JP3514021B2 - モータ制御装置 - Google Patents

モータ制御装置

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JP3514021B2
JP3514021B2 JP35301095A JP35301095A JP3514021B2 JP 3514021 B2 JP3514021 B2 JP 3514021B2 JP 35301095 A JP35301095 A JP 35301095A JP 35301095 A JP35301095 A JP 35301095A JP 3514021 B2 JP3514021 B2 JP 3514021B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、入力側と出力側
とは電気的に分離して信号を伝送するアイソレート回路
及びそれを用いたモータ制御装置に関し、特にファン等
の制御に用いるモータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来アイソレート回路としては、ホトカ
プラ等を用いてホトカプラのホトダイオード側に信号を
入力し、ホトトランジスタ側から信号を出力するように
して、ホトカプラにより電気的に遮断しながら信号の伝
送を行うようにしたものが知られている。
【0003】また従来のファン等の制御に用いるモータ
制御装置として、例えば特開平4−36508号公報に
記載されているように、送風流路に風速センサなどを設
置し、この風速センサなどからの検知信号に応じてファ
ンモータの回転数を制御するように構成されたものもあ
った。
【0004】またこのようなファンモータを制御する従
来のモータ制御装置では、可変電圧スイッチング電源を
用いることが多かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来このようなアイソ
レート回路があるものの一般にホトカプラ等の光伝達手
段は光の伝導率が経年変化によって変動するため、電流
検出が精度良く行えないという問題が生じていた。電流
値が同じでも経年変化により光の伝導率が変動し、結局
検出値も変動してしまっていた。
【0006】そのために、例えばモータの電流量を検出
してその値によりモータの回転制御を行う制御装置にお
いてはアイソレート回路を使用し難いという問題を有し
ていた。
【0007】また、ところで可変電圧スイッチング電源
を用いた場合、可変電圧スイッチング電源は高価であ
り、しかも大型かつ大重量であって、装置全体の低コス
ト化および軽量コンパクト化の妨げとなっていた。
【0008】この問題を解決するために、交流電力を整
流および平滑して得られる直流電力をスイッチングして
モータに駆動電力として供給することによりモータを回
転させる、いわゆるPWM方式のモータ駆動ICを用い
ることが考えられる。
【0009】しかしこの場合、交流電力を整流および平
滑して得られる直流電力をモータ駆動ICに供給するの
で、交流電力として一般に用いられる商用電源の電圧変
動が大きく、そのため、モータ駆動ICに流入する電流
を検出しても、モータに流れる電流を正確に知ることが
できず、この結果、モータをファンモータとして用いた
場合、ファンが設置された送風流路抵抗を正確に演算す
ることができない。
【0010】すなわち、モータの回転数と、モータを流
れる電流と、送風流路の流路抵抗とは相互に一定の関係
があるので、モータの回転数とモータを流れる電流とを
検出すれば、流路抵抗を演算できるのであるが、PWM
方式では、モータの回転数と流路抵抗とが変化しなくて
も、交流電圧の変動によりモータ駆動ICに流入する電
流が変化してしまい、モータ駆動ICに流入する電流を
検出しても、流路抵抗を演算できないのである。
【0011】本願発明は上記の点に鑑みて提案されたも
ので、電源を低コスト化および軽量コンパクト化でき、
しかも正確にモータを流れる電流を把握でき、したがっ
て流路抵抗を正確に判別可能なモータ制御装置を提供す
ることを、その目的としている。
【0012】更に本願発明は、風速センサなどの風量検
知手段を送風流路に設置することなく、送風流路の流路
抵抗に応じた適切なモータ回転数を常に維持できるモー
タ制御装置を提供ことをその目的とする。
【0013】更に、本願発明ではこのようなモータ制御
装置において利用でき、経年変化の変動を極力低減しつ
つモータの電流を検出伝達することを実現したアイソレ
ート回路の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、モータに流れる電流を検出
してその検出電流に基づいてモータを制御するモータ制
御装置において、モータに流れる電流を電圧に変換する
電圧変換手段と、特性を共通とする第1のホトカプラ及
び第2のホトカプラと、前記電圧変換手段の出力を反転
入力端子に入力し、出力を前記第1のホトカプラの発光
側と前記第2のホトカプラの発光側とを直列に接続する
ようにしたオペアンプと、前記第1のホトカプラの受光
側を前記オペアンプの非反転入力端子側と接続する帰還
手段と、前記第2のホトカプラの受光側から出力を取り
出す出力回路と、を具備したことを特徴とする。
【0015】
【0016】
【0017】請求項1記載の発明によれば、モータの電
流に対して出力信号をアイソレートして出力し検出す
る。そして、その経年変化による影響を低減した状態で
出力する。
【0018】請求項2記載の発明は、送風流路に配置さ
れた送風用のファンを回転させるファンモータに電源を
供給してファンモータを回転させるモータ制御装置にお
いて、交流電力を整流および平滑して直流電力を出力す
る整流平滑手段と、制御パルスに基づいて前記整流平滑
手段からの直流電力をスイッチングして前記ファンモー
タに駆動電力として供給する電力制御手段と、前記ファ
ンモータの回転数を検出する回転数検出手段と、前記整
流平滑手段の出力電流を電圧に変換する電圧変換手段
と、特性を共通とする第1のホトカプラ及び第2のホト
カプラと、前記電圧変換手段の出力を反転入力端子に入
力し、出力を前記第1のホトカプラのホトダイオードと
前記第2のホトカプラのホトダイオードとを直列に接続
するようにしたオペアンプと、前記第1のホトカプラの
ホトトランジスタを前記オペアンプの非反転入力端子側
と接続する帰還手段と、前記第2のホトカプラのホトト
ランジスタ側から出力として取り出す電流検出手段と、
回転数指令信号と前記回転数検出手段により検出された
回転数とに基づいて、前記ファンモータの回転数が指令
回転数になるように前記制御パルスのデューティー比を
制御するデューティー比制御手段と、前記電流検出手段
により検出された出力電流と前記デューティー比制御手
段により制御されたデューティー比に関する情報とに基
づいて、前記ファンモータを流れる電流を演算する電流
演算手段と、前記電流演算手段により演算された電流と
前記回転数検出手段により検出された回転数とに基づい
て前記送風流路の流路抵抗を判別する流路抵抗判別手段
とを備えたことを特徴とする。
【0019】請求項2記載の発明によれば、ファンモー
タの電流に対してアイソレートして検出出力し、その出
力を基にファンの流路抵抗を判別する。また、その際に
モータにかかる電圧の変動も考慮し、正確な流路抵抗を
判別する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態を、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0021】図1は、本願発明のモータ制御装置を備え
た給湯装置の概略構成図であって、給湯装置のケーシン
グ1の内部には、バーナ2と熱交換器3とが配置されて
いる。ケーシング1の下側に連続するファンケース4の
内部には、ファンモータ5により駆動されるシロッコフ
ァン6が設置されており、ケーシング1の上部には、排
気口7が形成されている。
【0022】バーナ2には、ガスあるいは石油などの燃
料を供給するための燃料供給管8が接続されており、熱
交換器3には、水を供給するための給水管10が接続さ
れている。燃料供給管8および給水管10にはバルブ1
1、12が介装されており、これらバルブ11、12は
給湯制御部13により制御される。
【0023】モータ制御装置は、例えば交流100ボル
トの商用電源15からの交流電力を整流および平滑して
直流電力を出力する整流平滑手段16と、制御パルスに
基づいて整流平滑手段16からの直流電力をスイッチン
グしてファンモータ5に駆動電力として供給する電力制
御手段17と、ファンモータ5の回転数を検出する回転
数検出手段18と、整流平滑手段16の出力電流を検出
する電流検出手段19と、回転数指令信号と回転数検出
手段18により検出された回転数とファンモータ5を流
れる電流とに基づいて、ファンモータ5の回転数が指令
回転数になるように制御パルスのデューティー比を制御
するデューティー比制御手段20と、電流検出手段19
により検出された出力電流とデューティー比制御手段2
0により制御されたデューティー比に関する情報とに基
づいて、ファンモータ5を流れる電流を演算する電流演
算手段21と、バーナ2の燃焼料に基づいて最適送風量
を判別する最適送風量判別手段22と、電流演算手段2
1により演算された電流と回転数検出手段18により検
出された回転数とに基づいてファンケース4やケーシン
グ1により構成される送風流路の流路抵抗を判別する流
路抵抗判別手段23と、最適送風量判別手段22により
判別された最適送風量と流路抵抗判別手段23により判
別された流路抵抗とに基づいてファンモータ5の最適回
転数を判別し、ファンモータ5の回転数が最適回転数と
なるようにデューティー比制御手段20に回転数指令信
号を供給する最適回転数判別手段24と、流路抵抗判別
手段23により判別された流路抵抗に基づいて燃焼の異
常を判別する異常判別手段25と、異常判別手段25に
より燃焼の異常と判別されたときに給湯制御部13に停
止信号を出力してバーナ2の燃焼を停止させる異常処理
手段26とを備えている。
【0024】なお、デューティー比制御手段20と、電
流演算手段21と、最適送風量判別手段22と、流路抵
抗判別手段23と、最適回転数判別手段24と、異常判
別手段25と、異常処理手段26とは、マイクロコンピ
ュータ27により実現されている。なお、マイクロコン
ピュータ27は、燃焼装置の全体を制御している。
【0025】図2は、ファンモータ5の駆動部の回路ブ
ロック図であって、この駆動部は主にモータ駆動IC3
1により構成されている。このモータ駆動IC31は、
端子31a〜31eを備えており、また、電力制御手段
17と、回転数検出手段18とを搭載している。
【0026】電力制御手段17は、ファンモータ5の各
コイルに駆動電力を供給するモータドライバー32と、
モータドライバー32によりファンモータ5に供給され
る駆動電力をスイッチングするPWM可変速回路33と
を備えている。回転数検出手段18は、ファンモータ5
に内蔵された複数のホール素子を含むホールIC34か
らの検出信号に基づいてファンモータ5の回転数を演算
する回転ロジック35と、回転ロジック35により演算
された回転数に応じた回転数パルスを発生する回転数パ
ルス発生回路36とを備えている。
【0027】端子31aには、整流平滑手段16からの
駆動電力が入力され、この駆動電力は電力制御手段17
のモータドライバー32に供給される。端子31bに
は、補助電源37からの直流電力が入力され、この直流
電力はモータ駆動IC31の各部に電源として供給され
る。端子31cには、デューティー比制御手段20から
制御電圧が入力され、この制御電圧は電力制御手段17
のPWM可変速回路33に供給される。端子31bから
は、回転数検出手段18の回転数パルス発生回路36か
らの回転数パルスが出力され、この回転数パルスはデュ
ーティー比制御手段20に供給される。端子31eは、
接地端子である。
【0028】整流平滑手段16は、例えばダイオードブ
リッジからなる全波整流器と、キャパシタからなる平滑
回路とにより実現されており、例えば100ボルトの商
用電源15から得られる交流電力を整流および平滑して
直流電力を出力する。電力制御手段17は、デューティ
ー比制御手段20からの制御電圧に応じてデューティー
比を制御される制御パルスに基づいて、整流平滑手段1
6からの直流電力をスイッチングして、ファンモータ5
に駆動電力として供給する。
【0029】すなわち、ファンモータ5に供給される直
流駆動電力は、電力制御手段17によりPWM制御され
る。回転数検出手段18は、ファンモータ5に内蔵され
た複数のホール素子を含むホールIC34からなる回転
検出センサからの検出信号に基づいて、ファンモータ5
の回転数を検出し、それに応じた回転数パルスをデュー
ティー比制御手段20に供給すると共に、ファンモータ
5の回転素子の回転に応じた回転信号を電力制御手段1
7に供給する。
【0030】電流検出手段19は、例えばカレントトラ
ンスなどを備えており、整流平滑手段16の出力電流を
検出する。デューティー比制御手段20は、ファンモー
タ5の回転数が指令回転数になるように制御電圧を調整
して、その制御電圧を電力制御手段17に供給する。
【0031】なお、ファンモータ5は、三相ブラシレス
モータ、より詳しくは永久磁石型同期モータであって、
本実施形態では、燃焼装置のシロッコファン6を駆動す
るために使用している。
【0032】図3は、電力制御手段17の回路ブロック
図であって、この電力制御手段17は、三角波発振回路
41と、コンパレータ42と、三相分配回路43と、ト
ランジスタTR1〜TR6とを備えている。なお、トラ
ンジスタTR1〜TR6保護用のダイオードや、ファン
モータ5のコイル5a〜5cに流れる過電流を検出しか
つ保護するための回路など、本願発明に直接関係のない
構成要素については、図示及び説明を省略する。
【0033】三角波発振回路41は、例えば20KHz
の周期の三角波を出力する。コンパレータ42は、演算
増幅器からなり、三角波発振回路41からの三角波の電
圧と、デューティー比制御手段20からの制御電圧Vs
とを比較して、制御電圧Vsが三角波の電圧以上である
ときにオンし、制御電圧Vsが三角波の電圧よりも小さ
いときにオフし、周期20KHzの制御パルスを出力す
る。
【0034】すなわち、制御パルスのデューティー比
は、デューティー比制御手段20からの制御電圧Vsに
応じて変化する。三相分配回路43は、回転数検出手段
18からの回転信号に応じて、上段側のトランジスタT
R1〜TR3のうちの1つと、下段側のトランジスタT
R4〜TR6のうちの1つとを、選択的にオンさせる。
たとえば、トランジスタTR1、TR5がオンの場合、
ファンモータ5のコイル5aからコイル5bに駆動電流
が流れる。
【0035】すなわち、ファンモータ5の回転子の回転
位置に応じて電流を流すコイル5a〜5cや電流の方向
を順次切り替えることにより、ファンモータ5の回転が
継続する。さらに三相分配回路43は、下段側のトラン
ジスタTR4〜TR6のうちオンさせるべきトランジス
タを、コンパレータ42からの制御パルスに応じてオン
・オフさせる。すなわち、三相分配回路43は、ファン
モータ5に供給する駆動電力をデューティー比制御手段
20からの制御電圧Vsに応じてPWM制御する。
【0036】この電力制御手段17の動作について、簡
単に述べる。商用電源15からの交流電力は、整流平滑
手段16によって整流され、かつ平滑されて、電力制御
手段17を介してファンモータ5に駆動電力として供給
される。このとき電力制御手段17により、PWM制御
が施され、ファンモータ5の回転数が指令回転数になる
ように、ファンモータ5への駆動電圧が制御される。
【0037】いま、図4に示すように、三角波発振回路
41からの三角波の最高電圧をVh、最低電圧をV1と
し、デューティー比制御手段20からの制御電圧をVs
とすると、コンパレータ42の出力である制御パルス
は、図5に示すように、制御電圧Vsが三角波の電圧以
上のときにオンし、制御電圧Vsが三角波の電圧よりも
小さいときにオフする、三角波と同じ周期のパルス列と
なる。
【0038】そして、三相分配回路43が、下段側のト
ランジスタTR4〜TR6のうち、オンさせるべきトラ
ンジスタのベースに、コンパレータ42からの制御パル
スを印加するので、ファンモータ5の駆動電力が制御パ
ルスによりスイッチングされ、制御パルスのデューティ
ー比に応じた駆動電力がファンモータ5に供給される。
【0039】次に、電流検出について説明する。電流検
出を行う具体的回路を示したのが図6である。電流を検
出するラインにカレントトランスを備えたり、あるい
は、検出するラインに抵抗を設けておき、その両端を図
6に示すように入力電圧Vinとして取り出す。そし
て、その入力端50は、オペアンプ51の反転入力端子
に入力されている。
【0040】また、電源電圧Vccは抵抗58及び第1
のホトカプラ52のホトトランジスタ53を介してグラ
ンドに接続されており、オペアンプ51の非反転入力端
は抵抗58とホトトランジスタ53との間と接続されて
いる。
【0041】オペアンプ51の出力は抵抗59を介して
第2のホトカプラ55のホトダイオード56及び第1の
ホトカプラ52のホトダイオード54を通してグランド
に接続されている。また、これにより第1のホトカプラ
52のホトダイオード54とホトトランジスタ53とに
よりオペアンプ51の帰還回路が構成されている。
【0042】また、出力側は電源電圧Vが抵抗60及び
第2のホトカプラ55のホトトランジスタ57を介して
グランドに接続されており、オペアンプ51の出力電流
に応じて、第2のホトカプラ55によって出力端61の
出力電圧V0が出力されるようになっている。そして、
この回路の特徴としては、第1のホトカプラ52と第2
のホトカプラ55とは同種類のものを採用し、電流伝達
特性がそろっているものを使用している。
【0043】次に、この検出回路の動作を説明すると、
オペアンプ51の出力電流をIFとし、第1のホトカプ
ラ52のホトトランジスタ53に流れる電流がIc1、
第2のホトカプラ55のホトトランジスタ57に流れる
電流がIc2とすると、下記の数式(1)及び数式
(2)の関係が成立する。
【数1】Vi=Vcc−R58×Ic1
【数2】V0=V −R60×Ic2
【0044】また、第1のホトカプラ52と第2のホト
カプラ55との特性が同じであり、両者のホトダイオー
ドに流れる電流IFは共通であるため、下記の式(3)
が成立する。
【数3】Ic1=Ic2 上記数式(1)、(2)、(3)より出力V0は数式
(4)のようになる。
【数4】
【0045】従って、上述の場合検出すべきラインと電
源を分離した形でモータに流れる電流を検出できるた
め、モータの電流の変動によって出力側の電源が変動影
響をされることなく検出できる。また、出力電圧はオペ
アンプやホトカプラの特性に関係なく(R60/R5
8)Viとしてリニアな特性で検出できる。更に、本回
路では単にホトカプラを介すだけのときに較べ応答性の
向上にも寄与することができる。更に、ホトカプラの場
合には、経年変化や劣化により電流伝達特性が変化する
が、図6の回路では第1のホトカプラに特性と第2のホ
トカプラの特性に共通したものを用いているため、経年
変化等においても、通常似たような変化が生じる。よっ
て、結局全体としてホトカプラの経年変化に影響を受け
ることなくリニアな特性で検出することができる。
【0046】次に、上記給湯装置に上述のアイソレート
回路を用いたものの動作について、図7に示すフローチ
ャートを参照しながら説明する。図外のリモートコント
ローラからコントローラに運転指令が入力されると、給
湯制御部13が、バルブ11、12や図外のイグナイタ
などを制御し、点火動作を介しすると共に、最適送風量
判別手段22にバーナ2の燃焼量すなわちバルブ11の
開弁量に応じた信号を出力する。これにより最適送風量
判別手段22が、給湯制御部13からの信号に基づい
て、バーナ2の燃焼量に応じた最適な送風量を演算する
(ステップS1)。
【0047】この時点ではファンモータ5は回転してお
らず、流路抵抗判別手段23による判別結果が最適送風
量判別手段22に供給されないので、最適回転数判別手
段24は、予め設定された例えば毎分3000回転程度
の初期回転数に対応した回転数指令信号をデューティー
比制御手段20に出力する(ステップS2)。これによ
りデューティー比制御手段20が、ファンモータ5が初
期回転数で回転するような制御電圧Vsを電力制御手段
17に供給する。この結果、電力制御手段17がPWM
方式により駆動電力を制御して、ファンモータ5を初期
回転数で回転するように駆動する。
【0048】次に、異常判別手段25が、内蔵している
タイマを起動させる(ステップS3)。
【0049】次に、電流検出手段19がファンモータに
流れる電流を検出する(ステップS4)と共に、回転数
検出手段18が、ファンモータ5のホールIC34から
の検出信号に基づいて、ファンモータ5の回転数を検出
する(ステップS5)。
【0050】次に、電流演算手段21が、電流検出手段
19により検出された整流平滑手段16の出力電流と、
デューティー比制御手段20からの制御電圧Vsとを用
いて、上記数式1により、ファンモータ5を流れる電流
を演算する(ステップS6)。
【0051】すなわち、商用電源15の電圧変動がな
く、整流平滑手段16の出力電圧が常に一定であれば、
電流検出手段19により検出した整流平滑手段16の出
力電流を補正する必要は少ないが、現実には例えば交流
100ボルトの商用電源15の場合、75〜120ボル
トに変動しているのが実情であり、その変動による整流
平滑手段16の出力電流とファンモータ5を流れる電流
との変化のずれを補正するために、電流演算手段21に
より、整流平滑手段16の出力電流からファンモータ5
を流れる電流を演算して、実際に検出した整流平滑手段
16の出力電流を補正することが必要になる。ここで
は、説明をより判り易くするために、先ず、整流平滑手
段16の出力電流の補正をする必要の無い場合の、流路
抵抗判別動作について述べる。
【0052】流路抵抗判別手段23が、電流検出手段1
9からの検出電流(すなわち、ここの説明では電流演算
手段21により補正される前の電流)と回転数検出手段
18からの回転数バルスとに基づいて、ファンモータ4
およびケーシング1内の送風流路の流路抵抗Φを判別す
る(ステップS7)。
【0053】すなわち、ファンモータ5の回転数Nとフ
ァンモータ5を流れる電流Iとの関係は、図8に示すよ
うに、流路抵抗との関係のデータを予めメモリなどに保
持しておくことにより、回転数Nと電流Iとから流路抵
抗Φを決定できる。例えば、回転数NがN1のときに電
流IがI0になり、あるいは回転数NがN2のときに電
流IがI1になれば、流路抵抗ΦがΦ1であると判断で
き、回転数NがN0のときに電流IがI0になれば、流
路抵抗ΦがΦ0であると判断できる。
【0054】なお、Φ0はΦ1よりも小さい。また、こ
の流路抵抗Φは、ファンモータ5の回転数をN、ファン
モータ5を流れる電流をIとすれば、例えば実験的に下
記数式5により求められる。ただし、g(N)、f
(N)は回転数Nの関数である。あるいは、別の実験式
として、下記数式6により求められる。
【0055】
【数5】
【0056】
【数6】
【0057】次に、電流演算手段21が、電流検出手段
19により検出された電流の補正を行う動作について説
明する。商用電源15から常に一定の電圧が供給されて
いる限り、上記の方法で流路抵抗を判別することかでき
るが、実際には商用電源15の電圧が変動するため、上
記の方法のみでは判別できず、電流演算手段21による
補正が必要となってくる。
【0058】一般に、PAM方式では、ファンモータ5
に電源を供給する場合に、安定した直流電源でファンモ
ータ5を駆動することができるが、図2に示す構成のP
WM方式では、交流電力を整流および平滑しただけの直
流で駆動するため、電源部を簡略化できる利点がある。
しかし、その一方で、商用電源15の電圧が変動した場
合には、図9に示すように、その変動で整流平滑手段1
6の出力電圧が変動し、この変動をPWMのデューティ
ー比の変化により吸収するように制御が働くため、同一
回転数に対して整流平滑手段16の出力電流IOも変動
することになる。
【0059】したがって、PWM方式の場合、同一回転
数でのファンモータの電流値が吸排気路の流路抵抗の変
動、および商用電源15の電圧変動の2つの要因で変動
することとなる。
【0060】そこで、電流演算手段21が、ステップS
6において、電流検出手段19により検出された出力電
流I0を用いて、ファンモータ5に流れる電流Iを演算
する。これは、商用電源15の電圧が100ボルトのと
きに検出するであろう電流に補正することと同様の意味
を持つ。具体的には、数式7を用いて演算する。
【0061】
【数7】
【0062】上記数式は、次のようにして求めることか
せてせきる。すなわち、簡略化して説明すると、図10
に示すPWM方式は、PAM方式では図11に示すよう
に表すことができる。PWM方式における整流平滑手段
16の出力電圧をV0、出力電流をI0、PAM方式に
おける可変電圧電源51の出力電圧をV、出力電流をI
とし、両方式におけるファンモータ5の仕事量が等し
く、さらに、それぞれの方式における電気・機械仕事変
換効率が等しくかつ100パーセントと考えた場合、下
記数式8が成立する。
【0063】
【数8】I0×V0=I×V
【0064】ここで、PWM方式においてファンモータ
5に印加される電圧は図5に示すようにパルス状であ
り、斜線部がPAM方式における印加電圧Vに想到する
ので、斜線部の面積を図4に示す制御電圧Vs、Vh、
Vlで表すと、下記数式9のようになる。
【0065】
【数9】
【0066】これがPAM方式における印加電圧Vに相
当するので、下記数式10が成立する。
【0067】
【数10】
【0068】上記数式10を上記数式8に代入して整理
すると、下記数式11が成立する。
【0069】
【数11】
【0070】上記数式11を変形すると、下記数式12
のようになる。
【0071】
【数12】
【0072】ここで、図4に示す三角波の電圧幅Vh−
Vlを定数kとおくと、上記数式12は上記数式7と同
じになる。また、定数kを例えば3.5ボルトとする
と、下記数式13が成立する。
【0073】
【数13】
【0074】上記数式11,12、13は、PWM方式
における電流検出手段19により検出した出力電流I0
を、PAM方式における検出電流Iに変換したものであ
る。
【0075】このように、ステップS6において、電流
演算手段21によりファンモータ5に流れる電流Iを演
算することにより、電流検出手段19により検出された
出力電流I0を補正し、ステップS7において、補正し
た電流Iを用いて流路抵抗判別手段23により流路抵抗
を演算するので、商用電源15の電圧変動に拘らず、正
確に流路抵抗を求めることができる。
【0076】次に、異常判別手段25が、流路抵抗判別
手段23により判別された流路抵抗Φが、予め決められ
た下限値ΦLと上限値ΦHとの間に入っているか否かを
判断する(ステップS8)。すなわち、流路抵抗Φが下
限値ΦLと上限値ΦHとの間から外れた領域になった場
合、ファンモータ5の回転数を制御しても適切な送風量
を確保できないので、異常状態と判断する必要があり、
流路抵抗Φが下限値ΦLと上限値ΦHとの間に入ってい
れば、ファンモータ5の回転数を制御することにより適
切な送風量を確保できるので、正常状態であると判断で
きる。なお、図8の第1象限はファンモータ5に流れる
電流Iと回転数Nと流路抵抗Φとの関係を表しており、
第4象限はファンモータ5の回転数Nと送風量Qと流路
抵抗Φとの関係を表している。
【0077】異常判別手段25は、流路抵抗Φが下限値
ΦLと上限値ΦHとの間に入っていれば正常と判別し
て、内蔵しているタイマをクリアする(ステップS
9)。このタイマは、クリアされると直ちに再起動し
て、計時動作を再開する。
【0078】次に、最適回転数判別手段24が、流路抵
抗判別手段23により判別された流路抵抗Φと最適送風
判別手段22により判別された最適送風量とに基づい
て、最適回転数を演算し(スイップS10)、回転数指
令信号をデューティー比制御手段20に出力する。すな
わち、図8に示すように、ファンモータ5の回転数Nと
送風量Qとの関係は流路抵抗Φによって変化するので、
最適送風量が得られるように流路抵抗Φに応じて最適回
転数を判別するのである。この最適回転数Nsは、最適
送風量をQ0とし、基準となる流路抵抗Φ0と燃焼量と
に基づいて決定された基準回転数をNgとすると、例え
ば下記数式14の実験式により求められる。あるいは、
別の実験式として、下記数式15によっても求められ
る。
【0079】
【数14】
【0080】
【数15】
【0081】これにより、デューティー比制御手段20
が、最適回転数判別手段24により演算された最適回転
数に応じた回転数指令信号と回転数検出手段18からの
実際の回転数とに基づいて、ファンモータ5が最適回転
数となるような制御電圧Vsを電力制御手段17に出力
する(ステップS11)。
【0082】これにより、電力制御手段17が、デュー
ティー比制御手段20からの制御電圧に基づいて、ファ
ンモータ5に供給する直流電力をスイッチングし、ファ
ンモータ5が最適回転数となるように駆動する。
【0083】次に、最適送風量判別手段22が、給湯制
御部13からの信号に基づいて燃焼量に変更があったか
否かを判別し(ステップS12)、変更がなければ、マ
イクロコンピュータ27が、リモートコントローラから
運転終了の指示が入力されたか否かを判別し(ステップ
S13)、入力されていなければ、ステップS5に戻
る。入力されていれば、ルーチンを終了する。
【0084】ステップS12において、最適送風量判別
手段22が燃焼量に変更があったと判断すれば、ステッ
プS1に戻る。
【0085】ステップS8において、異常判別手段25
が、流路抵抗Φが予め決められた下限ΦLと上限ΦHと
の間に入っていないと判断すれば、さらに異常判別手段
25が、内蔵のタイマがタイムアップしているか否かを
判断し(ステップS14)、タイムアップしていなけれ
ばステップS10に進む。タイムアップしていれば、異
常処理手段26に異常である旨を出力する。すなわち、
流路抵抗Φは風の影響などにより絶えず変化する場合が
あるので、流路抵抗Φが所定時間以上にわたって異常な
値になったときにのみ、異常状態と判断するのである。
【0086】次に、異常処理手段26が、異常判別手段
25からの異常である旨の信号が入力されることによ
り、給湯制御部13に停止信号を出力してバーナ2の燃
焼を停止させるなどの異常処理を行って(ステップS1
5)、ルーチンを終了する。
【0087】このように、交流電力を整流および平滑し
て直流電力を出力する整流平滑手段16と、制御パルス
に基づいて整流平滑手段16からの直流電力をスイッチ
ングしてファンモータ5に駆動電力として供給する電力
制御手段17と、ファンモータ5の回転数を検出する回
転数検出手段18と、整流平滑手段16の出力電流を検
出する電流検出手段19と、回転数指令信号と回転数検
出手段18により検出された回転数とに基づいて、ファ
ンモータ5の回転数が所要回転数になるように制御パル
スのデューティー比を制御するデューティー比制御手段
20と、電流検出手段19により検出された出力電流と
デューティー比制御手段20により制御されたデューテ
ィー比に関する情報とに基づいて、ファンモータ5を流
れる電流を演算する電流演算手段21とを設けたので、
商用電源15の電圧変動に拘らずファンモータ5に流れ
る電流を正確に知ることができ、したがって流路抵抗を
適正に判断することが可能になる。
【0088】さらに、電流演算手段21により演算され
た電流と回転数検出手段18により検出された回転数と
に基づいて送風流路の流路抵抗を判別する流路抵抗判別
手段23を設けたので、送風流路の流路抵抗を適正に判
断できる。したがって、送風流路の流路抵抗に応じた適
切なモータ回転数を維持することが可能になる。
【0089】さらに、最適送風量判別手段22により判
別された最適送風量と流路抵抗判別手段23により判別
された流路抵抗とに基づいてファンモータ5の最適回転
数を判別し、ファンモータ5の回転数が最適回転数とな
るようにデューティー比制御手段20に回転数指令信号
を供給する最適回転数判別手段24を設けたので、送風
流路の流路抵抗に応じた適切なモータ回転数を常に維持
できる。したがって、流路抵抗が変化しても、常に最適
送風量を維持できる。
【0090】さらに、流路抵抗判別手段23により判別
された流路抵抗に基づいて燃焼の異常を判別する異常判
別手段25により燃焼の異常と判別されたときにバーナ
2の燃焼を停止させる異常処理手段26とを設けたの
で、バーナ2の火炎が消失する以前の段階で流路抵抗か
ら燃焼の異常を的確に判断でき、安全性の向上を図るこ
とができる。
【0091】なお、上記実施形態において、モータ電流
の検出位置は一例として示したものであり、これに限定
されるものではなく、例えばモータのグランド側でもよ
く、電流を検出できる位置であればよい。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明のモータ
制御装置によれば、回転制御に用いるモータの電流の検
出に上述のアイソレート回路を利用するようにしたの
で、経年変化によらずにリニアにモータ電流を検出する
ことができ、これにより適切にファンの流路抵抗を判別
することができる。
【0093】
【0094】これによって、最適回転数判別手段によ
り、燃焼量に応じた最適送風量と送風流路の流路抵抗と
に基づいてファンモータの最適回転数を判別し、モータ
制御手段により、最適回転数となるようにファンモータ
を駆動することから、送風流路の流路抵抗に応じた適切
なモータ回転数を維持できる。従って、流路抵抗が変化
しても最適燃焼を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明のモータ制御装置を備えた給湯装置の
概略構成図である。
【図2】本願発明のモータ制御装置を備えられたモータ
駆動部の回路ブロック図である。
【図3】本願発明のモータ制御装置を備えられた電力制
御手段の回路図である。
【図4】本願発明のモータ制御装置を備えられた三角波
発振回路により得られる三角波の波形図である。
【図5】本願発明のモータ制御装置を備えられたファン
モータに供給される駆動電圧の波形図である。
【図6】本願発明のアイソレート回路の回路図である。
【図7】本願発明のファンモータを制御するモータ制御
装置の動作を説明するフローチャートである。
【図8】本願発明のモータ制御装置により制御されるフ
ァンモータを流れる電流と回転数と送風量との関係の説
明図である。
【図9】本願発明のモータ制御装置に備えられた電流検
出手段による検出電流とファンモータの回転数との関係
の説明図である。
【図10】PWM方式のモータ制御装置の概略構成図で
ある。
【図11】PWA方式のモータ制御装置の概略構成図で
ある。
【符号の説明】
5 ファンモータ 6 シロッコファン 16 整流平滑手段 17 電力制御手段 18 回転数検出手段 19 電流検出手段 20 デューティー比制御手段 21 電流演算手段 22 最適送風量判別手段 23 流路抵抗判別手段 24 最適回転数判別手段 25 異常判別手段 26 異常処理手段 50 入力端 51 オペアンプ 52 第1のホトカプラ 55 第2のホトカプラ 61 出力端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−18479(JP,A) 特開 平7−298677(JP,A) 特開 平4−68613(JP,A) 特開 昭63−258113(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 17/78 H02P 7/63 302

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータに流れる電流を検出してその検出
    電流に基づいてモータを制御するモータ制御装置におい
    て、モータに流れる電流を電圧に変換する電圧変換手段
    と、特性を共通とする第1のホトカプラ及び第2のホト
    カプラと、前記電圧変換手段の出力を反転入力端子に入
    力し、出力を前記第1のホトカプラの発光側と前記第2
    のホトカプラの発光側とを直列に接続するようにしたオ
    ペアンプと、前記第1のホトカプラの受光側を前記オペ
    アンプの非反転入力端子側と接続する帰還手段と、前記
    第2のホトカプラの受光側から出力を取り出す出力回路
    と、を具備したことを特徴とするモータ制御装置。
  2. 【請求項2】 送風流路に配置された送風用のファンを
    回転させるファンモータに電源を供給してファンモータ
    を回転させるモータ制御装置において、交流電力を整流
    および平滑して直流電力を出力する整流平滑手段と、制
    御パルスに基づいて前記整流平滑手段からの直流電力を
    スイッチングして前記ファンモータに駆動電力として供
    給する電力制御手段と、前記ファンモータの回転数を検
    出する回転数検出手段と、前記整流平滑手段の出力電流
    を電圧に変換する電圧変換手段と、特性を共通とする第
    1のホトカプラ及び第2のホトカプラと、前記電圧変換
    手段の出力を反転入力端子に入力し、出力を前記第1の
    ホトカプラのホトダイオードと前記第2のホトカプラの
    ホトダイオードとを直列に接続するようにしたオペアン
    プと、前記第1のホトカプラのホトトランジスタを前記
    オペアンプの非反転入力端子側と接続する帰還手段と、
    前記第2のホトカプラのホトトランジスタ側から出力と
    して取り出す電流検出手段と、回転数指令信号と前記回
    転数検出手段により検出された回転数とに基づいて、前
    記ファンモータの回転数が指令回転数になるように前記
    制御パルスのデューティー比を制御するデューティー比
    制御手段と、前記電流検出手段により検出された出力電
    流と前記デューティー比制御手段により制御されたデュ
    ーティー比に関する情報とに基づいて、前記ファンモー
    タを流れる電流を演算する電流演算手段と、前記電流演
    算手段により演算された電流と前記回転数検出手段によ
    り検出された回転数とに基づいて前記送風流路の流路抵
    抗を判別する流路抵抗判別手段と、を備えたことを特徴
    とするファンモータに用いるモータ制御装置。
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