JP3571234B2 - 車両用操舵制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両用操舵制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用操舵制御装置として、本出願人は、先に特開平7−47970号公報において、ヨーレート規範モデルを用いて検出した車速と舵角とから目標ヨーレートを演算し、演算した目標ヨーレートから目標軌跡を演算し、検出したヨーレートから演算した実軌跡との偏差に応じて操舵トルクをアシストする技術を提案している。
【0003】
さらに、本出願人は、例えば特開平5−197423号および特開平9−221054号公報などにおいて、車両進行方向を撮像して走行路(レーン)の白線を検出し、検出した白線に沿って車両を走行させるように操舵角度をアシストする技術を提案している。
【0004】
このように、車両の走行路からの逸脱を防止するレーンキーピング操舵アシスト制御を介して微小操舵を補助することによって、運転者の負担を大幅に軽減することができる。運転者の負担は、特に高速道路などを長時間走行するとき顕著となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近時、車両走行を誘導するナビゲーション装置を装着した車両が普及しつつある。ナビゲーション装置は、CD−ROMなどに格納した地図情報を備えると共に、GPS(Global Positioning System)などから車両の現在位置を検出し、検出した現在位置を含む走行路(レーン)のノード(座標位置情報)などのナビゲーション情報を出力する。
【0006】
従って、この発明の目的は、かかるナビゲーション情報を利用することにより、求めた走行路状態を前記したヨーレート規範モデルに加味して目標車両旋回挙動(ヨーレート)を演算することで、上記した操舵アシスト制御を適正に行うようにした車両用操舵制御装置を提供することにある。
【0007】
さらに、かかる操舵アシスト制御を行う場合、運転者が路上の障害物を回避するなど積極的に操舵する意図を示すとき、その意図に沿うことが望ましい。
【0008】
従って、この発明の第2の目的は、ナビゲーション情報に基づいた走行路状態を用いることにより、操舵アシスト制御を適正に行うと共に、運転者が路上の障害物を回避するなど積極的に操舵する意図を示すとき、その意図に沿うようにした車両用操舵制御装置を提供することにある。
【0009】
更に、かかる操舵アシスト制御を行うことによって、運転者の負担を大幅に軽減することができる反面、運転者が操舵アシスト制御に過度に依存する場合も生じ得る。
【0010】
従って、この発明の第3の目的は、ナビゲーション情報に基づいた走行路状態を用いることにより、操舵アシスト制御を適正に行うと共に、運転者の操舵状態を監視し、運転者が操舵アシスト制御に過度に依存するのを防止するようにした車両用操舵制御装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、請求項1項にあっては、車両の操舵車輪を転舵するアクチュエータを備えた車両用操舵制御装置において、少なくとも車両旋回挙動、車速、および舵角を含む車両の走行状態を検出する車両走行状態検出手段、運転者により入力された操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段、前記車両に搭載されたカメラにより車両進行方向前方の走行路を検出する走行路検出手段、前記走行路の少なくとも曲率を含む走行路情報を、前記車両に搭載されたナビゲーション装置から入力されるナビゲーション情報に基づいて出力する走行路情報出力手段、前記検出された走行路と前記出力された走行路情報とから前記検出された舵角を補正する舵角補正手段、少なくとも前記補正された舵角と前記検出された車速とから予め設定されたモデルに基づいて目標車両旋回挙動を演算する目標車両旋回挙動演算手段、前記演算された目標車両旋回挙動から前記検出された車両旋回挙動を減算して偏差を演算し、前記演算された偏差に基づいて前記走行路に沿って車両を走行させるための操舵アシストトルクを演算すると共に、前記演算された偏差が所定値以上の負値であり、かつ前記検出された操舵トルクが第1の所定トルク以上であるとき、前記操舵アシストトルクを零とする操舵アシストトルク演算手段および前記演算された操舵アシストトルクに基づいて前記アクチュエータの操作量を演算するアクチュエータ操作量演算手段を備える如く構成した。
【0012】
このように、検出された走行路と前記出力された走行路情報とから検出された舵角を補正し、少なくとも補正された舵角と車速とからモデルに基づいて目標車両旋回挙動を演算することで、目標車両旋回挙動をより適正に求めることができ、よって操舵アシスト制御を適正に行うことができる。
【0014】
また、検出された操舵トルクが第1の所定トルク以上であるとき、換言すれば、運転者が路上の障害物を回避するなど積極的に操舵する意図を示すとき、前記操舵アシストトルクを零とすることで、ナビゲーション情報に基づいた走行路状態を用いることにより、操舵アシスト制御を適正に行うことができると共に、運転者の積極的な操舵意図に沿うことができる。
【0015】
請求項項にあっては、車両の操舵車輪を転舵するアクチュエータを備えた車両用操舵制御装置において、少なくとも車両旋回挙動、車速および舵角を含む車両の走行状態を検出する車両走行状態検出手段、運転者により入力された操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段、前記車両に搭載されたカメラにより車両進行方向前方の走行路を検出する走行路検出手段、前記走行路の少なくとも曲率を含む走行路情報を、前記車両に搭載されたナビゲーション装置から入力されるナビゲーション情報に基づいて出力する走行路情報出力手段、前記検出された走行路と前記出力された走行路情報とから前記検出された舵角を補正する舵角補正手段、少なくとも前記補正された舵角と前記検出された車速とから予め設定されたモデルに基づいて目標車両旋回挙動を演算する目標車両旋回挙動演算手段、前記演算された目標車両旋回挙動から前記検出された車両旋回挙動を減算して偏差を演算し、前記演算された偏差に基づいて前記走行路に沿って車両を走行させるための操舵アシストトルクを演算すると共に、前記演算された偏差が前記所定値以上の負値であり、前記検出された操舵トルクが第2の所定トルク以下であり、かつ前記舵角(検出された舵角)が所定値以上であるとき、時間計測を開始する時間計測手段を備え、計測値が第1の所定時間を超えるとき、運転者に報知する操舵アシストトルク演算手段、および前記演算された操舵アシストトルクに基づいて前記アクチュエータの操作量を演算するアクチュエータ操作量演算手段を備える如く構成した。
【0016】
このように、検出された操舵トルクが第2の所定トルク以下であり、換言すれば運転者のステアリングホイール把持力が小さく、かつ検出された舵角が所定値以上であるとき、運転者が操舵アシスト制御に過度に依存していることを推定することができ、運転者に報知してその注意を喚起することができる。
【0017】
従って、ナビゲーション情報に基づいた走行路状態を用いることにより、操舵アシスト制御を適正に行うことができると共に、運転者の操舵状態を監視し、運転者が操舵アシスト制御に過度に依存するのを防止することができる。
【0018】
さらに、時間計測値が第1の所定時間を超えるときに報知することで、一過的な状況を誤認することがない。
【0019】
請求項項にあっては、前記操舵アシストトルク演算手段は、前記計測値が第2の所定時間を超えるとき、前記操舵アシストトルクを零とする如く構成した。
【0020】
これによって、運転者が体感する操舵トルクを増加させて運転者の注意を一層良く喚起することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に即してこの発明の実施の形態を説明する。
【0022】
図1はこの出願に係る車両用操舵制御装置を全体的に示す概略図であり、図2はその装置を操舵系に焦点をおいて示す同様の説明図である。
【0023】
以下、図1および図2を併せて参照して説明すると、車両10において運転席12に配置されたステアリングホイール14は、ステアリングシャフト16に連結され、ステアリングシャフト16はユニバーサルジョイント18,20を介してコネクティングシャフト22に連結される。
【0024】
コネクティングシャフト22は、ラック・ピニオン型ステアリングギア24のピニオン26に連結される。ピニオン26はラック28に噛み合っており、よってステアリングホイール14から入力された回転運動はピニオン26を介してラック28の往復運動に変換され、フロントアクスルの両端に配置されたタイロッド(ステアリングロッド)30およびキングピン(図示せず)を介して2個の前輪(操舵輪)32を所望の方向に転舵させる。
【0025】
ラック28上には同軸に電動モータ38およびボールねじ機構40が配置され、モータ出力はボールねじ機構40を介してラック28の往復運動に変換され、ステアリングホイール14を介して入力された操舵力(操舵トルク)を減少する方向にラック28を駆動する。
【0026】
ここで、ステアリングギア24の付近にはトルクセンサ42が設けられ、運転者が入力した操舵力(操舵トルク)の方向と大きさに応じた信号を出力する。また、ステアリングシャフト16の付近にはロータリエンコーダなどからなる舵角センサ44が設けられ、運転者が入力した操舵角度(舵角。より詳しくは前輪舵角)θの方向と大きさに応じた信号を出力する。
【0027】
2個の前輪32の付近にはそれぞれ電磁ピックアップなどからなる車輪速センサ46が配置されて前輪1回転ごとに信号を出力すると共に、2個の後輪48の付近にも同種構造の車輪速センサ50がそれぞれ配置されて後輪1回転ごとに信号を出力する(図1で左側の後輪のみ示す)。尚、車両10においては内燃機関(図示せず)は前輪側に配置されており、前輪32を駆動輪、後輪48を従動輪とする。
【0028】
また、2個の前輪32および2個の後輪のサスペンション機構(図示せず)の付近には車高センサ52,54がそれぞれ設けられ、前後輪のサスペンションのストローク(変位)を通じてその部位の車両10の高さに応じた信号を出力する。
【0029】
図1に示す如く、運転席12の上部には、フロントウィンドウ60の内面にルームミラー62と組み合わされてCCDカメラ64が1基、取りつけられる。
【0030】
CCDカメラ64は車両進行方向道路を単眼視し、撮像信号を出力する。CCDカメラ64の出力は、図2に示す如く、マイクロコンピュータからなる画像処理ECU68に送られ、走行路のレーン(車線)の区分線(白線)が抽出される。
【0031】
この出願に係る車両用操舵制御装置は、同様にマイクロコンピュータからなる電子制御ユニット(「SAS ECU」と示す)74を備え、画像処理ECU68および前記したトルクセンサ42の出力などはSAS ECU74に入力される。
【0032】
また、この装置は第2の電子制御ユニット(「EPS ECU」と示す)76を備える。前記したトルクセンサ42および車輪速センサ46の出力はEPS
ECU76にも入力される。
【0033】
SAS ECU74とEPS ECU76は信号線78を介して相互に通信可能に接続される。SAS ECU74は後述の如く、レーンキーピング操舵アシストトルクを演算し、EPS ECU76に送信する。
【0034】
EPS ECU76は操舵トルクが検出されるとき、それに応じてパワーステアリング操舵アシストトルクを演算し、レーンキーピング操舵アシストトルクとパワーステアリング操舵アシストトルクに基づいて最終操舵アシストトルクを演算し、それから操作量(電動モータ38の制御電流)を決定する。
【0035】
EPS ECU76には、モータ駆動回路80が接続される。モータ駆動回路80は4個のパワーFETスイッチング素子からなる公知のブリッジ回路を備え、FETスイッチング素子のオン・オフによって電動モータ38が正転あるいは逆転する。
【0036】
EPS ECU76は、モータ制御電流をデューティ比(PWMによるデューティ比)で決定し、モータ駆動回路80に出力する。より具体的には、EPSECU76は、FETスイッチング素子をデューティ比制御してモータ通電電流を制御し、電動モータ38を駆動制御する。
【0037】
図1の説明に戻ると、車両10の重心位置付近にはヨーレートセンサ82が配置され、車両重心の鉛直(重力)軸回りのヨーレート(回転角速度。車両旋回挙動)に応じた信号を出力する。
【0038】
また、運転席12のステアリングホイール14には感圧センサ84が適宜個数配置され、圧力、即ち、運転者のステアリングホイール操作の有無に応じた信号を出力すると共に、シート下部には第2の感圧センサ86が適宜個数配置され、圧力、即ち、運転者の着座の有無に応じた信号を出力する。
【0039】
また、ダッシュボード付近にはナビゲーション装置88が配置される(図1で「NAVI」と示す)。
【0040】
ナビゲーション装置88は、CPU88a、車両走行予定地域を多数のノード(座標位置情報)で示すナビゲーション情報を記憶したCD−ROM88b、およびGPSからの信号をアンテナ88cを介して受信するGPS受信装置(『GPS』と示す)88dを備える。
【0041】
ナビゲーション装置88のCPU88aとSAS ECU74とは双方向通信自在に接続され、SAS ECU74はCPU88aを介して上記した多数のノードからなるナビゲーション情報を入力し、後述する如く、隣接するノード群から車両走行予定地域の曲率Rなどを演算し、演算値から検出舵角を補正する。
【0042】
さらに、運転席12の床面のブレーキペダル(図示せず)にはブレーキセンサ90が設けられ、運転者のブレーキペダルの踏み込みに応じた信号を出力すると共に、アクセルペダル(図示せず)にはアクセルセンサ92が設けられ、運転者のアクセルペダルの踏み込みに応じた信号を出力する。
【0043】
図3はこの出願に係る車両用操舵制御装置の動作を示すフロー・チャートである。
【0044】
同図の説明に入る前に、図4ブロック図を参照してこの装置の動作を概説する。
【0045】
CCDカメラ64の出力は画像処理ECU68に入力され、そこで車両10が進行している道路の状況、より詳しくは走行路あるいは車線(レーン)の白線が検出される。
【0046】
他方、ナビゲーション装置88からナビゲーション情報としてその地域のノード群(座標位置情報)が出力され、SAS ECU74は、隣接するノード群の幾つかを選択して走行路の曲率Rを演算する。
【0047】
図5に、ナビゲーション情報によって得られた走行路の曲率Rを示す。SASECU74は、かく得られた走行路状態、より詳しくは、走行路の曲率Rなどから、検出された舵角θ(前輪32の舵角)を補正する。
【0048】
次いで、SAS ECU74は、補正した舵角θと車速Vから、以下の式で示されるヨーレート規範モデルを用いて目標ヨーレート(目標車両旋回挙動)γmを演算する。
【0049】
γm=θ・V/((1+A・V)・L)
上記で、Lは車両10のホイールベース長で、予め求めておく。また、Aはスタビリティファクタであり、以下の式から演算する。
A=(−M/2L)・(Lf・Kf−Lr・Kr)/Kf・Kr
【0050】
上記で、Mは車両10の慣性モーメント、Lfは車両10の重心から前輪32までの距離、Kfは前輪32のコーナリング力、Lrは車両10の重心から後輪48までの距離、Krは後輪48のコーナリング力であり、予め求めておく。
【0051】
図4の説明を続けると、次いで、演算された目標ヨーレートγmと検出された実ヨーレートγの偏差Δγを演算し、演算値に適宜なゲイン(図示省略)を乗じ、車両10がレーンに沿って、例えばレーン中心あるいはその近傍に沿って走行するに必要なレーンキーピング操舵アシストトルク(以下「アシストトルクTLK」という)を演算する。
【0052】
かかる制御を行うことによって、図5に示す如く、例えば線に平行な方向を向いていた車両10が、レーン線形に応じて破線で示す方向を向くように、操舵がアシストされる。
【0053】
尚、操舵トルクτhが検出されるとき、即ち、運転者により操舵トルクが入力されるとき、検出トルクτhに適宜なゲインを乗じてパワーステアリング操舵アシストトルク(以下「アシストトルクTPS」という)を演算する。アシストトルクTPSは、運転者が路上の障害物を回避するなどの積極的な操舵を行うときのアシストトルクである。
【0054】
図4において、SAS ECU74の行う処理を『SAS』と、EPS ECU76の行う処理を『EPS』と示す。尚、この実施の形態では、従来的なパワーステアリング用のアクチュエータ(電動モータ38)を兼用してレーンキーピング用の操舵アシストトルク制御を行うことで、構成を簡易にした。
【0055】
図6に、上記の如く決定されるアシストトルクTLKおよびアシストトルクTPSの特性を示す。図4ブロック図に示す制御により、偏差Δγあるいは検出トルクτhに応じ、結果として図示のようなアシストトルクが与えられる。
【0056】
尚、運転者操舵トルク(検出トルク)τhおよび検出舵角θに応じてアシストトルクTLKの値が補正されるが、それについては後述する。
【0057】
上記を前提として、図3フロー・チャートを参照し、この出願に係る車両用操舵制御装置の動作を説明する。
【0058】
先ずS10において前記したナビゲーション情報、画像処理結果、センサ出力(ヨーレートγ、車速V、舵角θ、運転者操舵トルクτhなど)を読み込む。
【0059】
次いでS12に進み、ナビゲーション情報に基づく走行路状態(曲率Rなど)から検出舵角θを補正し、補正舵角θと検出車速Vから前記したヨーレート規範モデルを用いて目標ヨーレートγmを演算する。
【0060】
次いでS14に進み、演算された目標ヨーレートγmと検出された実ヨーレートγの偏差Δγを図示の如く演算する。
【0061】
次いでS16に進み、演算された偏差Δγが絶対値において所定値γrefを超えるか否か判断する。S16で否定されるときは車両10がレーン中心位置あるいはその近傍に沿って走行していると判断されるため、S18に進み、タイマ(アップカウンタ)T1,T2(後述)の値を0に設定する(スタートさせる)。
【0062】
次いでS20に進み、偏差Δγに応じ、図6に示す特性に従って操舵アシストトルクTLKを演算する。
【0063】
他方、S16で肯定されるときはS22に進み、偏差Δγが0以上か否か、即ち、偏差Δγがプラス側の値、換言すれば目標ヨーレートに対して実ヨーレートが不足するか、あるいはマイナス側の値、換言すれば目標ヨーレートを実ヨーレートが超えるか否か判断する。
【0064】
S22で肯定されて目標ヨーレートに対して実ヨーレートが不足すると判断されるときはS18を経てS20に進み、偏差Δγに応じてアシストトルクTLKを演算する。
【0065】
一方、S22で否定されて目標ヨーレートを実ヨーレートが超えると判断されるときはS24に進み、検出トルクτhが第1の所定トルクτhref1を超えるか否か判断する。
【0066】
この第1の所定トルクτhref1としては、運転者が路上の障害物を回避するなど、自ら積極的に操舵する意図を有することを推定するに足る値、例えば10kgf・cmを設定する。
【0067】
S24で肯定されるときは、運転者が自ら積極的に操舵する意図を有し、レーンキーピング操舵アシスト制御がその運転者の積極的な操舵操作に干渉するのを防止するためにS2に進み、アシストトルクTLKを零とする。即ち、レーンキーピング操舵アシスト制御を中止する。
【0068】
この結果、図4ブロック図に示す如く、EPS ECU76において検出トルクτhに応じ、図6に示す特性に従ってパワーステアリング用のアシストトルクTPSが演算され、演算値に基づいて運転者の障害物回避などの操舵動作がアシストされる。
【0069】
S24で否定されるときはS28に進み、検出トルクτhが第2の所定トルクτhref2以下か否か判断する。
【0070】
この第2の所定トルクτhref2としては、運転者が、レーンキーピング操舵アシスト制御に依存し過ぎていてステアリングホイール14の把持力も弱い状態を推定するに足る値、例えば5kgf・cmを設定する。
【0071】
S28で否定されるときは運転者がレーンキーピング操舵アシスト制御に過度に依存していることが窺えないので、S18を経てS20に進み、偏差Δγに応じてアシストトルクTLKを演算する。
【0072】
他方、S28で肯定されるときは運転者がレーンキーピング操舵アシスト制御に過度に依存していることが推定されるので、S30に進み、さらに確認のために検出された舵角θが所定舵角θrefを超えるか否か判断する。
【0073】
この所定舵角θrefも、運転者が、レーンキーピング操舵アシスト制御に依存し過ぎている状態を確認するに足る値、例えば5度を設定する。
【0074】
S30で否定されるときは運転者がレーンキーピング操舵アシスト制御に過度に依存していることが確認されないので、S18を経てS20に進み、偏差Δγに応じてアシストトルクTLKを演算する。
【0075】
他方、S30で肯定されるときはS32に進み、前記したタイマT1の値が第1の所定時間Tref1(例えば2sec)以上か否か判断し、否定されるときはS20に進む。
【0076】
他方、S32で肯定されるときはS34に進み、運転者に対して警報・警告動作を行い、運転者の注意を喚起する。即ち、運転者にブザー(図1などで図示省略)を介して音声で警報すると共に、インディケータ(図1などで図示省略)を点滅するなどして警告し、その注意を喚起してステアリングホイール14の把持を強めるように報知する。
【0077】
次いでS36に進み、前記したタイマT2の値が第2の所定時間Tref2(例えば5sec)以上か否か判断し、否定されるときはS20に進むと共に、肯定されるときはS38に進み、S34と同様の手法で運転者に報知し、S26に進み、アシストトルクTLKを零とし、レーンキーピング操舵アシスト制御を中止する。
【0078】
この結果、運転者が体感する操舵トルクは増加するので、これによって運転者の注意を一層良く喚起することができる。
【0079】
尚、かくの如くしてレーンキーピング操舵アシスト制御を中止した後、運転者が再びレーンキーピング操舵アシスト制御を指示した場合には、その制御を再開する。
【0080】
この実施の形態は上記の如く、ナビゲーション情報を利用することにより求めた走行路状態をヨーレート規範モデルに加味して目標ヨーレートを演算することから、目標ヨーレートをより適正に求めることができ、操舵アシスト制御を適正に行うことができる。
【0081】
また、検出された操舵トルクが第1の所定トルク以上であるとき、換言すれば、運転者が路上の障害物を回避するなど積極的に操舵する意図を示すとき、前記操舵アシストトルクを零とすることで、運転者の積極的な操舵意図に良く沿うことができる。
【0082】
また、検出された操舵トルクが第2の所定トルク以下であり、換言すれば運転者がステアリングホイール把持力が小さく、かつ検出された舵角が所定値以上であるとき、運転者が操舵アシスト制御に過度に依存していると推定し、運転者に報知することで、運転者の注意を喚起することができ、運転者が操舵アシスト制御に過度に依存するのを防止することができる。
【0083】
さらに、時間計測値が第1の所定時間を超えるときに報知することで、一過的な状況を、運転者が操舵アシスト制御に過度に依存していると誤認することがない。
【0084】
さらに、計測値が第2の所定時間を超えるとき、前記操舵アシストトルクを零とすることで、運転者が体感する操舵トルクを増加させて運転者の注意を一層良く喚起することができる。
【0085】
上記の如く、この実施の形態においては、車両10の操舵車輪(前輪32)を転舵するアクチュエータ(電動モータ38)を備えた車両用操舵制御装置において、少なくとも車両旋回挙動(ヨーレートγ)、車速V、および舵角θを含む車両の走行状態を検出する車両走行状態検出手段(ヨーレートセンサ82、車輪速センサ46,50、舵角センサ44,SAS ECU74,S10)、運転者により入力された操舵トルクτhを検出する操舵トルク検出手段(トルクセンサ42,SAS ECU74,S10)、車両進行方向前方の走行路を検出する走行路検出手段(CCDカメラ64、画像処理ECU,SAS ECU74,S10)、前記走行路の少なくとも曲率Rを含む走行路情報を出力する走行路情報出力手段(ナビゲーション装置88)、前記検出された走行路と前記出力された走行路情報とから前記検出された舵角θを補正する舵角補正手段(SAS ECU74,S12)、少なくとも前記補正された舵角θと前記検出された車速Vとから予め設定されたモデル(ヨーレート規範モデル)に基づいて目標車両旋回挙動(目標ヨーレートγm)を演算する目標車両旋回挙動演算手段(SAS ECU74,S12)、前記演算された目標車両旋回挙動(目標ヨーレートγm)と前記検出された車両旋回挙動(検出ヨーレートγ)の偏差Δγを演算し、演算された偏差に基づいて前記走行路に沿って車両を走行させるための操舵アシストトルクTLKを演算する操舵アシストトルク演算手段(SAS ECU74,S14からS38)および前記演算された操舵アシストトルクに基づいて前記アクチュエータの操作量(モータ制御電流デューティ比)を演算するアクチュエータ操作量演算手段(EPS ECU76)を備える如く構成した。
【0086】
また、前記操舵アシストトルク演算手段は、前記演算された目標車両旋回挙動から前記検出された車両旋回挙動を減算して前記偏差Δγを演算すると共に、前記演算された偏差が所定値γref以上の負値であり、かつ前記検出された操舵トルクτhが第1の所定トルクτhref1以上であるとき、前記操舵アシストトルクTLKを零とする(SAS ECU74,S16,S22,S24,S26)如く構成した。
【0087】
また、前記操舵アシストトルク演算手段は、前記演算された目標車両旋回挙動から検出された車両旋回挙動を減算して前記偏差Δγを演算すると共に、前記演算された偏差が前記所定値γref以上の負値ではなく、前記検出された操舵トルクτhが第2の所定トルクτhref2以下であり、かつ前記舵角θ、より詳しくは前記検出された舵角θが所定値θref以上であるとき、時間計測を開始する時間計測手段を備え、計測値T1が第1の所定時間Tref1を超えるとき、運転者に報知する(SAS ECU74,S16,S22,S24,S28,S30,S32,S34)如く構成した。
【0088】
また、前記操舵アシストトルク演算手段は、前記計測値T2が第2の所定時間Tref2を超えるとき、前記操舵アシストトルクTLKを零とする(SAS
ECU74,S16,S22,S24,S28,S30,S32,S34,S36,S26)如く構成した。
【0089】
尚、上記において、車両旋回挙動をヨーレートから求めたが、舵角を用いても良い。
【0090】
EPS ECU76がパワーステアリング用のアシストトルクTPSを演算するようにしたが、SAS ECU74が行っても良い。
【0091】
また、上記した実施の形態において、舵角センサ44などは開示した構成以外でも良く、また配置位置も必要とする検出値が得られる限り、どこに配置しても良い。
【0092】
【発明の効果】
請求項1項にあっては、検出された走行路と前記出力された走行路情報とから検出された舵角を補正し、少なくとも補正された舵角と車速とからモデルに基づいて目標車両旋回挙動を演算することで、目標車両旋回挙動をより適正に求めることができ、操舵アシスト制御を適正に行うことができる。
【0093】
また、検出された操舵トルクが第1の所定トルク以上であるとき、換言すれば、運転者が路上の障害物を回避するなど積極的に操舵する意図を示すとき、前記操舵アシストトルクを零とすることで、ナビゲーション情報に基づいた走行路状態を用いることにより操舵アシスト制御を適正に行うことができると共に、運転者の積極的な操舵意図に沿うことができる。
【0094】
請求項項にあっては、検出された操舵トルクが第2の所定トルク以下であり、換言すれば運転者のステアリングホイール把持力が小さく、かつ舵角が所定値以上であるとき、運転者が操舵アシスト制御に過度に依存していることが推定することができ、よって運転者に報知してその注意を喚起することができる。
【0095】
従って、ナビゲーション情報に基づいた走行路状態を用いることにより、操舵アシスト制御を適正に行うことができると共に、運転者の操舵状態を監視し、運転者が操舵アシスト制御に過度に依存するのを防止することができる。
【0096】
さらに、時間計測値が第1の所定時間を超えるときに報知することで、一過的な状況を誤認することがない。
【0097】
請求項項にあっては、運転者が体感する操舵トルクを増加させて運転者の注意を一層良く喚起することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明に係る車両用操舵制御装置の全体を示す概略図である。
【図2】図1の装置を操舵系に焦点をおいて示す、図1と同様の全体概略図である。
【図3】図1の装置の動作を示すフロー・チャートである。
【図4】図3フロー・チャートのレーンキーピング制御などを概略的に示すブロック図である。
【図5】図4ブロック図に示すレーンキーピング制御を説明する説明図である。
【図6】図4ブロック図に示すSAS ECUおよびEPS ECUにより決定(演算)される操舵アシストトルク特性を示す説明グラフである。
【符号の説明】
10 車両
14 ステアリングホイール
32 前輪(操舵車輪)
38 電動モータ(アクチュエータ)
42 トルクセンサ
44 舵角センサ
46,50 車輪速センサ
48 後輪
74 電子制御ユニット(SAS ECU)
76 電子制御ユニット(EPS ECU)
82 ヨーレートセンサ
88 ナビゲーション装置

Claims (3)

  1. 車両の操舵車輪を転舵するアクチュエータを備えた車両用操舵制御装置において、
    a.少なくとも車両旋回挙動、車速および舵角を含む車両の走行状態を検出する車両走行状態検出手段、
    b.運転者により入力された操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段、
    c.前記車両に搭載されたカメラにより車両進行方向前方の走行路を検出する走行路検出手段、
    d.前記走行路の少なくとも曲率を含む走行路情報を、前記車両に搭載されたナビゲーション装置から入力されるナビゲーション情報に基づいて出力する走行路情報出力手段、
    e.前記検出された走行路と前記出力された走行路情報とから前記検出された舵角を補正する舵角補正手段、
    f.少なくとも前記補正された舵角と前記検出された車速とから予め設定されたモデルに基づいて目標車両旋回挙動を演算する目標車両旋回挙動演算手段、
    g.前記演算された目標車両旋回挙動から前記検出された車両旋回挙動を減算して偏差を演算し、前記演算された偏差に基づいて前記走行路に沿って車両を走行させるための操舵アシストトルクを演算すると共に、前記演算された偏差が所定値以上の負値であり、かつ前記検出された操舵トルクが第1の所定トルク以上であるとき、前記操舵アシストトルクを零とする操舵アシストトルク演算手段、
    および
    h.前記演算された操舵アシストトルクに基づいて前記アクチュエータの操作量を演算するアクチュエータ操作量演算手段、
    を備えたことを特徴とする車両用操舵制御装置。
  2. 車両の操舵車輪を転舵するアクチュエータを備えた車両用操舵制御装置において、
    a.少なくとも車両旋回挙動、車速および舵角を含む車両の走行状態を検出する車両走行状態検出手段、
    b.運転者により入力された操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段、
    c.前記車両に搭載されたカメラにより車両進行方向前方の走行路を検出する走行路検出手段、
    d.前記走行路の少なくとも曲率を含む走行路情報を、前記車両に搭載されたナビゲーション装置から入力されるナビゲーション情報に基づいて出力する走行路情報出力手段、
    e.前記検出された走行路と前記出力された走行路情報とから前記検出された舵角を補正する舵角補正手段、
    f.少なくとも前記補正された舵角と前記検出された車速とから予め設定されたモデルに基づいて目標車両旋回挙動を演算する目標車両旋回挙動演算手段、
    g.前記演算された目標車両旋回挙動から前記検出された車両旋回挙動を減算して偏差を演算し、前記演算された偏差に基づいて前記走行路に沿って車両を走行させるための操舵アシストトルクを演算すると共に、前記演算された偏差が前記所定値以上の負値であり、前記検出された操舵トルクが第2の所定トルク以下であり、かつ前記舵角が所定値以上であるとき、時間計測を開始する時間計測手段を備え、計測値が第1の所定時間を超えるとき、運転者に報知する操舵アシストトルク演算手段、
    および
    h.前記演算された操舵アシストトルクに基づいて前記アクチュエータの操作量を演算するアクチュエータ操作量演算手段、
    を備えたことを特徴とする車両用操舵制御装置。
  3. 前記操舵アシストトルク演算手段は、前記計測値が第2の所定時間を超えるとき、前記操舵アシストトルクを零とすることを特徴とする請求項項記載の車両用操舵制御装置。
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