JP3614058B2 - 車両用空気調和装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用空気調和装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用空気調和装置に関する従来技術として特開平10―250342号公報がある。図16により、この従来技術を説明する。図16は、従来技術の特開平10―250342号公報の車両用空気調和装置とその車両用空気調和装置を配置した車両断面概略の推定図である。推定図としたのは、従来技術の特開平10―250342号公報には、インストルメントパネル(計器盤)についての説明はあるが、図示されていないので、これを図示したためである。
【0003】
図16に示すように、エンジンルーム134と車室135とがダッシュパネル121により仕切られている。ダッシュパネル121の下方にはフロア132が延びており、上方にはフロントウインドウ130を経由して、ルーフ131が取り付けられている。ダッシュボード121から車室側に向かってインストルメントパネル122が配置されている。インストルメントパネル22は乗員(図示なし)との間に所定の空間を置くよう配置されている。
【0004】
インストルメントパネル122の下部は開口されており、ブロア内気吸込口125が形成されている。インストルメントパネル122の上部には、空調風吹出口124が形成されている。
【0005】
インストルメントパネル122の内部には、ブロアユニット123と空調ユニット(図示なし)が配置されている。ブロアユニット123は上側かつ車両後方側にブロア内気吸込口126を有し、上側かつ車両前方側にブロア外気吸込口129を有している。
【0006】
従来技術の作用を説明する。ブロアユニット123、空調ユニット(図示なし)を経由した空調風は、空調風吹出口124から車室135に吹出され、フロントウインドウシールド130の下方、ルーフ131の下方を経由して、乗員(図示なし)の上半身を冷房する。その後、空調風は車室135の後部で反転し、フロア132の上方に沿って、車両前方に向かい、乗員の下半身を冷房する。空調風は、インストルメントパネル122の下部の車室内気吸込口125に吸込まれ、ブロア123に吸込まれる。上記の1連の空調風の流れにより、乗員は冷房される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記の従来技術は、官能に影響が少ない部分(特に、乗員の足元)やフロア132付近まで空調風が流れ込んでおり、それらを冷房することにより余分な動力を消費するという問題が発生する。
【0008】
本発明は、上記の問題を解決するために、空調風を乗員の上半身を中心に循環させる車両用空気調和装置を提供することを目的にしたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前述の目的を達成するために、請求項1の発明は、エンジンルームと車室側とがダッシュパネルにより仕切られる車両に適用され、前記車室側に開口する空調風吹出口と車室内気吸込口を有する車両用空気調和装置において、空調風を乗員の上半身まわりに循環させるよう前記車室内気吸込口を配置し、前記インストルメントパネルの下面にカバーが取り付けられていることを特徴とする車両用空気調和装置である。
【0010】
前述の目的を達成するために、請求項2の発明は、エンジンルームと車室側とがダッシュパネルにより仕切られる車両に適用され、前記車室側に開口する空調風吹出口と車室内気吸込口を有する車両用空気調和装置において、インストルメントパネルの上方に前記車室内気吸込口を備え、前記インストルメントパネルの下面にカバーが取り付けられていることを特徴とする車両用空気調和装置である。
【0011】
前述の目的を達成するために、請求項3の発明は、エンジンルームと車室側とがダッシュパネルにより仕切られる車両に適用され、前記車室側に開口する空調風吹出口と車室内気吸込口を有する車両用空気調和装置において、空調風を乗員の上半身まわりに循環させるよう前記車室内気吸込口を配置し、前記車室内気吸込口とブロア内気吸込口を結び吸気通路を遮断部材で遮蔽し、前記インストルメントパネル内の空気が前記吸気通路に侵入するのを防止するようにしたことを特徴とする車両用空気調和装置である。
【0012】
前述の目的を達成するために、請求項4の発明は、エンジンルームと車室側とがダッシュパネルにより仕切られる車両に適用され、前記車室側に開口する空調風吹出口と車室内気吸込口を有する車両用空気調和装置において、インストルメントパネルの上方に前記車室内気吸込口を備え、前記車室内気吸込口とブロア内気吸込口を結び吸気通路を遮断部材で遮蔽し、前記インストルメントパネル内の空気が前記吸気通路に侵入するのを防止するようにしたことを特徴とする車両用空気調和装置である。
【0013】
前述の目的を達成するために、請求項5の発明は、前記空調風吹出口が前記車室内気吸込口より下方に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3または請求項4記載の車両用空気調和装置である。
【0014】
【発明の実施形態】
本発明の実施形態を図に基づき説明する。図1は、本発明の第1実施形態にかかる車両用空気調和装置とその車両用空気調和装置を配置した車両断面概略図である。図1に示すように、エンジンルーム14と車室15とがダッシュパネル1により仕切られている。ダッシュパネル1の下方にはフロア12が延びており、上方にはフロントウインドウ10を経由して、ルーフ11が配置されている。ダッシュボード1から車室側に向かってインストルメントパネル2が配置されている。インストルメントパネル2は乗員(図示なし)との間に所定の空間を置くよう配置されている。
【0015】
インストルメントパネル2の下部はカバー13により覆われており、インストルメントパネル2の下部から内部への空調風の流れが阻止されている。インストルメントパネル2の上部には、空調風吹出口4が形成されている。インストルメントパネル2の上部であって、空調風吹出口4の上方には車室内気吸込口5が形成されている。
【0016】
インストルメントパネル2の内部には、ブロアユニット3と空調ユニット(図示なし)が配置されている。ブロアユニット3は上側かつ車両後方側にブロア内気吸込口6を有し、上側かつ車両前方側にブロア外気吸込口9を有している。
【0017】
本発明の第1実施形態の作用を説明する。ブロアユニット3、空調ユニット(図示なし)を経由した空調風は、空調風吹出口4から車室15に吹出され、フロントウインドウシールド10の下方、ルーフ11の下方を経由して、乗員(図示なし)の上半身を冷房する。その後、空調風は車室15の後部で反転し、車両高さのほぼ中央部に沿って、車両前方に向かい、乗員の上半身を冷房する。空調風は、インストルメントパネル2の上部の車室内気吸込口5に吸込まれ、ブロア3に吸込まれる。図示したような上記の1連の空調風の流れにより、乗員の上半身まわりを中心に冷房される。乗員の下半身まわりは空調風の乱れにより弱冷房にされる。
【0018】
以上説明した本発明の第1実施形態にかかる車両用空気調和装置によれば、空調風を乗員の上半身まわりに循環させるよう車室内気吸込口5を配置したので、乗員の上半身を効果的に冷房することができる。官能に影響が小さい部位である下半身、特に乗員の足元は弱冷房にされるので、質量やコストの増加なしで冷房熱負荷を低減することができる。
【0019】
インストルメントパネル2の上方に車室内気吸込口5を備えたので、乗員の上半身を効果的に冷房することができる。官能に影響が小さい部位である下半身、特に乗員の足元は弱冷房にされるので、質量やコストの増加なしで冷房熱負荷を低減することができる。
【0020】
また、空調風吹出口4が車室内気吸込口5より下方に設けられているので、空調風の流れが乗員の下半身に流れるのを阻止され、乗員の上半身まわりに集中させることができ、乗員の足元やフロア12の冷房による冷房熱負荷を軽減することができる。
【0021】
さらに、インストルメントパネル2の下面にカバー13が取り付けられているので、インストルメントパネル2の下面からの空調風の吸込みを防ぐことができ、乗員の下半身まわりの空調風の流れを低減させることができ、より乗員の上半身まわりの気流とすることができ、冷房熱負荷を低減することができる。
【0022】
また、インストルメントパネル2の上面の車室内気吸込口5から空調風の吸込みをしているので、インストルメントパネル2の内部の機器(メータ、オーディオなど)が冷却され、性能が維持され耐久性が向上する。
【0023】
空調風吹出口4の開口面積を拡大することで、吹出速度を減少させ、乱れの少ない空調風の流れを得ることができるので、乗員の上半身まわりへの空調風の集中化を図ることができ、冷房熱負荷を低減することができる。
【0024】
図2により、本発明の第2実施形態にかかる車両用空気調和装置を説明する。図2は、本発明の第2実施形態にかかる車両用空気調和装置とその車両用空気調和装置を配置した車両断面概略図である。図1の構成と同一の構成は、同一の符号を付し、説明を流用することにし、ここでは説明を省略する。異なる構成を中心に説明する。
【0025】
図2に示すように、車室内気吸込口5とブロアユニット3のブロア内気吸込口6を結ぶ吸込通路8は、ダクトなどの遮断部材7によりインストルメントパネル2の内部の他の空間に対し遮蔽されている。すなわち、遮断部材7により、インストルメントパネル2の内部の空気が吸込通路6に流れるのが阻止される。これにより、インストルメントパネル2内の温度の高い空気をブロア内気吸込口6に吸込まれるのを防止することができる。
【0026】
図2の車両用空気調和装置によれば、インストルメントパネル2の下面は開口されているが、車室内気吸込口5とブロア内気吸込口6を結ぶ吸込通路8が遮断部材7により遮蔽されているので、インストルメントパネル2の下面からブロア内気吸込口6への空調風の吸込みは不可能であり、カバーを用いない簡単な構成で、冷房熱負荷を低減することができる。
【0027】
図3乃至図13により、本発明にかかる車両用空気調和装置の車室内気吸込口の改良発明を説明する。
【0028】
図3乃至図6により、本発明の第3実施形態にかかる車両用空気調和装置の車室内気吸込口を備えたインストルメントパネルを説明する。図3は、本発明の第3実施形態にかかる車室内気吸込口を備えたインストルメントパネルの一部斜視図である。
【0029】
図3に示すように、インストルメントパネル2の車両前方であってフロントウインドウシールド10より後方にデフロスタノズル吹出口16が設けられている。乗員の前のインストルメントパネル2には、大型化させたメータクラスタ17が配置されている。メータクラスタ17の中にはメータ18が設置されている。メータクラスタ17の下方には空調風吹出口4が設けられている。メータクラスタ17の横にはエアバッグ19が埋め込まれている。
【0030】
メータクラスタ17の車両前方面には、車室内気吸込口5が設けられ、フロントウインドウシールド10に向かって開口している。車室内気吸込口5の開口面積は、メータ18が設置されている個所は少なく、メータ18が設置されていない個所は大きく設定されている。車両内気吸込口5は、車室内を循環して、乗員の上半身を冷却した後、車両用空気調和装置に戻ってくる空調風の吸込口として機能するものである。
【0031】
図3および図4により、さらに説明する。図4は、図3のA−A線の断面図であり、図5は、図3のB−B線の断面図である。図4に示すように、車両内気吸込口5は、メータクラスタ17の前端部とインストルメントパネル2との間で形成され、大きな開口面積を有している。車両内気吸込口5が大きな開口面積を有する構造を備えているので、空調風の流れを強く引き寄せることができる。
【0032】
車両内気吸込口5の車両前方側であってフロントウインドウシールド10の車両後方側には、デフロスタノズル吹出口16が配置されており、デフロスタノズル吹出口16にはインストルメントパネル2内に延びているデフロスタダクト20が連結されている。
【0033】
図5に示す車両内気吸込口5もメータクラスタ17の前端部とインストルメントパネル2との間に形成され、図4の車両内気吸込口5の開口面積に比べ小さな開口面積を有した構造を備えている。車両内気吸込口5が小さい開口面積を有した構造を備えているので、メータ18の配置と空調風の吸引を両立させることができる。
【0034】
図6により、本発明の第3実施形態にかかる車室内気吸込口5を備えたインストルメントパネルの効果を説明する。図6は、本発明の第3実施形態にかかる車室内気吸込口を備えたインストルメントパネルの効果を説明するための断面図である。図6に示すように、車室内気吸込口5は、乗員(運転者)の視線を受けても直接見えないため、意匠性を損なうことがない。また、車室内気吸込口5はフロントウインドウシールド10に映ることがないため、運転の妨げになり難い。さらに、エンジンルームからの透過音がメータクラスタ17内部やフロントウインドウシールド10とインストルメントパネル2の間を反射しながら伝わり、直接車室15内に伝わらないので、騒音を低く抑えることができる。
【0035】
図7および図8により、本発明の第4実施形態にかかる車室内気吸込口を備えたインストルメントパネルを説明する。図7は、本発明の第4実施形態にかかる車室内気吸込口を備えたインストルメントパネルの一部断面図であり、図8は、図7のC視の平面図である。図7および図8に示すように、車室内気吸込口5は、インストルメントパネル2の上面に設けられた多数の吸込孔22により構成されている。図7に示すように、車両内気吸込口5の車両前方側であってフロントウインドウシールド10の車両後方側にはデフロスタノズル吹出口16が配置されている。
【0036】
本発明の第4実施形態にかかる車室内気吸込口5によれば、車室内気吸込口5は、吸込孔22により構成されているので、乗員(運転者)の視線を受けても不自然さがなく、意匠性を損なうことがない。また、車室内気吸込口5はフロントウインドウシールド10に映っても違和感がなく、運転の妨げになり難い。さらに、デフロスタノズル吹出口16からの吹出し風を、直接吸込んでしまう方向に車室内気吸込口5は開口していないので、デフロスタ性能を損なうことがない。
【0037】
図9により、本発明の第5実施形態にかかる車室内気吸込口を備えたインストルメントパネルを説明する。図9は、本発明の第5実施形態にかかる車室内気吸込口を備えたインストルメントパネルの一部断面図である。図9からわかるように、車室内気吸込口5はメータクラスタ17の内面であって車両上下方向の上面に開口して形成されている。デフロスタノズル吹出口16は、メータクラスタ17の車両前方側であってフロントウインドウシールド10の車両後方側に配置されている。
【0038】
本発明の第5実施形態にかかる車室内気吸込口5によれば、車室内気吸込口5は、メータクラスタ17の内面であって車両上下方向の上面に開口して形成されているので、乗員(運転者)から見えなく、意匠性を損なうことがない。また、車室内気吸込口5はフロントウインドウシールド10に映ることもなく、運転の妨げにならない。さらに、車室内気吸込口5は、デフロスタノズル吹出口16からの吹出し風の流れの経路に沿っていないので、デフロスタ性能を損なうことがない。
【0039】
図10により、本発明の第6実施形態にかかる車室内気吸込口を備えたインストルメントパネルを説明する。図10は、本発明の第6実施形態にかかる車室内気吸込口を備えたインストルメントパネルの一部斜視図である。図10に示すように、車室内気吸込口5はメータクラスタ17の内面であって車両左右方向の左右面に開口して形成されている。なお、デフロスタノズル吹出口16は、メータクラスタ17の車両前方側であってフロントウインドウシールド10の車両後方側に配置されている。
【0040】
本発明の第6実施形態にかかる車室内気吸込口5によれば、車室内気吸込口5は、メータクラスタ17の内面であって車両左右方向の左右面に開口して形成されているので、車室内気吸込口5はフロントウインドウシールド10に映ることがなく、運転の妨げにならない。さらに、デフロスタノズル吹出口16からの吹出し風の流れの経路に沿っていないので、デフロスタ性能を損なうことがない。
【0041】
図11および図12により、本発明の第7実施形態にかかる車室内気吸込口を備えたインストルメントパネルを説明する。図11は、本発明の第7実施形態にかかる車室内気吸込口を備えたインストルメントパネルの一部断面図であり、図12は、本発明の第7実施形態にかかる車室内気吸込口を備えたインストルメントパネルの一部斜視図である。
【0042】
図11に示すように、車室内気吸込口5は、フロントウインドウシールド10を反射した乗員(運転者)の視点Eからの視線がルームミラー23により死角となるインストルメントパネル2の所定の範囲に形成される。図12に、ルームミラー23により死角となるインストルメントパネル2の所定の範囲に車室内気吸込口5が形成されている様子が示されている。
【0043】
本発明の第7実施形態にかかる車室内気吸込口5によれば、車室内気吸込口5は、ルームミラー23の死角となるインストルメントパネル2の所定の範囲に形成されているので、車室内気吸込口5はフロントウインドウシールド10に映ることがなく、運転の妨げにならない。
【0044】
図13により、本発明の第8実施形態にかかる車室内気吸込口を備えたインストルメントパネルを説明する。図13は、本発明の第8実施形態にかかる車室内気吸込口を備えたインストルメントパネルの一部断面図である。図13に示すように、インストルメントパネル2の上面は、車両前後方向の前方に形成されたインストルメントパネル上段2aと、インストルメントパネル上段2aに連続して形成されかつ車両上下方向下方に向かって形成された縦壁2bと、縦壁2bに連続して形成されかつ車両前後方向後方に向かって形成されたインストルメントパネル下段2cを備えている。車室内気吸込口5は縦壁2bの一部を開口してフィン24を配置して構成されている。なお、デフロスタノズル吹出口16は、インストルメントパネル2の車両前方側であってフロントウインドウシールド10の車両後方側に配置されている。
【0045】
本発明の第8実施形態にかかる車室内気吸込口5によれば、車室内気吸込口5は、インストルメントパネル上段2aから車両上下方向下方に向かって形成された縦壁2b面に開口して形成されているので、フロントウインドウシールド10に映ることがなく、運転の妨げにならない。さらに、デフロスタノズル吹出口16からの吹出し風の流れの経路に沿っていないので、デフロスタ性能を損なうことがない。
【0046】
図14により、本発明の第9実施形態にかかる車両用空気調和装置を説明する。図14は、本発明の第9実施形態にかかる車両用空気調和装置とその車両用空気調和装置を配置した車両断面概略図である。図14の本発明の第9実施形態にかかる車両用空気調和装置は、車室内気吸込口5として、デフロスタノズル吹出口16を活用するようにして、専用の車室内気吸込口5を設けることにより発生する見栄え、ウインドウ映りなどの悪化を防止したものである。以下に、本発明の第9実施形態にかかる車両用空気調和装置の構成を説明する。
【0047】
図14に示すように、車室内気吸込口5としてのデフロスタノズル吹出口16は、デフロスタノズル25、内気ダクト33に接続されている。内気ダクト33は、ブロアユニット3の内気吸入口とデフロスタノズル25の吸込口の間に設置されるダクトである。内気ダクト33内には、サブ内気ダンパ26が設置されている。サブ内気ダンパ26は、デフロスタノズル吹出口16から内気を吸込むか、インストルメントパネル2内の内気を吸込むかを選択する切替ダンパである。サブ内気ダンパ26は、図示のないモータ、リンクなどにより駆動される。
【0048】
内気ダクト33の下流には、内外気切替ダンパ27が取り付けられている。内外気切替ダンパ27は、カウル28を経由して導入される外気を吸込むか、サブ内気ダンパ26を経由してきた内気を選択するかの切替ダンパである。次に、ブロア3の下流に、クーラユニット29、ヒータユニット30が設置されている。さらに、その下流に、フェースダンパ31が設けられている。フェースダンパ31は、空調された空気を空調風吹出口4に送風するか、デフロスタダンパ32に送風するかを選択する切替ダンパである。デフロスタダンパ32の下流は、デフロスタノズル25に通じるよう構成されている。
【0049】
本発明の第9実施形態にかかる車両用空気調和装置の作用を説明する。図14の各ダンパの実線、実線矢印は、フェース、内気モード時の作用を示し、各ダンパの点線、点線矢印は、フェース以外、図14ではデフロスタの内気モード時の作用を示す。
【0050】
最初に、吹出口がフェースでかつ内気モード時を説明する。内気(車室内の空気)は実線矢印で示されるように、車室内気吸込口5(デフロスタノズル吹出口16)から吸込まれ、デフロスタノズル25に至る。デフロスタノズル25を通過した内気はサブ内気ダンパ26に至る。サブ内気ダンパ26は図示▲3▼の位置に切換えられているので、内気はサブ内気ダンパ26を通過し内気ダクト33に至る。内気ダクト33を通過した内気は内外気切替ダンパ27に至る。内外気切替ダンパ27は、図示▲1▼の位置に切換えられているので、内気は内外気切替ダンパ27を通過し、ブロアユニット3、クーラユニット29、ヒータユニット30を経由してフェースダンパ31に至る。フェースダンパ31は開放されているので、内気はフェースダンパ31を通過し、空調風吹出口4に至り、空調風吹出口4から車室内に吹出される。
【0051】
次に、吹出口がフェース以外たとえばデフロスタでかつ内気モード時を説明する。インストルメントパネル2内の内気(車室内の空気)は、サブ内気ダンパ26が図示▲4▼の位置に切換えられているので、点線矢印で示されるように、サブ内気ダンパ26を通過し内気ダクト33に至る。内気ダクト33を通過した内気は内外気切替ダンパ27に至る。内外気切替ダンパ27は、図示▲1▼の位置に切換えられているので、内気は内外気切替ダンパ27を通過し、ブロアユニット3、クーラユニット29、ヒータユニット30を経由してフェースダンパ31に至る。フェースダンパ31は閉鎖されているので、内気はフェースダンパ31を通過できなく、デフロスタダンパ32に至る。デフロスタダンパ32は開放されているので、内気はデフロスタダンパ32を通過し、デフロスタノズル25を経由し、デフロスタノズル吹出口16から車室内に吹出される。
【0052】
次に、吹出口がフェースでかつ外気モード時を説明する。カウル28により導入された外気は、内外気切替ダンパ27に至る。内外気切替ダンパ27は、図示▲2▼の位置に切換えられているので、外気は内外気切替ダンパ27を通過し、ブロアユニット3、クーラユニット29、ヒータユニット30を経由してフェースダンパ31に至る。フェースダンパ31は開放されているので、外気はフェースダンパ31を通過し、空調風吹出口4に至り、空調風吹出口4から車室内に吹出される。なお、サブ内気ダンパ26は、図示▲3▼、▲4▼のいづれの位置に切換えられていてもよい。
【0053】
次に、吹出口がフェース以外たとえばデフロスタでかつ外気モード時を説明する。カウル28により導入された外気は、内外気切替ダンパ27に至る。内外気切替ダンパ27は、図示▲2▼の位置に切換えられているので、外気は内外気切替ダンパ27を通過し、ブロアユニット3、クーラユニット29、ヒータユニット30を経由してフェースダンパ31に至る。フェースダンパ31は閉鎖されているので、内気はフェースダンパ31を通過できなく、デフロスタダンパ32に至る。デフロスタダンパ32は開放されているので、外気はデフロスタダンパ32を通過し、デフロスタノズル25に至る。ここで、サブ内気ダンパ26は図示▲4▼の位置に切換えられているので、外気はサブ内気ダンパ26を通過できず、デフロスタノズル吹出口16から車室内に吹出される。
【0054】
以上説明したように、本発明の第9実施形態にかかる車両用空気調和装置は、車室内気吸込口5として、従来から使用されているデフロスタノズル吹出口16を活用するようにしているので、専用の車室内気吸込口を設定する必要がなく、見栄え、ウインドウ映りなどの悪化を防止することができる。
【0055】
本発明の第10実施形態を図15に基づき説明する。図15は、本発明の第10実施形態にかかる車両用空気調和装置とその車両用空気調和装置を配置した車両断面概略図である。図15に示すように、エンジンルーム14と車室15とがダッシュパネル1により仕切られている。ダッシュパネル1の下方にはフロア12が延びており、上方にはフロントウインドウ10を経由して、図示のないルーフが配置されている。ダッシュボード1から車室15側に向かってインストルメントパネル2が配置されている。インストルメントパネル2の上部には、車室内気吸込口5とデフロスタ吹出口16が形成されている。インストルメントパネル2は乗員(図示なし)との間に所定の空間を置くよう配置されている。
【0056】
インストルメントパネル2の下部はカバー13により覆われている。カバー13はカバー端部13aとカバー端部13bとの間に開口36を有している。
【0057】
インストルメントパネル2の内部には、ブロアユニット3と空調ユニット(図示なし)が配置されている。ブロアユニット3はカバー13の開口36に接するように配置されており、かつサブ内気吸込口37は開口36を通して車室15内に通じるように設定されている。
【0058】
ブロアユニット3は上側かつ車両後方側にメイン内気吸込口34を有し、上側かつ車両前方側にブロア外気吸込口9を有している。ブロア外気吸込口9は外気導入ダクト35を介してエンジンルーム14に連通している。ブロアユニット3は下端に第1送風機38と第2送風機39を備えており、内外気2層式エアコンとして機能する。
【0059】
本発明の第10実施形態の作用を説明する。冷房時には、ブロアユニット3、空調ユニット(図示なし)を経由した第1の空調風(冷房風)は、図示のない空調風吹出口から車室15に吹出され、乗員(図示なし)の上半身を冷房する。その後、第1の空調風は、インストルメントパネル2の上部の車室内気吸込口5に吸込まれ、ブロア3に吸込まれる。図示したような上記の1連の第1の空調風の流れにより、乗員の上半身まわりを中心に冷房される。なお、冷房時には、サブ内気吸込口37は閉じられている。
【0060】
暖房時には、サブ内気吸込口37は開かれ、乗員の足元の温かい内気である第2の空調風をサブ内気吸込口37に取り入れるようにしている。
【0061】
以上説明した本発明の第10実施形態にかかる車両用空気調和装置によれば、冷房時、第1の空調風(冷房風)を乗員の上半身まわりに循環させるよう車室内気吸込口5を配置したので、乗員の上半身を効果的に冷房することができる。暖房時には、第2の空調風(足元の温かい内気)をサブ内気吸込口37に取り入れることにより、熱負荷を低減することができる。以上の結果、本発明の第10実施形態にかかる車両用空気調和装置は、内外気2層式エアコンの本来の機能である換気損失の低減と防曇性との両立を図りつつ素早い冷暖房を可能にするとともに熱負荷低減を可能にしている。
【0062】
本発明の第10実施形態にかかる車両用空気調和装置は、インストルメントパネル2の下面にカバー13が取り付けられているとともに冷房時にはサブ内気吸込口37が閉じられているので、インストルメントパネル2の下面からの空調風の吸込みを防ぐことができ、乗員の下半身まわりの第1の空調風の流れを低減させることができ、より乗員の上半身まわりの気流とすることができ、冷房熱負荷を低減することができる。
【0063】
【発明の効果】
請求項1の発明は、エンジンルームと車室側とがダッシュパネルにより仕切られる車両に適用され、前記車室側に開口する空調風吹出口と車室内気吸込口を有する車両用空気調和装置において、空調風を乗員の上半身まわりに循環させるよう前記車室内気吸込口を配置し、前記インストルメントパネルの下面にカバーが取り付けられていることを特徴とする車両用空気調和装置であるので、インストルメントパネルの下面からの空調風の吸込みを防ぐことができ、車室内の空調流が主に乗員の上半身まわりを流れるため、官能に影響の少ない部位を弱冷房にして、質量・コストの増加なしで冷房熱負荷を低減することができる車両用空気調和装置を提供することができるという優れた効果を奏する。
【0064】
請求項2の発明は、エンジンルームと車室側とがダッシュパネルにより仕切られる車両に適用され、前記車室側に開口する空調風吹出口と車室内気吸込口を有する車両用空気調和装置において、インストルメントパネルの上方に前記車室内気吸込口を備え、前記インストルメントパネルの下面にカバーが取り付けられていることを特徴とする車両用空気調和装置であるので、インストルメントパネルの下面からの空調風の吸込みを防ぐことができ、車室内の空調流が主に乗員の上半身まわりを流れるため、官能に影響の少ない部位を弱冷房にして、質量・コストの増加なしで冷房熱負荷を低減することができる車両用空気調和装置を提供することができるという優れた効果を奏する。
【0065】
請求項3の発明は、エンジンルームと車室側とがダッシュパネルにより仕切られる車両に適用され、前記車室側に開口する空調風吹出口と車室内気吸込口を有する車両用空気調和装置において、空調風を乗員の上半身まわりに循環させるよう前記車室内気吸込口を配置し、前記車室内気吸込口とブロア内気吸込口を結び吸気通路を遮断部材で遮蔽し、前記インストルメントパネル内の空気が前記吸気通路に侵入するのを防止するようにしたことを特徴とする車両用空気調和装置であるので、インストルメントパネルの内部の空気が吸込通路に流れるのが阻止され、インストルメントパネル内の温度の高い空気をブロア内気吸込口に吸込まれるのを防止することができるため、官能に影響の少ない部位を弱冷房にして、質量・コストの増加なしで冷房熱負荷を低減することができる車両用空気調和装置を提供することができるという優れた効果を奏する。
【0066】
請求項4の発明は、エンジンルームと車室側とがダッシュパネルにより仕切られる車両に適用され、前記車室側に開口する空調風吹出口と車室内気吸込口を有する車両用空気調和装置において、インストルメントパネルの上方に前記車室内気吸込口を備え、前記車室内気吸込口とブロア内気吸込口を結び吸気通路を遮断部材で遮蔽し、前記インストルメントパネル内の空気が前記吸気通路に侵入するのを防止するようにしたことを特徴とする車両用空気調和装置であるので、インストルメントパネルの内部の空気が吸込通路に流れるのが阻止され、インストルメントパネル内の温度の高い空気をブロア内気吸込口に吸込まれるのを防止することができるため、官能に影響の少ない部位を弱冷房にして、質量・コストの増加なしで冷房熱負荷を低減することができる車両用空気調和装置を提供することができるという優れた効果を奏する。
【0067】
請求項5の発明は、前記空調風吹出口が前記車室内気吸込口より下方に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3または請求項4記載の車両用空気調和装置であるので、車室内の空調流が主に乗員の上半身まわりを流れるため、官能に影響の少ない部位を弱冷房にして、質量・コストの増加なしで冷房熱負荷を低減することができる車両用空気調和装置を提供することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる車両用空気調和装置とその車両用空気調和装置を配置した車両断面概略図である。
【図2】本発明の第2実施形態にかかる車両用空気調和装置とその車両用空気調和装置を配置した車両断面概略図である。
【図3】本発明の第3実施形態にかかる車室内気吸込口を備えたインストルメントパネルの一部斜視図である。
【図4】図3のA−A線の断面図である。
【図5】図3のB−B線の断面図である。
【図6】本発明の第3実施形態にかかる車室内気吸込口を備えたインストルメントパネルの効果を説明するための断面図である。
【図7】本発明の第4実施形態にかかる車室内気吸込口を備えたインストルメントパネルの一部断面図である。
【図8】図7のC視の平面図である。
【図9】本発明の第5実施形態にかかる車室内気吸込口を備えたインストルメントパネルの一部断面図である。
【図10】本発明の第6実施形態にかかる車室内気吸込口を備えたインストルメントパネルの一部斜視図である。
【図11】本発明の第7実施形態にかかる車室内気吸込口を備えたインストルメントパネルの一部断面図である。
【図12】本発明の第7実施形態にかかる車室内気吸込口を備えたインストルメントパネルの一部斜視図である。
【図13】本発明の第8実施形態にかかる車室内気吸込口を備えたインストルメントパネルの一部断面図である。
【図14】本発明の第9実施形態にかかる車両用空気調和装置とその車両用空気調和装置を配置した車両断面概略図である。
【図15】本発明の第10実施形態にかかる車両用空気調和装置とその車両用空気調和装置を配置した車両断面概略図である。
【図16】従来技術の車両用空気調和装置とその車両用空気調和装置を配置した車両断面概略の推定図である。
【符号の説明】
1……ダッシュパネル
2……インストルメントパネル
2a……インストルメントパネル上段
2b……縦壁
2c……インストルメントパネル下段
3……ブロアユニット
4……空調風吹出口
5……車室内気吸込口
6……ブロア内気吸込口
7……遮断部材
8……吸込通路
9……ブロア外気吸込口
10……フロントウインドウシールド
11……ルーフ
12……フロア
13……カバー
13a……カバー端部
13b……カバー端部
14……エンジンルーム
15……車室
16……デフロスタ吹出口
17……メータクラスタ
18……メータ
19……エアバッグ
20……デフロスタダクト
21……センタクラスタ
22……吸込孔
23……ルームミラー
24……フィン
25……デフロスタノズル
26……サブ内気ダンパ
27……内外気切替ダンパ
28……カウル
29……クーラユニット
30……ヒータユニット
31……フェースダンパ
32……デフロスタダンパ
33……内気ダクト
34……メイン内気吸込口
35……外気導入ダクト
36……開口
37……サブ内気吸込口
38……第1送風機
39……第2送風機
121……ダッシュパネル
122……インストルメントパネル
123……ブロアユニット
124……空調風吹出口
125……車室内気吸込口
126……ブロア内気吸込口
129……ブロア外気吸込口
130……フロントウインドウシールド
131……ルーフ
132……フロア
134……エンジンルーム
135……車室

Claims (5)

  1. エンジンルームと車室側とがダッシュパネルにより仕切られる車両に適用され、前記車室側に開口する空調風吹出口と車室内気吸込口を有する車両用空気調和装置において、空調風を乗員の上半身まわりに循環させるよう前記車室内気吸込口を配置し、前記インストルメントパネルの下面にカバーが取り付けられていることを特徴とする車両用空気調和装置。
  2. エンジンルームと車室側とがダッシュパネルにより仕切られる車両に適用され、前記車室側に開口する空調風吹出口と車室内気吸込口を有する車両用空気調和装置において、インストルメントパネルの上方に前記車室内気吸込口を備え、前記インストルメントパネルの下面にカバーが取り付けられていることを特徴とする車両用空気調和装置。
  3. エンジンルームと車室側とがダッシュパネルにより仕切られる車両に適用され、前記車室側に開口する空調風吹出口と車室内気吸込口を有する車両用空気調和装置において、空調風を乗員の上半身まわりに循環させるよう前記車室内気吸込口を配置し、前記車室内気吸込口とブロア内気吸込口を結び吸気通路を遮断部材で遮蔽し、前記インストルメントパネル内の空気が前記吸気通路に侵入するのを防止するようにしたことを特徴とする車両用空気調和装置。
  4. エンジンルームと車室側とがダッシュパネルにより仕切られる車両に適用され、前記車室側に開口する空調風吹出口と車室内気吸込口を有する車両用空気調和装置において、インストルメントパネルの上方に前記車室内気吸込口を備え、前記車室内気吸込口とブロア内気吸込口を結び吸気通路を遮断部材で遮蔽し、前記インストルメントパネル内の空気が前記吸気通路に侵入するのを防止するようにしたことを特徴とする車両用空気調和装置。
  5. 前記空調風吹出口が前記車室内気吸込口より下方に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3または請求項4記載の車両用空気調和装置。
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