JP3607659B2 - 磁気テープドライブ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、1/2インチCGMT(Cartridge Magnetic Tape)を用いた磁気テープドライブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、企業の基幹業務等を処理するコンピュータシステムでは、ハードディスクに記録されたデータを保証するため、定期的に磁気テープ装置にデータをバックアップしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ハイエンドユーザー向けの磁気テープ装置は、それに搭載される磁気テープドライブが大きいためどうしても大型になってしまうので、ドライブのサイズを小さくする必要があった。これは、従来のドライブは、ローダの横にモータを配置してあるためドライブの幅が大きいからである。また磁気テープをカートリッジから引き出すスレッダ機構は、スレッダアームが関節で連接されたリンク機構で、複雑な軌跡をスレッダアームの一部をトレースさせる構造であった。
【0004】
また、従来の磁気テープドライブ装置のローダ機構では、ローダがカートリッジの搬送完了状態で、テープ走行中に装置メカ機構の位置制御に影響を及ぼさない程度の振動が発生していたが、装置の小型化や磁気テープへのデータ記録密度増加で装置メカ機構の精密で微細な位置制御が必要となった場合には、ローダのその振動が制御を困難にするため、ローダトレイと他部品との間のガタを取り除くことが必要になる。さらに、従来のヘッドブラシ機構では、これまで磁気テープ走行中にヘッドブラシ機構が振動することがあったため、ブラシアーム始め他部品との間のガタを取り除く必要があった。
【0005】
そこで本発明は、1/2インチCGMTを用いた磁気テープドライブ装置を小型化すると共に、機構を簡素化することで、部品点数を減らした磁気テープドライブ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、本発明は、磁気テープを収納したテープカートリッジを用いて磁気記録再生を行う磁気テープドライブ装置において、挿入されたテープカートリッジを搬送し、磁気テープを引き出し可能な状態にマウントするローダと、そのローダを駆動するローダモータと、マウントされたカートリッジから磁気テープの端部に付いているリーダブロックを引き出し搬送するスレッダと、このスレッダのリーダブロック搬送動作に連動して機能するヘッドブラシ機構とを備え、前記ローダモータを、前記ローダの後方に配置したことを特徴とする。さらに前記スレッダは、支点を中心に円運動する1本のスレッダアームを有する構造であることを特徴とする。
【0007】
以上の構成によって、ドライブの幅を小さくでき、機構が簡素化された。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0009】
図1は、本発明の磁気テープドライブ装置の外観を示し、1/2インチCGMTを用いた磁気テープドライブ装置の正面(カートリッジ投入口側)から見た間口サイズが5インチフォームファクターサイズに収まる。これはデスクトップコンピュータに搭載されるCD−ROM等の5インチ機器と同じ幅であることから、フォームファクター標準のワークステーションやサーバーなどのコンピュータ製品に組み込むことができる。
【0010】
図2は、本発明の磁気テープドライブ装置の概略構成を示す。磁気テープドライブ装置は大きく分けて、トップカバー1、デッキメカASSY2、ボトムカバーと電気回路基板及び冷却ファンで構成されるボトムカバーASSY3から構成される。本磁気テープドライブは、ボトムカバーASSY3を介して上位装置へ取り付けられる。
【0011】
図3は、本発明の磁気テープドライブ装置のデッキメカASSY部の概略構成を示す。デッキメカASSY2は、デッキベース4と、デッキベース4上に磁気テープのデータを読み書きするヘッドガイドASSY5、磁気テープカートリッジ内に収容されている磁気テープが巻かれているリールを駆動するカートリッジリールモータ6、カートリッジリールモータ6の駆動力をカートリッジ内のリールに伝達するクラッチ7、ドライブに挿入されたカートリッジを搬送し、カートリッジ内のリールとクラッチ7が勘合し磁気テープを引き出し可能な状態にマウントするローダ8、ローダ8を駆動するローダモータ9、マウントされたカートリッジの種類を判別するカートリッジIDセンサ10、マウントされたカートリッジから磁気テープの端部に付いているリーダブロックを引き出し搬送するスレッダ11、スレッダ11のリーダブロック搬送動作に連動して機能するヘッドブラシ機構12、スレッダ11によって引き出されたテープを巻き取るテイクアップリール13、テイクアップリール13を駆動するテイクアップリールモータ14、テイクアップリールモータ14の周りにはテープ走行中に動作エラーにより巻き取られたテープが弛んでしまった場合そのテープが広がってしまいリールから大きくはずれてしまうのを防ぐテープトレイ15、ローダ8とスレッダ11を動作させるモータを駆動するモータ駆動回路基板16、そしてデッキベース4、ヘッドガイドASSY5、ローダ8、スレッダ11上の各センサ、カートリッジリールモータ6、テイクアップリールモータ14、モータ駆動回路基板16と、それらを統括し制御するボトムカバーASSY3上の電気回路基板をつなぐデッキFPC17、防塵の観点から、磁気テープが走行するデッキメカASSY2上部には冷却ファンによる空気の流れを起こさないようにするエアバッフル18、ローダ8を構成する機構部品の防振のためのゴム製の弾性体19から成る。尚、デッキベース4は防振のためにボトムカバーASSY3上のゴム製の緩衝材20を介して取り付けられている。
【0012】
図4は、本発明の磁気テープドライブ装置のローダ部の構成を示す。ローダ8のカートリッジを搬送するローダトレイ81の奥には、カートリッジが完全にローダトレイ81内に挿入されていることを検出するフォトセンサ82、ローダトレイ81に挿入されているカートリッジへのデータの書き込みの可否を判別するフォトセンサ83、カートリッジに内蔵されているICメモリの内容を電波で読みとるカートリッジメモリセンサ84が装備されている。また、ローダトレイ81にはフラグ85がついている。
【0013】
図5は、本発明の磁気テープドライブ装置のローダ部の機構構造を示す。ローダ8はローダモータ9の駆動によりドライブアーム87が回転し、その回転が変換機構によりローダカムプレート88を前後方向に駆動し、ローダカムプレート88の移動に同調してローダトレイ81が移動する。ローダモータ9の回転軸にはフラグ91が取り付けられ、そのフラグ91をモータ駆動回路基板16上に取り付けられたフォトセンサ161により検出することで、ローダモータ9の回転数が測定される。
【0014】
また、図6は、本発明の磁気テープドライブ装置のローダ部のデッキベース上の配置を示す。ローダ8をデッキベース4に取り付け、デッキFPC17を取り付けると、デッキFPC17に付いているフォトダイオード171とフォトトランジスタ172がローダ8の両側に向かい合って取り付き、フォトダイオード171から出る光をフォトトランジスタ172で検出する構造になっている。このことから、ローダトレイ81内にカートリッジが存在していると光が遮られてカートリッジの存在を検出できる。ローダモータ9はデッキベース4上のローダ8の後ろに配置させることで、装置の幅を小さくできる。
【0015】
デッキベース4上のカートリッジIDセンサ10の横にフォトセンサ86が設置され、ローダトレイ81がカートリッジが排出される位置にあるときローダトレイ81についているフラグ85を検出する。カートリッジがローダ8により搬送され、カートリッジの中に収容されている磁気テープが巻かれているリールとクラッチ7が勘合し磁気テープを引き出し可能な状態にマウントされるとカートリッジIDセンサ10がカートリッジを識別する。よって、フォトセンサ161の信号によるローダモータ9の回転数、フォトセンサ86、カートリッジIDセンサ10の出力信号によりローダモータ9の動作速度や停止タイミングが制御される。
【0016】
図7は、本発明の磁気テープドライブ装置のスレッダ部の構造を示す。スレッダ11は、スレッドモータ111が駆動すると、その回転軸に取り付けられたドライブアーム112が回転し、ドライブアーム112が回転することでスレッダアーム113が駆動される構造になっている。スレッダアーム113の回転軸にはスリット円盤114が取り付けられ、スレッダアーム113の回転がフォトセンサ115により検出できる。スレッダアーム113にはカートリッジに収容されている磁気テープの先端に付いているリーダブロックが掛着されるスレッダピン116と、フラグ117が付いている。ドライブアーム112の先端に付いているボス118には六角形の穴があいており、保守時ここに六角レンチを挿入し回転させることでスレッドモータ111の回転軸が回転され、スレッドモータ111に通電しなくとも手動でスレッダアーム113を動作させることができる。
【0017】
図8は、本発明の磁気テープドライブ装置のスレッダ部のスレッダアームの動作を示す上面図である。スレッダアーム113は関節で連接されたリンク機構で複雑な軌跡をトレースさせる構造ではなく、1本のスレッダアーム113上の支点を中心に円運動する構造になっている。この運動において、スレッダアーム113に付いている図7に示したフラグ117を検出するため、スレッダアーム113の可動範囲内で、テイクアップリール13に近いところにフォトセンサB120が設置される。また、デッキFPC17に付いているフォトセンサA173がスレッダアーム113の可動範囲内でローダ8に近いところに設置される。これらフォトセンサA173、フォトセンサB120、図7に示したフォトセンサ115によるスレッダアーム113の回転数の出力信号を基にスレッドモータ111の動作速度や停止タイミングが制御される。
【0018】
図9は、本発明の磁気テープドライブ装置のヘッドガイドASSY部の構造を示す。ヘッドガイドASSY5はヘッドベース51に磁気テープのデータを読み書きするヘッドASSY52と、その両側にガイドローラ53が設置される。ガイドローラ53の外側にはテンショントランスデューサ54が設置される。テンショントランスデューサ54にテープが接触し、そのテープの張力によりテンショントランスデューサ54に歪みが生じるとその歪みを電気信号に変換して出力し、それを基にテープ走行中の張力が制御される。
【0019】
図10は、本発明の磁気テープドライブ装置のヘッドブラシ機構の上面斜視図である。ヘッドブラシ機構12は、スレッダアーム113に接続しているブラシアーム121、ブラシアーム121に付いているブラシ122、ブラシアーム121のもう一方の端を案内するブラシカムプレート123から成り、スレッダアーム113の動きに連動してブラシアーム121がブラシカムプレート123の案内溝124に沿って移動する。尚、ブラシカムプレート123はポスト125を介してデッキベース4に取り付けられる。
【0020】
また、図11は、本発明の磁気テープドライブ装置のヘッドブラシ機構の下面斜視図である。ブラシカムプレート123には板バネ126が付いる。板バネ126はブラシアーム121の位置がテープ走行時にあるとき作用するような位置にあり、磁気テープ走行中はブラシアーム121をバネの弾性力により持ち上げ、ヘッドブラシ機構12の各部品間のガタをとり防振する。
【0021】
次に本発明の磁気テープドライブ装置の動作を説明する。図4に示すローダ8のローダトレイ81はカートリッジが排出される位置にある状態のドライブに、カートリッジを手又は上位装置のハンドリング機構で挿入する。挿入したカートリッジが図6に示すフォトダイオード171の光を遮りフォトトランジスタ172はカートリッジの存在を検出する。カートリッジがローダトレイ81の奥まで挿入されると図4に示すフォトセンサ82はカートリッジが完全に挿入されたことを検出する。
【0022】
次に図6に示すローダモータ9が回転し図5に示すドライブアーム87が回転するとローダカムプレート88が後方に移動され、カム機構によりローダカムプレート88の移動に合わせて、図12に示すようにローダトレイ81とそこに挿入されているカートリッジが共に搬送され、カートリッジ内のリールと図3に示すクラッチ7は勘合して磁気テープが引き出し可能な状態な位置にカートリッジをマウントする。この状態ではローダトレイ81はデッキベース4上の弾性体19を圧縮し、弾性体19の弾性力によりローダトレイ81が持ち上げられローダ8を構成する機構部品間のガタが取り除かれる。マウント完了後図6に示すカートリッジIDセンサ10がカートリッジの種別を判別し、図4に示すフォトセンサ83でそのカートリッジへのデータの書き込みが可能かどうかを判別し、カートリッジメモリセンサ84でカートリッジに内蔵されているICメモリの内容を電波で読みとり、図13に示す状態で動作が終了する。このローダ8の動作でカートリッジが搬送されるとき、同時にカートリッジに収容された磁気テープの先端に付いているリーダブロックが図7に示すスレッダアーム113に付いているスレッダピン116に掛着される。
【0023】
次に図7に示すスレッドモータ111が駆動しドライブアーム112が回転するとスレッダアーム113が駆動される。スレッダピン116には既にリーダブロックが掛着されていることから、図14に示すようにスレッダアーム113の動作により磁気テープが引き出され、テイクアップリール13の中まで搬送される。フォトセンサB120がスレッダアーム113についている図7に示すフラグ117を検出した時点から、定められた時間が経過したときスレッドモータ111が停止され、リーダブロック搬送による磁気テープの引き出しを終了する。このスレッダ11によるスレディング機構は特願平11−363162号で出願されている。この時点で図15に示すようにブラシアーム121は板バネ126によって持ち上げられていて、ヘッドブラシ機構12を構成する部品間のガタが取り除かれる。
【0024】
このスレッダ11の動作中は、磁気テープが弛んでリーダブロックが図7のスレッダピン116からはずれ落ちないよう図3に示すカートリッジリールモータ6によりテープに張力がかけられる。
【0025】
図7のスレッダ11により引き出された磁気テープは、図3に示すテイクアップリールモータ14の駆動によって図16に示すようにテイクアップリール13に巻き付けられ走行し、データの読み書きが行われる。このときヘッドガイドASSY5上のテンショントランスデューサ54からの出力信号でテープは常に張力が制御される。
【0026】
次にカートリッジを排出する動作は、磁気テープがカートリッジの中に巻き取られ、テイクアップリール13には巻かれていない状態から、図7に示すスレッドモータ111が駆動することによるドライブアーム112の回転とスレッダアーム113の駆動によりリーダブロックがカートリッジに収容されるまで搬送される。このとき磁気テープが弛んでリーダブロックが図7のスレッダピン116からはずれ落ちないよう図3のカートリッジリールモータ6によりテープに張力がかけられる。図14に示すフォトセンサA173がスレッダアーム113についている図7に示すフラグ117を検出した時点から、定められた時間が経過したときスレッドモータ111が停止され、リーダブロックの搬送を終了する。この時点で、図13に示すようにスレッダアーム113のリーダブロック搬送動作に連動して移動するブラシアーム121についているブラシ122がヘッドASSY52に接触し、ヘッド清掃可能な状態になる。そしてヘッドASSY52が上下に動作することでヘッドの清掃が行われる。このヘッドブラシ機構は、特願2000−324262号で出願されている。
【0027】
ヘッド清掃後、図6に示すローダモータ9が回転し図5に示すドライブアーム87が回転するとローダカムプレート88が前方に移動され、カム機構によりローダカムプレート88の移動に合わせてローダトレイ81とそこに挿入されているカートリッジが共に搬送される。図6に示すフォトセンサ86が図4に示すローダトレイ81についているフラグ85を検出し、検出した時点から、定められた時間が経過したときローダモータ9が停止され、図17に示すようにカートリッジ排出を終了する。そこから手又は上位装置のハンドリング機構によりカートリッジが取り出される。
【0028】
カートリッジがドライブから取り出された後、一定時間カートリッジが挿入されないと、図7のスレッドモータ111が回転し、図18に示すようにスレッダアーム113をテイクアップリール13の方に少し移動させ、それに連動してブラシ122がヘッドASSY52から離れる。この状態でカートリッジをローダ8に挿入すると、図6で示したフォトダイオード171の光が挿入されたカートリッジで遮られ、フォトトランジスタ172がカートリッジの存在を検出するとスレッドモータ9を回転させスレッダアーム113をローダ8側に動かし図17の状態になる。この動作でスレッダアーム113の位置は、ローダ8のカートリッジ搬送動作中にカートリッジに収容された磁気テープの先端に付いているリーダブロックが、スレッダアーム113のスレッダピン116に掛着可能な状態になる。
【0029】
次に、本発明の他の実施形態として、ローダ8の駆動を、図19に示すようなギヤとラックによる変換機構により行うこともできる。ローダモータ9の回転がギヤを介してラックが付いているローダカムプレート37を前後方向に駆動し、ローダカムプレート37の移動に合わせてローダトレイ81がカートリッジを搬送する。
【0030】
以上の説明で、図3で示したゴム製の緩衝材20は、樹脂製の緩衝材、振動減衰装置でもよい。また、図12で示したゴム製の弾性体19は、圧縮コイルバネ、ねじりコイルバネ、引っ張りコイルバネ、樹脂製の弾性体でもよい。図11で示した板バネ126は、圧縮コイルバネ、ねじりコイルバネ、引っ張りコイルバネ、樹脂製の弾性体、ゴム製の弾性体でもよい。また、本発明は図11で示した板バネ126により、ブラシアーム121が持ち上げられる構造であるが、ブラシアーム121を押し下げる構造でもよい。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ローダ機構において、ローダを駆動するモータをローダの後ろに配置することによって、ドライブの幅を小さくでき、5インチフォームファクターサイズに収めることができた。さらに、磁気テープをスレッダ機構でカートリッジから引き出すのに、スレッダ機構のスレッダアームが描く軌跡を単純な円運動にした。このため機構が簡素化されドライブが小型になった。またこの機構の簡素化によって、部品点数が少なくなりコストも低減することができた。
【0032】
また、カートリッジを搬送するローダトレイや、ヘッドブラシ機構のような可動部品に対し、磁気テープ走行状態においてゴム製の弾性体や板バネを使用して部品間のガタを取り除いたので、磁気テープ走行中の振動に対して強くなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気テープドライブ装置の外観図
【図2】本発明の磁気テープドライブ装置の概略構成図
【図3】本発明の磁気テープドライブ装置のデッキメカASSY部の概略構成図
【図4】本発明の磁気テープドライブ装置のローダ部の斜視図
【図5】本発明の磁気テープドライブ装置のローダ部の機構構造図
【図6】本発明の磁気テープドライブ装置のローダ部のデッキベース上の配置図
【図7】本発明の磁気テープドライブ装置のスレッダ部の構造図
【図8】本発明の磁気テープドライブ装置のスレッダ部のスレッダアームの動作を示す上面図
【図9】本発明の磁気テープドライブ装置のヘッドガイドASSY部の構造図
【図10】本発明の磁気テープドライブ装置のヘッドブラシ機構の上面斜視図
【図11】本発明の磁気テープドライブ装置のヘッドブラシ機構の下面斜視図
【図12】本発明の磁気テープドライブ装置のローダ内部のカートリッジ搬送動作を示す側面図
【図13】本発明の磁気テープドライブ装置のローダによるカートリッジ搬送終了時またはカートリッジ排出前の状態を示す上面図
【図14】本発明の磁気テープドライブ装置のスレッダによる磁気テープ引き出し時の上面図
【図15】本発明の磁気テープドライブ装置のスレッダのリーダブロック搬送終了時のブラシアームの位置を示す下面斜視図
【図16】本発明の磁気テープドライブ装置のテープ走行時の上面図
【図17】本発明の磁気テープドライブ装置のローダによるカートリッジ排出終了時または手もしくはハンドリング機構でのカートリッジ挿入完了時の上面図
【図18】本発明の磁気テープドライブ装置の一定時間カートリッジが挿入されない時のスレッダ位置を示す上面図
【図19】本発明の磁気テープドライブ装置の他の実施形態のローダ部の機構構造図
【符号の説明】
1 トップカバー
2 デッキメカASSY
3 ボトムカバーASSY
4 デッキベース
5 ヘッドガイドASSY
6 カートリッジリールモータ
7 クラッチ
8 ローダ
9 ローダモータ
10 カートリッジIDセンサ
11 スレッダ
12 ヘッドブラシ機構
13 テイクアップリール
14 テイクアップリールモータ
15 テープトレイ
16 モータ駆動回路基板
17 デッキFPC
18 エアバッフル
19 弾性体
20 緩衝材
Claims (6)
- 磁気テープを収納したテープカートリッジを用いて磁気記録再生を行う磁気テープドライブ装置において、
挿入されたテープカートリッジを搬送し、磁気テープを引き出し可能な状態にマウントするローダと、
そのローダを駆動するローダモータと、
マウントされたカートリッジから磁気テープの端部に付いているリーダブロックを引き出し搬送するスレッダと、
このスレッダのリーダブロック搬送動作に連動して機能するヘッドブラシ機構とを備え、
前記ローダモータを、前記ローダの後方に配置したことを特徴とする磁気テープドライブ装置。 - 前記ローダは、前記ローダモータの回転運動を変換機構によってローダトレイの前後運動に変換して前記テープカートリッジを搬送することを特徴とする請求項1記載の磁気テープドライブ装置。
- 前記スレッダは、支点を中心に円運動する1本のスレッダアームを有する構造であることを特徴とする請求項1記載の磁気テープドライブ装置。
- テープカートリッジ投入口側から見た間口サイズが、5インチフォームファクターサイズに収まることを特徴とする請求項1記載の磁気テープドライブ装置。
- 前記ローダを構成する機構部品の防振用に、テープカートリッジをマウント位置に搬送したローダトレイに接するようにデッキベース上に弾性体またはバネを備えることを特徴とする請求項1記載の磁気テープドライブ装置。
- 前記ヘッドブラシ機構を構成する機構部品に防振用の弾性体またはバネを備えることを特徴とする請求項1記載の磁気テープドライブ装置。
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