JP2007217116A - 倉庫システム - Google Patents

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Abstract

【課題】保管棚に対する物品の入出庫作業を効率的に行うことができ、この入出庫作業の時間を短縮することができる倉庫システムを提供する。また、その製造コストを低減させることができる倉庫システムを提供する。
【解決手段】外部から物品を保管棚10へ搬送するための入庫口30および保管棚10から物品を外部へ搬出するための出庫口40がそれぞれ複数設けられている。主案内レール71から分岐した複数の分岐案内レール72がそれぞれ各入庫口30および各出庫口40に接続するよう敷設されている。無人搬送車60は複数設けられており、各々が主案内レール71および各分岐案内レール72上を走行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の無人搬送車を用いた倉庫システムに関し、とりわけ保管棚に対する物品の入出庫作業を効率的に行うことができる倉庫システムに関する。
従来より、無人搬送車を用いて保管棚への物品の搬入およびこの保管棚からの物品の搬出を行うような倉庫システムが知られている(例えば、特許文献1等参照)。
従来の倉庫システムの一例について、図10乃至図12を用いて説明する。図10は、従来の倉庫システムの構成の概略を示す上面図であり、図11は、図10の倉庫システムのB−B矢視断面図である。また、図12は、図10の倉庫システムの領域Cにおける拡大上面図であって、無人搬送車が複数設けられたときの状態を示す上面図である。
図10乃至図12に示すように、従来の倉庫システムは、物品を保管するための保管棚80と、外部から物品を保管棚80へ搬入するための入庫口82と、保管棚80から物品を外部へ搬出するための出庫口84とを備えている。保管棚80の近傍には、入庫口82にある物品を保管棚80に搬送するとともに保管棚80から出庫口84に物品を搬送するための移動自在のスタッカークレーン86が設けられており。また、保管棚80の外方には、物品を搬送するための無人搬送車(Automatic Guided Vehicie、AGV)88が設けられている。さらに、保管棚80の外方には、無人搬送車88を案内するための案内レール90が敷設されている。
図10および図11に示すように、保管棚80はいわゆる本棚のような形状のものであり、一対の保管棚80が間隔をあけて対向するよう立設されている。各保管棚80は、鉛直方向(図11の上下方向)および長手方向(図11の左右方向)において複数段設けられた棚部分81から構成されている。各棚部分81は例えば一つの物品が保管されるようになっている。
図10に示すように、一対の保管棚80のうち一方の保管棚80の側方には入庫口82が設けられており、他方の保管棚80の側方には出庫口84が設けられている。また、これらの保管棚80の間にはスタッカークレーン86が配設されており、このスタッカークレーン86は保管棚80の長手方向に沿って移動自在となっている。
入庫口82および出庫口84の近傍に案内レール90が敷設されている。この案内レール90は、保管棚80の長手方向に対して垂直方向に伸びるよう床面に敷設されている。
物品を積んでいる無人搬送車88は、上流側から保管棚80に向かって移動し、入庫口82の前で停止する。そして、載積している物品をこの入庫口82上に積み下ろす。
一方、空荷状態である無人搬送車88は、上流側から保管棚80に向かって移動し、出庫口84の前で停止する。そして、出庫口84にある物品を積み上げてこの無人搬送車88に載積させるようにする。
入庫口82には、無人搬送車88から積み下ろされた物品を、スタッカークレーン86により持ち上げ可能な位置に移動させるためのコンベアや台車等の入庫設備(図示せず)が設けられている。同様に、出庫口84には、スタッカークレーン86から積み下ろされた物品を無人搬送車88により持ち上げ可能な位置に移動させるためのコンベアや台車等の出庫設備(図示せず)が設けられている。
特開2004−277062号公報
しかしながら、図10および図11に示すような従来の倉庫システムにおいて、作業効率を向上させるために無人搬送車88を複数用いた場合には、以下のような問題が生じる。すなわち、入庫口82および出庫口84は一対の保管棚80に対応するようそれぞれ一つずつしか設けられていないので、図12に示すように一の無人搬送車88が入庫口82へ物品の積み下ろしを行っている間、後段にある他の無人搬送車88はこの積み下ろし作業が終わるまで待機しなければならない。このため、無人搬送車88を複数用いているにもかかわらず、保管棚80に対する物品の搬出入作業の効率が悪いという問題がある。
また、入庫口82および出庫口84にコンベアや台車等の入出庫設備を設ける必要があり、倉庫システム自体の製造コストが高くなってしまうという問題がある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、保管棚に対する物品の入出庫作業を効率的に行うことができ、この入出庫作業の時間を短縮することができる倉庫システムを提供することを目的とする。また、本発明の他の目的は、その製造コストを低減させることができる倉庫システムを提供することにある。
本発明は、物品を保管するための保管棚と、外部から物品を前記保管棚へ搬入するための複数の入庫口と、前記保管棚から物品を外部へ搬出するための複数の出庫口と、前記保管棚の近傍に配設され、前記入庫口にある物品を前記保管棚に搬送するとともに前記保管棚から前記出庫口に物品を搬送する移動自在の搬送装置と、前記保管棚の外方に配設された、物品を搬送するための複数の無人搬送車と、前記保管棚の外方に敷設され、前記各無人搬送車を案内する主案内レールと、前記主案内レールから分岐して前記各入庫口および前記各出庫口にそれぞれ接続するよう敷設された、前記無人搬送車を案内する複数の分岐案内レールと、を備えたことを特徴とする倉庫システムである。
このような倉庫システムによれば、入庫口および出庫口がそれぞれ一つしか設けられていない場合と比較して一の無人搬送車が前段の他の無人搬送車による物品の積み下ろしまたは積み上げ作業のために一時的に待機する必要がなくなり、複数の無人搬送車で滞りなく物品の入出庫作業を行うことができるようになる。このため、保管棚に対する物品の入出庫作業を効率的に行うことができ、この入出庫作業の時間を短縮することができる。
上述の倉庫システムにおいては、前記搬送装置はスタッカークレーンからなることが好ましい。
上述の倉庫システムにおいては、前記各入庫口および各出庫口は、前記保管棚の最下段棚部分に設けられていることが好ましい。
上述の倉庫システムにおいては、前記各入庫口および各出庫口は、前記主案内レールと平行となるよう一列に設けられていることが好ましい。
上述の倉庫システムにおいては、前記各入庫口および各出庫口は交互に配置されていることが好ましい。
本発明は、物品を保管するための保管棚と、前記保管棚の最下段棚部分に設けられた、外部から物品を前記保管棚へ搬入するための入庫口と、前記保管棚の最下段棚部分に設けられた、前記保管棚から物品を外部へ搬出するための出庫口と、前記保管棚の近傍に配設され、前記入庫口にある物品を前記保管棚に搬送するとともに前記保管棚から前記出庫口に物品を搬送する移動自在の搬送装置と、前記保管棚の外方に配設された、物品を搬送するための無人搬送車と、前記入庫口および前記出庫口にそれぞれ接続するよう前記保管棚の外方に敷設され、前記無人搬送車を案内する案内レールと、を備えたことを特徴とする倉庫システムである。
このような倉庫システムによれば、入庫口および出庫口が保管棚の最下段棚部分に設けられているので、入庫口や出庫口に通常は設置すべきコンベアや台車等の入出庫設備が不要となり、倉庫システムの製造コストを低減させることができる。
上述の倉庫システムにおいては、前記搬送装置はスタッカークレーンからなることが好ましい。
本発明の倉庫システムによれば、保管棚に対する物品の入出庫作業を効率的に行うことができ、この入出庫作業の時間を短縮することができる。また、本発明の他の倉庫システムによれば、その製造コストを低減させることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1乃至図9は、本発明による倉庫システムの実施の形態を示す図である。
このうち、図1は、本実施の形態の倉庫システムの構成の概略を示す上面図であり、図2は、図1の倉庫システムのA−A矢視断面図であって、入庫口にある物品がスタッカークレーンのフォーク部分により持ち上げられる際の状態を示す断面図であり、図3は、図1の倉庫システムのA−A矢視断面図であって、無人搬送車により物品が入庫口に載置される際の状態を示す断面図であり、図4は、図1の倉庫システムに用いられるスタッカークレーンの正面図である。また、図5乃至図9は、図1の倉庫システムにおける、物品が外部から保管棚に保管される際の動作を順に示す上面図である。
図1乃至図3に示すように、倉庫システムは、物品を保管するための保管棚10と、外部から物品を保管棚10へ搬入するための入庫口30と、保管棚10から物品を外部へ搬出するための出庫口40とを備えている。保管棚10の近傍には、入庫口30にある物品を保管棚10に搬送するとともに保管棚10から出庫口40に物品を搬送するための移動自在の搬送装置50が設けられており。また、保管棚10の外方には、物品を搬送するための無人搬送車(Automatic Guided Vehicie、AGV)60が複数設けられている。さらに、保管棚10の外方には、無人搬送車60を案内するための案内レール70が敷設されている。
以下、このような倉庫システムの各構成要素の詳細について説明する。
保管棚10は、図2および図3に示すように、例えば一つの物品を保管するための棚部分11が複数個積層されて構成されている。ここで、保管棚10の最下段の棚部分は物品を保管するために用いられるのではなく、後述の入庫口30または出庫口40として用いられるようになっている。図2等に示すように、複数個積層された棚部分11の組合せ体12が横方向に複数組連結されて、いわゆる本棚のような形状の保管棚10が構成されている。図1に示すように、一対の保管棚10が互いに向き合うよう配設されている。
入庫口30は、外部から物品を保管棚10の各棚部分11へ搬入するためのものであり、図2等に示すように保管棚10の最下段の棚部分に設けられている。出庫口40は、保管棚10の各棚部分11から物品を外部へ搬出するためのものであり、入庫口30と同様に保管棚10の最下段の棚部分に設けられている。図1に示すように、入庫口30および出庫口40はそれぞれ複数設けられている。具体的には、各入庫口30および各出庫口40は一列に設けられており、これらの入庫口30および出庫口40は交互に配置されている。
搬送装置50は、前述のように入庫口30にある物品を保管棚10に搬送するとともに保管棚10から出庫口40に物品を搬送するためのものであり、例えばスタッカークレーン51から構成されている。このスタッカークレーン51の構成を図4に示す。図4に示すように、スタッカークレーン51は、天井レール52と、天井レール52に沿って移動自在となるよう当該天井レール52から垂下されたガイドフレーム53と、昇降自在にガイドフレーム53に取り付けられ、物品を保持することができるフォーク(荷台)54と、前記フォーク54に設けられ、このフォーク54の昇降を行う運転部55とを有している。
図2に示すように、スタッカークレーン51は、入庫口30にある物品をフォーク54で持ち上げることによりこの物品を保持して保管棚10の棚部分11に搬送するようになっている。また、当該スタッカークレーン51は、棚部分11にある物品をフォーク54で持ち上げることによりこの物品を保持して出庫口40に搬送するようになっている。
無人搬送車60は、無人で物品を搬送するための、すなわち自動的に物品を搬送するための搬送台車からなり、一対の保管棚10の外方に配設されている。この無人搬送車60は、後述の案内レール70上を走行するようになっている。本実施の形態の倉庫システムにおいては、このような無人搬送車60が複数設けられている。無人搬送車60は、外部から物品を各入庫口30に搬送するとともに、各出庫口40から物品を外部へ搬送するようになっている。
図3に示すように、無人搬送車60は、案内レール70上を走行する走行台車61と、この走行台車61上に載置され、鉛直方向上方に伸縮するようになっているリフタ部62とを有している。無人搬送車60が入庫口30または出庫口40にあるときにリフタ部62が鉛直方向上方に伸びることにより入庫口30または出庫口40にある物品が持ち上げられて保持されるようになっている。
案内レール70は、一本の主案内レール71と、この主案内レール71から分岐した複数の分岐案内レール72とから構成されている。この主案内レール71および複数の分岐案内レール72は、それぞれ一対の保管棚10の外方に敷設されている。
図1に示すように、主案内レール71は、一列に設けられた複数の入庫口30および出庫口40の組合せ体と平行に延びるよう敷設されている。一方、各分岐案内レール72は、主案内レール71から垂直方向に分岐して入庫口30または出庫口40に接続するよう敷設されている。
外部にある物品を保管棚10に保管するにあたり、外部から送られた物品はまず主案内レール71上にある無人搬送車60に載置され、この無人搬送車60は主案内レール71上を走行して入庫口30に接近し、次に分岐案内レール72が接続された分岐点に無人搬送車60が到着するとこの無人搬送車60は分岐案内レール72上を走行して入庫口30に到着するよう各レールが構成されている。一方、物品を保管棚10から外部に搬出するにあたり、無人搬送車60は出庫口40に到達してこの出庫口40にある物品を持ち上げ、分岐案内レール72上および主案内レール71上を順に走行して、この無人搬送車60は出庫口40から遠ざかるよう各レールが構成されている。
主案内レール71における分岐案内レール72への分岐点の上流側には、無人搬送車60の通過を検出する検出センサ73が設けられている。この検出センサ73は、主案内レール71と分岐案内レール72との間で走行ルートの切り替えを行う分岐切り替え器(図示せず)を制御する管理コンピュータに接続されている。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について図5乃至図9を用いて説明する。最初に、外部にある物品を保管棚10に保管させる動作について以下に説明する。
まず、図5に示すように、物品を積んだ1台目の無人搬送車60aが主案内レール71の上流側から保管棚10に向かって走行する。この無人搬送車60aが主案内レール71上の検出センサ73を通過すると、このことが検出センサ73により検出され、図示しない管理コンピュータにこの検出情報が送られる。管理コンピュータは、図6に示すように無人搬送車60aが複数の分岐案内レール72のうちの一つの分岐案内レール72aに向かって走行するよう、分岐切り替え器に制御信号を送って無人搬送車60aの走行ルートの切り替えを行う。
図7に示すように、主案内レール71および一の分岐案内レール72aを順に走行した無人搬送車60aは一の入庫口30aに到達する。この入庫口30aにおいて無人搬送車60aから物品が入庫口30aへ積み下ろされる。
このような1台目の無人搬送車60aによる物品の積み下ろし作業が行われている間に、図8に示すように物品を積んだ2台目の無人搬送車60bが主案内レール71の上流側から保管棚10に向かって走行する。この無人搬送車60bが主案内レール71上の検出センサ73を通過すると、このことが検出センサ73により検出され、前述の管理コンピュータにこの検出情報が送られる。管理コンピュータは、図9に示すように2台目の無人搬送車60bが複数の分岐案内レール72のうちの一つの分岐案内レール72b(前述の分岐案内レール72aとは異なる分岐案内レール)に向かって走行するよう、分岐切り替え器に制御信号を送って無人搬送車60bの走行ルートの切り替えを行う。この際に、2台目の無人搬送車60bは1台目の無人搬送車60aが搬送された一の入庫口30aとは異なる他の入庫口30bに到達するよう、管理コンピュータは無人搬送車60bの走行ルートの切り替えを行う。
同様にして物品を積んだ3台目以降の無人搬送車60が主案内レール71の上流側から保管棚10に向かって走行し、この際に、他の無人搬送車60が存在しないような入庫口30に到達するようこの無人搬送車60の走行ルートの切り替えが行われる。このことにより、主案内レール71の上流側から送られた複数の無人搬送車60を滞りなく各入庫口30に走行させることができる。
各入庫口30に載置された物品はスタッカークレーン51により持ち上げられ、保管棚10のうち所定の棚部分11に搬送される。このようにして、物品が保管棚10の各棚部分11に保管されるようになる。
次に、保管棚10に保管された物品を外部に搬出する動作について以下に説明する。
まず、スタッカークレーン51により保管棚10の各棚部分11に保管された物品を持ち上げて各出庫口40まで搬送する。
次に、空荷状態である1台目の無人搬送車60が主案内レール71の上流側から保管棚10に向かって走行する。この無人搬送車60が主案内レール71上の検出センサ73を通過すると、このことが検出センサ73により検出され、管理コンピュータにこの検出情報が送られる。管理コンピュータは、無人搬送車60が複数の分岐案内レール72のうちの一つの分岐案内レール72に向かって走行するよう、分岐切り替え器に制御信号を送って無人搬送車60の走行ルートの切り替えを行う。そして、主案内レール71および一の分岐案内レール72を順に走行した無人搬送車60は一の出庫口40に到達する。この出庫口40において当該出庫口40にある物品が無人搬送車60に積まれる。
このような1台目の無人搬送車60による物品の積み上げ作業が行われている間に、空荷状態である2台目の無人搬送車60が主案内レール71の上流側から保管棚10に向かって走行する。この無人搬送車60が主案内レール71上の検出センサ73を通過すると、このことが検出センサ73により検出され、管理コンピュータにこの検出情報が送られる。管理コンピュータは、2台目の無人搬送車60が複数の分岐案内レール72のうちの一つの分岐案内レール72に向かって走行するよう、分岐切り替え器に制御信号を送って無人搬送車60の走行ルートの切り替えを行うが、この際に、2台目の無人搬送車60は1台目の無人搬送車60が搬送された一の出庫口40とは異なる他の出庫口40に到達するよう、無人搬送車60の走行ルートの切り替えを行う。
同様にして物品を積んだ3台目以降の空荷状態の無人搬送車60が主案内レール71の上流側から保管棚10に向かって走行し、この際に、他の無人搬送車60が存在しないような出庫口40に到達するようこの無人搬送車60の走行ルートの切り替えが行われる。このことにより、主案内レール71の上流側から送られた複数の無人搬送車60を滞りなく各出庫口40に走行させることができる。
以上のように本実施の形態の倉庫システムによれば、外部から物品を保管棚10へ搬送するための入庫口30および保管棚10から物品を外部へ搬出するための出庫口40がそれぞれ複数設けられており、主案内レール71から分岐した複数の分岐案内レール72がそれぞれ各入庫口30および各出庫口40に接続するよう敷設されている。このため、入庫口30および出庫口40がそれぞれ一つしか設けられていない場合と比較して一の無人搬送車60が前段の他の無人搬送車60による物品の積み下ろしまたは積み上げ作業のために一時的に待機する必要がなくなり、複数の無人搬送車60で滞りなく物品の入出庫作業を行うことができるようになる。このため、保管棚10に対する物品の入出庫作業を効率的に行うことができ、この入出庫作業の時間を短縮することができる。
また、本実施の形態の倉庫システムによれば、入庫口30および出庫口40が保管棚10の最下段棚部分に設けられているので、入庫口30や出庫口40に通常は設置すべきコンベアや台車等の入出庫設備が不要となり、倉庫システムの製造コストを低減させることができる。
本実施の形態による倉庫システムは、上記の態様に限定されるものではなく、様々の変更を加えることができる。
例えば、搬送装置50はスタッカークレーン51に限定されることはなく、搬送装置50として、入庫口30にある物品を保管棚10に搬送するとともに保管棚10から出庫口40に物品を搬送することができるものであれば他の機構のものを用いることもできる。
また、無人搬送車60として、リフタ部62を有するリフタ式のものに限定されることはなく、例えばコンベア移載方式またはフォーク移載方式の他の機構のものを用いることもできる。
本実施の形態の倉庫システムの構成の概略を示す上面図である。 図1の倉庫システムのA−A矢視断面図であって、入庫口にある物品がスタッカークレーンのフォーク部分により持ち上げられる際の状態を示す断面図である。 図1の倉庫システムのA−A矢視断面図であって、無人搬送車により物品が入庫口に載置される際の状態を示す断面図である。 図1の倉庫システムに用いられるスタッカークレーンの正面図である。 図1の倉庫システムにおける、物品が外部から保管棚に保管される際の動作に係る第1の状態を示す上面図である。 図1の倉庫システムにおける、物品が外部から保管棚に保管される際の動作に係る第2の状態を示す上面図である。 図1の倉庫システムにおける、物品が外部から保管棚に保管される際の動作に係る第3の状態を示す上面図である。 図1の倉庫システムにおける、物品が外部から保管棚に保管される際の動作に係る第4の状態を示す上面図である。 図1の倉庫システムにおける、物品が外部から保管棚に保管される際の動作に係る第5の状態を示す上面図である。 従来の倉庫システムの構成の概略を示す上面図である。 図10の倉庫システムのB−B矢視断面図である。 図10の倉庫システムの領域Cにおける拡大上面図であって、無人搬送車が複数設けられたときの状態を示す上面図である。
符号の説明
10 保管棚
11 棚部分
12 棚部分の組合せ体
30 入庫口
40 出庫口
50 搬送装置
51 スタッカークレーン
52 天井レール
53 ガイドフレーム
54 フォーク
55 運転部
60 無人搬送車
61 走行台車
62 リフタ部
70 案内レール
71 主案内レール
72 分岐案内レール
73 検出センサ
80 保管棚
81 棚部分
82 入庫口
84 出庫口
86 スタッカークレーン
88 無人搬送車
90 案内レール

Claims (7)

  1. 物品を保管するための保管棚と、
    外部から物品を前記保管棚へ搬入するための複数の入庫口と、
    前記保管棚から物品を外部へ搬出するための複数の出庫口と、
    前記保管棚の近傍に配設され、前記入庫口にある物品を前記保管棚に搬送するとともに前記保管棚から前記出庫口に物品を搬送する移動自在の搬送装置と、
    前記保管棚の外方に配設された、物品を搬送するための複数の無人搬送車と、
    前記保管棚の外方に敷設され、前記各無人搬送車を案内する主案内レールと、
    前記主案内レールから分岐して前記各入庫口および前記各出庫口にそれぞれ接続するよう敷設された、前記無人搬送車を案内する複数の分岐案内レールと、
    を備えたことを特徴とする倉庫システム。
  2. 前記搬送装置はスタッカークレーンからなることを特徴とする請求項1記載の倉庫システム。
  3. 前記各入庫口および各出庫口は、前記保管棚の最下段棚部分に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の倉庫システム。
  4. 前記各入庫口および各出庫口は、前記主案内レールと平行となるよう一列に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の倉庫システム。
  5. 前記各入庫口および各出庫口は交互に配置されていることを特徴とする請求項4記載の倉庫システム。
  6. 物品を保管するための保管棚と、
    前記保管棚の最下段棚部分に設けられた、外部から物品を前記保管棚へ搬入するための入庫口と、
    前記保管棚の最下段棚部分に設けられた、前記保管棚から物品を外部へ搬出するための出庫口と、
    前記保管棚の近傍に配設され、前記入庫口にある物品を前記保管棚に搬送するとともに前記保管棚から前記出庫口に物品を搬送する移動自在の搬送装置と、
    前記保管棚の外方に配設された、物品を搬送するための無人搬送車と、
    前記入庫口および前記出庫口にそれぞれ接続するよう前記保管棚の外方に敷設され、前記無人搬送車を案内する案内レールと、
    を備えたことを特徴とする倉庫システム。
  7. 前記搬送装置はスタッカークレーンからなることを特徴とする請求項6記載の倉庫システム。
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