JP3539673B2 - コネクタのガタ防止構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、雄型と雌型の各コネクタの嵌合時における両コネクタの嵌合・離脱方向のガタ付きをアームと凹部との係合によって防止したコネクタのガタ防止構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図9〜図10は、実開昭62−53583号公報に記載された従来のコネクタのガタ防止構造を示すものである。
この構造は、コネクタ65(図10)を挿着する合成樹脂製のケース66に三方向の弾性(可撓性)のアーム67を一体に設け、ケース66内でコネクタ65の三方向の外壁68に各アーム67を押圧させて、コネクタ65の挿入直交方向のガタ付きを防止したものである。
【0003】
アーム67はケース66の各壁部69から内向きに傾斜状に突出したものであり、矩形平板状に形成され、先端のエッジ67aでコネクタ65の外壁68に押接する。二つのアーム67は対向して位置し、中間のアーム67に対向してケース66の内側にガイドリブ70が形成され、ケース66の外側において、ガイドリブ70からアーム67の突出方向とは反対の方向にガイド板71が延長形成され、ガイド板71に、コネクタ65に対する係止突起72が設けられている。
【0004】
図10の如く、コネクタ65はガイド板71に沿ってケース66内に挿入され、コネクタ後部のロックアーム73が係止突起72に係合して、ケース66からのコネクタ65の抜け出しが防止される。コネクタ65はケース66内で前記アーム67(図9)によって内向きに押圧されて、ケース66内でのガタ付きが防止される。コネクタ65は、コネクタ嵌合室74の内側に雄端子(図示せず)を有する雌型のものであり、雌端子(図示せず)を有する相手側の雄型のコネクタ75がコネクタ嵌合室74内に挿入されて、雄・雌両端子が接続される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構造にあっては、コネクタ65のガタ付きを確実に防止するために、アーム67の変位量を大きく設定して、コネクタ65を押え付ける荷重を得ており、そのために、アーム67に常に大きな応力がかかり、アーム67が永久変形を起こし易く、その場合、押圧力が大幅に低減して、コネクタ65のガタが発生し易くなるという問題があった。また、従来の構造例においては、ケース66に対するコネクタ65のガタ防止はできても、コネクタ65,75相互のガタ防止手段がなく、雌型のコネクタ65に対して雄型のコネクタ75が特に前後方向(嵌合・離脱方向)にガタ付いて、異音や雄・雌端子相互の磨耗や合成樹脂製のコネクタハウジング相互の磨耗等を起こすという問題があった。
【0006】
本発明は、上記した各問題点に鑑み、雄型・雌型のコネクタ相互の嵌合・離脱方向のガタ付きを確実に防止でき、しかも、ガタ防止用のアームの永久変形が起こらず、長期間に渡って安定してガタ防止を行うことのできるコネクタのガタ防止構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係るコネクタのガタ防止構造は、一方のコネクタに、ロック壁部が設けられると共に、該ロック壁部とは反対側において、ガタ防止用の突部を前端側に有する可撓性のアームがコネクタ嵌合ないし離脱方向に突出して設けられ、他方のコネクタに、該ロック壁部の内側に進入する可撓性のロックアームが設けられると共に、該ロックアームとは反対側の外壁に、該突部に対する係合用の凹部が設けられ、両コネクタの完全嵌合時に、該ロックアームの外面が該ロック壁部の内面に押接すると共に、該突部が該凹部に係合して該アームの撓みが解除された状態で、該凹部の前後の面に該突部の前後の面が密着することを特徴とする(請求項1)。
前記凹部の前後の面と前記突部の前後の面とがそれぞれ傾斜面であることも有効である(請求項2)。また、前記アームが前記一方のコネクタのコネクタ嵌合室に沿って真直に設けられたことも有効である(請求項3)。また、前記アームが前記コネクタ嵌合室の内壁面と同一面に位置し、前記突部が該内壁面から該コネクタ嵌合室内に突出していることも有効である(請求項4)。
また、前記アームとは90°位相ずれした方向にガタ防止用の可撓性の第二,第三のアームが配設されたことをも有効である(請求項5)。前記第二,第三のアームが前記一方のコネクタの両側の壁部と同一面に位置し、該第二,第三のアームの突部が該壁部から突出していることも有効である(請求項6)。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態の具体例を図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図5は、本発明に係るコネクタのガタ防止構造の第一実施例を示すものである。
【0009】
この構造は、図1の如く、雌型のコネクタ1に、コネクタ嵌合方向に突出したガタ防止用の可撓性の第一のアーム(以下アームという)2を設け、雄型のコネクタ4に、該アーム2の突部3を係合させる凹部5を設けたことを特徴とするものである。本書においては、コネクタ嵌合室6を有するコネクタを雌型のコネクタ1、コネクタ嵌合室6に嵌合するコネクタを雄型のコネクタ4と定義している。
【0010】
雌型のコネクタ1は、合成樹脂製の雌型のコネクタハウジング7と、コネクタハウジング7の垂直な基壁8からコネクタ嵌合室6内に水平に突出した雄型の端子9とで構成されている。雄型の端子9はバスバー10に続き、バスバー10は垂直に屈曲して、先端部が例えば機器側の回路基板(図示せず)にハンダ接続される。
【0011】
コネクタハウジング7は、前記垂直な基壁8と、コネクタ嵌合室6の下側に位置して機器側に接する水平な外壁部11と、コネクタ嵌合室6の上側に水平に位置するロック壁部12とを備えている。基壁8の後側に、機器に対する取付部13が設けられている。
【0012】
前記アーム2はコネクタハウジング7の外壁部11側において基壁8から一体に且つコネクタ嵌合室6に沿って水平に突出され、外壁部11と平行に位置している。アーム2と外壁部11との間にアーム2に対する撓み空間14が構成されている。アーム2の上面2aはコネクタ嵌合室6の内壁面15と同一面に位置している。内壁面15は下側の壁部16(図2)の内面であり、アーム2は周囲のスリット部(図示せず)を介して壁部16から分離されている。アーム2の先端部においてアーム2の上面2aから上向きにガタ防止用の突部3が一体に形成されている。突部3はコネクタ嵌合方向の前後両側にテーパ状の傾斜面3a,3bを有し、各傾斜面3a,3bの間に頂面3cを有している。突部3は内壁面15からコネクタ嵌合室6内に突出している。
【0013】
アーム2の下面2bはアーム2の先端側から基壁8に向けてやや下向きに傾斜しており、アーム2の付根に向かうにつれてアーム2の板厚が漸次増大して、上向き(コネクタ嵌合室6の内側に向けて)の復元力が発揮される。アーム2の撓み空間14はクサビ状を呈している。アーム2の長さは端子9の突出長さよりもやや短く、コネクタ嵌合室6の1/3程度の長さである。
【0014】
図2の如く、雌型のコネクタハウジング7のコネクタ嵌合室6内には上下二段に複数本の雄型の端子9が並列に配置され、各端子9はバスバー10に続いている。コネクタ嵌合室6を構成する下側の壁部16の幅方向中央に前記外壁部11が外向きに膨出形成され、外壁部11とその幅方向両側の壁部16とで凹状の壁部17が構成され、凹状の壁部17の内側の空間(凹溝)18内に前記アーム2が撓み可能に位置している。アーム2の先端側の突部3はコネクタ嵌合室6の内壁面15よりもコネクタ嵌合室6内に高く突出して位置している。アーム2の下面2bは凹溝18内で斜め下向きに延びている。凹溝18の内面とアーム2の下面2bとの間にクサビ状の撓み空間14が構成されている。
【0015】
図1,図2で、19は、突部3を成形するために基壁8に形成された型抜き孔である。20は、コネクタ嵌合室6の前部開口21に形成されたガイド面取である。図2で、凹溝18の左右両側には、相手側の雄型のコネクタハウジング22の突条23(図1)を係合させる一対のガイド溝24が形成されている。
【0016】
図2で、コネクタ嵌合室6の上側の壁部25の幅方向中央にロック壁部(ロック手段)12が位置している。ロック壁部12はアーム2に対向して位置している。ロック壁部12の内側には凹溝26が形成され、凹溝26内に相手側の雄コネクタハウジング22のロックアーム27(図1)が挿入される。28は、雄コネクタハウジング22の垂直な位置決め板29(図3)に対するガイド溝である。
【0017】
前記下側の壁部16はコネクタ嵌合室6の左右両側の垂直な壁部30に一体に続いている。左右の壁部30はコネクタ嵌合室6の内壁をなすものである。左右の壁部30には、コネクタ嵌合室6の高さ方向中央部において、ガタ防止用の第二,第三のアーム(以下アームという)31,32が対向して設けられている。各アーム31,32は、図1にも示す如く、壁部30の長手方向中間部から後方(コネクタ離脱方向)に向けて真直に延びている。アーム31,32(図2)の上下及び前方において壁部30は略コの字状に切欠(33)されている。
【0018】
アーム2の先端側にはガタ防止用の突部34,35が一体に設けられ、突部34,35は基壁8の近傍に位置し、且つコネクタ嵌合室6の内側に突出している。各アーム31,32は各壁部30と一体に形成され、各アーム31,32の内側面は各壁部30の内側面と同一面に位置している。突部34,35は前後にテーパ状の傾斜面34a,34b(図1参照、図2の突部35は傾斜面の図示を省略している)を有している。
【0019】
図2の如く、第二,第三のアーム31,32の外側に外側壁36が壁部30から膨出形成され、アーム31,32の外側面と外側壁36の内側面との間にアームの撓み空間37が構成されている。撓み空間37の隙間寸法は突部34の高さにほぼ等しい。突部34のみが壁部30の内側面からコネクタ嵌合室6内に突出している。第二,第三のアーム31,32の突部34,35は第一のアーム2の突部3と同様に相手側の雄型のコネクタハウジング22の凹部38,39(図4)に係合する。あるいは、凹部38,39(図4)は形成せず、第二,第三のアーム31,32の突部34,35を相手側の雄型のコネクタハウジング22の平坦な外壁面40に押接させることも可能である。
【0020】
図1の如く、雄型のコネクタ4は、合成樹脂製の雄型のコネクタハウジング22と、コネクタハウジング22の前端部に装着される合成樹脂製のフロントホルダ41と、コネクタハウジング22の後部開口42から端子収容室43内に挿着される雌型の端子60(図5)と、コネクタハウジング22の長手方向中間部に、コネクタ嵌合方向とは直交する方向に装着される端子二重係止用のスペーサ44とで構成される。
【0021】
コネクタハウジング22の前端寄りにおいて、下側の外壁45に、前記第一のアーム2の突部3に対する係合用の凹部5が形成されている。凹部5は、突部3の前後の傾斜面3a,3bと同じ角度の傾斜面5a,5bを後側と前側に有している。凹部5の中央部は薄肉の外壁45を貫通し、この貫通部5cに突部3の頂面3cが位置して、突部3が凹部5に隙間なく密着する。本例の凹部5は前後がテーパ状の貫通孔である。凹部5は凹溝や貫通しない穴部であってもよい。外壁45の前端には、アーム2の突部3の前側の傾斜面3aに対する摺接用のガイド傾斜面47が形成されている。
【0022】
薄肉の外壁45の後側に厚肉の壁部48が一体に続き、壁部48と一体に端子係止用の可撓性の係止ランス49が下段の端子収容室43内において前方に向けて突出形成されている。係止ランス49と外壁45との間にランス49の撓み空間50が構成されている。上段の端子収容室43においては、上下の端子収容室43を隔てる隔壁51に係止ランス49が一体に形成されている。
【0023】
上段の端子収容室43の上側の壁部52に両持ち式のロックアーム(ロック手段)27が一体に設けられている。ロックアーム27の前部寄りに、前記ロック壁部12に対するロック突部53が設けられている。54は、ロック解除用の操作突部である。
【0024】
図3の如く、雄型のコネクタハウジング22の前部開口55にフロントホルダ41が嵌合されて、雄型のコネクタ4の前端壁が構成されている。フロントホルダ41に、相手側の雌型のコネクタ1(図1)の雄型の端子9に対する挿入孔56が設けられている。
【0025】
図4の如く、雄型のコネクタハウジング22の前端寄りにおいて、下側の外壁45の幅方向中央に、前記第一のアーム2の突部3に対する係合用の凹部5が形成されている。凹部5は前後の傾斜面5a,5bと中央の貫通部5cとを有し、貫通部5cの内側に、左右の端子収容室43(図1)を隔てる隔壁57が位置している。外壁45に続く厚肉の壁部48の開口58に端子二重係止用のスペーサ44が挿着されている。
【0026】
また、雄型のコネクタハウジング22の前端寄りにおいて、両側の壁部40に、第二,第三のアーム31,32(図2)の突部34,35に対する係合用の凹部38,39が形成されている。前述の如く凹部38,39を形成せずに、第二,第三のアーム31,32の突部34,35を両側の壁部40の外面に押圧気味に接触させることも可能である。この場合はコネクタ完全嵌合時にアーム31,32は少し撓んでいる。
【0027】
図5の如く、両コネクタ1,4を嵌合させる途中で、第一のアーム2の突部3の前側の傾斜面3aが雄型のコネクタハウジング22の前端のガイド傾斜面47にスムーズに摺接しつつ、アーム2が撓み空間14側に撓み代Lで下向きに撓んで、突部3の頂面3cが外壁45の外面に沿ってスムーズに摺接する。アーム2の上面2aは初期の水平な状態から斜めに傾斜し、アーム2の下面2bは初期の斜め上向きの状態からほぼ水平に位置する。アーム2は上向きの復元力(弾性力)を有している。
【0028】
図5の状態で、雄型の端子9が雌型の端子60内に挿入され、且つロックアーム27のロック突部53がロック壁部12に押接しつつ、ロックアーム27が下向きに撓み、ロック突部53がロック壁部12の下側に沿って前進する。
【0029】
図6の如く、両コネクタ1,4が完全嵌合すると同時に、ロックアーム27が復元して、ロック突部53がロック壁部12の前側に係合する。それと同時に、アーム2が復元し、アーム2の突部3がコネクタハウジング22の外壁45の凹部5に係合する。アーム2はコネクタ未嵌合時の初期状態、すなわち撓みなく水平に突出した状態に復帰する。
【0030】
コネクタハウジング22の外壁45とアーム2とは平行に位置し、外壁45とアーム2の上面2aとの間には若干の隙間が存在する。あるいはアーム2の上面2aが外壁45に弱く接触する。突部3は凹部5に隙間なく密着する。すなわち、突部3の前側の傾斜面3aが凹部5の後側の傾斜面5aに接触し、突部3の後側の傾斜面3bが凹部5の前側の傾斜面5bに接触する。これにより、雄型のコネクタ1が雌型のコネクタ4に対して前後方向すなわち嵌合・離脱方向にガタ付きなく係止される。
【0031】
また、第二,第三のアーム31,32(図2)は第一のアーム2と同様に雄型のコネクタハウジング22の左右の壁部40(図4)と平行に位置し、各アーム31,32の突部34,35が各壁部40の凹部38,39に係合し、それによって雌型のコネクタ1に対する雄型のコネクタ4の左右方向(コネクタ嵌合直交方向)のガタ付きが防止されると共に、前後方向(コネクタ嵌合・離脱方向)のガタ付きが一層強力に抑止される。コネクタ嵌合に際しては、各アーム31,32の突部34,35後側の傾斜面34b(図1参照、図2の突部35は傾斜面の図示を省略している)が雄型のコネクタハウジング22の前端部にスムーズに摺接する。
【0032】
コネクタハウジング22の各壁部40に凹部38,39を設けずに、第二,第三のアーム31,32の突部34,35を各壁部40の外面に押接させた場合は、雌型のコネクタ1に対する雄型のコネクタ4の左右方向のガタ付きが防止される。この場合でも第一のアーム2によって前後方向のガタ付きは確実に防止される。
【0033】
第一のアーム2は撓みのない状態(初期形状の状態)で雄型のコネクタハウジング22の凹部5に係合するから、アーム2の経時的な弾性力の劣化が起こることがなく、長期間に渡って両コネクタ1,4の前後方向のガタ付きが確実に抑えられる。また、アーム2のばね力が弱くても、確実なガタ防止を行うことができるから、アーム2の板厚を薄くでき、且つアーム2の撓み量が少なくてよいから、コネクタの嵌合直交方向のコンパクト化が可能となる。これらの効果は第二,第三のアーム31,32においても同様である。
【0034】
また、図6のコネクタ嵌合状態で、ロックアーム27のロック突部53が雌型のコネクタハウジング7のロック壁部12を越えて、ロックアーム27の上面27aがロック壁部12の内面12aに押接し、且つロックアーム27とは対向する位置(上下方向位置)に第一のアーム2が配置されているから、ロックアーム27と第一のアーム2とで上下方向のガタ付きが確実に防止される。ロックアーム27によってコネクタの後抜けが防止されることは言うまでもない。
【0035】
図6のコネクタ嵌合状態から、ロックアーム27を押圧して撓ませ、雄型のコネクタ4を後方に引っ張ることで、第一のアーム2の突部3の後側の傾斜面3bが凹部5の前側の傾斜面5bにスムーズに摺接しつつ、アーム2が係止解除方向に撓み、雌型のコネクタ4から雄型のコネクタ1がスムーズに離脱される。第二,第三のアーム31,32の後側の傾斜面34bと各凹部38,39の前側の傾斜面との摺接動作と係止解除動作も同様にスムーズに行われる。
【0036】
図7〜図8は、本発明に係るコネクタのガタ防止構造の第二実施例を示すものである。
この構造は、雌型のコネクタハウジング76に第一のアーム(以下アームという)77をコネクタ離脱方向に突出させて設けたことを特徴とするものである。他の構成は概ね第一実施例と同様であるので詳細な説明を省略する。コネクタハウジング76と端子(図示せず)とで雌型のコネクタが構成される。
【0037】
図7の如く、アーム77は、コネクタハウジング76のコネクタ嵌合室78の下側の壁部79をスリット80(図8)で切欠して構成したものであり、コネクタ嵌合室78の入口78a側から後方に向けて真直に延びている。コネクタ嵌合室78の長さ方向のほぼ中間位置においてアーム77の先端側に突部81が設けられ、突部81はコネクタ嵌合室78内に突出して位置している。アーム77の上面77aは壁部79の内壁面96と同一面に位置し、アーム77の下面77bはアーム77の上面77aと平行に位置している。
【0038】
突部81は前例同様に山型状に形成されて、前後に傾斜面81a,81bを有し、各傾斜面81a,81bの間に湾曲状(アール形状)の頂部81cを有している。突部81の下面81dはテーパ状に傾斜してアーム77の下面に続いている。アーム77と外壁部82との間にアーム撓み空間83が形成され、突部81は傾斜状の下面81dによって撓み代が増し、突部81の付根からも撓み可能である。突部81に対する凹部を有する雄型のコネクタは図示を省略するが、前例とほぼ同様のものである。
【0039】
図8の如く、雌型のコネクタハウジング76のコネクタ嵌合室78の両側の壁部84,84に前例同様の第二,第三のアーム85,86が形成されている。第二,第三のアーム85,86は第一のアーム77と同じくコネクタ離脱方向に延び、第一のアーム77と第二,第三のアーム85,86の各基部(付根)の位置と各突部81,87,88の頂部の位置は前後方向(コネクタ嵌合・離脱方向)のずれなくほぼ一致している。
【0040】
第二,第三のアーム85,86はコネクタハウジング76の両側の壁部84と同一面に位置し、各壁部84の内面から各突部87,88がコネクタ嵌合室78内に突出している。両突部87,88は前後の傾斜面87a〜87b,88a〜88bと頂面87c,88cとを有している。第一のアーム81は第二,第三のアーム85,86の中間に位置している。第二,第三のアーム85,86の外側に外側壁89が位置し、各外側壁89と各アーム85,86との間にアーム撓み空間90が構成されている。
【0041】
図7の如く、コネクタ嵌合室78の基壁91には雄型の端子(図示せず)を圧入するための挿通孔92と、アーム77の突部81を一体成形するための型抜き孔93とが形成されている。アーム77に対向して上側の壁部94に、相手側の雄コネクタ(図示せず)のロックアームに対するロック手段であるロック壁部95が形成されている。本例の作用効果は第一実施例と同様であるので説明を省略する。
【0042】
なお、上記各実施例においては、雌型のコネクタハウジング7,76にアーム2,77を設け、雄型のコネクタハウジング22…(第二実施例は図示せず)に、アーム2,77の突部3,81に対する凹部5…を設けたが、これに代えて、雄型のコネクタハウジング22…の下側の外壁45ないし壁部48にアーム(図示せず)を設け、雌コネクタハウジング7,76の壁部11,82に凹部(図示せず)を設けることも可能である。この場合、アームは雄型のコネクタハウジング22…の外壁45…と平行に位置し、突部は外向きに位置する。また、上記雌型のコネクタ1…を機器に対して上向き(垂直)に配置し、雌型のコネクタ1…に対して雄型のコネクタ4…を上下方向に嵌合・離脱させることも可能である。また、本実施例におけるガタ防止構造は、フロントホルダ41やスペーサ44を用いないコネクタや、機器直付けでないコネクタに対しても適用可能である。
【0043】
【発明の効果】
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、一方のコネクタのアームの突部が他方のコネクタの凹部にコネクタ嵌合・離脱方向のガタ付きなく係合することで、両コネクタのコネクタ嵌合・離脱方向のガタ付きが防止され、異音や端子の磨耗やコネクタハウジングの磨耗といった不具合が防止される。また、両コネクタを完全に嵌合させた後は、アーム自体の撓みがなくなり、アームに撓み方向の応力が生じないから、従来のようにアームが永久変形を起こすことがなく、長期間に渡って安定したガタ抑止力が発揮される。また、アームとロックアームとの間で他方のコネクタが一方のコネクタに挟持されるから、コネクタ嵌合直交方向のガタ付きも防止される。
また、請求項2記載の発明によれば、突部と凹部とが前後の傾斜面同士で接触するから、突部が隙間なく凹部に密着し、請求項1におけるコネクタ相互のガタ付きが一層確実に抑止される。また、コネクタを離脱させる際に、突部と凹部の傾斜面同士がスムーズに摺接し、突部が凹部から容易に離脱され、コネクタの離脱作業が容易化する。また、請求項3記載の発明によれば、一方のコネクタのコネクタ嵌合室内に他方のコネクタが嵌合する際に、アームの突部が他方のコネクタの外壁に摺接しつつ外側に撓むから、アームが他方のコネクタの嵌合操作の邪魔にならず、コネクタ嵌合が確実に行われる。また、アームがコネクタ嵌合室に沿って真直に配置されたことで、雄・雌両コネクタの嵌合後はアームの撓み、すなわちアームのコネクタ嵌合・離脱方向の遊びがゼロとなり、コネクタ嵌合・離脱方向のガタが確実に抑止される。また、請求項4記載の発明によれば、アームがコネクタ嵌合室の内壁面と同一面に位置したことで、請求項3に記載したと同様に、雄・雌両コネクタの嵌合後にアームの撓み、すなわちアームのコネクタ嵌合・離脱方向の遊びがゼロとなり、コネクタ嵌合・離脱方向のガタが確実に抑止される。
また、請求項5記載の発明によれば、第二,第三のアームによって請求項1におけるアームとロックアームの配置方向とは直交する方向にも他方のコネクタが挟持され、上下左右のガタ付きが防止される。また、請求項6記載の発明によれば、コネクタ完全嵌合時における第二,第三のアームの撓みが抑えられて、請求項1におけると同様にアームの永久変形が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタのガタ防止構造の第一実施例を示す縦断面図である。
【図2】雌型のコネクタを示す正面図である。
【図3】雄型のコネクタハウジングを示す正面図である。
【図4】雄型のコネクタハウジングを示す下面図である。
【図5】両コネクタが嵌合する途中の状態を示す縦断面図である。
【図6】両コネクタが完全に嵌合した状態を示す縦断面図である。
【図7】コネクタのガタ防止構造の第二実施例における雌型のコネクタハウジングを示す縦断面図である。
【図8】同じく雌型のコネクタハウジングを示す横断面図である。
【図9】従来例を示す斜視図である。
【図10】従来例を示す要部縦断面図である。
【符号の説明】
1 雌型のコネクタ
2,77 アーム(第一のアーム)
3,34,35,81 突部
3a,3b,81a,81b 傾斜面
4 雄型のコネクタ
5 凹部
5a,5b 傾斜面
6,78 コネクタ嵌合室
12,95 ロック壁部(ロック手段)
22 雄型のコネクタハウジング
27 ロックアーム(ロック手段)
30,84 壁部
31,85 第二のアーム
32,86 第三のアーム
45 外壁
Claims (6)
- 一方のコネクタに、ロック壁部が設けられると共に、該ロック壁部とは反対側において、ガタ防止用の突部を前端側に有する可撓性のアームがコネクタ嵌合ないし離脱方向に突出して設けられ、
他方のコネクタに、該ロック壁部の内側に進入する可撓性のロックアームが設けられると共に、該ロックアームとは反対側の外壁に、該突部に対する係合用の凹部が設けられ、
両コネクタの完全嵌合時に、該ロックアームの外面が該ロック壁部の内面に押接すると共に、該突部が該凹部に係合して該アームの撓みが解除された状態で、該凹部の前後の面に該突部の前後の面が密着することを特徴とするコネクタのガタ防止構造。 - 前記凹部の前後の面と前記突部の前後の面とがそれぞれ傾斜面であることを特徴とする請求項1記載のコネクタのガタ防止構造。
- 前記アームが前記一方のコネクタのコネクタ嵌合室に沿って真直に設けられたことを特徴とする請求項1又は2記載のコネクタのガタ防止構造。
- 前記アームが前記コネクタ嵌合室の内壁面と同一面に位置し、前記突部が該内壁面から該コネクタ嵌合室内に突出していることを特徴とする請求項3記載のコネクタのガタ防止構造。
- 前記アームとは90°位相ずれした方向にガタ防止用の可撓性の第二,第三のアームが配設されたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のコネクタのガタ防止構造。
- 前記第二,第三のアームが前記一方のコネクタの両側の壁部と同一面に位置し、該第二,第三のアームの突部が該壁部から突出していることを特徴とする請求項5記載のコネクタのガタ防止構造。
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