JP3592790B2 - 部品供給装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、マガジンから部品を順次給出する、又はマガジンに部品を順次収納する部品供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば半導体モールド装置においては、部品であるリードフレームを供給するについて、特開昭64−2940号公報に示されるごとくしたものが知られている。
【0003】
このものは、具体的には、図4ないし図6に示すように、多数のリードフレーム1を収納したマガジン2を、コンベア3で送ってストッパ4で止め、この状態で、先頭のマガジン2を上下両方又は上方からシリンダ5によりクランプし(図示例は上下両方からクランプするようになっている)、更にそれをシリンダ6により引いて、その後、ボールねじ7を主体とするエレベータ8により降下させ、順次、相手ユニット(図示せず)との受渡し高さでリードフレーム1をマガジン2から給出するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のものにおいては下記の問題点を有していた。
(1)マガジン2をシリンダ5によりクランプしたとき、特にマガジン2の板厚が薄い場合には、マガジン2が変形してしまい、マガジン2中の上下と中間部とでリードフレーム1の幅方向位置が変わって、相手ユニットとのずれが生じ、リードフレーム1の給出が不良となって、それにより、装置が停止してしまうことがあった。
【0005】
(2)マガジン2が平行四辺形に変形していた場合、マガジン2中の上部と下部でリードフレーム1の幅方向位置が変わってしまう。又、マガジン2をクランプするとき、マガジン2がストッパ4で止められた位置から反対方向に逃げてしまい、正しくクランプできない。このいずれの場合でも、上述同様、相手ユニットとのずれが生じ、リードフレーム1の給出が不良となって、装置が停止してしまうことがあった。
【0006】
(3)エレベータ8側に、クランプしたマガジン2の有無を検出する機能が具わっておらず、特に電源が瞬時停電等で一度落ちてしまうと、マガジン2の有無が全く分からないため、復旧に手間がかかった。又、この場合、単純にセンサを設けようとすると、エレベータ8の移動部に電線を設けることになって、断線を起こすおそれがあった。
(4)マガジン2の板厚や幅が変わった場合、相手ユニットとの心合わせをするのに手間がかかった。
【0007】
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、マガジンを変形させず、又、あらかじめ変形していた場合にはそれを矯正して保持移送することができ、部品の給出,収納がスムーズにできる部品供給装置を提供すると共に、マガジンを正しくクランプできて、部品の給出,収納がよりスムーズにできる部品供給装置を提供し、更に、エレベータ側でマガジンの有無が断線のおそれなく検出できる部品供給装置を提供し、加えて、マガジンの板厚や幅が変わった場合の相手ユニットとの心合わせが簡単にできる部品供給装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の部品供給装置においては、第1に、マガジン供給ステージに載置されたマガジンを順次エレベータに取出して、マガジンに収納された部品を順次給出する、又はマガジンに部品を順次収納するものにあって、上記エレベータに、位置決めブロックを設けると共に、マガジンをその側面部を吸着して移送するマガジン吸着移送装置を設け、このマガジン吸着移送装置により、上記マガジンを位置決めブロックに衝止されるまで移送して取出すようにしたことを特徴とする。
【0009】
本発明の部品供給装置においては、第2に、上記マガジン供給ステージに、出没可能なマガジンストッパと、このマガジンストッパに向かってマガジンの並び方向に移動可能なマガジンプッシャとから成るマガジン把持機構を設けたことを特徴とする。
【0010】
本発明の部品供給装置においては、第3に、上記マガジン吸着移送装置が真空圧によりマガジンを吸着するものとして、その真空圧を検知する真空圧検知手段を具えたことを特徴とする。
本発明の部品供給装置においては、第4に、上記エレベータをマガジンの幅方向に位置調整する位置調整手段を具えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】
上記第1の手段によれば、マガジンはその側面部が吸着されて位置決めブロックに衝止されるまで引き付けられて移送される。よって、マガジンにはこれを変形させるような圧力が加わらず、又、万一変形され、もしくはあらかじめ変形されていたとしても、位置決めブロックに引き付け衝止されたところで、その変形が修正される。
【0012】
第2の手段によれば、マガジンはマガジン供給ステージでマガジン把持機構により保持され、いわゆる逃げのない状態で吸着される。
第3の手段によれば、マガジン吸着移送装置の真空圧を検知することで、エレベータ側でのマガジンの有無が、移動部に電線を沿わせることなく検出される。第4の手段によれば、マガジンの板厚や幅が変わった場合の相手ユニットとの心合わせが、エレベータごとの位置調整でなされる。
【0013】
【実施例】
以下、本発明を半導体モールド装置(例えばトランスファモールド装置)に対するリードフレームの供給装置に適用した一実施例につき、図1ないし図3を参照して説明する。
まず図1にはリードフレーム供給装置の全体構成を示しており、部品であるリードフレーム11を多数収納したマガジン12を載置するマガジン供給ステージ13を有している。
【0014】
このマガジン供給ステージ13は図示しない固定装置により固定されており、マガジンストッパ14とマガジンプッシャ15とから成るマガジン把持機構16を有している。このうち、マガジンストッパ14は、図2に示すように、マガジン供給ステージ13の下面部に取付けた支持ブロック17に、軸ピン18によって上下回動可能に取付けている。又、支持ブロック17には更にその下面部に例えば空気圧で作動するシリンダ19を取付けており、このシリンダ19のロッド20先端部にはジョイント21を取付けて、このジョイント21の両側部に取付けたベアリング22をマガジンストッパ14の下部に形成した溝23に嵌合している。
【0015】
この構成で、シリンダ19がロッド20を引くことにより、ジョイント21(ベアリング22)を介してマガジンストッパ14が溝23部分を引かれて図に二点鎖線で示すごとく回動され、マガジン供給ステージ13の上面から没するようになっている。又、その状態から、シリンダ19がロッド20を押すことにより、ジョイント21を介してマガジンストッパ14が溝23部分を押されて図に実線で示すごとく回動され、マガジン供給ステージ13の上面から突出するようになっている。
【0016】
一方、マガジンプッシャ15は、図1に示すマガジン供給ステージ13のマガジン12の並び方向(図中左右)に設けたガイド溝24とガイドバー25とに沿って移動するロッドレスシリンダ26に取付けており、それによって、ロッドレスシリンダ26と共に上記マガジンストッパ14に向かってマガジン12の並び方向に移動可能としている。
又、マガジン供給ステージ13上の先頭(図中最右側)のマガジン12部分の上方には、バーコードリーダ27を図示しない取付板を介して取付けている。
【0017】
マガジン供給ステージ13の先方にはエレベータ28を設けている。このエレベータ28はボールねじ29を主体に構成したもので、そのボールねじ29は、下支え板30とこの上支え板30に連結板31で連結した上支え板32とにそれぞれ内蔵した軸受(図示せず)により立設支持している。又、上支え板32から突出したボールねじ29の上端部には従動プーリ33を取付けており、他方、それからやゝ離して上支え板32に取付けたモータ34には駆動プーリ35を取付けていて、この駆動プーリ35と上記従動プーリ33との間にタイミングベルト36を張架し、もって、モータ34の駆動力が駆動プーリ35からタイミングベルト36及び従動プーリ33を経てボールねじ29に伝わるようにしている。
【0018】
ボールねじ29にはマガジンホルダ37の外面部に取付けたボールねじナット38を螺合させている。マガジンホルダ37は側面形がコ字形で、図示しないリニアガイドにより上下動が案内されるようになっており、このマガジンホルダ37の内面部の上下に同寸の位置決めブロック39,40を設けている。
【0019】
図3は上記マガジンホルダ37を含むマガジン吸着移送装置41の構成を具体的に表わしている。すなわち、マガジンホルダ37の上記位置決めブロック39,40の上下間には、中空のバキュームプレート42を配設しており、このバキュームプレート42には吸着パッド43,44を前記マガジン供給ステージ13側(図中左側)部分の左右(図中上下)に取付けて、バキュームプレート42内と連通させている。
【0020】
又、バキュームプレート42のマガジン供給ステージ13側とは反対(図中右側)部分の片側(図中上部)には継手45を取付けて、同じくバキュームプレート42内と連通させており、この継手45にエアホース46を接続し、更に、このエアホース46を図示しない真空ポンプに取付けている。エアホース46には途中部に真空圧検知手段として機能する真空圧センサ47を介在させており、この真空圧センサ47の検知出力は制御装置48に入力するようにしている。なお、制御装置48は真空圧センサ47からの入力に基づいて装置全体の作動,停止など、運転を制御するようにしている。
【0021】
このほか、バキュームプレート42のマガジン供給ステージ13側とは反対部分の左右両端部にはガイドシャフト49,50を取付けており、これらを、マガジンホルダ37に形成した孔51,52からマガジンホルダ37に取付けたサポートブッシュ53,54に挿通させて、その前進,後退を案内するようにしている。又、マガジンホルダ37には例えば空気圧で作動するシリンダ55を取付けており、これのロッド56を、マガジンホルダ37に形成した孔57を通して、バキュームプレート42に取付けている。
【0022】
なお、マガジンホルダ37上には、図1に示すスペアリードフレーム58を収納したスペアマガジン59を、治具プレート60,ガイドプレート61,ガイドピン62,及び図示しないガイドプレートにより保持して設けている。
【0023】
そして、前記下支え板30を載置固定したスライドベース63には、前記マガジン供給ステージ13の下方に位置して払出しステージ64をも載置固定しており、このスライドベース63を下方ではスライダ65とレール66とから成るスライドユニット67を複数組介してベースプレート68上に載置している。又、スライドベース63の右側端部には当て金69を取付け、これに対して、ベースプレート68の右側端部にはカラーホルダ70を設けて、これに上記スライドベース63やスライドユニット67と共にエレベータ28用の位置調整手段として機能するカラー71を着脱可能に嵌合し、このカラー71の外面に当て金69を当接させている。
【0024】
次に、上述のごとく構成したものの作用を述べる。
まず、マガジンホルダ37にマガジン12がない状態で、エレベータ28はマガジンホルダ37の内底面がマガジン供給ステージ13の上面と同じとなる位置まで作動される。このエレベータ28の作動は、モータ34を作動させることによって行なうもので、モータ34を作動させれば、前述のようにボールねじ29にその駆動力が伝わって、ボールねじ29が回転するから、ボールねじナット38が螺進退して、これと一体にマガジンホルダ37が昇降される。
【0025】
一方、リードフレーム11を多数収納したマガジン12を配列したマガジン供給ステージ13では、マガジンストッパ14がそのマガジン供給ステージ13上に突出しており、この状態で、マガジンプッシャ15がロッドレスシリンダ26の作動によりマガジンストッパ14に向かって移動されることにより、上記マガジン12が押されて、特に先頭のマガジン12はマガジンストッパ14に押しつけられ、マガジン12全体としてマガジン把持機構16により挟み付け保持される。又、このとき、バーコードリーダ27によりマガジン12の上面に張られたラベルのバーコードを読取り、品種管理等が行なわれる。
【0026】
そして、その状態で、バキュームプレート42がシリンダ55の作動によりマガジン供給ステージ13側に前進され、吸着パッド43,44がマガジン供給ステージ13上の先頭のマガジン12の側面に接したところで、図示しない真空ポンプが作動される。すると、吸着パッド43,44内の空気がバキュームプレート42の内部から継手45,エアホース46を順に経て引かれることにより、マガジン供給ステージ13上の先頭のマガジン12が吸着パッド43,44に側面を吸着される。
【0027】
次いで、マガジンプッシャ15が後退され、マガジンストッパ14はマガジン供給ステージ13の上面から没せられる。このとき、マガジン12に振れが出ないように前記バキュームプレート42の前進限を調整しておくことが大切である。マガジン供給ステージ13上の先頭のマガジン12を吸着した吸着パッド43,44は、その後、バキュームプレート42がシリンダ55の作動によりマガジン供給ステージ13側とは反対の方向に後退されることにより、吸着したマガジン12を同方向に移送し、位置決めブロック39,40に引き付けて衝止固定する。
【0028】
そして、更にその後、エレベータ28が作動されることにより、マガジン12を吸着したまま、マガジンホルダ37が降下され、マガジン12のリードフレーム11収納部分を順次相手ユニット(図示せず)との受渡し高さに移動させて、リードフレーム11を給出する。リードフレーム11のすべての給出が終了すると、マガジンホルダ37の内底面が払出しステージ64の上面と同じとなる位置に至ったところで、バキュームプレート42がシリンダ55の作動により図1に二点鎖線で示すように払出しステージ64側に前進され、この位置で、前記真空ポンプの作動を停止させることにより、マガジン12を吸着パッド43,44による吸着から解放する。
以後、上述同様の作動を繰返して、マガジン12に収納されたリードフレーム11を順次給出する。
【0029】
又、その各段階中の、マガジン12を吸着パッド43,44で吸着してから解放した後まで、マガジン12の有無は真空圧センサ47でマガジン吸着移送装置41の真空圧を検知することにより検出される。すなわち、そのときに、マガジン12が吸着パット43,44に吸着されていれば、真空圧センサ47で検知される真空圧は高く、その検知出力を受けた制御装置48はエレベータ28側にマガジン12がある(「有」)と判断する。これに対して、マガジン12が吸着パット43,44に吸着されていなければ、真空圧センサ47で検知される真空圧は低く、その検知出力を受けた制御装置48はエレベータ28側にマガジン12がない(「無」)と判断する。
【0030】
更に、マガジン12の板厚や幅が変わった場合には、カラー71を外径の異なるものに交換して、これに当て金69を当接させるまでスライドベース63をスライドさせることにより、エレベータ28をマガジン12の幅方向に位置調整して、相手ユニットとの心合わせをする。
【0031】
加えて、各マガジン12からのリードフレーム11の給出中に所定給出枚数に足りない端数が生じた場合には、マガジンホルダ37を更に降下させて、このマガジンホルダ37上に設けたスペアマガジン59からスペアリードフレーム58を給出する。
【0032】
このように本構成のものでは、マガジン12を吸着パッド43,44により側面部を吸着してマガジンホルダ37内の位置決めブロック39,40に衝止されるまで引き付けて移送するもので、マガジン12に従来のシリンダの作動でクランプするもののような変形をさせる圧力が加わらず、又、万一変形され、もしくはあらかじめ平行四辺形に変形されていたとしても、上記位置決めブロック39,40に引き付け衝止させたところで、その変形が修正されるので、マガジン12中のリードフレーム11の幅方向位置は変わらず、相手ユニットとのずれを生じることもなくして、リードフレーム11の給出がスムーズにできる。
【0033】
又、マガジン供給ステージ13上にあるマガジン12を吸着保持するとき、それらのマガジン12は、マガジン供給ステージ13上に突出したマガジンストッパ14と、このマガジンストッパ14に向かってマガジン12の並び方向に移動するマガジンプッシャ15とから成るマガジン把持機構16により挟み付け保持され、この状態で、先頭のマガジン12を吸着保持するのであるから、マガジン12が従来のもののように逃げてしまうことなく正しくクランプでき、よって、相手ユニットとのずれを更に生じず、リードフレーム11の給出がよりスムーズにできる。
【0034】
更に、各動作中の、マガジン12を吸着パッド43,44で吸着してから解放した後まで、マガジン12の有無は真空圧センサ47でマガジン吸着移送装置41の真空圧を検知することにより検出されるもので、電源が瞬時停電等で一度落ちてしまった場合にも、マガジン12の有無が容易に分かり、従来のもののように復旧に手間どることはない。又、この場合に、エレベータ28の移動部に電線を設ける必要がないので、その移動部の移動による断線のおそれがなく、配線自体も簡単になすことができる。
【0035】
加えて、マガジン12の板厚や幅が変わった場合、カラー71を外径の異なるものに交換して、これに当て金69を当接させるまでスライドベース63をスライドさせることにより、エレベータ28をマガジン12の幅方向に位置調整できるので、相手ユニットとの心合わせもエレベータ28ごと簡単に行なうことができる。
【0036】
なお、上記実施例ではマガジン供給ステージ13から取出したマガジン12よりリードフレーム11をマガジンホルダ37の降下に伴って順次給出するものについて述べたが、これに限られるものではなく、反対に空のマガジン12にリードフレーム11を順次収納するものであっても良い。
又、マガジン12から給出、又はマガジン12に収納する部品としても、リードフレーム11には限られず、同様の事情を有する他の部品であっても良い。
【0037】
更に、各シリンダ19,26,55は空気圧で作動するものではなく、油圧で作動するものであっても良い。
そして、マガジン吸着移送装置41はマガジン12を真空圧で吸着するものではなく、磁力によって吸着するものであっても良い。
そのほか、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
【0038】
【発明の効果】
本発明の部品供給装置は以上説明したとおりのもので、下記の効果を奏する。第1に、マガジン供給ステージに載置されたマガジンを順次エレベータに取出して、マガジンに収納された部品を順次給出する、又はマガジンに部品を順次収納するものにあって、上記エレベータに、位置決めブロックを設けると共に、マガジンをその側面部を吸着して移送するマガジン吸着移送装置を設け、このマガジン吸着移送装置により、上記マガジンを位置決めブロックに衝止されるまで移送して取出すようにしたことにより、マガジンを変形させず、又、あらかじめ変形していた場合にはそれを矯正して保持移送することができ、部品の給出,収納がスムーズにできる。
【0039】
第2に、上記マガジン供給ステージに、出没可能なマガジンストッパと、このマガジンストッパに向かってマガジンの並び方向に移動可能なマガジンプッシャとから成るマガジン把持機構を設けたことにより、マガジンを正しくクランプできて、部品の給出,収納がよりスムーズにできる。
【0040】
第3に、上記マガジン吸着移送装置が真空圧によりマガジンを吸着するものとして、その真空圧を検知する真空圧検知手段を具えたことにより、エレベータ側でマガジンの有無が断線のおそれなく検出でき、配線自体も簡単になすことができる。
【0041】
第4に、上記エレベータをマガジンの幅方向に位置調整する位置調整手段を具えたことにより、マガジンの板厚や幅が変わった場合の相手ユニットとの心合わせが簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す装置全体の一部を破断した正面図
【図2】マガジンストッパ部分の拡大縦断正面図
【図3】マガジン吸着移送装置部分の横断面図
【図4】従来例を示す装置全体の正面図
【図5】装置全体の平面図
【図6】主要部分の一部を破断した拡大正面図
【符号の説明】
11はリードフレーム(部品)、12はマガジン、13はマガジン供給ステージ、14はマガジンストッパ、15はマガジンプッシャ、16はマガジン把持機構、19はシリンダ、26はロッドレスシリンダ、28はエレベータ、29はボールねじ、34はモータ、37はマガジンホルダ、38はボールねじナット、39,40は位置決めブロック、41はマガジン吸着移送装置、42はバキュームプレート、43,44は吸着パッド、46はエアホース、47は真空圧センサ(真空圧検知手段)、48は制御装置、55はシリンダ、63はスライドベース、65はスライダ、66はレール、67はスライドユニット、69は当て金、71はカラー(位置調整手段)を示す。
Claims (4)
- マガジン供給ステージに載置されたマガジンを順次エレベータに取出して、マガジンに収納された部品を順次給出する、又はマガジンに部品を順次収納するものにおいて、前記エレベータに、位置決めブロックを設けると共に、マガジンをその側面部を吸着して移送するマガジン吸着移送装置を設け、このマガジン吸着移送装置により、前記マガジンを位置決めブロックに衝止されるまで移送して取出すようにしたことを特徴とする部品供給装置。
- マガジン供給ステージに、出没可能なマガジンストッパと、このマガジンストッパに向かってマガジンの並び方向に移動可能なマガジンプッシャとから成るマガジン把持機構を設けたことを特徴とする請求項1記載の部品供給装置。
- マガジン吸着移送装置が真空圧によりマガジンを吸着するものであって、その真空圧を検知する真空圧検知手段を具えたことを特徴とする請求項1記載の部品供給装置。
- エレベータをマガジンの幅方向に位置調整する位置調整手段を具えたことを特徴とする請求項1記載の部品供給装置。
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