JP3554310B2 - 電子回路モジュール - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は携帯型情報端末機、無線LAN、WLL(Wireless Local Loop)等の電子機器・電子装置等に用いられる、高周波電力増幅装置、高周波フィルタ装置および高周波分波器装置を一体構成した小型・高性能かつ低価格な電子回路モジュールに関するものである。
【0002】
【従来技術】
電子回路モジュールにおいて高周波電力増幅装置を構成する高周波電力増幅素子は、現在の移動体通信システムにおける伝送容量の増加や伝送スピードの高速化に伴い大きな高周波電力を取り扱うため、高周波電力増幅素子自身の発熱量が増加している。その放熱対策として、放熱フィンを取り付ける方法や、高周波電力増幅素子が搭載される誘電体基板に熱伝導率が大きな高熱伝導セラミックスである窒化アルミニウム等を用いる方法があり、良好な放熱性を得ることが出来る。さらに特開2000−31331号公報では、高周波電力増幅素子を配線基板の背面に配置し外部電気回路基板に半田付けすることで放熱性を向上する技術が提案されている。
【0003】
また、電子回路モジュールにおいて高周波電力増幅装置の近傍に構成される高周波フィルタ装置等に用いられる弾性表面波素子は、一般的にリチウムタンタレート等の圧電体基板に弾性表面波を伝播させるための櫛形電極が形成されたものであるが、圧電体基板自身の電気的特性が温度変化による影響を大きく受けるため、モジュール内で高周波電力増幅素子等の発熱体から離れた位置に配置することが必要不可欠となっている。このため、従来の高周波電力増幅装置と高周波フィルタ装置等とを一体に形成した電子回路モジュールは、近年の移動体通信用情報端末機等の小型化・軽量化・高密度化・低価格化のための要求に十分に応えることができないという問題点があった。
【0004】
これに対し、例えば特開平7−58586号公報には、高周波電力増幅素子である能動回路素子を、弾性表面波素子である受動回路素子を形成した一個の圧電体基板上に搭載することにより、小型で低価格な高周波回路装置を構成することが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平7−58586号公報に開示された高周波回路装置では、近年の移動体通信システムにおける伝送容量の増加や伝送スピードの高速化に伴い大きな高周波電力を取り扱う必要がある場合に、高周波電力増幅素子である能動回路素子を弾性表面波素子である受動回路素子を形成した一個の圧電体基板上に搭載すると、高周波電力増幅素子自身が大きく発熱することから、圧電体基板に形成された高周波フィルタにおけるその熱によるフィルタ特性の劣化が問題となり、大きな高周波電力を取り扱う移動体通信システムで使用される小型の情報端末機器には使用できないという問題点があった。
【0006】
本発明は上記従来技術における問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、大電力の高周波用等の電力増幅素子による発熱に影響されることなく、その近傍に配置された弾性表面波素子の高周波フィルタ特性等の電気的特性を維持することができ、かつ小型で高性能であり、しかも低価格な、携帯型情報端末機、無線LAN、WLL等の電子機器・電子装置等に好適な電子回路モジュールを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の電子回路モジュールは、複数の誘電体層を積層して成る誘電体基板の一方の主面に電力増幅素子搭載用凹部および弾性表面波素子搭載用凹部が形成され、電力増幅素子および弾性表面波素子が各凹部の底面に形成された導体層に実装されており、少なくとも前記電力増幅素子搭載用凹部には前記電力増幅素子に接触して伝熱性蓋体が取着されるとともに、前記電力増幅素子搭載用凹部と前記弾性表面波素子搭載用凹部との間に、前記電力増幅素子搭載用凹部の前記導体層の延設部から前記誘電体基板の前記一方の主面まで延びた貫通導体が形成されて成り、前記伝熱性蓋体および前記貫通導体をろう材を介して外部電気回路基板の上面の放熱用導体に取着させて実装されることを特徴とするものである。
【0008】
また、本発明の他の電子回路モジュールは、複数の誘電体層を積層して成る誘電体基板の一方の主面に電力増幅素子搭載用凹部が、他方の主面に弾性表面波素子搭載用凹部が形成され、電力増幅素子および弾性表面波素子が各凹部の底面に形成された導体層に実装されており、少なくとも前記電力増幅素子搭載用凹部には前記電力増幅素子に接触して伝熱性蓋体が取着されるとともに、前記電力増幅素子搭載用凹部と前記弾性表面波素子搭載用凹部との間に、前記電力増幅素子搭載用凹部の前記導体層の延設部から前記誘電体基板の前記一方の主面まで延びる貫通導体が形成されて成り、前記伝熱性蓋体および前記貫通導体をろう材を介して外部電気回路基板の上面の放熱用導体に取着させて実装されることを特徴とするものである。
【0009】
本発明の上記構成によれば、電力増幅素子から発生した熱は、電力増幅素子に直接に接合された伝熱性蓋体およびろう材を介して外部電気回路基板の上面の放熱用導体に効率良く熱放散させることが可能となる。また、電力増幅素子からその近傍に配置された弾性表面波素子への熱伝達は、貫通導体によって遮断され、弾性表面波素子への熱伝達を極めて低減させることができる。その結果、弾性表面波素子の高周波フィルタ特性等の電気的特性を劣化させることなく、小型で高性能な電子回路モジュールを提供することができる。
【0010】
しかも、かかる構成によれば、放熱フィン等の放熱用部材を別途設ける必要がない。また、電力増幅素子は、誘電体基板の実装面側に形成された凹部内に搭載されるが、弾性表面波素子は、誘電体基板のどちらでもよいが、同一面に電力増幅素子および弾性表面波素子を搭載することによって、工程数の低減も可能となるので、低価格な電子回路モジュールとなる。
【0011】
また、上記の電子回路モジュールにおいては、電力増幅素子から発生した熱の弾性表面波素子への影響をさらに低減する上で、前記誘電体層の熱伝導率が20W/m・K以下であること、特に、前記電力増幅素子搭載用凹部の周囲の誘電体層を前記弾性表面波素子搭載用凹部の周囲の誘電体層よりも熱伝導率の小さい誘電体層によって形成すること、前記電力増幅素子搭載用凹部と前記弾性表面波素子搭載用凹部とが0.3mm以上離間していること、前記貫通導体の熱伝導率が100W/m・K以上であること、前記貫通導体が前記電力増幅素子搭載用凹部と前記弾性表面波素子搭載用凹部との間に複数本形成されていること、前記電力増幅素子搭載用凹部の底面の導体層と、前記弾性表面波素子搭載用凹部の底面の導体層とが、異なる誘電体層に形成されていること等が挙げられる。
【0012】
これらの改善によって、弾性表面波素子の高周波フィルタ特性、高周波分波器特性等の電気的特性を劣化させることなく、小型で高性能な電子回路モジュールを提供することができる。
【0013】
なお、前記弾性表面波素子搭載用凹部が、蓋体によって封止されているか、または該凹部内に絶縁性樹脂が充填するか、いずれでもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の電子回路モジュールを詳細に説明する。
【0015】
図1は、本発明の電子回路モジュールの実施の形態を示す断面図であり、この例において、電子回路モジュール1はマザーボード等の外部電気回路基板7に搭載され実装されている。
【0016】
電子回路モジュール1における誘電体基板2は、複数の誘電体層を積層して成るものであり、誘電体層には、例えばアルミナセラミックス、ムライトセラミックス、ガラスセラミックスなどの低温焼成セラミックスや、有機樹脂材料とセラミック材料との混合材料を用いることができる。とりわけ、導体としてCu、Agを使用し同時焼成にて形成する上では、ガラスセラミックスなどの低温焼成セラミックス、有機樹脂材料とセラミック材料との混合材料が挙げられ、熱的安定性に優れる点で、ガラスセラミックスなどの低温焼成セラミックスが最も望ましい。
【0017】
誘電体基板2を構成する誘電体層の熱伝導率は、用いるセラミック材料とその混合比とにより、熱伝導率を制御することが可能であり、20W/m・K以下、特に10W/m・K以下、さらには5W/m・K以下、さらに望ましくは3W/m・K以下とするのがよい。
【0018】
図1の電子回路モジュールにおいては、誘電体基板2の底面に、電力増幅素子搭載用凹部2aと、弾性表面波素子搭載用凹部2bとが所定の間隔をおいて形成されている。
【0019】
電力増幅素子搭載用凹部2aの底面には、導体層2a1が形成されており、電力増幅素子4が導体バンプ3aを介して電気的に接続し搭載されている。ここで、導体バンプ3aには金や半田、熱硬化型Agペースト等を用いることができ、例えば金を用いる場合には、超音波熱圧着法により電力増幅素子4の電極と電極部とを電気的に接続させることが可能となり、また半田や熱硬化型Agペーストに比べ接続抵抗を低くすることができ導体損を小さくすることが可能である。
【0020】
電力増幅素子4としては、例えばpn接合ゲート型電界効果型トランジスタやショットキー障壁ゲート型電界効果型トランジスタ、ヘテロ接合型電界効果型トランジスタ、pn接合ゲート型へテロ接合型電界効果型トランジスタ等が用いられる
また、電力増幅素子4と導体層2a1との間には、その接続部や素子面を保護する目的で、いわゆるアンダーフィル5が注入される。アンダーフィル5はエポキシ樹脂やシリコーン樹脂等の熱を加えることにより硬化するものを用いることができる。また、アンダーフィル5は、本発明の電子回路モジュール1においては熱伝導率が20W/m・K以下のものを用いることが望ましく、約10W/m・K以下のエポキシ樹脂製のものを用いることが好ましい。これにより、電力増幅素子4による発熱の誘電体基板2自身への伝達を抑制することが可能となる。
【0021】
また、電力増幅素子搭載用凹部2aの開口には、電力増幅素子4の開口側の面に直接あるいは放熱用グリース等の伝熱性化合物を介して接触させて、伝熱性蓋体6が取着される。この伝熱性蓋体6は、電力増幅素子4による発熱を効率良く外部電気回路基板7へ伝えるためのものであり、具体的には金属から成り、例えば銅等の熱伝導率の高いものから成るものを用いるのが好ましい。
【0022】
そして、この伝熱性蓋体6は、ろう材13を介して外部電気回路基板7の上面の放熱用導体15に取着されている。これによって、電力増幅素子4から発生した熱は、伝熱性蓋体6およびろう材13を介して、外部電気回路基板7の表面に形成された放熱用導体15に効率的に伝達され、電力増幅素子4から発生した熱が、モジュール内の弾性表面波素子8に熱的影響が及ぶのを防止することができる。
【0023】
なお、電力増幅素子4の裏面電極ならびに外部電気回路基板7上面の放熱用導体15および接地用電極(図示せず)との良好なろう付け性が得られるように、伝熱性蓋体6の表面にNi、Sn、半田等のめっき処理を施すこおとが望ましい。
【0024】
一方、弾性表面波素子搭載用凹部2bには、弾性表面波素子8が、導体バンプ3bを介して弾性表面波素子搭載用凹部2bの底面に形成された導体層2b1から成る電極部に電気的に接続して搭載されている。導体バンプ3bには、導体バンプ3aと同様に金や半田、熱硬化型Agペースト等を用いることができ、例えば金を用いる場合には、超音波熱圧着法により弾性表面波素子8の電極と電極部とを電気的に接続させることが可能となる。
【0025】
弾性表面波素子8としては、例えば共振器型フィルタ・共振子ラダー型および格子型接続フィルタ・マルチIDT(Inter Digital Transducer)型フィルタ等が用いられる。弾性表面波素子8が例えば共振器型フィルタの場合には、圧電体基板として、36°Yカット−X伝搬のLiTaO結晶、64°Yカット−X伝搬のLiNbO結晶、45°Xカット−Z伝搬のLiB結晶等が、電気機械結合係数が大きくかつ群遅延時間温度係数が小さいことから、好適に使用される。また、弾性表面波素子8には、圧電体基板表面上を弾性表面波を励起させ、伝播・共振させるため、その表面に、互いに噛み合うように形成された少なくとも一対の櫛歯状電極のIDT(Inter Digital Transducer)電極(図示せず)を設ける。このIDT電極は、所望のフィルタ特性を得るために、複数対の櫛歯状電極を直列接続や並列接続等の方式で接続して構成される。このようなIDT電極は、圧電体基板上に蒸着法・スパッタリング法またはCVD法等の薄膜形成法により所望の形状・寸法に形成することができる。
【0026】
図1のモジュールにおいては、弾性表面波素子搭載用凹部2bの開口に、弾性表面波素子8と離間させて蓋体9が取着されている。蓋体9は、弾性表面波素子8の機械的保護およびIDT電極の酸化による劣化を抑制する目的で、振動空間である弾性表面波素子搭載用凹部2bの内部空間内に低湿度の空気等を封入し、エポキシ樹脂やろう材等を用いて取着され、弾性表面波素子搭載用凹部2bを密閉する。なお、空気の代わりに窒素ガスやアルゴンガス等の不活性ガスや空気よりも低熱伝導の不活性ガス等を封入して密閉しても、IDT電極の酸化による劣化を防止することができる。
【0027】
蓋体9に用いられる材質としては、SUS、銅、洋白等の金属や、ガラスエポキシ樹脂等の樹脂を用いることができる。中でも、電力増幅素子4による発熱は伝熱性蓋体6を介して外部電気回路基板7へと伝達されるため、外部電気回路基板7に伝達された熱が再び蓋体9を介して弾性表面波素子8に伝達されないよう、熱伝導率の低いガラスエポキシ樹脂製のものを用いることが好ましい。
【0028】
この蓋体9は弾性表面波素子8と離間させて弾性表面波素子搭載用凹部2bに取着されており、さらに蓋体9と外部電気回路基板7の間にも空隙部10を設けることにより、電力増幅素子4による発熱の伝達をさらに確実に抑制することが可能となる。
【0029】
また、弾性表面波素子搭載用凹部2bの開口は、図1の例では、蓋体9によって封止したが、この凹部2b内に、シリコン樹脂やエポキシ樹脂などの封止樹脂を充填することによって封止することもできる。
【0030】
上記の電力増幅素子搭載用凹部2aと弾性表面波素子搭載用凹部2bとの間には0.3mm以上の間隔を設けることが好ましく、より好ましくは0.5mm以上の間隔を設けることにより、電力増幅素子4による発熱が凹部2a・2b間の誘電体層を介して弾性表面波素子8に伝達されることを十分に低減させることが可能となる。
【0031】
本発明によれば、電力増幅素子搭載用凹部2aの底面に形成された導体層2a1が水平方向に延設されており、上記の電力増幅素子搭載用凹部2aと弾性表面波素子搭載用凹部2bとの間に、上記の延設部から前記誘電体基板の電力増幅素子搭載用凹部2aを形成した面まで延びた貫通導体11が形成されている。そして、この貫通導体11も伝熱性蓋体6と同様に、ろう材13を介して外部電気回路基板7の上面の放熱用導体15に取着されている。
【0032】
このような貫通導体11を形成することによって、電力増幅素子4による発熱のうち凹部2a底面の導体層2a1に伝わった熱および両凹部2a、2b間の誘電体層に伝わってきた熱を貫通導体11で吸収し、ろう材13を介して外部電気回路基板7の表面に形成された放熱用導体15に効率的に伝達することができる。
【0033】
この貫通導体11は、電力増幅素子搭載用凹部2aと弾性表面波素子搭載用凹部2bとの間において、1本のみならず、2本以上設けることにより、さらに上記効果を高めることができる。
【0034】
その具体例を図2〜図4に示す。図2は、図1の電子回路モジュールをA−A’線で切断したときの平面図で示す。図3、図4はさらに他の例を示す平面図である。
【0035】
図2の例によれば、貫通導体11は、平面的にみて斜めに配置された電力増幅素子搭載用凹部2aと弾性表面波素子搭載用凹部2bとの略中間部に2本形成したものである。図3は、貫通導体11が横並びに配置された凹部2aと凹部2bとの略中間部に凹部2a側を囲うように直線的に複数本配置したものである。さらに図4は貫通導体11を横並びに配置された凹部2aと凹部2bとの略中間部にいわゆる千鳥状に複数本配置させた例である。
【0036】
貫通導体11は、その機能から、熱伝導性の優れた金属によって形成することが望ましく、特に、Cu、CuO、Ag、Ag−Pd、Ag−Pt、Auの群から選ばれる少なくとも1種を主成分とする金属を主成分とする導体によって形成することが望ましい。とりわけ、貫通導体11は、電力増幅素子4による発熱が誘電体基板2へ伝達され、さらに弾性表面波素子8へと伝達されにくくする上では、誘電体基板2の熱伝導率よりも5倍以上大きくすることが望ましく、さらには熱伝導率が100W/m・K以上のものを用いることが好ましい。また、この貫通導体11中には、誘電体基板との焼成焼成時の焼成収縮などを整合させるために、金属酸化物やガラスなどの無機物が含まれていてもよい。
【0037】
このような高熱伝導の貫通導体11は、例えばAg粉末を約85質量%、ホウケイ酸鉛ガラスを3質量%、SiOを12質量%の配合比とすることで熱伝導率を約150W/m・Kとすることができる。
【0038】
貫通導体11は、直径(短径)が0.1〜0.5mmであることが望ましく、複数本形成する場合には、貫通導体11の側面間の間隔が0.2〜1.0mmの間隔で配置すればよい。また、この貫通導体11は、必ずしも円形である必要はなく、長円形状、スリット形状であってもよい。
【0039】
また、本発明のモジュールにおいては、図1に示すように、凹部2a、2bをそれぞれ異なる深さで形成し、誘電体基板2に形成された電力増幅素子搭載用凹部2aの底面と弾性表面波素子搭載用凹部2bの底面とに形成された導体層2a1、2b1とを、それぞれ異なる誘電体層に形成することによって、それらが同一の誘電体層上に形成される場合に比べて、電力増幅素子4から誘電体層や導体層を介して弾性表面波素子8に伝わる伝熱量をより効果的に低減させることが可能となり、弾性表面波素子8の熱的な影響による電気的特性の劣化をより確実に防止しすることができる。
【0040】
本発明の電子回路モジュール1においては、電力増幅素子4および弾性表面波素子8を電気的に機能させるため、内部導体配線16および表層導体配線17ならびにビアホール導体18を形成して、誘電体基板2の上面に電子回路を構成するのに抵抗、コンデンサ、インダクタ、半導体素子等の電子部品12を搭載し、所望の電子回路を構成する。また、必要に応じて、誘電体基板2の内部には、導体配線を利用した、コンデンサ、インダクタ等による高周波フィルタ(図示せず)等を内蔵させることにより、さらに高機能で小型の電子回路モジュール1を構成することができる。
【0041】
また、電子回路モジュール1表面に実装された電子部品12や回路を保護する目的で、金属シールドケース14を取着することにより、外部からの機械的応力や雰囲気の影響や電磁ノイズを遮断または抑制させることも可能である。
【0042】
さらに、この電子回路モジュール1は、外部電気回路基板7に対して、信号伝達用として、電子回路モジュール1に形成された電極パッド20をロウ材13を介して外部電気回路基板7表面に形成された信号用配線層21と接続される。
【0043】
図5は、本発明の電子回路モジュールの他の例を示す断面図である。図1の例では、弾性表面波素子搭載用凹部2bは、電力増幅素子搭載用凹部2aが形成された面と同じ面に形成されていたが、この図5では、電力増幅素子搭載用凹部2aが形成された面とは反対側の面、即ち表面側に形成されており、図1と同様に、凹部2b内に形成された導体層2b1に実装されている。また、この例では、凹部2bには、絶縁性の有機樹脂19が充填されて樹脂封止されている。
【0044】
かかる実施例においても、弾性表面波素子搭載用凹部2bと電力増幅素子搭載用凹部2aとの中間に位置する部分には、図1と同様に貫通導体11が形成されている。このとき、貫通導体11の一端は、図1と同様に、モジュール1の下面に露出し、ロウ材13を介して放熱用導体15にロウ付けされているが、他方は、導体層2a1の延設部と接続され、さらに上面側に延設されていてもよい。
【0045】
図6は、本発明の電子回路モジュールのさらに他の例を示す概略断面図である。図1、図5の例では、誘電体基板2は、同一材質によって形成されたものであるが、図6においては、電力増幅素子搭載用凹部2aの周囲を他の部分よりも低熱伝導性の誘電体材料によって形成することによって、この凹部2aの周囲の誘電体材料が断熱材として機能し、電力増幅素子4から発生する熱が周囲に拡散、伝達されるのを防止することができる。
【0046】
図7は、本発明の電子回路モジュールのさらに他の例を示す概略断面図である。図6の例では、同一誘電体層内に、熱伝導率が異なる2種の誘電体材料が存在するものであるが、図5のように、下面側に電力増幅素子搭載用凹部2aを形成し、上面側に弾性表面波素子搭載用凹部2bを設けた場合には、図7のように、モジュール1の下側面をすべて低熱伝導性の材料によって形成すればよい。
【0047】
本発明の上記電子回路モジュールは、従来の周知の方法で作製することができる。ここでは、好適な例として、誘電体基板がガラスセラミック組成物からなる場合について、以下に簡単に説明する。
【0048】
まず、誘電体基板2における各誘電体層を形成するために各誘電体層となるガラスセラミック組成物からなるセラミックグリーンシートを作製する。誘電体層となるセラミックグリーンシートは、ホウ珪酸ガラス、ホウ珪酸亜鉛系ガラス、SiO−Al−アルカリ土類酸化物などの周知のガラス30〜90質量%に、アルミナ、クオーツ、ムライト、AlN、フォルステライトなどの無機フィラーを10〜70質量%の割合で混合した混合物に、アルキルメタクリレート等の有機バインダ、DBP(ジブチルフタレート)等の可塑剤とトルエン等の有機溶剤を混合し、ボールミルで4〜8時間混練してスラリーを作製し、このスラリーを用いてドクターブレード法等によりテープ成形を行ない、これを所定の寸法に切断して作製する。
【0049】
そして、所定のセラミックグリーンシートに、貫通導体11、内部導体配線16と表層導体配線17とを接続するためのビアホール導体18、電力増幅素子搭載用凹部2aおよび弾性表面波素子搭載用凹部2b、貫通導体11用の貫通穴を形成するために、マイクロドリル、パンチングで形成したり、さらには感光性樹脂を含むグリーンシートに露光、現像処理を施すなどの処理によって凹部やそれぞれの様々な円形、楕円形、長孔などの様々な形状の貫通穴を形成することができる。
【0050】
そして、このうち、貫通導体11やビアホール導体18用の貫通穴にCuあるいはAg系導体ペーストを充填する。また、同時に、各グリーンシートに内層導体配線16、表層導体配線17、導体層2a1、2b1となるパターンをCuあるいはAg系導体ペーストを用いてスクリーン印刷法や、グラビア印刷法などによって印刷形成する。
【0051】
ここで、CuあるいはAg系導体ペーストには、例えばCu粉末、CuO粉末、Ag粉末の他、Ag合金であるAg−Pd粉末、Ag−Pt粉末が使用可能であり、必要に応じて例えば所定量のホウケイ酸系の低融点ガラスや、SiO、Al、MgO、CaOなどのアルカリ土類金属酸化物、Bi等の金属酸化物を加え、さらにエチルセルロース等の有機バインダと、例えば2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールモノイソブチレート等の有機溶剤とを混合して均質混練したものが用いられる。
【0052】
これらの金属粉末と、必要に応じて例えば所定量のホウケイ酸亜鉛系ガラス、ホウケイ酸鉛系ガラスなどのホウケイ酸系の低融点ガラス、Al、MgO,CaO、SiO、Bi等の金属酸化物などの無機物と、エチルセルロース等の有機バインダと、2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールモノイソブチレート等の有機溶剤とを混合して均質混練したものが用いられ、金属粉末に対する低融点ガラスや金属酸化物の添加量の割合によって熱伝導率が制御可能である。
【0053】
上記のようにして得られたセラミックグリーンシートを例えばビアホール導体18を基準に位置合わせし、積層順序に応じて積層し、熱圧着することにより未焼成の積層体を形成する。
【0054】
次に、この未焼成状態の積層体を例えば酸化雰囲気中で焼成し焼結一体化する。具体的には、酸素雰囲気または大気雰囲気中において800〜1000℃で焼成することにより、焼結基板を作製することができる。
【0055】
その後、凹部2a、2b内に、弾性表面波素子8、電力増幅素子4などを実装し、伝熱性蓋体6、蓋体9をロウ付けしたり、封止用有機樹脂19を充填して封止する。
【0056】
また、かかるモジュールを外部電気回路基板7に実装する場合には、通常のモジュールの信号伝達用の電極パッドをロウ付けすると同時に、伝熱性蓋体6や貫通導体11を外部電気回路基板7の表面に形成された放熱用導体15にロウ付けする。
【0057】
また、図6のように、電力増幅素子搭載用凹部2aの周囲を断熱性を有する誘電体材料によって形成する場合には、通常の誘電体基板材料に感光性樹脂を配合し、現像露光して所定の凹部を形成した後、その凹部内に、断熱性誘電体材料を充填し、さらに、パンチング等によって凹部2a、2bを形成することによって未焼成状態の積層体を作製した後、焼成すればよい。
【0058】
また、図7のように、モジュールにおける誘電体基板2の上面側と下面側とを熱伝導率の異なる誘電体材料によって形成する場合には、それぞれの誘電体材料を用いてグリーンシートを作製し、それぞれ加工を施した後に、それらを積層一体化して未焼成状態の積層体を作製した後、焼成すればよい。
【0059】
【実施例】
誘電体材料として、ホウケイ酸ガラス70質量%、アルミナ30質量%からなれる熱伝導率が2W/m・Kのガラスセラミック系誘電体材料を用い、貫通導体を150W/m・KのAg系導体材料を用い、伝熱性蓋体として銅を用い、電子回路モジュールを上記のようにして作製し、これをガラス織布−エポキシ樹脂複合材料からなる絶縁基板上に、銅からなる放熱用導体や信号用配線層を形成したマザーボード表面に、Cu−Ag系ロウ材を用いて実装した(試料No.6)。
【0060】
これに、電力増幅素子(PA)の電源ON/OFF比(デュティ比)を1/8にした状態で、0dBの入力信号を入れ、33.5dBmの出力が得られるように条件設定し、電力増幅素子4搭載用凹部ならびに弾性表面波素子8搭載用凹部内の定常温度(表1中に凹部2bで示す)を測定した。
【0061】
また熱伝導解析シミュレーションプログラムを用い、各構成材料の熱伝導率を変化させたときのそれらの温度を計算した。
【0062】
【表1】
Figure 0003554310
【0063】
表1の結果より、本発明の構造によれば、伝熱性蓋体および貫通導体を設けることによって、電力増幅素子の熱を効果的放熱し、弾性表面波素子への影響を低減できることがわかった。
【0064】
また、かかる構成においては、貫通導体の本数が多いほど、誘電体基板の熱伝導率が小さいほどその効果に優れることがわかる。また、誘電体基板を2種の誘電体材料によって形成した場合においても同様の結果が得られることがわかった。
【0065】
なお、以上はあくまで本発明の実施の形態の例示であって、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更や改良を加えることは何ら差し支えない。
【0066】
【発明の効果】
以上詳述した通り、本発明によれば、電力増幅素子による発熱は外部電気回路基板の放熱用導体へと効率良く熱放散させることが可能となり、電力増幅素子からその近傍に配置された弾性表面波素子への熱伝達を極めて低減させることができるため、弾性表面波素子の高周波フィルタ特性、高周波分波器特性等の電気的特性を劣化させることなく、小型で高性能な電子回路モジュールを提供することができる。しかも、放熱フィン等の放熱用部材を別途必要とせず、低価格な携帯型情報端末機等の電子機器・電子装置等に好適な電子回路モジュールとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子回路モジュールの実施の形態の一例を示す概略断面図である。
【図2】本発明の電子回路モジュールにおける貫通導体の配置の例を示す、図1のA−A’線における概略平面図である。
【図3】本発明の電子回路モジュールにおける貫通導体の配置の他の例を示す概略平面図である。
【図4】本発明の電子回路モジュールにおける貫通導体の配置のさらに他の例を示す概略平面図である。
【図5】本発明の電子回路モジュールの実施の形態の他の例を示す概略断面図である。
【図6】本発明の電子回路モジュールの実施の形態のさらに他の例を示す概略断面図である。
【図7】本発明の電子回路モジュールの実施の形態のさらに他の例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・電子回路モジュール
2・・・・・・・誘電体基板
2a・・・・・・電力増幅素子搭載用凹部
2b・・・・・・弾性表面波素子搭載用凹部
3a、3b・・・導体バンプ
4・・・・・・・電力増幅素子
6・・・・・・・伝熱性蓋体
7・・・・・・・外部電気回路基板
8・・・・・・・弾性表面波素子
9・・・・・・・蓋体
11・・・・・・貫通導体
13・・・・・・ろう材
15・・・・・・放熱用導体

Claims (9)

  1. 複数の誘電体層を積層して成る誘電体基板の一方の主面に電力増幅素子搭載用凹部および弾性表面波素子搭載用凹部が形成され、電力増幅素子および弾性表面波素子が各凹部の底面に形成された導体層に実装されており、少なくとも前記電力増幅素子搭載用凹部には前記電力増幅素子に接触して伝熱性蓋体が取着されるとともに、前記電力増幅素子搭載用凹部と前記弾性表面波素子搭載用凹部との間に、前記電力増幅素子搭載用凹部の前記導体層の延設部から前記誘電体基板の前記一方の主面まで延びた貫通導体が形成されて成り、前記伝熱性蓋体および前記貫通導体をろう材を介して外部電気回路基板の上面の放熱用導体に取着させて実装されることを特徴とする電子回路モジュール。
  2. 複数の誘電体層を積層して成る誘電体基板の一方の主面に電力増幅素子搭載用凹部が、他方の主面に弾性表面波素子搭載用凹部が形成され、電力増幅素子および弾性表面波素子が各凹部の底面に形成された導体層に実装されており、少なくとも前記電力増幅素子搭載用凹部には前記電力増幅素子に接触して伝熱性蓋体が取着されるとともに、前記電力増幅素子搭載用凹部と前記弾性表面波素子搭載用凹部との間に、前記電力増幅素子搭載用凹部の前記導体層の延設部から前記誘電体基板の前記一方の主面まで延びる貫通導体が形成されて成り、前記伝熱性蓋体および前記貫通導体をろう材を介して外部電気回路基板の上面の放熱用導体に取着させて実装されることを特徴とする電子回路モジュール。
  3. 前記誘電体層の熱伝導率が20W/m・K以下であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の電子回路モジュール。
  4. 前記電力増幅素子搭載用凹部の周囲の誘電体層が、前記弾性表面波素子搭載用凹部の周囲の誘電体層よりも熱伝導率の小さい誘電体層によって形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか記載の電子回路モジュール。
  5. 前記電力増幅素子搭載用凹部と前記弾性表面波素子搭載用凹部とが0.3mm以上離間していることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の電子回路モジュール。
  6. 前記貫通導体の熱伝導率が100W/m・K以上であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか記載の電子回路モジュール。
  7. 前記貫通導体が前記電力増幅素子搭載用凹部と前記弾性表面波素子搭載用凹部との間に複数本形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか記載の電子回路モジュール。
  8. 前記電力増幅素子搭載用凹部の底面の導体層と、前記弾性表面波素子搭載用凹部の底面の導体層とが、異なる誘電体層に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか記載の電子回路モジュール。
  9. 前記前記弾性表面波素子搭載用凹部が、蓋体によって封止されているか、または該凹部内に絶縁性樹脂が充填されていることを特徴とする請求項1乃至請求項8記載の電子回路モジュール。
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