができなくなる。
【0008】
また、MOSトランジスタQ15による定電流の値IDは、飽和領域の関係から、
D = (μCW/2L)(VG−VT)2 …………… (式4)
より、VG−VT=VL−VTnに対して図8のような関係になる。ここでVL−VTnの値は、電圧VLおよび閾値電圧VTnのばらつきにより変動する。
【0009】
したがって、VTnのばらつき幅△VTnおよびVLのばらつき幅△VLが一定の場合、IDのセンター値IDOに対するIDのばらつき△IDの比△ID/IDOは、図7において述べたように動作マージンを拡大するためにVL−VTnを小さく設定するほど大きくなるという問題が生じる。
【0010】
上記ゲート電圧VLは、図9に示すように、一般に電源VDを抵抗R21,R22により分圧して得るため、電源電圧VDの変動に伴ってゲート電圧VLも変動する。また、上記MOSトランジスタQ15の閾値電圧VTnはMOSプロセスでは通常一定の範囲で変動が避けられない。特に、(式1)の関係からVL−VTnが小さく抑えられているため、閾値電圧VTnの変動の影響は大きく、ドレイン電流IDは、図8に示すΔID幅で大きく変動する。このソースフォロワ回路では、信号線駆動能力の観点から、最小のドレイン電流IDでも(式2)および(式3)を満たす必要があると共に、最大のドレイン電流IDでは、電流値が非常に大きくなって低消費電力化に反することになる。
【0011】
また、第4MOSトランジスタQ16,第5MOSトランジスタQ30からなるソースフォロワ回路についても、電源電圧をVD、MOSトランジスタQ30のゲート電圧をVL、MOSトランジスタQ30の閾値電圧をVTnとすると、同様の議論が成り立つ。
【0012】
このような問題に対して、ソースフォロワ回路の負荷側のMOSトランジスタの閾値電圧のばらつきを抑える方法として、図10に示すように、モニタ回路を用いたものが提案されている(特開昭60−58706号公報)。このソースフォロワ回路は、ダイオードD100と、上記ダイオードD100をリセットするトランジスタQ100と、出力回路を構成するトランジスタQ100〜Q104と、上記トランジスタQ103のゲートに直流電圧を印加するモニタ回路としてのトランジスタQ201〜Q204とを備えている。上記モニタ回路の電源側のMOSトランジスタQ201に流れる電流は、図11に示すように、出力電圧に強く依存し、定電流とは言えない。また、MOSトランジスタの閾値電圧のばらつきに対して、負荷側のMOSトランジスタQ203は、図11に示すように、出力電圧はMOSトランジスタQ201とMOSトランジスタQ203の特性曲線の交点となって、ほぼ一定値VBBになるものの、出力電流は△IBBで示すように大きくばらつくことになる。このことは、(式4)から明らかなように、負荷側のMOSトランジスタのVG−VTが大きくばらつくことを意味し、この増幅型固体撮像装置用出力回路が低電圧化には適さないことが分かる。
【0013】
そこで、この発明の目的は、簡単な構成で、閾値電圧や電源電圧の変動に対して、動作マージンを十分確保できると共に、消費電流の変動を抑えることができ、安定した低電圧動作が可能な増幅型固体撮像装置用出力回路を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の増幅型固体撮像装置用出力回路は、半導体基板上に形成され、光電変換素子からの光電変換信号を増幅する第1MOSトランジスタと、上記半導体基板上に形成され、上記第1MOSトランジスタに信号線を介して接続された負荷用の第2MOSトランジスタとで形成された第1のソースフォロワ回路を備えた増幅型固体撮像装置用出力回路において、上記半導体基板上に上記第2MOSトランジスタと同じチャネル構造で形成され、上記第2MOSトランジスタとカレントミラー回路を形成するように上記第2MOSトランジスタのゲートにゲートおよびドレインが接続された第3MOSトランジスタと、上記半導体基板上に形成され、上記第3MOSトランジスタに略一定の電流を流すための第1の負荷と、上記半導体基板上に形成され、上記信号線の信号を増幅する第4MOSトランジスタと、上記半導体基板上に形成され、上記第4MOSトランジスタと第2のソースフォロワ回路を形成するように上記第4MOSトランジスタに共通信号線を介して接続された第2の負荷用の第5MOSトランジスタと、上記半導体基板上に上記第5MOSトランジスタと同じチャネル構造で形成され、上記第5MOSトランジスタとカレントミラー回路を形成するように上記第5MOSトランジスタのゲートにゲートおよびドレインが接続された第6MOSトランジスタと、上記半導体基板上に形成され、上記第6MOSトランジスタに略一定の電流を流すための第2の負荷とを備えたことを特徴としている。
【0015】
上記請求項1の増幅型固体撮像装置用出力回路によれば、上記カレントミラー回路を形成している同一チャネル構造の第2,第3MOSトランジスタにおいて、上記第1の負荷により第3MOSトランジスタに略一定の電流が流れると、第3MOSトランジスタのゲート電圧が負荷用の第2MOSトランジスタのゲートに印加され、負荷側の第2MOSトランジスタに第3MOSトランジスタに流れる電流と略同一の電流が流れる。したがって、上記第3MOSトランジスタに流れる電流の変化に対して負荷側の第2MOSトランジスタに流れる電流は略比例して変化する。上記カレントミラー回路の第3MOSトランジスタに第1の負荷により略一定の電流を流すようにして、第3MOSトランジスタの閾値電圧のばらつきに対して第3MOSトランジスタに流れる電流のばらつきを小さくしているので、負荷側の第2MOSトランジスタの閾値電圧のばらつきに対してもその第2MOSトランジスタに流れる電流のばらつきが小さくなる。このように、上記光電変換素子からの光電変換信号を増幅して上記信号線に出力する第1のソースフォロワ回路において、負荷側の第2MOSトランジスタに流れる電流のばらつきが小さいので、第1のソースフォロワ回路の動作マージンを広げるために、負荷側の第2MOSトランジスタのゲート電圧と閾値電圧との電圧差を小さくしても、上記第1のソースフォロワ回路の信号線を駆動する能力はあまり変わらない。したがって、簡単な構成で、閾値電圧や電源電圧の変動に対して、十分な動作マージンを確保できると共に、消費電流の変動を抑えることができる。また、上記負荷側の第2MOSトランジスタのゲート電圧と閾値電圧との電圧差を小さくすることによって、電源電圧を低くしても十分な動作マージンを確保できる。また、上記第1のソースフォロワ回路と同様に、上記信号線の信号を増幅して上記共通信号線を駆動する第2のソースフォロワ回路において、負荷側の第5MOSトランジスタに流れる電流のばらつきが小さいので、この第2のソースフォロワ回路の動作マージンを広げるために、負荷側の第5MOSトランジスタのゲート電圧と閾値電圧との電圧差を小さくしても、上記第2のソースフォロワ回路の共通信号線を駆動する能力はあまり変わらない。したがって、簡単な構成で、閾値電圧や電源電圧の変動に対して、十分な動作マージンを確保できると共に、消費電流の変動を抑えることができる。また、上記負荷側の第5MOSトランジスタのゲート電圧と閾値電圧との電圧差を小さくすることによって、電源電圧を低くしても十分な動作マージンを確保できる。
【0016】
また、請求項2の増幅型固体撮像装置用出力回路は、請求項1の増幅型固体撮像装置用出力回路において、上記第1の負荷は、上記第3MOSトランジスタの導電型と逆の導電型のMOSトランジスタであって、そのMOSトランジスタのソースとゲートとの間の電位差を電源電圧としたことを特徴としている。
【0017】
上記請求項2の増幅型固体撮像装置用出力回路によれば、上記第3MOSトランジスタの第1の負荷すなわちカレントミラー回路の負荷を、第3MOSトランジスタの導電型と逆の導電型でかつソースとゲートとの間の電位差を電源電圧にしたMOSトランジスタとすることによって、そのMOSトランジスタの閾値電圧のばらつきに比べ電源電圧が十分に大きいから、ゲート電圧と閾値電圧との電圧差の変化量が小さく、カレントミラー回路の第3MOSトランジスタに流れる電流の変化量も小さくなる。したがって、上記信号線を駆動する第1のソースフォロワ回路の負荷側の第2MOSトランジスタに流れる電流の変化量も小さくなり、第1のソースフォロワ回路の動作マージンをより広くできる。
【0018】
また、請求項3の増幅型固体撮像装置用出力回路は、請求項1の増幅型固体撮像装置用出力回路において、上記第1の負荷は固定抵抗であることを特徴としている。
【0019】
上記請求項3の増幅型固体撮像装置用出力回路によれば、上記第3MOSトランジスタの第1の負荷すなわちカレントミラー回路の負荷を固定抵抗とすることによって、固定抵抗の抵抗値のばらつきによるカレントミラー回路の第3MOSトランジスタに流れる電流の変化量は小さいので、上記信号線を駆動する第1のソースフォロワ回路の負荷側の第2MOSトランジスタに流れる電流の変化量も小さくなり、第1のソースフォロワ回路の動作マージンを広くできる。
【0020】
また、請求項4の増幅型固体撮像装置用出力回路は、請求項1乃至3のいずれか1つの増幅型固体撮像装置用出力回路において、上記第2MOSトランジスタのゲート電圧と閾値電圧との電圧差を1V以下としたことを特徴としている。
【0021】
上記請求項4の増幅型固体撮像装置用出力回路によれば、上記負荷側の第2MOSトランジスタのゲート電圧と閾値電圧との電圧差を1V以下にすることにより、動作マージンが広くなるので、電源電圧を低くしても十分な動作マージンを確保でき、低電圧動作が可能となる。したがって、安定した低電圧動作が可能な増幅型固体撮像装置を実現できる。
【0022】
【0023】
【0024】
また、請求項の増幅型固体撮像装置用出力回路は、請求項の増幅型固体撮像装置用出力回路において、上記第2の負荷は、上記第6MOSトランジスタの導電型と逆の導電型のMOSトランジスタであって、そのMOSトランジスタのソースとゲートとの間の電位差を電源電圧としたことを特徴としている。
【0025】
上記請求項の増幅型固体撮像装置用出力回路によれば、上記第6MOSトランジスタの第2の負荷すなわちカレントミラー回路の負荷を、第6MOSトランジスタの導電型と逆の導電型でかつソースとゲートとの間の電位差を電源電圧にしたMOSトランジスタとすることによって、このMOSトランジスタの閾値電圧のばらつきに比べ電源電圧が十分に大きいから、ゲート電圧と閾値電圧との電圧差の変化量が小さく、カレントミラー回路の第3MOSトランジスタに流れる電流の変化量も小さくなる。したがって、上記共通信号線を駆動する第2のソースフォロワ回路の負荷側の第6MOSトランジスタに流れる電流の変化量も小さくなり、第2のソースフォロワ回路の動作マージンをより広くできる。
【0026】
また、請求項の増幅型固体撮像装置用出力回路は、請求項の増幅型固体撮像装置用出力回路において、上記第2の負荷は固定抵抗であることを特徴としている。
【0027】
上記請求項の増幅型固体撮像装置用出力回路によれば、上記第6MOSトランジスタの第2の負荷すなわちカレントミラー回路の負荷を固定抵抗とすることによって、固定抵抗の抵抗値のばらつきによるカレントミラー回路の第6MOSトランジスタに流れる電流の変化量は小さいので、上記共通信号線を駆動する第2のソースフォロワ回路の負荷側の第5MOSトランジスタに流れる電流の変化量も小さくなり、動作マージンを広くできる。
【0028】
また、請求項の増幅型固体撮像装置用出力回路は、請求項乃至のいずれか1つの増幅型固体撮像装置用出力回路において、上記第5MOSトランジスタのゲート電圧と閾値電圧との電圧差を1V以下としたことを特徴としている。
【0029】
上記請求項の増幅型固体撮像装置用出力回路によれば、上記負荷側の第5MOSトランジスタのゲート電圧と閾値電圧との電圧差を1V以下にすることにより、動作マージンが広くなるので、電源電圧を低くしても十分な動作マージンを確保でき、低電圧動作が可能となる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の増幅型固体撮像装置用出力回路を図示の実施の形態により詳細に説明する。
【0031】
(第1実施形態)
図1はこの発明の第1実施形態の増幅型固体撮像装置用出力回路の回路図を示している。図1において、図示しない光電変換素子としてのフォトダイオードから光電変換信号である入力viがゲートに接続された第1MOSトランジスタQ1のドレインに電源VDを接続している。上記第1MOSトランジスタQ1のソースに定電流負荷となる第2MOSトランジスタQ2のドレインを垂直信号線13を介して接続し、第2MOSトランジスタQ2のソースを接地している。上記第1,第2MOSトランジスタQ1,Q2で第1のソースフォロワ回路を形成している。また、上記第2MOSトランジスタQ2のゲートに、第3MOSトランジスタQ3のゲート,ドレインを接続する共に、その第3MOSトランジスタQ3のソースを接地している。上記第2,第3MOSトランジスタQ2,Q3は同じチャネル構造を有し、第2,第3MOSトランジスタQ2,Q3でカレントミラー回路を形成している。上記第1〜第3MOSトランジスタQ1〜Q3はnチャネル型である。そして、上記第3MOSトランジスタQ3のドレインに第1の負荷としてのpチャネル型のMOSトランジスタQ4のドレインを接続すると共に、そのMOSトランジスタQ4のソースを電源VDを接続し、ゲートを接地している。上記第1,第2MOSトランジスタQ1,Q2は、図6に示すMOSトランジスタQ11,Q15に夫々対応している。
【0032】
上記構成の増幅型固体撮像装置用出力回路において、第3MOSトランジスタQ3とMOSトランジスタQ4により第2MOSトランジスタQ2のゲートに電圧VLを印加する。上記MOSトランジスタQ4は、ゲート-ソース間電圧が電源電圧VDとなり、ドレイン電圧VLをパラメータとすると、図2の(A)に示すように、ドレイン電流IDが変化する。この場合、MOSトランジスタQ4の閾値電圧をVTPとすると、MOSトランジスタQ4のゲート電圧VGおよびドレイン-ソース間電圧VDSは、
G−VT = VD−VTp
DS = VD−VL
であるから、
DS < VG−VT
すなわち、
L > VTp
となる大部分の期間、MOSトランジスタQ4はリニア領域となる。すなわち、MOSトランジスタQ4に流れるドレイン電流ID2は線形領域における関係式より
D2 = (μCW/L)(VG−VT)VDS ……………… (式5)
となる。
【0033】
しかし、MOSトランジスタQ4の閾値電圧VTpのばらつき(図2のVTp1,VTp2)に比べ、電源電圧VDが十分に大きいから、MOSトランジスタQ4においてVG−VT=VD−VTpの変化量は小さく、図2の(A)で示すドレイン電流ID2の変化量も小さい。
【0034】
一方、第3MOSトランジスタQ3はゲートとドレインが同じ電圧VLだから、第3MOSトランジスタQ3の閾値電圧VTnのばらつきに伴い、図2の(B)のようにドレイン電流IDが変化する。第3MOSトランジスタQ3と第4MOSトランジスタQ4とを流れるドレイン電流ID2は一致するから、ドレイン電流ID2は図2の斜線領域となり、ドレイン電流ID2のばらつきはΔIDとなる。
【0035】
ここで、第3MOSトランジスタQ3は、第2MOSトランジスタQ2とでカレントミラー回路を形成している。しかも、第3MOSトランジスタQ3と第2MOSトランジスタQ2は同じチャネル構造であり、同一チップ上では両者の閾値電圧VTnの変化は強い相関がある。したがって、第2MOSトランジスタQ2を流れるドレイン電流ID1は、第3MOSトランジスタQ3を流れるドレイン電流ID2にほぼ比例して変化する。すなわち、ドレイン電流ID1の変化も図2の斜線領域のΔIDとなり、ばらつきが小さく抑えられることになる。
【0036】
上記第2MOSトランジスタQ2および第1MOSトランジスタQ1について出力電圧voは、
【0037】
【数1】
Figure 0003618248
の範囲でリニアとなり、第2MOSトランジスタQ2について、
L−VTn < 1V ………………… (式7)
とすれば、電源電圧VDが低い場合でも十分な動作範囲が確保される。ただし、μ,Co,WD,LDはそれぞれMOSトランジスタの移動度,単位面積当たりのゲート容量,チャネル幅,チャネル長さを表している。
【0038】
このように、上記フォトダイオード(図示せず)からの光電変換信号を増幅して垂直信号線13を駆動する第1のソースフォロワ回路において、負荷側の第2MOSトランジスタQ2に流れる電流ID1のばらつきが小さいので、この第1のソースフォロワ回路の動作マージンを広げるために、負荷側の第2MOSトランジスタQ2のゲート電圧VLと閾値電圧VTnとの電圧差VL−VTnを小さくしても、第1のソースフォロワ回路の垂直信号線13を駆動する能力はあまり変わらない。したがって、簡単な構成で、閾値電圧や電源電圧の変動に対して、十分な動作マージンを確保できると共に、消費電流の変動を抑えることができる。また、上記負荷側の第2MOSトランジスタQ2のゲート電圧VLと閾値電圧VTnとの電圧差VL−VTnを小さくすることによって、電源電圧VDを低くしても十分な動作マージンを確保することができる。
【0039】
また、上記第3MOSトランジスタQ3の第1の負荷すなわちカレントミラー回路の負荷を、第3MOSトランジスタQ3の導電型と逆の導電型でかつソースとゲートとの間の電位差を電源電圧にしたMOSトランジスタQ4とすることによって、MOSトランジスタQ4の閾値電圧VTpのばらつきに比べ電源電圧VDが十分に大きいから、MOSトランジスタQ4においてゲート電圧VLと閾値電圧VTpとの電圧差VL−VTpの変化量が小さく、カレントミラー回路の第3MOSトランジスタQ3に流れる電流の変化量も小さい。したがって、上記第1のソースフォロワ回路の負荷側の第2MOSトランジスタQ2に流れる電流の変化量も小さくなり、垂直信号線13を駆動する第1のソースフォロワ回路の動作マージンをより広くできる。
【0040】
また、上記負荷側の第2MOSトランジスタQ2のゲート電圧VLと閾値電圧VTnとの電圧差VL−VTnを1V以下にすることにより、動作マージンが広くなるので、電源電圧VDを低くしても十分な動作マージンを確保でき、低電圧動作が可能となる。
【0041】
(第2実施形態)
図3はこの発明の第2実施形態の増幅型固体撮像装置用出力回路の回路図を示している。この増幅型固体撮像装置用出力回路は、固定抵抗RLを除いて図1に示す第1実施形態の増幅型固体撮像装置用出力回路と同一の構成をしており、同一構成部は同一参照番号を付して説明を省略する。
【0042】
図3に示すように、第2MOSトランジスタQ2と同じチャネル構造を有するnチャネル型の第3MOSトランジスタQ3のドレインと電源電圧VDとの間に固定抵抗RLを接続すると共に、第3MOSトランジスタQ3のゲートとドレインを共通に接続している。上記固定抵抗RLを流れるドレイン電流ID12は、出力電圧VLをパラメータとすると、固定抵抗RLの抵抗値のばらつきに伴い、図4の(A)のように変化する。一方、第3MOSトランジスタQ3はゲートとドレインが同じ電圧VLだから、第3MOSトランジスタQ3の閾値電圧VTnのばらつきに伴い、図4の(B)のようにドレイン電流ID11が変化する。第3MOSトランジスタQ3と固定抵抗RLとを流れるドレイン電流ID12は一致するから、ドレイン電流ID12は、図4の斜線領域となり、ドレイン電流ID12のばらつきはΔIDとなる。
【0043】
ここで、第1実施形態の図2の場合と同様、第3MOSトランジスタQ3と第2MOSトランジスタQ2とでカレントミラー回路を構成している。しかも、第3MOSトランジスタQ3と第2MOSトランジスタQ2は同じチャネル構造であり、同一チップ上では両者の閾値電圧VTnの変化は強い相関がある。したがって、第2MOSトランジスタQ2を流れるドレイン電流ID11は、第3MOSトランジスタQ3を流れるドレイン電流ID12にほぼ比例する。すなわち、ドレイン電流ID11の変化も図4の斜線領域のΔIDとなり、ばらつきが小さく抑えられることになる。また、第1実施形態と同様、第2MOSトランジスタQ2について、(式6)および(式7)の関係を採用すれば、電源電圧VDが低い場合でも十分な動作範囲が確保される。
【0044】
このように、フォトダイオード(図示せず)からの光電変換信号を増幅して垂直信号線13を駆動する第1のソースフォロワ回路において、負荷側の第2MOSトランジスタQ2に流れる電流ID11のばらつきが小さいので、この第1のソースフォロワ回路の動作マージンを広げるために、負荷側の第2MOSトランジスタQ2のゲート電圧VLと閾値電圧VTnとの電圧差VL−VTnを小さくしても、第1のソースフォロワ回路の垂直信号線13を駆動する能力はあまり変わらない。したがって、簡単な構成で、閾値電圧や電源電圧の変動に対して、十分な動作マージンを確保できると共に、消費電流の変動を抑えることができる。また、上記負荷側の第2MOSトランジスタQ2のゲート電圧VLと閾値電圧VTnとの電圧差VL−VTnを小さくすることによって、電源電圧VDを低くしても十分な動作マージンを確保することができる。
【0045】
また、上記第3MOSトランジスタQ3の第1の負荷すなわちカレントミラー回路の負荷を固定抵抗RLとすることによって、固定抵抗RLの抵抗値のばらつきによるカレントミラー回路の第3MOSトランジスタQ3に流れる電流ID12の変化量は小さいので、垂直信号線13を駆動する第1のソースフォロワ回路の負荷側の第2MOSトランジスタQ2に流れる電流ID11の変化量も小さくなり、簡単な構成で動作マージンを広くできる。
【0046】
また、上記負荷側の第2MOSトランジスタQ2のゲート電圧VLと閾値電圧VTnとの電圧差VL−VTnを1V以下にすることにより、動作マージンが広くなるので、電源電圧VDを低くしても十分な動作マージンを確保でき、低電圧動作が可能となる。
【0047】
(第3実施形態)
図5は図3の第2実施形態の増幅型固体撮像装置用出力回路を用いた増幅型固体撮像装置の要部回路図を示している。図5において、光電変換素子としてのフォトダイオードD1と、増幅部としてのMOSトランジスタQ11と、リセット部としてのMOSトランジスタQ12と、画素選択部としてのMOSトランジスタQ13とで構成された複数画素が碁盤の目状に配列されている。上記各画素のMOSトランジスタQ13のゲートに第1垂直走査回路20を画素選択クロックライン11を介して夫々接続している。また、上記各画素のMOSトランジスタQ12のゲートに第2垂直走査回路21をリセットクロックライン12を介して夫々接続すると共に、第1MOSトランジスタQ11のソースをMOSトランジスタQ13を介して垂直信号線13に夫々接続している。そして、上記各画素の第1MOSトランジスタQ11のドレインに電源線14を夫々接続している。上記垂直信号線13と接地との間に負荷用の第2MOSトランジスタQ15を接続して、第1,第2MOSトランジスタQ11,Q15で第1のソースフォロワ回路を形成している。上記第2MOSトランジスタQ15のゲートに第3MOSトランジスタQ21のゲートを接続すると共に、その第3MOSトランジスタQ21のゲートとドレインを接続し、ソースを接地している。上記第2,第3MOSトランジスタQ15,Q21でカレントミラー回路を形成している。なお、上記第3MOSトランジスタQ21は、第2MOSトランジスタQ15と同じチャネル構造を有するnチャネル型の第3MOSトランジスタである。また、上記第3MOSトランジスタQ21のドレインと電源VDとの間に第1の負荷としての固定抵抗R11を接続している。
【0048】
また、上記垂直信号線13に第4MOSトランジスタQ16のゲートを接続している。第4MOSトランジスタQ16のドレインに電源VDを接続すると共に、その第4MOSトランジスタQ16のソースに、MOSトランジスタQ17を介して共通信号線としての水平信号線19を接続している。上記MOSトランジスタQ17のゲートに垂直走査線18を介して水平走査回路22を接続している。そして、上記水平信号線19に負荷用の第5MOSトランジスタQ22のドレインを接続すると共に、第5MOSトランジスタQ22のソースを接地して、第4,第5MOSトランジスタQ16,Q22で第2のソースフォロワ回路を形成している。また、上記第5MOSトランジスタQ22のゲートに第6MOSトランジスタのゲートを接続すると共に、その第6MOSトランジスタのゲートとドレインを接続し、第6MOSトランジスタのソースを接地して、第5,第6MOSトランジスタQ22,Q23とでカレントミラー回路を形成している。上記第6MOSトランジスタQ23のドレインと電源VDとの間に第2の負荷としての固定抵抗R12を接続している。そして、上記水平信号線19にアンプ回路24の入力端子を接続している。
【0049】
上記構成の増幅型固体撮像装置において、第2MOSトランジスタQ15のゲートと第3MOSトランジスタQ21のゲートとの接続点に、固定抵抗R11により定まる電圧VL1を出力する。この電圧VL1が第2MOSトランジスタQ15のゲートに印加されることにより、第2実施形態の図3および図4の説明で述べた理由から、第2MOSトランジスタQ15の閾値電圧がばらついても、第2MOSトランジスタQ15には略一定の電流が流れる。
【0050】
同様に、上記第5MOSトランジスタQ22のゲートと第6MOSトランジスタQ23との接続点に、固定抵抗R12により定まる電圧VL2を出力する。この電圧VL2が第5MOSトランジスタQ22のゲートに印加されることにより、第2実施形態の図3および図4の説明で述べた理由から、第5MOSトランジスタQ22の閾値電圧がばらついても、第5MOSトランジスタQ22には略一定の電流が流れる。
【0051】
このように、上記増幅型固体撮像装置用出力回路は、図3に示す第2実施形態の増幅型固体撮像装置用出力回路と同様の作用,効果を有すると共に、第1のソースフォロワ回路と同様に、垂直信号線13の信号を増幅して共通信号線19を駆動する第2のソースフォロワ回路(第4,第5MOSトランジスタQ16,Q22)において、負荷側の第5MOSトランジスタQ22に流れる電流のばらつきが小さいので、この第2のソースフォロワ回路の動作マージンを広げるために、負荷側の第5MOSトランジスタQ22のゲート電圧と閾値電圧との電圧差を小さくしても、上記第2のソースフォロワ回路の水平信号線19を駆動する能力はあまり変わらない。また、上記負荷側の第5MOSトランジスタQ22のゲート電圧と閾値電圧との電圧差を小さくすることによって、電源電圧を低くしても十分な動作マージンを確保することができる。したがって、簡単な構成で、閾値電圧や電源電圧の変動に対して、動作マージンを十分確保できると共に、消費電流の変動を抑えることができ、安定した低電圧動作が可能な増幅型固体撮像装置を実現することができる。
【0052】
また、上記第6MOSトランジスタQ23の第2の負荷すなわちカレントミラー回路の負荷を固定抵抗R12とすることによって、固定抵抗R12のばらつきによるカレントミラー回路の第6MOSトランジスタQ23に流れる電流の変化量は小さいので、水平信号線19を駆動する第2のソースフォロワ回路の負荷側の第5MOSトランジスタQ22に流れる電流の変化量も小さくなり、簡単な構成で動作マージンを広くできる。
【0053】
また、上記負荷側の第5MOSトランジスタQ22のゲート電圧と閾値電圧との電圧差を1V以下にすることにより、動作マージンが広くなるので、電源電圧を低くしても十分な動作マージンを確保でき、低電圧動作が可能となる。
【0054】
なお、この第3実施形態では、図3に示す第2実施形態の増幅型固体撮像装置用出力回路を用いた増幅型固体撮像装置について説明したが、図1に示す第1実施形態の増幅型固体撮像装置用出力回路を増幅型固体撮像装置に適用してもよい。
【0055】
上記第1〜第3実施形態では、第1〜第6MOSトランジスタQ1,Q2,Q3,Q11,Q15,Q16,Q21,Q22,Q23にnチャネル型を用いた増幅型固体撮像装置用出力回路について説明したが、第1〜第6MOSトランジスタにpチャネル型を用いた増幅型固体撮像装置用出力回路でもよく、この場合、第1〜第3実施形態同様の作用,効果が得られる。
【0056】
【発明の効果】
以上より明らかなように、請求項1の発明の増幅型固体撮像装置用出力回路は、半導体基板上に形成され、光電変換素子からの光電変換信号を増幅する第1MOSトランジスタと、半導体基板上に形成され、第1MOSトランジスタに信号線を介して接続された負荷用の第2MOSトランジスタとで第1のソースフォロワ回路を形成する増幅型固体撮像装置用出力回路において、半導体基板上に第2MOSトランジスタと同じチャネル構造で形成され、第2MOSトランジスタとカレントミラー回路を形成するように第2MOSトランジスタのゲートにゲートおよびドレインが接続された第3MOSトランジスタと、半導体基板上に形成され、第3MOSトランジスタに略一定の電流を流すための第1の負荷と、上記半導体基板上に形成され、上記信号線の信号を増幅する第4MOSトランジスタと、半導体基板上に形成され、第4MOSトランジスタに共通信号線を介して接続されて第4MOSトランジスタと第2のソースフォロワ回路を形成する負荷用の第5MOSトランジスタと、半導体基板上に第5MOSトランジスタと同じチャネル構造で形成され、第5MOSトランジスタとカレントミラー回路を形成するように第5MOSトランジスタのゲートにゲートおよびドレインが接続された第6MOSトランジスタと、半導体基板上に形成され、第6MOSトランジスタに略一定の電流を流すための第2の負荷とを備えたものである。
【0057】
したがって、請求項1の発明の増幅型固体撮像装置用出力回路によれば、上記負荷側のMOSトランジスタのゲート電圧を、その第2MOSトランジスタと同じチャネル構造である別の第3MOSトランジスタを用いて発生している。すなわち、上記第3MOSトランジスタに、近似的に定電流となる負荷を接続し、それにより発生する電圧を負荷側の第2MOSトランジスタのゲートに印加している。このため、カレントミラー回路を形成している第2,第3MOSトランジスタで共通に閾値電圧がばらついた場合、第1の負荷により第2,第3MOSトランジスタを流れる電流が略一定となるように、ゲート電圧を発生することになる。また、上記負荷側の第2MOSトランジスタのゲート電圧と閾値電圧との電圧差を小さくすることにより、電源電圧の低減を図ることが容易となる。したがって、簡単な構成で製造条件のばらつき等に対して安定した低電圧動作が可能な増幅型固体撮像装置用出力回路を提供することができ、実用上の効果は絶大である。また、上記第1のソースフォロワ回路と同様に、上記信号線の信号を増幅して上記共通信号線を駆動する第2のソースフォロワ回路の動作マージンを広げるために、負荷側の第5MOSトランジスタのゲート電圧と閾値電圧との電圧差を小さくしても、上記第2のソースフォロワ回路の共通信号線を駆動する能力はあまり変わらない。したがって、簡単な構成で、閾値電圧や電源電圧の変動に対して、十分な動作マージンを確保できると共に、消費電流の変動を抑えることができる。また、上記負荷側の第5MOSトランジスタのゲート電圧と閾値電圧との電圧差を小さくすることによって、電源電圧を低くしても十分な動作マージンを確保できる。
【0058】
また、請求項2の発明の増幅型固体撮像装置用出力回路は、請求項1の増幅型固体撮像装置用出力回路において、上記第3MOSトランジスタの第1の負荷すなわちカレントミラー回路の負荷を、第3MOSトランジスタの導電型と逆の導電型でかつソースとゲートとの間の電位差を電源電圧にしたMOSトランジスタとしたので、上記信号線を駆動する第1のソースフォロワ回路の負荷側の第2MOSトランジスタに流れる電流の変化量が小さくなり、第1のソースフォロワ回路の動作マージンをより広くできる。
【0059】
また、請求項3の発明の増幅型固体撮像装置用出力回路は、請求項1の増幅型固体撮像装置用出力回路において、上記第3MOSトランジスタの第1の負荷すなわちカレントミラー回路の負荷を固定抵抗としたので、固定抵抗の抵抗値のばらつきによるカレントミラー回路の第3MOSトランジスタに流れる電流の変化量は小さく、上記信号線を駆動する第1のソースフォロワ回路の負荷側の第2MOSトランジスタに流れる電流の変化量も小さくなり、簡単な構成で第1のソースフォロワ回路の動作マージンを広くできる。
【0060】
また、請求項4の発明の増幅型固体撮像装置用出力回路は、請求項1乃至3のいずれか1つの増幅型固体撮像装置用出力回路において、上記負荷側の第2MOSトランジスタのゲート電圧と閾値電圧との電圧差を1V以下にしたので、動作マージンが広くなり、電源電圧を低くしても十分な動作マージンを確保でき、低電圧動作が可能となる。したがって、安定した低電圧動作が可能な増幅型固体撮像装置を実現することができる。
【0061】
【0062】
また、請求項の発明の増幅型固体撮像装置用出力回路は、請求項の増幅型固体撮像装置用出力回路において、上記第6MOSトランジスタの第2の負荷すなわちカレントミラー回路の負荷を、第6MOSトランジスタの導電型と逆の導電型でかつソースとゲートとの間の電位差を電源電圧にしたMOSトランジスタとしたので、MOSトランジスタにおいてゲート電圧と閾値電圧との電圧差の変化量が小さく、カレントミラー回路を形成する第5,第6MOSトランジスタに流れる電流の変化量も小さくなり、上記共通信号線を駆動する第2のソースフォロワ回路の動作マージンをより広くできる。
【0063】
また、請求項の発明の増幅型固体撮像装置用出力回路は、請求項の増幅型固体撮像装置用出力回路において、上記第6MOSトランジスタの第2の負荷すなわちカレントミラー回路の負荷を固定抵抗としたので、上記共通信号線を駆動する第2のソースフォロワ回路の負荷側の第5MOSトランジスタに流れる電流の変化量が小さくなり、簡単な構成で第2のソースフォロワ回路の動作マージンを広くできる。
【0064】
また、請求項の発明の増幅型固体撮像装置用出力回路は、請求項乃至のいずれか1つの増幅型固体撮像装置用出力回路において、上記負荷側の第5MOSトランジスタのゲート電圧と閾値電圧との電圧差を1V以下にしたので、動作マージンが広くなり、電源電圧を低くしても十分な動作マージンを確保でき、低電圧動作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1実施形態の増幅型固体撮像装置用出力回路の回路図である。
【図2】図2は上記増幅型固体撮像装置用出力回路の動作を説明する図である。
【図3】図3はこの発明の第2実施形態の増幅型固体撮像装置用出力回路の回路図である。
【図4】図4は上記増幅型固体撮像装置用出力回路の動作を説明する図である。
【図5】図5はこの発明の第3実施形態の増幅型固体撮像装置用出力回路を用いた増幅型固体撮像装置の回路図である。
【図6】図6は従来の増幅型固体撮像装置用出力回路の回路図である。
【図7】図7は上記増幅型固体撮像装置用出力回路のソースフォロワ回路における特性を示す図である。
【図8】図8は上記ソースフォロワ回路の問題点を説明する図である。
【図9】図9は上記ソースフォロワ回路の回路図である。
【図10】図10は従来の他の増幅型固体撮像装置用出力回路の回路図である。
【図11】図11は上記ソースフォロワ回路の問題点を説明する図である。
【符号の説明】
11…画素選択クロックライン、12…リセットクロックライン、
13…垂直信号線、14…電源線、
18…、19…水平信号線、
20…第1垂直走査回路、21…第2垂直走査回路、
22…水平走査回路、D1…フォトダイオード、
Q11…第1MOSトランジスタ、Q12,Q13,Q17…MOSトランジスタ、
Q15…第2MOSトランジスタ、Q16…第4MOSトランジスタ、
Q21…第3MOSトランジスタ、Q22…第5MOSトランジスタ、
Q23…第6MOSトランジスタ、R11,R12…固定抵抗。

Claims (7)

  1. 半導体基板上に形成され、光電変換素子からの光電変換信号を増幅する第1MOSトランジスタと、上記半導体基板上に形成され、上記第1MOSトランジスタに信号線を介して接続された負荷用の第2MOSトランジスタとで形成された第1のソースフォロワ回路を備えた増幅型固体撮像装置用出力回路において、
    上記半導体基板上に上記第2MOSトランジスタと同じチャネル構造で形成され、上記第2MOSトランジスタとカレントミラー回路を形成するように上記第2MOSトランジスタのゲートにゲートおよびドレインが接続された第3MOSトランジスタと、
    上記半導体基板上に形成され、上記第3MOSトランジスタに略一定の電流を流すための第1の負荷と
    上記半導体基板上に形成され、上記信号線の信号を増幅する第4MOSトランジスタと、
    上記半導体基板上に形成され、上記第4MOSトランジスタと第2のソースフォロワ回路を形成するように上記第4MOSトランジスタに共通信号線を介して接続された第2の負荷用の第5MOSトランジスタと、
    上記半導体基板上に上記第5MOSトランジスタと同じチャネル構造で形成され、上記第5MOSトランジスタとカレントミラー回路を形成するように上記第5MOSトランジスタのゲートにゲートおよびドレインが接続された第6MOSトランジスタと、
    上記半導体基板上に形成され、上記第6MOSトランジスタに略一定の電流を流すための第2の負荷とを備えたことを特徴とする増幅型固体撮像装置用出力回路。
  2. 請求項1に記載の増幅型固体撮像装置用出力回路において、
    上記第1の負荷は、上記第3MOSトランジスタの導電型と逆の導電型のMOSトランジスタであって、そのMOSトランジスタのソースとゲートとの間の電位差を電源電圧としたことを特徴とする増幅型固体撮像装置用出力回路。
  3. 請求項1に記載の増幅型固体撮像装置用出力回路において、
    上記第1の負荷は固定抵抗であることを特徴とする増幅型固体撮像装置用出力回路。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の増幅型固体撮像装置用出力回路において、
    上記第2MOSトランジスタのゲート電圧と閾値電圧との電圧差を1V以下としたことを特徴とする増幅型固体撮像装置用出力回路。
  5. 請求項に記載の増幅型固体撮像装置用出力回路において、
    上記第2の負荷は、上記第6MOSトランジスタの導電型と逆の導電型のMOSトランジスタであって、そのMOSトランジスタのソースとゲートとの間の電位差を電源電圧としたことを特徴とする増幅型固体撮像装置用出力回路。
  6. 請求項に記載の増幅型固体撮像装置用出力回路において、
    上記第2の負荷は固定抵抗であることを特徴とする増幅型固体撮像装置用出力回路。
  7. 請求項乃至のいずれか1つに記載の増幅型固体撮像装置用出力回路において、
    上記第5MOSトランジスタのゲート電圧と閾値電圧との電圧差を1V以下としたことを特徴とする増幅型固体撮像装置用出力回路。
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