JP3538554B2 - 自動倉庫 - Google Patents

自動倉庫

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JP3538554B2
JP3538554B2 JP29733898A JP29733898A JP3538554B2 JP 3538554 B2 JP3538554 B2 JP 3538554B2 JP 29733898 A JP29733898 A JP 29733898A JP 29733898 A JP29733898 A JP 29733898A JP 3538554 B2 JP3538554 B2 JP 3538554B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動倉庫及びその
入庫方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動倉庫はスタッカクレーン方式のもの
と台車方式のものとに大別される。後者の台車方式の自
動倉庫は、例えば特開平3-267203号公報に記載されてい
るように、荷を多数格納できる棚を多段に設けた格納庫
と、各段の棚の前面に沿って水平走行するように多段に
配置した台車とを備えており、格納庫の端部近傍に、各
台車と搬送コンベヤとに荷を載せ換えるためにリフトを
設けている。
【0003】ところで、近年では、スタッカクレーン方
式であると台車方式とを問わず、棚を間口の広い平棚と
すると共に、スタッカクレーンや台車を異なる荷幅の荷
を積載できる構造とすることにより、棚に異なる荷幅の
荷(主として段ボール箱)を混載できるようにすること
が多くなっている。
【0004】この場合、棚は多数の単位エリアに区分さ
れており、各単位エリアに複数個の荷を並べて格納でき
、荷幅の異なる荷を各単位エリアにどのような態様
で混載するかが問題になる。
【0005】一つの態様として、最も荷幅の大きい荷を
基準にして、各単位エリアを、どの荷幅の荷も混載でき
る幅寸法から成る収納ゾーンに区分するものがある。こ
の方法は、荷を、その荷幅に関係なく空いた単位エリア
に格納できるため、制御装置内での格納先の検索が簡単
で入庫速度が速い利点があるが、荷幅の小さい荷が広い
収納ゾーンを専有することがあるため、スペースの利用
効率が悪いという欠点がある。また、台車の走行距離が
長くなるため、入出庫の効率も悪くなる。
【0006】他方、特開平7-309406号公報には、スタッ
カクレーン方式の自動倉庫において、各単位エリアに異
なる荷幅の荷を詰めた状態で混載する入庫方法が記載さ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平7-309406号
公報の構成は、一見すると棚のスペースを有効利用でき
るように思えるが、現実には問題がある。つまり、入庫
した荷は必ず出庫されるのであるが、出庫はランダムに
行われるものであるため、荷幅が大きく異なる荷を混載
した単位エリアからいずれかの荷を取り出すと、残され
た単位エリアには中途半端な収納空間が残ることにな
り、このため、いわば各単位エリアが虫食い状態になっ
て、格納効率の向上を必ずしも期待できない虞があるの
である。
【0008】また、荷をどの単位エリアのどの領域に格
納するかを検索するに当たっては、制御装置において、
各単位エリアにどのグループの荷を格納できるかを一々
比較演算しなければならないため、制御装置内での情報
処理に時間がかかり、このため入庫の処理速度も遅くな
ることになる。本発明は、これらの実情を改善すること
を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、複数個の荷
を格納できる間口の単位エリアが多数並設された棚を多
段に設けた格納庫と、荷幅の異なる荷を任意の単位エリ
アに出し入れできる移載装置とを備えた自動倉庫におい
て、基本的な入庫態様として、荷を荷幅に応じて予め複
数のグループに分類しておき、入庫された荷がどのグル
ープに属するかを検知して、一つの単位エリアには同じ
荷幅グループの荷だけを格納する。
【0010】より具体的には、前記移載装置は、各段の
棚の前面箇所にそれぞれ水平走行自在に配置した台車
と、搬送コンベヤと各台車とに荷を載せ換えるために格
納庫の端部近傍に配置したリフトとから成っている。
【0011】そして、前記制御装置による入庫制御が、
a.前記リフトによる各台車への荷の載せ換えに際して
は、棚の段数を1サイクルとして、1サイクルで全ての
段の台車に順番が来るように載せ換え先を割り付けてい
き、 b.各段の台車で棚に荷を格納するに際しては、単位エ
リアの空き情報に基づいて、出庫口に近い単位エリアか
ら順に格納されるように格納先を割り付けていき、 c.既に荷が格納されている単位エリアに格納するに際
しては、格納先を、既に格納されている荷と同じ荷幅グ
ループの荷が格納されるように割り付ける、という構成
になっている。
【0012】なお、格納庫の一端部の近傍に入庫部と出
庫部とを設けても良いし、入庫部と出庫部とを格納庫の
一端部と他端部とに振り分けて設けても良い。
【0013】
【作用・効果】本発明によると、一つの単位エリアには
同じ荷幅グループの荷だけが格納されるため、各単位エ
リアに荷をできるだけ詰めた状態で格納することがで
き、その結果、棚のスペースを有効利用して格納効率を
向上させることができる。
【0014】また、既に荷が格納されている単位エリア
に荷を格納するに当たっては、荷幅と空き領域との寸法
を一々比較演算する必要はなく、単位エリアがどの荷幅
グループ用であるかを検知すれば足りるから、制御装置
で格納先を検索するに当たっての処理速度も速く、その
結果、入庫速度を向上することができる。
【0015】なお、フリーロケーション方式では、空の
単位エリアに最初に荷が格納されると、その単位エリア
へは最初に格納された荷と同じ荷幅グループの荷が格納
されるように設定される。また、一つの単位エリアから
全ての荷が取り出されると、その単位エリアはどの荷幅
の荷も格納し得る状態に戻ることになる。
【0016】そして、本願発明では、リフトから各台車
に順番に荷を載せ換えていくものであるため、各台車を
効率良く使用することができて、台車方式の利点である
効率的入出庫の利点をフルに発揮して、入庫処理能率を
向上させることができる。
【0017】また、出庫口に近い単位エリアから順に入
庫するものであるため、出庫を迅速に行うことができ、
出庫処理能力も向上できる。
【0018】
【発明の実施形態】次に、本発明の実施形態を図面に基
づいて説明する。
【0019】≪設備の概要≫ 図1は自動倉庫設備の大雑把な平面図であり、自動倉庫
設備は、多数の単位倉庫1を並設した倉庫群と、倉庫群
の並び方向に沿って延びる搬入コンベヤ2と搬出コンベ
ヤ3とを備えている。この場合、搬入コンベヤ2の高さ
を低く、搬送コンベヤ3を高さを高くしている。両コン
ベヤ2,3 は受け渡しゾーン4まで延びており、荷Wは受
け渡しゾーン4でトラックに積み降ろしされる。
【0020】≪単位倉庫の概要≫ 図2(A)は単位倉庫の一端部の概略斜視図、図2(B)は単位
倉庫1の側面図、図3は格納庫の骨組みを表した斜視
図、図4及び図5は単位倉庫の部分平面図はであり、こ
れらの図に示すように、単位倉庫は、相対向して配置し
た一対の格納庫5を備えている。格納庫5は、内外の支
柱6及び水平フレーム7で支持された多段の棚8を備え
ている。
【0021】また、格納庫5の前面には、各棚8と同じ
高さのレール9が多段に設けられており、各段のレール
9の対にはそれぞれ台車10が走行自在に載置されてい
る。棚8はレール9によっても支持されている。レール
9は隣合った支柱6の間に延びる長さのものを直列状に
配置しており、このため、支柱6の箇所には、隣合った
レール9の継ぎ目が位置している。
【0022】格納庫5における各段の棚8は支柱6で仕
切られている。そこで、図2(B)及び図5に示すように、
支柱6で挟まれた部位を、複数の荷Wを間口方向に並べ
て格納できる間口寸法の単位エリア11としている。この
ため、各段の棚8とも、多数の単位エリア11が並設され
た状態になっている。
【0023】各格納庫5の一端部には、各段の棚8から
延長した状態の仮置き棚12を接続しており、その外側
に、コラム13に沿って昇降する第1及び第2の一対のリ
フト(リザーバー)14を、平面視で仮置き棚12と一直線
状に延びるように配置している。リフト14と仮置き棚12
はコンベヤから成っており、コンベヤを駆動することに
より、リフト14と仮置き棚12とに荷Wを移し換えること
ができる。
【0024】搬入コンベヤ2からは各格納庫5に向けて
2本の入庫コンベヤ18が分岐しており、搬出コンベヤ3
からも、各格納庫5に向けて2本の出庫コンベヤ19が分
岐している。各入出庫コンベヤ18,19 は平面視でリフト
14と直列状に並ぶように配置されている。言うまでもな
いが、入庫コンベヤ18と出庫コンベヤ19とは段違い状に
なっている。
【0025】≪台車の概要≫ 図4に示すように、台車10は、型鋼等で形成した平面視
角形の本体枠21と、車軸22で連結された前後一対の車輪
23と、一方の車輪23を駆動するモータ24と、走行方向と
直交した方向に延びる固定式及び可動式のピッキング装
置25a,25b と、可動式ピッキング装置25bを固定式ピッ
キング装置25aに向けて移動調整するモータ26とを備え
ている。
【0026】図4に一点鎖線で示すように、両ピッキン
グ装置25a,25b は棚9に向けて進退動自在な複動式の移
動アーム27を備えており、移動アーム27の両端には、荷
Wを押し引きするためのピッカー28を水平回動自在に取
り付けている。両ピッキング装置25は、1台のモータ29
によって同期して駆動される。
【0027】≪荷の流れ≫ 入庫に際しては、荷Wは、(1) 受け渡しゾーン4、(2)
搬入コンベヤ2、(3) 入庫コンベヤ18、(4) リフト14、
(5) いずれかの段の仮置き棚12、(6) 台車10、(7) いず
れかの格納庫5におけるいずれかの単位エリア11、とい
う順序で格納される。
【0028】出庫に際しては、荷Wは、(1) 棚8、(2)
台車10、(3) 仮置き棚12、(4) リフト14、(5) 出庫コン
ベヤ19、(6) 搬出コンベヤ3、という順序で受け渡しゾ
ーン4に取り出される。説明するまでもないが、本実施
形態では、入庫部と出庫部とは同じ箇所に位置してい
る。
【0029】≪経時的入出庫制御≫ 図6では入出庫量の経時的変化と入出庫制御の関係を示
している。本実施形態の自動倉庫設備は、朝(例えば8
時)から深夜(例えば10〜24時)まで稼働しているうち
で、始業時から昼過ぎまでの第1時間帯では専ら入庫の
みで出庫は殆どなく、昼過ぎから夕方にかけての第2時
間帯では入庫は少しずつ減少する一方で大量の出庫が発
生し、自動倉庫の可動はピークに達している。夕方から
終業までの第3時間帯では、入庫は僅かとなる一方で出
庫要求は相当に発生するという使用形態になっている。
【0030】そこで、入庫量と出庫量との比率に応じて
リフト14や台車10等を効率的に稼働させるべく、リフト
14や台車10等の駆動モードを、時刻に基づいて自動的に
変更している。
【0031】すなわち、第1時間帯では入庫専用モード
が主モードになっており、出庫要求があれば入出庫複合
モードに切り換わって出庫も行い、ある程度の時間(例
えば5分程度)出庫要求が継続しなければ元の入庫専用
モードに復帰させる。
【0032】また、第2時間帯になると入出庫複合モー
ドに切り換わる。更に、第3時間帯になると出庫専用モ
ードを主モードとして、入庫要求があれば入出庫複合モ
ードに切り換わって入庫も行い、ある程度の時間(例え
ば5分程度)入庫要求が継続しない場合には、もとの出
庫専用モードに復帰する。各モードの具体的な内容は次
の通りである。
【0033】入庫専用モードでは、4本の入出庫コンベ
ヤ18,19 は全て稼働しており、また、2つのリフト14
は、仮置き棚12への荷Wの載せ換えが終わると直ちに入
庫コンベヤ18の箇所(原点)に下降して次の荷Wの受け
渡しを受けるように設定されており、更に、台車10は、
荷Wを所定の位置に格納したら直ちに仮置き棚12の箇所
(原点)に戻るように設定されている。
【0034】入出庫複合モードには二つの方法がある。
第1は、2台のリフト14とを入庫専用と出庫専用に分け
るもので、この場合は、入庫コンベヤ18と出庫コンベヤ
19はそれぞれ1本ずつしか使用されないことになる。第
2は、両方のリフト14で入出庫を行うもので、この場合
は4本の入出庫コンベヤ18,19 は共に使用される。
【0035】入出庫複合モードにおいて、リフト14を出
庫モードと入庫モードの切り換える場合、入庫から出
庫、又は出庫から入庫に瞬時に移行できる訳ではなく、
コンピュータを中心とした制御系統の内部での信号処理
の時間や安全確認などのために、切り換えにタイムラグ
が存在する。また、切換のために仮置き台が空くのを待
っておらねばならない。
【0036】効率的に入庫と出庫とを行うためには、両
リフト14を入庫専用と出庫専用に分けて、それぞれタイ
ムラグをなくした状態で駆動するが望ましい場合が多
い。なお、リフト14を入庫用と出庫用とに分けると入出
庫コンベヤ18,19 は1本ずつしか使用されないが、これ
らのコンベヤ18,19 は荷Wを高速で搬送できるので、1
本だけの使用であっても荷が滞留することはない。
【0037】出庫専用モードでは、入出庫コンベヤ18,1
9 は全て稼働している。また、2つのリフト14は、仮置
き棚12への荷Wの載せ換えが終わると直ちに枝コンベヤ
18,19 の箇所に下降して次の荷Wの受け渡しを受けるよ
うに設定されている。なお、コンベヤ2,3,18,19 を双方
向移送可能な形式として、出庫専用モード時と入庫専用
モード時とで移送方向を換えることも可能である。
【0038】≪単位エリアへの荷の割り付け≫ 図6では単位エリアA,B への荷Wの割り付け状態を示し
ている。棚8には、台車5に積載できる範囲で荷幅の異
なる複数個の荷Wを格納できる。
【0039】本実施形態では、荷Wをその荷幅によって
4つのグループに分けており、ひとつの単位エリア11
に、荷幅Lが小さい小グループの荷W1(L≦L1) は6個
格納でき、荷幅Lが中程度の中グループの荷W2(L1<L
≦L2)は5個格納でき、荷幅Lが大きい大グループの荷
W3(L2<L≦L3)は4個格納でき、荷幅Lが特大の特大
グループの荷W4(L3<L≦L4)は3個格納できる。
【0040】従って、各単位エリア11は、小グループの
荷W1を格納する場合は6つの収納ゾーンA1〜A6に均等に
区分され、中グループの荷W2を格納する場合は5つの収
納ゾーンB1〜B5に均等に区分され、大グループの荷W3を
格納する場合は4つの収納ゾーンC1〜C4に均等に区分さ
れ、特大グループの荷W4を格納する場合は3つの収納ゾ
ーンD1〜D3に均等に区分される。
【0041】図6の特大グループの第2ゾーンF2に代表
して示すように、各ゾーンA1・・・D3において、荷Wは
その大きさに関係なくその一側面が常に各ゾーンA1・・
・D3の片側に位置している。これは、台車10における固
定式ピッキング装置25aを原点として、各ゾーンA1・・
・D3の位置を設定しているからである(この点は後述す
る)。
【0042】≪入庫方法≫ リフト14で各台車10に荷Wを載せ換えるに際しては、1
段目の台車10から最上段の台車10に向けて順番に載せ換
えていく。これにより、特定の台車10に駆動が集中した
り、遊休台車10が出現したりすることなく、各台車10を
均等に効率良く駆動させることができる。
【0043】特定の段の棚8が満杯の場合は、その段の
棚8への格納はできないので、次の段の台車10に載せ換
えることになる。また、特定の段の荷Wに出庫要求が集
中している場合、出庫を優先させて、入庫は次の段に移
行させることもできる。
【0044】なお、1サイクルで全ての台車10に荷Wが
均等に割り付けられればよく、必ずしも下から上に向か
う必要はない。従って、最上段の台車から最下段の台車
に向けて載せ換える順序にしても良いし、飛び飛びの状
態で載せ換えても良い。
【0045】図示してないが、例えば入庫コンベヤ18の
終端部や仮置き棚12等の適当な箇所に光電スイッチ群等
のセンサーを設ける等して、荷Wがどの荷幅グループに
属するかを検知できるようにしておく。台車10にセンサ
ーを設けて、リフト14からの移し換え時に荷幅を検出し
ても良い。
【0046】各段において格納先(台車10の移動先)を
割り付けるに当たっては、図5に一点鎖線の矢印Sに示
すように、左右列の格納庫5のうちいずれかに優先順位
を付けておいて、リフト14に近い単位エリア11から順
に、両格納庫5について格納可能な格納エリア11を交互
に検索していく。
【0047】従って、図8に示すように、一方の格納庫
5を1列、他方の格納庫5を2列、水平方向に向かった
単位エリア11の位置を連として表示すると、荷Wを搬入
順に格納するに当たっては、一個目の荷Wの格納先は、
1列1段1連→2列1段1連→1列1段2連→2列1段
2連→1列1段3連・・・2列1段n連という順序で検
索されていき、2個目の荷の格納先は、1列2段1連→
2列2段1連→1列2段2連→2列2段2連→1列2段
3連・・・2列2段n連という順序で検索されていく。
【0048】各単位エリア11における各ゾーンA1〜FDの
検索も、リフト14に近い順から行われる(従って、各単
位エリア11においても、リフト14に近いゾーンから順に
格納される)。
【0049】従って、単位倉庫1における格納番地は、
列、段、連、ゾーンという4つの種類によって特定さ
れ、格納済の場合は、番地と荷Wの特定コードとが対に
なって制御装置(コンピュータ)に記憶され、空き情報
は、番地と荷幅グループとが対になって制御装置に記憶
される。
【0050】一つの段にある荷幅の荷Wを格納するにお
いて、いずれの単位エリア11にも同じ荷幅グループの荷
が格納されていない場合には、空の単位エリア11のうち
リフト14に最も近い単位エリア11に格納される。格納す
べき荷Wと同じグループの荷Wがどこかの単位エリア11
に既に格納されており、しかも、その単位エリア11に空
きゾーンがある場合は、荷Wは、空きゾーンのある単位
エリア11に優先して格納される。同じ段に空きゾーンの
ある単位エリア11が複数ある場合は、リフト14に近い単
位エリア11に優先して格納される。
【0051】一つの単位エリア11に格納していた荷Wが
全て取り出されたら、グループに関する記憶は消去さ
れ、その単位エリア11にはどのグループの荷も格納しう
る状態に戻る。
【0052】≪具体例≫ 荷Wの格納先の具体的な割付け例を述べる。以下の説明
では、荷Wの搬入順序を1から始まる整数で表示し、荷
の属するグループを小、中、大、特(特大の略)と表示
し、例えば5番に大の荷が流れてきた場合には
と表示する。
【0053】そして、格納庫が完全に空の状態で、図8
に示すように、「1特→2特→3小・・・・41中→42中
→43特」の順序で荷Wが流れてきたと仮定する。
【0054】この場合、棚の段数が5段であると仮定す
ると、荷Wは、図9に示すように割り付けられていく。
数字を若い順に追っていくと、荷Wが下段から上段に向
けて順番に格納されていることが分かる。また、同じ段
の単位エリアに既に同じグループの荷Wが格納されてい
る場合は、リフト14に近い単位エリア11にまとまって格
納されていることが分かる。
【0055】なお、入出庫複合モードでは、同じ段にお
いて入庫と出庫の要求があった場合は、台車10は往路で
入庫して復路で出庫するのが望ましい。
【0056】≪入出庫ピーク時の処理≫ 図7の第2時間帯では入出庫が集中して自動倉庫の可動
がピーク状態になっており、この状態では、搬送コンベ
ヤ2には次々に荷Wが投入される一方、出庫要求も続出
している。
【0057】そして、入庫用のトラックは格納庫5への
荷Wの格納を待たなくても回送できるが、出庫用のトラ
ックは荷Wが来るまで待機しておらねばならないため、
配送の迅速化及びコスト低減のためには出庫を優先させ
て、できるだけ迅速に出庫用トラックに荷Wを積み込む
必要がある。
【0058】そこで、台車10を効率的に稼働させるため
の手段として、各段における台車10の出庫/入庫の運転
比率(単位時間当たりの出庫数と入庫数の比率)を、そ
の段の棚8に格納できる荷数と既に格納している荷数の
比率に対応して変更する。例えば棚8に格納許容個数の
50%が格納されている場合は、5:3程度の割合で出庫
数を入庫数よりも多くする。
【0059】これにより、リフト14及び台車10の能力を
フルに発揮させて、搬入路2,18での荷Wの滞留をできる
だけ抑制した状態で多くの荷Wを出庫することができ
る。
【0060】≪その他≫ 上記の説明は格納庫の一端部に入庫部と出庫部とを設け
た場合であったが、図1に一点鎖線で示すように、格納
庫5の他端部側に出庫コンベヤ19と搬出コンベヤ3とを
設けて、入庫部と出庫部とを格納庫の両側に振り分けて
配置しても良い。この場合は、荷Wの格納先は、図1で
左側の単位エリアから右側の単位エリアに向けて順に割
り付けられていく。
【0061】リフトや仮置き棚は図示のようなコンベヤ
方式に限らず、プッシャー方式などでも良い。また、本
発明はスタッカクレーン方式の自動倉庫にも適用でき
る。
【0062】≪台車の停止位置の制御≫ 次に、台車10の停止位置の制御について、図11〜図1
6を参照して説明する。
【0063】ところで、自動倉庫においては、スタッカ
クレーンや台車のような移載用の移動体を棚の所定箇所
に正確に停止させる必要がある。このための停止手段と
しては、例えば特開平7-237718号には、スタッカクレー
ン方式の自動倉庫において、スタッカクレーンの走行位
置をロータリエンコーダによって検出することに併せ
て、棚に設けたマークをスタッカクレーンに設けたセン
サーで読み取ることが記載されている。
【0064】他方、特開平3-143805号公報には、マーク
を読み取る手段として、スタッカクレーンに、マークの
一端部と他端部とに対応した2個のセンサーを設け、こ
れら両センサーがオンになった状態を停止位置とすると
共に、両センサーでマークをカウントすることにより、
スタッカクレーンのおおまかな位置を検知することが記
載されている。
【0065】特開平7-237718号のようにロータリエンコ
ーダとセンサーとを併用しているのは、スタッカクレー
ンや台車の走行距離が長く、しかも、ロータリエンコー
ダのローラがスリップしたりレールから浮いたりするこ
とがあって、ロータリエンコーダだけでは走行位置を正
確に検出できないことがあるからである。
【0066】また、特開平3-143805号公報において2個
のセンサーでマークを検知しているのは、スタッカクレ
ーンや台車は高速で走行することから、センサーで読取
るためにはマークにはある程度の幅寸法が必要である一
方、センサーで検知できる範囲は僅かしかないため、セ
ンサーが1個だけであると、マークの広い範囲でセンサ
ーがONになったままになって、誤差が大きいためであ
る。
【0067】しかし、従来のように2個のセンサーで停
止位置の確認とマークのカウントとを行う構成では、精
度の高い高価なセンサーでないと高速でのマークのカウ
ントを行うことができないという問題があった。本実施
形態の停止位置制御装置及び方法は、この問題を解消
きる。
【0068】本実施形態では、棚と、その前面に沿って
設けたレール上を走行する移載用の台車(移動体の一
例)とを備えており、前記台車に、レールと接触して回
転するローラを備えたロータリエンコーダを設けた自動
倉庫において、前記レール(又はレールに沿って設けた
部材)に、台車の停止位置を確認するためのマークを適
当な間隔で多数設ける一方、前記台車に、マークの一端
部に対応した第1センサーと、マークの他端部に対応し
た第2センサーと、これら両センサーの間に配置された
第3センサーとを備えたセンサー群が設けられた構成に
なっている。
【0069】この構成の停止位置検出装置は、第1セン
サーと第2センサーとで台車の停止位置を検出し、この
停止位置に基づいて、前記ロータリエンコーダによる走
行位置の検出値のずれを補正し、更に、第1センサーと
第3センサー又は第2センサーと第3センサーとの複数
のセンサーによってマークをカウントすることにより、
台車のおおまかな走行位置を検出するという方法で使用
することができる。
【0070】本実施形態のによると、3個のセンサーの
うち2個ずつを停止位置確認とマークカウントとに使用
するものであるため、精度の高い高価な高速センサーを
使用しなくても、安価な汎用センサーを使用して高速で
マークをカウントすることができ、その結果、荷の搬送
速度を速くして入出庫能率を向上できる。
【0071】また、精度の高くないセンサーを使用でき
ることにより、レールの継ぎ目を誤ってマークとして検
知することもなく、誤検出も防止できる。次に、図11〜
図15に基づいて、具体的な構成を説明する。
【0072】.概要 図11は台車10の平面図、図12のうち (A)は図11の XII-X
II視断面図、 (B)は (A)の B-B視断面図であり、両図に
示すように、台車10のうち一つの車輪23の近傍にエンコ
ーダ装置31を設けている。エンコーダ装置31は、レール
9上を転動するローラ33と、このローラ33の回転をパル
スとしてカウントするロータリエンコーダ34とを備えて
おり、ロータリエンコーダ34でカウントしたパルス数を
距離に換算することにより、台車10の位置(すなわち、
基準位置(原点位置)からの距離)を検出することがで
きる。
【0073】図13は図11のXIII−XIII視断面図、図14
(A) のうち (A)は図13のIVA-XIVA視図、 (B)は図13のIV
B-XIVB視図であり、これらの図に示すように、レール9
の内側板9cには、前記したマークの一例として、多数の
切欠き32a,32b ・・32hを形成している。他方、台車10
の本体フレーム21には、前記切欠き32a,32b ・・32hを
検知するための3個のセンサーS1,S2,S3を設けている。
センサーS1,S2,S3は反射式などを使用できる。
【0074】.切欠きの間隔 図14(A) に示すように、切欠き32a,32b ・・32hの間隔
を異ならせている。この点をまず説明する。
【0075】棚8には大きさの異なる荷Wを格納するこ
とができるが、この場合、一つの単位単位エリア11には
同じ程度の大きさのグループの荷Wが格納されるように
している。従って、図15に模式的に示すように、例えば
一つの単位単位エリア11に3個の荷Wを格納したり、4
個の荷Wを格納したりというように、荷Wの大きさに応
じて単位単位エリアに格納できる荷Wの個数が異なる。
【0076】この場合、単位単位エリアを格納し得る荷
Wの最大個数で等分し、一つの荷Wごとに収納ゾーンを
設定することになる。この場合、本実施形態では、固定
式のピッキング装置25aが各収納ゾーンの端部に位置す
るように、移動台車5を制御している。
【0077】すなわち、図15の場合であると、実線と一
点鎖線との表示の対比から容易に理解できるように、荷
Wは、その大きさに関係なく、各載置スペースごとに右
端を基準にして格納されている。なお、隣合った荷Wの
間、及び最端部に位置した荷Wと内側縦フレーム6との
間には、少なくとも、ピッキング装置25a,25b のアーム
26が通過するための間隔Eの隙間が空いている。
【0078】レール9はすべての単位単位エリア11の箇
所で同じ構造であるため、各単位単位エリア11に何個の
荷Wを載せた場合でも、各収納ゾーンの基準位置を検知
できる必要がある。この場合、切欠き32a ・・の間隔を
例えば50mmや 100mmのように短い寸法に設定しておけ
ば、全ての収納ゾーンに対応した切欠きを設定すること
ができると考えられる。
【0079】ところが、移動台車10は高速で走行するた
め、センサーS1,S2,S3で確実に検知するためには各切欠
き32a,32b ・・・の横幅寸法Sは例えば80mm程度の値が
必要であり、このため、切欠き32a,32b ・・・の間隔を
小さくすることには自ずと限界がある。
【0080】そこで、切欠き32a,32b ・・・の間隔P1,P
2 を異ならせて、図15に示すように、単位単位エリアを
幾つの収納ゾーンに区分した場合でも、全ての収納ゾー
ンがいずれかの切欠き32a,32b ・・・と重なり合うよう
に設定している。換言すると、一つの切欠きで複数の収
納ゾーンの検知に利用するように設定している。これに
より、少ない個数の切欠き32a,32b ・・・で、全ての収
納ゾーンの基準位置を検出することができる。
【0081】図示のように単位単位エリアに荷Wを3〜
6個おけるように区分した場合で、かつ、レール9の長
さ(隣合った内側縦フレーム6の軸心間の間隔が)が26
00mm程度の場合であると、P1= 200mm、P2= 400mm程
度に設定することにより、各収納ゾーンの停止基準位置
を検知することができる。念のために具体的な荷Wの出
し入れを説明すると、次の通りである。
【0082】.具体的な割り付け 例えば6個の荷Wを出し入れする場合には、A1〜A6の6
つの収納ゾーンが存在するから、第1収納ゾーンA1は第
1切欠き32aで基準位置を検知し、第2収納ゾーンA2は
第2切欠き32bで基準位置を検知するというように、第
7切欠き32g以外の6つの切欠きを検知に使用する。
【0083】そして、各切欠き32a,32b ・・と各収納ゾ
ーンA1,A2 ・・・の端部との間隔寸法は分かっているか
ら、各切欠き32a,32b ・・を検知してから、前記間隔寸
法に基づいて移動台車5の位置を補正することにより、
固定式ピッキング装置26aが各収納ゾーンA1,A2,・・・
の端部に位置するように制御する。
【0084】また、5個の荷Wを格納する場合は5つの
収納ゾーンB1,B2 ・・・があるから、これらの収納ゾー
ンB1,B2 ・・・と重なりあう5つの切欠き32a,32b,32d,
32f,32g を検知に利用する。
【0085】4個の荷Wを格納する場合の4つの収納ゾ
ーンC1,C2,C3,C4 の位置の検出も、3個の荷Wを格納す
る場合の3つの収納ゾーンD1,D2,D3の位置の検出も、い
ずれかの切欠きを利用して行う。
【0086】.切欠きとセンサーとの関係 3つのセンサーS1,S2,S3と切欠きとの関係は図14(B) に
示している。なお、この図では切欠きの符号は32に統一
しており、以下の説明でも32と表示する。
【0087】3個のセンサーS1,S2,S3は、切欠き32の一
端部に対応した第1センサーS1と切欠き32の他端部に対
応した第2センサーS2と切欠き32の中央部に対応した第
3センサーS3の関係になっており、第1センサーS1と第
2センサーS2とがONのときを基準位置として、ロータ
リエンコーダ34のパルス数に基づいた距離の補正(修
正)を行う。
【0088】そして、切欠き32をカウントすることによ
って目的とする単位エリア11の収納ゾーンに走行するに
おいて、3個のセンサーのうち、第1センサーS1と第3
センサーS3と(又は第2センサーS2と第3センサーS3)
とを使用して、両者がONになると一つの切欠き32を通
過したというようにしてカウントして行く。
【0089】より具体的には、図14(B) の矢印Aの方向
に走行する場合は、第1センサーS1と第3センサーS3と
を使用し、矢印Bの方向に走行する場合は、第2センサ
ーS2と第3センサーS3とを使用してカウントする。
【0090】そして、目的とする収納ゾーンの一つ前の
切欠き32を検知してから減速して、第1センサーS1と第
2センサーS2とが共にONになった点で停止させる。図
16では台車10の走行の制御のフローチャートを示してい
る。図でSはステッフの略である。ステップ3のマーク
カウントは、目的する収納ゾーンの箇所の切欠き32のを
カウントを示している。
【0091】なお、マーク手段は切欠きに限らず、突起
や反射シートなどの他のものでも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動倉庫設備の大雑把な平面図である。
【図2】 (A)は単位倉庫の斜視図、 (B)は側面図であ
る。
【図3】格納庫の骨組みを示す斜視図である。
【図4】単位倉庫の部分平面図である。
【図5】格納庫の大雑把な平面図である。
【図6】単位エリアへの荷の割り付けパターンを示す図
である。
【図7】時刻と入出庫モードとの関係を示す図である。
【図8】単位エリア群の表示の仕方を示す斜視図であ
る。
【図9】荷の入荷順序の例を示す図である。
【図10】荷の格納先の割り付け例を示す図である。
【図11】台車の平面図である。
【図12】 (A)は図11の XII-XII視断面図、 (B)は (A)
の B-B視断面図である。
【図13】図11のXIII−XIII視断面図である。
【図14】 (A)は図13の XIVA-XIVA視図、 (B)は図13の
XIVB-XIVB視図である。
【図15】荷の大きさと格納位置との関係を示す図であ
る。
【図16】台車の走行制御のフローチャートである。
【符号の説明】
1 単位倉庫 2 搬入コンベヤ 3 搬出コンベヤ 5 格納庫 10 台車 11 単位エリア A1〜D3 格納ゾーン 14 リフト 18 入庫コンベヤ 19 出庫コンベヤ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個の荷を格納できる間口の単位エリア
    が多数並設された棚を多段に設けた格納庫と、荷幅の異
    なる荷を任意の単位エリアに出し入れできる移載装置
    と、移載装置を制御する制御装置とが備えられており、 荷を荷幅に応じて予め複数のグループに分類しておき、
    入庫された荷がどのグループに属するかを検知して、一
    つの単位エリアには同じ荷幅グループの荷だけが格納さ
    れるように入庫制御が行われる自動倉庫であって、 前記移載装置は、各段の棚の前面箇所にそれぞれ水平走
    行自在に配置した台車と、搬送コンベヤと各台車とに荷
    を載せ換えるために格納庫の端部近傍に配置したリフト
    とから成っており、 前記制御装置による入庫制御が、 a.前記リフトによる各台車への荷の載せ換えに際して
    は、棚の段数を1サイクルとして、1サイクルで全ての
    段の台車に順番が来るように載せ換え先を割り付けてい
    き、 b.各段の台車で棚に荷を格納するに際しては、単位エ
    リアの空き情報に基づいて、出庫口に近い単位エリアか
    ら順に格納されるように格納先を割り付けていき、 c.既に荷が格納されている単位エリアに格納するに際
    しては、格納先を、既に格納されている荷と同じ荷幅グ
    ループの荷が格納されるように割り付ける、 という構成になっている、 自動倉庫。
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