JP3509276B2 - 倍力装置の弁機構 - Google Patents

倍力装置の弁機構

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JP3509276B2 JP09993895A JP9993895A JP3509276B2 JP 3509276 B2 JP3509276 B2 JP 3509276B2 JP 09993895 A JP09993895 A JP 09993895A JP 9993895 A JP9993895 A JP 9993895A JP 3509276 B2 JP3509276 B2 JP 3509276B2
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    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
    • B60T13/24Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being gaseous
    • B60T13/46Vacuum systems
    • B60T13/52Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units
    • B60T13/57Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units characterised by constructional features of control valves

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Systems And Boosters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のブレーキ等に用
いられる倍力装置に関し、より詳しくは、倍力装置の弁
機構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般に、負圧式ブレーキ倍力装置
は、シェル内に摺動自在に設けたバルブボデイと、この
バルブボデイに設けたパワーピストンと、このパワーピ
ストンの前後に形成した定圧室および変圧室と、上記バ
ルブボデイに摺動自在に嵌合した弁プランジャを有する
弁機構と、この弁機構と上記定圧室とを連通する定圧通
路と、上記弁機構と上記変圧室とを連通する変圧通路
と、上記弁機構に圧力流体としての大気を供給する圧力
通路とを備えており、上記弁機構を構成する弁プランジ
ャを作動させて該弁機構の流路を切換えさせ、上記変圧
室に圧力流体を供給してパワーピストンを前進させるよ
うにしている。そして上記弁機構としては、通常、上記
バルブボデイの内周部に形成した環状の第1弁座と、上
記バルブボデイに摺動自在に嵌合され上記入力軸に連結
される弁プランジャに形成した環状の第2弁座と、上記
バルブボデイに設けられて、上記第1弁座と第2弁座に
着座する弁体とを有し、上記第1弁座とそれに接離する
上記弁体の第1シート部により真空弁を構成し、上記第
2弁座とそれに接離する上記弁体の第2シート部により
大気弁を構成しており、上記定圧通路を上記真空弁の外
周側の空間に、また上記変圧通路を上記真空弁大気弁
との中間の空間に、さらに上記圧力通路を上記大気弁
内周側の空間にそれぞれ連通させた構成となっている。
このような構成を有する従来の負圧式ブレーキ倍力装置
では、ブレーキペダルが踏込まれていない非作動時に
は、第2弁座に弁体が着座して変圧室内に圧力流体とし
ての大気が導入されるのを阻止する一方、弁体は第1弁
座から離隔されて変圧室を定圧室に連通させて両者に負
圧を導入している。これに対し、ブレーキペダルが踏込
まれた倍力装置の作動時には、第1弁座に弁体が着座し
て定圧室と変圧室との連通を遮断するとともに、弁体が
第2弁座から離隔して変圧室内に大気を導入して倍力装
置による倍力作用を行なうようになっている。ところ
で、上述した従来一般の倍力装置では、環状の第1弁座
を外側に、環状の第2弁座を内側に同心状に配置してい
るため、弁体が第2弁座に着座している倍力装置の非作
動時に比べて、弁体が第1弁座に着座している作動時の
方が、圧力差によって弁体に加わる付勢力が減少する結
果となる。より具体的には、ブレーキ倍力装置の非作動
時には、変圧通路は定圧通路に連通しており、したがっ
て定圧通路に連通している第1弁座よりも外側の空間に
臨んでいる弁体のフロント側端面に負圧が作用すること
は勿論、変圧通路に連通している第1弁座と第2弁座と
の中間の空間に臨んでいる弁体のフロント側端面にも負
圧が作用する。他方、弁体のリヤ側端面は圧力通路を介
して大気圧が作用しているので、弁体は、一方の負圧と
他方の大気圧との差圧力により相対的に強い付勢力でフ
ロント側に向けて付勢されている。これに対し、ブレー
キ倍力装置の作動時には、上記変圧通路には大気が導入
されるので、負圧が作用する弁体のフロント側端面は、
定圧通路に連通している第1弁座よりも外側の空間に臨
んでいるフロント側端面だけとなり、弁体をフロント側
に向けて付勢する付勢力は小さくなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記ブレーキ倍力装置
の作動時には、上記弁体は第1弁座に着座しているが、
上記付勢力が小さくなるとその部分で気密漏れを生じさ
せる虞があるため、従来は上述した弁体のフロント側端
部を第1弁座と第2弁座に向けて付勢するばねのセット
荷重を大きく設定せざるを得なかった。しかしながら、
上記ばねのセット荷重を大きくすると、弁機構の流路を
切換えさせる際の作動開始入力が増大するという欠点が
生じる。かかる欠点を解決するために、第1弁座に着座
する弁体のシート部よりも外側部分を半径方向外方に拡
径して負圧の作用面積を大きくすることが考えられる
が、その場合には弁体の拡径に伴ってバルブボデイを拡
径しなければならず、倍力装置が大型化する結果とな
る。本発明はそのような事情に鑑み、バルブボデイを拡
径することなく上記負圧の作用面積を大きくすることが
でき、それによって上記ばねのセット荷重を小さくし
て、弁機構の流路を切換えさせる際の作動開始入力の低
減を図ることができる倍力装置の弁機構を提供するもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1の発明
は、シェル内に摺動自在に設けられたバルブボデイと、
このバルブボデイに設けられ、上記シェル内をフロント
側に定圧室を、リヤ側に変圧室を区画形成するパワーピ
ストンと、上記バルブボデイ内に設けられ上記変圧室へ
の流路を切換える弁機構と、上記弁機構を作動させる入
力軸とを備え、上記弁機構は、上記バルブボデイの内周
部に形成した環状の第1弁座と、上記バルブボデイの内
周部に摺動自在に嵌合され上記入力軸に連結される弁プ
ランジャに形成した環状の第2弁座と、上記バルブボデ
イの内周部に設けられて、上記第1弁座と第2弁座に着
座する弁体とを有し、上記第1弁座とそれに接離する上
記弁体の第1シート部により真空弁を構成し、上記第2
弁座とそれに接離する上記弁体の第2シート部により大
気弁を構成する倍力装置において、上記弁体を、上記バ
ルブボデイの内周部に摺動自在に嵌合され、フロント側
端部に上記第1シート部を形成する筒状の第1弁体と、
リヤ側端部を上記バルブボデイの内周部に気密を保持し
て固定され、フロント側端部に上記第2シート部を形成
した第2弁体で構成し、上記第1弁体と上記バルブボデ
イとの間に第1ばねを弾装し、この第1ばねの弾発力に
より上記第1弁体のリヤ側端面が上記第2弁体に気密を
保持して当接しており、上記第1ばねの弾発力は、上記
入力軸と上記第2弁体との間に弾装され上記第2弁体を
上記第2弁座に着座する方向に付勢する第2ばねの弾発
力より小さく設定したものである。
【0005】
【作用】請求項1の発明によれば、第2弁体のフロント
側端部が第2弁座に着座されるようになり、また第1弁
体のフロント側端部が第1弁座に着座されるので、上記
第1弁座と第2弁座とを軸方向に離隔して形成すること
ができる。したがって、環状の第1弁座と第2弁座のそ
れぞれの径を、特に従来、第2弁座の外側に形成する必
要のあった第1弁座の径を小径に設定することができ
る。したがって、第1弁座の径を小径に設定することに
より、バルブボデイを拡径することなく第1弁体におけ
る負圧の作用面積を増大させることができるので、倍力
装置の作動時における第1弁体に作用する差圧力を増大
させることができる。さらに、上記差圧力を増大させる
ことができる分だけ第2ばねのセット荷重を小さくする
ことができるので、倍力装置の大型化を招くことなく、
弁機構が切換わる際の作動開始入力を低減することがで
きる。また、上記第1弁体と第2弁体とは気密を保って
一体的に作動する必要があるが、両者を別体に構成し、
第1ばねにより第1弁体のリヤ側端部を第2弁体に気密
を保って常時当接させる構成としているので、両者を別
体に構成してカシメや圧入等により一体に連結するより
も、組立て作業が容易となる。
【0006】
【実施例】以下図示実施例について本発明を説明する
と、図1において、ブレーキ倍力装置のシェル1内には
概略筒状のバルブボデイ2を摺動自在に設けてあり、図
示しないが、このバルブボデイ2に設けたパワーピスト
ンのフロント側すなわち左側に定圧室を、リヤ側すなわ
ち右側に変圧室をそれぞれ形成している。そして上記バ
ルブボデイ2内に流路を切換える弁機構3を収容してい
る。上記弁機構3は、バルブボデイ2の内周面に形成し
た環状の第1弁座4と、バルブボデイ2に摺動自在に嵌
合した弁プランジャ5のリヤ側に形成した環状の第2弁
座6とを備えており、上記第1弁座4に第1弁体7のフ
ロント側端部7aを、また第2弁座6に第2弁体8のフ
ロント側端部8aをそれぞれ着座させるようにし、さら
に上記第1弁体7のリヤ側端部7bを、上記第2弁体8
と第2弁座6とが接触する第2シート部S2よりも外周
側で、第2弁体8のフロント側端部8aに当接させてい
る。
【0007】上記第1弁体7は、バルブボデイ2内に摺
動自在に嵌合した金属製の筒状部材9を備えており、該
筒状部材9のフロント側端部を半径方向内方に折曲げて
平坦部9aを形成し、該平坦部9aに弾性体10を取付
けてこの弾性体10を上記フロント側端部7aとして第
1弁座4に着座させるようにしている。このとき、第1
弁体7のフロント側端部7aと第1弁座4とが接触する
第1シート部S1の直径は、上記第2シート部S2の直
径と略同一となるように設定している。また、上記筒状
部材9のリヤ側は外周側に折返してその折返し部先端を
上記リヤ側端部7bとしてあり、該第1弁体7のフロン
ト側端部7aとバルブボデイ2との間に弾装した第1ば
ね11により第1弁体7をリヤ側に付勢することによ
り、上記リヤ側端部7bを上記第2弁体8のフロント側
端部8aに気密を保って常時当接させている。他方、上
記第2弁体8は筒状の弾性体から構成してあり、この第
2弁体8は、バルブボデイ2の内周面に気密を保って固
定した厚肉のリヤ側端部8bと、このリヤ側端部8bか
ら半径方向内方さらに軸方向前方へ湾曲して伸びる湾曲
部8cと、この湾曲部8cの先端部から半径方向内方に
伸びる上記フロント側端部8aとを備えており、さらに
フロント側端部8aに金属製のバックアッププレート1
2を埋設している。
【0008】上記弁プランジャ5には入力軸15の先端
部に形成した先端球状部15aを枢支連結してあり、こ
の入力軸15に形成した第1段部15bと第2弁体8の
フロント側端部8aとの間に上記第1ばね11よりも大
きな弾撥力を有する第2ばね16を弾装し、この第2ば
ね16によって第2弁体8と第1弁体7とをフロント側
に向けて付勢している。また、上記バルブボデイ2の内
周面に軸方向に沿って複数本のリブ2aを形成してあ
り、各リブ2aのリヤ側端部に第1リテーナ17を当接
させている。そしてこの第1リテーナ17のリヤ側に上
記第2弁体8のリヤ側端部8bを重合させるとともに、
該リヤ側端部8bのリヤ側に第2リテーナ18を重合さ
せている。そして上記入力軸15に形成した第2段部1
5cと上記第2リテーナ18との間にリターンスプリン
グ19を弾装して、該リターンスプリング19の弾撥力
により上記第1リテーナ17と第2リテーナ18との間
でリヤ側端部8bを押圧挟持し、それによってリヤ側端
部8bを気密を保ってバルブボデイ2に固定するととも
に、通常は入力軸15を図示非作動位置に保持させてい
る。なお、上記入力軸15の末端部は図示しないブレー
キペダルに連結してあり、他方、上記弁プランジャ5の
左側にはプランジャプレート20およびリアクションデ
ィスク21を順次配置し、このリアクションディスク2
1は、図示しないマスタシリンダに連結したプッシュロ
ッド22の凹部内に配設している。
【0009】次に、上記第1弁座4と第1弁体7とが接
触する第1シート部S1よりも外周側の空間、すなわち
筒状の第1弁体7の外周側と第2弁体8の外周側の空間
は、バルブボデイ2に形成した軸方向の定圧通路24を
介して上記定圧室に連通させてあり、この定圧室内には
エンジンのインテークマニホールドから常時負圧を導入
させている。また、上記第2弁座6と第2弁体8とが接
触する第2シート部S2よりも内周側の空間、すなわち
第2弁体8の内周側の空間は、バルブボデイ2に形成し
た軸方向の圧力通路25を介して大気に連通させてい
る。さらに、上記第2弁座6と第2弁体8とが接触する
第2シート部S2と、第1弁体7と第2弁体8との当接
部との間の空間で、しかも上記第1弁座4と第1弁体7
とが接触する第1シート部S1よりも内周側の空間は、
つまり第1弁体7の内周側の空間は、バルブボデイ2の
半径方向に形成した変圧通路26を介して変圧室に連通
させている。
【0010】以上の構成を有する本実施例においては、
倍力装置の非作動時には、上記第2弁座6に第2弁体8
が着座して圧力通路25を閉鎖するとともに、第1弁体
7は第1弁座4から離隔して変圧通路26を定圧通路2
4に連通させており、これにより変圧室は定圧室に連通
されて共に負圧が導入されている。このとき、第2シー
ト部S2よりも外周側のフロント側端面8aには負圧が
作用し、リヤ側には大気圧が作用している。そのため第
2弁体8は前後の差圧力によりフロント側に付勢され、
この差圧力と第2ばね16の弾撥力とによる充分な付勢
力で第2弁体8が第2弁座6に着座されてその部分の気
密を保っている。この状態から入力軸15が前進される
と、第1ばね11に抗して第1弁体7および第2弁体8
が一体的に前進され、第1弁体7が第1弁座4に着座し
て上記定圧通路24と変圧通路26との連通を遮断す
る。そして引続き入力軸15が前進されると、第2弁体
8が第2弁座6から離座されるので、圧力通路25が変
圧通路26に連通され、これにより大気が変圧室内に導
入されて倍力装置が作動される。このとき、第1弁体7
における第1シート部S1よりも外周側のフロント側端
面7aには定圧通路24内の負圧が作用し、リヤ側には
大気圧が作用するようになるので、第1弁体7はその前
後の差圧力によりフロント側に付勢され、この差圧力と
第2ばね16の弾撥力とによって第1弁座4に着座され
るようになる。ところで従来は、前述したように第1シ
ート部S1を第2シート部S2の外周側に配置する必要
があったので負圧の作用面積が小さくなり、したがって
上記差圧力が小さくなっていた。しかしながら本実施例
では、上記第1シート部S1の直径を第2シート部S2
の直径と略同一となるように設定しているので、第1弁
体7における負圧の作用面積を充分に確保することがで
き、したがって第1弁体7に作用する上記差圧力を大き
くすることができる。その結果、上記差圧力を大きくす
ることができる分だけ第2ばね16のセット荷重を低減
することができるので、倍力装置の作動開始時の入力を
低減することができる。
【0011】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、第1弁座の径を小径に設定することにより、バルブ
ボデイを拡径することなく第1弁体における負圧の作用
面積を増大させることができるので、倍力装置の作動時
における第1弁体に作用する差圧力を増大させることが
できる。さらに、従来に比較して倍力装置の作動開始時
の入力を低減することができるという効果が得られる。
また、第1弁体と第2弁体とは気密を保って一体的に作
動する必要があるが、本発明においては両者を別体に構
成して、第1ばねにより第1弁体のリヤ側端部を第2弁
体に気密を保って常時当接させる構成としているので、
両者を別体に構成してカシメや圧入等により一体に連結
するよりも、組立て作業が容易となるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部の拡大断面図。
【符合の説明】
2…バルブボデイ 3…弁機構 4…第1弁座 5…弁プランジャ 6…第2弁座 7…第1弁体 8…第2弁体 11…第1ばね 16…第2ばね 24…定圧通路 25…圧力通路 26…変圧通路 S1…第1シート部 S2…第2シート部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シェル内に摺動自在に設けられたバルブ
    ボデイと、このバルブボデイに設けられ、上記シェル内
    をフロント側に定圧室を、リヤ側に変圧室を区画形成す
    るパワーピストンと、上記バルブボデイ内に設けられ上
    記変圧室への流路を切換える弁機構と、上記弁機構を作
    動させる入力軸とを備え、 上記弁機構は、上記バルブボデイの内周部に形成した環
    状の第1弁座と、上記バルブボデイの内周部に摺動自在
    に嵌合され上記入力軸に連結される弁プランジャに形成
    した環状の第2弁座と、上記バルブボデイの内周部に設
    けられて、上記第1弁座と第2弁座に着座する弁体とを
    有し、上記第1弁座とそれに接離する上記弁体の第1シ
    ート部により真空弁を構成し、上記第2弁座とそれに接
    離する上記弁体の第2シート部により大気弁を構成する
    倍力装置において、 上記弁体を、上記バルブボデイの内周部に摺動自在に嵌
    合され、フロント側端部に上記第1シート部を形成する
    筒状の第1弁体と、リヤ側端部を上記バルブボデイの内
    周部に気密を保持して固定され、フロント側端部に上記
    第2シート部を形成した第2弁体で構成し上記第1弁体
    と上記バルブボデイとの間に第1ばねを弾装し、この第
    1ばねの弾発力により上記第1弁体のリヤ側端面が上記
    第2弁体に気密を保持して当接しており、上記第1ばね
    の弾発力は、上記入力軸と上記第2弁体との間に弾装さ
    れ上記第2弁体を上記第2弁座に着座する方向に付勢す
    る第2ばねの弾発力より小さく設定されていることを特
    徴とする倍力装置の弁機構。
  2. 【請求項2】 上記第1弁座と上記第1弁体の第1シー
    ト部とのシート径と上記第2弁座と上記第2弁体の第2
    シート部とのシート径が略同径であることを特徴とする
    請求項1に記載の倍力装置の弁機構。
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