JPH08306712A - 部品供給装置 - Google Patents

部品供給装置

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JPH08306712A
JPH08306712A JP10842795A JP10842795A JPH08306712A JP H08306712 A JPH08306712 A JP H08306712A JP 10842795 A JP10842795 A JP 10842795A JP 10842795 A JP10842795 A JP 10842795A JP H08306712 A JPH08306712 A JP H08306712A
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博行 澤田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マガジンから部品を順次給出する、又はマガ
ジンに部品を順次収納するものにあって、その部品の給
出,収納が正しくスムーズにできるようにする。 【構成】 マガジン供給ステージ13に載置されたマガ
ジン12を順次エレベータ8に取出して、マガジン12
に収納されたリードフレーム(部品)11を順次給出す
る、又はマガジン12にリードフレーム(部品)11を
順次収納するものにおいて、エレベータ8に、位置決め
ブロック39,40を設けると共に、マガジン12をそ
の側面部を吸着して移送するマガジン吸着移送装置41
を設け、このマガジン吸着移送装置41により記マガジ
ン12を位置決めブロック39,40に衝止されるまで
移送して取出すようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マガジンから部品を順
次給出する、又はマガジンに部品を順次収納する部品供
給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば半導体モールド装置に
おいては、部品であるリードフレームを供給するについ
て、特開昭64−2940号公報に示されるごとくした
ものが知られている。
【0003】このものは、具体的には、図4ないし図6
に示すように、多数のリードフレーム1を収納したマガ
ジン2を、コンベア3で送ってストッパ4で止め、この
状態で、先頭のマガジン2を上下両方又は上方からシリ
ンダ5によりクランプし(図示例は上下両方からクラン
プするようになっている)、更にそれをシリンダ6によ
り引いて、その後、ボールねじ7を主体とするエレベー
タ8により降下させ、順次、相手ユニット(図示せず)
との受渡し高さでリードフレーム1をマガジン2から給
出するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ものにおいては下記の問題点を有していた。 (1)マガジン2をシリンダ5によりクランプしたと
き、特にマガジン2の板厚が薄い場合には、マガジン2
が変形してしまい、マガジン2中の上下と中間部とでリ
ードフレーム1の幅方向位置が変わって、相手ユニット
とのずれが生じ、リードフレーム1の給出が不良となっ
て、それにより、装置が停止してしまうことがあった。
【0005】(2)マガジン2が平行四辺形に変形して
いた場合、マガジン2中の上部と下部でリードフレーム
1の幅方向位置が変わってしまう。又、マガジン2をク
ランプするとき、マガジン2がストッパ4で止められた
位置から反対方向に逃げてしまい、正しくクランプでき
ない。このいずれの場合でも、上述同様、相手ユニット
とのずれが生じ、リードフレーム1の給出が不良となっ
て、装置が停止してしまうことがあった。
【0006】(3)エレベータ8側に、クランプしたマ
ガジン2の有無を検出する機能が具わっておらず、特に
電源が瞬時停電等で一度落ちてしまうと、マガジン2の
有無が全く分からないため、復旧に手間がかかった。
又、この場合、単純にセンサを設けようとすると、エレ
ベータ8の移動部に電線を設けることになって、断線を
起こすおそれがあった。 (4)マガジン2の板厚や幅が変わった場合、相手ユニ
ットとの心合わせをするのに手間がかかった。
【0007】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、マガジンを変形させず、
又、あらかじめ変形していた場合にはそれを矯正して保
持移送することができ、部品の給出,収納がスムーズに
できる部品供給装置を提供すると共に、マガジンを正し
くクランプできて、部品の給出,収納がよりスムーズに
できる部品供給装置を提供し、更に、エレベータ側でマ
ガジンの有無が断線のおそれなく検出できる部品供給装
置を提供し、加えて、マガジンの板厚や幅が変わった場
合の相手ユニットとの心合わせが簡単にできる部品供給
装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の部品供給装置においては、第1に、マガジ
ン供給ステージに載置されたマガジンを順次エレベータ
に取出して、マガジンに収納された部品を順次給出す
る、又はマガジンに部品を順次収納するものにあって、
上記エレベータに、位置決めブロックを設けると共に、
マガジンをその側面部を吸着して移送するマガジン吸着
移送装置を設け、このマガジン吸着移送装置により、上
記マガジンを位置決めブロックに衝止されるまで移送し
て取出すようにしたことを特徴とする。
【0009】本発明の部品供給装置においては、第2
に、上記マガジン供給ステージに、出没可能なマガジン
ストッパと、このマガジンストッパに向かってマガジン
の並び方向に移動可能なマガジンプッシャとから成るマ
ガジン把持機構を設けたことを特徴とする。
【0010】本発明の部品供給装置においては、第3
に、上記マガジン吸着移送装置が真空圧によりマガジン
を吸着するものとして、その真空圧を検知する真空圧検
知手段を具えたことを特徴とする。本発明の部品供給装
置においては、第4に、上記エレベータをマガジンの幅
方向に位置調整する位置調整手段を具えたことを特徴と
する。
【0011】
【作用】上記第1の手段によれば、マガジンはその側面
部が吸着されて位置決めブロックに衝止されるまで引き
付けられて移送される。よって、マガジンにはこれを変
形させるような圧力が加わらず、又、万一変形され、も
しくはあらかじめ変形されていたとしても、位置決めブ
ロックに引き付け衝止されたところで、その変形が修正
される。
【0012】第2の手段によれば、マガジンはマガジン
供給ステージでマガジン把持機構により保持され、いわ
ゆる逃げのない状態で吸着される。第3の手段によれ
ば、マガジン吸着移送装置の真空圧を検知することで、
エレベータ側でのマガジンの有無が、移動部に電線を沿
わせることなく検出される。第4の手段によれば、マガ
ジンの板厚や幅が変わった場合の相手ユニットとの心合
わせが、エレベータごとの位置調整でなされる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を半導体モールド装置(例えば
トランスファモールド装置)に対するリードフレームの
供給装置に適用した一実施例につき、図1ないし図3を
参照して説明する。まず図1にはリードフレーム供給装
置の全体構成を示しており、部品であるリードフレーム
11を多数収納したマガジン12を載置するマガジン供
給ステージ13を有している。
【0014】このマガジン供給ステージ13は図示しな
い固定装置により固定されており、マガジンストッパ1
4とマガジンプッシャ15とから成るマガジン把持機構
16を有している。このうち、マガジンストッパ14
は、図2に示すように、マガジン供給ステージ13の下
面部に取付けた支持ブロック17に、軸ピン18によっ
て上下回動可能に取付けている。又、支持ブロック17
には更にその下面部に例えば空気圧で作動するシリンダ
19を取付けており、このシリンダ19のロッド20先
端部にはジョイント21を取付けて、このジョイント2
1の両側部に取付けたベアリング22をマガジンストッ
パ14の下部に形成した溝23に嵌合している。
【0015】この構成で、シリンダ19がロッド20を
引くことにより、ジョイント21(ベアリング22)を
介してマガジンストッパ14が溝23部分を引かれて図
に二点鎖線で示すごとく回動され、マガジン供給ステー
ジ13の上面から没するようになっている。又、その状
態から、シリンダ19がロッド20を押すことにより、
ジョイント21を介してマガジンストッパ14が溝23
部分を押されて図に実線で示すごとく回動され、マガジ
ン供給ステージ13の上面から突出するようになってい
る。
【0016】一方、マガジンプッシャ15は、図1に示
すマガジン供給ステージ13のマガジン12の並び方向
(図中左右)に設けたガイド溝24とガイドバー25と
に沿って移動するロッドレスシリンダ26に取付けてお
り、それによって、ロッドレスシリンダ26と共に上記
マガジンストッパ14に向かってマガジン12の並び方
向に移動可能としている。又、マガジン供給ステージ1
3上の先頭(図中最右側)のマガジン12部分の上方に
は、バーコードリーダ27を図示しない取付板を介して
取付けている。
【0017】マガジン供給ステージ13の先方にはエレ
ベータ28を設けている。このエレベータ28はボール
ねじ29を主体に構成したもので、そのボールねじ29
は、下支え板30とこの上支え板30に連結板31で連
結した上支え板32とにそれぞれ内蔵した軸受(図示せ
ず)により立設支持している。又、上支え板32から突
出したボールねじ29の上端部には従動プーリ33を取
付けており、他方、それからやゝ離して上支え板32に
取付けたモータ34には駆動プーリ35を取付けてい
て、この駆動プーリ35と上記従動プーリ33との間に
タイミングベルト36を張架し、もって、モータ34の
駆動力が駆動プーリ35からタイミングベルト36及び
従動プーリ33を経てボールねじ29に伝わるようにし
ている。
【0018】ボールねじ29にはマガジンホルダ37の
外面部に取付けたボールねじナット38を螺合させてい
る。マガジンホルダ37は側面形がコ字形で、図示しな
いリニアガイドにより上下動が案内されるようになって
おり、このマガジンホルダ37の内面部の上下に同寸の
位置決めブロック39,40を設けている。
【0019】図3は上記マガジンホルダ37を含むマガ
ジン吸着移送装置41の構成を具体的に表わしている。
すなわち、マガジンホルダ37の上記位置決めブロック
39,40の上下間には、中空のバキュームプレート4
2を配設しており、このバキュームプレート42には吸
着パッド43,44を前記マガジン供給ステージ13側
(図中左側)部分の左右(図中上下)に取付けて、バキ
ュームプレート42内と連通させている。
【0020】又、バキュームプレート42のマガジン供
給ステージ13側とは反対(図中右側)部分の片側(図
中上部)には継手45を取付けて、同じくバキュームプ
レート42内と連通させており、この継手45にエアホ
ース46を接続し、更に、このエアホース46を図示し
ない真空ポンプに取付けている。エアホース46には途
中部に真空圧検知手段として機能する真空圧センサ47
を介在させており、この真空圧センサ47の検知出力は
制御装置48に入力するようにしている。なお、制御装
置48は真空圧センサ47からの入力に基づいて装置全
体の作動,停止など、運転を制御するようにしている。
【0021】このほか、バキュームプレート42のマガ
ジン供給ステージ13側とは反対部分の左右両端部には
ガイドシャフト49,50を取付けており、これらを、
マガジンホルダ37に形成した孔51,52からマガジ
ンホルダ37に取付けたサポートブッシュ53,54に
挿通させて、その前進,後退を案内するようにしてい
る。又、マガジンホルダ37には例えば空気圧で作動す
るシリンダ55を取付けており、これのロッド56を、
マガジンホルダ37に形成した孔57を通して、バキュ
ームプレート42に取付けている。
【0022】なお、マガジンホルダ37上には、図1に
示すスペアリードフレーム58を収納したスペアマガジ
ン59を、治具プレート60,ガイドプレート61,ガ
イドピン62,及び図示しないガイドプレートにより保
持して設けている。
【0023】そして、前記下支え板30を載置固定した
スライドベース63には、前記マガジン供給ステージ1
3の下方に位置して払出しステージ64をも載置固定し
ており、このスライドベース63を下方ではスライダ6
5とレール66とから成るスライドユニット67を複数
組介してベースプレート68上に載置している。又、ス
ライドベース63の右側端部には当て金69を取付け、
これに対して、ベースプレート68の右側端部にはカラ
ーホルダ70を設けて、これに上記スライドベース63
やスライドユニット67と共にエレベータ28用の位置
調整手段として機能するカラー71を着脱可能に嵌合
し、このカラー71の外面に当て金69を当接させてい
る。
【0024】次に、上述のごとく構成したものの作用を
述べる。まず、マガジンホルダ37にマガジン12がな
い状態で、エレベータ28はマガジンホルダ37の内底
面がマガジン供給ステージ13の上面と同じとなる位置
まで作動される。このエレベータ28の作動は、モータ
34を作動させることによって行なうもので、モータ3
4を作動させれば、前述のようにボールねじ29にその
駆動力が伝わって、ボールねじ29が回転するから、ボ
ールねじナット38が螺進退して、これと一体にマガジ
ンホルダ37が昇降される。
【0025】一方、リードフレーム11を多数収納した
マガジン12を配列したマガジン供給ステージ13で
は、マガジンストッパ14がそのマガジン供給ステージ
13上に突出しており、この状態で、マガジンプッシャ
15がロッドレスシリンダ26の作動によりマガジンス
トッパ14に向かって移動されることにより、上記マガ
ジン12が押されて、特に先頭のマガジン12はマガジ
ンストッパ14に押しつけられ、マガジン12全体とし
てマガジン把持機構16により挟み付け保持される。
又、このとき、バーコードリーダ27によりマガジン1
2の上面に張られたラベルのバーコードを読取り、品種
管理等が行なわれる。
【0026】そして、その状態で、バキュームプレート
42がシリンダ55の作動によりマガジン供給ステージ
13側に前進され、吸着パッド43,44がマガジン供
給ステージ13上の先頭のマガジン12の側面に接した
ところで、図示しない真空ポンプが作動される。する
と、吸着パッド43,44内の空気がバキュームプレー
ト42の内部から継手45,エアホース46を順に経て
引かれることにより、マガジン供給ステージ13上の先
頭のマガジン12が吸着パッド43,44に側面を吸着
される。
【0027】次いで、マガジンプッシャ15が後退さ
れ、マガジンストッパ14はマガジン供給ステージ13
の上面から没せられる。このとき、マガジン12に振れ
が出ないように前記バキュームプレート42の前進限を
調整しておくことが大切である。マガジン供給ステージ
13上の先頭のマガジン12を吸着した吸着パッド4
3,44は、その後、バキュームプレート42がシリン
ダ55の作動によりマガジン供給ステージ13側とは反
対の方向に後退されることにより、吸着したマガジン1
2を同方向に移送し、位置決めブロック39,40に引
き付けて衝止固定する。
【0028】そして、更にその後、エレベータ28が作
動されることにより、マガジン12を吸着したまま、マ
ガジンホルダ37が降下され、マガジン12のリードフ
レーム11収納部分を順次相手ユニット(図示せず)と
の受渡し高さに移動させて、リードフレーム11を給出
する。リードフレーム11のすべての給出が終了する
と、マガジンホルダ37の内底面が払出しステージ64
の上面と同じとなる位置に至ったところで、バキューム
プレート42がシリンダ55の作動により図1に二点鎖
線で示すように払出しステージ64側に前進され、この
位置で、前記真空ポンプの作動を停止させることによ
り、マガジン12を吸着パッド43,44による吸着か
ら解放する。以後、上述同様の作動を繰返して、マガジ
ン12に収納されたリードフレーム11を順次給出す
る。
【0029】又、その各段階中の、マガジン12を吸着
パッド43,44で吸着してから解放した後まで、マガ
ジン12の有無は真空圧センサ47でマガジン吸着移送
装置41の真空圧を検知することにより検出される。す
なわち、そのときに、マガジン12が吸着パット43,
44に吸着されていれば、真空圧センサ47で検知され
る真空圧は高く、その検知出力を受けた制御装置48は
エレベータ28側にマガジン12がある(「有」)と判
断する。これに対して、マガジン12が吸着パット4
3,44に吸着されていなければ、真空圧センサ47で
検知される真空圧は低く、その検知出力を受けた制御装
置48はエレベータ28側にマガジン12がない
(「無」)と判断する。
【0030】更に、マガジン12の板厚や幅が変わった
場合には、カラー71を外径の異なるものに交換して、
これに当て金69を当接させるまでスライドベース63
をスライドさせることにより、エレベータ28をマガジ
ン12の幅方向に位置調整して、相手ユニットとの心合
わせをする。
【0031】加えて、各マガジン12からのリードフレ
ーム11の給出中に所定給出枚数に足りない端数が生じ
た場合には、マガジンホルダ37を更に降下させて、こ
のマガジンホルダ37上に設けたスペアマガジン59か
らスペアリードフレーム58を給出する。
【0032】このように本構成のものでは、マガジン1
2を吸着パッド43,44により側面部を吸着してマガ
ジンホルダ37内の位置決めブロック39,40に衝止
されるまで引き付けて移送するもので、マガジン12に
従来のシリンダの作動でクランプするもののような変形
をさせる圧力が加わらず、又、万一変形され、もしくは
あらかじめ平行四辺形に変形されていたとしても、上記
位置決めブロック39,40に引き付け衝止させたとこ
ろで、その変形が修正されるので、マガジン12中のリ
ードフレーム11の幅方向位置は変わらず、相手ユニッ
トとのずれを生じることもなくして、リードフレーム1
1の給出がスムーズにできる。
【0033】又、マガジン供給ステージ13上にあるマ
ガジン12を吸着保持するとき、それらのマガジン12
は、マガジン供給ステージ13上に突出したマガジンス
トッパ14と、このマガジンストッパ14に向かってマ
ガジン12の並び方向に移動するマガジンプッシャ15
とから成るマガジン把持機構16により挟み付け保持さ
れ、この状態で、先頭のマガジン12を吸着保持するの
であるから、マガジン12が従来のもののように逃げて
しまうことなく正しくクランプでき、よって、相手ユニ
ットとのずれを更に生じず、リードフレーム11の給出
がよりスムーズにできる。
【0034】更に、各動作中の、マガジン12を吸着パ
ッド43,44で吸着してから解放した後まで、マガジ
ン12の有無は真空圧センサ47でマガジン吸着移送装
置41の真空圧を検知することにより検出されるもの
で、電源が瞬時停電等で一度落ちてしまった場合にも、
マガジン12の有無が容易に分かり、従来のもののよう
に復旧に手間どることはない。又、この場合に、エレベ
ータ28の移動部に電線を設ける必要がないので、その
移動部の移動による断線のおそれがなく、配線自体も簡
単になすことができる。
【0035】加えて、マガジン12の板厚や幅が変わっ
た場合、カラー71を外径の異なるものに交換して、こ
れに当て金69を当接させるまでスライドベース63を
スライドさせることにより、エレベータ28をマガジン
12の幅方向に位置調整できるので、相手ユニットとの
心合わせもエレベータ28ごと簡単に行なうことができ
る。
【0036】なお、上記実施例ではマガジン供給ステー
ジ13から取出したマガジン12よりリードフレーム1
1をマガジンホルダ37の降下に伴って順次給出するも
のについて述べたが、これに限られるものではなく、反
対に空のマガジン12にリードフレーム11を順次収納
するものであっても良い。又、マガジン12から給出、
又はマガジン12に収納する部品としても、リードフレ
ーム11には限られず、同様の事情を有する他の部品で
あっても良い。
【0037】更に、各シリンダ19,26,55は空気
圧で作動するものではなく、油圧で作動するものであっ
ても良い。そして、マガジン吸着移送装置41はマガジ
ン12を真空圧で吸着するものではなく、磁力によって
吸着するものであっても良い。そのほか、本発明は上記
し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるものではな
く、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得
る。
【0038】
【発明の効果】本発明の部品供給装置は以上説明したと
おりのもので、下記の効果を奏する。第1に、マガジン
供給ステージに載置されたマガジンを順次エレベータに
取出して、マガジンに収納された部品を順次給出する、
又はマガジンに部品を順次収納するものにあって、上記
エレベータに、位置決めブロックを設けると共に、マガ
ジンをその側面部を吸着して移送するマガジン吸着移送
装置を設け、このマガジン吸着移送装置により、上記マ
ガジンを位置決めブロックに衝止されるまで移送して取
出すようにしたことにより、マガジンを変形させず、
又、あらかじめ変形していた場合にはそれを矯正して保
持移送することができ、部品の給出,収納がスムーズに
できる。
【0039】第2に、上記マガジン供給ステージに、出
没可能なマガジンストッパと、このマガジンストッパに
向かってマガジンの並び方向に移動可能なマガジンプッ
シャとから成るマガジン把持機構を設けたことにより、
マガジンを正しくクランプできて、部品の給出,収納が
よりスムーズにできる。
【0040】第3に、上記マガジン吸着移送装置が真空
圧によりマガジンを吸着するものとして、その真空圧を
検知する真空圧検知手段を具えたことにより、エレベー
タ側でマガジンの有無が断線のおそれなく検出でき、配
線自体も簡単になすことができる。
【0041】第4に、上記エレベータをマガジンの幅方
向に位置調整する位置調整手段を具えたことにより、マ
ガジンの板厚や幅が変わった場合の相手ユニットとの心
合わせが簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す装置全体の一部を破断
した正面図
【図2】マガジンストッパ部分の拡大縦断正面図
【図3】マガジン吸着移送装置部分の横断面図
【図4】従来例を示す装置全体の正面図
【図5】装置全体の平面図
【図6】主要部分の一部を破断した拡大正面図
【符号の説明】
11はリードフレーム(部品)、12はマガジン、13
はマガジン供給ステージ、14はマガジンストッパ、1
5はマガジンプッシャ、16はマガジン把持機構、19
はシリンダ、26はロッドレスシリンダ、28はエレベ
ータ、29はボールねじ、34はモータ、37はマガジ
ンホルダ、38はボールねじナット、39,40は位置
決めブロック、41はマガジン吸着移送装置、42はバ
キュームプレート、43,44は吸着パッド、46はエ
アホース、47は真空圧センサ(真空圧検知手段)、4
8は制御装置、55はシリンダ、63はスライドベー
ス、65はスライダ、66はレール、67はスライドユ
ニット、69は当て金、71はカラー(位置調整手段)
を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒 勇旗 三重県三重郡朝日町大字繩生2121番地 株 式会社東芝三重工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マガジン供給ステージに載置されたマガ
    ジンを順次エレベータに取出して、マガジンに収納され
    た部品を順次給出する、又はマガジンに部品を順次収納
    するものにおいて、前記エレベータに、位置決めブロッ
    クを設けると共に、マガジンをその側面部を吸着して移
    送するマガジン吸着移送装置を設け、このマガジン吸着
    移送装置により、前記マガジンを位置決めブロックに衝
    止されるまで移送して取出すようにしたことを特徴とす
    る部品供給装置。
  2. 【請求項2】 マガジン供給ステージに、出没可能なマ
    ガジンストッパと、このマガジンストッパに向かってマ
    ガジンの並び方向に移動可能なマガジンプッシャとから
    成るマガジン把持機構を設けたことを特徴とする請求項
    1記載の部品供給装置。
  3. 【請求項3】 マガジン吸着移送装置が真空圧によりマ
    ガジンを吸着するものであって、その真空圧を検知する
    真空圧検知手段を具えたことを特徴とする請求項1記載
    の部品供給装置。
  4. 【請求項4】 エレベータをマガジンの幅方向に位置調
    整する位置調整手段を具えたことを特徴とする請求項1
    記載の部品供給装置。
JP10842795A 1995-05-02 1995-05-02 部品供給装置 Expired - Fee Related JP3592790B2 (ja)

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