JP3466097B2 - 磁気テープ装置 - Google Patents

磁気テープ装置

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JP3466097B2
JP3466097B2 JP31189598A JP31189598A JP3466097B2 JP 3466097 B2 JP3466097 B2 JP 3466097B2 JP 31189598 A JP31189598 A JP 31189598A JP 31189598 A JP31189598 A JP 31189598A JP 3466097 B2 JP3466097 B2 JP 3466097B2
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/008Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires
    • G11B5/00813Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires magnetic tapes

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カートリッジ内の
磁気テープを引き出して走行させ、この走行中の磁気テ
ープに対して、磁気ヘッドを用いてデータのリード/ラ
イトを行う磁気テープ装置に関する。
【0002】この磁気テープ装置は、例えば、コンピュ
ータのバックアップサブシステムとして多く用いられ、
ダウンサイジング、省スペース化を強く求められてい
る。磁気テープ装置が小型であれば、デスクトップとし
て使用でき、磁気テープ装置専用のフロア若しくはスペ
ースを確保する必要がなくなる。又、カートリッジの自
動交換機構を持つライブラリ装置における磁気テープ装
置では、エンジンである磁気テープ装置が小型であれ
ば、磁気テープの収納効率が向上し、連続的な記憶処理
容量の向上につながる。
【0003】
【従来の技術】この種の磁気テープ装置においては、カ
ートリッジ内の磁気テープをスレッダ機構により引き出
し、マシンリールに係止させた後、磁気テープを走行さ
せ、磁気ヘッドでデータのリード/ライトを行う。磁気
テープは、走行時、磁気ヘッドに摺接することになり、
磁気ヘッドにはこの摺接で磁気テープ等から生じた粉塵
が付着することになる。この粉塵は記録/再生特性を劣
化させる恐れがあるため、除去しなければならない。そ
こで、従来から、ブラシ等の清掃部材を磁気ヘッドに当
接させ、磁気ヘッドの清掃を行っている。
【0004】ところで、磁気ヘッドに磁気テープが掛け
られた状態では、磁気ヘッドの清掃は行えないし、清掃
部材が磁気ヘッドの近傍にあっては、磁気テープの走行
の邪魔になる。そこで、磁気ヘッドに磁気テープが巻き
掛けられた状態では、清掃部材が磁気ヘッドから離れた
退避位置にあり、磁気ヘッドに磁気テープが巻き掛けら
れていない状態になると、清掃部材が磁気ヘッド側に移
動して、磁気ヘッドに当接する構成がとられている。
【0005】具体的には、スレッダ機構により、カート
リッジ内の磁気テープを引き出す時に、清掃部材が取り
付けられた揺動アームをスレッダ機構で押して、清掃部
材を磁気ヘッドから離れた退避位置まで移動させ、磁気
テープをカートリッジ内に収納する時には、清掃部材が
取り付けられた揺動アームを逆方向に押して、清掃部材
を磁気ヘッドに当接する位置まで移動させている。
【0006】図12は従来の磁気テープ装置における清
掃機構及びその近傍の概略構成を示す平面図、図13は
図12中の揺動アームの平面図、図14はカートリッジ
の一例を示す斜視図である。
【0007】カートリッジの内部には磁気テープが巻回
されており、磁気テープの先端に図14に示すようにリ
ーダブロック1が取り付けられている。カートリッジは
カートリッジ挿入口から磁気テープ装置内に挿入され
る。
【0008】図示しないスレッダ機構は、磁気テープを
引き出すためのスレッダアームを有しており、このスレ
ッダアームの先端部にリーダブロック1に係合するスレ
ッダピン2(図12参照)が設けられている。スレッダ
ピン2は、図12の一点鎖線で示す軌道Tに沿って移動
することにより、磁気テープを引き出し、図示しないマ
シンリールに装着する。この機構自体は広く一般に知ら
れているものである。
【0009】図12は磁気テープの引き出し動作中の状
態を示しており、軌道Tと交差するように揺動アーム3
が配置されている。この揺動アーム3は、磁気ヘッド4
に対して軌道Tを跨いだ位置で且つカートリッジ側の軌
道方向にずれた位置に回転中心が来るように、ヒンジピ
ン5でもって回転可能に支持されている。
【0010】更に、図示しないが、揺動アーム3には、
軌道Tと交差し中間部3aが磁気ヘッド4に接近した近
接位置(図12に示す位置)か、軌道Tと交差しない方
向に押し戻された退避位置(図15に示す位置)かを、
安定位置として強制的に揺動アーム3に選択させる機
構、言い換えれば、中間の境界位置を境にして、近接位
置あるいは退避位置に揺動アーム3を追いやる機構が組
み込まれている。
【0011】図13に示すように、揺動アーム3の中間
部3aには、係止ピン6を用いて、清掃部材としてのブ
ラシ7が取り付けられている。図12に示す状態では、
このブラシ7が磁気ヘッド4に当接している。尚、揺動
アーム3の一端をなす長尺延出部3bは、揺動アーム3
が近接位置にある時に軌道Tと交差し、揺動アーム3の
他端をなすアーチ状延出部3cは、揺動アーム3が退避
位置にある時に軌道Tと交差するようになっている。
又、アーチ状延出部3cと中間部3aとの境界部分に
は、ヒンジピン5との嵌合用穴3dが穿設されている。
【0012】この磁気テープ装置において、磁気テープ
をカートリッジから引き出し中のスレッダピン2が、図
12に示す位置まで到達すると、近接位置にある揺動ア
ーム3の中間部3aに当接し、これを押動する。このた
め、揺動アーム3は時計方向に回転する。スレッダピン
2が磁気ヘッド4近傍の軌道T上を通過したことによ
り、揺動アーム3は退避位置に移動し、磁気テープが磁
気ヘッド4及びテープガイド8,9に巻き掛けられる。
【0013】その後、スレッダピン2はリーダブロック
をマシンリールに係止する。図15は揺動アーム3が退
避状態に移った状態を示している。この状態において
は、ブラシ7は磁気テープに摺接せず、磁気テープを走
行させることで、磁気ヘッドによりデータのリード/ラ
イトを行うことができる。
【0014】データのリード/ライトが終了し、カート
リッジへ磁気テープを収納する際には、リーダブロック
をマシンリールから分離し、磁気テープをカートリッジ
内に巻き込むことになる。この時、リーダブロックと共
にスレッダピン2もカートリッジ方向に移動する。カー
トリッジへの磁気テープの収納動作時での巻き戻しは、
図15の状態でなされるため、スレッダピン2が、図1
5に示す位置にまで到達すると、退避位置にある揺動ア
ーム3のアーチ状延出部3cに当接し、これを押動す
る。このため、揺動アーム3は反時計方向に回転する。
【0015】スレッダピン2が揺動アーム3近傍の軌道
T上を通過したことにより、揺動アーム3は図12に示
した近接位置に戻り、ブラシ7が磁気ヘッド4に再び当
接する。又、磁気テープはカートリッジ内に収納される
ことになる。
【0016】尚、カートリッジから磁気テープを引き出
し始める時に、何らかの原因で揺動アーム3が退避位置
にあっても、湾曲したアーチ状延出部3cの存在によっ
て、スレッダピン2はアーチ状延出部3cを押し退けて
進むことができ、無事、中間部3aに到達することがで
きる。
【0017】逆に、カートリッジへの磁気テープの収納
開始時に、何らかの原因で揺動アーム3が近接位置にあ
っても、長尺延出部3bの存在によって、スレッダピン
2は一時的に長尺延出部3bを押し退けて進むことがで
き、磁気ヘッド4近傍の軌道上を無事通過することがで
きる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記ブラシ7の移動量
としては、磁気テープ装置の大小にかかわらず一定値以
上のものが必要である。上記磁気テープ装置において
は、揺動アーム3の回転により、ブラシ7の移動量を確
保しているが、揺動アーム3が回転中心の両側に長尺延
出部3bとアーチ状延出部3cとを有する構成であるた
め、ヒンジピン5を磁気ヘッド4から大きく離すことが
できない。この結果、ブラシ7の必要な移動量を稼ぐた
めに、揺動アーム3の回転量を大きくせざるを得ない。
【0019】ところが、上記磁気テープ装置の場合、揺
動アーム3の回転半径、特に、回転中心であるヒンジピ
ン5と長尺延出部3bの先端との間隔が大きいため、長
尺延出部3bが占める移動空間が大きくなる。よって、
清掃機構部分の占める空間も大きくなり、磁気テープ装
置を小型化できないという問題がある。
【0020】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、清掃機構部分の占有空間を小さくで
き、小型化に適した磁気テープ装置を実現することにあ
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
カートリッジ内の磁気テープを所定の軌道に沿って引き
出しマシンリールに係止するスレッダ機構と、磁気テー
プに対してデータのリード/ライトを行う磁気ヘッド
と、前記磁気ヘッドに対して前記カートリッジ側の軌道
方向にずれた位置に回転中心があり、その回転により、
前記軌道と交差し回転端部が前記磁気ヘッドに接近した
近接位置と前記軌道と交差しない方向に押し戻された退
避位置とをとることができる第1アームと、前記磁気ヘ
ッドに対して前記マシンリール側の軌道方向にずれた位
置に回転中心があり、前記第1アームと互いに連動し
て、前記軌道と交差し回転端部が前記磁気ヘッドに接近
した近接位置と前記軌道と交差しない方向に押し戻され
た退避位置とをとることができる第2アームと、前記第
1及び第2アームの回転端部と共に移動し、前記第1及
び第2アームが前記近接位置にある時に前記磁気ヘッド
に当接する清掃部材とを有し、前記カートリッジからの
磁気テープの引き出し動作時には、前記第1アームが前
記スレッダ機構に押されて前記退避位置に戻されること
を特徴とするものである。
【0022】この発明では、連動する第1アーム,第2
アームの各回転中心は、磁気ヘッドに対して、それぞれ
カートリッジ側,マシンリール側に配置され、且つ、両
者の回転端部の少なくとも一方に磁気ヘッドに当接可能
な清掃部材が設けられている。このため、第1及び第2
アームの回転端部の移動量は、清掃部材の移動量と同程
度である。よって、第1及び第2アームの移動空間は小
さく、清掃機構部分の占める空間も小さくなり、磁気テ
ープ装置を小型化できる。
【0023】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、第1アームとして、磁気ヘッドに対して軌
道を跨いだ位置で且つカートリッジ側の軌道方向にずれ
た位置に回転中心を有するものを用い、第2アームとし
て、磁気ヘッドに対して軌道を跨いだ位置で且つマシン
リール側の軌道方向にずれた位置に回転中心があるもの
を用いたものである。このように回転中心を選択すれ
ば、第1及び第2アームの各回転端部を磁気ヘッドに向
けて配置するだけで、スレッダ機構の軌道に対して第1
及び第2アームを容易に交差させることができる。
【0024】請求項3記載の発明は、スレッダアームに
より、カートリッジ内の磁気テープのリーダブロックを
所定の軌道に沿って引き出しマシンリールに係止するス
レッダ機構と、磁気テープに対してデータのリード/ラ
イトを行う磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドに対して前記
軌道を跨いだ位置で且つ前記カートリッジ側の軌道方向
にずれた位置に回転中心があり、その回転により、前記
軌道と交差し回転端部が前記磁気ヘッドに接近した近接
位置と前記軌道と交差しない方向に押し戻された退避位
置とをとることができ、前記カートリッジからの磁気テ
ープの引き出し動作時には、前記スレッダアームに押さ
れて前記退避位置に戻る第1アームと、前記磁気ヘッド
に対して前記軌道を跨いだ位置で且つ前記マシンリール
側の軌道方向にずれた位置に回転中心があり、その回転
端部は前記第1アームの回転端部と互いに連動するよう
に係合し、前記軌道と交差し回転端部が前記磁気ヘッド
に接近した近接位置と前記軌道と交差しない方向に押し
戻された退避位置とをとることができる第2アームと、
前記第1アームが前記退避位置にある時には、前記軌道
の前記第1アームよりも前記カートリッジ側の部分と交
差した位置にあり、前記カートリッジへの磁気テープの
収納動作時には、前記スレッダアームに押されて変位
し、この動きが前記第1アームに伝達され、前記第1ア
ームを前記近接位置に移動させる第3アームと、前記第
1又は前記第2アームの少なくとも一方のアームの回転
端部に設けられ、前記第1及び第2アームが前記近接位
置にある時に前記磁気ヘッドに当接する清掃部材と、を
有することを特徴とするものである。
【0025】この発明においても、第1及び第2アーム
の回転端部の移動量は、清掃部材の移動量と同程度であ
り、第1及び第2アームの移動空間は小さく、清掃機構
部分の占める空間も小さくなり、磁気テープ装置を小型
化できる。更に、軌道に対して第1及び第2アームを容
易に交差させることができる。又、第3アームを有する
ことで、カートリッジへの磁気テープの収納動作時に
は、スレッダアームの力により、第1及び第2アームを
近接位置に移動させることができる。
【0026】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、第1及び第3アームは、その回転中心が一
致すると共にV字形をなすように配置され、且つ、両者
の開き角は、一定範囲内に規制されており、第3アーム
は、磁気テープの収納動作時に、スレッダアームから第
1アームとの開き角を広げる方向の力を受けて回転し、
第1アームを近接位置に移動させることを特徴とするも
のである。
【0027】この発明によれば、カートリッジから磁気
テープを引き出し始める時に、何らかの原因で第1及び
第2アームが退避位置にあって第3アームが軌道と交差
した状態にあっても、第3アームが開き角を減少する方
向に回転可能であるため、スレッダアームは第3アーム
を押し退けて進むことができ、動作上、支障は生じな
い。
【0028】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、外力が加えられない自然状態での第1アー
ム・第3アーム間の開き角が最大になるように、第1ア
ーム・第3アーム間には、両者の開き角を増加させる方
向の弾性力が付与されていることを特徴とするものであ
る。この発明によれば、第3アームを第1アームの動き
に確実に追従させることができる。
【0029】
【実施の形態】図1は本発明の実施の形態例の内部構成
を示す平面図、図2はガイド板を取り除く前の平面図で
ある。
【0030】本実施の形態例の内部構成は、磁気ヘッド
の清掃機構に特徴があり、カートリッジをロードし、磁
気テープを引き出してデータのリード/ライトを行う機
構自体は、従来から一般に知られている磁気テープ装置
の構成と同様である。
【0031】まずカートリッジ20は、図14に示した
カートリッジと同様な構成を有するもので、その内部に
は、磁気テープが巻回されており、磁気テープの先端に
リーダブロックが取り付けられている。カートリッジ2
0は、図示しないカートリッジ挿入口から、磁気テープ
装置内に入れられる。カートリッジ挿入口の奥には、図
示しないローダ部が設けられている。このローダ部は、
挿入されたカートリッジ20をロード位置にセットした
り、排出したりするものである。
【0032】マシンリール21は、リーダブロックが嵌
合する溝21aを有し、図示しないマシンリールモータ
により回転駆動される。スレッダ機構23は、スレッダ
モータにより回転駆動される回転アーム24と、この回
転アーム24の回転端部に一端が回転自在に取り付けら
れ、他端にスレッダピン26が設けられたスレッダアー
ム25とからなる。
【0033】スレッダピン26は、ロード位置に来たカ
ートリッジ20のリーダブロックに係合するもので、図
2中に示したガイド板27の軌道(環状ガイド溝)27
aに図示しないベアリング等を介して嵌合している。こ
の軌道27aに沿ってスレッダピン26が移動すること
により、リーダブロックはカートリッジ20から引き出
され、マシンリール21の溝21aに嵌合されることに
なる。
【0034】この結果、磁気テープは、ローラガイド3
1,32,33に巻き掛けられた後、マシンリール21
に装着される。磁気ヘッド35は、ローラガイド31,
32間に位置し、リードギャップとライトギャップとを
備え、磁気テープに対してデータのリード/ライトを行
うもので、本形態例における磁気ヘッド35は、磁気ヘ
ッドの清掃時に磁気テープの幅方向に移動可能に構成さ
れている。
【0035】清掃機構40は、磁気ヘッド35を清掃す
るもので、第1アーム41,第2アーム42,第3アー
ム43,ブラシ44等からなる。図3〜図6はこの清掃
機構40の詳細構成を示すもので、図3は平面図、図4
は右側面図、図5は正面図、図6は図5中の切断線X−
Xにおける主要部の断面図である。
【0036】これらの図からわかるように、磁気ヘッド
35に対して軌道(ガイド溝)27aを跨いだ位置で且
つカートリッジ20側の軌道方向にずれたベースプレー
ト50上の位置には、第1シャフト51が立設されてい
る。又、磁気ヘッド35に対して軌道27aを跨いだ位
置で且つマシンリール21側の軌道方向にずれたベース
プレート50上の位置には、第2シャフト52が立設さ
れている。
【0037】第1,第2シャフト51,52は、それぞ
れ、第1,第2アーム41,42の回転中心となるもの
で、この第1,第2シャフト51,52に、第1,第2
アーム41,42の基端部が回動可能に支持されてい
る。一方、第1,第2アーム41,42の回転端部は、
互いに連動して図3における横方向に移動できるように
係合されている。
【0038】具体的には、第2アーム42の回転端部
に、第2シャフト52の方向に延びた長穴42aを穿設
し、この長穴42aに移動可能に嵌入したピン53を第
1アーム41に係止している。尚、ピン53は図4にお
ける右方向に延出され、ここに、ブラシ44が植設され
た支持ブロック44aを取り付けている。これにより、
ブラシ44は第1アーム41の回転端部と一体となって
移動することになる。
【0039】第1アーム41よりもカートリッジ20寄
りに位置する第3アーム43も、その回転中心が第1ア
ーム41と一致するように、第1シャフト51に回転可
能に支持されている。更に、第1アーム41と第3アー
ム43が積層支持された第1シャフト51の先端部に
は、支持ブラケット55が回転可能に装着されている。
【0040】この支持ブラケット55は第3アーム43
に固着されており、支持ブラケット55の図4における
右方向に延びたストッパ部55aは、第1アーム41の
側面に当接可能になっている。ストッパ部55aの存在
により、V字形をなすように配置された第1アーム41
と第3アーム43との開き角は、一定範囲内に規制され
ることになる。
【0041】支持ブラケット55には、フック部55b
も形成されている。このフック部55bと、第1アーム
41の基端側部分に固着されたフック56との間には、
第1シャフト51に嵌挿されたトーションスプリング5
7の端部57a,57bが、それぞれ係止されている。
【0042】このため、外力が加えられない自然状態で
の第1アーム41・第3アーム43間の開き角は、支持
ブラケット55のストッパ部55aが第1アーム41の
側面に当接した状態の角度、即ち、最大の開き角になっ
ており、第1アーム41又は第3アーム43に両者の開
き角を増加させる方向の外力が加わった場合には、第1
アーム41と第3アーム43とは必ず連動して回転し、
逆に、開き角を減少させる方向の外力が加わった場合に
は、外力がトーションスプリング57の弾性力よりも大
きければ、開き角を減少させる方向に相対変位するよう
になっている。
【0043】押圧アーム60は、第1アーム41と交差
するように配置され、その一端は、ベースプレート50
上に立設された第3シャフト61でもって回動可能に軸
支されている。又、押圧アーム60の他端は、ベースプ
レート50上に立設された第4シャフト62との間に掛
止されたテンションスプリング63によって、第1シャ
フト51側に付勢されている。
【0044】押圧アーム60の中間部には、図6に示す
ように、ローラ65が支持されている。第1アーム41
の肉厚に形成された基端部であって、こローラ65との
当接部分には、三角柱部41aが形成されている。この
ため、三角柱部41aの頂部を境にしてどちら側の傾斜
面にローラ65が当接しているかによって、押圧アーム
60側から第1アーム41に加わる回転付勢力の方向が
逆になる。因みに、図6に示した位置であれば、第1ア
ーム41は反時計方向に付勢され、ローラ65が他方の
傾斜面に当接している場合には、時計方向に付勢される
ことになる。
【0045】本形態例では、第1,第2アーム41,4
2が軌道27aと交差し、回転端部が磁気ヘッド35に
接近した近接位置(図3に示した位置)と、軌道27a
と交差しない方向に押し戻された退避位置(後述の図9
に示した位置)とでは、ローラ65が三角柱部41a上
の異なる傾斜面に当接するようになっている。
【0046】従って、連動する第1及び第2アーム4
1,42は、押圧アーム60により、二つの安定位置で
ある近接位置か退避位置の何れかに押し付けられること
になる。尚、第3アーム43は、第1及び第2アーム4
1,42が退避位置にある時に、軌道27aの第1アー
ム41よりもカートリッジ20側の部分と交差した位置
まで、進出する。又、第1及び第2アーム41,42の
近接位置及び退避位置は、第2アーム42の長穴42a
における先端側内壁面(図3における下方内壁面)にピ
ン53が当接する位置である。
【0047】上記構成の磁気テープ装置の動作は次の通
りである。まず、初期状態では、第1及び第2アーム4
1,42は近接位置にある。又、マシンリール21はそ
の溝21aが軌道27aと重なる位置に移動する。この
状態でカートリッジ挿入口にカートリッジ20を挿入す
ると、カートリッジ20がロード位置まで移動され、所
定位置で待機しているスレッダピン26にリーダブロッ
クが係合する。
【0048】次に、回転アーム24が図1における反時
計方向に回転し、これにスレッダアーム25が追随し、
スレッダピン26がカートリッジ20からリーダブロッ
クを引き出す。磁気テープを引き出し中のスレッダピン
26が、図3に示す位置まで到達すると、第1アーム4
1に当接しこれを押動する。このため、第1アーム41
は時計方向に回転し、これに連動して第2アーム42が
反時計方向に回転する。
【0049】そして、スレッダピン26が図7に示す位
置まで移動すると、ローラ65が図8に示すように三角
柱部41aの頂部に到達する。その後、スレッダピン2
6が図7に示す位置を越えると、図9に示すように、押
圧アーム60の付勢力により、第1及び第2アーム4
1,42が退避位置に移動する。一方、スレッダピン2
6は、軌道27aに沿ってマシンリール21側に更に進
み、リーダブロックをマシンリール21の溝21aに係
止する。
【0050】これにより、磁気テープが磁気ヘッド35
びローラガイド31〜33に巻き掛けられ、磁気テープ
の装着が終了する。この状態においては、ブラシ44が
磁気テープに摺接せず、磁気テープを走行させること
で、磁気ヘッド35によりデータのリード/ライトを行
うことができる。
【0051】データのリード/ライトが終了し、カート
リッジ20へ磁気テープを収納する際には、リーダブロ
ックをマシンリール21の溝21aから分離し、磁気テ
ープをカートリッジ20内に巻き込む。この時、リーダ
ブロックと共にスレッダピン26もカートリッジ20方
向に移動する。カートリッジ20への磁気テープの収納
動作時での巻き戻しは、図9の状態でなされるため、巻
き戻し動作時にスレッダピン26は第3アーム43に当
接し、これを押動する。このため、第1アーム41も連
動して反時計方向に回転する。
【0052】スレッダピン26による第3アーム43の
回転によって、これと連動する第1及び第2アーム4
1,42は図3に示した近接位置に戻り、ブラシ44が
磁気ヘッド35に再び当接する。その後、磁気テープは
カートリッジ20内に収納される。ここで、磁気ヘッド
35の清掃は、本形態例では、ブラシ44を磁気ヘッド
35に当接させるだけでなく、ブラシ44を磁気ヘッド
35に当接した状態で、磁気ヘッド35を図5の上下方
向に振動させることにより行う。
【0053】尚、カートリッジ20からリーダブロック
を引き出し始める時に、何らかの原因で第1及び第2ア
ーム41,42が退避位置にあって、第3アーム43が
軌道27aと交差していても、トーションスプリング5
7の付勢力に抗して第3アーム43が図10に示すよう
に回転できるため、スレッダピン26は第3アーム43
を押し退けて進み、その後、図9に示す状態に移ること
ができる。よって、スレッダピン26はマシンリール2
1に無事到達することができ、動作上、支障は生じな
い。
【0054】逆に、カートリッジへ磁気テープを収納す
る時に、何らかの原因で第1及び第2アーム41,42
が近接位置にあっても、図11に示すように、スレッダ
ピン26が一時的に第2アーム42を押し退けて、第1
及び第2アーム41,42を図9に示した退避位置に移
動させることができ、スレッダピン26は、以後、通常
の場合と同様な動作を経て、カートリッジ20に無事到
達することができ、支障は生じない。
【0055】このように、本形態例では、スレッダ機構
23に押される第1アーム41,第2アーム42の各回
転中心は、磁気ヘッド35に対して、それぞれカートリ
ッジ20側,マシンリール21側に配置され、且つ、第
1アーム41の回転端部にブラシ44が設けられてい
る。このため、第1及び第2アーム41,42の回転端
部の移動量は、ブラシ44の移動量と同程度である。よ
って、第1及び第2アーム41,42の移動空間は小さ
く、清掃機構40部分の占める空間も小さくなり、磁気
テープ装置を小型化できる。
【0056】又、第1アーム41として、磁気ヘッド3
5に対して軌道27aを跨いだ位置で且つカートリッジ
20側の軌道方向にずれた位置に回転中心を有するもの
を用い、第2アーム42として、磁気ヘッド35に対し
て軌道27aを跨いだ位置で且つマシンリール21側の
軌道方向にずれた位置に回転中心があるものを用いたの
で、第1及び第2アーム41,42の各回転端部を磁気
ヘッド35に向けて配置するだけで、スレッダ機構23
の軌道27aに対して第1及び第2アーム41,42を
容易に交差させることができた。
【0057】更に、外力が加えられない自然状態での第
1アーム41・第3アーム43間の開き角が最大になる
ように、第1アーム41・第3アーム43間には、両者
の開き角を増加させる方向の弾性力が付与されているの
で、第3アーム43を第1アーム41の動きに確実に追
従させることができた。
【0058】尚、本発明の基本的構成は、スレッダ機構
23に押される第1アーム41,第2アーム42の各回
転中心が、磁気ヘッド35に対して、それぞれカートリ
ッジ20側,マシンリール21側に配置され、且つ、両
者の回転端部の少なくとも一方に磁気ヘッド35に当接
可能なブラシ44等の清掃部材が設けられている清掃機
構40に特徴がある。従って、本発明に用いるスレッダ
機構等の具体的構成を、上記形態例に示したものに限る
必要はない。又、第1及び第2アーム41,42を近接
位置や退避位置に付勢する機構も、押圧アーム60やテ
ンションスプリング63等の組み合わせに限る必要もな
い。
【0059】又、第1アーム41と第2アーム42との
連動も、ピン53と長穴42aの組み合わせに限るもの
ではなく、仮にピン53と長穴42aの組み合わせを用
いる場合であっても、第2アーム42の回転端部に設け
る長穴42aを、第2シャフト52の方向に延びた直線
状の長穴42aにする必要はない。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明では、連動する第1アーム,第2アームの各回転中心
が、磁気ヘッドに対して、それぞれカートリッジ側,マ
シンリール側に配置され、且つ、両者の回転端部の少な
くとも一方に磁気ヘッドに当接可能な清掃部材が設けら
れている。このため、第1及び第2アームの回転端部の
移動量は、清掃部材の移動量と同程度である。よって、
第1及び第2アームの移動空間は小さく、清掃機構部分
の占める空間も小さくなり、磁気テープ装置を小型化で
きる。
【0061】請求項2記載の発明では、上記第1アーム
として、磁気ヘッドに対して軌道を跨いだ位置で且つカ
ートリッジ側の軌道方向にずれた位置に回転中心を有す
るものを用い、第2アームとして、磁気ヘッドに対して
軌道を跨いだ位置で且つマシンリール側の軌道方向にず
れた位置に回転中心があるものを用いている。このた
め、第1及び第2アームの各回転端部を磁気ヘッドに向
けて配置するだけで、スレッダ機構の軌道に対して第1
及び第2アームを容易に交差させることができる。
【0062】請求項3記載の発明においても、第1及び
第2アームの回転端部の移動量は、清掃部材の移動量と
同程度であり、第1及び第2アームの移動空間は小さ
く、清掃機構部分の占める空間も小さくなり、磁気テー
プ装置を小型化できる。更に、軌道に対して第1及び第
2アームを容易に交差させることができる。又、第3ア
ームを有することで、カートリッジへの磁気テープの収
納動作時には、スレッダアームの力により、第1及び第
2アームを近接位置に移動させることができる。
【0063】請求項4記載の発明では、カートリッジか
ら磁気テープを引き出し始める時に、何らかの原因で第
1及び第2アームが退避位置にあって第3アームが軌道
と交差した状態にあっても、第3アームが開き角を減少
する方向に回転可能であるため、スレッダアームは第3
アームを押し退けて進むことができ、動作上、支障は生
じない。
【0064】請求項5記載の発明では、外力が加えられ
ない自然状態での第1アーム・第3アーム間の開き角が
最大になるように、第1アーム・第3アーム間には、両
者の開き角を増加させる方向の弾性力が付与されている
ため、第3アームを第1アームの動きに確実に追従させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例の内部構成を示す平面図
である。
【図2】図1の形態例におけるガイド板を取り除く前の
平面図である。
【図3】図1中の清掃機構の詳細構成を示す平面図であ
る。
【図4】図1中の清掃機構の詳細構成を示す右側面図で
ある。
【図5】図1中の清掃機構の詳細構成を示す正面図であ
る。
【図6】図5中の切断線X−Xにおける主要部の断面図
である。
【図7】図3に示した清掃機構における他の作動状態を
示す平面図である。
【図8】図7の状態における図5中の切断線X−Xでの
主要部の断面図である。
【図9】図3に示した清掃機構における他の作動状態を
示す平面図である。
【図10】図3に示した清掃機構における他の作動状態
を示す平面図である。
【図11】図3に示した清掃機構における他の作動状態
を示す平面図である。
【図12】従来の磁気テープ装置における清掃機構部及
びその近傍の概略構成を示す平面図である。
【図13】図12中の揺動アームの平面図である。
【図14】カートリッジの一例を示す斜視図である。
【図15】図12の他の作動状態を示す平面図である。
【符号の説明】
20 カートリッジ 21 マシンリール 23 スレッダ機構 24 回転アーム 25 スレッダアーム 26 スレッダピン 27 ガイド板 27a 軌道(ガイド溝) 31〜33 ローラガイド 35 磁気ヘッド 40 清掃機構 41 第1アーム 42 第2アーム 43 第3アーム 44 ブラシ 55 支持ブラケット 56 フック 57 トーションスプリング 60 押圧アーム
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−11724(JP,A) 特開 平1−317218(JP,A) 特開 平6−131637(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/41

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カートリッジ内の磁気テープを所定の軌
    道に沿って引き出しマシンリールに係止するスレッダ機
    構と、 磁気テープに対してデータのリード/ライトを行う磁気
    ヘッドと、 前記磁気ヘッドに対して前記カートリッジ側の軌道方向
    にずれた位置に回転中心があり、その回転により、前記
    軌道と交差し回転端部が前記磁気ヘッドに接近した近接
    位置と前記軌道と交差しない方向に押し戻された退避位
    置とをとることができる第1アームと、 前記磁気ヘッドに対して前記マシンリール側の軌道方向
    にずれた位置に回転中心があり、前記第1アームと互い
    に連動して、前記軌道と交差し回転端部が前記磁気ヘッ
    ドに接近した近接位置と前記軌道と交差しない方向に押
    し戻された退避位置とをとることができる第2アーム
    と、 前記第1及び第2アームの回転端部と共に移動し、前記
    第1及び第2アームが前記近接位置にある時に前記磁気
    ヘッドに当接する清掃部材とを有し、 前記カートリッジからの磁気テープの引き出し動作時に
    は、前記第1アームが前記スレッダ機構に押されて前記
    退避位置に戻されることを特徴とする磁気テープ装置。
  2. 【請求項2】 前記第1アームとして、前記磁気ヘッド
    に対して前記軌道を跨いだ位置で且つ前記カートリッジ
    側の軌道方向にずれた位置に回転中心を有するものを用
    い、 前記第2アームとして、前記磁気ヘッドに対して前記軌
    道を跨いだ位置で且つ前記マシンリール側の軌道方向に
    ずれた位置に回転中心があるものを用いたことを特徴と
    する請求項1記載の磁気テープ装置。
  3. 【請求項3】 スレッダアームにより、カートリッジ内
    の磁気テープのリーダブロックを所定の軌道に沿って引
    き出しマシンリールに係止するスレッダ機構と、 磁気テープに対してデータのリード/ライトを行う磁気
    ヘッドと、 前記磁気ヘッドに対して前記軌道を跨いだ位置で且つ前
    記カートリッジ側の軌道方向にずれた位置に回転中心が
    あり、その回転により、前記軌道と交差し回転端部が前
    記磁気ヘッドに接近した近接位置と前記軌道と交差しな
    い方向に押し戻された退避位置とをとることができ、前
    記カートリッジからの磁気テープの引き出し動作時に
    は、前記スレッダアームに押されて前記退避位置に戻る
    第1アームと、 前記磁気ヘッドに対して前記軌道を跨いだ位置で且つ前
    記マシンリール側の軌道方向にずれた位置に回転中心が
    あり、その回転端部は前記第1アームの回転端部と互い
    に連動するように係合し、前記軌道と交差し回転端部が
    前記磁気ヘッドに接近した近接位置と前記軌道と交差し
    ない方向に押し戻された退避位置とをとることができる
    第2アームと、 前記第1アームが前記退避位置にある時には、前記軌道
    の前記第1アームよりも前記カートリッジ側の部分と交
    差した位置にあり、前記カートリッジへの磁気テープの
    収納動作時には、前記スレッダアームに押されて変位
    し、この動きが前記第1アームに伝達され、前記第1ア
    ームを前記近接位置に移動させる第3アームと、 前記第1又は前記第2アームの少なくとも一方のアーム
    の回転端部に設けられ、前記第1及び第2アームが前記
    近接位置にある時に前記磁気ヘッドに当接する清掃部材
    と、を有する磁気テープ装置。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第3アームは、その回転中
    心が一致すると共にV字形をなすように配置され、且
    つ、両者の開き角は、一定範囲内に規制されており、前
    記第3アームは、前記磁気テープの収納動作時に、前記
    スレッダアームから前記第1アームとの開き角を広げる
    方向の力を受けて回転し、前記第1アームを前記近接位
    置に移動させることを特徴とする請求項3記載の磁気テ
    ープ装置。
  5. 【請求項5】 外力が加えられない自然状態での前記第
    1アーム・第3アーム間の開き角が最大になるように、
    前記第1アーム・第3アーム間には、両者の開き角を増
    加させる方向の弾性力が付与されていることを特徴とす
    る請求項4記載の磁気テープ装置。
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