JP3535642B2 - 水性架橋硬化型建築用シーリング材 - Google Patents

水性架橋硬化型建築用シーリング材

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JP3535642B2 JP34278395A JP34278395A JP3535642B2 JP 3535642 B2 JP3535642 B2 JP 3535642B2 JP 34278395 A JP34278395 A JP 34278395A JP 34278395 A JP34278395 A JP 34278395A JP 3535642 B2 JP3535642 B2 JP 3535642B2
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meth
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    • C08L43/04Homopolymers or copolymers of monomers containing silicon
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保存安定性が良
く、耐久性に優れた水性架橋硬化型建築用シーリング材
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アクリル系建築用シーリング材には、溶
剤タイプとエマルジョンタイプの2種類が主として使用
されているが、この内、溶剤タイプはケトン系、エステ
ル系、脂肪族系、芳香族系等の有機溶剤が使用されてお
り、消防法の危険物に該当するため、貯蔵及び取扱い上
の管理が大変であり、かつ環境面ではVOC規制の問題
がある。従って、大気汚染上好ましくなく、溶剤を殆ど
含まない非危険物のエマルジョンタイプが多く使用され
ている。しかし、エマルジョンタイプのシーリング材
も、乾燥硬化型で、共重合体が未架橋であるため、強度
を得ようとするとゴム弾性が乏しくなり、温度変化によ
る被着体の伸縮に追随できず、伸縮が繰り返されるとク
ラックが入ったり、被着体との接着面が剥離したりして
シール性が損なわれるという問題がある。この問題を改
良するため、アクリル系共重合体にカルボキシル基を導
入し、架橋剤として亜鉛華を用いてカルボキシル基を亜
鉛架橋させ、共重合体にゴム弾性を付与することが行わ
れているが、亜鉛架橋は共重合体の柔軟性を低下させる
ので耐久性がまだ充分とはいえず、より耐久性の高いシ
ーリング材が求められてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のような状況か
ら、本発明は、アルコキシシリル基含有アクリル系エマ
ルジョンに着目し、これを使用することにより耐久性に
優れた水性架橋硬化型建築用シーリング材を提供しよう
としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記の課題
を解決するため鋭意検討の結果、建築用シーリング材の
ビヒクルとしてアルコキシシリル基含有アクリル系エマ
ルジョンを使用すること、このエマルジョン中のアクリ
ル系共重合体の平均分子量を5万以上とすること、ガラ
ス転移温度を−70〜−20℃とすること、エマルジョンの
固形分濃度を50重量%以上とすることにより、これらの
課題が解決されることを見出し、アルコキシシリル基含
有アクリル系エマルジョン、充填剤の種類、量について
試験を行い本発明に至った。
【0005】本発明の水性架橋硬化型建築用シーリング
材は前記の課題を解決したものであり、これは、平均分
子量が5万以上であり、−70〜−20℃のガラス転移温度
を持ち、かつアルコキシシリル基を有するアクリル系共
重合体を含有し、固形分濃度が50重量%以上であるアル
コキシシリル基含有アクリル系エマルジョンがその固形
分として 100重量部、及び充填剤が 100〜 600重量部配
合された組成物である。
【0006】以下に本発明についてさらに詳しく説明す
る。本発明におけるアルコキシシリル基含有アクリル系
エマルジョンは本発明の水性架橋硬化型建築用シーリン
グ材のビヒクルを構成するものであり、(イ)炭素数1
〜18個のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルキ
ルエステル及び(ロ)アルコキシシリル基含有ラジカル
重合性単量体さらには(ハ)必要に応じて使用されるそ
の他のラジカル重合可能な単量体を共重合させて得られ
たエマルジョンが通常用いられる。
【0007】(イ)成分の(メタ)アクリル酸アルキル
エステルはアクリル系共重合体の骨格を形成させるため
の主成分となるラジカル重合性単量体であり、具体例と
して、アクリル酸又はメタクリル酸のメチル、エチル、
プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、オクチ
ル、2−エチルヘキシル、ラウリル又はステアリルエス
テルなどをあげることができ、これらの群から選ばれる
1種又は2種以上の単量体を使用することができる。
【0008】(ロ)成分のアルコキシシリル基含有ラジ
カル重合性単量体は、下記一般式で表されるものが通常
用いられる。
【化1】 (ここで、Xはラジカル重合性官能基、R1、R2は炭素数
1〜4のアルキル基、nは1〜3の整数を示す。)
【0009】具体的には、アクリル酸又はメタクリル酸
と有機シランとのエステルであるγ−(メタ)アクリロ
キシプロピルトリメトキシシラン、γ−(メタ)アクリ
ロキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−(メタ)
アクリロキシプロピルジメチルメトキシシラン、γ−
(メタ)アクリロキシプロピルトリエトキシシラン、γ
−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジエトキシシラ
ン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルジメチルエトキ
シシラン;ビニルトリメトキシシラン、ビニルメチルジ
メトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルメ
チルジエトキシシラン;トリメトキシシリルスチレン、
ジメトキシメチルシリルスチレン、トリエトキシシリル
スチレン、ジエトキシメチルシリルスチレン等が例示さ
れる。これらの中では、(a)γ−(メタ)アクリロキ
シプロピルトリメトキシシランから選択されるシランな
らびに(b)γ−(メタ)アクリロキシプロピルメチル
ジメトキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピル
メチルジエトキシシラン及びγ−(メタ)アクリロキシ
プロピルトリエトキシシランから選択されるシランを、
(a)成分のシラン/(b)成分のシランの重量比が60
/40〜0/100となるように使用するのが特にエマルジ
ョンの保存安定性の点で好ましい。
【0010】これら(ロ)成分の単量体は、1種のみ又
は2種以上を組み合わせて用いることができるが、エマ
ルジョンの保存安定性と硬化物のゴム弾性からみて、そ
の使用量はラジカル重合性単量体全量の 0.1〜10重量%
とするのが好ましい。(ロ)成分の量がラジカル重合性
単量体全量の 0.1重量%未満では硬化したシーリング材
の架橋密度が低いため柔らかくてゴム弾性に乏しく、ま
た10重量%を超えると架橋が過多になって逆に脆くな
り、伸縮の繰り返しに耐えられなくなるし、エマルジョ
ンの保存安定性も損なわれる。
【0011】(ハ)成分のその他のラジカル重合性単量
体は、必要に応じてエマルジョンの安定性、充填剤との
混和性、シーリング材の被着体との密着性、モジュラス
等の諸物性の向上のために用いられるが、本発明の目的
を損なわないため、(ハ)成分はラジカル重合性単量体
全量の20重量%以下の使用量とする。このような単量体
としては具体的に、アクリル酸、メタクリル酸、無水マ
レイン酸等のカルボキシル基又はその無水物基含有単量
体、アクリル酸又はメタクリル酸のエステル、アミド及
びその他の2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等の
ヒドロキシル基含有単量体、(メタ)アクリルアミド、
N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N−メトキシ
メチル(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル
(メタ)アクリルアミド、ダイアセトン(メタ)アクリ
ルアミド等のアミド基含有単量体、ジメチルアミノエチ
ル(メタ)アクリレート等のアミノ基含有単量体、メト
キシエチル(メタ)アクリレート、ブトキシエチル(メ
タ)アクリレート等のアルコキシル基含有単量体、グリ
シジル(メタ)アクリレート、グリシジルアリルエーテ
ル等のグリシジル基含有単量体、ジビニルベンゼン、ア
リル(メタ)アクリレート、エチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アク
リレート、ブタンジオールのジ(メタ)アクリレート、
ヘキサンジオールのジ(メタ)アクリレート等の1分子
中にラジカル重合性不飽和基を2個以上有する単量体、
酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステル単
量体、スチレン、ビニルトルエン、α−メチルスチレン
等の芳香族ビニル単量体、アクリロニトリル、メタクリ
ロニトリル等のシアン化ビニル単量体、塩化ビニル、臭
化ビニル等のハロゲン化ビニル単量体などが例示され、
これらの中から1種又は2種以上が用いられる。
【0012】アルコキシシリル基含有アクリル系エマル
ジョンに導入されているアルコキシシリル基は水中で徐
々に加水分解してシラノール基を生成し、水の蒸発とと
もにシラノール基同士の脱水縮合、あるいはシラノール
基とアルコキシシリル基の脱アルコール縮合によりアク
リル系共重合体の分子内又は分子間にシロキサン結合(S
iOSi) による架橋が生成する。このシロキサン架橋はカ
ルボキシル基の亜鉛架橋(-COOZnOCO-)に比べ格段に弾性
及び柔軟性に富み、耐久性に優れたシーリング材が得ら
れる。さらに、シラノール基は無機充填剤との親和性が
強く、充填剤の分散を容易にして高充填化による肉やせ
の減少がはかれるし、無機系の被着体との接着性を大幅
に向上させることができる。
【0013】シリコーン系、変性シリコーン系の非エマ
ルジョンタイプには、上記反応を利用した湿気硬化タイ
プがあるが、従来のエマルジョンタイプでは保存中に加
水分解、縮合反応が進行しやすく、これを抑制すること
は困難であった。この好ましくない反応を抑えるには、
前述のような種類と量比、あるいはラジカル重合性単量
体全量中の割合で、(ロ)成分のアルコキシシリル基含
有ラジカル重合性単量体を使用するのが望ましいことが
わかった。さらに、後述するコア/シェル重合法や、エ
マルジョンのpHの調整もこの目的に有効である。
【0014】アルコキシシリル基含有アクリル系エマル
ジョン中のアクリル系共重合体のガラス転移温度(以下
Tgと略す)はシーリング材の特性の点から−70〜−20℃
とされるが、好ましくは−60〜−30℃である。Tgが−70
℃よりも低いと硬化物が柔らかすぎて耐汚染性、硬化物
強度が劣り、−20℃よりも高いと硬化物がシーリング材
としては硬くなるため、柔軟性、ゴム弾性が低下し、被
着体の伸縮に追随できなくなり、被着体からの剥離やク
ラックが発生しシール性が損なわれる。また、アクリル
系共重合体の平均分子量(ポリスチレン換算重量平均分
子量)は硬化物の特性から5万以上とされる。平均分子
量が5万未満ではゴム弾性が不充分で上記と同様の現象
によりシール性が損なわれる。さらに、エマルジョンの
固形分濃度は50重量%以上とされる。50重量%未満では
相対的にシーリング材中の揮発分が多くなり、乾燥時の
肉やせが大きくなって、これもまたシール性を低下させ
る原因となる。
【0015】アルコキシシリル基含有アクリル系エマル
ジョンは、通常の乳化重合法により製造できる。即ち、
単量体を一括して重合させる一括重合法、単量体単独又
はイオン交換水、界面活性剤と共に乳化した単量体乳化
液の追加重合法、コアとシェルの単量体組成を変えたコ
ア/シェル重合法、連続的に単量体組成を変えて重合す
るパワー重合法等が例示される。保管中のアルコキシシ
リル基の架橋反応の進行を抑えるには、コア/シェル重
合法も有用である。
【0016】乳化重合時に使用する界面活性剤として
は、アルキル又はアルキルアリル硫酸塩、アルキル又は
アルキルアリルスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク
酸塩等のアニオン性界面活性剤、アルキルトリメチルア
ンモニウムクロライド、アルキルベンジルアンモニウム
クロライド等のカチオン性界面活性剤、ポリオキシエチ
レンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレンカルボン酸エステ
ル等のノニオン性界面活性剤などが例示される。これら
の界面活性剤は1種のみ用いても2種以上を併用しても
よいが、その量が少なすぎると製造したエマルジョンに
凝塊物が多く発生するようになるし、得られる硬化物も
良好な物性を示さないようになる。また、多すぎる場合
にもエマルジョンの粒径が細かくなってエマルジョンの
粘度が上りすぎるし、硬化物の耐水性も悪くなってく
る。従って、界面活性剤の使用量は全単量体 100重量部
に対し0.5〜15重量部が好ましく、特には1〜7重量部
が好ましい。
【0017】また、本発明で使用されるエマルジョンか
ら形成される硬化物の耐水性等の耐久性を著しく向上さ
せ、溶液タイプに近い性能を得るためには、重合時に界
面活性剤として反応性界面活性剤を使用するのが好まし
い。この反応性界面活性剤の例としては、特開昭54-144
317 、特開昭55-115419 、特開昭62-34947、特開昭58-2
03960 、特開平4-53802 、特開昭62-104802 、特開昭49
-40388、特開昭52-134658 、特公昭49-46291各号公報等
に記載されているアニオン性反応性界面活性剤、および
特開昭53-126093 、特開昭56-28208、特開平4-50204 、
特開昭62-104802 、特開昭50-98484各号公報等に記載さ
れている非イオン性反応性界面活性剤、あるいは第4級
アンモニウム塩や第3級アミン塩の基とラジカル重合性
基とを含むカチオン性反応性界面活性剤などが挙げられ
る。
【0018】本発明で使用されるラジカル重合開始剤と
しては過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム等の過硫酸
塩、過酸化水素水、t−ブチルハイドロパーオキシド、
アゾビスアミジノプロパンの塩酸塩等の水溶性タイプ、
ベンゾイルパーオキシド、キュメンハイドロパーオキシ
ド、ジブチルパーオキシド、ジイソプロピルパーオキシ
ジカーボネート、クミルパーオキシネオデカノエート、
クミルパーオキシオクトエート、アゾビスイソブチロニ
トリル等の油溶性タイプなどが例示される。さらに必要
に応じ、酸性亜硫酸ナトリウム、ロンガリット、L−ア
スコルビン酸等の還元剤を併用したレドックス系も使用
することができる。この重合開始剤の使用量は全単量体
100重量部に対して通常は 0.1〜10重量部とすればよい
が、好ましくは 0.5〜5重量部である。
【0019】重合は通常10〜90℃の温度で行われる。ア
ルコキシシリル基含有アクリル系エマルジョン及びシー
リング材の製造あるいは保管中において、アルコキシシ
リル基の加水分解や縮合による架橋反応を抑えるために
は、製造中あるいは保管中のエマルジョン、シーリング
材のpHを6〜8にコントロールすることが好ましい。さ
らには、前記したように、アルコキシシリル基導入の際
の、(a)成分のシラン/(b)成分のシランの重量比
が60/40〜0/100 であることが特に好ましい。また、
コア/シェル重合法も好ましい方法である。すなわち、
コア部にアルコキシシリル基含有単量体を共重合させ、
アルコキシシリル基を含まないシェル部でコア部を保護
するか、又は反応性の高いトリメトキシシリル基含有単
量体をコア部に共重合させ、反応性の低いジメトキシシ
リル基、トリエトキシシリル基、ジエトキシシリル基を
含有する単量体をシェル部に共重合させる方法がある。
【0020】本発明で使用される充填剤としては、炭酸
カルシウム、酸化チタン、炭酸バリウム、珪酸マグネシ
ウム、硫酸カルシウム、シリカ、セライト、クレー、タ
ルク、マイカ、アルミナ等が例示され、これらの1種又
は2種以上が使用される。その使用量はエマルジョンの
固形分 100重量部に対して 100〜 600重量部とされる。
100重量部未満では、配合物中の揮発分が多くなり、乾
燥性が悪く、また肉やせが大きくなり、 600重量部を超
えると配合物の粘度が高すぎたり、充填剤の分散不良を
おこしやすくなる。
【0021】本発明のシーリング材の配合には、さらに
必要に応じて湿潤剤、分散剤、可塑剤、消泡剤、凍結防
止剤等適宜添加することができる。これらの中で消泡効
果のある湿潤剤としてアセチレンアルコール、アセチレ
ングリコール及びそれらのエチレンオキサイド付加物等
が例示される。本発明のシーリング材は、以上に説明し
た成分を公知の高粘度用混合機により混合、分散させる
ことにより製造できる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を例を
あげて説明するが、本発明は実施例に限定されるもので
はない。なお、例中の部及び配合と濃度に関する%はそ
れぞれ重量部と重量%を示す。また、得られた各エマル
ジョン及びシーリング材についてその特性を下記の方法
で測定又は計算した。
【0023】(1)エマルジョンの特性 共重合体のガラス転移温度(Tg) 共重合体のTgを下記の Foxの式より算出した。 1/Tg=Σ(Wi/Tgi ) Tg:共重合体のガラス転移温度(°K) Tgi :単量体成分(i)の単独重合体のガラス転移温度
(°K) Wi:共重合体中の成分(i)の重量分率 平均分子量 GPCによりポリスチレン換算の重量平均分子量として
求めた。 固形分濃度 エマルジョンを 105℃×1時間乾燥した時の不揮発分を
固形分として計算した。 保存安定性 エマルジョンを50℃×30日間保存した後の造膜しうる最
低温度を理学工業社製の最低造膜温度測定機で測定し、
保存前のエマルジョンの最低造膜温度と比較した。上昇
温度の幅により下記の基準で表示した。 ◎:5℃以下、〇:5℃超〜15℃、×:15℃超 充填剤混和性 エマルジョンを固形分換算で 100部容器に入れ、イオン
交換水で濃度が55%になるように調整した後、30%ポリ
アクリル酸ソーダ5部及びジオクチルフタレート50部を
投入し、ディスパーで攪拌しながら炭酸カルシウムを添
加した。エマルジョンの凝固、充填剤の分散不良等の異
常が発生しない状態での炭酸カルシウムの最大添加量を
測定し下記の基準で表示した。 ◎: 500部以上、〇: 400部以上 500部未満、△: 250
部以上 400部未満、×: 250部未満
【0024】(2)シーリング材の特性 配合物の保存安定性 下記の配合例1又は2で配合した配合物を50℃×30日間
保存した前後の粘度変化を測定し、下記の基準で表示し
た。 ◎:初期の粘度の10%以内、〇:初期の粘度の10%超〜
20%以内、×:初期の粘度の20%超 配合例1:エマルジョン(固形分換算) 100部、30%ポ
リアクリル酸ソーダ5部、ジオクチルフタレート50部、
炭酸カルシウム 350部、合計 505部 配合例2:配合例1にさらに亜鉛華 0.5部を添加、合計
505.5部 加熱減量、初期耐水性 JIS A 5758に準拠して測定した。なお、加熱減量の%は
重量%、初期耐水性は下記の基準で表示した。 ◎:浸漬水が透明、〇:浸漬水がわずか濁る、×:浸漬
水が濁る 耐水性 前記の保存安定性の測定のために調製した配合物をガラ
ス板上にアプリケーターを用いて塗膜厚さが約 100μm
になるように塗工し、20℃×65%RHで28日間養生した
後、30℃×14日間の後養生を行った試料を50℃の温水に
7日間放置して表面状態を観察し下記の基準で表示し
た。 ◎:異常なし、〇:わずかブリスター発生、×:多数の
ブリスター発生 耐久性 JIS A 5758のアクリルエマルジョンタイプ乾燥硬化1成
分形で区分7020に準拠して、プライマー処理したモルタ
ル板で試験し、繰り返し回数を下記の基準で表示した。 ◎:3000回以上、〇:2500回以上3000回未満、△:2000
回以上2500回未満、×:2000回未満
【0025】
【実施例】
実施例1 攪拌機、コンデンサー、温度計及び窒素ガス導入口を備
えた重合容器に、脱イオン水82部及びpH緩衝剤として炭
酸ソーダ0.03部、ホウ酸 0.3部を仕込み、攪拌しながら
60℃に昇温させたのち窒素置換した。これにロンガリッ
ト0.15部、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウムの1%
水溶液0.09部、硫酸第1鉄の1%水溶液0.03部を添加す
ると同時に、アクリル酸ブチル63部、アクリル酸2−エ
チルヘキシル30部、γ−アクリロキシプロピルメチルジ
メトキシシラン7部、下記構造式で示される反応性界面
活性剤アクアロンRN−20(第一工業製薬社製商品名)
3.2部、アクアロンHS−10(第一工業製薬社製商品
名) 1.4部及びt−ブチルハイドロパーオキシド(純分
69%) 0.3部の混合液 104.9部を内温を60℃に保持しな
がら3時間かけて攪拌下に均一に添加し、さらに60℃で
1時間反応させて重合を終了した。得られたエマルジョ
ンの固形分濃度は55.3%、pH 7.2であった。
【化2】 上記で得られたエマルジョン及びシーリング材の特性は
表1、表2に示すとおりであった。
【0026】実施例2 攪拌機、コンデンサー、温度計及び窒素ガス導入口を備
えた重合容器に、脱イオン水24部及びpH緩衝剤として炭
酸ソーダ0.03部、ホウ酸 0.3部を仕込み、攪拌しながら
30℃に昇温させたのち窒素置換した。これにL−アスコ
ルビン酸0.15部、硫酸第1鉄の1%水溶液0.03部を添加
すると同時に、アクリル酸ブチル25部、アクリル酸2−
エチルヘキシル70部、γ−メタクリロキシプロピルトリ
メトキシシラン1部、γ−アクリロキシプロピルメチル
ジエトキシシラン2部、アクリロニトリル2部及びt−
ブチルハイドロパーオキシド(純分69%) 0.3部の混合
物をノニオン性界面活性剤ノイゲンEA−170(第一
工業製薬社製商品名) 3.2部、アニオン性界面活性剤レ
ベノールWZ(純分25%、花王社製商品名) 5.6部及び
脱イオン水26部の溶液中に投入し、そしてホモミキサー
で乳化した 135.1部の乳化液の中から 2.7部を重合容器
に加えて重合反応させ、発熱がおさまった後、残りの乳
化液を器内温を30℃に保持しながら 2.5時間かけて攪拌
下に均一に添加し、さらに30℃で1時間反応させてエマ
ルジョンを得た。このエマルジョンを10%アンモニア水
でpH 7.0に中和して固形分濃度65.4%のエマルジョンを
得た。また、得られたエマルジョン及びシーリング材の
特性は表1、表2に示すとおりであった。
【0027】実施例3 攪拌機、コンデンサー、温度計及び窒素ガス導入口を備
えた重合容器に、脱イオン水33部及びpH緩衝剤として炭
酸ソーダ0.03部、ホウ酸 0.3部を仕込み、攪拌しながら
60℃に昇温させたのち窒素置換した。これにロンガリッ
ト0.15部、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウムの1%
水溶液0.09部、硫酸第1鉄の1%水溶液0.03部を添加す
ると同時に、アクリル酸エチル70部、アクリル酸ブチル
27部、スチレン2部、γ−メタクリロキシプロピルトリ
メトキシシラン 0.5部、γ−メタクリロキシプロピルト
リエトキシシラン 0.5部及びt−ブチルハイドロパーオ
キシド(純分69%) 0.3部の混合液をノイゲンEA−1
70(前出) 3.2部、エマールO(花王社製商品名)
1.4部及び脱イオン水35部の溶液中に投入し、そしてホ
モミキサーで乳化した 139.9部の乳化液の中から 2.8部
を重合容器に加えて重合反応させ、発熱がおさまった
後、残りの乳化液を器内温を60℃に保持しながら2.5時
間かけて攪拌下に均一に添加し、さらに60℃で1時間反
応させてエマルジョンを得た。このエマルジョンは固形
分濃度60.1%、pH 7.2であった。また、得られたエマル
ジョン及びシーリング材の特性は表1、表2に示すとお
りであった。
【0028】実施例4、5 実施例3と同様にして表1に示される単量体の種類、量
(部数)で重合を行いエマルジョンを得た。得られたエ
マルジョン及びシーリング材の特性は表1、表2に示す
とおりであった。なお、各エマルジョンは下記のようで
あった。 実施例4:固形分濃度60.0%、pH 7.1 実施例5:固形分濃度59.8%、pH 7.0
【0029】比較例1 攪拌機、コンデンサー、温度計及び窒素ガス導入口を備
えた重合容器に、脱イオン水33部を仕込み、攪拌しなが
ら60℃に昇温させたのち窒素置換した。これにL−アス
コルビン酸0.15部、硫酸第1鉄の1%水溶液0.03部を添
加すると同時に、アクリル酸ブチル68部、アクリル酸2
−エチルヘキシル30部、アクリル酸1部、アクリロニト
リル1部及びt−ブチルハイドロパーオキシド(純分69
%) 0.3部の混合物をノイゲンEA−170(前出)
3.2部、エマールO(前出) 1.4部及び脱イオン水35部
の溶液中に投入し、そしてホモミキサーで乳化した 13
9.9部の乳化液の中から 2.8部を重合容器に加えて重合
反応させ、発熱がおさまった後、残りの乳化液を器内温
を60℃に保持しながら 2.5時間かけて攪拌下に均一に添
加し、さらに60℃で1時間反応させた後、10%アンモニ
ア水でpH 7.0に中和して固形分濃度60.1%のエマルジョ
ンを得た。また、得られたエマルジョン及びシーリング
材の特性は表1、表2に示すとおりであった。
【0030】比較例2 実施例3と同様にして表1に示される単量体の種類、量
(部数)で重合を行いエマルジョンを得た。得られたエ
マルジョン及びシーリング材の特性は表1、表2に示す
とおりであった。なお、エマルジョンは下記のようであ
った。比較例2:固形分濃度60.2%、pH 7.1
【0031】比較例3 攪拌機、コンデンサー、温度計及び窒素ガス導入口を備
えた重合容器に、脱イオン水68部及びpH緩衝剤として炭
酸ソーダ0.03部、ホウ酸 0.3部を仕込み、攪拌しながら
60℃に昇温させたのち窒素置換した。器内温を80℃にさ
らに昇温させた後、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウ
ムの1%水溶液0.09部、硫酸第1鉄の1%水溶液0.03部
を添加すると同時に、アクリル酸ブチル52部、アクリル
酸2−エチルヘキシル45部、γ−アクリロキシプロピル
トリメトキシシラン1部、γ−メタクリロキシプロピル
トリエトキシシラン2部、ノイゲンEA−170(前
出)3.2部、エマールO(前出) 1.4部、t−ブチルハ
イドロパーオキシド(純分69%) 0.3部及びドデシルメ
ルカプタン1部の混合液 105.9部を内温を80℃に保持し
ながら3時間かけて攪拌下に均一に添加し、さらに80℃
で1時間反応させて重合を終了した。得られたエマルジ
ョンの固形分濃度は59.7%、pH 6.9であった。また、得
られたエマルジョン及びシーリング材の特性は表1、表
2に示すとおりであった。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】実施例6、比較例4 実施例6においては、実施例3で得たエマルジョン(固
形分濃度60.1%) 100部、30%ポリアクリル酸ソーダ3
部、ジオクチルフタレート32部及び炭酸カルシウム 140
部を配合してシーリング材を調製した。このシーリング
材の加熱減量は15.0%、初期耐水性は◎、肉やせは小さ
かった。比較例4においては、実施例3で得たエマルジ
ョンに代えて、実施例3で得たエマルジョン 100部に脱
イオン水33.5部を加えて固形分濃度を45.0%としたもの
133.5部を用いた他は実施例4と同じ配合でシーリング
材を調製した。このシーリング材の加熱減量は24.1%、
初期耐水性は×、肉やせは大きかった。
【0035】実施例7、比較例5、6 実施例7においては、実施例1で得たエマルジョンを固
形分として 100部、30%ポリアクリル酸ソーダ5部、ジ
オクチルフタレート50部及び炭酸カルシウム 500部を配
合してシーリング材を調製した。このシーリング材の炭
酸カルシウムの分散は良好で、加熱減量は12.0%、初期
耐水性は◎、肉やせは小さかった。比較例5において
は、実施例2で得たエマルジョンを固形分として 100
部、30%ポリアクリル酸ソーダ5部、ジオクチルフタレ
ート50部及び炭酸カルシウム50部を配合してシーリング
材を調製した。このシーリング材の炭酸カルシウムの分
散は良好であったが、加熱減量は22.4%、初期耐水性は
×で、肉やせは大きかった。比較例6においては、実施
例1で得たエマルジョンを固形分として 100部、30%ポ
リアクリル酸ソーダ5部、ジオクチルフタレート50部及
び炭酸カルシウム 650部を配合してシーリング材を調製
した。このシーリング材の炭酸カルシウムの分散は不良
で、加熱減量、初期耐水性、肉やせはいずれも測定不能
であった。
【0036】
【発明の効果】本発明のシーリング材は、シロキサン結
合による常温架橋硬化型であって耐久性に優れ、かつ水
性タイプであるため安全性が高く、大気汚染の心配がな
いため建築用シーリング材として有用である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−272654(JP,A) 特開 平6−292858(JP,A) 特開 平6−166790(JP,A) 特開 昭57−119945(JP,A) 特開 平9−143329(JP,A) 特開 平9−12906(JP,A) 特開 昭57−179210(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 33/04 C08F 230/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平均分子量が5万以上であり、−70〜−
    20℃のガラス転移温度を持ち、かつアルコキシシリル基
    を有するアクリル系共重合体を含有し、固形分濃度が50
    重量%以上であるアルコキシシリル基含有アクリル系エ
    マルジョンがその固形分として 100重量部、及び充填剤
    が 100〜 600重量部配合された水性架橋硬化型建築用シ
    ーリング材。
  2. 【請求項2】 アルコキシシリル基含有アクリル系エマ
    ルジョンが、アルコキシシリル基導入のため、(a)γ
    −(メタ)アクリロキシプロピルトリメトキシシランか
    ら選択されるシランならびに(b)γ−(メタ)アクリ
    ロキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−(メタ)
    アクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン及びγ−
    (メタ)アクリロキシプロピルトリエトキシシランから
    選択されるシラン〔ただし、(a)成分のシラン/
    (b)成分のシランの重量比が60/40〜0/100 であ
    る。〕を使用して乳化共重合させて得られたものである
    請求項1に記載の水性架橋硬化型建築用シーリング材。
  3. 【請求項3】 アルコキシシリル基含有アクリル系エマ
    ルジョンが、アルコキシシリル基導入のため、アルコキ
    シシリル基含有ラジカル重合性単量体をラジカル重合性
    単量体全量の 0.1〜10重量%使用して乳化共重合させて
    得られたものである請求項1に記載の水性架橋硬化型建
    築用シーリング材。
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KR100494993B1 (ko) * 2002-05-31 2005-06-10 (주)폴리뱅크 알킬알콕시실란 및 고분자 화합물을 포함하는 침투성 방수제
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