JP3496633B2 - ヒートシンク及びこれを用いた電源ユニット - Google Patents

ヒートシンク及びこれを用いた電源ユニット

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源技術に係り、
特に半導体部品の故障時の破裂音の電源ユニットの外部
への漏れを最小限に抑えることができ、また、半導体部
品の故障時に発生する可能性のある閃光や異臭、発煙等
の電源ユニットの外部への漏れを抑えることができるヒ
ートシンク及びこれを用いた電源ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ装置に使用されている電源
ユニットにおいて、故障頻度の高い半導体部品としてス
イッチング用MOSFETがある。このスイッチング用
MOSFETは高電圧かつ高電力で動作しているため、
故障が発生する際には大きな破裂音や一瞬の火花を伴う
場合がある。このような障害に対応して電源ユニットで
は、安全規格に基づく設計等で火災の原因にならない設
計がなされている。
【0003】しかしながら、従来の電源ユニットでは、
スイッチング用MOSFETは電源ユニット内部で剥き
出しの状態のために、大きな破裂音がコンピュータのユ
ーザの耳へ届いたり、一瞬発生する火花がコンピュータ
の外部に漏れてユーザの目に入ることにより不安に陥ら
せることがあるという問題点があった。昨今の製造物責
任への関心の高まりから、実際に火災のような事故に発
展しなくても、このようなモードの故障がユーザの不満
へとつながり、大きな問題につながる場合も多かった。
【0004】図3は従来タイプのヒートシンクの斜視図
である。図3に示すヒートシンクは、板状のアルミ板2
にフィン1が付いた形状をしている。半導体部品の背面
部分をアルミ板に接続することにより半導体部品の発熱
をヒートシンクに逃がすことにより冷却を行っている。
なお、図3において、PCBはプリント基板(Prin
ted Circuit Board)を示している。
【0005】具体的には、板状の部分にスイッチング用
MOSFET3等の半導体部品を接続して、半導体部品
で発生する熱を放熱するのが通例である。このため、電
源ユニットで使用されるような場合、電源ユニット内部
で半導体部品自体は剥き出しの状態で実装されることと
なる。電源ユニットは空冷が必要となるため電源ユニッ
ト筐体でも通気口を持ち、また、コンピュータの外部に
面した位置に実装されるので、半導体部品は遮蔽するも
のがない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電源ユニットでは、電源ユニット筐体でも空冷用の通気
口を持ち、コンピュータの外部に面した位置に実装され
るので、半導体部品を遮蔽するものがない。このため、
半導体が破裂して故障する場合に、その破裂音は直接外
部に漏れることになりシステムを使用しているユーザに
大きな不安を与えるという問題点があった。また、故障
のモードによっては閃光、異臭、発煙等が伴うことがあ
り、これらもユーザへ不安を与えるという問題点もあっ
た。
【0007】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、半導体部品の故障
時の破裂音の電源ユニットの外部への漏れを最小限に抑
えることができ、また、半導体部品の故障時に発生する
可能性のある閃光や異臭、発煙等の電源ユニットの外部
への漏れを抑えることができるヒートシンク及びこれを
用いた電源ユニットを提供する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に記
載の発明の要旨は、電源ユニットを構成する半導体部品
の周囲を完全に囲い込むような箱体形状のヒートシンク
において、前記半導体部品の背面を前記箱体の内壁側に
接続するとともに、当該半導体部品が破裂障害となった
場合に破裂音が反響しないように、難燃素材でできた消
音のためのシートを当該箱体の内壁側に貼付した構造
有することを特徴とするヒートシンクに存する。また、
この発明の請求項2に記載の発明の要旨は、電源ユニッ
トを構成する部品の中で故障時に破裂音を生じる半導体
部品の周囲を完全に囲い込んで、当該電源ユニットの外
部から当該半導体部品を隔離するような箱体形状のヒー
トシンクにおいて、 前記半導体部品の背面を前記箱体
の内壁側に接続するとともに、当該半導体部品が破裂障
害となった場合に破裂音が反響しないように、難燃素材
でできた消音のためのシートを当該箱体の内壁側に貼付
した構造を有することを特徴とするヒートシンクに存す
る。また、この発明の請求項3に記載の発明の要旨は、
電源ユニットを構成する部品の中で故障時に破裂音を生
じる半導体部品を密閉状態で完全に囲い込んで、当該電
源ユニットの外部から当該半導体部品を隔離するような
箱体形状のヒートシンクにおいて、前記半導体部品の背
面を前記箱体の内壁側に接続するとともに、当該半導体
部品が破裂障害となった場合に破裂音が反響しないよう
に、難燃素材でできた消音のためのシートを当該箱体の
内壁側に貼付した構造を有することを特徴とするヒート
シンクに存する。また、この発明の請求項4に記載の発
明の要旨は、前記半導体部品の背面部分を箱体の内壁側
に接続することで、当該半導体部品の冷却を行うことを
特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のヒー
トシンクに存する。また、この発明の請求項5に記載の
発明の要旨は、前記半導体部品を前記箱体の内壁側で接
続した状態で、プリント基板に密着することにより、当
該半導体部品を当該箱体内部に密閉した状態で納置する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載
のヒートシンクに存する。また、この発明の請求項6に
記載の発明の要旨は、前記箱体の側壁のうち少なくとも
1つの側壁に、難燃素材の透明な板を用いた構造を有す
ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記
載のヒートシンクに存する。また、この発明の請求項7
に記載の発明の要旨は、電源を構成する半導体部品の周
囲を完全に囲い込むような箱体形状のヒートシンクを有
する電源ユニットにおいて、 前記半導体部品の背面を
前記箱体の内壁側に接続するとともに、当該半導体部品
が破裂障害となった場合に破裂音が反響しないように、
難燃素材でできた消音のためのシートを当該箱体の内壁
側に貼付した構造を有することを特徴とする電源ユニッ
に存する。また、この発明の請求項8に記載の発明の
要旨は、電源を構成する部品の中で故障時に破裂音を生
じる半導体部品の周囲を完全に囲い込んで、当該電源の
外部から当該半導体部品を隔離するような箱体形状のヒ
ートシンクを有する電源ユニットにおいて、 前記半導
体部品の背面を前記箱体の内壁側に接続するとともに、
当該半導体部品が破裂障害となった場合に破裂音が反響
しないように、難燃素材でできた消音のためのシートを
当該箱体の内壁側に貼付した構造を有することを特徴と
する電源ユニットに存する。また、この発明の請求項9
に記載の発明の要旨は、電源を構成する部品の中で故障
時に破裂音を生じる半導体部品を密閉状態で完全に囲い
込んで、当該電源の外部から当該半導体部品を隔離する
ような箱体形状のヒートシンクを有する電源ユニットに
おいて、 前記半導体部品の背面を前記箱体の内壁側に
接続するとともに、当該半導体部品が破裂障害となった
場合に破裂音が反響しないように、難燃素材でできた消
音のためのシートを当該箱体の内壁側に貼付した構造
有することを特徴とする電源ユニットに存する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、スイッチング用MOS
FETをはじめとする半導体部品の周囲を完全に囲い込
むような形状を持つことを特徴とするヒートシンク及び
これを用いた電源ユニットである。
【0010】本発明のヒートシンクは、図1に示すよう
に、箱体の外表面にフィンを設けた構造となっており、
半導体部品(例えば、スイッチング用MOSFET)の
背面部分を箱体の内壁側に接続することにより、半導体
部品(例えば、スイッチング用MOSFET)の冷却を
行っている。半導体部品(例えば、スイッチング用MO
SFET)を箱体の内壁側で接続した状態で、プリント
基板(PCB)に密着することにより、半導体部品(例
えば、スイッチング用MOSFET)をヒートシンクの
内部に密閉した状態で納置できるようになる。
【0011】従来、電源ユニットの中で高電圧・大電力
を扱うため、障害頻度が高いスイッチング用MOSFE
Tの故障時には、スイッチング用MOSFETが大きな
破裂音を伴って壊れることが多い。この時に、従来のヒ
ートシンクでは、前述したように、半導体部品(例え
ば、スイッチング用MOSFET)が剥き出しとなって
いるため、スイッチング用MOSFETの破裂音がヒー
トシンクの外部に漏れ、電源ユニットのコンピュータへ
の実装方法によっては、直接ユーザの耳元まで届くこと
となり、ユーザを不安に陥らせる可能性がある。
【0012】それに対して本発明のヒートシンク及びこ
れを用いた電源ユニットは、半導体部品(例えば、スイ
ッチング用MOSFET)を完全に囲んで密閉状態とし
外部と遮断してしまうため、スイッチング用MOSFE
Tの破裂音がヒートシンクの箱体の内部で抑えられ、ユ
ーザの耳元まで漏れる現象を最小限にできる。その結
果、無駄にユーザを不安にさせることをなくすことがで
きるようになるといった効果を奏する。以下、本発明の
実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0013】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係るヒートシンク10及び電源ユニッ
ト20を説明するための斜視図である。図1において、
3は電源ユニット20を構成するスイッチング用MOS
FET、10は本実施の形態のヒートシンク、12は箱
体、13,14,15はフィン、16はプリント基板
(PCB)、20は本実施の形態の電源ユニットを示し
ている。
【0014】図1を参照すると、本実施の形態のヒート
シンク10は、立方体のアルミニウムブロック内部をく
り抜いた形状の箱体12を備え、電源ユニット20を構
成するスイッチング用MOSFET3のような半導体部
品を当該箱体12の内壁側に実装できるような構成とな
っている。また、外部との表面積を確保した放熱用のフ
ィン13,14,15が当該箱体12の外壁側に設けら
れている。なお、半導体部品(スイッチング用MOSF
ET3)を接続できるように、当該箱体12の外壁側か
らネジ止め可能なような構造(具体的には、ネジ穴)を
フィン13,14,15に設けることも可能である。
【0015】電源ユニット20を構成する半導体部品
(スイッチング用MOSFET3)の冷却器としてヒー
トシンク10を実装する場合は、半導体部品(スイッチ
ング用MOSFET3)の背面をヒートシンク10の内
壁側に十分密着するように接続する。この時、半導体部
品(スイッチング用MOSFET3)が破裂障害となっ
た場合に破裂音が反響しないように、難燃素材でできた
消音のためのシートをヒートシンク10内壁側に貼付し
てもよい。
【0016】さらに、本実施の形態では、半導体部品
(スイッチング用MOSFET3)を密着させた状態で
取り付けたヒートシンク10をプリント基板16(PC
B)に十分密着するように取り付けることで、電源ユニ
ット20を構成する。この時、プリント基板16(PC
B)とヒートシンク10が密着するように、プリント基
板16(PCB)とヒートシンク10の密着面にコンパ
ウンド等を使用してもよい。
【0017】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。
【0018】図1を参照すると、本実施の形態では、電
源ユニット20を構成する半導体部品(スイッチング用
MOSFET3)からの熱は、ヒートシンク10の外壁
側に設けられているフィン13,14,15等に熱伝導
され、装置(例えば、コンピュータシステム、不図示)
に設けられている強制空冷手段(例えば、空冷ファン
(不図示))によってフィン13,14,15を介して
空気中に放熱される。このため、放熱用に十分な表面積
がフィン13,14,15等によりヒートシンク10に
確保されていれば、半導体部品(スイッチング用MOS
FET3)の冷却上問題は発生しない。同時に、半導体
部品(スイッチング用MOSFET3)は、冷却上の問
題なく、プリント基板16(PCB)及びヒートシンク
10により、電源ユニット20の外部から遮断できる。
【0019】一方、半導体部品(スイッチング用MOS
FET3)に故障が発生したとき、故障モードによって
は半導体部品(スイッチング用MOSFET3)が大き
な破裂音をたてて、半導体部品(スイッチング用MOS
FET3)のモールド部分や素子部分を破損してしまう
場合がある。また、場合によっては破裂に伴い閃光を発
する場合もある。本実施の形態では、このような問題点
を解決するために、半導体部品(スイッチング用MOS
FET3)をプリント基板16(PCB)とヒートシン
ク10を用いて密閉している。このため、半導体部品
(スイッチング用MOSFET3)からの破裂音はヒー
トシンク10により防音されるので、電源ユニット20
の外部への漏れを低減できる。同様に、半導体部品(ス
イッチング用MOSFET3)からの閃光も、電源ユニ
ット20の外部へ漏れることはない。
【0020】以上説明したように本実施の形態は、スイ
ッチング用MOSFET3をはじめとする半導体部品の
周囲を完全に囲い込むような形状を持つことを特徴とす
るヒートシンク10及びこれを用いた電源ユニット20
である。
【0021】また、本実施の形態のヒートシンク10
は、図1に示すように、箱体12の外表面にフィン1
3,14,15を設けた構造となっており、電源ユニッ
ト20を構成する半導体部品(スイッチング用MOSF
ET3)の背面部分を箱体12の内壁側に接続すること
により、半導体部品(スイッチング用MOSFET3)
の冷却を行っている。半導体部品(スイッチング用MO
SFET3)を箱体12の内壁側で接続した状態で、プ
リント基板16(PCB)に密着することにより、半導
体部品(スイッチング用MOSFET3)をヒートシン
ク10の内部に密閉した状態で納置できるようになる。
【0022】従来、電源ユニット20の中で高電圧・大
電力を扱うため、障害頻度が高いスイッチング用MOS
FET3の故障時には、スイッチング用MOSFET3
が大きな破裂音を伴って壊れることが多い。この時に、
従来のヒートシンク10では、前述したように、半導体
部品(スイッチング用MOSFET3)が剥き出しとな
っているため、スイッチング用MOSFET3の破裂音
がヒートシンク10の外部に漏れるため、電源ユニット
20のコンピュータへの実装方法によっては、直接ユー
ザの耳元まで届くこととなり、ユーザを不安に陥らせる
可能性がある。
【0023】それに対して本実施の形態のヒートシンク
10及びこれを用いた電源ユニット20は、半導体部品
(スイッチング用MOSFET3)を完全に囲んで密閉
状態とし外部と遮断してしまうため、スイッチング用M
OSFET3の破裂音がヒートシンク10の箱体12の
内部で抑えられ、ユーザの耳元まで漏れる現象を最小限
にできる。その結果、無駄にユーザを不安にさせること
をなくすことができるようになるといった効果を奏す
る。
【0024】(第2の実施の形態)以下、本発明の第2
の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、
上記第1の実施の形態において既に記述したものと同一
の部分については、同一符号を付し、重複した説明は省
略する。図2は、本発明の第2の実施の形態に係るヒー
トシンク30及び電源ユニット40を説明するための斜
視図である。図2において、30は本実施の形態のヒー
トシンク、18は難燃性透明板、40は本実施の形態の
電源ユニットを示している。
【0025】上記第1の実施の形態ではアルミニウム製
のヒートシンク10により密閉されているため半導体部
品(スイッチング用MOSFET3)を直接確認するこ
とができない。これに対して本実施の形態のヒートシン
ク30では、冷却上問題ないという条件で、図2に示す
ように、ヒートシンク30の側壁のうち少なくとも1つ
の側壁に、難燃素材の透明な板(難燃性透明板18)を
用いた構造としている点に特徴を有している。これによ
り、電源ユニット40を構成する半導体部品(スイッチ
ング用MOSFET3)の状況を確認できるようになる
といった効果を奏する。
【0026】以上説明したように第2の実施の形態によ
れば、上記第1の実施の形態と同様の効果を奏する。す
なわち、電源ユニット40を構成する半導体部品(スイ
ッチング用MOSFET3)がヒートシンク30、プリ
ント基板16(PCB)により完全に密閉されるため、
万が一、半導体部品(スイッチング用MOSFET3)
の故障時の破裂音が発生しても、ヒートシンク30が防
音の役割を果たすので、半導体部品(スイッチング用M
OSFET3)の破裂音の電源ユニット40の外部への
漏れを最小限に抑えることができ、ユーザへの不安を低
減できるようになるといった効果を奏する。また、半導
体部品(スイッチング用MOSFET3)の故障時に発
生する可能性のある閃光や異臭、発煙等の電源ユニット
40の外部への漏れも同様に抑えることができ、その結
果、ユーザへの不安を低減することができるようにな
る。
【0027】なお、本発明が上記各実施の形態に限定さ
れず、本発明の技術思想の範囲内において、上記各実施
の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また上
記構成部材の数、位置、形状等は上記各実施の形態に限
定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状
等にすることができる。また、各図において、同一構成
要素には同一符号を付している。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、半
導体部品(スイッチング用MOSFET)はヒートシン
ク、プリント基板(PCB)により完全に密閉される。
このため、万が一、半導体部品(スイッチング用MOS
FET)の故障時の破裂音が発生しても、ヒートシンク
が防音の役割を果たすので、半導体部品(スイッチング
用MOSFET)の破裂音の電源ユニットの外部への漏
れを最小限に抑えることができ、ユーザへの不安を低減
できるようになるといった効果を奏する。また、半導体
部品(スイッチング用MOSFET)の故障時に発生す
る可能性のある閃光や異臭、発煙等の電源ユニットの外
部への漏れも同様に抑えることができ、その結果、ユー
ザへの不安を低減することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るヒートシンク
及びこれを用いた電源ユニットを説明するための斜視図
である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係るヒートシンク
及びこれを用いた電源ユニットを説明するための斜視図
である。
【図3】従来タイプのヒートシンクの斜視図である。
【符号の説明】
3…スイッチング用MOSFET 10,30…ヒートシンク 12…箱体 13,14,15…フィン 16…プリント基板 18…難燃性透明板 20,40…電源ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 23/36 - 23/367 H05K 7/20

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源ユニットを構成する半導体部品の周囲
    を完全に囲い込むような箱体形状のヒートシンクにおい
    て、前記半導体部品の背面を前記箱体の内壁側に接続す
    るとともに、当該半導体部品が破裂障害となった場合に
    破裂音が反響しないように、難燃素材でできた消音のた
    めのシートを当該箱体の内壁側に貼付した構造を有する
    ことを特徴とするヒートシンク。
  2. 【請求項2】電源ユニットを構成する部品の中で故障時
    に破裂音を生じる半導体部品の周囲を完全に囲い込ん
    で、当該電源ユニットの外部から当該半導体部品を隔離
    するような箱体形状のヒートシンクにおいて、前記半導
    体部品の背面を前記箱体の内壁側に接続するとともに、
    当該半導体部品が破裂障害となった場合に破裂音が反響
    しないように、難燃素材でできた消音のためのシートを
    当該箱体の内壁側に貼付した構造を有することを特徴と
    するヒートシンク。
  3. 【請求項3】電源ユニットを構成する部品の中で故障時
    に破裂音を生じる半導体部品を密閉状態で完全に囲い込
    んで、当該電源ユニットの外部から当該半導体部品を隔
    離するような箱体形状のヒートシンクにおいて、 前記
    半導体部品の背面を前記箱体の内壁側に接続するととも
    に、当該半導体部品が破裂障害となった場合に破裂音が
    反響しないように、難燃素材でできた消音のためのシー
    トを当該箱体の内壁側に貼付した構造を有することを特
    徴とするヒートシンク。
  4. 【請求項4】前記半導体部品の背面部分を箱体の内壁側
    に接続することで、当該半導体部品の冷却を行うことを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のヒー
    トシンク。
  5. 【請求項5】前記半導体部品を前記箱体の内壁側で接続
    した状態で、プリント基板に密着することにより、当該
    半導体部品を当該箱体内部に密閉した状態で納置するこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    ヒートシンク。
  6. 【請求項6】前記箱体の側壁のうち少なくとも1つの側
    壁に、難燃素材の透明な板を用いた構造を有することを
    特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載のヒー
    トシンク。
  7. 【請求項7】電源を構成する半導体部品の周囲を完全に
    囲い込むような箱体形状のヒートシンクを有する電源ユ
    ニットにおいて、 前記半導体部品の背面を前記箱体の
    内壁側に接続するとともに、当該半導体部品が破裂障害
    となった場合に破裂音が反響しないように、難燃素材で
    できた消音のためのシートを当該箱体の内壁側に貼付し
    た構造を有することを特徴とする電源ユニット
  8. 【請求項8】電源を構成する部品の中で故障時に破裂音
    を生じる半導体部品の周囲を完全に囲い込んで、当該電
    源の外部から当該半導体部品を隔離するような箱体形状
    のヒートシンクを有する電源ユニットにおいて、 前記
    半導体部品の背面を前記箱体の内壁側に接続するととも
    に、当該半導体部品が破裂障害となった場合に破裂音が
    反響しないように、難燃素材でできた消音のためのシー
    トを当該箱体の内壁側に貼付した構造を有することを特
    徴とする電源ユニット
  9. 【請求項9】電源を構成する部品の中で故障時に破裂音
    を生じる半導体部品を密閉状態で完全に囲い込んで、当
    該電源の外部から当該半導体部品を隔離するような箱体
    形状のヒートシンクを有する電源ユニットにおいて、
    前記半導体部品の背面を前記箱体の内壁側に接続すると
    ともに、当該半導体部品が破裂障害となった場合に破裂
    音が反響しないように、難燃素材でできた消音のための
    シートを当該箱体の内壁側に貼付した構造を有すること
    を特徴とする電源ユニット
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